光情報記録媒体
【課題】基板の変形を抑制し、歩留まりを向上する、光情報記録媒体を提供する。
【解決手段】本発明による光情報記録媒体は、第1基板と、前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、を備える。前記第1硬質層は、二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた誘電体材料またはラッカーから構成される。
【解決手段】本発明による光情報記録媒体は、第1基板と、前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、を備える。前記第1硬質層は、二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた誘電体材料またはラッカーから構成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光情報記録媒体に関し、特に基板の変形を抑制する光情報記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、デジタルビデオディスクDVDは、外観として、片面単層(single side single layer)、両面単層(dual side single layer)、片面2層(single side dual layer)、両面2層(dual side dual layer)と四つの種類に分けられる。
【0003】
図1は、従来の光情報記録媒体を示す断面図である。図1に示す光情報記録媒体1は、片面単層のディスクであり、第1基板11と、第1基板11上に設けられた第1記録層121と第1記録層121に設けられた第1反射層122とを有する第1記録積層体12と、第2基板13と、を備える。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1反射層122は、一般に、スパッタリング(Sputtering)または蒸着(Evaporation)によって形成される。しかし、ポリカーボネート(Polycarbonate)から構成された第1基板11は、スパッタリングまたは蒸着による高温に耐えず、変形が生じてしまう場合もある。
【0005】
また、片面2層のディスクを作製する工程は、2P工程(Photo-Polymerization Process、2P Process)と貼り合わせ工程(Bonding process)に分けられる。上記両工程において、上述したスパッタリングや蒸着による変形のみならず、2P工程におけるスタンパを剥離するステップでは、第1基板11がスタンパを剥離する応力に耐えず、変形が生じることもある。
【0006】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、基板の変形を抑制し、歩留まりを向上する、光情報記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る光情報記録媒体は、第1基板と、前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の光情報記録媒体によれば、第2基板の一表面に第1硬質層を設けることにより、第2基板が強化され変形しにくくなり、平坦状態を維持することができる。さらに、第1硬質層を第2基板に設けることにより、第2基板と第1基板とを結合させる際に、すでに湾曲した第1基板を平坦状態に矯正することもできる。これにより、基板の変形を抑制し、歩留まりを向上し、生産コストを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態における光情報記録媒体について説明する。
【実施例1】
【0010】
図2は、本発明の実施例1における光情報記録媒体を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体2は、片面単層のディスクを例とする。図2に示すように、光情報記録媒体2は、第1基板21と、第1基板21に設けられた第1記録積層体22と、第1記録積層体22に設けられた第2基板23と、第1硬質層24とを備える。
【0011】
第1基板21は、ポリカーボネート(PC polycarbonate)から構成される。
【0012】
第1記録積層体22は、第1記録層221と第1反射層222とを有する。第1記録層221は、スピンコーティングによって第1基板21上に形成され、第1反射層222は、スパッタリングまたは蒸着によって第1記録層221上に形成される。
【0013】
第2基板23は、ポリカーボネート(PC polycarbonate)から構成され、上表面231と、下表面232とを有する。
【0014】
第1硬質層24は、スパッタリングまた蒸着によって第2基板23の上表面231に形成される。なお、本実施例において、第1硬質層24は、誘電体材料(Dielectric materials)である二酸化シリコンから構成されるが、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコン等の誘電体から構成されてもよい。さらに、第1硬質層24は、ラッカー(Lacquer material)から構成されてもよい。ラッカーは、紫外線硬化性ラッカー(UV cured lacquer)または熱硬化性ラッカー(Thermally cured lacquer coating)から選ばれ、この場合、第1硬質層24がスピンコーティングによって第2基板23の上表面231に形成される。もちろん、第1硬質層24は、上述したスパッタリング、蒸着、スピンコーティングの他に、貼り合わせによって第2基板23の上表面231に形成することもできる。
【0015】
ここで、第1基板21は、第1反射層222のスパッタリングまたは蒸着工程で変形が生じることもあるが、第2基板23の上表面231に第1硬質層24を設けることにより、第1基板21がスパッタリングまたは蒸着によって変形が生じても、第2基板23と第1基板21を結合させることで、第1基板21の湾曲変形を矯正し、光情報記録媒体を最終的に平板状にすることができる。
【実施例2】
【0016】
本発明の光情報記録媒体は、実施例1において、片面単層のディスクを例としたが、他の規格のデジタルビデオディスクを例にすることもできる。図3は、本発明の実施例2における光情報記録媒体3を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体3は、貼り合わせ工程を経た片面2層のディスクを例とする。図3に示すように、光情報記録媒体3は、第1基板31と、第1基板31に設けられた第1記録積層体32と、下表面351を有する第2基板35と、第2基板35の下表面351に設けられた第1硬質層36とを備える。また、光情報記録媒体3は、第1記録積層体32に設けられたスペーサ層33と、スペーサ層33に設けられた第2記録積層体34とをさらに備える。
【0017】
本実施例において、第1硬質層36が第2基板35の下表面351に設けられるため、第2基板35がスパッタリングまたは蒸着工程を経ても、原状を維持し変形が生じにくい。なお、第1基板31がスパッタリングによって変形されても、第2基板35と第1基板31とを結合させることにより、第1基板31の湾曲変形を矯正することができる。
【実施例3】
【0018】
図4は、本発明の実施例3における光情報記録媒体4を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体4は、2P工程を経た片面2層のディスクを例とする。光情報記録媒体4は、その構成が実施例2における光情報記録媒体3と大体同じで、第1基板41と、第1基板41に設けられた第1記録積層体42と、上表面451と下表面452を有する第2基板45と、第2基板45の下表面452に設けられた第1硬質層46とを備える。また、光情報記録媒体4は、第1記録積層体42に設けられたスペーサ層43と、第2記録積層体44と、をさらに備える。
【0019】
なお、本実施例の光情報記録媒体4は、実施例2の光情報記録媒体3と比較すると、基板45の上表面451に設けられた第2硬質層47と、をさらに備える。第2基板45の上表面451に第2硬質層47を設け、そして第2基板45の下表面452に第1硬質層46を設けることにより、第2基板45の機械強度を増加することができる。従って、第2基板45は、スパッタリングまたは蒸着工程に耐えるのみならず、スタンパを剥離するステップで受けた外力にも耐えられ、平坦状態を維持することができる。
【0020】
すなわち、本発明は、実際の状況に応じて、第2基板の一表面に第1硬質層を設けることができるが、第2基板の上表面と下表面にそれぞれ第1硬質層と第2硬質層を設けることもできる。
【0021】
以上、本発明の実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】従来の光情報記録媒体を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1における光情報記録媒体を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2における光情報記録媒体を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例3における光情報記録媒体を示す断面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 光情報記録媒体
11 第1基板
12 第1記録積層体
121 第1記録層
122 第1反射層
13 第2基板
2 光情報記録媒体
21 第1基板
22 第1記録積層体
221 第1記録層
222 第1反射層
23 第2基板
231 第2基板の上表面
232 第2基板の下表面
24 第1硬質層
3 光情報記録媒体
31 第1基板
32 第1記録積層体
33 スペーサ層
34 第2記録積層体
35 第2基板
351 第2基板の下表面
36 第1硬質層
4 光情報記録媒体
41 第1基板
42 第1記録積層体
43 スペーサ層
44 第2記録積層体
45 第2基板
451 第2基板の上表面
452 第2基板の下表面
46 第1硬質層
47 第2硬質層
【技術分野】
【0001】
本発明は、光情報記録媒体に関し、特に基板の変形を抑制する光情報記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、デジタルビデオディスクDVDは、外観として、片面単層(single side single layer)、両面単層(dual side single layer)、片面2層(single side dual layer)、両面2層(dual side dual layer)と四つの種類に分けられる。
【0003】
図1は、従来の光情報記録媒体を示す断面図である。図1に示す光情報記録媒体1は、片面単層のディスクであり、第1基板11と、第1基板11上に設けられた第1記録層121と第1記録層121に設けられた第1反射層122とを有する第1記録積層体12と、第2基板13と、を備える。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1反射層122は、一般に、スパッタリング(Sputtering)または蒸着(Evaporation)によって形成される。しかし、ポリカーボネート(Polycarbonate)から構成された第1基板11は、スパッタリングまたは蒸着による高温に耐えず、変形が生じてしまう場合もある。
【0005】
また、片面2層のディスクを作製する工程は、2P工程(Photo-Polymerization Process、2P Process)と貼り合わせ工程(Bonding process)に分けられる。上記両工程において、上述したスパッタリングや蒸着による変形のみならず、2P工程におけるスタンパを剥離するステップでは、第1基板11がスタンパを剥離する応力に耐えず、変形が生じることもある。
【0006】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、基板の変形を抑制し、歩留まりを向上する、光情報記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る光情報記録媒体は、第1基板と、前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の光情報記録媒体によれば、第2基板の一表面に第1硬質層を設けることにより、第2基板が強化され変形しにくくなり、平坦状態を維持することができる。さらに、第1硬質層を第2基板に設けることにより、第2基板と第1基板とを結合させる際に、すでに湾曲した第1基板を平坦状態に矯正することもできる。これにより、基板の変形を抑制し、歩留まりを向上し、生産コストを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態における光情報記録媒体について説明する。
【実施例1】
【0010】
図2は、本発明の実施例1における光情報記録媒体を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体2は、片面単層のディスクを例とする。図2に示すように、光情報記録媒体2は、第1基板21と、第1基板21に設けられた第1記録積層体22と、第1記録積層体22に設けられた第2基板23と、第1硬質層24とを備える。
【0011】
第1基板21は、ポリカーボネート(PC polycarbonate)から構成される。
【0012】
第1記録積層体22は、第1記録層221と第1反射層222とを有する。第1記録層221は、スピンコーティングによって第1基板21上に形成され、第1反射層222は、スパッタリングまたは蒸着によって第1記録層221上に形成される。
【0013】
第2基板23は、ポリカーボネート(PC polycarbonate)から構成され、上表面231と、下表面232とを有する。
【0014】
第1硬質層24は、スパッタリングまた蒸着によって第2基板23の上表面231に形成される。なお、本実施例において、第1硬質層24は、誘電体材料(Dielectric materials)である二酸化シリコンから構成されるが、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコン等の誘電体から構成されてもよい。さらに、第1硬質層24は、ラッカー(Lacquer material)から構成されてもよい。ラッカーは、紫外線硬化性ラッカー(UV cured lacquer)または熱硬化性ラッカー(Thermally cured lacquer coating)から選ばれ、この場合、第1硬質層24がスピンコーティングによって第2基板23の上表面231に形成される。もちろん、第1硬質層24は、上述したスパッタリング、蒸着、スピンコーティングの他に、貼り合わせによって第2基板23の上表面231に形成することもできる。
【0015】
ここで、第1基板21は、第1反射層222のスパッタリングまたは蒸着工程で変形が生じることもあるが、第2基板23の上表面231に第1硬質層24を設けることにより、第1基板21がスパッタリングまたは蒸着によって変形が生じても、第2基板23と第1基板21を結合させることで、第1基板21の湾曲変形を矯正し、光情報記録媒体を最終的に平板状にすることができる。
【実施例2】
【0016】
本発明の光情報記録媒体は、実施例1において、片面単層のディスクを例としたが、他の規格のデジタルビデオディスクを例にすることもできる。図3は、本発明の実施例2における光情報記録媒体3を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体3は、貼り合わせ工程を経た片面2層のディスクを例とする。図3に示すように、光情報記録媒体3は、第1基板31と、第1基板31に設けられた第1記録積層体32と、下表面351を有する第2基板35と、第2基板35の下表面351に設けられた第1硬質層36とを備える。また、光情報記録媒体3は、第1記録積層体32に設けられたスペーサ層33と、スペーサ層33に設けられた第2記録積層体34とをさらに備える。
【0017】
本実施例において、第1硬質層36が第2基板35の下表面351に設けられるため、第2基板35がスパッタリングまたは蒸着工程を経ても、原状を維持し変形が生じにくい。なお、第1基板31がスパッタリングによって変形されても、第2基板35と第1基板31とを結合させることにより、第1基板31の湾曲変形を矯正することができる。
【実施例3】
【0018】
図4は、本発明の実施例3における光情報記録媒体4を示す断面図である。本実施例において、光情報記録媒体4は、2P工程を経た片面2層のディスクを例とする。光情報記録媒体4は、その構成が実施例2における光情報記録媒体3と大体同じで、第1基板41と、第1基板41に設けられた第1記録積層体42と、上表面451と下表面452を有する第2基板45と、第2基板45の下表面452に設けられた第1硬質層46とを備える。また、光情報記録媒体4は、第1記録積層体42に設けられたスペーサ層43と、第2記録積層体44と、をさらに備える。
【0019】
なお、本実施例の光情報記録媒体4は、実施例2の光情報記録媒体3と比較すると、基板45の上表面451に設けられた第2硬質層47と、をさらに備える。第2基板45の上表面451に第2硬質層47を設け、そして第2基板45の下表面452に第1硬質層46を設けることにより、第2基板45の機械強度を増加することができる。従って、第2基板45は、スパッタリングまたは蒸着工程に耐えるのみならず、スタンパを剥離するステップで受けた外力にも耐えられ、平坦状態を維持することができる。
【0020】
すなわち、本発明は、実際の状況に応じて、第2基板の一表面に第1硬質層を設けることができるが、第2基板の上表面と下表面にそれぞれ第1硬質層と第2硬質層を設けることもできる。
【0021】
以上、本発明の実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】従来の光情報記録媒体を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1における光情報記録媒体を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2における光情報記録媒体を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例3における光情報記録媒体を示す断面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 光情報記録媒体
11 第1基板
12 第1記録積層体
121 第1記録層
122 第1反射層
13 第2基板
2 光情報記録媒体
21 第1基板
22 第1記録積層体
221 第1記録層
222 第1反射層
23 第2基板
231 第2基板の上表面
232 第2基板の下表面
24 第1硬質層
3 光情報記録媒体
31 第1基板
32 第1記録積層体
33 スペーサ層
34 第2記録積層体
35 第2基板
351 第2基板の下表面
36 第1硬質層
4 光情報記録媒体
41 第1基板
42 第1記録積層体
43 スペーサ層
44 第2記録積層体
45 第2基板
451 第2基板の上表面
452 第2基板の下表面
46 第1硬質層
47 第2硬質層
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1基板と、
前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、
前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、
前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、
を備える、ことを特徴とする光情報記録媒体。
【請求項2】
前記第1硬質層は、誘電体材料から構成され、前記誘電体材料が二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた一つである、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項3】
前記第1硬質層は、紫外線硬化性ラッカーまたは熱硬化性ラッカーであるラッカーから構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項4】
前記第1硬質層は、前記第2基板と前記第1記録積層体との間に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項5】
前記第1記録積層体と前記第2基板との間に設けられた第2記録積層体と、をさらに設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項6】
前記第2基板が前記第1硬質層に対向する別の表面に設けられた第2硬質層と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項7】
前記第2硬質層は、誘電体材料から構成され、前記誘電体材料が二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた一つである、ことを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体。
【請求項8】
前記第2硬質層は、紫外線硬化性ラッカーまたは熱硬化性ラッカーであるラッカーから構成される、ことを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体。
【請求項1】
第1基板と、
前記第1基板上に設けられた第1記録積層体と、
前記第1記録積層体上に設けられた第2基板と、
前記第2基板の一表面に設けられた第1硬質層と、
を備える、ことを特徴とする光情報記録媒体。
【請求項2】
前記第1硬質層は、誘電体材料から構成され、前記誘電体材料が二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた一つである、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項3】
前記第1硬質層は、紫外線硬化性ラッカーまたは熱硬化性ラッカーであるラッカーから構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項4】
前記第1硬質層は、前記第2基板と前記第1記録積層体との間に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項5】
前記第1記録積層体と前記第2基板との間に設けられた第2記録積層体と、をさらに設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項6】
前記第2基板が前記第1硬質層に対向する別の表面に設けられた第2硬質層と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
【請求項7】
前記第2硬質層は、誘電体材料から構成され、前記誘電体材料が二酸化シリコン、炭化珪素、窒化珪素、及び硫化亜鉛−二酸化シリコンのグループから選ばれた一つである、ことを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体。
【請求項8】
前記第2硬質層は、紫外線硬化性ラッカーまたは熱硬化性ラッカーであるラッカーから構成される、ことを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公開番号】特開2006−294232(P2006−294232A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−110767(P2006−110767)
【出願日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(503134468)精▲てぃえ▼科技股▲分▼有限公司 (10)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(503134468)精▲てぃえ▼科技股▲分▼有限公司 (10)
【Fターム(参考)】
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