説明

免疫系調節エンドペプチターゼ活性アッセイ

本明細書は、組成物を誘導するSNAP−25免疫反応、BoNT/A開裂部位切断可能結合のP残基にカルボキシル末端を有するSNAP−25を含むエピトープに選択的に結合するα−SNAP−25抗体の作成方法、BoNT/A開裂部位切断可能結合のP残基にカルボキシル末端を有するSNAP−25を含むエピトープに選択的に結合するα−SNAP−25抗体、再標的化エンドペプチダーゼ活性の検出方法、及び中和α−再標的化エンドペプチダーゼ抗体の検出方法を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a.確立された細胞株由来の細胞を再標的化エンドペプチダーゼを含む試料を用いて処理すること、ここで該確立された細胞株由来の細胞は、約500pM以下の再標的化エンドペプチダーゼによる再標的化エンドペプチダーゼ活性に感受性である;
b.前記処理した細胞から、BoNT/A切断部位切断可能結合のカルボキシル末端グルタミンを有するSNAP−25開裂産物を含むSNAP−25成分を単離すること;
c.前記SNAP−25成分を、固相担体に結合させたα−SNAP−25抗体に接触させる工程であって、ここで前記α−SNAP−25抗体はSNAP−25開裂産物由来のBoNT/A切断部位切断可能結合のカルボキシル末端グルタミンを含むエピトープに結合し、前記α−SNAP−25抗体はSNAP−25開裂産物由来のBoNT/A切断部位切断可能結合のカルボキシル末端グルタミンを含まないSNAP−25のエピトープに対して1x10−1−1−1未満の結合速度定数を有し、かつ、α−SNAP−25抗体は前記エピトープに対して0.450nM未満の平衡解離定数を有すること;
d.前記α−SNAP−25抗体、及び前記BoNT/A切断部位切断可能結合由来のカルボキシル末端グルタミンを有する前記SNAP−25開裂産物を含む抗体−抗原複合体の存在を検出すること、ここで該抗体−抗原複合体による検出が、再標的化エンドペプチダーゼの活性を示す、
を含む、再標的化エンドペプチダーゼ活性を検出する方法。
【請求項2】
前記SNAP−25開裂産物がSNAP−25197である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記抗体−抗原複合体の存在がサンドイッチELISAを用いて検出される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法が、少なくとも3:1の下側の漸近線でのシグナル対ノイズ比、及び少なくとも10:1の上側の漸近線でのシグナル対ノイズ比を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記試料が最大で100pMの再標的化エンドペプチダーゼを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
確立された細胞株由来の前記細胞が、約100pM未満の再標的化エンドペプチダーゼよるエキソサイトーシスの再標的化エンドペプチダーゼ阻害を受けやすい、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が単体様式(singleplex)又は多重様式(multiplex)で実施される、請求項1に記載の方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【公表番号】特表2012−520470(P2012−520470A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554260(P2011−554260)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027244
【国際公開番号】WO2010/105236
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(591018268)アラーガン、インコーポレイテッド (293)
【氏名又は名称原語表記】ALLERGAN,INCORPORATED
【Fターム(参考)】