説明

冷却装置

【課題】吹き込み口が存在しない隙間領域等を含め、内壁に排ガス中に含まれるスケールバインダーが接触することによるハードスケールの成長を防止でき、排ガス流が内壁近傍に偏在する場合であっても、ハードスケールの成長を防止でき、必要以上に大型化することもなく、簡便な構造の冷却装置を提供する。
【解決手段】焼却炉または溶融炉で発生した高温の排ガスをダクト(1)内にて流通させつつ冷却する冷却装置において、上記ダクトに、冷却空気を当該ダクトの周方向に内壁に沿って吹き込むことにより中心軸回りに当該冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズル(11)と、当該旋回ノズルよりも上記排ガスの流通方向の下流側に、上記排ガスの流通方向に対して冷却空気を直交方向に吹き込む直交ノズル(12)とを設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、バイオマス燃料を用いた焼却炉や焼却灰を溶融処理する溶融炉にて発生する高温の排ガスを冷却する冷却装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
焼却炉から排出される排ガスは、冷却装置にて冷却されて、焼却灰やスケールバインダーを分離回収した上で外部に排出される。その際、冷却装置では、排ガス中に含まれる硫酸塩や塩化物からなる微小な液滴状の化合物であるスケールバインダーを冷却固化するとともに、ダイオキシン合成温度領域でのガス滞留を防ぐことで、それぞれ灰の付着性の低減による灰ハンドリング性の向上ならびにダイオキシンなどの発生を抑制している。
【0003】
特に、焼却炉の燃料としてバイオマス燃料を用いると、図6に示すように、排ガスに含まれるスケールバインダーとダストとが結合して排ガスを後段の装置に導く煙道内壁あるいは冷却装置の内壁に付着し、冷却・固化されることにより蓄積してハードスケールが急速に成長してしまう。従って、排ガスは、上記煙道内壁や冷却装置の内壁にて冷却されると、煙道内壁や冷却装置の内壁の閉塞を引き起こして焼却炉全体の操業を不安定にし、焼却炉の長期連続運転をも困難にし、ハードスケールの除去作業も頻繁に行わなければならないなど利便性をも悪化させる。
【0004】
また、焼却炉から分離回収された焼却灰を溶融処理する溶融炉から排出される排ガスも、同様に上記煙道内壁や冷却装置の内壁において冷却されるため、内壁に成長するハードスケールによって冷却装置の閉塞を引き起こしうる。
【0005】
これに対して、図7に示すように、焼却炉から排ガスダクト60を通じて導入される排ガスを、ダクト60の周りに外管61を配置することにより形成される外環部の冷却空気導入口62から流入した冷却空気の旋回流によって、ガス混合室65にて瞬時に冷却する冷却装置が提案されている(特許文献1参照)。この冷却装置によって、冷却された排ガスがガス混合室65の排出口66から下流側の装置へと排出されるため、上述のハードスケールの成長を抑制することができる。
【0006】
しかしながら、この冷却装置は、排ガスと冷却空気の旋回流とが混合されるガス混合室65を有する必要があって装置全体が大型化するだけでなく、混合室65内に冷却空気の旋回流によって排ガス中のスケールバインダー等が飛散した場合にハードスケールの成長を防止することができない。さらには、ダクト60の周りに外管61を配置する二重管構造を有し、ダクト60内の排ガスとダクト60外方の冷却空気とによってダクト60が熱歪みによる劣化を生じやすく、メンテナンスなども煩雑であり、実用的でない。
【0007】
そこで、ダクト7に、図8に示すように排ガスに対して冷却空気を直交方向に吹き込む直交ノズル81と、その下流側に冷却空気をダクト7の周方向に吹き込みダクト7の中心軸周りに冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズル82とを設けた冷却装置も提案されている(特許文献2参照)。この冷却装置8によれば、必要以上に装置全体が大型化することもなく、直交ノズル81や旋回ノズル82から吹きこまれる冷却空気により排ガスが冷却されるため、上述のハードスケールの成長の抑制効果を期待できる。
【0008】
ところが、旋回ノズル82の設置場所やその下流側のダクト7の内壁においては、低温空気層が形成されてハードスケールの成長が防止されるものの、直交ノズル81の設置場所やその上流側のダクト7の内壁においては、ノズル81の吹き込み口が存在しない隙間領域80に排ガスが流れ込んで、スケールバインダーとダストとの結合によるハードスケールbが成長しうる。さらに、隙間領域80以外にも、ノズル81から供給される冷却空気により排ガスが攪拌されて、排ガス流が乱れることによってスケールバインダーが飛散し、ハードスケールbが成長しうる。
これに加え、排ガスが旋回流としてダクト7を流れる場合や、ダクト7の内壁近傍に偏在して流れる場合を考慮すると、排ガスの大半がダクト7の内壁に接触しながら流れるため、直交ノズル81の設置場所やその上流側のダクト7の内壁に成長するハードスケールbを防止することは、非常に困難となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2004−105866号公報
【特許文献2】特開2002−276924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、吹き込み口が存在しない隙間領域等を含め、内壁に排ガス中に含まれるスケールバインダーが接触することによるハードスケールの成長を防止でき、特に、排ガス流が内壁近傍に偏在する場合であっても、ハードスケールの成長を防止でき、必要以上に大型化することもなく、簡便な構造の冷却装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
すなわち、請求項1に記載の発明に係る冷却装置は、焼却炉または溶融炉で発生した高温の排ガスをダクト内にて流通させつつ冷却する冷却装置において、上記ダクトには、冷却空気を当該ダクトの周方向に内壁に沿って吹き込むことにより中心軸回りに当該冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズルと、当該旋回ノズルよりも上記排ガスの流通方向の下流側に、上記排ガスの流通方向に対して冷却空気を直交方向に吹き込む直交ノズルとが設けられていることを特徴としている。
【0012】
また、請求項2に記載の発明、請求項1に記載の冷却装置において、上記ダクトには、さらに上記直交ノズルの上記排ガスの流通方向の下流側に上記旋回ノズルが設けられていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の冷却装置において、上記ダクトが略円筒状に構成され、上記旋回ノズルが上記冷却空気を当該ダクトの接線方向に吹き込むことを特徴としている。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の冷却装置において、上記旋回ノズルが上記周方向に均等間隔で複数設置されていることを特徴としている。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の冷却装置において、上記直交ノズルが上記周方向に均等間隔で複数設置されていることを特徴としている。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の冷却装置において、上記ダクトは、その上流側に接続される接続配管よりも口径が大きいことを特徴としている。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の冷却装置によれば、ダクトには旋回ノズルの下流側に直交ノズルが設けられているため、旋回ノズルによって、内壁周りの外周部にダクトの中心軸を回転軸とした旋回流を生じさせて、排ガスをダクトの中央部にて下流側へと流通させつつ、直交ノズルによって、排ガスを急速に冷却することができる。
従って、直交ノズルの下流側に旋回ノズルを設けた場合と異なり、排ガスが冷却装置に流入した段階で直交ノズルの吹き込み口が存在しない隙間領域に流れ込むことにより、あるいは直交ノズルからの冷却空気が排ガスを攪拌して排ガス流が乱れることによるスケールバインダーの飛散により、スケールバインダーとダストとの結合によってハードスケールが成長してしまうことを防止できる。さらには、排ガスが冷却装置内壁近傍に、はじめから偏在して流れる場合であっても、直交ノズルの設置場所やその上流側の冷却装置内壁にハードスケールが成長することを防止できる。
【0018】
請求項2に記載の冷却装置によれば、直交ノズルの下流側にさらに旋回ノズルを設けたため、排ガスを冷却装置の流入部から流出部の全長に亘ってダクトの中央部にて流通させることができ、よって冷却装置の内壁全長にてハードスケールの成長を防止できる。さらには、冷却装置の全長に亘って排ガスを冷却してスケールバインダーを全て冷却・固化させることができるため、冷却装置の下流側の接続配管内や装置内におけるハードスケールの成長を防止できる。
【0019】
その際、上述の旋回ノズルは、請求項3に記載の発明のように、ダクトの接線方向に吹き込むように設置することによって、効果的に冷却空気による旋回流を生じさせることができ、請求項4に記載の発明のように、周方向に均等間隔で複数設置することによって、より効果的に冷却空気による旋回流を生じさせることができるとともに、より確実に排ガスをダクトの中央部にて流通させることができる。
【0020】
他方、直交ノズルは、請求項5に記載の発明のように、周方向に均等間隔で複数設置することによって、排ガスを均等に冷却することができるとともに、必要以上に排ガス流が乱れることによるスケールバインダーの飛散を防止できる。
【0021】
また、請求項6に記載の冷却装置によれば、ダクトの口径をその上流側に接続される接続配管よりも大きくすることによって、旋回ノズルから吹きこまれる冷却空気によりダクトの内壁周りに旋回流が生じやすくなり、確実にハードスケールの成長を防止できる
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る冷却装置の縦断面模式図である。
【図2】図1におけるII−II線矢視図である。
【図3】図1におけるIII−III線矢視図である。
【図4】図1におけるIV−IV線矢視図である。
【図5】冷却装置内の温度分布図であって、(a)は全体図、(b)は要部拡大図である。
【図6】内壁にハードスケールが成長して閉塞を起こしてしまった冷却装置の写真である。
【図7】冷却装置の従来例の模式図であって、(a)は縦断面模式図、(b)はI−I線矢視図である。
【図8】冷却装置の従来例の模式図であって、(a)は縦断面模式図、(b)はII−II線矢視図、(c)はIII−III線矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明に係る冷却装置について、図1〜図4を用いて説明する。
【0024】
本実施形態に係る冷却装置は、焼却炉の下流の接続配管2に連結されたダクト1によって構成されている。このダクト1は、接続配管2よりも大きい口径の円筒状に形成されて接続配管2との間に口径ギャップaを有し、接続配管2側の流入部から流出部に向けて排ガスを流通可能に設けられている。
【0025】
そして、ダクト1の接続配管2との接続部には、冷却空気をダクト1の接線方向に内壁に沿って吹き込むことにより、ダクト1の中心軸回りに冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズル11が同軸円内に均等間隔に複数本(本実施形態では4本)設けられている。また、このダクト1の旋回ノズル11の下流側には、排ガス流に対して冷却空気を直交方向に吹き込む直交ノズル12が同軸円内に均等間隔に複数本(本実施形態では8本)設けられ、この直交ノズル12の下流側にも、冷却空気をダクト1の接線方向に内壁に沿って吹き込むことにより、ダクト1の中心軸回りに冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズル13が同軸円内に均等間隔に複数本(本実施形態では4本)設けられている。
【0026】
そこで、これら複数本の旋回ノズル11を第1旋回ノズル段、複数本の直交ノズル12を第2直交ノズル段、複数本の旋回ノズル13を第3旋回ノズル段とすると、第1旋回ノズル段、第2直交ノズル段、第3旋回ノズル段は、すべてダクト1の流入部に設置されている。また、第1旋回ノズル段の旋回ノズル11と第3旋回ノズル段の旋回ノズル13とは、すべて平面視において重なる位置に設置されており、第2直交ノズル段の複数本の直交ノズル12は、平面視において第1旋回ノズル段の旋回ノズル11と重なる位置および旋回ノズル11間に位置するように設置されている。
【0027】
そして、ダクト1によって構成される冷却装置は、出口配管53を通じて下流側の装置に接続されている。
【0028】
次いで、上述の冷却装置の作用について説明する。
バイオマス燃料を用いた燃焼炉の起動とともに、冷却装置内に第1旋回ノズル段の各旋回ノズル11、第2直交ノズル段の各直交ノズル12、第3旋回ノズル段の各旋回ノズル13から冷却空気を吹き込む。その際、各ノズル11、12、13の空塔速度を、少なくとも出口配管53の排ガス温度がスケールバインダーの凝固温度以下になるように、かつ下流側の装置の受入温度が過度に低下することがないように調整する。
すると、燃焼炉から生じた排ガスは、接続配管2を通じてダクト1によって構成される冷却装置の流入部から出口配管3に向けて流通しつつ冷却され、下流側の装置に供給される。
【0029】
その際、冷却装置の流入部では、第2直交ノズル段の各直交ノズル12から冷却空気が排ガス流に対して直交方向に吹き込むとともに、第1旋回ノズル段の各旋回ノズル11、第3旋回ノズル段の各旋回ノズル13からの冷却空気による旋回流がダクト1の外周部にダクト1の中心軸回りに生じている。特に、ダクト1が接続配管2との間に口径ギャップaを有するため、排ガス流によって、第1旋回ノズル段の各旋回ノズル11から吹き込む冷却空気の旋回流が乱されることなく、安定的な冷却空気の旋回流が生じる。さらに、第3旋回ノズル段の各旋回ノズル13から吹き込む冷却空気によって冷却装置の流入部だけでなく、出口配管3に向けて全長に亘って旋回流が生じる。
【0030】
これにより、第2直交ノズル段の各直交ノズル12からの冷却空気によって排ガスの流れが乱され、スケールバインダーが飛散しつつも直接的に冷却され、かつ第1旋回ノズル段の各旋回ノズル11、第3旋回ノズル段の各旋回ノズル13からの冷却空気による旋回流によって冷却装置の内壁への飛散が防御されつつスケールバインダーが冷却・固化される。
【0031】
従って、排ガスは、図5に示すように、第1旋回ノズル段の各旋回ノズル11からの冷却空気によって、冷却装置の内壁から離間して中央部を流れ、次いで、第2直交ノズル段の各直交ノズル12からの冷却空気によって、急速に冷却されつつ冷却装置の中心部に絞られて流通する。また、第2直交ノズル段の各直交ノズル12からの冷却空気によって、一部冷却装置の中心部から外方へと飛散してしまったスケールバインダーも、第3旋回ノズル段の各旋回ノズル13からの冷却空気によって冷却装置の内壁から離間した位置で冷却・固化される。
よって、出口配管3や冷却装置の下流側の装置でのハードスケールの成長も防止される。
なお、図5は、冷却装置内の温度分布図であって、赤から青に変色するにつれて高温から低温になっていることを意味する。
【0032】
本実施形態の冷却装置によれば、第2直交ノズル段のノズル12を第1旋回ノズル段の旋回ノズル11と第3旋回ノズル段の旋回ノズル13との間に設置したため、直交ノズル12からの冷却空気によって、排ガスを急速に冷却して、排ガス中のスケールバインダーを冷却・固化でき、旋回ノズル11、13からの冷却空気によって、スケールバインダーが冷却装置の内壁に飛散することを防止できる。
【0033】
特に、第1旋回ノズル段の下流側に第2直交ノズル段を設置したため、第1旋回ノズル段のノズル11からの冷却空気によって排ガス流が形成されたところに第2直交ノズル段のノズル12からの冷却空気が吹き込まれるため、排ガスは冷却装置の内壁から離間して中央部を流れ、仮に排ガスが接続配管2の内壁近傍に、はじめから偏在して流れる場合であっても、第2直交ノズル段のノズル12の設置場所やその上流側の冷却装置内壁にハードスケールが成長することを防止できる。
さらに、第2直交ノズル段のノズル12の冷却空気によって飛散してしまったスケールバインダーも、第3旋回ノズル段の旋回ノズル13からの冷却空気によって、冷却装置の内壁から離間した位置で冷却される。このため、排ガスが冷却装置の全長に亘って冷却装置の内壁に接触することを防止でき、スケールバインダーをすべて冷却・固化させてハードスケールの成長を防止できる。
【0034】
さらに、冷却装置は、接続配管2よりも大口径で口径ギャップaを有するため、排ガス流により第1旋回ノズル段のノズル11による冷却空気の旋回流が乱されることもなく、安定的な旋回流が生じるため、確実にハードスケールの成長を防止できる。
また、第2直交ノズル段の直交ノズル12を、第1旋回ノズル段、第3旋回ノズル段の旋回ノズル11、13の倍数となる本数だけ設置して、旋回ノズル11、13に重なる位置および同ノズル間に位置するように設置したため、排ガスを効果的かつ均等に冷却できる。
【0035】
なお、本発明は、上述の実施形態に何ら限定されるものでなく、例えば、ダクト1は、矩形筒状であってもよく、焼却炉または溶融炉で発生した高温の排ガスが流通可能であれば足りる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
バイオマス燃料を用いた焼却炉や焼却灰を溶融処理する溶融炉にて発生する高温の排ガスを冷却する冷却装置として利用できる。
【符号の説明】
【0037】
1 ダクト
2 接続配管
3 出口配管
11、13 旋回ノズル
12 直交ノズル
a 口径ギャップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
焼却炉または溶融炉で発生した高温の排ガスをダクト内にて流通させつつ冷却する冷却装置において、
上記ダクトには、冷却空気を当該ダクトの周方向に内壁に沿って吹き込むことにより中心軸回りに当該冷却空気の旋回流を生じさせる旋回ノズルと、当該旋回ノズルよりも上記排ガスの流通方向の下流側に、上記排ガスの流通方向に対して冷却空気を直交方向に吹き込む直交ノズルとが設けられていることを特徴とする冷却装置。
【請求項2】
上記ダクトには、さらに上記直交ノズルの上記排ガスの流通方向の下流側に上記旋回ノズルが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
上記ダクトは、略円筒状に構成され、上記旋回ノズルは、上記冷却空気を当該ダクトの接線方向に吹き込むことを特徴とする請求項1または2に記載の冷却装置。
【請求項4】
上記旋回ノズルは、上記周方向に均等間隔で複数設置されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却装置。
【請求項5】
上記直交ノズルは、上記周方向に均等間隔で複数設置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の冷却装置。
【請求項6】
上記ダクトは、その上流側に接続される接続配管よりも口径が大きいことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の冷却装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図7】
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【図8】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−249355(P2010−249355A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−96960(P2009−96960)
【出願日】平成21年4月13日(2009.4.13)
【出願人】(390004879)三菱マテリアルテクノ株式会社 (201)
【出願人】(304027279)国立大学法人 新潟大学 (310)
【Fターム(参考)】