刈払機
【課題】 本発明の課題は、エンジン刈払機を地面または床面に垂直に縦置き可能とすることにより、従来より小さな面積の場所にエンジン刈払機を置くことが可能となる。また作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を置いたり持ち上げたりすることを可能とするものである。
【解決手段】 上記課題はエンジン刈払機のエンジン後方に、エンジン回転軸方向の重心を中心としてリング状の支柱および接地パッドからなる縦置きスタンドを設け、また接地パッドの接地面にグリップ性を向上するためゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で接地面の表面が細かな凹凸状の滑り止め部を設け、また接地パッドに回動可能な可動式スパイクを設けることにより達成される。
【解決手段】 上記課題はエンジン刈払機のエンジン後方に、エンジン回転軸方向の重心を中心としてリング状の支柱および接地パッドからなる縦置きスタンドを設け、また接地パッドの接地面にグリップ性を向上するためゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で接地面の表面が細かな凹凸状の滑り止め部を設け、また接地パッドに回動可能な可動式スパイクを設けることにより達成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は，駆動源の動力により草等の切断を行う刈払機に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、この種の刈払機では、長いシャフトの一端にエンジン等の駆動源を取付け、他端に刈刃を備えたものがある。（例えば特許文献１参照）。特許文献１で開示された刈払機では、本体を置く場合、地面または床面に対し横置きにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−２８０５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１及び図１に示すような刈払機は、内燃エンジン１と刈刃４等の先端工具の間に長いシャフト２を有している。また、エンジン１のシャフト２が取り付く側と反対側には、エンジン１の始動時に使用するリコイルスタータが取付られている。このためエンジン刈払機を地面または床面に置く場合は図２のように横置きにする必要があり、保管に要する場所の一辺ｂがエンジン刈払機全長ａより大きくなっていた。またエンジン刈払機を地面に置いたり持ち上げたりする度に作業者は腰を屈めてエンジン刈払機を上げ下げする必要があり、作業者の負担となっていた。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小さな面積の場所にエンジン刈払機を置くことを可能とし、また作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を置いたり持ち上げたりすることを容易にした刈払機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明に係る刈払機は、出力軸を備えたエンジンと、前記エンジンを覆うハウジングと、前記出力軸に連結可能に設けられ、回転刃に動力を伝達可能な駆動軸と、前記駆動軸を内部に挿通する長尺状のシャフトと、前記シャフトに設けられ、作業者が把持可能なハンドルと、
前記エンジンの前記駆動軸側と反対側に設けられ、前記シャフトの軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立可能とするスタンドと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、エンジン刈払機を地面または床面に垂直に縦置き可能となり、従来より小さな面積でエンジン刈払機を置くことが可能となり、また作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を地面または床面に置いたり持ち上げたりすることができ、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】従来の内燃エンジンを搭載したエンジン刈払機の斜視図
【図２】従来のエンジン刈払機を地面または床面に置いた状態における側面図。
【図３】本発明によるエンジン刈払機の側面図。
【図４】本発明によるエンジン刈払機の後方図。
【図５】本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に縦置きした図。
【図６】本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に横置きした図。
【図７】本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンドの滑り止め部の拡大図。
【図８】本発明による可動式スパイクの後方図。
【図９】本発明による可動式スパイクの収納状態の断面図。
【図１０】本発明による可動式スパイクを引き起こした状態の断面図。
【図１１】本発明による可動式スパイクを用いてエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きした図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実地形態を添付の図１乃至図１１に沿って説明する。尚、図１は内燃エンジンを搭載したエンジン刈払機の全体図。図２は従来のエンジン刈払機を地面または床面に置いた図。図３は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンド側面図。図４は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンド後方図。 図５は本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に縦置きした図。図６は本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に横置きした図。図７は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンドの滑り止め部の拡大図。図８は本発明による可動式スパイクの後方図。図９は本発明による可動式スパイクの収納状態の断面図。図１０は本発明による可動式スパイクを引き起こした状態の断面図。図１１は本発明による可動式スパイクを用いてエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きした図である。
【００１０】
図３及び図４に示すように、内燃エンジン１の後方にエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心とするリング状の接地パッド６を設け、該接地パッド６を内燃エンジン１の後端よりスターターハンドル７が操作可能な隙間ｄ分離れた位置に固定する複数本の支柱５が設けられている。接地パッド６は、エンジン１のシャフト２と反対側に、シャフト２の軸線と垂直な平面を備えている。接地パッド６の径は、シャフト２の軸線を中心としてエンジン１の最外部より外側に位置しており、安定して接地可能な大きさとなっている。
【００１１】
また、図７に示すようにリング状の接地パッド６の接地面には、ゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で表面が細かな凹凸状となっている滑り止め８が設けられている。
【００１２】
また、図８に示すように、接地パッド６にはエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心として等角ｅ°の位置に複数の可動式スパイク９が回動自在に設けられている。可動式スパイク９は、先端が鋭角の突起により構成され、図９及び図１０に示すように可動式スパイク９には接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°にて衝止するストッパ１０が設けられている。
【００１３】
上記構成において図５に示すようにエンジン刈払機の先端工具側を上側、重量のある内燃エンジンを下側としてエンジン刈払機を垂直に立て、接地パッド６を地面または床面に接地させ縦置きにした場合に、シャフト２の軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立させることが可能となる。また、接地パット６はエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心とした円形のリング状となっているため、これにより全周方向に対し倒れ難い構造となっている。
【００１４】
また接地パッド６の地面または床面と接する面にはゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で表面が細かな凹凸状となっているため、地面または床面に対し滑り難くなっている。
【００１５】
また内燃エンジン１の後端と接地パッド６の隙間ｄ分の空間があるためスターターハンドル７を引いて内燃エンジン１を始動することが出来る。また図６に示すようにエンジン刈払機を地面または床面に対して横置きにした場合においては、内燃エンジン１が地面または床面に直接接地することなく、先に接地パッド６が地面または床面と接するため横置きスタンドとしても併用することが出来る。
【００１６】
またエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きする場合、図１０，１１に示すように収納状態の可動式スパイク９を回動させ、ストッパ１０が接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°にて衝止する位置まで引き起こした後、可動式スパイク９を柔らかな地面に突き刺して接地パッド６を地面に接地させる。このとき可動式スパイク９は接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°のため、可動式スパイク９が重心位置ｃ側に回動することなく地面に突き刺さる。
【００１７】
またエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きしない場合は、図９に示すように可動式スパイクが邪魔にならないよう折りたたみ収納状態とすることが出来る。
【００１８】
以上のような構成により、エンジン刈払機を地面または床面に垂直に縦置きすることができ、従来より小さな面積の場所にエンジン刈払機を置くことができるとともに、作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を地面または床面に置いたり持ち上げたりすることが可能となる。
【００１９】
また、可動式スパイク９を柔らかな地面に地面に突き刺し固定することで、柔らかな地面においてもエンジン刈払機をより安定して縦置きすることが可能となる。
【００２０】
また、ゴム等の柔軟性があり摩擦力の大きな材質にて地面または床面と接する面に細かな凹凸を持つ滑り止めを設けたことにより、地面または床面とのグリップ性を高めることによりエンジン刈払機の安定性をより向上させることができる。
【００２１】
以上、本発明の実施形態にういて詳述したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の範囲内で適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態ではスタンドはリング状の接地パッドを備える構成としたが、例えば扇状の接地パッドを複数備えた構成であってもよく、三又状に構成され、三点により支持されるようにしてもよい。また、スタンドは支柱により本体に固定されている構成としたが、途中で折り曲げ可能にして収納可能としても良い。このようにすれば、使用時にはスタンドを収納状態にすることができるため、作業性を向上させることができる。
【符号の説明】
【００２２】
１…内燃エンジン、２…シャフト、３…ギヤケース、４…刈刃、５…支柱、６…接地パッド、７…スターターハンドル、８…滑り止め部、９…可変式スパイク、１０…ストッパ
【技術分野】
【０００１】
本発明は，駆動源の動力により草等の切断を行う刈払機に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、この種の刈払機では、長いシャフトの一端にエンジン等の駆動源を取付け、他端に刈刃を備えたものがある。（例えば特許文献１参照）。特許文献１で開示された刈払機では、本体を置く場合、地面または床面に対し横置きにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−２８０５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１及び図１に示すような刈払機は、内燃エンジン１と刈刃４等の先端工具の間に長いシャフト２を有している。また、エンジン１のシャフト２が取り付く側と反対側には、エンジン１の始動時に使用するリコイルスタータが取付られている。このためエンジン刈払機を地面または床面に置く場合は図２のように横置きにする必要があり、保管に要する場所の一辺ｂがエンジン刈払機全長ａより大きくなっていた。またエンジン刈払機を地面に置いたり持ち上げたりする度に作業者は腰を屈めてエンジン刈払機を上げ下げする必要があり、作業者の負担となっていた。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小さな面積の場所にエンジン刈払機を置くことを可能とし、また作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を置いたり持ち上げたりすることを容易にした刈払機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明に係る刈払機は、出力軸を備えたエンジンと、前記エンジンを覆うハウジングと、前記出力軸に連結可能に設けられ、回転刃に動力を伝達可能な駆動軸と、前記駆動軸を内部に挿通する長尺状のシャフトと、前記シャフトに設けられ、作業者が把持可能なハンドルと、
前記エンジンの前記駆動軸側と反対側に設けられ、前記シャフトの軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立可能とするスタンドと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、エンジン刈払機を地面または床面に垂直に縦置き可能となり、従来より小さな面積でエンジン刈払機を置くことが可能となり、また作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を地面または床面に置いたり持ち上げたりすることができ、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】従来の内燃エンジンを搭載したエンジン刈払機の斜視図
【図２】従来のエンジン刈払機を地面または床面に置いた状態における側面図。
【図３】本発明によるエンジン刈払機の側面図。
【図４】本発明によるエンジン刈払機の後方図。
【図５】本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に縦置きした図。
【図６】本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に横置きした図。
【図７】本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンドの滑り止め部の拡大図。
【図８】本発明による可動式スパイクの後方図。
【図９】本発明による可動式スパイクの収納状態の断面図。
【図１０】本発明による可動式スパイクを引き起こした状態の断面図。
【図１１】本発明による可動式スパイクを用いてエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きした図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実地形態を添付の図１乃至図１１に沿って説明する。尚、図１は内燃エンジンを搭載したエンジン刈払機の全体図。図２は従来のエンジン刈払機を地面または床面に置いた図。図３は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンド側面図。図４は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンド後方図。 図５は本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に縦置きした図。図６は本発明によるエンジン刈払機を地面または床面に横置きした図。図７は本発明によるエンジン刈払機の縦置きスタンドの滑り止め部の拡大図。図８は本発明による可動式スパイクの後方図。図９は本発明による可動式スパイクの収納状態の断面図。図１０は本発明による可動式スパイクを引き起こした状態の断面図。図１１は本発明による可動式スパイクを用いてエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きした図である。
【００１０】
図３及び図４に示すように、内燃エンジン１の後方にエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心とするリング状の接地パッド６を設け、該接地パッド６を内燃エンジン１の後端よりスターターハンドル７が操作可能な隙間ｄ分離れた位置に固定する複数本の支柱５が設けられている。接地パッド６は、エンジン１のシャフト２と反対側に、シャフト２の軸線と垂直な平面を備えている。接地パッド６の径は、シャフト２の軸線を中心としてエンジン１の最外部より外側に位置しており、安定して接地可能な大きさとなっている。
【００１１】
また、図７に示すようにリング状の接地パッド６の接地面には、ゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で表面が細かな凹凸状となっている滑り止め８が設けられている。
【００１２】
また、図８に示すように、接地パッド６にはエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心として等角ｅ°の位置に複数の可動式スパイク９が回動自在に設けられている。可動式スパイク９は、先端が鋭角の突起により構成され、図９及び図１０に示すように可動式スパイク９には接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°にて衝止するストッパ１０が設けられている。
【００１３】
上記構成において図５に示すようにエンジン刈払機の先端工具側を上側、重量のある内燃エンジンを下側としてエンジン刈払機を垂直に立て、接地パッド６を地面または床面に接地させ縦置きにした場合に、シャフト２の軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立させることが可能となる。また、接地パット６はエンジン回転軸方向の重心位置ｃを中心とした円形のリング状となっているため、これにより全周方向に対し倒れ難い構造となっている。
【００１４】
また接地パッド６の地面または床面と接する面にはゴム等の柔軟で摩擦力のある材質で表面が細かな凹凸状となっているため、地面または床面に対し滑り難くなっている。
【００１５】
また内燃エンジン１の後端と接地パッド６の隙間ｄ分の空間があるためスターターハンドル７を引いて内燃エンジン１を始動することが出来る。また図６に示すようにエンジン刈払機を地面または床面に対して横置きにした場合においては、内燃エンジン１が地面または床面に直接接地することなく、先に接地パッド６が地面または床面と接するため横置きスタンドとしても併用することが出来る。
【００１６】
またエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きする場合、図１０，１１に示すように収納状態の可動式スパイク９を回動させ、ストッパ１０が接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°にて衝止する位置まで引き起こした後、可動式スパイク９を柔らかな地面に突き刺して接地パッド６を地面に接地させる。このとき可動式スパイク９は接地パッド６の接地面に対し９０°以上の角度ｆ°のため、可動式スパイク９が重心位置ｃ側に回動することなく地面に突き刺さる。
【００１７】
またエンジン刈払機を柔らかな地面に縦置きしない場合は、図９に示すように可動式スパイクが邪魔にならないよう折りたたみ収納状態とすることが出来る。
【００１８】
以上のような構成により、エンジン刈払機を地面または床面に垂直に縦置きすることができ、従来より小さな面積の場所にエンジン刈払機を置くことができるとともに、作業者が立ったまま腰を屈めることなくエンジン刈払機を地面または床面に置いたり持ち上げたりすることが可能となる。
【００１９】
また、可動式スパイク９を柔らかな地面に地面に突き刺し固定することで、柔らかな地面においてもエンジン刈払機をより安定して縦置きすることが可能となる。
【００２０】
また、ゴム等の柔軟性があり摩擦力の大きな材質にて地面または床面と接する面に細かな凹凸を持つ滑り止めを設けたことにより、地面または床面とのグリップ性を高めることによりエンジン刈払機の安定性をより向上させることができる。
【００２１】
以上、本発明の実施形態にういて詳述したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の範囲内で適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態ではスタンドはリング状の接地パッドを備える構成としたが、例えば扇状の接地パッドを複数備えた構成であってもよく、三又状に構成され、三点により支持されるようにしてもよい。また、スタンドは支柱により本体に固定されている構成としたが、途中で折り曲げ可能にして収納可能としても良い。このようにすれば、使用時にはスタンドを収納状態にすることができるため、作業性を向上させることができる。
【符号の説明】
【００２２】
１…内燃エンジン、２…シャフト、３…ギヤケース、４…刈刃、５…支柱、６…接地パッド、７…スターターハンドル、８…滑り止め部、９…可変式スパイク、１０…ストッパ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
出力軸を備えたエンジンと、
前記エンジンを覆うハウジングと、
前記出力軸に連結可能に設けられ、回転刃に動力を伝達可能な駆動軸と、
前記駆動軸を内部に挿通する長尺状のシャフトと、
前記シャフトに設けられ、作業者が把持可能なハンドルと、
前記エンジンの前記駆動軸側と反対側に設けられ、前記シャフトの軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立可能とするスタンドと、を備えることを特徴とする刈払機。
【請求項２】
前記スタンドは、前記出力軸の軸線方向と略垂直な平面に、連続した若しくは三点以上の接触部を有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の刈払機。
【請求項３】
前記スタンドは、前記出力軸の軸方向視において、前記出力軸から前記接触部の少なくとも一箇所までの距離が、前記ハウジングの外縁までの距離と略同じ若しくは前記出力軸の軸中心からみて外側に位置する、
ことを特徴とする請求項２に記載の刈払機。
【請求項４】
前記スタンドは、前記エンジンの出力軸を中心とするリング状の接地パッドと、前記接地パッドをエンジンに固定する支柱を備える、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項５】
前記スタンドの地面との接触部には、弾性体が付与されている、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項４のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項６】
前記スタンドの地面との接触部には、前記エンジンの駆動軸側と反対側に突出するスパイクが設けられている、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項５のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項７】
前記スパイクは収納可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項６に記載の刈払機。
【請求項８】
前記スタンドは、前記シャフトの軸線が地面に対して略水平方向を向いた状態で自立可能とする第二の接触部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項２乃至請求項７のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項１】
出力軸を備えたエンジンと、
前記エンジンを覆うハウジングと、
前記出力軸に連結可能に設けられ、回転刃に動力を伝達可能な駆動軸と、
前記駆動軸を内部に挿通する長尺状のシャフトと、
前記シャフトに設けられ、作業者が把持可能なハンドルと、
前記エンジンの前記駆動軸側と反対側に設けられ、前記シャフトの軸線が地面に対して略鉛直方向を向いた状態で自立可能とするスタンドと、を備えることを特徴とする刈払機。
【請求項２】
前記スタンドは、前記出力軸の軸線方向と略垂直な平面に、連続した若しくは三点以上の接触部を有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の刈払機。
【請求項３】
前記スタンドは、前記出力軸の軸方向視において、前記出力軸から前記接触部の少なくとも一箇所までの距離が、前記ハウジングの外縁までの距離と略同じ若しくは前記出力軸の軸中心からみて外側に位置する、
ことを特徴とする請求項２に記載の刈払機。
【請求項４】
前記スタンドは、前記エンジンの出力軸を中心とするリング状の接地パッドと、前記接地パッドをエンジンに固定する支柱を備える、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項５】
前記スタンドの地面との接触部には、弾性体が付与されている、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項４のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項６】
前記スタンドの地面との接触部には、前記エンジンの駆動軸側と反対側に突出するスパイクが設けられている、
ことを特徴とする請求項１乃至請求項５のうち何れか一項に記載の刈払機。
【請求項７】
前記スパイクは収納可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項６に記載の刈払機。
【請求項８】
前記スタンドは、前記シャフトの軸線が地面に対して略水平方向を向いた状態で自立可能とする第二の接触部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項２乃至請求項７のうち何れか一項に記載の刈払機。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【公開番号】特開２０１２−１５７２９０（Ｐ２０１２−１５７２９０Ａ）
【公開日】平成２４年８月２３日（２０１２．８．２３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１９２６７（Ｐ２０１１−１９２６７）
【出願日】平成２３年１月３１日（２０１１．１．３１）
【出願人】（０００００５０９４）日立工機株式会社 (1,861)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年８月２３日（２０１２．８．２３）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年１月３１日（２０１１．１．３１）
【出願人】（０００００５０９４）日立工機株式会社 (1,861)
【Ｆターム（参考）】
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