説明

列車の運転見合せ時の対応システム

【課題】復旧見込み予測情報を早く、しかも正確に案内することができる列車の運転見合せ時の対応システム。
【解決手段】報告作成装置7による復旧見込み情報を無線情報送信装置9から列車の運転見合せに関する指令室10の情報処理装置11へ送信し、無線情報受信装置と、この無線情報受信装置13で受信した復旧見込み情報に基づいて指令長Bによって総合的な復旧見込み予測情報が作成され、この復旧見込み予測情報6A〜6Gが記憶される復旧見込み予測情報作成記憶装置16と、無線情報送信装置18とを備え、前記復旧見込み予測情報作成記憶装置で得られた復旧見込み予測情報を前記無線情報送信装置から駅構内案内所21の情報処理装置22及び列車の情報処理装置に送信し、駅構内案内所の所員C及び列車の車掌はそれぞれ前記情報処理装置の表示装置に表示された前記復旧見込み予測情報を駅構内の利用者及び列車内の利用者に音声によって案内する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、列車の運転見合せ時の対応システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、列車の運転見合せ事故が発生した場合には、おおよその列車の復旧見込み時間と振替交通機関に関する情報を案内するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、列車の運転見合せに遭遇した利用者は、予定通りの行動ができないので、待っている間の不安感と苛立ち感があり、復旧見込み情報を早く正確に案内してほしいとの要望が強い。
本発明は、上記状況に鑑みて、列車の運転見合せ時に、利用者の立場に立って、復旧見込み情報を早くしかも正確に案内することができる列車の運転見合せ時の対応システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕列車の運転見合せ時の対応システムにおいて、列車の運転見合せの原因となった事故現場における現場担当者が用いる携帯情報端末装置が、事故状況の報告の作成を支援するための報告作成支援表示装置と、この報告作成支援表示装置を参照しながら事故状況の報告を作成するための報告作成装置と、無線情報送信装置とを備え、前記報告作成装置による復旧見込み情報を前記無線情報送信装置から列車の運転見合せに関する指令室の情報処理装置へ送信し、この情報処理装置は、無線情報受信装置と、この無線情報受信装置で受信した復旧見込み情報に基づいて指令長によって総合的な復旧見込み予測情報が作成されこの復旧見込み予測情報が記憶される復旧見込み予測情報作成記憶装置と、無線情報送信装置とを備え、前記復旧見込み予測情報作成記憶装置で得られた復旧見込み予測情報を前記無線情報送信装置から駅構内案内所の情報処理装置及び列車の情報処理装置の無線情報受信装置に送信し、駅構内案内所の所員及び列車の車掌はそれぞれ前記情報処理装置の表示装置に表示された前記復旧見込み予測情報を駅構内の利用者及び列車内の利用者に音声によって案内することを特徴とする。
【0006】
〔2〕上記〔1〕記載の列車の運転見合せ時の対応システムにおいて、前記駅構内案内所の所員及び停車している列車の車掌は、事故発生時刻から作動するタイマー装置を注視しながら10分以内に前記復旧見込み予測情報を案内することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の列車の運転見合せ時の対応システムにおいて、前記復旧見込み予測情報の案内は、前記指令室の前記指令長が作成し送信した情報をそのまま案内することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、列車の運転見合せ時に、利用者の立場に立って、復旧見込み情報を早くしかも正確に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施例を示す列車の運転見合せ時の対応システムの模式図である。
【図2】復旧見込み情報を確認するための媒体についての調査結果を示す図である。
【図3】列車運転見合せ時の利用者への案内放送に対する信頼性の高さについての調査結果を示す図である。
【図4】列車運転見合せから何分ぐらいで復旧見込み情報を望むかについての調査結果を示す図である。
【図5】本発明の実施例を示す駅案内所の所員周りのシステムの模式図である。
【図6】本発明の実施例を示す停車している列車の車掌周りのシステムの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の列車の運転見合せ時の対応システムは、列車の運転見合せの原因となった事故現場における現場担当者が用いる携帯情報端末装置が、事故状況の報告の作成を支援するための報告作成支援表示装置と、この報告作成支援表示装置を参照しながら事故状況の報告を作成するための報告作成装置と、無線情報送信装置とを備え、前記報告作成装置による復旧見込み情報を前記無線情報送信装置から列車の運転見合せに関する指令室の情報処理装置へ送信し、この情報処理装置は、無線情報受信装置と、この無線情報受信装置で受信した復旧見込み情報に基づいて指令長によって総合的な復旧見込み予測情報が作成され、この復旧見込み予測情報が記憶される復旧見込み予測情報作成記憶装置と、無線情報送信装置とを備え、前記復旧見込み予測情報作成記憶装置で得られた復旧見込み予測情報を前記無線情報送信装置から駅構内案内所の情報処理装置及び列車の情報処理装置の無線情報受信装置に送信し、駅構内案内所の所員及び列車の車掌はそれぞれ前記情報処理装置の表示装置に表示された前記復旧見込み予測情報を駅構内の利用者及び列車内の利用者に音声によって案内する。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示す列車の運転見合せ時の対応システムの模式図である。
この図1(a)の現場の構成図において、1は列車の運転見合せの原因となった事故現場であり、発生し得る鉄道の事故として、例えば、人身事故,自然災害,設備故障,車両故障などが挙げられる。ここでは、設備故障として、レール間の接続線の断線事故1Aが起こったとしている。また、Aはその事故現場1における現場担当者である。図1(b)はその現場担当者Aの周辺の構成図であり、、2は現場担当者Aが携帯する携帯情報端末、3は入力装置、4は入力インターフェース、5は中央処理装置(CPU)、6は事故状況の報告の作成を支援するための報告作成支援表示装置、7はその報告作成支援表示装置6を参照しながら事故現場1の事故状況の報告を作成する報告作成装置、8は出力インターフェース、9は無線情報送信装置である。
【0011】
報告作成支援表示装置6には、事故現場の地名6a、事故発生時刻6b、支障の状況6c、復旧作業の段取りや状況6d、それを考慮して現場担当者Aが判断する復旧見込み時刻6eなどが表示される。そこで、報告作成支援表示装置6における情報を参照しながら、現場担当者Aは、報告作成装置7に事故現場の地名6a′、事故発生時刻6b′、支障の状況6c′、復旧作業の段取りや状況6d′、それを考慮して現場担当者Aが判断する復旧見込み時刻6e′などを作成する。
【0012】
この事故現場1における現場担当者Aからの情報は、無線情報送信装置9から、列車の運転見合せに関する指令室10の指令長Bが管理する情報処理装置(パーソナルコンピュータ)11に無線で通報される。
図1(c)は指令室10周りの構成図であり、12は情報処理装置11の中央処理装置(CPU)、13は無線情報送信装置9からの情報を受信する無線情報受信装置、14は入力インターフェース、15は支援表示装置(報告作成装置7からの内容が表示される)、16は復旧見込み予測情報作成記憶装置、17は出力インターフェース、18は無線情報送信装置、19は入力装置、20は入力インターフェースである。
【0013】
指令室10の指令長Bは、事故現場1における現場担当者Aからの情報6a′〜6e′に基づいて、復旧見込み時刻を予測する。すなわち、支援表示装置15には、事故現場の地名6a′、事故発生時刻6b′、支障の状況6c′、復旧作業の段取りや状況6d′、それを考慮して現場担当者が判断する復旧見込み時刻6e′が表示されるので、これらを考慮して、指令室10の指令長Bは入力装置19を用いて、復旧見込みに関する情報を復旧見込み予測情報作成記憶装置16で作成する。その復旧見込みに関する情報は、事故現場の地名6A、事故発生時刻6B、支障の状況6C、復旧作業の段取りや状況6D、天候(自然災害などの場合)6E、気温6F、それらの情報を考慮して指令長Bが判断する復旧見込み時刻6Gである。その情報を、指令室10の指令長Bは、列車の運転見合せの対象になっている駅の駅構内案内所21の情報処理装置22及びその駅に停車している列車31の情報処理装置32に無線情報送信装置18から無線で送信する。
【0014】
図1(d)は駅構内案内所21周りの構成図であり、22は駅構内案内所21の所員Cが管理する情報処理装置、23はその情報処理装置22の中央処理装置(CPU)、24は無線情報送信装置18からの無線情報受信装置、25は入力インターフェース、26は表示装置である。
復旧見込みに関する情報は、情報処理装置11の無線情報送信装置18から無線により送信され、情報処理装置22の無線情報受信装置24で受信されて、入力インターフェース25を介して、事故現場の地名6A、事故発生時刻6B、支障の状況6C、復旧作業の段取りや状況6D、天候6E、気温6F、それらの情報を考慮して指令長Bが判断する復旧見込み時刻6Gとして表示装置26に表示される。すると、駅構内案内所21の所員Cは、その表示装置26に表示された復旧見込みに関する情報6A〜6Gを、マイク27及び駅構内放送装置28により駅構内の利用者に対して放送で案内する。
【0015】
図1(e)は停車している列車31周りの構成図であり、32は列車31の車掌Dが管理する情報処理装置、33はその情報処理装置32の中央処理装置(CPU)、34は無線情報送信装置18からの情報を受信する無線情報受信装置、35は入力インターフェース、36は表示装置である。
復旧見込みに関する情報は、同様に情報処理装置11の無線情報送信装置18から無線により送信され、情報処理装置32の無線情報受信装置34で受信されて、入力インターフェース35を介して、事故現場の地名6A、事故発生時刻6B、支障の状況6C、復旧作業の段取りや状況6D、天候6E、気温6F、それらの情報を考慮して指令長Bが判断する復旧見込み時刻6Gとして表示装置36に表示される。すると、列車31の車掌Dは、その表示装置36に表示された復旧見込みに関する情報6A〜6Gを、マイク37及び車内放送装置38により列車31内の利用者に対して放送で案内する。
【0016】
駅及び列車の利用者に復旧見込みに関する情報を提供する場合、予め調査を行った列車運転見合せ時の利用者のニーズに従って案内することが望ましい。そのような利用者のニーズについて、以下に説明する。
(1)復旧見込み情報を確認する場合の媒体について、図2に示すような調査結果が得られている。「復旧見込み情報」を確認する場合の媒体として、駅放送,車内放送,ホーム発車標,コンコース発車標,車内LCD,異常時情報LED,異常時案内用ディスプレイ,ホームページ等が挙げられるが、図2によれば、駅放送及び車内放送といった放送媒体が良く利用されている。
【0017】
(2)列車運転見合せ時の利用者への案内放送に対する信頼性の高さに関しては、図3に示すように、駅放送及び車内放送の信頼性が高いことが分かる。このことから、利用者は、表示装置などの機械による情報よりも人の音声による情報をより高く信頼していることが分かる。
(3)列車運転見合せから何分ぐらいで復旧見込み情報を望むかについては、図4に示すように、10分程度で案内されることを期待する利用者が約50%であることが分かる。
【0018】
(4)また、なるべく早い段階で利用者に復旧見込情報を提供しようとすると、その情報の信頼性が低くなってしまうことは避けられないが、そのような信頼性が低い復旧見込み情報を提供する際には、「只今、お知らせした時間は、今後、現場の詳細がわかり次第、前後することがございますので、ご了承ください。」など、復旧時間が変更になる可能性があることを伝えることが望ましい。
【0019】
上記したように様々な角度から検証した結果、「列車の復旧見込み情報」を早い段階で提供することにより、利用者の不快感を緩和できることが分かった。
列車の復旧見込みの案内が得られると、多くの利用者が次の行動を自分で決めやすくなり、そのことによって、不安感と苛立ち感が緩和される。たとえ、案内された情報の変更があったとしても、情報を早い段階で提供する案内のあり方は、利用者から有用だと評価された。また、早い段階の復旧見込み情報は、「今後、時間の変更がある可能性を了承してもらう」表現を伴うことでより有用性が高まり、利用者の苛立ち感も緩和される。さらに、非常時には、利用者は、機械による表示などの案内よりも人の音声による案内の方を頼りにし、信頼する事が分かった。
【0020】
なお、列車の復旧見込み情報の案内は、指令室からの情報をそのまま案内するようにし、案内される情報を利用者がどこで受け取るかによって情報が食い違うことのないようにすることが重要である。
以上の調査結果を踏まえて、本発明の列車の運転見合せ時の対応システムについて説明する。
【0021】
図5は本発明の実施例を示す駅構内案内所の所員周りの構成図である。
この図において、41は駅構内案内所、42は駅構内案内所の所員Cが管理する情報処理装置、43は無線情報受信装置、44は無線情報受信装置43からの情報の入力インターフェース、45は中央処理装置(CPU)、46は表示装置、47はタイマー装置、48はマイク、49は駅構内放送装置である。
【0022】
無線情報受信装置24に指令室10の指令長Bから送られてくる復旧見込み情報6A〜6Gが受信され、情報処理装置42の表示装置46に表示されると、駅構内案内所41の所員Cは、その表示装置46を見ながら、マイク48及び駅構内放送装置49を用いて駅構内の利用者に対して音声による構内放送を行う。その際、駅構内案内所41の所員Cは、事故が発生した時刻から作動するタイマー装置47を注視しながら、事故発生後10分以内を目標として最新の復旧見込み情報を駅構内に放送する。なお、その駅構内放送は、指令室10の指令長Bからの情報をそのまま案内する。したがって、案内される情報は、表示装置46に表示された情報と同一となるので、情報の不一致を回避することができるとともに、案内も容易であるという利点がある。
【0023】
図6は本発明の実施例を示す停車している列車の車掌周りの構成図である。
この図において、51は停車している列車、52は情報処理装置、53は無線情報受信装置、54は無線情報受信装置53からの情報の入力インターフェース、55は中央処理装置(CPU)、56は表示装置、57はタイマー装置、58はマイク、59は車内放送装置である。
【0024】
指令室10の指令長Bからの復旧見込みに関する情報6A〜6Gが無線情報受信装置53で受信され、情報処理装置52の表示装置56に表示されると、列車51の車掌Dは、事故発生時刻から作動するタイマー装置57を注視しながら、事故発生後10分以内を目標として、マイク58及び車内放送装置59を用いて列車51内の利用者へ向けて最新の復旧見込み情報を車内放送する。なお、その車内放送は、指令室10の指令長Bからの情報をそのまま案内する。したがって、案内される情報は表示装置56に表示された情報と同一なので、情報の不一致を回避することができるとともに、案内も容易であるという利点がある。
【0025】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明の列車の運転見合せ時の対応システムは、列車の運転見合せ時に、利用者の立場に立って、復旧見込み情報を早く、しかも正確に案内することができる列車の運転見合せ時の対応システムとして利用可能である。
【符号の説明】
【0027】
1 事故現場
2 携帯情報端末装置
3,19 入力装置
4,14,20,25,35,44,54 入力インターフェース
5,12,23,33,45,55 中央処理装置(CPU)
6 報告作成支援表示装置
6a 事故現場の地名(支援情報)
6b 事故発生時刻(支援情報)
6c 支障の状況(支援情報)
6d 復旧作業の段取りや状況(支援情報)
6e 現場担当者が判断する復旧見込み時刻(支援情報)
6a′ 事故現場の地名(報告情報)
6b′ 事故発生時刻(報告情報)
6c′ 支障の状況(報告情報)
6d′ 復旧作業の段取りや状況(報告情報)
6e′ 現場担当者が判断する復旧見込み時刻(報告情報)
6A 事故現場の地名(指令情報)
6B 事故発生時刻(指令情報)
6C 支障の状況(指令情報)
6D 復旧作業の段取りや状況(指令情報)
6E 天候(指令情報)
6F 気温(指令情報)
6G 復旧見込み時刻(指令情報)
7 報告作成装置
8,17 出力インターフェース
9,18 無線情報送信装置
10 指令室
11,22,32,42,52 情報処理装置
13,24,34,43,53 無線情報受信装置
15 支援表示装置
16 復旧見込み予測情報作成記憶装置
21,41 駅構内案内所
31,51 停車している列車
26,36,46,56 表示装置
27,37,48,58 マイク
28,49 駅構内放送装置
38,59 車内放送装置
47,57 タイマー装置
A 現場担当者
B 指令長
C 駅構内案内所の所員
D 列車の車掌

【特許請求の範囲】
【請求項1】
列車の運転見合せの原因となった事故現場における現場担当者が用いる携帯情報端末装置が、事故状況の報告の作成を支援するための報告作成支援表示装置と、該報告作成支援表示装置を参照しながら事故状況の報告を作成するための報告作成装置と、無線情報送信装置とを備え、前記報告作成装置による復旧見込み情報を前記無線情報送信装置から列車の運転見合せに関する指令室の情報処理装置へ送信し、該情報処理装置は、無線情報受信装置と、該無線情報受信装置で受信した復旧見込み情報に基づいて指令長によって総合的な復旧見込み予測情報が作成され、該復旧見込み予測情報が記憶される復旧見込み予測情報作成記憶装置と、無線情報送信装置とを備え、前記復旧見込み予測情報作成記憶装置で得られた復旧見込み予測情報を前記無線情報送信装置から駅構内案内所の情報処理装置及び列車の情報処理装置の無線情報受信装置に送信し、駅構内案内所の所員及び列車の車掌はそれぞれ前記情報処理装置の表示装置に表示された前記復旧見込み予測情報を駅構内の利用者及び列車内の利用者に音声によって案内することを特徴とする列車の運転見合せ時の対応システム。
【請求項2】
請求項1記載の列車の運転見合せ時の対応システムにおいて、前記駅構内案内所の所員及び停車している列車の車掌は、事故発生時刻から作動するタイマー装置を注視しながら10分以内に前記復旧見込み予測情報を案内することを特徴とする列車の運転見合せ時の対応システム。
【請求項3】
請求項1記載の列車の運転見合せ時の対応システムにおいて、前記復旧見込み予測情報の案内は、前記指令室の前記指令長が作成し送信した情報をそのまま案内することを特徴とする列車の運転見合せ時の対応システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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