説明

加熱調理器

【課題】反射板による水受け皿の水の温度上昇および蒸発を抑制し、使用中における水の補給を極力少なくすることのできる加熱調理器。
【解決手段】油落下孔を有する調理プレートと、調理プレートの下方に位置する加熱用のヒータ2と、ヒータ2の下方に位置してヒータ2からの熱を上方へ反射する反射板3と、反射板3の下方に位置する水受け皿4とを備え、反射板3が、油通過孔3aを有し、調理プレートの油落下孔からの油をその油通過孔3aを通して水受け皿4へ誘導するように構成されている加熱調理器で、反射板3の周縁から下方へ延出する延出縁部9が、水受け皿4の周縁から上方へ立設する立設縁部11の外側に位置するように配設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、油落下孔を有する調理プレートと、その調理プレートの下方に位置する加熱用のヒータと、そのヒータの下方に位置してヒータからの熱を上方へ反射する反射板と、その反射板の下方に位置する水受け皿とを備え、前記反射板が、油通過孔を有し、前記調理プレートの油落下孔からの油をその油通過孔を通して前記水受け皿へ誘導するように構成されている加熱調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
このような加熱調理器としては、例えば、ホットプレートがあり、油通過孔を有する反射板が、調理プレートの油落下孔から落下する肉汁などの油を下方の水受け皿へ、つまり、水受け皿に張られた水の中へ誘導するように構成されている。
そして、反射板の周縁には、下方へ延出する延出縁部が設けられ、従来、その反射板の延出縁部が、水受け皿の周縁から上方へ立設する立設縁部の内側(平面視においてホットプレートの中心側)に位置する状態で、延出縁部の下端部が、水受け皿の底面上に載置保持されるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−16622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1に記載のホットプレートでは、反射板の延出縁部が、水受け皿の立設縁部の内側に位置して水受け皿の底面上に載置保持されるため、水受け皿に張られた水の中に没することになる。
その結果、ヒータの加熱により高温になった反射板が水受け皿の水の温度を上昇させて蒸発を助長することになり、使用中にたびたび水受け皿へ水を補給しなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、反射板による水受け皿の水の温度上昇および蒸発を抑制し、使用中における水の補給を極力少なくすることのできる加熱調理器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明に係る加熱調理器は、油落下孔を有する調理プレートと、その調理プレートの下方に位置する加熱用のヒータと、そのヒータの下方に位置してヒータからの熱を上方へ反射する反射板と、その反射板の下方に位置する水受け皿とを備え、前記反射板が、油通過孔を有し、前記調理プレートの油落下孔からの油をその油通過孔を通して前記水受け皿へ誘導するように構成されている加熱調理器であって、その特徴構成は、
前記反射板の周縁から下方へ延出する延出縁部が、前記水受け皿の周縁から上方へ立設する立設縁部の外側に位置するように配設される点にある。
【0007】
上記特徴構成によれば、反射板の周縁から下方へ延出する延出縁部が、水受け皿の周縁から上方へ立設する立設縁部の外側に位置するように配設されるので、反射板周縁の延出縁部は、水受け皿内の水に接触または没することはない。
したがって、反射板が高温になっても、その反射板による水受け皿の水の温度上昇および蒸発は抑制され、使用中においてわずらわしい水の補給を極力少なくすることができ、利便性よく使用することができる。
【0008】
本発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記反射板が、前記水受け皿の立設縁部の上端部に載置保持される点にある。
【0009】
上記特徴構成によれば、水受け皿の周縁から上方へ立設する立設縁部、つまり、水を張るために必要な水受け皿の立設縁部を有効に利用して、その上端部により反射板を上下方向に位置決めした状態で確実に載置保持することができ、更に、水受け皿に張られた水によって、反射板の温度上昇がある程度抑えられる。
【0010】
本発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記反射板の延出縁部の下端部が、前記水受け皿の下方に位置する遮熱板の上面から上方へ離間して保持される点にある。
【0011】
上記特徴構成によれば、反射板の延出縁部の下端部が、遮熱板の上面から上方へ離間して保持されるので、反射板の熱が遮熱板に直接伝導することはなく、遮熱板の温度上昇が抑制される。
その結果、遮熱板の過熱による劣化を抑制することができるとともに、加熱調理器における遮熱板の配設位置を低くすることができ、加熱調理器全体の高さを低く抑えてコンパクトにすることが可能となる。そして、遮熱板の温度上昇が抑制されるので、遮熱板の配設位置を低くしても、例えば、加熱調理器が載置されるテーブルの上面の温度上昇を抑制することができる。
【0012】
本発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記反射板の延出縁部の下端部が、前記水受け皿の下方に位置する遮熱板の上面に載置保持され、前記反射板が、前記水受け皿の立設縁部の上端部から上方へ離間して保持される点にある。
【0013】
上記特徴構成によれば、反射板の延出縁部の下端部が、遮熱板の上面に載置保持されるので、水受け皿の下方に位置する遮熱板を有効に利用して、反射板を確実に載置保持することができる。
そして、その反射板が、水受け皿の立設縁部の上端部から上方へ離間して保持されるので、反射板の熱が水受け皿に直接伝導することはなく、水受け皿の水の温度上昇がより一層抑制される。
【0014】
本発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記遮熱板が、前記ヒータを載置保持するヒータ保持部と、そのヒータ保持部より下方に凹入して前記水受け皿を収納保持する凹入部を備え、その遮熱板の凹入部に対して前記水受け皿の収納位置を保持する位置保持手段が、前記凹入部と水受け皿とにわたって設けられ、前記反射板の延出縁部が、前記凹入部の内側面と前記立設縁部との間に位置して保持される点にある。
【0015】
上記特徴構成によれば、遮熱板が、ヒータを載置保持するヒータ保持部と、そのヒータ保持部より下方に凹入して水受け皿を収納保持する凹入部を備えているので、換言すると、遮熱板において、その凹入部の底よりも上方部位にヒータ保持部が設けられているので、例えば、加熱調理器をテーブル上に載置して使用する際、テーブルに対するヒータからの熱の影響を低減することができる。
この点に関し、図5を参照して詳述すると、例えば、ヒータ保持部13を金属板で形成してビス20により遮熱板5に取り付けると、ヒータ2からの熱がヒータ保持部13とビス20を介して伝導し、遮熱板5のビス20近傍部位が最も高温となる。その最も高温となる遮熱板5のビス20近傍部位が、遮熱板5の底(凹入部14の底)よりも上方に位置するので、テーブルの上面Sからビス20近傍部位までの距離はAとなり、遮熱板5の底にヒータ保持部13を取り付けた場合の距離Bよりも長くなって、テーブルに対するヒータ2からの熱の影響を低減することができる。
よって、加熱調理器の上下方向の高さを大きくせずに、テーブルの上面に対するヒータからの熱の影響を低減することができる。
そして、その遮熱板の凹入部に対して水受け皿の収納位置を保持する位置保持手段が、凹入部と水受け皿とにわたって設けられているので、遮熱板の凹入部に対して水受け皿を所定の位置に確実に保持することができるとともに、反射板の延出縁部が、凹入部の内側面と立設縁部との間に位置して保持されるので、反射板の延出縁部の熱は、遮熱板により確実に遮熱される。
【0016】
本発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記反射板が、その周縁に上方へ突出する油止め用の突出部を備えている点にある。
【0017】
上記特徴構成によれば、反射板周縁の油止め用の突出部により、調理プレートの油落下孔から反射板の上面に到達した肉汁などの油が反射板周縁から落下することを確実に防止できるので、反射板の下方に位置する遮熱板などが油で汚されることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】ホットプレート全体の分解斜視図
【図2】ホットプレート要部の分解斜視図
【図3】ホットプレート要部の縦断側面図
【図4】反射板および水受け皿の縦断正面図(図2におけるIV‐IV線断面図)
【図5】ホットプレート要部の縦断側面図
【図6】別実施形態に係るホットプレート要部の縦断側面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明に係る加熱調理器の実施形態を図面に基づいて説明する。
加熱調理器の一例であるホットプレートは、図1および図2に示すように、多数の油落下孔1aを有するほぼ矩形(小判形状)の焼肉用の調理プレート1と、その調理プレート1の下方に位置する電気式の加熱用のヒータ2と、そのヒータ2の下方に位置してヒータ2からの熱を上方へ反射する反射板3と、その反射板3の下方に位置する水受け皿4と、その水受け皿4の下方に位置する遮熱板5などを備え、それら各器具1〜5が、調理プレート1を上方に遮熱板5を下方に位置させた状態で、ほぼ矩形(小判形状)で深皿状の調理器本体6内に取り外し自在に収納保持され、調理器本体6の上方が蓋体7により覆われるように構成されている。
【0020】
反射板3は、ほぼ矩形(小判形状)の皿状に形成され、多数の油通過孔3aを有し、調理プレート1の油落下孔1aから落下する肉汁などの油を油通過孔3aを通して水受け皿4へ、つまり、水受け皿4に張られた水Wの中へ誘導するように構成されている。
その反射板3は、図3〜図5に詳しく示すように、その周縁に上方へ突出する油止め用の突出部8を一体的に備え、更に、周縁の突出部8に連続する状態で、下方へ延出する延出縁部9を一体的に備えていて、反射板3の中央部分は、調理プレート1から落下した油が中央へ向けて流下するように、周縁の突出部8から中央へ緩い傾斜が付けられている。
その反射板3の中央部分、つまり、周縁の突出部8により囲まれる内側部分には、2本の長辺側突条10aと多数本の短辺側突条10bが設けられ(図4の右半分参照)、各短辺側突条10bの間に形成される溝の底に複数の油通過孔3aが穿設されている(図4の左半分参照)。
【0021】
水受け皿4は、反射板3よりも若干小さいほぼ矩形(小判形状)の皿状に形成され、その周縁に上方へ立設する立設縁部11を一体的に備えて内部に水Wを溜めるように構成され、その中央部分には、後述する位置保持手段16として機能する上方への皿側膨出部12が一体的に形成されている。
そして、反射板3は、図3〜図5に示すように、反射板3の周縁の延出縁部9が水受け皿4の周縁の立設縁部11の外側に位置し、かつ、図3および図5に示すように、延出縁部9の下端部9aが水受け皿4の下方に位置する遮熱板5の上面から上方へ離間する状態で、水受け皿4の立設縁部11の上端部11aに載置保持されている。より具体的には、反射板3の突出部8の下面が立設縁部11の上端部11aに載置保持され、反射板3を保持した水受け皿4が、遮熱板5に収納保持されるように構成されている。
【0022】
その遮熱板5は、ほぼ矩形の四隅近くにヒータ2を載置保持する合計4個のヒータ保持部13を備え、図3および図5に示すように、そのヒータ保持部13より下方へ凹入して水受け皿4を収納保持する凹入部14を備えている。凹入部14の中央部分には、水受け皿4の皿側膨出部12の下方に嵌入して、凹入部14に対して水受け皿4の収納位置を保持する遮熱板側膨出部15が一体的に形成されている。
すなわち、皿側膨出部12と遮熱板側膨出部15が、遮熱板5の凹入部14に対して水受け皿4の収納位置を保持する位置保持手段16を構成し、その位置保持手段16が、遮熱板5の凹入部14と水受け皿4とにわたって設けられている。
そして、遮熱板5の凹入部14に水受け皿4を収納保持した状態で、図3および図5に示すように、水受け皿4により保持される反射板3の延出縁部9が、凹入部14の内側面14aと水受け皿4の立設縁部11との間に位置するように構成されている。
【0023】
このように、ヒータ保持部13より下方へ凹入する凹入部14に水受け皿4が収納保持されるので、換言すると、遮熱板5において、その凹入部14の底よりも上方部位にヒータ保持部13が設けられているので、例えば、調理器本体6をテーブル上に載置して使用する際、テーブルに対するヒータ2からの熱の影響を低減することができる。
すなわち、図5を参照して、例えば、ヒータ保持部13を金属板で形成し、そのヒータ保持部13をビス20により遮熱板5に取り付けると、ヒータ2からの熱がヒータ保持部13とビス20を介して伝導し、遮熱板5のビス20近傍部位が最も高温となる。
このような場合でも、その最も高温となる遮熱板5のビス20近傍部位が、遮熱板5の底(凹入部14の底)よりも上方に位置するので、テーブルの上面Sからビス20近傍部位までの距離はAとなり、遮熱板5の底にヒータ保持部13を取り付けた場合の距離Bよりも長くなって、テーブルに対するヒータ2からの熱の影響を低減することができる。
【0024】
そして、水受け皿4を収納保持する遮熱板5は、その下面に設けられた合計4個の支持脚17を介して調理器本体6内に設置保持され、調理器本体6の下面には、テーブルなどへ載置するための合計4個の載置脚18が設けられている。
ヒータ2は、図1および図2に示すように、具体的にはシーズヒータで、プラグ受け19を備え、調理プレート1全体をなるべく均等に加熱するように蛇行した形状(概略M字形状)に形成され、ヒータ2をヒータ保持部13上に載置し、プラグ受け19を調理器本体6上に載置するように構成されている。
そして、その調理器本体6に対して、下方から順に、遮熱板5、水受け皿4、反射板3、ヒータ2、調理プレート1を載置した状態で、蓋体7を被せるように構成されている。
【0025】
以上のように、本発明に係る加熱調理器によれば、反射板3の周縁から下方へ延出する延出縁部9が、水受け皿4の周縁から上方へ立設する立設縁部11の外側に位置するように配設されるので、反射板3の延出縁部9が、水受け皿4内の水Wに接触または没することはなく、たとえ反射板3が高温になっても、反射板3による水受け皿4内の水Wの温度上昇および蒸発は抑制され、使用中においてわずらわしい水の補給を極力少なくすることができる。
そして、反射板3が、水受け皿4の立設縁部11の上端部11aに載置保持されるので、水Wを張るために必要な水受け皿4の立設縁部11を有効に利用して、その上端部11aにより反射板3を確実に載置保持することができるとともに、反射板3の延出縁部9の下端部9aが、水受け皿4の下方に位置する遮熱板5の上面から上方へ離間して保持されるので、反射板3の熱が遮熱板5に直接伝導するが回避されるなどの種々の作用効果を期待することができる。
【0026】
〔別実施形態〕
(A)上記実施形態では、反射板3が水受け皿4の立設縁部11の上端部11aに載置保持された状態で、反射板3の延出縁部9の下端部9aが、水受け皿4の下方に位置する遮熱板5の上面から上方へ離間して保持される構成を示したが、図6に示すように、反射板3の延出縁部9の下端部9aが、遮熱板5の上面に載置保持され、その状態で、反射板3が水受け皿4の立設縁部11の上端部11aから上方へ離間するように構成することもできる。
【0027】
(B)上記実施形態では、加熱調理器の一例としてホットプレートを示したが、ホットプレート以外の各種の加熱調理器においても適用可能であり、また、油落下孔1aを有する調理プレート1の一例として焼肉用の調理プレートを示したが、調理プレートとして金網を備えた加熱調理器にも適用可能である。
更に、調理プレート1の形状をほぼ矩形(小判形状)にした例を示したが、調理プレート1の形状は任意であり、例えば、円形にすることもできる。その場合には、調理プレート1の形状に対応して、反射板3、水受け皿4、および、遮熱板5なども円形にするのが好ましい。
【0028】
(C)上記実施形態では、水受け皿4と遮熱板5とに上方へ膨出する膨出部12、15を形成し、両膨出部12、15により位置保持手段16を構成した例を示したが、逆に、水受け皿4と遮熱板5とに下方へ凹入する凹入部を形成し、両凹入部により位置保持手段を構成することもできる。
更に、水受け皿4と遮熱板5とにわたって互いに嵌入または係合可能な凹入部や突出部、あるいは、溝や突状などを設けて位置保持手段とすることもでき、位置保持手段に関しては種々の改変が可能であり、場合によっては、その位置保持手段を省略して実施することもでき、また、遮熱板5の凹入部14についても、凹入部14を設けずに実施することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
以上説明したように、反射板が高温になっても、その反射板による水受け皿の水の温度上昇および蒸発を抑制して、わずらわしい水の補給を極力少なくすることのできる加熱調理器を提供することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 調理プレート
1a 油落下孔
2 ヒータ
3 反射板
3a 油通過孔
4 水受け皿
5 遮熱板
8 油止め用の突出部
9 反射板の延出縁部(延出縁部)
9a 下端部
11 水受け皿の立設縁部(立設縁部)
11a 上端部
13 ヒータ保持部
14 凹入部
14a 凹入部の内側面
16 位置保持手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
油落下孔を有する調理プレートと、その調理プレートの下方に位置する加熱用のヒータと、そのヒータの下方に位置してヒータからの熱を上方へ反射する反射板と、その反射板の下方に位置する水受け皿とを備え、前記反射板が、油通過孔を有し、前記調理プレートの油落下孔からの油をその油通過孔を通して前記水受け皿へ誘導するように構成されている加熱調理器であって、
前記反射板の周縁から下方へ延出する延出縁部が、前記水受け皿の周縁から上方へ立設する立設縁部の外側に位置するように配設される加熱調理器。
【請求項2】
前記反射板が、前記水受け皿の立設縁部の上端部に載置保持される請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記反射板の延出縁部の下端部が、前記水受け皿の下方に位置する遮熱板の上面から上方へ離間して保持される請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記反射板の延出縁部の下端部が、前記水受け皿の下方に位置する遮熱板の上面に載置保持され、前記反射板が、前記水受け皿の立設縁部の上端部から上方へ離間して保持される請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記遮熱板が、前記ヒータを載置保持するヒータ保持部と、そのヒータ保持部より下方に凹入して前記水受け皿を収納保持する凹入部を備え、その遮熱板の凹入部に対して前記水受け皿の収納位置を保持する位置保持手段が、前記凹入部と水受け皿とにわたって設けられ、前記反射板の延出縁部が、前記凹入部の内側面と前記立設縁部との間に位置して保持される請求項3または4に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記反射板が、その周縁に上方へ突出する油止め用の突出部を備えている請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−239556(P2012−239556A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−110661(P2011−110661)
【出願日】平成23年5月17日(2011.5.17)
【出願人】(000002473)象印マホービン株式会社 (440)
【Fターム(参考)】