動物観賞用水槽
【課題】給餌時に水槽内動物が餌を食べる様子を従来水槽の場合よりも、近くで、十分観察できる動物観賞用水槽を提供する。
【解決手段】水槽周側壁11の少なくとも一部に外側へ膨出し、給餌用開口部31を有する給餌部3を形成した動物観賞用水槽A。給餌部3内に対して開口部31を通して挿脱可能の餌籠4や、開口部31に対して着脱可能の蓋体5を備えていてもよい。
【解決手段】水槽周側壁11の少なくとも一部に外側へ膨出し、給餌用開口部31を有する給餌部3を形成した動物観賞用水槽A。給餌部3内に対して開口部31を通して挿脱可能の餌籠4や、開口部31に対して着脱可能の蓋体5を備えていてもよい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚等の動物の飼育や観賞等に用いることができる動物観賞用水槽に関する。
【背景技術】
【0002】
動物の飼育や観賞等に用いる水槽は、これまで種々のタイプのものが提案、開発され、実用に供されてきたが、基本的には、例えば、意匠登録第1070242号公報、意匠登録第1070243号公報等に記載されているように、周側壁と底壁とを有し、上端に開口を有するものである。
【0003】
周側壁の上端には通常上枠が被着されていることが多く、その上枠に、或いは上枠が無いものは周側壁の上端部に直接的に、照明器具、水濾過器等が設けられ、また、水槽蓋体が配置されることもある。
【0004】
いずれにしても、水槽内の魚等の動物への給餌は、水槽上端の開口から行われる。
水槽内に供給された餌は、水槽内の水中に広がり、水槽内動物はその餌の投入場所や水中での広がりに応じて観察者から離れた水槽中央へも、さらに遠い観察者とは反対側へも動きまわる。
【0005】
【特許文献1】意匠登録第1070242号公報
【特許文献2】意匠登録第1070243号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような給餌と動物の捕食行動では、動物が餌を食べる様子をつぶさに観察することは難しい場合がある。
水槽で動物を飼育、観察する人のなかには、給餌時に動物が餌を食べる様子をできるだけ近くで、つぶさに観察したいと願う人もいる。
【0007】
そこで本発明は、給餌時に水槽内動物が餌を食べる様子を従来水槽の場合よりも、近くで、十分観察できる動物観賞用水槽を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は前記課題を解決するため、水槽周側壁の少なくとも一部に、外側へ膨出し、給餌用開口部を有する給餌部を形成した動物観賞用水槽を提供する。
【0009】
ここで「動物」としては、代表例として熱帯魚等の魚を挙げることができるが、小さい亀等の魚以外の動物であってもよい。
【0010】
本発明に係る水槽によると、給餌部へ給餌すると、水槽内動物が水槽全体に対して小さい限られた大きさの給餌部へ集まってきて補食するので、飼育者や観察者は給餌部に顔を近づけるなどして、動物が餌を食べる様子をできるだけ近くで、十分観察することができる。
【0011】
また、水槽における餌を供給する部位を、この給餌部と定めておくことで、餌の水槽内水への徒な広がりを抑制することができる。
【0012】
水槽内へ全体的に餌が広がることを一層抑制するために、本発明に係る水槽は、給餌部内に対して前記給餌用開口部を通して挿脱可能の餌籠をさらに備えていてもよい。該餌籠には、そこに収容する餌の通過孔を形成しておく。該餌通過孔としては、例えば、スリット状のもの、網目状のもの、これらの組み合わせ等を挙げることができる。
【0013】
本発明に係る水槽は給餌部の給餌用開口部からの動物の飛び出し、水の飛び出し等を防止するために、給餌用開口部に対して着脱可能の蓋体を備えていてもよい。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように本発明によると、給餌時に水槽内動物が餌を食べる様子を従来水槽の場合よりも、近くで、十分観察できる動物観賞用水槽を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1から図6は本発明に係る動物観賞用水槽の1例Aを示すもので、図1は水槽Aの平面図、図2は水槽Aの底面図、図3は水槽Aの正面図、図4は水槽Aの背面図、図5は水槽Aの右側面図、図6は水槽Aの左側面図である。図7は図1のX−X線に沿う断面図であり、図8は図1のY−Y線に沿う断面図である。図9は水槽全体の斜視図である。
【0016】
水槽Aは、合成樹脂成形により水槽周側壁11と底壁12とを一体的に形成してなる透明な水槽本体1(図7参照)と、本体1の上端部に被着した上枠2とを主体とするものである。
【0017】
水槽周側壁11は水槽正面側の正面側壁部111、その左右に一体的に連続する左右の側壁部112、113及び該左右側壁部に一体的に連続する背面側壁部114からなっている。この周側壁11に対して底壁部12が一体的に形成されている。底壁部12の下面には中央円形足部12a及び四隅それぞれの隅足部12bが一体的に形成されている。
【0018】
周側壁11のうち、正面側壁部111の右上部と右側壁部113の正面側上部とにわたる部分が外側へ向け膨出形成されており、この膨出形成された部位が給餌部3とされている。
【0019】
上枠2は、合成樹脂成形により一体的に形成されており、上面に短く立ち上がる平面視(平面から見て)矩形状の部分21とその内側に沿って形成された矩形状の棚部22とを有しており、棚部22の内側が開口23となっており、水槽本体1の主開口部10に対応している。
【0020】
上枠2の矩形状の立ち上がり部分21の外周には上面が平坦状に形成された外周部24があり、外周部24の一部は前記給餌部3の上側まで膨出し、略半円形の開口241を有している。開口241は給餌部3の給餌用開口部31に対応している。上枠開口241は周縁棚242に囲まれている。棚242は平坦外周部24より段落ちしている。
【0021】
上枠2に現れているラインL1、L2等は模様ラインである。
上枠2には、略ラインL1に沿ってその内側に相当する部分の下面に溝G(図7、図8も参照)が形成されており、この溝Gが水槽本体1の上端部に嵌められ、そこに接着固定されている。
なお、水槽上枠2は本例では全体が合成樹脂成形で一体的に形成さているが、いくつかの部分に分けて形成し、その場合、例えば部分毎に色違いに形成する等して、これら部品を接合して上枠としてもよい。
【0022】
この水槽Aによると、図10に例示するように、水槽本体1内に水Wと魚等の動物Fを入れて飼育、観賞等できる。
上枠2には図示を省略しているが、適当な照明器具、水槽内水Wの濾過器、水温計等を設けることができる。
【0023】
水槽Aによれば、給餌部3へ餌fを供給すると、水槽内動物Fが水槽全体に対して小さい限られた大きさの給餌部3へ集まってきて補食するので、飼育者や観察者は給餌部3に顔を近づけるなどして、動物Fが餌fを食べる様子を近くで、十分観察することができる。
【0024】
また、水槽Aにおける餌fを供給する部位を、この給餌部3と定めておくことで、餌fが水槽内水Wへ徒に広がることを抑制して、餌が徒に広がれば発生し易くなる水槽内の全体的汚染をそれだけ抑制することもできる。
【0025】
水槽A内へ全体的に餌が徒に広がることを一層抑制するために、水槽Aは、給餌部3内に対して給餌用開口部31を通して挿脱可能の餌籠4(図11参照)を採用することができる。
【0026】
餌籠4は、図11に示すように、上端を開口し、周壁に縦方向の餌通過スリットSを複数本形成した中空の倒立円錐形状の籠本体41とその上端部から放射状に突出する3本のアーム42とを有するものである。
【0027】
餌籠4は、その本体41を、給餌部3に対応する上枠2の略半円形の開口241及び給餌部3の開口部31を通して給餌部3内に挿入するとともにアーム42の自由端部を上枠開口241周縁の棚242に載置することで給餌部3にセットすることができ(図12も参照)、給餌部3から取り外すこともできる。籠本体41の上端開口から籠内へ餌を供給し、スリットSから給餌部3内への餌通過を許しつつ給餌部3に集まる魚等の動物Fに給餌することができる。なお、餌籠は図示のものに限定されない。
【0028】
給餌用開口部31からの動物Fの飛び出し、水の飛び出し等を防止するために、開口部31に対して着脱可能の蓋体5(図11参照)を採用することもできる。
【0029】
蓋体5は、本例では透明合成樹脂の成形により形成したもので、上面に摘まみ部51を、下面周縁部に前記上枠開口241周縁の棚242に座る足部52を有しており、足部には餌籠4のアーム42との干渉を避ける切欠部521を形成してある。この蓋体5を餌籠4をセットした上から、棚242を用いて給餌部3に対して着脱できる(図12も参照)。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る動物観賞用水槽の1例の平面図である。
【図2】図1の水槽の底面図である。
【図3】図1の水槽の正面図である。
【図4】図1の水槽のの背面図である。
【図5】図1の水槽の右側面図である。
【図6】図1の水槽の左側面図である。
【図7】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図8】図1のY−Y線に沿う断面図である。
【図9】図1の水槽の斜視図である。
【図10】図1の水槽の使用状態例を示す参考正面図である。
【図11】図1の水槽とともに給餌部に対して着脱可能の餌籠及び蓋体を示す斜視図である。
【図12】図1の水槽の給餌部に餌籠及び蓋体を装着した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0031】
A 動物観賞用水槽
1 水槽本体
10 主開口部
11 水槽周側壁
111 正面側壁部
112 左側壁部 113 右側壁部 114 背面側壁部
12 底壁部
12a、12b 足部
2 上枠
21 短く立ち上がる部分
22 棚部
23 開口
24 外周部
241 開口
242 棚
3 給餌部
31 給餌用開口部
L1、L2 模様ライン
G 溝
W 水
F 動物
4 餌籠
41 籠本体
S 餌通過スリット
42 アーム
f 餌
5 蓋体
51 摘まみ部
52 足部
521 切欠部
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚等の動物の飼育や観賞等に用いることができる動物観賞用水槽に関する。
【背景技術】
【0002】
動物の飼育や観賞等に用いる水槽は、これまで種々のタイプのものが提案、開発され、実用に供されてきたが、基本的には、例えば、意匠登録第1070242号公報、意匠登録第1070243号公報等に記載されているように、周側壁と底壁とを有し、上端に開口を有するものである。
【0003】
周側壁の上端には通常上枠が被着されていることが多く、その上枠に、或いは上枠が無いものは周側壁の上端部に直接的に、照明器具、水濾過器等が設けられ、また、水槽蓋体が配置されることもある。
【0004】
いずれにしても、水槽内の魚等の動物への給餌は、水槽上端の開口から行われる。
水槽内に供給された餌は、水槽内の水中に広がり、水槽内動物はその餌の投入場所や水中での広がりに応じて観察者から離れた水槽中央へも、さらに遠い観察者とは反対側へも動きまわる。
【0005】
【特許文献1】意匠登録第1070242号公報
【特許文献2】意匠登録第1070243号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような給餌と動物の捕食行動では、動物が餌を食べる様子をつぶさに観察することは難しい場合がある。
水槽で動物を飼育、観察する人のなかには、給餌時に動物が餌を食べる様子をできるだけ近くで、つぶさに観察したいと願う人もいる。
【0007】
そこで本発明は、給餌時に水槽内動物が餌を食べる様子を従来水槽の場合よりも、近くで、十分観察できる動物観賞用水槽を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は前記課題を解決するため、水槽周側壁の少なくとも一部に、外側へ膨出し、給餌用開口部を有する給餌部を形成した動物観賞用水槽を提供する。
【0009】
ここで「動物」としては、代表例として熱帯魚等の魚を挙げることができるが、小さい亀等の魚以外の動物であってもよい。
【0010】
本発明に係る水槽によると、給餌部へ給餌すると、水槽内動物が水槽全体に対して小さい限られた大きさの給餌部へ集まってきて補食するので、飼育者や観察者は給餌部に顔を近づけるなどして、動物が餌を食べる様子をできるだけ近くで、十分観察することができる。
【0011】
また、水槽における餌を供給する部位を、この給餌部と定めておくことで、餌の水槽内水への徒な広がりを抑制することができる。
【0012】
水槽内へ全体的に餌が広がることを一層抑制するために、本発明に係る水槽は、給餌部内に対して前記給餌用開口部を通して挿脱可能の餌籠をさらに備えていてもよい。該餌籠には、そこに収容する餌の通過孔を形成しておく。該餌通過孔としては、例えば、スリット状のもの、網目状のもの、これらの組み合わせ等を挙げることができる。
【0013】
本発明に係る水槽は給餌部の給餌用開口部からの動物の飛び出し、水の飛び出し等を防止するために、給餌用開口部に対して着脱可能の蓋体を備えていてもよい。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように本発明によると、給餌時に水槽内動物が餌を食べる様子を従来水槽の場合よりも、近くで、十分観察できる動物観賞用水槽を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1から図6は本発明に係る動物観賞用水槽の1例Aを示すもので、図1は水槽Aの平面図、図2は水槽Aの底面図、図3は水槽Aの正面図、図4は水槽Aの背面図、図5は水槽Aの右側面図、図6は水槽Aの左側面図である。図7は図1のX−X線に沿う断面図であり、図8は図1のY−Y線に沿う断面図である。図9は水槽全体の斜視図である。
【0016】
水槽Aは、合成樹脂成形により水槽周側壁11と底壁12とを一体的に形成してなる透明な水槽本体1(図7参照)と、本体1の上端部に被着した上枠2とを主体とするものである。
【0017】
水槽周側壁11は水槽正面側の正面側壁部111、その左右に一体的に連続する左右の側壁部112、113及び該左右側壁部に一体的に連続する背面側壁部114からなっている。この周側壁11に対して底壁部12が一体的に形成されている。底壁部12の下面には中央円形足部12a及び四隅それぞれの隅足部12bが一体的に形成されている。
【0018】
周側壁11のうち、正面側壁部111の右上部と右側壁部113の正面側上部とにわたる部分が外側へ向け膨出形成されており、この膨出形成された部位が給餌部3とされている。
【0019】
上枠2は、合成樹脂成形により一体的に形成されており、上面に短く立ち上がる平面視(平面から見て)矩形状の部分21とその内側に沿って形成された矩形状の棚部22とを有しており、棚部22の内側が開口23となっており、水槽本体1の主開口部10に対応している。
【0020】
上枠2の矩形状の立ち上がり部分21の外周には上面が平坦状に形成された外周部24があり、外周部24の一部は前記給餌部3の上側まで膨出し、略半円形の開口241を有している。開口241は給餌部3の給餌用開口部31に対応している。上枠開口241は周縁棚242に囲まれている。棚242は平坦外周部24より段落ちしている。
【0021】
上枠2に現れているラインL1、L2等は模様ラインである。
上枠2には、略ラインL1に沿ってその内側に相当する部分の下面に溝G(図7、図8も参照)が形成されており、この溝Gが水槽本体1の上端部に嵌められ、そこに接着固定されている。
なお、水槽上枠2は本例では全体が合成樹脂成形で一体的に形成さているが、いくつかの部分に分けて形成し、その場合、例えば部分毎に色違いに形成する等して、これら部品を接合して上枠としてもよい。
【0022】
この水槽Aによると、図10に例示するように、水槽本体1内に水Wと魚等の動物Fを入れて飼育、観賞等できる。
上枠2には図示を省略しているが、適当な照明器具、水槽内水Wの濾過器、水温計等を設けることができる。
【0023】
水槽Aによれば、給餌部3へ餌fを供給すると、水槽内動物Fが水槽全体に対して小さい限られた大きさの給餌部3へ集まってきて補食するので、飼育者や観察者は給餌部3に顔を近づけるなどして、動物Fが餌fを食べる様子を近くで、十分観察することができる。
【0024】
また、水槽Aにおける餌fを供給する部位を、この給餌部3と定めておくことで、餌fが水槽内水Wへ徒に広がることを抑制して、餌が徒に広がれば発生し易くなる水槽内の全体的汚染をそれだけ抑制することもできる。
【0025】
水槽A内へ全体的に餌が徒に広がることを一層抑制するために、水槽Aは、給餌部3内に対して給餌用開口部31を通して挿脱可能の餌籠4(図11参照)を採用することができる。
【0026】
餌籠4は、図11に示すように、上端を開口し、周壁に縦方向の餌通過スリットSを複数本形成した中空の倒立円錐形状の籠本体41とその上端部から放射状に突出する3本のアーム42とを有するものである。
【0027】
餌籠4は、その本体41を、給餌部3に対応する上枠2の略半円形の開口241及び給餌部3の開口部31を通して給餌部3内に挿入するとともにアーム42の自由端部を上枠開口241周縁の棚242に載置することで給餌部3にセットすることができ(図12も参照)、給餌部3から取り外すこともできる。籠本体41の上端開口から籠内へ餌を供給し、スリットSから給餌部3内への餌通過を許しつつ給餌部3に集まる魚等の動物Fに給餌することができる。なお、餌籠は図示のものに限定されない。
【0028】
給餌用開口部31からの動物Fの飛び出し、水の飛び出し等を防止するために、開口部31に対して着脱可能の蓋体5(図11参照)を採用することもできる。
【0029】
蓋体5は、本例では透明合成樹脂の成形により形成したもので、上面に摘まみ部51を、下面周縁部に前記上枠開口241周縁の棚242に座る足部52を有しており、足部には餌籠4のアーム42との干渉を避ける切欠部521を形成してある。この蓋体5を餌籠4をセットした上から、棚242を用いて給餌部3に対して着脱できる(図12も参照)。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る動物観賞用水槽の1例の平面図である。
【図2】図1の水槽の底面図である。
【図3】図1の水槽の正面図である。
【図4】図1の水槽のの背面図である。
【図5】図1の水槽の右側面図である。
【図6】図1の水槽の左側面図である。
【図7】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図8】図1のY−Y線に沿う断面図である。
【図9】図1の水槽の斜視図である。
【図10】図1の水槽の使用状態例を示す参考正面図である。
【図11】図1の水槽とともに給餌部に対して着脱可能の餌籠及び蓋体を示す斜視図である。
【図12】図1の水槽の給餌部に餌籠及び蓋体を装着した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0031】
A 動物観賞用水槽
1 水槽本体
10 主開口部
11 水槽周側壁
111 正面側壁部
112 左側壁部 113 右側壁部 114 背面側壁部
12 底壁部
12a、12b 足部
2 上枠
21 短く立ち上がる部分
22 棚部
23 開口
24 外周部
241 開口
242 棚
3 給餌部
31 給餌用開口部
L1、L2 模様ライン
G 溝
W 水
F 動物
4 餌籠
41 籠本体
S 餌通過スリット
42 アーム
f 餌
5 蓋体
51 摘まみ部
52 足部
521 切欠部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水槽周側壁の少なくとも一部に、外側へ膨出し、給餌用開口部を有する給餌部を形成したことを特徴とする動物観賞用水槽。
【請求項2】
前記給餌部内に対して前記給餌用開口部を通して挿脱可能の餌籠を備え、該餌籠は収容された餌の通過孔を有している請求項1記載の動物観賞用水槽。
【請求項3】
前記給餌用開口部に対して着脱可能の蓋体をさらに備えている請求項1又は2記載の動物観賞用水槽。
【請求項1】
水槽周側壁の少なくとも一部に、外側へ膨出し、給餌用開口部を有する給餌部を形成したことを特徴とする動物観賞用水槽。
【請求項2】
前記給餌部内に対して前記給餌用開口部を通して挿脱可能の餌籠を備え、該餌籠は収容された餌の通過孔を有している請求項1記載の動物観賞用水槽。
【請求項3】
前記給餌用開口部に対して着脱可能の蓋体をさらに備えている請求項1又は2記載の動物観賞用水槽。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2010−68760(P2010−68760A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−240117(P2008−240117)
【出願日】平成20年9月19日(2008.9.19)
【出願人】(390021049)寿工芸株式会社 (12)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年9月19日(2008.9.19)
【出願人】(390021049)寿工芸株式会社 (12)
【Fターム(参考)】
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