説明

包装容器

【課題】 商品に対して大きく出っ張ることがなく、簡素な構成で商品をガタツキ無く収容することができ、しかも商品を効率よく見せることができる包装容器を提供する点にある。
【解決手段】 内容物が充填された容器1を収容するシート状部材からなる包装本体2が、底部6とこの底部6から上方へ延びて容器1の少なくとも下側周面を覆うと共に下側周面に沿ったほぼ同形に構成された筒状の胴部7とを備え、胴部7の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部19を備え、延出部19に包装本体2に収容された容器1の上端の少なくとも一部に接当して容器1の上方側への移動を阻止するための接当部22を備えさせ、包装本体2に収容された容器1の外面のうち、前面から後面に渡る特定範囲の上部を露出するための切欠きKを胴部7の上端と延出部19の横側端とで形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品、歯磨き、洗剤、シャンプー、リンス等の内容物が充填された容器を収容して商品展示を行うための包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、容器の一例であるチューブ容器(商品)を店頭等に陳列したときに、商品が目立つようにスタンディング姿勢のチューブ容器の上端のシールエンド部からはみ出した状態で商品説明用や広告宣伝用あるいは装飾用のラベル(POPラベルとも言う)の一端を貼り付けている。このようなラベルは、近年多数の商品に貼り付けられて用いられているため、他のものとの差別化が小さく、インパクトそのものがなくなってきているだけでなく、例えば運搬中に剥がれるトラブル回避のためにラベルそのものを大きくできないことから、多くの情報を記載(印刷)することができないこともある。また、商品をシュリンク包装にて包装し、そのシュリンクに情報を印刷したものもあるが、そのシュリンクに印刷された情報が見難いため、実用性に乏しいものである。
前記不都合を解消するものとして、商品の一部(ほぼ中心部)を直接見ることができる開口(窓)が形成された箱に商品を収容したものがある。これは、対角四角壁よりなる角筒を厚紙等で形成し、この角筒の上下縁に開閉自在な蓋及び底壁を連設し、各側壁に窓を開口し、かつ、各側壁の上縁と下縁とを対角線上に結ぶ折り目線を形成した箱である(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開昭47−22279号公報(図1〜図4参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記箱は商品よりも一回りも二回りも大きくなり、取扱面(運搬面)や保管面において不利になってしまう。また、収容した商品が箱に対してガタツキ無く保持させるようにするためには、箱を精度よく作製しなければならないだけでなく、位置保持させるための構成が余分に必要となり、構成が複雑になるだけでなく、コスト高になる不都合もあり、改善の余地があった。
【0004】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、商品に対して大きく出っ張ることがなく、簡素な構成で商品をガタツキ無く収容することができ、しかも商品を効率よく見せることができる包装容器を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前述の課題解決のために、内容物が充填された容器を収容するシート状部材からなる包装本体が、底部とこの底部から上方へ延びて該容器の少なくとも下側周面を覆うと共に該下側周面に沿ったほぼ同形に構成された筒状の胴部とを備え、前記胴部の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部を備え、前記延出部に前記包装本体に収容された容器の上端の少なくとも一部に接当して該容器の上方側への移動を阻止するための接当部を備えさせ、前記包装本体に収容された容器の外面のうち、前面から後面に渡る特定範囲の上部を露出するための切欠きを前記胴部の上端と前記延出部の横側端とで形成してなる包装容器である。又、内容物が充填された容器を収容するシート状部材からなる包装本体が、底部とこの底部から上方へ延びて該容器の少なくとも下側周面を覆うと共に該下側周面に沿ったほぼ同形に構成された筒状の胴部とを備え、前記胴部の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部を備え、前記延出部に前記包装本体に収容された容器の上端の少なくとも一部に接当して該容器の上方側への移動を阻止するための接当部を備えさせ、前記包装本体に収容された容器の外面のうち、前面及び後面のうちの少なくとも一方の面の特定範囲の上部を露出するための切欠きを前記胴部の上端と前記延出部の横側端とで形成してなる包装容器であってもよい。
上記のように容器の少なくとも下側周面に沿ったほぼ同形のシート状部材から包装本体を構成することによって、包装本体にて容器をガタツキ無く確実に収容することができながらも、包装本体が容器から大きく出っ張ることがない。又、容器の上端の少なくとも一部に接当する接当部にて容器の上方側への移動を接当阻止することによって、上下方向において容器が包装本体の上方から飛び出すことがなく、容器を確実に保持することができる。しかも、前面から後面に渡る特定範囲又は前面及び後面のうちの少なくとも一方の面の特定範囲の上部を露出するための切欠きを通して容器(商品)そのものも確認することができながらも、包装本体に必要十分な商品説明や広告宣伝などを記載(印刷)して商品アピール度を高めることができる。
【0006】
前記シート状部材が紙からなり、その紙を折り曲げて組み立てて、包装容器を構成してもよい。
【0007】
前記延出部を、前記包装本体の左右方向両端のうちのいずれか一方に備えさせた前後一対の帯状部から構成してもよい。
【0008】
前記切欠きを、前記包装本体に収容された容器の上下方向ほぼ上半分以上を露出する範囲に設定してもよい。
【0009】
前記容器がそれの上下方向に長い縦長状に構成され、前記包装本体に上下姿勢で収容されてもよい。
【0010】
前記包装本体の延出部を構成する後側の帯状部に、該包装本体に収容された容器の裏面のほぼ全域に接触する裏側部を連設してもよい。
【0011】
前記容器がキャップを下にして起立可能なチューブ容器から構成してもよい。
【発明の効果】
【0012】
容器の少なくとも下側周面に沿ったほぼ同形のシート状部材から包装本体を構成することによって、簡素な構成の包装本体にて容器をガタツキ無く確実に収容することができながらも、包装本体が容器から大きく出っ張ることがなく、取扱面及び保管面において有利になる。また、製作精度も必要以上に高める必要がなく、製造面においても有利になる。又、容器の上端の少なくとも一部に接当する接当部にて容器の上方側への移動を接当阻止することによって、上下方向において容器が包装本体の上方から飛び出すことがなく、容器を確実に保持することができ、運搬時やハンドリング時に容易に取り扱うことができる。しかも、前面から後面に渡る特定範囲又は前面及び後面のうちの少なくとも一方の面の特定範囲の上部を露出するための切欠きを通して容器(商品)そのものも効率よく見せて確認することができながらも、包装本体に必要十分な商品説明や広告宣伝などを記載(印刷)して商品アピール度を高めることができる販売面において有利となる包装容器になる。
【0013】
シート状部材が紙からなり、その紙を折り曲げて組み立てて、包装容器を構成することによって、包装容器自体の保形性を確保して、収容する容器が安定性のないものであっても、安定良く商品の陳列を行うことができる利点がある。又、紙の場合は廃棄処分がし易い利点もある。
【0014】
延出部を、前記包装本体の左右方向両端のうちのいずれか一方に備えさせた前後一対の帯状部から構成することによって、包装本体の左右方向中央に延出部を備えさせる場合に比べて、容器(商品)の内容が集中的に記載されている中央部を見せて容器を直ちに確認することができる利点がある。
【0015】
切欠きを、前記包装本体に収容された容器の上下方向ほぼ上半分以上を露出する範囲に設定する場合には、容器をより明確に把握することができる。
【0016】
包装本体の延出部を構成する後側の帯状部に、包装本体に収容された容器の裏面のほぼ全域に接触する裏側部を連設することによって、包装本体の保形強度を高めることができると共に情報などを記載する面積を増大させることができる。
【0017】
容器がキャップを下にして起立可能なチューブ容器から構成する場合には、シート状部材が保形性を有しないものであっても、チューブ容器のキャップにて起立姿勢を保持することができ、包装本体を合成樹脂などの柔軟性(可撓性)を有する材料から作製することもでき、包装容器の形態を拡大することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
図1(a),(b)及び図2に、チューブ容器1をガタツキ無く収容して商品展示を行うための包装容器2が示されている。前記チューブ容器1には、例えば歯磨き、洗顔クリーム、洗剤、シャンプー、リンス等の化粧料、軟膏等の医薬品の他、練りわさびや練りからし等の食品など、各種の内容物が充填されることになる。
【0019】
ここでは、容器の一例として、上下方向に長い縦長状のチューブ容器1を示しているが、上下寸法と左右寸法とがほぼ同一のものであってもよいし、又、左右寸法に長い横長状のものであってもよいし、あるいはチューブ容器以外の他の形態を有する各種の容器であってもよい。前記チューブ容器1について詳述すれば、一端(図では上端)に偏平な板状で端面が一直線状のチューブエンドシール部3を備えたチューブ本体4の他端(図では下端)の注入口にチューブ本体4の最大直径よりも少し小さな直径を有する円形で端面がほぼフラットなキャップ5を取り付けている。従って、図1(a),(b)及び図2に示すように、キャップ5を下に向けた立ち姿勢で安定して保持可能(起立可能)な、所謂スタンディングタイプを構成しているが、他の形態のものであってもよい。又、ここでは、キャップ5を下向きにして包装容器2に収容した場合を示しているが、場合によっては、キャップ5が上向きとなる不安定姿勢で包装容器2に収容して実施することもできる。
【0020】
前記包装容器2は、図4に示すように、一枚のコートボール紙(印刷効果を良くするために印刷面を白くコートした紙のこと、シート状部材)を折り込んで完成させることができるようになっている。前記包装容器2を構成するシート状部材の材料は、コートボール紙の他、段ボール紙、ボール紙(板紙)などの各種の紙の他、PET製やPP製などの透明、半透明あるいは不透明な合成樹脂製シートを用いてもよい。前記包装容器2を構成するコートボール紙は、底部6とこの底部6から上方へ延びて前記容器1の下側周面を覆うと共に下側周面に沿ったほぼ同形に構成された円筒状の胴部7とを主要構成部としている。ここでは、一枚の紙にて包装容器2を組み立てる構成にすることによって、組み立て作業面や在庫管理面において有利になるが、複数枚の紙又は合成樹脂にて包装容器2を組み立てるようにしてもよい。
【0021】
図1〜図4に示すように、前記胴部7は、前記チューブ容器1の上下方向ほぼ半分の前側下方を覆う前側部8と、上下方向の折り曲げ線9を介して連設され、かつ、チューブ容器1の上下方向ほぼ半分の後側下方を覆う後側部10とからなっている。前記胴部7を構成する前側部8及び後側部10の上端のうち、前記折り曲げ線9を挟んで両側に位置する箇所に、上方へ延出した前後一対の帯状部17,18を備えさせて、該胴部7の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部19を構成し、前記延出部19に包装本体2に収容された容器の上端の少なくとも一部に接当して容器の上方側への移動を接当阻止するための後述する接当部22を備えさせている。そして、前記後側の帯状部18の横側端から水平方向に延出され、かつ、前記後側部10の上端から上方に該後側部10の左右幅よりも幅狭に構成された裏側部11を備えている。前記底部6は、前記胴部7の下端に連接された3枚の矩形状(長方形)の蓋部材12,13,14からなり、左右両側の蓋部材12,13を折り曲げてから、中央に位置する蓋部材14を折り曲げると共に該蓋部材14の先端に備える差込片部14Aを折り曲げ線14Bを介して折り曲げ、差込片部14Aを胴部7に差し込むことによって、胴部7の下端部開口を閉塞することができるようになっているが、他の構成であってもよい。図に示す8Bは、前記後側部10に遊端部内面に糊付けして、胴部7を円筒状にするために前側部8の遊端部に備えさせた接合部であるが、後側部10に前側部8を係止により連結する構成であってもよい。又、図に示す15,16は、底部6が矩形状であるために、4つの角部のうちの2つの角部を無くして胴部7をほぼ円筒状に構成するための前側部8及び後側部10に形成した折り曲げ線であるが、底部6が円形にて構成している場合には、これら折り曲げ線15,16は、必要ないことになる。前記底部6は、矩形状の他、円形、楕円形あるいは多角形など、どのような形状であってもよいが、胴部7を、チューブ容器1の胴体部の周面に沿ったほぼ同形に構成することになる。又、前記包装容器2を組み立てるときに、前記底部6が下方に倒れてワンタッチで形成されるものであってもよい。
【0022】
又、前記延出部19を構成する前側の帯状部17の上端から上方に延出して1本の折り曲げ線20Aで山折り自在な第1折り曲げ部20と、延出部19を構成する後側の帯状部18の上端横側部から水平方向に延出して折り曲げ線21Aで山折り自在な第2折り曲げ部21とを備え、一方の折り曲げ部20を折り曲げてから、他方の折り曲げ部21を折り曲げて重ね合った部分を糊付けにより両者を固定することで、チューブ容器1のチューブエンドシール部3の角部に接当してチューブ容器1の上方側への移動を接当阻止する接当部22を構成している。従って、図3に示すように、底部6が組み立てられた状態の包装容器2に上方から容器1を入れてから折り曲げ部20,21を折り曲げて接着固定することによって、容器1の包装容器2への収容を完了させることができる。尚、両折り曲げ部20,21を接着固定した後、包装容器2の下方から容器1を包装容器2内に入れてから、蓋部材14にて閉塞することもできる。前記接当部22を糊付けにより構成する他、粘着テープなどの貼り合わせ手段により構成する他、係止手段、差し込み手段などにより構成してもよいし、折り曲げるだけで接当部22を構成するものであってもよい。ここでは、前記延出部19を正面視において右側に配置したが、左側であってもよいし、場合によっては左右方向ほぼ中央に配置してもよい。又、前記延出部19を前後一対の帯状部17,18から構成したが、一方を長くし、それの先端を胴部7に係止又は接着剤により固定する構成であってもよい。
【0023】
従って、図4に示すように、用意されたコートボール紙を、まず折り曲げ線9で折り曲げると共に前側部8の接合部8Bを後側部10の遊端部に糊付けして、筒状にし、底部6を閉じた状態にする(図3参照)。この状態から、チューブ容器1をキャップ5を下向きにして包装容器2に上方から入れた後、折り曲げ部20,21を係止させてチューブ容器1の包装容器2への収容が完了するようになっている。尚、これとは逆に、先に折り曲げ部20,21を係止させてから、チューブ容器1をチューブエンドシール部3側から包装容器2の底部6側から入れた後、底部6を閉じるようにしてもよい。前記折り曲げ線15,16を折り曲げる時期は、どのようなタイミングであってもよい。
このように包装容器2にチューブ容器1を入れた状態では、包装容器2を構成する前側の帯状部17の横側端17Aと、前側部8の上端8Aと、後側部10の上端10Aと、裏側部11の横側端11Aとで形成される切欠きKを通してチューブ容器1そのものを見たり、チューブ容器1の外面に印刷された情報を見ることにより、容器1の形態や容器1の内容を即座に確認することができる。図1〜図4で示した切欠きKは、容器1の外面のうち、前面の右端以外ほぼ全部と、その前面から後面の正面視左側端に渡る特定範囲の上部を露出するようにしているが、容器1の外面のうち、前面の特定範囲(一部であってもよいし、全域であってもよい)の上部のみを露出してもよいし、後面の特定範囲(一部であってもよいし、全域であってもよい)の上部のみを露出してもよい。
【0024】
又、図5では、図1〜図4で示した包装容器2の裏側部11を省略すると共に、後側部10にも切欠きを形成してさらに簡素な包装容器2に構成するだけでなく、容器1の露出面積を増大するようにしてもよいが、図に示す以外の構成であってもよい。前記切欠きKは、後側の帯状部18の横側端18Aと、後側部10の上端10Aと、該後側の帯状部18とは反対側の角部に上方に延びる第2延出部23の横側端23A及び上端23Bと、前側の帯状部17の横側端17Aと、前側部8の上端8Aとで形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】容器が収容された包装容器を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの側面図である。
【図2】容器が収容された包装容器の斜視図である。
【図3】容器を包装容器にそれの上方から入れる直前の状態を示す斜視図である。
【図4】包装容器を組み立てる前のコートボール紙を示す展開図である。
【図5】別の包装容器を示す裏側から見た斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
1 チューブ容器
2 包装本体
3 チューブエンドシール部
4 チューブ本体
5 キャップ
6 底部
7 胴部
8A 上端
8B 接合部
8 前側部
9 折り曲げ線
10 後側部
10A 上端
11A 横側端
11 裏側部
12,13,14 蓋部材
14A 差込片部
14B 折り曲げ線
15,16 折り曲げ線
17A 横側端
17 帯状部
18K 横側端
18 帯状部
19 延出部
20A 折り曲げ線
20 折り曲げ部
21 折り曲げ部
21A 折り曲げ線
22 接当部
23 第2延出部
23A 横側端
23B 上端


【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容物が充填された容器を収容するシート状部材からなる包装本体が、底部とこの底部から上方へ延びて該容器の少なくとも下側周面を覆うと共に該下側周面に沿ったほぼ同形に構成された筒状の胴部とを備え、前記胴部の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部を備え、前記延出部に前記包装本体に収容された容器の上端の少なくとも一部に接当して該容器の上方側への移動を阻止するための接当部を備えさせ、前記包装本体に収容された容器の外面のうち、前面から後面に渡る特定範囲の上部を露出するための切欠きを前記胴部の上端と前記延出部の横側端とで形成してなる包装容器。
【請求項2】
内容物が充填された容器を収容するシート状部材からなる包装本体が、底部とこの底部から上方へ延びて該容器の少なくとも下側周面を覆うと共に該下側周面に沿ったほぼ同形に構成された筒状の胴部とを備え、前記胴部の上端のうちの特定箇所から上方へ延出した延出部を備え、前記延出部に前記包装本体に収容された容器の上端の少なくとも一部に接当して該容器の上方側への移動を阻止するための接当部を備えさせ、前記包装本体に収容された容器の外面のうち、前面及び後面のうちの少なくとも一方の面の特定範囲の上部を露出するための切欠きを前記胴部の上端と前記延出部の横側端とで形成してなる包装容器。
【請求項3】
前記シート状部材が紙からなり、その紙を折り曲げて組み立ててなる請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項4】
前記延出部が、前記包装本体の左右方向両端のうちのいずれか一方に備えさせた前後一対の帯状部からなる請求項1又は2又は3に記載の包装容器。
【請求項5】
前記切欠きを、前記包装本体に収容された容器の上下方向ほぼ上半分以上を露出する範囲に設定してなる請求項1〜4のいずれかに記載の包装容器。
【請求項6】
前記容器がそれの上下方向に長い縦長状に構成され、前記包装本体に上下姿勢で収容されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の包装容器。
【請求項7】
前記包装本体の延出部を構成する後側の帯状部に、該包装本体に収容された容器の裏面のほぼ全域に接触する裏側部を連設してなる請求項4に記載の包装容器。
【請求項8】
前記容器がキャップを下にして起立可能なチューブ容器からなる請求項1〜7のいずれかに記載の包装容器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−298388(P2006−298388A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−118258(P2005−118258)
【出願日】平成17年4月15日(2005.4.15)
【出願人】(000106324)サンスター株式会社 (200)
【Fターム(参考)】