説明

包装箱

【課題】中身がボール状や豆状の菓子食品の場合で、開封後に繰り返し開閉して中身を取り出す場合に取り出し易く、外観デザインにも優れ、消費者などのユーザにとって機能性と利便性を向上させた包装箱を提供する。
【解決手段】一枚物の展開図シートを折り曲げ加工して組み立てられ、箱体として組み立てた状態で具現している取出孔63を開閉蓋72で閉塞した密封状態から、開封時に消費者が開閉蓋72に指を押し当てて押し出し操作することで開閉蓋が回動ヒンジ部を支点に扇形状に動作して取出孔63を商品の取り出しが可能に開放し、また開閉蓋72を押し戻す逆操作によって取出孔63を閉塞する、開放と閉塞の開閉操作を繰り返し可能に構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中身である商品がたとえばボール状や豆状の菓子食品を密封パッケージして市販に供される状態の包装箱に係り、開封後は消費者が開閉蓋を何度も繰り返し開閉操作が可能で商品を簡便かつ安心して取り出しできる機能性に優れた包装箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ボール状のチョコレート菓子などの菓子食品を開封して取り出して食するようにした包装箱としては、中身収納部の内箱を外箱からスライドさせて引き出して任意の個数の中身を取り出す構造が周知である。あるいは、箱本体の角部や側辺部などの一部に中身の1個程度を取り出せる大きさの取出口を設け、この取出口をスライド式または回動式の開閉片で開閉するようにした包装箱も知られている(たとえば、特許文献1,2参照)。
【0003】
中身の商品が菓子食品などをパッケージして市販に供される包装箱の場合、特に安全性や保存性が強く求められることはもとより、消費者の購買意欲を高めるがための箱体の外観デザインや機能性、そして利便性も重視される。しかし、過度な包装や構造は製品の販売価格にも反映するので、安全性、保存性、そして機能性や利便性のすべてを満足したうえで箱体の製造コストを極力抑えることが求められる。
【0004】
【特許文献1】特開平8−253274号公報
【特許文献2】特開平8−253229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
内箱を外箱から引き出して中身を取り出す形式の包装箱は、特に幼児や児童など若年の消費者であるユーザの場合は手加減が分からず内箱を勢い余って引き出したときなど、中身がボール状のチョコレート菓子や豆菓子などは内箱から飛び出してしまうことがある。その場合、周囲にこぼれて散乱してしまうなど安心感に欠け、機能性や使用性に劣ることから主流でなくなってきている。
【0006】
一方、上記特許文献1,2に開示された包装箱の場合、消費者などのユーザが片手で開閉操作を容易にできるようにした構造が開示されている。それらは箱本体の角部や側辺部など一部に中身1個程度を取り出せる取出口を開口し、その取出口を舌片状の開閉片をスライドさせたり、回動させて開閉する構造である。しかしながら、その場合、開閉片を繰り返しスライドあるいは回動させると、スライド部分や回動部分がダレて劣化などすると動きに円滑性が損なわれ、中身の取り出しが不便になるという問題がある。
【0007】
以上に鑑み、本発明の目的は、特に中身がボール状や豆状の菓子食品の場合で、開封後に繰り返し開閉して中身を取り出す場合に取り出し易く便利であり、外観デザインにも優れ、消費者などのユーザにとって機能性と利便性を向上させた包装箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の代表的な包装箱は、一枚物の展開図シートを折り曲げ加工して組み立てられ、その組立工程の過程で中身の商品を箱詰めして密封したパッケージ製品として市場に供される包装箱であって、箱体として組み立てた状態で具現している取出孔を開閉蓋で閉塞した密封状態から、開封時に消費者が前記開閉蓋に指を押し当てて押し出し操作することで開閉蓋が回動ヒンジ部を支点に扇形状に動作して前記取出孔を商品の取り出しが可能に開放し、また前記開閉蓋を押し戻す逆操作によって前記取出孔を閉塞するそうした開放と閉塞の開閉操作を繰り返し可能に構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の包装箱によれば、一枚物の展開図シートを折り曲げ加工し、その組立過程の段階で中身の商品であるたとえばボール状の菓子食品を箱詰めして密封することで、パッケージ製品として市場に供される。開封後は、繰り返し開閉して中身を取り出す場合に取り出し易く、消費者などのユーザにとって機能性と使い便利なものを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る包装箱の好適な実施形態について図面を参照して詳記する。
【0011】
≪第1実施形態≫
図1は、本実施形態の包装箱にボール状あるいは豆状の中身商品〔図4(b)中符号A参照〕を収納してパッケージした状態〔同図(a)〕と、パッケージ開封後に消費者であるユーザが開閉蓋72を指操作して開いて商品Aを取り出すときの状態〔同図(b)〕を示す。この場合の開閉蓋72は、ユーザが指先で押して扇形に回動(図中矢印方向)できるようになっており、合致させた取出孔23,63,76から商品Aを1個ずつ取り出して食すことができる。また、必要数に足りたならば、開閉蓋72を図1(a)の元の状態に戻して取出孔23,63,76を閉塞し、これを何度でも繰り返すことができる。このように機能する包装箱は、図2以下の各図で示す1枚のブランクシート(展開図シート)S1を包装工程にて順次組み立て、その工程段階で商品Aを箱詰めして収納して図1(a)のようにパッケージし、出荷して市場に供される。
【0012】
展開図シートS1は、包装箱の材料であるたとえば厚手紙質の素材シートを金型で打ち抜きプレス加工して一枚物として型抜きされる。この型抜き加工と同時に以下の各部、各折線L1〜L14、取出孔63,76や蓋出し入れ孔23、切り離し線C1などもプレス加工で形成され、図1の1枚の展開図シートS1を得る。
【0013】
展開図シートS1は、図の左側から順に側面部10,主面部20,側面部30,主面部40,側面部50,開閉蓋ガイド面部60,そして開閉蓋形成部70などの各部からなっている。各部は、図の左側から順に側面部10を主面部20に対して図の裏方向に折り曲げるための山折線L1と、側面部30を介して主面部20,40が対向するように図の裏方向に折り曲げるための両側の山折線L2,L3を有している。さらに、側面部50を介して主面部20と開閉蓋ガイド面部60が対向するように図の裏方向に折り曲げるための山折線L4,L5と、開閉蓋ガイド面部60に対して開閉蓋形成部70を図の手前方向に折り曲げるための谷折線m1を有している。
【0014】
再び図の左側から順に、側面部10の両端にはそれぞれの山折線L6,L7を介して図の裏方向に折り曲げられるフラップ11,12を有している。主面部20の両端にはそれぞれの山折線L8,L9を介して図の裏方向に折り曲げられる側面部21,22を有している。加えて、この主面部20には後述する本実施形態の要部である開閉蓋72が挿入される蓋出し入れ孔23が設けられ、開閉蓋72の包装箱内外に向けての扇形動作を可能にしている。また、隣りの側面部3の両端にはそれぞれの山折線L10,L11を介して図の裏方向に折り曲げられるフラップ31,32を有している。そして、その隣りの主面部40の両端にはそれぞれの山折線L12,L13を介して図の裏方向に折り曲げられる側面部41,42を有している。
【0015】
展開図シートS1は、各山折線L1〜L14からの折り曲げ工程において折り曲げ加工機(ベンダー)などで自動加工されるが、折り曲げ順序の製造工程についてはここでは特に言及しない。
【0016】
上記各部を互いに接着して箱体とするために、たとえば上記側面部10の背面に接着剤を塗布した接着糊代部13が設けられて上記側面部50との接着に備えている。また、主面部40両端の側面部41,42の背面にも同様な接着糊代部43,44が設けられて、フラップ11,12と、側面部21,22と、フラップ31,32との接着による接合に備えている。
【0017】
そこで、展開図シートSの図の右側は、本実施形態の要旨ともいうべき改良された開閉構造の形成部分となっている。
【0018】
スリット状の切り込み61,62を介して開閉蓋ガイド面部60が設けられ、この開閉蓋ガイド面部60に対して隣りの開閉蓋形成部70が図2でいう手前方向に谷折線m1を介して折り畳まれるようにようになっている。図3は、そうした折り畳み工程のパッケージ過程を示している。開閉蓋ガイド面部60の厳密に計算された位置には図4で示すたとえばボール状チョコレート菓子などの商品Aの1個程度を取り出せる大きさと形状の取出孔63が開孔されている。
【0019】
一方、開閉蓋形成部70においては、切り離し線C1から軸受プレート71に対して開閉蓋72の一部が繋がった状態で分離される。すなわち、切り離し線C1は一端側まで完全に切り込まれておらず、一部を回動ヒンジ部73として残すようになっている。そうした切り離し線C1の途中数箇所にて仮止め部C2,C3が設けてあり、組立工程時にそれら仮止め部C2,C3が自動的に切断され、上記回動ヒンジ部73を残して軸受プレート71から開閉蓋72を分断する。その分断によって、開閉蓋72は回動ヒンジ部73を支点にして図1(b)で示したごとき扇形の回動が可能となる。
【0020】
さらに、開閉蓋72の先端部には重ね折り線L14を介して折り重ねられる指掛け片75が設けられていて、その背面の接着糊代部76で開閉蓋72に折り重ねて一体的に接着される。指掛け片75の重なりで開閉蓋72は二枚分の厚さを有することになり、主面部20に設けた蓋出し入れ孔23から包装箱内外に向けて扇形の回動が繰り返されても劣化しないように腰の強さを強化するとともに、二枚分の厚さとしたことでユーザがそこに指を引っ掛けて扇形に開閉回動させる操作をし易くしている。さらにまた、開閉蓋72の計算された位置には商品Aの1個程度を取り出せる大きさと形状の取出孔63が開孔されている。この取出孔63は前述の開閉蓋ガイド面部60に設けた取り出孔63に重ね合わせて適合する大きさと形状になっている。こうした開閉蓋72の細部にわたる高精度のパッケージ設計でもって、開閉蓋72による商品Aの優れた取出し機能が実現される。
【0021】
図4(a),(b)は、パッケージ最終段階において、側面部21,41または側面部22,42のいずれか一方側から所定量の商品Aを箱詰めして収納し、密封して市場に供されるまでの製造段階を示している。
【0022】
市場にて購入したユーザは、包装箱を密封しているラッピング包装紙を剥がすなどし、図1(a)のように中身の商品Aが取り出せる状態にする。ユーザはたとえば親指の腹を開閉蓋72の二重重ねになっている指掛け部75に押し当て、包装箱本体から引き出すようにして押すと、開閉蓋72は扇形に回動する。それによって、図1(b)のように取出孔63,76が合致し、商品Aの1個分が取り出せるように開口して、ユーザが振り出すようにすると、商品Aを包装箱から取り出すことができる。必要が足りたら、開閉蓋72を押し戻すようにして扇形に回動させ、再び図1(a)の状態にして次回に食する機会まで保管できる。そうした商品Aの取り出しを何度となく簡便に繰り返すことができる。
【0023】
このようにして、ユーザは非常に機能的かつ簡便に開閉蓋72を開閉操作することで商品Aを1個ずつ確実に取り出せる。したがって、取り出し時に勢いあまって中身の商品Aが大量に飛び出して散乱するといった従来の不具合は解消される。
【0024】
≪第2実施形態≫
つぎに、図5(a),(b)以下の図を参照して本発明による第2実施形態の包装箱の構造について説明する。
【0025】
この場合の開閉蓋81は、図5(b)中の矢印で示す方向に包装箱本体に対して直角方向に開閉動作することが上記第1実施形態の扇形動作する開閉蓋72と異なる点である。
【0026】
図6に示すように、本実施形態の包装箱をパッケージするための1枚の展開図シートS2が準備される。図の左側から右側へ順に各部の構造は開閉蓋ガイド面部60まで図2の第1実施形態と共通する部分となっている。
【0027】
開閉蓋ガイド面部60に隣り合って図の右側に開閉蓋形成部80が設けられている。この開閉蓋形成部80は開閉蓋81を有し、指掛け片82を重ね折り線L14から折り返して二枚重ねにする構造も第1実施形態の開閉蓋72と同様である。また、開閉蓋形成部80の計算された位置に取出孔85が設けられ、隣りの開閉蓋ガイド面部60の取出孔63と合致させる。
【0028】
そこで、開閉蓋形成部80に要部ともいうべきばね部84,84がこの場合両側から対向一対で設けられている。ばね部84,84は、展開図シートS2の状態で平行な2本線による切り離し線をたとえばS字状やU字状に形成し、本実施形態ではジグザグ形状に形成することで設けられ、ばね部84,84を介して開閉蓋81となる部分が展開図シートS2から切り離し可能となっている。すなわち、折り曲げ加工による組立と商品Aの箱詰め工程を経て市場に供される段階でジグザグ形状の切り離し線からばね部84,84が展開図シートS2に対して伸縮可能に切り離されている。消費者によるユーザが開閉操作すると、ばね部84,84が伸縮動作することによって、開閉蓋81の開閉方向への直線動作が可能となる。具体的に、ばね部84,84は、図5に示すように、開閉蓋81をユーザが押し出すようにして開くと、その押し出し力でもって伸び〔同図(b)参照〕、開閉蓋81を元位置に戻して閉じる操作を行うと、ばね部84,84が原形状に縮小して復帰する〔同図(a)参照〕。そうしたばね部84,84の付勢力でもって開閉蓋81を主面部20の蓋出し入れ孔23から覗かせて包装箱本体に対し直角方向に円滑に開閉動作させることができる。
【0029】
図7および図8(a),(b)は、かかる第2実施形態において、製造ラインにおけるパッケージ工程の一部と、そして商品Aを箱詰めしてパッケージ終了後に市場に供されるまでの態様を示している。
【0030】
以上、本発明による包装箱の好適な実施形態を説明したが、かかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内でその他の実施形態、応用例、変形例も可能である。特に、図2と図6で示す展開図シートS1,S2の各部の大きさや形状についてもあくまで一例であり、これによって組み立てられた図1(a),(b)と図5(a),(b)に示す包装箱の外観についてもこれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】同図(a),(b)は、本発明に係る包装箱についてパッケージ製品としての第1実施形態である扇形開閉動式の開閉蓋を中身取り出し前の閉じた状態と中身取り出し可能に開放した状態を示す外観図。
【図2】同第1実施形態の包装箱の展開図シート(ブランクシート)を示す図。
【図3】同第1実施形態の包装箱の折り曲げによる製造工程を示す図。
【図4】同図(a),(b)は、第1実施形態の製造工程において中身を箱詰めする最終段階に近い工程を示す図。
【図5】同図(a),(b)は、本発明に係る包装箱の第2実施形態として直線動式の開閉蓋を中身取り出し前の閉じた状態と中身取り出し可能に開放した状態を示す外観図。
【図6】同第2実施形態の包装箱の展開図シートを示す図。
【図7】同第2実施形態の包装箱の折り曲げによる製造工程を示す図。
【図8】同図(a),(b)は、第1実施形態の製造工程において中身を箱詰めする最終段階に近い工程を示す図。
【符号の説明】
【0032】
S1,S2 展開図シート(ブランクシート)
A ボール状菓子食品などの商品
20,40 主面部
23 開閉蓋の蓋出し入れ孔
60 開閉蓋ガイド面部
63 取出孔
70 開閉蓋形成面部
71 軸受プレート
72 開閉蓋
73 回動ヒンジ部
75 指掛け部
76 取出孔
C1 切り離し線
80 開閉蓋形成面部
81 開閉蓋
82 指掛け部
84 ばね部
85 取出孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一枚物の展開図シートを折り曲げ加工して組み立てられ、その組立工程の過程で中身の商品を箱詰めして密封したパッケージ製品として市場に供される包装箱であって、
箱体として組み立てた状態で具現している取出孔を開閉蓋で閉塞した密封状態から、開封時に消費者が前記開閉蓋に指を押し当てて押し出し操作することによって、前記開閉蓋が回動ヒンジ部を支点に扇形状に動作して前記取出孔を商品の取り出しが可能に開放し、また前記開閉蓋を押し戻す逆操作によって前記取出孔の閉塞を繰り返し可能に構成したことを特徴とする包装箱。
【請求項2】
前記展開図シートの状態で前記開閉蓋となる部分が一部を残して切り離し線から分断可能に設けられていて、折り曲げ加工による組立と商品の箱詰め工程を経て市場に供される段階で前記開閉蓋が前記切り離し線から分断されて一部を回動ヒンジ部として残しており、消費者による開閉操作で前記開閉蓋が前記回動ヒンジ部を支点に扇形状に開閉動作することを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
一枚物の展開図シートを折り曲げ加工して組み立てられ、その組立工程の過程で中身の商品を箱詰めして密封したパッケージ製品として市場に供される包装箱であって、
箱体として組み立てた状態で具現している取出孔を開閉蓋で閉塞した密封状態から、開封時に消費者が前記開閉蓋に指を押し当てて操作することによって、前記開閉蓋がばね部に抗して直線動作して前記取出孔を商品の取り出しが可能に開放し、また前記開閉蓋を押し戻す逆操作時は前記ばね部の復帰力に助勢されて前記取出孔を閉塞する、開放と閉塞の開閉操作を繰り返し可能に構成したことを特徴とする包装箱。
【請求項4】
前記展開図シートの状態で平行な2本線による切り離し線をジグザグ形状に形成して前記ばね部として設け、そのばね部を介して前記開閉蓋となる部分が前記展開図シートから切り離し可能となっており、折り曲げ加工による組立と商品の箱詰め工程を経て市場に供される段階で前記ジグザグ形状の切り離し線からばね部が前記展開図シートに対して伸縮可能に切り離されていて、消費者による開閉操作で前記ばね部が伸縮動作することによって前記開閉蓋が開閉方向に直線動作することを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
【請求項5】
前記商品がボール状または豆状の菓子食品である場合に、前記取出孔がその商品の1個程度を振り出して取り出せる大きさと形状に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装箱。
【請求項6】
前記開閉蓋が、ユーザの指圧に用いる平均的な指の大きさに形成され、押し当てる部分が指の引っ掛かりに二重折りされて厚手となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装箱。
【請求項7】
前記開閉蓋の扇形動作または直線動作のそれぞれ方向は、消費者が片手操作するときの平均的な親指動作の動線に合わせてなっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の包装箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−62061(P2009−62061A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−230102(P2007−230102)
【出願日】平成19年9月5日(2007.9.5)
【出願人】(505437044)
【Fターム(参考)】