説明

包装袋のシール装置

【課題】合成樹脂フィルム製包装袋の両側のシール部をシールするにあたって、リード線の断線防止を図るシール装置を提供する。
【解決手段】包装袋2の両側からシールブロック25によってシール部2aをシールするに当たって、シールブロック25に対して渦電流により加熱するコイルプレート24を固定して配置して、シールブロック25の往復動によって包装袋のシール部2aをシールする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂等のフィルムで製作の包装袋の両側からシール部をヒートシールするシール装置であり、特にリード線が疲労して断線することを防止することに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、合成樹脂等のフィルムで製作の包装袋の両端を一対の挟持腕で挟持して、順次、各工程を搬送されるロータリー式包装機がある。この包装機において、製品を充填された後、一対の挟持腕1で挟持された包装袋2の上部をシールブロック81でヒートシールするシール装置を図6に示す。尚、図6(A)はA〜A平面図であり、図6(B)は側面図である。
このシール装置80は、往復動する一対のシールブロック81と往復動装置84で構成されている。また、シールブロック81内にはニクロム線等の電熱線が内蔵してあり、その電熱線によりシールブロック81は加熱される。
シールベース86には往復動装置84がカバー83で覆われて備えてあり、この往復動装置84は、スライド軸受け85aで支持されているスライド軸87aを往復動すると共に、スライド軸受け85bで支持されているスライド軸87bを往復動する。そして、前記スライド軸87aには右シールブロック81が取り付けてあり、スライド軸87bには左シールブロック81が取り付けてある。
尚、一対のシールブロック81は、包装袋2の両端を挟持する挟持腕1の上部に配置されている。
そして、ロータリー式包装機において、一対の挟持腕1で挟持された包装袋2は製品を充填された後、開口部2aは前記往復動する一対のシールブロック81で両側から挟着されてヒートシールされる。
【0003】
また、引用文献1には、回転式シールローラが開示してある。このシールローラと僅かな隙間を介して、内鉄心と外側鉄心で構成のケーシングが配置してあり、その内鉄心と外側鉄心内には50〜60ヘルツの低周波電流を流すことによって低周波の電磁線を発生させる誘導コイルが内装されている。そして、シールローラは、前記誘導コイルに発生する低周波の電磁線により渦電流が発生して誘導加熱器として機能する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−39919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電熱線を内臓のシールブロックは、ヒートシールする毎に往復動するため、リード線も往復動し、リード線は疲労して断線することがあるし、消耗等により電熱線も断線することがある。
また、引用文献1に開示の誘導加熱方式は、回転式シールローラであり、連続してヒートシールをする包装材(フィルム)に適用している。しかし、包装袋の両端を挟持腕で挟持された包装袋のシール部を前記回転式シールローラでヒートシールすると、包装袋の両端が支持されていない状態でのヒートシールであるため、しわが生ずるという課題がある。
そこで、本願発明では、前記課題を解消する包装袋をヒートシールするシール装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のシール装置は、包装袋の両側からシールブロックによってシール部をシールするものであり、前記シールブロックに対して渦電流により加熱するコイルプレートを固定して配置してある。そして、シールブロックの往復動によって包装袋のシール部をヒートシールする。
又、請求項2のシール装置は、請求項1のシール装置であって、シールブロックとコイルプレートを包装袋に向かって傾斜状に配置してある。
又、請求項3のシール装置は、請求項1または請求項2のシール装置であって、シールブロックを待機状態において加熱するようにコイルプレートが固定配置してある。
又、請求項4のシール装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項のシール装置であって、シールブロックを待機状態からシール部をシールするまで、加熱するようにコイルプレートが固定配置してある。
又、請求項5のシール装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項のシール装置であって、シールブロックに対して両側にコイルプレートが固定配置してある。
請求項6のシール装置は、請求項1から請求項6のいずれか1項のシール装置であって、包装袋のシール部を2工程でシールする。
【発明の効果】
【0007】
本願のシール装置は、シールブロックの往復動によってシール部をヒートシールするが、コイルプレートは固定配置してあるので、リード線の切断を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】ロータリー式包装機の概念図である。
【図2】(A)はシール工程におけるシール装置のA〜A平面図、(B)はシール装置の側面図である。
【図3】(A)〜(D)は種々のシールブロックとコイルプレートの形態を示す。
【図4】(E)〜(H)は種々のシールブロックとコイルプレートの形態を示す。
【図5】包装袋の底部と側部をシールするシールブロックとコイルプレートの形態を示す。
【図6】従来のシール装置を示し,(A)はA〜A平面図、(B)はシール装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本願発明について、図面を参照して説明する。
図1は製作された合成樹脂等のフィルムで製作された包装袋を給袋搬送機5、受渡し機(図指略)を介して、包装袋の両端を一対の挟持腕1で挟持した後、順次、各工程を搬送して、製品を充填した包装袋を完成させるロータリー式包装機である。
このロータリー式包装機は、前記給袋搬送機5、受渡し機(図指略)を介して1枚毎、包装袋を吸引して一対の挟持腕1に受け渡す給袋機器等を配置の第1工程、印字機、チャック開き機器6等を配置の第2工程、印字検査機器と底膨らまし機器7を配置の第3工程、袋開口機器8を配置の第4工程、製品充填機9を配置の第5工程、振動機器等を配置の第6〜8工程、シール装置20を配置の第9工程、冷却、製品排出機器40を配置の第10工程で構成されていて、包装袋を順次、所定時間間隔で搬送して製品を得る。
【0010】
図2(A)は、製品を収納後の包装袋の開口部をシールするシール工程(9工程)におけるシール装置20のA〜A平面図、図2(B)はシール装置20の側面図である。
包装袋2は、製品を収納された一対の挟持腕1で挟持されて、開口部をヒートシールするために、シール装置20を配置の第9工程に搬送される。このシール装置20は水平往復動装置23と、この水平往復動装置23によって往復動する一対のシールブロック25と、シールブロック25を渦電流によって加熱する固定状態のコイルプレート24から構成されている。
【0011】
シールベース21には水平往復動装置23がカバー22で覆われて備えてあり、この往復動装置23は、スライド軸受け25aで支持されているスライド軸27aを往復動すると共に、スライド軸受け25bで支持されているスライド軸27bを往復動する。そして、前記スライド軸27aの端部には右シールブロック25が取り付け手段26aを介して取り付けてあり、前記スライド軸27bの端部には左シールブロック25が取り付け手段26bを介して取り付けてある。
前記一対のシールブロック25は金属製であり、シール部2aのシール幅と長さ(図の表裏方向)を備え、前記水平往復動装置23によって、前記挟持腕1の上部に当たる包装袋2のシール部2a(開口部)の両面をヒートシールする。
【0012】
前記シールブロック25を渦電流によって加熱するコイルプレート24は、よく知られた鉄心と誘導コイルで構成され、前記シールブロック25と僅かな隙間を介して、シールブロック25の上部に、固定台29に取り付けてある。
また、前記コイルプレート24に内臓の誘導コイルに、リード線28を介して電流を流すと、シールブロック25に生ずる渦電流を介して、シールブロック25は加熱体になる。尚、シールブロック25とコイルプレート24の大きさや接触面積等は、加熱体であるシールブロック25の加熱状態を考慮して選定する。
【0013】
そして、一対の挟持腕1で挟持された包装袋2が、シール装置20を配置の第9工程に到ると、コイルプレート24に流れる電流によって誘導加熱されたシールブロック25は、水平往復動装置23によって往動して、包装袋のシール部2aの両面を挟着してヒートシールをし、その後、復動して元の位置になり、コイルプレート24に流れる電流によってシールブロック25は誘導加熱される。
このような動作によって、包装袋2のシール部2aはヒートシールされるが、コイルプレート24は動かず、シールブロック25だけが往復動するので、コイルプレート24のリード線28は動くことがないので、リード線28が動くことによる切断を防止できる。又、シールブロック25は渦電流で加熱されるので、従来の電熱体の消耗による断線がない。
【0014】
図3、図4は、前記シール装置20に備えている往復動するコイルプレート24と、固定状態のシールブロック25の種々形態の正面図を示し、シール装置20の仕様により下記のいずれかを選択する。
尚、コイルプレート24とシールブロック25の幅(図3,4の裏面方向の長さ)はシール部2aの長さより長く、コイルプレート24は固定され、往復動するシールブロック25によって包装袋2のシール部2aの両面を挟着してヒートシールする。又、コイルプレート24の大きさ等は、シールブロック25の温度に対応して選択されている。
【0015】
図3(A)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Aと固定のコイルプレート24Aの大きさはほぼ同じで水平方向に長く、コイルプレート24Aはシールブロック25Aと僅かな隙間を有して上部に配置され、それぞれ水平に配置してある。この形態は、シール装置20を取り付けるに当たって、上下方向の空間が狭く、左右方向に広い空間を備える場合に好ましい。
そして、シールブロック25Aは待機状態のときコイルプレート24Aから渦電流により加熱され、水平往復動装置(図示略)によってシールブロック25Aは往動して包装袋のシール部2aの表裏に対してヒートシールをなし、復動によってシールブロック25Aは元の待機状態に戻りコイルプレート24Aからの渦電流により加熱される。
【0016】
図3(B)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Bと固定のコイルプレート24Bの大きさはほぼ同じで、シールブロック25Bはコイルプレート24Bの下側で、それぞれ包装袋のシール部2aに向けて、昇り傾斜状に取り付けてある。尚、シール部2aで挟着する前記シールブロック25Bの先端は、包装袋に対して垂直に挟着するため垂直面を備えている。
そして、往復動装置(図示略)によって、シールブロック25Bはシール部2aに向かって昇り傾斜状に往動して、シール部2aの両面で挟着してヒートシールし、下り傾斜状に復動した待機状態のシールブロック25Bはコイルプレート24Bからの渦電流により加熱される。
【0017】
図3(C)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Cと固定のコイルプレート24Cの大きさはほぼ同じの直方体であるが、前記図3(A)に示す形態を垂直方向に、即ち、水平方向に短く、縦方向に長く形成し、シールブロック25Cをシール部2aに対応する位置(内側)にし、そのシールブロック25Cの外側にコイルプレート24Cを固定配置して構成する。この形態のシール装置は、シール装置20を取り付けるに当たって、上下方向の空間が広く、左右方向に狭い空間を備える場合に好ましい。
そして、水平往復動装置(図示略)によって、シールブロック25Cは水平方向に往復動し、往動によって一対のシールブロック25Cはシール部2aの表裏で挟着してヒートシールし、復動した待機状態のシールブロック25Cはコイルプレート24Cからの渦電流により加熱される。
【0018】
図3(D)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Dと固定のコイルプレート24Dの大きさはほぼ同じであるが、前記図3(A)に示す形態とはシールブロック25Dを上側に、コイルプレート24Dを下側にして、逆の構成である。
従って、このシール装置は、図3(A)のシール装置と同じ作用であり、シールブロック25Dとコイルプレート24Dの配置は、取り付け空間及び位置によって採用する。
【0019】
図4(E)に示すシール装置は、図3(B)に示すシール装置と異なり、シール部2aに向かって、シールブロック25Eは下り傾斜状に往動する。即ち、往復動するシールブロック25Eと固定のコイルプレート24Eの大きさはほぼ同じで、シールブロック25Eはコイルプレート24Eの下側で、それぞれ包装袋のシール部2aに向けて、下り傾斜状に取り付けてある。尚、シール部2aで挟着する前記シールブロック25Eの先端は、包装袋に対して垂直に挟着するため垂直面を備えている。
そして、往復動装置(図示略)によって、往復動するシールブロック25Eはシール部2aに向かって下り傾斜状に往動してシール部2aの両面で挟着してヒートシールし、昇り傾斜状に復動した待機状態のシールブロック25Eは固定のコイルプレート24Eからの渦電流により加熱される。
【0020】
図4(F)に示すシール装置は、コイルプレート24Aとシールブロック25Aの接触面積がほぼ等しい図3(A)に示すシール装置と異なる点は、固定のコイルプレート24Fは、往復動するシールブロック25Fに対して、常時、渦電流を生じさせて加熱できるように形成してある。
そして、往復動装置(図示略)によって、シールブロック25Fはシール部2aに向かって往動してシール部2aの両面で挟着してヒートシールし、復動したシールブロック25Fは待機状態になるが、このシールブロック25Fは往復動する間、コイルプレート24Eからの渦電流により加熱されるので、シールブロック25Fの温度はより安定して維持される。
【0021】
図4(G)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Gが固定のコイルプレート24Gの上部に配置され、コイルプレート24Gとシールブロック25Gはほぼ同じ長さであるが、シールブロック25Gは待機状態及びヒートシール状態において、コイルプレート24Gの一部に対応するように配置してある。
そして、水平往復動装置(図示略)によって、待機状態のシールブロック25Gはコイルプレート24Gからの渦電流により加熱されると共に、シール部2aに対して往動した後も、コイルプレート24Gからの渦電流により加熱されながらシール部2aの表裏で挟着してシールし、その後、復動した待機状態のシールブロック25Gはコイルプレート24Gからの渦電流により加熱される。
【0022】
図4(H)に示すシール装置は、往復動するシールブロック25Hの上下に固定配置されたコイルプレート24Hで構成されている。なお、このシールブロック25Hとコイルプレート24Hは同じ大きさの直方形状である。
従って、シールブロック25Hは、待機状態において一対のコイルプレート24Hから加熱される。
水平往復動装置(図示略)によって、待機状態のシールブロック25Hは一対のコイルプレート24Hからの渦電流により加熱されてシール部2aに対して往動して、シール部2aの表裏で挟着してヒートシールし、その後、復動した待機状態のシールブロック25Hは一対のコイルプレート24Hからの渦電流により加熱される。
【0023】
次に、図5は、引っ張り状態の包装袋フィルム30に、前記シール装置によって、底部のシール部30aと側部のシール部30bを形成するものであり、側部のシール部30bを切断して包装袋を得る(図5(A))。
図5(B)は底部シール部30aをシールするために、包装袋30の両側に一対の往復動可能なシールブロック25iが配置され、一対のコイルプレート24iはシールブロック25iの外側に固定配置してある。尚、前記シールブロック25iの長さは、包装袋の底部の長さであり、コイルプレート24iはシールブロック25iを所定温度に要する形状である。
そして、シールブロック25iはコイルプレート24iに流れる電流により誘導加熱され、水平往復動して底部のシール部30aを両面から挟着してシールする。
【0024】
また、図5(C)は包装袋の側部のシール部30bをヒートシールするために、包装袋30の両側に一対の往復動可能なシールブロック25jが配置され、一対のコイルプレート24jはシールブロック25jの外側に配置してある。尚、前記シールブロック25jの長さは、包装袋の側部の長さであり、固定のコイルプレート24jはシールブロック25jを所定温度に要する形状である。
そして、シールブロック25jはコイルプレート24jに流れる電流により誘導加熱され、水平往復動して側部のシール部30bを両面から挟着してヒートシールする。
【0025】
引っ張り状態の包装袋フィルム30は、順次、1つの包装袋毎に搬送され、固定のコイルプレート24i、24jに流れる電流によって加熱された前記シールブロック25iとシールブロック25jの往復動装置(図示略)による往復動で、底部のシール部30aと側部のシール部30bをヒートシールした後に、前記側部のシール部30bを切断することによって包装袋を得る。
【0026】
以上のように、包装袋のシート面をヒートシールするに当たって、シールブロックとコイルプレートの種々の形態について説明したが、例示した形態の他、組み合わせて構成してもよい。
例えば、前記図3(B),図4(F)に示すシールブロックとコイルプレートは包装袋に対して傾斜状に配置してあるが、シールブロックとコイルプレートの上下配置を図3(D)に示すように変更してもよいし、又、図4(F),(G),(H)に示すような構成にしてもよい。又、図5に示す包装袋を製作する際のシール装置に対しても、図3、図4に示す種々の形態を採用してもよい。即ち、図3、図4に示す種々の構成を適宜選択して、最適な組み合わせで構成してもよい。
【0027】
また、前記シール装置20は、第9工程だけに配置してあるが、第8工程と第9工程のように複数工程にわたってシールをしてもよい。アルミニューム等の包装袋のように高温でシールをする場合や、工程移動時間の短縮化による高速化に対応するためには、1回のシールでは不十分で、複数回のシールをすることが望ましい場合もある。また、液体が充填された包装袋の場合には、シール面に付着した液体を蒸発させてシールをすることが必要な場合には、1工程でシールによる液体蒸発させ、2工程目でシールをすることが望ましい。
このように、包装袋によっては、2以上の複数の工程によって開口部をシールすることが望ましい。
【符号の説明】
【0028】
1 挟持腕
2 包装袋
2a シール部
20 シール装置
21 往復動装置
24 コイルプレート
24A〜24H コイルプレート
24i〜24j コイルプレート
25 シールブロック
25A〜25H シールブロック
25i〜25j シールブロック
30 包装袋フィルム
30a 底部のシール部
30b と側部のシール部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装袋の両側からシールブロックによってシール部をシールするシール装置であって、
前記シールブロックに対して渦電流により加熱するコイルプレートを固定して配置し、
シールブロックの往復動によって包装袋のシール部をシールすることを特徴とするシール装置。
【請求項2】
請求項1のシール装置であって、
シールブロックとコイルプレートを包装袋に向かって傾斜状に配置するシール装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2のシール装置であって、
シールブロックを待機状態において加熱するようにコイルプレートを固定配置するシール装置。
【請求項4】
請求項1から請求項4のいずれか1項のシール装置であって、
シールブロックを待機状態からシール部をシールするまで、加熱するようにコイルプレートを固定配置するシール装置。
【請求項5】
請求項1から請求項5のいずれか1項のシール装置であって、
シールブロックに対して複数のコイルプレートを固定配置するシール装置。
【請求項6】
請求項1から請求項6のいずれか1項のシール装置であって、
包装袋のシール部を2工程でシールすることを特徴とするシール装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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