説明

医療用切削具

【課題】本発明は、切削動作により発生する切削物を回収することが可能でインプラントを安定して挿着可能な穴部を形成することができる医療用切削具を提供することを目的とするものである。
【解決手段】医療用切削具は、支持部材1及び切削部材2を備えている。切削部材2は、円筒状の本体部20の一方の端部に切削部21が形成されており、切削部21は、本体部20の中心軸から外周に向かって切削刃部23が放射状に延設されている。切削刃部23が連設された中心部分には中心尖端部24が形成されており、外周側端部には外周尖端部25が形成されている。切削刃部23の間は、傾斜した側面23bと隣接する切削刃部23の側面23aとが交差して谷状に形成されており、谷状に形成された部分にそれぞれ導入口部26が本体部20の内部と連通するように形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯科、口腔外科、整形外科等の外科手術において、骨にインプラント用の挿着孔を穿孔する際に用いられる医療用切削具に関する。
【背景技術】
【0002】
歯科、口腔外科、整形外科等の外科手術では、人工歯根、人工関節、人工骨、骨折治療具等のインプラントを正確に挿着する必要があり、そのため人体の生体骨に予め穿孔して挿着孔を形成し、挿着孔にインプラントを挿入して位置決め固定するようにしている。
【0003】
こうした穿孔に用いる医療用切削具としては、例えば、特許文献1には、軸方向に切削作業により生じる切削粉の排出路を貫通形成し、回転方向の最外周部を前進角とする切削刃を一定間隔で放射状に複数枚形成し、切削刃の最外周部から排出路方向に切削粉の誘導面を形成した医療用中空ドリルが記載されている。また、特許文献2には、上顎洞底部に皮質骨を一層残し正確な円筒平底穴を造る機能を持つ成形ドリルである第1ドリル、穴洞底部に上顎洞粘膜を付着させたまま円板状皮質骨を切り離す機能を持つ切開ドリルである第2ドリル、及び、上顎洞底部円板状皮質骨に当接させて当該円板状皮質骨とともに上顎洞粘膜を押し上げる機能を持つ挙上ドリルである第3ドリルを組み合わせて使用するドリル装置が記載されている。また、特許文献3には、螺旋上の2から4枚刃の先端刃部と後端刃部から構成された穿孔用ドリルが記載されている。
【特許文献1】実公平5−42810号公報
【特許文献2】特許第3706938号公報
【特許文献3】特開平6−304187号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2及び3に記載されているようなドリルの場合、切削により発生する人体の生体骨の破砕物を除去して捨ててしまうため、そうした破砕物を再利用することが困難となる。切削した際に流出した破砕物を回収することも考えられるが、流出した際に不純物が混じる可能性があり、好ましくない。
【0005】
特許文献1では、切削により発生する切削粉をそのまま排出路に誘導して吸引するようにしており、切削粉が周囲に飛散しないようにしているが、回転方向の最外周部を前進角として切削動作を行なうため位置ぶれがしやすく効率よく切削を行うことが難しい。また、穿孔された穴の底部が中央の盛り上がった形状になって挿着されるインプラントが不安定になりやすい。
【0006】
こうした穿孔された穴の底部の形状はできるだけインプラントの形状に近い方が好ましいが、特許文献1に記載のドリル形状の場合底部の周辺部分が深くなるため、インプラントを所定の深さまで挿入するためにはその深さより深く周辺部分を切削しなければならず余計に生体骨を切削することになる。したがって、その分生体骨に対するダメージが大きくなって骨の再生が遅くなる。特許文献3に記載のドリル形状の場合にも中央部分が深く切削されるため、同様に余計に生体骨を切削しなければならないといった問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、切削動作により発生する切削物を回収することが可能でインプラントを安定して挿着可能な穴部を形成することができる医療用切削具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る医療用切削具は、管状の本体部の一方の端部に切削部を設けるとともに当該本体部の中心軸を中心に回転させて切削動作を行なう医療用切削具であって、前記切削部は、前記中心軸から外周に向かって放射状に延設されるとともに中心側が連設されて前記本体部の端部開口を覆うように形成された複数の切削刃部と、前記切削刃部の中心部分において前記中心軸に沿って外方に突出した中心尖端部と、前記切削刃部の間に開口形成されて切削物を前記本体部の内部に導入する複数の導入口部とを備えていることを特徴とする。さらに、前記切削刃部の外周側には、前記中心軸の方向に突出した外周尖端部が形成されていることを特徴とする。さらに、前記切削刃部は、前記中心軸に沿う一方の側面及び前記中心軸に対して傾斜する他方の側面が交差して刃先が形成されていることを特徴とする。さらに、前記本体部の内部には、前記導入口部から導入された切削物を取り出す取出部材が装着されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記のような構成を有することで、管状の本体部の一方の端部開口を覆うように複数の切削刃部を放射状に形成し、複数の切削刃部の中心部分を連設して中心軸に沿って外方に突出した中心尖端部を形成しているので、中心軸を中心に本体部を回転させれば、中心尖端部を中心に放射状に延設された複数の切削刃部が回転して中心軸方向への安定した切削動作を行なうことができる。
【0010】
また、複数の切削刃部の間には、切削物を管状の本体部の内部に導入する複数の導入口部が形成されているので、切削刃部で切削された切削物はそのまま本体部の内部に収容されるようになる。そのため切削動作の終了後本体部の内部に蓄積された切削物を回収して再利用することができ、切削物を流出させることなく確実に回収することが可能となる。
【0011】
また、切削刃部は、その外周側に中心軸の方向に突出した外周尖端部が形成されていることで、切削動作の際に中心尖端部及び外周尖端部が先導してさらに安定した切削動作が可能となる。そして、中心部及び外周部が突出して切削されることで、切削動作により穿孔される穴部の底面がインプラントの形状に近くなり、中心尖端部が所定深さとなるまで切削を行えばインプラントを挿着可能な深さまで穿孔することができる。そのため余計に生体骨を切削することがなくなり、生体骨へのダメージを抑えることが可能となる。また、インプラントに近い形状の穴部に仕上げることができるので、挿着したインプラントと穴部との間の隙間が小さくなってインプラント周囲への骨の再生を速めることが可能となる。
【0012】
また、切削刃部は、中心軸に沿う一方の側面及び中心軸に対して傾斜する他方の側面が交差して刃先が形成されているので、切削刃部が端部開口を覆うように形成した場合でも十分な強度を持たせることができる。そして、1つの切削刃部の一方の側面とそれに隣接する切削刃部の他方の側面が交差する部分が谷状に形成され、その谷状部分に導入口部が形成されるので、刃先において切削された生体骨の切削物が本体部の回転に伴って導入口部にスムーズに導入されるようになり、本体動作の回転動作に合せて切削物の回収を確実に行うことができる。
【0013】
また、管状の本体部の内部に導入口部から導入された切削物を取り出す取出部材を装着しておくことで、切削動作に伴って本体部の内部に蓄積した切削物を効率よく取り出すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
【0015】
図1は、本発明に係る実施形態に関する分解斜視図である。医療用切削具は、支持部材1及び切削部材2を備えている。支持部材1は、棒状の本体部10の一方の端部側にフランジ部11及びネジ固定部12が形成されており、他方の端部側に係止部13が形成されている。切削部材2は、円筒状の本体部20の一方の端部に切削部21が形成されており、他方の端部には取付ネジ部22が形成されている。
【0016】
取付ネジ部22は、本体部20の内周面にネジ溝が形成されており、支持部材1のネジ固定部12に螺着されるようになっている。そして、フランジ部11に当接するまで取付ネジ部22が螺着されて切削部材2が支持部材1に固定されるようになる。
【0017】
支持部材1の係止部13は、端部を所定の厚さでフランジ状に残すように切削形成され、支持部材1の中心軸に沿って一部切り欠かれている。そして、係止部13は、図示せぬ駆動ヘッドに取り付けられ、支持部材1が駆動ヘッドによりその中心軸を中心に回転駆動されるようになっている。切削部材2は、支持部材1に取付固定された状態で互いの中心軸が一致するように設定されている。
【0018】
図2は、切削部材2に関する側面図(図2(a))、中心軸方向から見た正面図(図2(b))及びA−A断面図(図2(c))である。切削部21は、3つの切削刃部23を備えている。各切削刃部23は、本体部20の中心軸Oから外周に向かって放射状に延設されており、各切削刃部23の中心側が連設されて本体部20の端部開口を覆うように形成されている。
【0019】
各切削刃部23は、本体部20の中心軸Oから外周に向かって放射状に延設されて中心軸Oに沿うように形成された側面23a及び中心軸Oから外周に向かって放射状に延設されて中心軸に対して傾斜するように形成された側面23bが交差して刃先23cが形成されている。
【0020】
そして、3つの切削刃部23が連設された中心部分には中心軸Oに沿って外方に突出するように中心尖端部24が形成されている。中心尖端部24は、切削刃部23の刃先23cが収束するように集まってテーパ状に尖った形状に形成されている。また、3つの切削刃部23の外周側端部には中心軸Oの方向に刃先23cが外方に突出するように外周尖端部25が形成されており、各切削刃部23の刃先23cは、両端部が外方に突出した湾曲した形状に仕上げられている。中心尖端部24は、外周尖端部25よりもわずかに外方に突出するように設定されている。
【0021】
各切削刃部23の間は、傾斜した側面23bと隣接する切削刃部23の側面23aとが交差して谷状に形成されており、谷状に形成された部分にそれぞれ導入口部26が本体部20の内部と連通するように形成されている。
【0022】
図3は、切削部材2を支持部材1に取付固定した状態を示す斜視図である。支持部材1に切削部材2を取り付けて支持部材1を中心軸を中心に回転させることで、切削部21では中心尖端部24を中心に切削刃部23が回転するようになり、中心尖端部24から放射状に延設された切削刃部23の刃先23cが回転して切削動作が行なわれる。
【0023】
図4は、生体骨を穿孔するための切削動作に関する説明図である。まず、骨部分Bの穿孔する表面を覆う肉部分Mを除去して骨部分Bを露出させ、露出した骨部分Bの表面に切削部21の中心尖端部24及び外周尖端部25を当接させる。そして、中心軸の方向に力を加えて中心尖端部24及び外周尖端部25の先端を骨部分Bにめり込ませ切削部材2を安定した状態に位置決めする(図4(a))。
【0024】
切削部材2を骨部分Bに対して位置決めした後支持部材1を回転駆動し、切削部材2を中心軸を中心に回転させる。そして、切削部材2に対して中心軸の方向に力を加えると、中心尖端部24から外周尖端部25にわたって形成された刃先23cが回転しながら骨部分Bの表面に摺接して切削動作が行なわれる。その際に、中心尖端部24が最も外方に突出して常時骨部分Bにめり込んで位置ずれが生じることなく安定した切削動作が行なわれる。また、外周尖端部25が外方に突出しながら刃先23cが回転して切削動作が行なわれるため、切削部21がぶれることなく中心軸の方向に正確に穿孔することができる。
【0025】
そして、切削刃部23によって破砕された骨部分の切削物Gは、切削刃部23の間の谷状部分に誘導されて導入口部26から本体部20の内部に導入されていく。その際に破砕された切削物Gは切削された直後にそのまま本体部20の内部に導入されるため不純物等が混入することなく回収することができる(図4(b))。
【0026】
所定の深さまで切削動作を行なった後切削部材2を引き上げると、切削部材2とほぼ同じ径の円形の穴部Hが穿孔される(図4(c))。穴部Hの底面は、切削部21の中心尖端部24及び外周尖端部25によるわずかな窪みがあるものの切削部材2の中心軸と直交する平面状に形成されている。そのため、図4(d)に示すように、インプラントIを穴部Hに挿着した際に両者の間の隙間が小さくなり、インプラントIを安定した状態に位置決めすることができる。また、インプラントIと骨部分Bとの間の隙間が小さいため骨の再生による治癒が早期に行われるようになる。そして、インプラントの挿着に必要な部分だけ切削動作により穿孔することができるため、生体骨に対するダメージを最小限に抑えることが可能となる。
【0027】
以上説明した例では、3つの切削刃部を設けているが、複数の切削刃部を形成すればよく3つに限定されることはない。また、切削刃部の形状は、隣接する切削刃部との間に谷状の部分が形成された形状であればよく、上述した切削刃部の形状を必要に応じ変更すればよい。
【0028】
図5は、切削部材2の本体部20内に回収された切削物を取り出すための取出部材を支持部材1に設けた変形例を示す斜視図である。図5(a)に示す例では、ネジ固定部12の中心部分に取出部材3を取付固定している。また、図5(b)に示す別の例では、ネジ固定部12の中心部分に取出部材4を取付固定している。
【0029】
取出部材3は、切削部材2の内周面よりわずかに小さい径の円柱状の本体部30の外周に螺旋状の溝30aが形成されている。本体部30の先端部31の表面は、切削部材2の切削部21の内面に合致するように円錐状に形成されている。そして、螺旋状の溝30aは先端部31の表面まで形成されており、先端部31が切削部21の内面に当接した場合に切削部21の導入口部26に溝30aが対向するように設定されている。
【0030】
図6は、図5(a)に示す支持部材1に切削部材2を取り付けて切削動作を行なう場合の説明図である。切削動作は図4において説明した動作と同様であるので、説明は省略する。取出部材3を固定した支持部材1に切削部材2を取り付けると、取出部材3の本体部30の外周面が切削部材2の内周面にほぼ隙間なく当接した状態になり、取出部材3の先端部31の表面も切削部21の内面に密接した状態になる(図6(a))。
【0031】
そして、支持部材1を回転させて切削動作を行なうと、切削物が導入口部26から切削部材2の内部に回収されていくが、回収された切削物Gは溝30aに誘導されていくようになる(図6(b))。そのため、切削動作が進むに従い切削物が螺旋状の溝30aに順次押し込まれて蓄積されていく。
【0032】
切削動作終了後支持部材1から切削部材2を取り外すと、溝30a内に蓄積された切削物Gはそのまま残留し、切削部材2の内部から切削物Gをきれいに取り出すことができる(図6(c))。
【0033】
図5(b)に示す取出部材4は、細長い棒状の取付部40の先端部に円板状の本体部41が固定されている。取付部40は、ネジ固定部12の中心部に中心軸に沿うように立設されている。本体部41は、切削部材2の内周面よりもわずかに小さい径に形成されており、その底面の中心部に取付部40の先端部が固定されている。本体部41の先端部42の表面は、切削部材2の切削部21の内面に合致するように円錐状に形成されている。そして、本体部41には、先端部42及び底面を貫通するように複数の連通孔43が穿設されている。
【0034】
図7は、図5(b)に示す支持部材1に切削部材2を取り付けて切削動作を行なう場合の説明図である。切削動作は図4において説明した動作と同様であるので、説明は省略する。取出部材4を固定した支持部材1に切削部材2を取り付けると、取出部材4の本体部41の外周面が切削部材2の内周面にほぼ隙間なく当接した状態になり、取出部材4の先端部42の表面も切削部21の内面に密接した状態になる(図6(a))。そして、支持部材1に切削部材2を取り付けた状態では、本体部41に形成された連通孔43は、切削部21の導入口部26と対向する位置に位置決めされて両者が連通した状態となる。
【0035】
そして、支持部材1を回転させて切削動作を行なうと、切削物が導入口部26に誘導されて連通孔43を通り切削部材2の内部に回収されていくようになる(図7(b))。そのため、切削動作が進むに従い本体部41の上方に切削物Gが蓄積されていく。
【0036】
切削動作終了後支持部材1から切削部材2を取り外すと、本体部41の上方に蓄積された切削物Gはそのまま引き上げられて、切削部材2の内部から切削物Gをきれいに取り出すことができる(図7(c))。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明に係る医療用切削具は、歯科、口腔外科、整形外科等の外科手術において、骨にインプラント用の挿着孔を穿孔する際に好適に用いることができ、切削動作に伴って生じる骨の破砕物等の切削物についても捨てることなく回収して再利用することが可能となる。また、切削物を効率よく回収することができることから、貴金属材料を細工する場合の切削具として用いた場合にも切削物を残らず回収して再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係る実施形態に関する分解斜視図である。
【図2】切削部材に関する側面図、中心軸方向から見た正面図及びA−A断面図である。
【図3】切削部材を支持部材に取付固定した状態を示す斜視図である。
【図4】生体骨を穿孔するための切削動作に関する説明図である。
【図5】変形例に関する支持部材の斜視図である。
【図6】変形例の切削動作に関する説明図である。
【図7】別の変形例の切削動作に関する説明図である。
【符号の説明】
【0039】
1 支持部材
10 本体部
2 切削部材
20 本体部
21 切削部
23 切削刃部
24 中心尖端部
25 外周尖端部
26 導入口部
3 取出部材
30 本体部
30a 溝
4 取出部材
41 本体部
43 連通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状の本体部の一方の端部に切削部を設けるとともに当該本体部の中心軸を中心に回転させて切削動作を行なう医療用切削具であって、前記切削部は、前記中心軸から外周に向かって放射状に延設されるとともに中心側が連設されて前記本体部の端部開口を覆うように形成された複数の切削刃部と、前記切削刃部の中心部分において前記中心軸に沿って外方に突出した中心尖端部と、前記切削刃部の間に開口形成されて切削物を前記本体部の内部に導入する複数の導入口部とを備えていることを特徴とする医療用切削具。
【請求項2】
前記切削刃部の外周側には、前記中心軸の方向に突出した外周尖端部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療用切削具。
【請求項3】
前記切削刃部は、前記中心軸に沿う一方の側面及び前記中心軸に対して傾斜する他方の側面が交差して刃先が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用切削具。
【請求項4】
前記本体部の内部には、前記導入口部から導入された切削物を取り出す取出部材が装着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の医療用切削具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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