説明

単一ページウェブサイト構築方法

【課題】単一ページウェブサイトの構築方法を提供する。
【解決手段】単一ページウェブサイト構築方法の特色は、複数の機能が単一ページにあり、マルチメディアプレビューとスクロール制御により一定時間小さな領域に多数の商品を掲載でき、それらの商品のために大きなスペースを割かなくて済むことにある。マルチメディアコントロールは、カメラアングルや視野を示すスタジアムレイアウトコントロールのような、より複雑なアプリケーション特有のコントロールと同様に静止画像のリストスクロールも含む。このインターフェースは各種ビジネス、例えば、スポーツイベント、インタビュー、製品マーケティングに応用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブサイトインターフェースに関するものであって、特に、混乱を減少させ、相互交流を簡潔にする単一ページウェブサイト構築方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
公知技術において、ユーザーはウェブサイトを通じてリンクにより新しいページを開く。次のウェブページを開く時、ユーザーは前に開いたウェブページをウィンドウ上から消す。ブラウザは一般に閲覧済みのページを履歴データに保存し、これにより、ユーザーは前の閲覧済みのページに戻ることができる。また、特定のウェブページは、有効空間以上のデータを含むので、ユーザーは上下にスクロールして更に多くのデータを閲覧する。
【0003】
しかし、これはユーザーがウェブページで迷う恐れがある。不良設計や不要な複雑性により、ユーザー複数のウェブページ中で繰り返し閲覧しなければならない。例えば、ショッピングカートからアイテムページに行き、ショッピングカードに戻り、その後、別のアイテムページに行って、ショッピングカートに戻り、チェックアウトページに行く等である。ユーザーが必要な情報、例えば、現在の商品代金小計、アイテム数、重量、アイテムの在庫状況等のデータは見ることができず、ユーザーは閲覧履歴データに戻らなければならず、ウェブの履歴データメカニズムによりデータを失う可能性がある。これらは時間を浪費し、ユーザーのミスが生じる可能性が高い。
【0004】
また、このインターフェースの不便さによってユーザーは興味を失ったり、購入アイテムを忘れたり、苛立ちを感じたりするかもしれない。この他、ユーザーがウェブ中の全く異なるセクション、例えば、カスタマーサービスセクション等に行きたい場合、ユーザーが行きたいセクションに達する前に、、いくつものリンクを辿って遠回りしなければならない。これらの問題は、ウェブがユーザーの興味を維持する時間と潜在的利益を減少させ、ウェブの価値と実用性を低下させる。
【0005】
よって、上述の問題を改善するウェブサイトの構築方法が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする課題は、複数のサブペインでユーザー情報を提示する単一ページウェブサイト構築方法を提供することである。
【0007】
本発明は、更に、単一ページウェブサイトインターフェースを有するウェブサイトの構築方法を提供する。
【0008】
本発明は更に、静止画像スクロールバーを使用し、プレビューペインとディスプレイウィンドウを有する単一ページウェブサイトインターフェース構築方法を提供し、ユーザーが複数のアイテム中から選択し詳細を調べられるようにすることをもう一つの目的とする。
【0009】
本発明は、更に、ユーザーが多角的カメラアングル制御を選択できる単一ページウェブサイトインターフェースの構築方法を提供し、これにより、ユーザーは多角的な視点で選択できるようにすることを更なる目的とする。
【0010】
本発明は、更に、スポンサーに1台或いは複数のカメラに出資するという解決方法を提供することで、広告収入のモデルを提供することを最後の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
単一ページウェブサイト構築方法は、複数の機能が単一ページにあり、マルチメディアプレビューと一定時間小さな領域に多数の商品を掲載でき、商品のために大きなスペースを割かなくて済むことにある。マルチメディアコントロールは、カメラアングルや視野を示すスタジアムレイアウトコントロールのような、より複雑なアプリケーション特有のコントロールと同様に、静止画像リストスクロールも含む。このインターフェースは各種ビジネス、例えば、スポーツイベント、インタビュー、商品販売、マーケティング等に応用できる。
【発明の効果】
【0012】
本発明は単一ページウェブサイト構築方法を提供し、インターフェースの速度と品質が大幅に改善される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図4は、本発明の単一ページウェブサイトのマルチメディアペインの詳細図であって、マルチメディアペイン110は、画像表示領域111、音量調節112、一時停止/再生ボタン113、及び、注文ボタン114、からなる。それは、ウェブ設計者が選択したとおりに静止画像、或いは、ビデオを表示する。
【0014】
図3は、本発明の単一ページウェブサイトの静止画像スクロールバーの詳細図である。静止画像スクロールバー120は、ウィンドウシェードバー121、トグルボタン122、プレビューペイン123、起動ボタン124、及び、タブスクロールリスト125、からなる。タブスクロールリスト125は、左ボタン1251、右ボタン1252、画像領域1253、タブバー1254、からなり、複数のタブ1255〜1256と複数の画像1257〜1260を有する。常に表示される画像数は、画像のサイズとアスペクト比によって変化し、画像領域1253の幅、高さ、及び、総再生画像数などである。タブバー1254はタブ1255〜1256を有し、通常は、製品、或いは、アイテム、或いは、トピックスの異なるグループの中から選択する。常に表示されるタブ数は、ウェブ設計者の選択、製品、或いは、アイテム、或いは、トピックの数、或いは、画像領域1253の幅により変化する。タブ1255、1256をクリックすることで通常は、製品、或いは、アイテム、或いは、トピックの異なるグループの中から選択し、関連する連続した画像1257〜1260を呼び出して、画像領域1253でスクロールする。左ボタン1251、或いは、右ボタン1252をクリックすると、画像はそれぞれ、左、或いは、右からスクロールする。この他、ユーザーが左ボタン1251、或いは、右ボタン1252をクリックしていない時、画像は、自動的に初期設定方向にスクロールする。左ボタン1251、或いは、右ボタン1252をクリックした後も、スクロールの動作を一時停止して、設定時間内でユーザーが興味のあるアイテムを閲覧できるようにする。画像1257、1258、1259、1260をクリックして、プレビューペイン123上でプレビュー表示ができる。起動ボタン124をクリックすると、マルチメディアペイン110の画像表示領域111でフル画像が表示される。
【0015】
図1は、本発明の製品マーケティングの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す。ページ100は、タイトル領域101、マルチメディアペイン110、静止画像スクロールバー120、イベントペイン130、広告ペイン140、多機能ペイン150、及び、フッター160からなる。このレイアウト例は、左領域と右領域に分割され、左領域はマルチメディアペイン110、静止画像スクロールバー120、イベントペイン130を含む。右領域は広告ペイン140、多機能ペイン150を有する。静止画像スクロールバー120、イベントペイン130、及び、多機能ペイン150は、それぞれ、ウィンドウシェードバー121、131、151、及び、トグルボタン122、132、152を有する。オープンペインのトグルボタン122、132をクリックすることで、各ペインをウィンドウシェードバーのサイズにまで垂直に収縮させて、これにより、ページの領域を増やしマルチメディアペイン110を拡大し、画像表示領域111を広げる。画像表示領域111は、アスペクト比をそのまま維持するか、或いは、適当なアスペクト比に調整する。反対に、クローズペインのトグルボタン122、132をクリックすると、その各ペインは垂直に拡大され、元のレイアウトサイズに戻ると共に、ページ上のマルチメディアペイン110の使用可能面積は減少する。マルチメディアペイン110のサイズは自動的に調整され、最大使用可能面積を占め、ユーザーは画像表示領域111で、できる限り大きな画像でマルチメディアコンテンツが見られる。次に、画像のアスペクト比を、維持又は適当な比例に調整する。トグルボタン152をクリックすると、同様に、多機能ペイン150のサイズを縮小、拡大させ、サイズの縮小、拡大は、多機能ペイン150が現在開いているか閉じているかで決定される。これにより、広告ペイン140が対応して自動展開、或いは、縮小する。多機能ペイン150は、幅広く変更可能な応用方法を有し、消費者意見調査、消費者サービスチャットルーム、ベンダーへの応用、製品、或いは、サービス情報、製品評価調査、及び、数種の製品特性比較などである。
【0016】
図2は、本発明の製品マーケティングの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す図である。このレイアウトは、イベントペイン130をそのウィンドウシェードバー131サイズに縮小したページ200を有し、そのトグルボタン132がクリックされた後、更に、マルチメディアペイン150も同様に、そのトグルボタン152がクリックされた後、そのウィンドウシェードバー151のサイズに縮小される。マルチメディアペイン110と広告ペイン140は対応して展開し、マルチメディアペイン110の画像表示領域111も伴って同様にサイズを拡大し、画像表示領域111のアスペクト比を維持する時、音量調節112、一時停止/再生ボタン113、注文ボタン114は、設計者による設定で、容納が最大な画像表示領域111に自動調整される。
【0017】
図5は、本発明のスポーツイベントの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す図である。このページ500は、タイトル領域101、マルチメディアペイン110、静止画像スクロールバー120、統計ペイン530、広告・投票ペイン540、チャットルームペイン550、及び、フッター160からなる。マルチメディアペイン110と静止画像スクロールバー120は、第一実施例と類似している。しかし、その他のペインは、異なる目的を達成するものである。統計ペイン530は、現在のスポーツイベント統計、及び/又は、過去の類似するスポーツイベントに関する統計、例えば、そのイベント全体について、参加チームについて、個別の選手についての統計等を表示する。統計ペイン530は、ウィンドウシェードバー531、トグルボタン532、統計表示領域533、及び、複数のタブ534〜536を有する。このタブはユーザーに異なる統計グループから選択できるようにするものである。例えば、イベントが野球である場合、各回の得点は第一タブ、打者の打数は第二タブ、チームの記録は第三タブに表示される。注意すべきことは要望により更に多くの、或いは、更に少ないタブを使用することができることである。広告・投票ペイン540はスポンサーが広告を掲載すると共に、ユーザー投票を実施したりして、ユーザーの興味を引くことができる。例えば、このスポーツイベント中のベストプレーヤー、或いは、最も印象に残るプレイについての投票を実施すると共に、“ベストビール、ライトビール、ドラフトビール?”といった公告特有のユーモラスな投票項目を用いることも可能である。投票時、サブミットボタン541と複数の投票選択542〜544が表示されて、ユーザーが選択する。チャットルームペイン550は、ファンがこのイベントや彼らの間で興味があることを討論でき、この討論は、サイト管理者が状況に応じて管理する。チャットルームペイン550は、ウィンドウシェードバー551、トグルボタン552、表示領域553、ユーザーエントリー領域554を有する。
【0018】
図7は、本発明の単一ページウェブサイトのユーザーが選択可能なカメラアングル制御の詳細図である。ユーザーにアングル選択を提供する複数のカメラアングル制御610は、ウィンドウシェードバー121、トグルボタン122、プレビューペイン123、起動ボタン124、及び、スタジアムレイアウト625からなる。スタジアムカメラレイアウト625は、スタジアムレイアウト630、複数の表記されたカメラポジション640〜645、複数のカメラボタン650〜655、及び、複数のコールアウト直線660〜665からなる。一つのカメラポジションにつき一つのカメラボタンがあり、且つ、各カメラボタンはからはコールアウト直線が引かれ、対応するカメラポジションをその直線で指し示す。例えば、カメラボタン650は対応するカメラポジションがとらえる視野670の画像を呼び出し(本レイアウト中、カメラポジション640)、スタジアムレイアウト630中で指し示される。カメラボタン650〜655をクリックし、プレビューペイン123でプレビュー表示する。起動ボタン124をクリックした後、マルチメディアペイン110の画像表示領域111はフル表示される。
【0019】
図6は、本発明の単一ページウェブサイトレイアウトを示す図である。ページ600と図5は類似しているが、静止画像スクロールバー120と統計ペイン530は図7中で示される多角的カメラアングル制御610に代替される。
【0020】
図8は、本発明のスポーツイベント単一ページウェブサイトレイアウトを示す図である。ページ800は、マルチメディアペイン110を有し、最大限に展開されて、ページ800全体を占有し、選択したイベントカメラの全視野を表示する。
【0021】
図9と図10は、ユーザーが多角的カメラアングル制御を選択できるレイアウトの第一、第二レベルを示す。本実施例中、この特殊なスポーツイベントは、ゴルフトーナメントで、多くのカメラを使うので、複数の層に分けることが必要とされる。図中では、二個の層しか示されないが、これは本発明の構造を簡潔に説明するためのものであり、いかなる数の層でも実行できる。カメラアングル制御610を最初に、最高層レイアウト626Aで表示し、ゴルフ場の全体像を表示する。独立したホール910〜918を選択し、低層レイアウト626Bを生成し、独立ホール913の配置とそのカメラ1010〜1017の位置を表示する。例えば、各ホール、カメラ、或いは、ティー1010〜1011におけるカメラアングル、フェアウェイ1012を見下ろすカメラ、ラフ1013〜1014をとらえる各サイドのカメラ、個々のトラップ1015カメラ、及び、グリーン1016〜1017をとらえる少なくとも1台のカメラは、ユーザーにより、低層レイアウト中から選択される。便宜上、カメラボタン1020〜1027は計画的に配列され、コールアウト直線は対応するカメラポジション1010〜1017を示す。例えば、カメラボタン1025は対応するカメラポジション(本実施例中、カメラポジション1015)のカメラがとらえる視野の画像を呼び出し、そのレイアウト626B中で表示される。低層レイアウト626BはUPボタン626Uを選択し、次に高い層のレイアウトを表示する。この場合、この最高層レイアウト626Aである。二層以上を有するレイアウトの場合、低層レイアウト626BはTOPボタン626Tを選択し、最高層レイアウト626Aに戻る(ここで示されるのは、二レベルのレイアウトで、TOPボタン626TはUP
ボタン626Uに相当する)。
【0022】
本発明の単一ページウェブサイトは製品マーケティングやスポーツイベントに制限されず、幅広く応用できる。例えば、グループインタビューや、カスタマーササービス、市場調査、市場反応調査、及び、出会い系サイトなどである。ホームセキュリティにも応用でき、ユーザーが家を出るとき、家を監視することができる。本発明は地理上の小区域に制限されず、地域道路システムの交通管理、農家主人が柵に囲われた或いは開放された場所に放牧した家畜の監視、商業用パイプライン、やインフラ整備の監視、或いは、“世界のウェブカメラ”としても応用でき、世界各地のウェブカメラが世界地図と繋がり、観光事業の促進、学術、或いは、教育利用、又は、災害監視と再建、これら全てが本発明の応用できる範囲である。
【0023】
潜在的な応用手段としてコンサートがある。このようなイベントの複数のカメラアングル制御610は、図11で示されるように、コンサートレイアウト627を有する。カメラボタン650〜657を使用し、ユーザーはカメラポジション640〜670を選択し、舞台の広い視野、舞台上の個々の演奏者、或いは、演奏グループを表示する。一人の演奏者を多角度から複数のカメラが映す方法が有効である場合もある。例えば、ロックグループのリードボーカルを撮るときなどである。その他のカメラは広視野で聴衆を映す。人的制御のカメラも選択でき、聴衆の中の一人一人を映したり、或いは、カメラをぐるっと回して聴衆全体を映すこともできる。
【0024】
図12は図11と結合され、広告・投票ペイン540は、コンサートツアーの関連グッズ販売促進のための広告手段として利用できる。例えば、Tシャツ、その他の服飾品、コンサートの音声、或いは、ビデオ(ダウンロード用、或いは、通信販売用)、又はチャリティコンサートでの寄付、チャリティーオークションアイテムなどがある。チャリティーオークションアイテムは投票機能を利用してオークションにかけられ、金額の大きいアイテムに関しては、クレジットカードを照合して信用確認する。広告・投票ペイン540はグループの過去のCDやビデオアイテムの宣伝や販売(ダウンロード、或いは、通信販売)にも利用できる。ユーザーが舞台上の一人のパフォーマーを映すカメラを選択するとき、広告はそのパフォーマーの過去のソロアルバム、或いは、そのパフォーマーが参加したコラボレーション作品に的を絞る。ユーザーがグループ全体を表示するカメラを選択する時、グループの過去の業績に焦点を当てる。チャットルームペイン550は、視聴者に相互交流の機会を提供し、そのパフォーマンスや聴衆について討論できるようにする。
【0025】
広告スポンサー付きのカメラに加えて、舞台裏のカメラで撮った映像をユーザーに有料で提供することは、コンサートのメイキングや舞台裏の様子を見たい視聴者のための“バックステージパス”として、更なる利益を生むオプションになる。コンサートの前、休憩時間、コンサート後、ユーザーが選択できるカメラアングル制御610は、静止画像スクロールバー120の表示に切り替わり、事前に録画したインタビュー、過去のコンサート、或いは、その他の興味あるアイテムを選択して見ることができる。これらはユーザーの興味を維持できるので、より多くの広告がユーザーの目に触れ、潜在的利益の増大に有効である。
【0026】
コンサートの主催者が関連グッズの販売促進と広告の全てを自分達で行うことを避けたい場合がある。部分的な広告にしても全体的な広告にしても、的を絞った広告システムをそのような商品販売者に有料で提供することで更なる利益を生むことができる。
【0027】
インタビューや出会い係サイトへの応用において、ユーザーのウェブカメラは静止画像スクロールバーにより選択されると共に、チャットルームペインは、ユーザーの設定により、現在の選択リストに従ってグループチャット、或いは、一対一のチャットを実行する。この選択リストは、マルチメディアペインの表示領域上で表示される。この応用によると、更に多くの、或いは、更に少ないペインが水平やマス目等の異なるレイアウトで使用される。本発明の単一ページウェブサイトの特色は、複数の機能を単一ページに収め、マルチメディアプレビューを有し、大きなスペースを使って多数の商品を表示する代わりに、小さな領域で一定時間それらの商品を表示するスクロール制御を有することにある。
【0028】
本発明は更に、スポンサーに個々のカメラに出資する機会を提供する。余分なカメラコストはスポンサーの広告料によって埋め合わされるといった、効果的な広告スポンサービジネスのモデルを提供する。このような方式において、ユーザーが特定のカメラアングルを選択する時、スポンサーの製品、或いは、サービスの広告が広告ペインで表示される。
【0029】
注意すべきことは、この特定のレイアウトは適宜修正されて各種要求に対応することができることである。
【0030】
本発明の長所は、公知のインターフェース全体とコンテンツのデータを伝送する代わりに、更新が必要なインターフェース内のペインと領域のデータだけを伝送できる。このような方式は、インターフェースの統計領域データを継続的に再度伝送する必要がなく、インターフェースの速度と品質を大幅に改善する。
【0031】
この他、本発明はスクロールバーが不要な単一ペインインターフェースを提供するので、ユーザーの満足度が向上し、使い勝手も改善される。その結果、ユーザーが更に続けて使用し、リピーター獲得率も大幅に増加する。
【0032】
図13は、本発明のウェブページインターフェースの構築方法を示すフローチャートである。このウェブページインターフェースの構築方法1000は、この要求特色を判断する工程1010から開始される。続いて、工程1020で、使用可能な表示領域を決定する。工程1030中、スクリーン領域配分を実行する。このスクリーン領域は工程1040中、複数のサブペイン1040に分割される。これにより、サブペインはこの配分されたスクリーン領域をカバーし、サブペインの数は、望まれる特色の数以上である。工程1050で、各サブペインはサイトの望まれる特色に割り当てられるか、或いは、設定される。注意すべきことは、使われないまま放置されるサブペインが無いのが理想であるが、これはオプションだということである。
【0033】
図14は、本発明のウェブページインターフェースの第二構築方法を示すフローチャートである。この方法2000は、1000中の工程1010〜1050を含む。工程1050中でサイトの基礎作成がで終了したら、ウェブサイトはユーザーの入力を待ってオペレーションを始める。一般のウェブサイト活動に加え、本発明は、ウェブページレイアウトを管理する。ユーザーがウィンドウシェード(WINDOWSHADE)トグルボタンをクリックると、
対応するサブペインは、開いた状態から閉じた状態に、或いは、閉じた状態から開いた状態にしてサイズを調整する。これは、初期状態に基づいており、その他のサブペインは、レイアウトマネージャーにより適宜自動的にサイズ変更される。工程1060で、ウェブサイトはサブペインに対するユーザーのサイズ変更リクエストを受信する。工程1070中、ウェブサイトはサブペインのサイズを調整して、開閉を便利にする。工程1080で、ウェブレイアウトマネージャーはレイアウト方針により、残りのサブペインの空間を再配分する。
【0034】
図15は、本発明のウェブページインターフェースの第三構築方法を示すフローチャートである。図15は、マルチメディア選択ペインとマルチメディアペインを提供し、図14を発展させたものである。この方法3000は、2000中の工程1010〜1080を含む。これらは上述の工程1050で詳細に設定される。ユーザーマルチメディア選択のリクエストが工程1060で受信された場合、ウェブは工程1090に進み、マルチメディアペインで対応するマルチメディアフィード(FEED)を表示する。ウェブサイト方法はその後、工程1060に戻り、ユーザー入力を待つ。
【0035】
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明の実施の範囲を限定するものではなく、当該技術を熟知する者の成しえる変更、もしくは修正であっても、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や潤色を加えることができ、かつ本願発明に対して均等の効果を有するものはいずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の製品マーケティングの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示した説明図である。
【図2】本発明の製品マーケティングの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示した説明図である。
【図3】本発明の単一ページウェブサイトの静止画像スクロールバーの詳細図である。
【図4】本発明の単一ページウェブサイトのマルチメディアペインの詳細図である。
【図5】本発明のスポーツイベントの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す図である。
【図6】本発明のスポーツイベントの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す図である。
【図7】本発明の単一ページウェブサイトのカメラアングル制御の詳細図である。
【図8】本発明のスポーツイベントの単一ページウェブサイトレイアウトを示す図である。
【図9】本発明の単一ページウェブサイトの多層カメラアングル制御の第一レベルの詳細視野を示す図である。
【図10】本発明の単一ページウェブサイトの多層カメラアングル制御の第二レベルの詳細視野を示す図である。
【図11】本発明の単一ページウェブサイトの多角度カメラアングル制御の詳細視野を示す図である。
【図12】本発明のコンサートの単一ページウェブサイトのレイアウト例を示す図である。
【図13】本発明の第一実施例によるウェブページインターフェースの構築方法である。
【図14】本発明の第二実施例によるウェブページインターフェースの構築方法である。
【図15】本発明の第三実施例によるウェブページインターフェースの構築方法である。
【符号の説明】
【0037】
100 ページ
101 タイトル領域
110 マルチメディアペイン
111 画像表示領域
112 音量調節
113 一時停止/再生ボタン
114 注文ボタン
120 静止画像スクロールバー
121 ウィンドシェードバー
122 トグルボタン
123 プレビューペイン
124 起動ボタン
125 タブスクロールリスト
1251 左ボタン
1252 右ボタン
1253 画像領域
1254 タブバー
1255、1256 タブ
1257〜1260 画像
130 イベントペイン
131 ウィンドウシェードバー
132 トグルボタン
140 広告ペイン
150 多機能ペイン
151 ウィンドウシェードバー
152 トグルボタン
160 フッター
200、500 ページ
530 統計ペイン
531 ウィンドウシェードバー
532 トグルボタン
533 統計表示領域
534〜536 タブ
540 広告・投票ペイン
541 サブミットボタン
542〜544 投票ボタン
550 チャットルームペイン
551 ウィンドウシェードバー
552 トグルボタン
553 表示領域
554 ユーザーエントリー領域
600 ページ
610 ユーザーにアングル選択を提供する複数のカメラアングル制御
625 スタジアムカメラレイアウト
626A 最高層レイアウト
626B 低層レイアウト
626U UPボタン
626T TOPボタン
627 コンサートレイアウト
630 スタジアムレイアウト
640〜647 カメラ
650〜657 カメラボタン
660〜665 コールアウト直線
670 視野
800 ページ
910〜918 ホール
1010〜1017 カメラポジション
1020〜1027 カメラボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブサイトインターフェースの構築方法であって、第一数字を有する前記ウェブサイトインターフェースの特色群を決定する工程と、スクリーン領域を第二数字を有するサブペイン群に分割し、これにより、数個のサブペインが前記スクリーンをカバーする工程と、前記特色群の各特色を前記サブペイン中の一サブペインに設計する工程と、からなり、前記第二数字は、前記第一数字と等しいかそれより大きいことを特徴とするウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項2】
前記第二数字は前記第一数字と等しいことを特徴とする請求項1に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項3】
更に、
ユーザースクリーンのスクリーン幅と高さを決定する工程と、前記スクリーン領域を配分する工程と、からなり、これにより、前記スクリーン領域は、前記スクリーン幅と等しいか、それより小さい領域幅を有し、前記スクリーン領域は、前記スクリーンの高さと等しいか、それより小さい領域の高さを有することを特徴とする請求項1に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項4】
更に、サブペイン群の一サブペインのサイズを変更するユーザーサイズ変更リクエスト入力を受信する工程と、前記ユーザーサイズ変更リクエスト入力に基づいて、前記サブペイン群のサブペインのサイズを変更する工程と、前記サブペイン群のサブペインのサブセットの大きさを調整して、レイアウトプランにより前記スクリーン領域をカバーする工程と、からなることを特徴とする請求項1に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項5】
更に、前記サブペインの一サブペインを割り当て、投票サブペインとする工程と、前記投票ペインでオプションのユーザー入力を表示する工程と、ユーザー入力を受信する工程と、前記オプションのユーザー入力リクエストに付随する情報を有する前記投票サブペインを更新する工程と、からなることを特徴とする請求項1に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項6】
更に、複数のマルチメディアフィードを提供する工程と、前記サブペインの第一サブペインを割り当て、マルチメディアストリームセレクターサブペインとする工程と、前記マルチメディアストリームセレクターサブペインでユーザーの選択入力を受信する工程と、前記ユーザーの選択入力により、前記マルチメディアストリームセレクターサブペインで前記複数のマルチメディアフィードの中の一マルチメディアフィードを表示する工程と、からなることを特徴とする請求項1に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項7】
更に、前記サブペイン群の第三サブペインを割り当て、広告サブペインとする工程と、複数のスポンサーを設定する工程と、前記複数のスポンサー中の各スポンサーに、前記複数のマルチメディアフィードの一マルチメディアフィードを割り当てる工程と、前記広告サブペインで、スポンサーにより提供される広告を表示し、前記ユーザーは、スポンサーに割り当て済みのマルチメディアフィードを選択する工程と、からなることを特徴とする請求項6に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項8】
更に、
前記マルチメディアストリームセレクターサブペイン上で、複数の代表イメージを表示し、これにより、各代表イメージは、前記複数のマルチメディアフィード中の一マルチメディアフィードを表す工程と、前記ユーザーが前記複数の代表イメージの一代表イメージの入力を選択する時、前記マルチメディアサブペインは、前記代表イメージによる前記マルチメディアフィードを表示する工程と、からなることを特徴とする請求項6に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項9】
更に、複数のマルチメディアフィードを有する物理的な配置の代表イメージを表示する工程と、複数のハイパーリンクを提供し、前記複数のハイパーリンク中の一ハイパーリンクは、前記複数のマルチメディアフィードの一つに対応リンクする工程と、前記ハイパーリンクが前記マルチメディアフィードに連結される時、マルチメディアフィードに関係する代表イメージを表示する工程と、
前記ユーザーの選択入力は、前記代表イメージ、或いは、前記ハイパーリンクを選択する時、前記マルチメディアサブペイン上で、ハイパーリンクに連結される前記マルチメディアフィードを表示する工程と、からなることを特徴とする請求項6に記載のウェブサイトインターフェースの構築方法。
【請求項10】
ウェブサイトインターフェースの構築方法であって、第一数字を有する前記ウェブサイトインターフェースの特色群を決定する工程と、ユーザースクリーンのスクリーン幅と高さを判断し、前記スクリーン領域を配分して、これにより、前記スクリーン領域は、前記スクリーン幅と等しいか、それより小さい領域の幅を有し、前記スクリーン領域は、前記スクリーンの高さと等しいか、それより小さい領域の高さを有し、前記スクリーン領域を第二数字を有するサブペイン群に分割し、これにより、前記複数のサブペインが前記スクリーンをカバーする工程と、前記特色群の各特色を前記サブペイン中の一サブペインに設計する工程と、からなり、前記第二数字は、前記第一数字と等しいことを特徴とするウェブサイトインターフェースの構築方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2007−157111(P2007−157111A)
【公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−185276(P2006−185276)
【出願日】平成18年7月5日(2006.7.5)
【出願人】(505345934)年代数位媒体股▲ふん▼有限公司 (21)
【Fターム(参考)】