説明

印刷画像処理装置及び処理方法

【課題】印刷物の適切な位置に適切なサイズからなるノンブルを容易且つ高精度に設定することのできる印刷画像処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】面付け処理装置26の面付けパラメータ設定部32は、刷版上でのページコンテンツの仕上がりサイズ、面付け方式、ノンブルの記録位置を面付けパラメータとして設定し、面付け処理部34は、ページコンテンツ作成装置24から供給されたページコンテンツに対して、仕上がりサイズ及び面付け方式に従った面付け処理を行い、ノンブル追加処理部36は、面付け処理後のページコンテンツに対して、ノンブルの記録位置に従ってノンブルの追加処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷物を作成するための面付け処理を行う印刷画像処理装置及び処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、印刷物の作成作業は、コンピュータにより印刷用コンテンツの作成、編集を行い、レーザプリンタやイメージセッタ等のデジタル印刷装置を用いて印刷物を作成する、いわゆる、デスクトップパブリッシング(DTP)が主流になっている。
【0003】
この場合、印刷用コンテンツには、文章(テキスト)だけでなく、写真や絵のような画像(イメージ)、線画(パス)等が含まれており、これらの印刷用コンテンツが、例えば、PDF(Portable Document Format)のファイル形式からなるオブジェクトとして作成され供給される。
【0004】
図6は、このような印刷用コンテンツを取得して印刷物を作成する従来工程の概略フローチャートである。
【0005】
編集者やデザイナーは、作家やアーティストによって作成された印刷用コンテンツを取得し、これらの印刷用コンテンツの印刷物上でのページレイアウトを決定するとともに、ページ番号を含むノンブルをページレイアウトに付加し、ノンブル付きページコンテンツとして面付け処理装置に供給する(ステップS1)。図7は、各印刷用コンテンツであるテキストオブジェクト2、イメージオブジェクト4、パスオブジェクト6及びノンブル8を1ページに配置したノンブル付きページコンテンツ10の概念図である。なお、ノンブル8もオブジェクトとして供給される。
【0006】
ノンブル付きページコンテンツ10を取得した面付け処理装置では、オペレータによって印刷物の仕上がりサイズ(例えば、A5版、B5版等)、ブリード、面付け方式等の面付けパラメータが設定された後(ステップS2)、刷版に対する面付け処理が行われる(ステップS3)。図8は、刷版12上に面付け処理された各ノンブル付きページコンテンツ10の概念図である。
【0007】
ここで、ブリードとは、1枚の刷版を用いて1枚の印刷用紙に複数ページを印刷した後、それらを切り離して印刷物を作成する際、切り離した印刷物の画像の周縁に白抜けが出ないようにするため、あるいは、折り丁を作成した際に生じる印刷用紙の厚みに起因する印刷位置のずれを吸収するため、刷版上の各ページコンテンツに設定される切り取り代のことである。また、面付け方式とは、中綴じ、平綴じ等の製本の様式であり、その様式により、各ページコンテンツ内でのノンブルの配置が決まってくる。図8は、中綴じの面付け方式が設定されている場合であり、ノンブル8の配置が左右のノンブル付きページコンテンツ10で異なっている。
【0008】
面付け処理が行われたノンブル付きページコンテンツ10は、イメージセッタに供給され、刷版12上に複数のノンブル付きページコンテンツ10が形成される(ステップS4)。次いで、この刷版12が印刷機に掛けられて、所望の印刷物が作成される(ステップS5)。
【0009】
ところで、従来は、図7に示すように、デザイナー等が、面付け処理前の各印刷用コンテンツであるテキストオブジェクト2、イメージオブジェクト4及びパスオブジェクト6を各ページにレイアウトする際に、ノンブル8の配置を決定している(特許文献1、2参照)。
【0010】
この場合、図8に示すように、レイアウトされた各ノンブル付きページコンテンツ10を刷版12上に面付け処理するときには、仕上がりサイズに従って各ノンブル付きページコンテンツ10の拡縮が行われるとともに、ブリードや面付け方式が設定される。従って、デザイナーは、刷版12上のノンブル付きページコンテンツ10の適切な位置に適切なサイズのノンブル8が形成されるよう、予めこれらの面付けパラメータを考慮して、面付け処理前のページコンテンツ上でのノンブル8の配置やサイズを計算し、ノンブル8をページコンテンツにレイアウトしなければならない。そのため、デザイナーには、ノンブル8を適切に設定するための高い技術、あるいは、熟練が要求される。また、面付け方式やノンブル8のデザインに変更が生じた場合には、面付け処理に先立ち、ノンブル付きページコンテンツ10の作成処理を再度行わなければならない。
【0011】
【特許文献1】特開平7−143327号公報
【特許文献2】特開平7−245694号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、前記の不具合を解消するためになされたものであり、印刷物の適切な位置に適切なサイズからなるノンブルを容易且つ高精度に設定することのできる印刷画像処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記の目的を達成するために、本発明は、印刷物を作成するため、刷版上でのページコンテンツの仕上がりサイズ及び面付け方式を面付けパラメータとして設定するとともに、前記ページコンテンツに付加するノンブルの前記印刷物上での記録位置を面付けパラメータとして設定する面付けパラメータ設定部と、
前記仕上がりサイズ及び前記面付け方式に係る前記面付けパラメータに従い、前記刷版に対する前記ページコンテンツの面付け処理を行う面付け処理部と、
前記記録位置に係る前記面付けパラメータに従い、前記面付け処理された前記ページコンテンツに対して、前記ノンブルの追加処理を行うノンブル追加処理部と、
を備え、前記ページコンテンツ及び前記ノンブルを前記刷版に記録することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、印刷物を作成するため、刷版上でのページコンテンツの仕上がりサイズ及び面付け方式を面付けパラメータとして設定するとともに、前記ページコンテンツに付加するノンブルの前記印刷物上での記録位置を面付けパラメータとして設定するステップと、
前記仕上がりサイズ及び前記面付け方式に係る前記面付けパラメータに従い、前記刷版に対する前記ページコンテンツの面付け処理を行うステップと、
前記記録位置に係る前記面付けパラメータに従い、前記面付け処理された前記ページコンテンツに対して、前記ノンブルの追加処理を行うステップと、
を有し、前記ページコンテンツ及び前記ノンブルを前記刷版に記録することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の印刷画像処理装置及び処理方法では、刷版に対する面付け処理を行った後のページコンテンツに対してノンブルの追加処理を行うことにより、印刷物の適切な位置に適切なサイズからなるノンブルを容易且つ高精度に設定することができる。また、ノンブルの変更に対しても容易に対応することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は、本発明の印刷画像処理装置及び処理方法が適用される実施形態である印刷システム20の構成ブロック図である。
【0017】
印刷システム20は、作家やアーティストにより、文章、画像又は線画からなる印刷用コンテンツを作成する印刷用コンテンツ作成装置22と、編集者やデザイナーにより、印刷物上における各印刷用コンテンツの1ページ分のレイアウトを設定したページコンテンツを作成するページコンテンツ作成装置24と、ページコンテンツの刷版上における面付け処理及びノンブル追加処理を行う面付け処理装置26と、面付け処理されたページコンテンツを刷版上に記録するイメージセッタ28と、刷版を用いて印刷物を作成する印刷機30とから基本的に構成される。
【0018】
面付け処理装置26は、ページコンテンツの刷版上での仕上がりサイズ、ブリード、面付け方式等を面付けパラメータとして設定するとともに、ページコンテンツに付加するノンブルのフォント、フォントサイズ、刷版上での記録位置、色等のノンブル情報を面付けパラメータとして設定する面付けパラメータ設定部32と、前記ノンブル情報を除く前記面付けパラメータに従い、ページコンテンツの刷版に対する面付け処理を行う面付け処理部34と、面付け処理されたページコンテンツに対して、前記ノンブル情報に係る面付けパラメータに従ったノンブルの追加処理を行うノンブル追加処理部36とを備える。
【0019】
本実施形態の印刷システム20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、図2及び図3に示すフローチャートに従い、印刷物の作成処理について説明する。
【0020】
先ず、作家やアーティストは、印刷用コンテンツ作成装置22を用いて、文章、画像又は線画からなる印刷用コンテンツを作成する(ステップS11)。作成された各印刷用コンテンツは、例えば、PDFのファイル形式からなるオブジェクトデータとしてページコンテンツ作成装置24に供給される(ステップS12)。
【0021】
次に、編集者やデザイナーは、ページコンテンツ作成装置24を用いて、印刷物の各ページを構成する印刷用コンテンツのページレイアウトを設定することにより、ページコンテンツを作成する(ステップS13)。図4は、印刷用コンテンツであるテキストオブジェクト38、イメージオブジェクト40及びパスオブジェクト42のページレイアウトが設定されたページコンテンツ44の一例を示す。ページレイアウトが設定されたページコンテンツ44は、面付け処理装置26に供給される(ステップS14)。
【0022】
面付け処理装置26では、面付けパラメータ設定部32により、刷版48のサイズ、複数のページコンテンツ44、46の刷版48上での仕上がりサイズ、ブリード、面付け方式、ノンブル情報等の面付けパラメータが設定される(ステップS15)。
【0023】
具体的には、仕上がりサイズとしては、A4版、B5版といった印刷物の大きさが設定され、ブリードとしては、例えば、図5に示すように、刷版48上に面付けされたページコンテンツ44、46の外周部から切り取り位置である仕上がり線49までの距離(ΔX,ΔY)が設定され、面付け方式としては、中綴じ、平綴じ等の製本の様式が設定される。なお、図4及び図5は、中綴じの面付け方式が設定された場合を示す。また、ノンブル情報としては、ノンブル50のフォント、フォントサイズ、色等が設定されるとともに、例えば、図5に示すように、各ページコンテンツ44、46の印刷物上での基準とする仕上がり角部(AX,AY)、(BX,BY)からの距離(x,y)が記録位置として設定される。
【0024】
面付け処理部34は、ノンブル情報を除く面付けパラメータに従い、面付け処理装置26から供給されたページコンテンツ44、46の刷版48に対する面付け処理を行う(ステップS16)。この場合、ページコンテンツ44、46は、図4に示すように、印刷物の仕上がりサイズに係る面付けパラメータに応じて拡縮され、刷版48の原点(0,0)を基準として、刷版48のサイズ及び面付け方式に従った所定位置に面付けされる。すなわち、ページコンテンツ44、46には、面付けパラメータであるブリードに従った仕上がり線49が設定されており、ページコンテンツ44、46は、この仕上がり線49によって規定される仕上がり角部(AX,AY)、(BX,BY)が刷版48の原点(0,0)を基準とした所定位置となるように設定される。また、仕上がり線49を示すページコンテンツ44、46の外周部には、印刷物の切断線を示すトンボ51が設定される。
【0025】
次いで、ノンブル追加処理部36は、刷版48上に設定されたページコンテンツ44、46に対して、ノンブル情報に係る面付けパラメータを用いて、ノンブルの追加処理を行う(ステップS17)。この処理につき、図3のフローチャートに従って説明する。
【0026】
先ず、ノンブル追加処理部36は、ページコンテンツ44、46に追加するページ番号を設定し(ステップS21)、このページ番号を文字列オブジェクトに変換する(ステップS22)。
【0027】
次に、ノンブル情報を用いて、ノンブル50の文字列オブジェクトのサイズを決定するとともに(ステップS23)、ノンブル50の文字列オブジェクトの刷版48上での記録位置を決定する(ステップS24)。
【0028】
すなわち、各ページコンテンツ44、46に設定されるノンブル50のサイズ(幅W、W′、高さH、H′)は、フォントサイズ及びページ番号の桁数に従って算出され、決定される。
【0029】
また、刷版48に記録されるページコンテンツ44、46に追加されるノンブル50は、面付けパラメータにより、各ページコンテンツ44、46の印刷物上での基準とする仕上がり角部(AX,AY)、(BX,BY)からの距離(x,y)として指定されている。
【0030】
従って、ページコンテンツ44に追加されるノンブル50の刷版48に対する記録位置(X,Y)は、ノンブル50が図5に示す左上に設定されるものとして、
X=AX+x
Y=AY+y+H
として算出される。同様にして、ページコンテンツ46に追加されるノンブル50の刷版48に対する記録位置(X′,Y′)は、ノンブル50が図5に示す右上に設定されるものとして、
X′=BX−x−W′
Y′=BY+y+H′
として算出される。
【0031】
以上のようにして決定されたノンブル50の記録位置(X,Y)、(X′,Y′)及びサイズ(幅W、W′、高さH、H′)は、ノンブルマトリクスとして設定される。また、このノンブル50には、フォント及び色が設定される(ステップS25)。
【0032】
設定されたノンブルマトリクスを用いて、面付け処理部34で面付け処理されたページコンテンツ44、46にノンブル50を追加する(ステップS26)。
【0033】
この場合、ノンブル50を除く面付け処理と、ノンブル50を追加する処理とが分離されているため、オペレータは、面付け処理の際のページコンテンツ44、46の拡縮や面付け方式に配慮することなく、ノンブル50の位置及びサイズを印刷物上の位置及びサイズとして直接指定することができる。従って、オペレータは、ページコンテンツ44、46の所望の位置に所望のサイズからなるノンブル50を容易且つ高精度に設定することができる。また、ノンブル50の位置やデザイン等に変更が生じた場合には、ページコンテンツ44、46を変更することなく、ノンブル情報のみを変更することで、容易に対応することができる。
【0034】
以上のようにして面付け処理された後、ノンブル50が追加されたノンブル付きページコンテンツは、イメージセッタ28に供給され、刷版48が作成される(ステップS18)。次いで、刷版48は、印刷機30に供給され、所望の印刷物が作成される(ステップS19)。
【0035】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本実施形態の印刷システムの構成ブロック図である。
【図2】本実施形態の印刷システムによる印刷物の作成処理のフローチャートである。
【図3】本実施形態の印刷システムによるノンブル追加処理のフローチャートである。
【図4】本実施形態の印刷システムにより作成されるページコンテンツの説明図である。
【図5】本実施形態の印刷システムにより作成されるページコンテンツに対して設定されるノンブルの説明図である。
【図6】印刷用コンテンツを取得して印刷物を作成する従来工程の概略フローチャートである。
【図7】従来のノンブル付きページコンテンツの概念図である。
【図8】刷版上に面付け処理された従来のノンブル付きページコンテンツの概念図である。
【符号の説明】
【0037】
20…印刷システム
22…印刷用コンテンツ作成装置
24…ページコンテンツ作成装置
26…面付け処理装置
28…イメージセッタ
30…印刷機
32…面付けパラメータ設定部
34…面付け処理部
36…ノンブル追加処理部
38…テキストオブジェクト
40…イメージオブジェクト
42…パスオブジェクト
44、46…ページコンテンツ
48…刷版
50…ノンブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷物を作成するため、刷版上でのページコンテンツの仕上がりサイズ及び面付け方式を面付けパラメータとして設定するとともに、前記ページコンテンツに付加するノンブルの前記印刷物上での記録位置を面付けパラメータとして設定する面付けパラメータ設定部と、
前記仕上がりサイズ及び前記面付け方式に係る前記面付けパラメータに従い、前記刷版に対する前記ページコンテンツの面付け処理を行う面付け処理部と、
前記記録位置に係る前記面付けパラメータに従い、前記面付け処理された前記ページコンテンツに対して、前記ノンブルの追加処理を行うノンブル追加処理部と、
を備え、前記ページコンテンツ及び前記ノンブルを前記刷版に記録することを特徴とする印刷画像処理装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記面付けパラメータ設定部は、前記ページコンテンツのブリードに係る前記面付けパラメータを設定し、
前記面付け処理部は、前記ブリードに係る前記面付けパラメータに従って前記ページコンテンツの面付け処理を行うことを特徴とする印刷画像処理装置。
【請求項3】
請求項1記載の装置において、
前記面付けパラメータ設定部は、前記ノンブルのフォント、フォントサイズ又は色に係る前記面付けパラメータを設定し、
前記ノンブル追加処理部は、前記フォント、前記フォントサイズ又は前記色に係る前記面付けパラメータに従って前記ノンブルの追加処理を行うことを特徴とする印刷画像処理装置。
【請求項4】
印刷物を作成するため、刷版上でのページコンテンツの仕上がりサイズ及び面付け方式を面付けパラメータとして設定するとともに、前記ページコンテンツに付加するノンブルの前記印刷物上での記録位置を面付けパラメータとして設定するステップと、
前記仕上がりサイズ及び前記面付け方式に係る前記面付けパラメータに従い、前記刷版に対する前記ページコンテンツの面付け処理を行うステップと、
前記記録位置に係る前記面付けパラメータに従い、前記面付け処理された前記ページコンテンツに対して、前記ノンブルの追加処理を行うステップと、
を有し、前記ページコンテンツ及び前記ノンブルを前記刷版に記録することを特徴とする印刷画像処理方法。
【請求項5】
請求項4記載の方法において、
前記ページコンテンツのブリードに係る前記面付けパラメータを設定し、前記ブリードに係る前記面付けパラメータに従って前記ページコンテンツの面付け処理を行うことを特徴とする印刷画像処理方法。
【請求項6】
請求項4記載の方法において、
前記ノンブルのフォント、フォントサイズ又は色に係る前記面付けパラメータを設定し、前記フォント、前記フォントサイズ又は前記色に係る前記面付けパラメータに従って前記ノンブルの追加処理を行うことを特徴とする印刷画像処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−282672(P2009−282672A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−133002(P2008−133002)
【出願日】平成20年5月21日(2008.5.21)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】