受信装置
【課題】LDPC−CCを用いた符号化器及び復号化器において、複数の符号化率を低回路規模で実現し、高いデータ受信品質を提供する。
【解決手段】符号化率設定部250は、符号化率(s−1)/s(s≦z)を設定し、情報生成部210は、情報Xs,iから情報Xz-1,iまでの情報をゼロに設定する。第1情報演算部220−1は、時点iの情報X1,iを入力し式(1)のX1(D)項を算出し、第2情報演算部220−2は、時点iの情報X2,iを入力し式(1)のX2(D)項を算出し、パリティ演算部230は、時点i−1のパリティPi-1を入力し式(1)のP(D)項を算出し、これら演算結果の排他的論理和を時刻iのパリティPiとして得る。
【解決手段】符号化率設定部250は、符号化率(s−1)/s(s≦z)を設定し、情報生成部210は、情報Xs,iから情報Xz-1,iまでの情報をゼロに設定する。第1情報演算部220−1は、時点iの情報X1,iを入力し式(1)のX1(D)項を算出し、第2情報演算部220−2は、時点iの情報X2,iを入力し式(1)のX2(D)項を算出し、パリティ演算部230は、時点i−1のパリティPi-1を入力し式(1)のP(D)項を算出し、これら演算結果の排他的論理和を時刻iのパリティPiとして得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
符号化率(y−1)/y及び(z−1)/z(y<z)に対応可能な時変周期g(gは自然数)の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)を用いた受信装置であって、
符号化データを受信する受信部と、
前記受信した符号化データの各ビットに対する対数尤度比を生成する対数尤度比生成部と、
前記符号化データの各ビットに対する対数尤度比を入力とし、前記符号化率(y−1)/y及び(z−1)/zのいずれかの符号化率の符号のパリティ検査行列に基づいて復号する復号部と、
を具備し、
前記パリティ検査行列は、
上記符号化率のy及びzの組み合わせが、(y、z)=(2,3)、(3、4)、(4、5)のいずれかの組み合わせにおいて、
前記符号化率(z−1)/zでは、式(1)の関係にあるパリティ検査多項式に対応し、
前記符号化率(y−1)/yでは、式(2)の関係にあるパリティ検査多項式に対応する、
受信装置。
【数1】
【数2】
式(1)、(2)において、P(D)はパリティの多項式表現であり、iは時点をあらわしている。
式(1)において、Xr(D)(rは1以上、z−1以下の整数)は情報Xrの多項式表現であり、式(2)において、Xr(D)(rは1以上、y−1以下の整数)は情報Xrの多項式表現である。
【請求項2】
第1の時刻において符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データを受信した後に、第2の時刻において符号化率(y−1)/yである前記受信した符号化データを受信した場合、
前記復号部は、
前記符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データに対して、前記式(1)を用いて復号し、第1のデータを出力し、
前記符号化率(y−1)/yである前記受信した符号化データと前記第1のデータとに対して、前記式(2)を用いて復号し、第2のデータを出力し、
更に、
前記符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データと前記第2のデータを用いて、前記式(1)を用いて復号し、第3のデータを出力する、
請求項1記載の受信装置。
【請求項3】
前記時変周期gが3である、
請求項1記載の受信装置。
【請求項4】
前記式(1)の関係にあるパリティ検査多項式及び前記式(2)の関係にあるパリティ検査多項式のBk(D)が、式(3)とあらわされ、
前記式(1)の関係にあるパリティ検査多項式及び前記式(2)の関係にあるパリティ検査多項式のAk(D)が、式(4)とあらわされる、
請求項3記載の受信装置。
【数3】
【数4】
【請求項1】
符号化率(y−1)/y及び(z−1)/z(y<z)に対応可能な時変周期g(gは自然数)の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)を用いた受信装置であって、
符号化データを受信する受信部と、
前記受信した符号化データの各ビットに対する対数尤度比を生成する対数尤度比生成部と、
前記符号化データの各ビットに対する対数尤度比を入力とし、前記符号化率(y−1)/y及び(z−1)/zのいずれかの符号化率の符号のパリティ検査行列に基づいて復号する復号部と、
を具備し、
前記パリティ検査行列は、
上記符号化率のy及びzの組み合わせが、(y、z)=(2,3)、(3、4)、(4、5)のいずれかの組み合わせにおいて、
前記符号化率(z−1)/zでは、式(1)の関係にあるパリティ検査多項式に対応し、
前記符号化率(y−1)/yでは、式(2)の関係にあるパリティ検査多項式に対応する、
受信装置。
【数1】
【数2】
式(1)、(2)において、P(D)はパリティの多項式表現であり、iは時点をあらわしている。
式(1)において、Xr(D)(rは1以上、z−1以下の整数)は情報Xrの多項式表現であり、式(2)において、Xr(D)(rは1以上、y−1以下の整数)は情報Xrの多項式表現である。
【請求項2】
第1の時刻において符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データを受信した後に、第2の時刻において符号化率(y−1)/yである前記受信した符号化データを受信した場合、
前記復号部は、
前記符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データに対して、前記式(1)を用いて復号し、第1のデータを出力し、
前記符号化率(y−1)/yである前記受信した符号化データと前記第1のデータとに対して、前記式(2)を用いて復号し、第2のデータを出力し、
更に、
前記符号化率(z−1)/zである前記受信した符号化データと前記第2のデータを用いて、前記式(1)を用いて復号し、第3のデータを出力する、
請求項1記載の受信装置。
【請求項3】
前記時変周期gが3である、
請求項1記載の受信装置。
【請求項4】
前記式(1)の関係にあるパリティ検査多項式及び前記式(2)の関係にあるパリティ検査多項式のBk(D)が、式(3)とあらわされ、
前記式(1)の関係にあるパリティ検査多項式及び前記式(2)の関係にあるパリティ検査多項式のAk(D)が、式(4)とあらわされる、
請求項3記載の受信装置。
【数3】
【数4】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公開番号】特開2013−48469(P2013−48469A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−233135(P2012−233135)
【出願日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【分割の表示】特願2011−227912(P2011−227912)の分割
【原出願日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【分割の表示】特願2011−227912(P2011−227912)の分割
【原出願日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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