説明

可変容量型ピストンポンプ

【課題】コンパクトで低コストの出力一定形の可変容量型ピストンポンプを提供する。
【解決手段】可変容量型ピストンポンプ10は、駆動軸13と共にハウジング11、12内に支持されたシリンダバレル14と、シリンダバレル14に摺動可能に挿入されたプランジャ15の頭部とシュー16及びシューホルダ21を介して摺接可能にされ駆動軸13の回転に対して相対回転不能にハウジング11、12に支持された斜板18と、を備える。プランジャ15は、駆動軸13と直角な回転軸19を持って斜板18に摺接し、駆動軸13が1回転すると駆動軸13の軸心方向にストロークする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は建設機械用油圧ポンプとして、広く用いられている出力一定形可変容量型ピストンポンプにおいて、全長の短縮を図り、出力トルクの調整を容易にすることが出来る可変容量型ピストンポンプを提供する。
【背景技術】
【0002】
従来、出力一定形の可変容量型ピストンポンプにおいては、ばね部材は線形のものを用いるが、繰り返される斜板の傾転に伴うばねのたわみによって、ばねが繰り返し応力を受け破損することを防止するために、ばねの線径を太くし、ある程度のばねの自由長を確保する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、出力トルク特性のチューニングの都度、分解してばね部材を交換する必要があった(例えば、特許文献2参照)。
また、斜板角度を増大する方向に付勢してピストン合力が働くように斜板の傾転中心が駆動軸に対し偏芯されているが、この方式では斜板傾転角が小さくなるにつれてピストン合力中心と斜板傾転中心の距離が大きくなるようにしていた(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平4−194374号公報
【特許文献2】特開2005−256746号公報
【特許文献3】特開昭63−272974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1ではポンプの軸方向の長さはばねの設計によって規制され、ばね荷重によって決定されるポンプの出力トルクにも限界があった。さらに、出力トルクやポンプの最大、最小容量によって異なる種類のばねを用意する必要があり、部品種類が増えるという問題があった。
また、特許文献2では、出力トルク特性のチューニングの都度、分解してばね部材交換していたために、例えば機械に装着後の出力トルク調整が極めて困難な状況にあった。
さらにまた、特許文献3では、プランジャの圧力をポンプ圧力が上昇するにつれて極めて大きくする必要があるため、現実的ではなかった。
本発明は、係る課題を解決するためになされたもので、コンパクトで低コストな出力一定形の可変容量型ピストンポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記の課題を解決するために請求項1記載の発明は、駆動軸と、駆動軸とスプラインで連結され、駆動軸と並行な複数のプランジャを有し、そのプランジャが駆動軸に垂直な回転軸を有し、且つその回転軸はプランジャが摺接する平面の反プランジャ側に位置し、プランジャの合力によって斜板の傾転角が減少する向きに斜板の傾転モーメントが作用するピストンポンプにおいて、斜板の回転軸と直角に位置し、斜板の傾転角を増大する向きにコントロールシリンダを設け、コントロールシリンダの内圧をポンプに搭載した減圧弁によって一定に制御することによって、出力が略一定となるように構成したことを特徴する。
本発明によれば、ポンプのケーシングをコンパクトにし、全長を短くすることが出来る。
さらに、減圧弁の二次圧力を高くすることでコントロールシリンダもコンパクトに設計出来るため、ポンプをよりコンパクトに設計することが可能となる。
また、コントロールシリンダ室の圧力を圧力ゲージによって測定しつつ、減圧弁の二次圧力を調整することによって、容易にポンプの出力トルクを調整することが可能となる。
請求項2記載の発明は、前記減圧弁にパイロット圧力に応じて二次圧力を変化させることが出来る機能を設けたので、外部からの圧力に応じてトルク特性を変化させることが容易である。
【0006】
請求項3記載の発明は、減圧弁の二次圧力のラインに、パイロット圧力によって負荷感応制御を行うコンペンセータを追加し、一定出力範囲内でポンプ吐出量の制御を行えるようしたので、パイロット圧力のON−OFFによって、油圧不要時にポンプ吐出量を減ずることが出来るので、好適である。
請求項4記載の発明は、減圧弁の二次圧力のラインに、自己圧によって圧力補償制御を行うコンペンセータを追加し、予め設定されたばね力に釣り合うポンプ吐出圧力となったときにポンプ吐出量を零にすることが出来るのでよい。
請求項5記載の発明は、減圧弁の二次圧力のラインに、外部パイロット圧力に応じてポンプ吐出量をポジティブに、またはネガティブに変化させることが出来るコンペンセータを追加して、一定出力範囲内でポンプ吐出量の制御を行えるようにしたのでよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、取り付け荷重の大きなばねを組み込む必要が無いため、ポンプのケーシングをコンパクトにし、全長を短くすることが出来る。
さらに、減圧弁の二次圧力を高くすることでコントロールシリンダもコンパクトに設計出来るため、ポンプをよりコンパクトに設計することが可能となる。
また、コントロールシリンダ室の圧力を圧力ゲージによって測定しつつ、減圧弁の二次圧力を調整することによって、容易にポンプの出力トルクを調整することが可能となる。
さらにまた、出力トルクや機械の種類に関係なくポンプの部品種類を増加させることがないので、生産性を高め、より安価に出力一定形の可変容量型ピストンポンプを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る可変容量型ピストンポンプの概略構造を示す縦断面図である。
【図2】定馬力特性を示す吐出圧力―吐出流量の関係を示す線図である。
【図3】図1の減圧弁の二次圧力を変化させたときの定馬力特性を示す吐出圧力―吐出流量の関係を示す線図である。
【図4】図1の減圧弁の調整によりパイロット圧力―二次圧力の関係を示す線図である。
【図5】図1のパイロット圧力によって二次圧力を変化させることができる減圧弁を用いたポンプの油圧回路図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態に係るピストンポンプの概略構造を示す縦断面図である。
【図7】図6のピストンポンプを利用した油圧回路図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態に係るピストンポンプの概略構造を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第四の実施の形態に係るピストンポンプの概略構造を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第五の実施の形態に係るピストンポンプの概略構造を示す縦断面図である。
【図11】図10のピストンポンプの特性を示す吐出圧力―吐出流量の関係を示す線図である。
【図12】図10のピストンポンプの特性を示すパイロット圧力―吐出流量の関係を示す線図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第一の実施の形態に係る出力一定形可変容量型ピストンポンプ(以下、ピストンポンプという)につき添付図面参照して詳細に説明する。図1はピストンポンプ10の概略構造を示す縦断面図である。図1においてピストンポンプ10は、駆動軸13と共に回転可能にハウジング11、12内に支持されたシリンダバレル14と、前記シリンダバレル14に軸方向に摺動可能に挿入された複数個のプランジャ15の頭部とシュー16及びシューホルダ21を介して摺接可能にされ、かつ駆動軸13の回転に対して相対回転不能にハウジング11、12に支持された斜板18と、を備える。
【0010】
前記プランジャ15は、駆動軸13と直角な回転軸19を持つ前記斜板18に摺接し、駆動軸13が1回転すると駆動軸13の軸心方向にストロークする。そして、プランジャ15の軸心方向の往復によるプランジャ室20の容積変化とシリンダバレル14と摺接する弁板23によって、吸入工程と吐出工程が切り換えられることにより、流体を吐出するピストンポンプ10を構成している。
前記斜板18の回転軸19は、前記プランジャ15が摺接する斜板18の平面30の反プランジャ側に位置している。
【0011】
そして、前記プランジャ室20の内圧による複数本のプランジャ15による合力中心は、図1において概ねプランジャ15の球中心26を通る直線27と駆動軸13との交点28にあり、斜板18のプランジャ15が摺接する平面30に垂直に作用する。そのため、複数本のプランジャ15の合力25により斜板18の傾転角を減少せしめるモーメントの腕の長さ:lは、斜板18の傾転角:αによって変化する。
【0012】
前記斜板18の傾転角:αを減少させるモーメントに対抗し、駆動軸13と並行に設けられたコントロールシリンダ31を配置している。このコントロールシリンダ31はハウジング12に例えば、ねじ機構により締結されたシリンダ32と、該シリンダ32に摺動自在に嵌挿されたコントロールピストン33と、を備える。前記コントロールシリンダ31の内部には、二次圧力を調整することが可能な減圧弁34の二次圧力35を導くようになっている。
【0013】
コントロールシリンダ31による斜板18の傾転角:αを増大させる方向に作用するモーメントは、コントロールシリンダ31の断面積、すなわちコントロールピストン33断面積と減圧弁34の二次圧力35の積によってなるコントロールシリンダ31の荷重29とコントロールシリンダ31と斜板18の回転軸19との距離;Lによって決定される為、ほぼ一定のモーメントを保つ。そのため、斜板18の回転軸19の位置、駆動軸13とコントロールシリンダ31の距離、コントロールシリンダ31の断面積及び減圧弁34の二次圧力35によって、図2に示す定馬力特性が得ることが出来る。
【0014】
本発明の実施の形態に係るピストンポンプ10では、コントロールシリンダ31の軸中心は、駆動軸13と並行となっているが斜板角:αを増大する方向にモーメントを作用させることが出来る位置であれば、例えば駆動軸13と直角にその軸中心があっても良いことは言うまでもない。
【0015】
図2に示す定馬力特性は、減圧弁34の二次圧力35を変化させることで図3の示すように変化させることが出来る。また、この特性は減圧弁34(図1参照)の二次圧力35(図1参照)によって決定されるので、二次圧力35を圧力ゲージ(図示せず)によって測定することで、流量計やトルク測定器などの特別な計測器がない状況、例えば建設機械に装着後であっても、容易にその特性をチューニングすることが可能である。
なお、前記コントロールシリンダ31は、図1に示す駆動軸13に対し、図示の反対側で斜板18の前述の平面30に対し、コントロールシリンダ31の反対側に位置してもよい。
【0016】
また、本発明の実施の形態に係るピストンポンプ10では、該ピストンポンプ10に駆動軸13を介して定吐出ポンプ40をタンデム結合し、該定吐出ポンプ40の吐出圧力41を斜板18のコントロールシリンダ31の荷重29が作用する面と反対側に設けたピストン42のピストン室43に導くことによって、定吐出ポンプ40の吐出圧力41に応じて、斜板18に作用するコントロールシリンダ31の荷重29による吐出量を増大する向きのモーメントを軽減して、ピストンポンプ10の出力を減少させ、該ピストンポンプ10と定吐出ポンプ40の出力が一定となるようにしている。
【0017】
これに対し、コントロールシリンダ31に二次圧力35を導く減圧弁34として、図5に示す外部パイロット圧力38により二次圧力39(図4参照)を変化させることが出来る例えば、図4に示すパイロット圧力―二次圧力特性を備える減圧弁37(図5参照)を用いることによって、外部パイロット圧力38を受けて、出力特性を図3の如く積極的に変化させることも容易である。
【0018】
前記減圧弁37は、パイロット圧力の受圧面積と二次圧力の受圧面積がn:mの減圧弁であって、 Pc=C−n/m・Pp の関係にある。
ここに、C:定数
Pc:減圧弁37の二次圧力(減圧弁出力)
Pp:パイロット圧力(図5では、定吐出ポンプ40の吐出圧力)
【0019】
さらに,前記減圧弁37に導くパイロット圧力として、図5に示す回路のように本発明のピストンポンプ10にタンデム結合された定吐出ポンプ40の吐出圧力41を導き、前記定吐出ポンプ40の吐出圧力41に応じて、ピストンポンプ10の出力トルクを低減し、該ピストンポンプ10と定吐出ポンプ40の出力合計が一定値を超えないようにすることも容易であるので、この場合は図1の実施例で示したピストン42及びピストン室43に吐出圧力41を導く油路を必要としない。
【0020】
図6は、本発明の第二の実施の形態に係るピストンポンプ50の概略構造を示す縦断面図を示し、図6中、図1の構成要素と同一の構成要素は同一符号を付して詳細な説明を省略する。以下、同様とする。図7は図6のピストンポンプ50を利用した油圧回路図である。
図6に示すピストンポンプ50では、減圧弁34の二次圧力35のラインに、パイロット圧力によって負荷感応制御を行うコンペンセータ51を追加し、一定出力範囲内でポンプ吐出量の制御を行えるようにしたことを特徴とする。これによって、パイロット圧力PLのON−OFFによって、油圧不要時にポンプ吐出量を減ずることが出来る。
【0021】
図8は、本発明の第三の実施の形態に係るピストンポンプ60の概略構造を示す縦断面図を示す。
図8に示すピストンポンプ60では、減圧弁34の二次圧力35のラインに、自己圧61によって圧力補償制御を行うコンペンセータ62を追加し、予め設定されたばね力63に釣り合うポンプ吐出圧力となったときにポンプ吐出量を零にすることができることが特徴である。
【0022】
また、図9に示す本発明の第四の実施の形態に係るピストンポンプ70では、図8のコンペンセータ62に代わって絞り71とリリーフバルブ72を備えたものでもよいし。
【0023】
図10に示す本発明の第四の実施の形態に係るピストンポンプ80では、減圧弁34の二次圧力35のラインに外部パイロット圧力82によって発生する力と斜板18の傾転によって変化するスプリング88による力とのバランスによってコントロールシリンダ31の圧力81を制御することにより、定馬力制御を行う定吐出ポンプ40に外部パイロット圧力82に応じて、ポンプの吐出流量が増大するポジティブ制御を行うことが特徴である。
この場合、外部パイロット圧力82はピストン83の右端に作用し、該ピストン83の受圧面積と外部パイロット圧力82の積によって求められる作用力でスプール84を図10で左方向に押す。
スプール84には、スプリングガイド85を介して、シリンダ86に嵌合されたピストン87内のばね88の弾発力が作用している。このばね88の弾発力は、斜板18の移動によってピストン87が移動し、該ピストン87の位置によって変化し、斜板18の角度に対してある一定の傾きを持つように機能する。
【0024】
スプール84のスプール室89には、減圧弁35によって制御された圧油が導かれ、スプール84が図10で左方向に移動するとコントロールシリンダ室31に圧油を導き、コントロールピストン33を左方向に押し、斜板角度が大きくなる方向に制御する。
一方、スプール84が図10で右方向に移動すると、コントロールシリンダ31内の圧油をケーシング(ハウジング11)内に戻すことで、斜板18の角度が小さくなる方向に制御するようになっている。
これによって、予め設定されたばね88の弾発力より、ピストン83に作用する油圧力が大きくなると斜板角度を大きくし、小さくなると斜板18の角度を小さくするようにして、外部パイロット圧力82に応じた斜板角度、すなわちピストンポンプ80の吐出量が制御される。
【0025】
しかしながら、コントロールシリンダ31の圧力は、減圧弁34で設定された二次圧力35より大きくなることがないため、複数本あるプランジャ15から、該プランジャ15の高圧側にある本数とプランジャ15の圧力、すなわちピストンポンプ80の吐出圧力によって斜板18の斜板角度が小さくなる方向に作用するモーメントが、コントロールシリンダ31の圧力81と該コントロールシリンダ31の断面積及びコントロールシリンダ31に設けられたばね90の弾発力よって求まる斜板角度を大きくする方向のモーメントよりも大きくなると、斜板18は斜板角度が小さくなり、腕の長さ(図1のl)を小さくし、モーメントがバランスする位置で位置決めされる。
【0026】
これにより、減圧弁34で定馬力制御の特性が決定された範囲内で、外部パイロット圧力82に比例したポジティブ制御を実現することが出来る。
さらに、ピストン87が斜板18の平面30の反対面に摺接する場合は、外部パイロット圧力82に対して、ネガティブに制御できることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0027】
10、50、60、70、80 可変容量型ピストンポンプ
11、12 ハウジング
13 駆動軸 14 シリンダバレル
15 プランジャ 16 シュー
18 斜板 19 回転軸
20 プランジャ室 21 シューホルダ
31 コントロールシリンダ 32、86 シリンダ
33 コントロールピストン 40 定吐出ポンプ
41 吐出圧力 42、83、87 ピストン
43 ピストン室 51、62 コンペンセータ
61 自己圧 63 ばね力
64、71 絞り 72 リリーフバルブ
82 外部パイロット圧力 84 スプール
85 スプリングガイド 88、90 ばね
89 スプール室









【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動軸と、駆動軸とスプラインで連結され、駆動軸と並行な複数のプランジャを有し、そのプランジャが駆動軸に垂直な回転軸を有し、且つその回転軸はプランジャが摺接する平面の反プランジャ側に位置し、プランジャの合力によって斜板の傾転角が減少する向きに斜板の傾転モーメントが作用するピストンポンプにおいて、斜板の回転軸と直角に位置し、斜板の傾転角を増大する向きにコントロールシリンダを設け、コントロールシリンダの内圧をポンプに搭載した減圧弁によって一定に制御することによって、出力が略一定となるように構成したことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。
【請求項2】
請求項1記載の可変容量型ピストンポンプにおいて、
前記減圧弁にパイロット圧力に応じて二次圧力を変化させることが出来る機能を設けた
ことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。
【請求項3】
請求項2記載の可変容量型ピストンポンプにおいて、
減圧弁の二次圧力のラインに、パイロット圧力によって負荷感応制御を行うコンペンセータを追加し、一定出力範囲内でポンプ吐出量の制御を行えるようしたことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。
【請求項4】
請求項2記載の可変容量型ピストンポンプにおいて、
減圧弁の二次圧力のラインに、自己圧によって圧力補償制御を行う負荷感制御を行うコンペンセータを追加し、予め設定されたばね力に釣り合うポンプ吐出圧力となったときにポンプ吐出量を零にすることが出来るようにしたことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。
【請求項5】
請求項2記載の可変容量型ピストンポンプにおいて、
減圧弁の二次圧力のラインに、外部パイロット圧力に応じてポンプ吐出量をポジテイブに、またはネガティブに変化させることが出来るコンペンセータを追加して、一定出力範囲内でポンプ吐出量の制御を行えるようにしたことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2010−53854(P2010−53854A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−1460(P2009−1460)
【出願日】平成21年1月7日(2009.1.7)
【出願人】(000005197)株式会社不二越 (625)
【Fターム(参考)】