説明

土砂運搬トラック

【課題】無動力で走れる、土砂運搬用トラックに関する。
【解決手段】土砂運搬ダンプトラックを電気自動車にし、十分な高低差のある土砂採掘現場と、埋立現場などの高低さを利用して、降りる時にブレーキ発電蓄電し、空になった登りのときにその電力で戻ることができるようにするというものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は土砂運搬専用のトラックに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、大量の土砂を必要とする工事現場では、多数のトラックが山から土を絶え間なく運び入れ、その燃料費も当然巨額のものになっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは山から運び入れる土砂運搬の燃料費用をゼロに出来るトラックに関する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
土砂運搬ダンプトラックを電気自動車にし、十分な高低差のある土砂採掘現場と、埋立現場などの高低さを利用して、降りる時にブレーキ発電蓄電し、空になった登りのときにその電力で戻ることができるようにするというものである。
【発明の効果】
【0005】
高い山の土砂採掘現場と低い位置にある工事現場との、無数の往復にかかる、燃料代が必要なくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
ダンプトラックで応用する。特に北日本大地震災害地で、災害復興に大至急使ってもらいたい。この自動車がうまく作動するには、積載量、現場の高低さが重要なファクターになるのが、あまり遠すぎる採掘地では行わない。一般には何十kmも離れてはいないので、電気自動車としてその高低さ、距離を登りきれる範囲で行う。採掘地の選定が重要である。また4輪駆動と言うよりも、もっと強力な全輪駆動トラックにするべきであろう。本発明は本出願人の山崩し発電、レール上を走るタイプのものの、自動車への応用である。これは売電する訳ではないので、発電量が過剰になりすぎるという欠点があるが、それは車に搭載した電熱器で無駄に消費させるしかないと思う。低い山でも利用できるメリットと考えることもできる。電車と違い、レールを造らず、すでにある道路を使えるというのは大きなメリットである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷台に積んだ土砂のポテンシャルエネルギーで高所から降りてくるときにブレーキ発電、充電し、土砂をおろした後は、その電力で坂を登り、再び土砂取りにいくことができるようにした、燃料不要の土砂運搬トラック。

【公開番号】特開2012−218726(P2012−218726A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−103263(P2011−103263)
【出願日】平成23年4月13日(2011.4.13)
【出願人】(599003198)
【Fターム(参考)】