説明

圧力なべ用消音カバー

【課題】圧力なべを使用時には、蒸気音が大きくこの音のため圧力なべを使用時は、周囲に蒸気音が邪魔にならない様に注意する必要があった。また周囲の壁を蒸気とともに噴出する液で汚すことがあった。
本発明は、蒸気音を減衰し、周囲を汚さない消音カバーを提供する。
【解決手段】消音カバー本体を設け、上面には蒸気穴を設け、本体の側面に取手を設ける。圧力なべのふたに付いている錘を覆う様に消音カバーを置いて排気される蒸気の方向を変えることにより蒸気音を減衰することを特徴とする圧力なべ用消音カバー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力なべの蒸気音を減衰する消音カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
圧力なべから出る蒸気音は、高音域の大きい音が出る、また水平方向に排気すると周囲が蒸気と混ざった液により汚れるが、特によい解決策がなかった。
なお、圧力なべのおもりとして、下向きにふたに噴きつける方式のものが知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 登録実用新案第3125558号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧力なべから出る蒸気音は、高音域の大きい音で、子供や、赤ちゃんのいる家庭では、この音のために圧力なべを使用すると子供が目を覚ますなどの問題があった。また周囲壁を蒸気に含まれる液により汚すことがある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
消音カバー本体の上面に蒸気穴を設け、本体の側面に取手を設ける。
本体の内壁に圧力なべから出る蒸気を当て、蒸気の方向を上方へ変えることにより音の大きさを減衰する。
以上の構成よりなる圧力なべから出る蒸気音を減衰し、飛散する液を消音器の内壁で受ける消音カバー
【発明の効果】
【0006】
従来圧力なべを使用すると圧力なべの錘部分から蒸気が大きい音で噴出していたが、本発明により蒸気の方向を変えることにより蒸気音を減衰し、周囲に飛散する液をフタに落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用状態を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の形態を説明する。
本休(1)の上面に蒸気穴(2)を設ける。
本体(1)の側面には、取手(3)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、本体(1)を圧力なべのふたの上に錘を覆う様に置く。
【符号の説明】
【0009】
1消音カバー本体
2蒸気穴
3取手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー本体の上面に蒸気穴を設け、本体の側面に取手を設けた圧力なべ用消音カバー。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−170810(P2012−170810A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−53524(P2011−53524)
【出願日】平成23年2月22日(2011.2.22)
【出願人】(511063790)
【Fターム(参考)】