説明

在来木造に適すPS

【課題】 建物外観上に露出配管である竪樋及び給排水縦管の姿を無くして隠した外壁体中の保管管類をいつでも目視で点検できる在来木造に適すPSを提供する。
【解決手段】 建築物で角型柱と間柱骨組み造りの全外壁体の内で竪樋を取付けたい付近にある通し柱と横架材との本来の接合部柱面と小口の間に本発明内部が鉛直空間構造の横架材貫通PS材を挿入し三者ボルトを介し緊結接合、前記空間は上下が柱と間柱の間の壁中空間と連なったので建物土台から最上階桁まで垂直空間が出来た出来た空間内に外部側一側面板のみ手動開閉式水平長方形断面筒状適宜背丈の本発明壁中PS材を複数個前記横架材貫通PS材とも連結し取り付け設置その設置内部に雨水処理竪樋及び給排水縦管を取り付け収納する、前記一側面板手動開閉で直ぐ管類目視で定期的点検できる事建物全外観上には露出竪樋他縦管類の姿を無くした事を特徴とする在来木造に適すPS。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、在来木造建築物及び柱に角形鋼管を用いる軽量的鉄骨造建築物の外観全立面外壁面上の所所に露出存在する屋根の雨水処理用の竪樋及びデンデン及び鉛直に各階を立ち上げ下げる給排水管等の姿を建物外観面から無くし隠した壁体中の当該管類をいつでも簡単に目視できるために発明した、よって竪樋等及び給排水縦立ち上げ管を外壁体中の特定所所に鉛直に入れ込みその管類を隠すための一面の開閉式側面板点検板蓋(27)は板表面には周囲の外壁仕上げ材と同じ材を貼る塗ることのできる素材であるので建物外観立面全体外壁姿状には本発明在来木造に適すPS製品部材の存在はほとんどわからない、前記隠し蓋(27)は手動開閉式なので前記竪樋及び給排水等縦管を特定箇所箇所の外壁体内に隠す保管収納していつでも簡単に開け閉めできるので目視にて定期的点検及びメンテナンス等を行うことができから不安の無い楽な建物生活を提供できる、さらに建物外観では竪樋及び他縦管類の露出物体姿が消えたから建物外観姿は純粋な立面全景が混じりの無い造形意匠の演出を表す効果となる事を図ったパイプシャフトの在来木造に適すPSに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の勾配屋根としたあらゆる建築物では屋根の雨水処理用の竪樋を建物外観の所所の外壁表面上に露出でデンデン等を介して設置をしていた姿は常識であった。
【0003】
従来の在来木造及び軽量的鉄骨造建築物ではPS即ちパイプシャフト専用空間は特に必要とする建物のみ建築設計計画時期から決められた尊い土地面積建築予算等の中から建築面積・延べ面積の負担屋内内部の各階を鉛直一直線に通す空間のため障害となりやすい各所で存在する横架材そして平面上の各用途室等との利害動線から増す床面積の負担を考慮して一部にパイプスペース専用空間を設ける程度としていた。上階に続く給排水し尿を含む縦方向管類はほとんどは外部壁表面上へ露出で設置をするか密封の壁体中を通す設置をしていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために、次のような問題点があった。
(カ)軒先端から外壁表面上を露出鉛直に地盤面まで一本通し姿配管である竪樋は小さい建物でも少なくとも切妻屋根作りなら二箇所以上寄せ棟屋根作りなら四箇所以上必ず露出で存在して軒天井表面に対しては斜傾に呼び樋管が露出で存在する。建物立面外壁面上を露出で各階を鉛直に給排水し尿含む管類が存在していることもある。以上の従来の技術は設計で意図とする建物外観姿上に露出配管類が纏綿してる様子に観えて建物外観姿を表現している造形特徴美観を損ねていた、ゆえに建築物外観の意匠造形の個性の表し及び固有建物純粋外観姿を奪っており建築物外観姿には添わない邪魔となっていた。
(キ)在来木造等建築物にパイプシャフト専用空間が設けられている場合は位置が機能上屋内水廻り用途台所等附近箇所に適度平面積量で設定が常である構造上その平面積量空間で各階を鉛直一直線に通すスペースのため各階に存在する横架材との関係による適正なパイプシャフト空間の位置確保による建物の使い勝手の悪さの可能性の増加及び平面状にあっては各階で各用途室等との利害動線による無駄な共有所の床面積の増加なぞの建築基準法及び建築費に直接影響する建築面積と延べ面積を苦しめる負荷となる、前記の如く大変な負担を起こし設けたパイプシャフトに収納量は各階を鉛直に通し配管する給排水し尿含む管等本数は在来木造等建築物規模であり勾配屋根面の雨水処理用の複数所に存在する横樋から連絡する竪樋を収納することは不可能であるなぞの効率が悪い原因が多い。
(ク)在来木造等建築物の適所箇所であって各階を鉛直に直線に通す必要給排水し尿を含む管類等が壁体の中の空間を横架材に当る所のみ曲がり管を使って天井裏側に入れ込み又次の階の壁中空間を使って配管施工が従来は最も多い、柱と間柱又は胴縁を骨組みとする壁体両表面側に壁仕上げ板材が張られている前記壁体は建築基準法施行例により軸組み耐力壁なぞであること外壁仕上げ面材は防火性・強度性・耐久性・色彩美観性内部側壁仕上げ面材は難燃性或は防火性・科学物質発散程度性・化粧美性等の材質により出来上がっているので何らかの原因で突然水漏れ或は歴史等の中で錆腐蝕する最も可能性の多い給湯排水管類を簡単に剥がすことが大変な前記壁体の中に配管してあることは定期的点検及びメンテナンスにおいて効率が悪い。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
在来木造及び柱に角形鋼管を用いる軽量的鉄骨造建築物の外部側に面する構造体の特定する所所の通し等柱と横架材との本来の接合部(柱の一の面に横架材の小口が仕口を備え付き突く位置)の両者の間に本発明の横架材貫通PS材をあえて入れて通し柱と横架材両者をそれぞれに横架材貫通PS材にボルトを介して緊結接合して構造耐力上主要な通し柱と横架材貫通PS材と横架材を一体耐力主要構造体とする、前記横架材貫通PS材の構造はサイズを通し柱太さ一辺幅或は横架材上端面幅と定めた長さを直方体に例えて水平面即ち底面の短辺側の長さと決める、前記直方体の長辺側長さは適宜長さとして上下の底面は板面物は無くその水平長方形を囲む枠である側面板の内部鉛直方向背丈高さ間は上下に抜けて全くの空空間部(8)である前記水平長方形を囲む四辺側面板であるうちの柱面と密着所(7)の短辺側側面板は特に上下に板は長くして長くした部分屋外側側端縁に凸部(6)を設け屋内側には上部側端縁に凸部(6)を設けた当該(7)の短辺側板を通し柱にボルトを介して緊結接合するここに後取付け帯板(23,24)を最後にスライドさせ填め込み溶接或は柱に釘打ち止めとする尚木造柱に緊結接合用にあっては前記水平長方形を囲む四面側面板であるうちの三つの側面板の下端位置と同位置となる所が短辺側側面板外面である所の柱面と密着所(7)の面から木柱え入れ込む鉛直力抵抗腰掛凸部(9)が装着のところ、前記(9)の反対側の短辺側側面板の外面中央から突出する鉛直板(10)を設け横架材に差し込み或は一面せん断型密着としていずれもボルトで緊結接合する、通し柱も横架材も各接合所ボルト締め終わると構造耐力上主要な一部となった横架材貫通PS材の内部は上述の如く上下に抜ける鉛直空空間部(8)であるので当該建物の全外部側の所所の設置必要該当となる位置の柱と間柱を骨組みとする壁体中部柱と間柱の間は空間になっているのが常であるので上下側階の同一壁体中空間に空間が通じたこととなった各階を鉛直一直線連続空洞が外壁体中柱と間柱間を上下に通って作り出たことになる此土台から鉛直に軒桁までの空間スペース内に建物外観全立面上を露出存在姿が常であった竪樋或は鉛直に各階を通す給排水管類を一括的収納して隠すことにより建物全外観姿には露出管類の姿はなくなり素顔の建物外観姿が現れた、理想を現実に出来たのは前記通し柱と横架材との本来の接合所の従来活用不可能と思われていた木材或はH鋼体積であった所へ前記本発明の横架材貫通PS材を用いたことにより可能としたものである。
【0006】
直方体に例えて上下底面部には板状物は無く直方体を鉛直に空洞とした空間の周り側面板四面部のうち三面の側面板(32)は三者固定一体の上端平面型がコの字状(25)とした側板(32)であるその水平に対する鉛直方向を適宜の高さとしての三面の前記コの字形状側面板(32)の上端下端の板底面(30)を合いじゃくりとして前記四面のうちのあと一つの一面の方を手動で開閉式の側面板による点検板蓋(27)として外部側表面には周囲外壁仕上げ面と同じ材を貼る塗ることのできる素材を用いこの(27)の鉛直方向は前記三面の側面板(32)と適宜長さで一面の側面板の下部底面を凹(33)的で溝口を狭く溝の中に上方厚めの上下スライド板(34)を雨水横吹きを防ぐために設けて当該(27)の板上部側の上端底面を合いじゃくり(26)的として形成した当該一面の開閉式側面板点検板蓋(27)を上述のコの字形状(25)の側面板(32)末側縁端側辺に数個の丁番等(28)を介して取付けて反対側の側面板(32)末側縁端側辺の適宜所に板蓋受け止め具(29)を取付けここに手動一面の開閉式点検板蓋(27)を閉め止めした平素形状が上述の空洞空間の回り側面板四面部型に配列した型である一個の壁中PS材である、在来木造及び柱に角形鋼管を用いる軽量的鉄骨造建築物の外部周り全外壁のうち必要位置とする所所にある柱と間柱を骨組みとする壁体中で柱と間柱の間は常に空間になっていて上下側階の線引きあたりに上述で取りつけた本発明の横架材貫通PS材が存在して空間は土台上端から最上階の軒桁まで鉛直一直線上に続くこの空間内に本発明の前記壁中PS材を複数個用い横架材貫通PS材とも連結しながら建物立面高さ一杯に設置取り付けする同様にして建物外周中屋根の雨水処理のための竪樋位置となるところ及び台所等水廻り位置となるところ必要となる所所の外壁体内に取付け設置する、建物体の外壁体内に一体的取りつけ設置となった前記壁中PS材の内部に雨水処理用の竪樋及び給排水し尿含む鉛直方向管類を隠す収納の取り付け設置を行い固定配管済みの管類は一面の開閉式側面板点検板蓋(27)を簡単な手動で開閉すればいつでも目視で定期的点検及び直ぐの目視でメンテナンス作業が行えることとした壁中PS材である。
【発明の効果】
【0007】
上述したように特定の場所場所で外部壁体内に鉛直に各階通し取付け設置した本発明の在来木造に適すPS空洞体の空洞内に屋根面よりの雨水処理のための管の竪樋を軒桁等から土台位置までの垂直距離間入れ込み取付け収納する及び付近に給排水し尿含む各階鉛直に通す縦管類があれば入れ込み配管収納して隠す機能であることから建物立面外観全姿上外壁面上から露出している竪樋及び給排水管類の姿はなくなりさらに開閉点検ドア蓋(27)の外部面は四方縁を目地仕切りとして外壁仕上げ面材と同一材を貼り塗りの納めと出来ることから外壁体内に取付け設置した前記在来木造に適すPSの存在姿はほとんどわからず当該建物純粋外観全体姿のさっぱりした美しさ清純な表現の家姿或は意匠造形の個性を強く表現する家つくりに提供できる。
【0008】
また本発明の在来木造に適すPSの設置場所は外部壁体の中であるから建築面積及び延べ面積に損害を与えぬばかりか建物の外にて開閉点検ドア蓋を手動で開けて定期的点検と一括的管理など高いところは梯子等を使用して簡単に目視で確認でき及び目視のメンテナンス作業など効果を発揮するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下本発明の実施の形態を図1−図15に基づいて説明する。
【0010】
図においては、図5は直方体に例えての底面に板の無い四方枠側板囲いの過程平面図で短辺側(2)の片方側の短辺(3)の側面板の外部面の中央に突出する横架材に差し込む或は一面せん断型密着となる突出鉛直板(10)を装着した図6の(C)の如し(D)は短辺(2)の側面板の外部面の中央に突出する横架材に差し込む或は一面せん断・二面せん断型密着となる突出鉛直板(10)を装着した前記(C)に対し反対側に向きを計った左右対称形の平面形である、ゆえから図6中(20)ウ角及び(18)ア角の近くであって長辺側板(1)の上部と下部近くに筋違い(ブレース)取付けようボルト穴(14)が適宜本数それぞれ装着してなる(C)PS材片方側物体及び(D)PS材他方側物体の平面形となる、前記(C)の(2)と(D)の(3)の両短辺側は短辺側側面板で柱面と密着所面(7)となる側面板(7)は回りの他の三側面板より背丈が上下に適度に長く木柱に緊結用にあっては下部付近では柱に入れ込む腰掛部(9)凸を備える横架材貫通PS材過程平面図図5と図6である。
【0011】
前述図6の(C,D)物体両者一対系とすることにより一つの横架材貫通PS材の体に成り立つ、前記の体の成り立ちには用途使用上二種類型が必要となる。まず一つの方の図7隅通し等柱接合型の本発明横架材貫通PS材平面図にあっては図6の(D)のア角(18)の外角点と(C)のウ角(20)の外角点を一致させての合わせ置き当該(C、D)図両者平面を矩辺方向L字型に納めての一体固定とすると両者の長辺(1)の側面板どうしは直角形になる内角側の適度位置に水平板の火打ち板(13)を装着して図6の(C、D)PS材物体L字型平面を固定すると図7の骨格が出来上がる、(C)片方側物体平面の短辺(3)の側面板と(D)他方側物体平面の短辺(2)の側面板の外面中央より突出の横架材に差し込む或は一面せん断型密着となる突出鉛直板(10)を挟み込む或は一面せん断仕口で横架材とを緊結接合するためのボルト差込穴(16)を前述(10)に適宜数箇所設けた穴と横架材にボルトを差し通して締め込み横架材と緊結接合とする、反対側の短辺側である柱面と密着所板(7)に隅通し柱と緊結接合させるためボルト差込用穴(16)を数箇所設けた穴と柱にボルトを差し通して締め込み柱との緊結接合とする前記(7)の側端の上下の縁凸部(6)に図8の釘打ち込み用穴(17)装備である別付け矩帯板(23)であってこの側端縁の手折れ形溝部(22)を建築現場で取付け時差し込むと当該矩帯板(23)と前記(7)とで隅柱断面周りを囲み包むバンド的帯型となる前記(6)と(22)の合わさり部を溶接或は(23)を柱に釘打ちとして柱を包み(7)と(23)は一体系となる前記(7)の側面板は他の側面板より上下に適宜背丈が長く木柱に緊結用にあっては(7)の下側に他の側面板の板下端位置と同高さとなる位置に柱に適宜凸入れ込む腰掛部(9)を備え長辺側(1)の側面板屋内側柱近くに存在する筋違い(ブレース)取付け用穴(14)はそこに筋違い(ブレース)を取付けてそのスパン内を耐力壁とするためのもの在来木造及び軽量的鉄骨造建築物個個の設計により異なる評価となる長期鉛直力及び風圧・地震が加わる短期応力に構造耐力上主要な部分の一部の所として対応するボルト量・板厚・板背の部材構造構成である耐力の類を持つ隅通し等柱に接合型横架材貫通PS材平面図の図7である、図中点線書き部分は矩帯板(23)を柱断面を包んで後付した状態を示した。次に図11外部面の該当通し等柱に接合型の横架材貫通PS材平面図にあっては、図6横架材貫通PS材過程平面図の(C,D)二つの物体平面を長辺方向に一直線上に置いてその真ん中に通し等柱が建っていて左側に(D)他方側物体をイ角(19)を右側向きにして置き、柱の右側に(C)片方側物体をエ角(21)を左側向きにして置く前記(D)のイ角(19)と(C)エ角(21)の間に平帯板(24)を上述の柱面と密着所面(7)の側端縁上下部の側端凸部(6)に建築現場で取付けとき後の取り付けとして外部側柱面をスライドして(24)の手折れ形溝部(22)を差込取り付けし屋内側も梁真上に前記外部側と同要領で差し込み取り付けした平帯板(24)と梁断面を介して通し柱断面周りを囲む包むバンド的帯板となった形の平面状は通し柱断面を中心に置いて左右に対称の(D)と(C)の形になってア角(18)及びウ角(20)の屋内側に梁緊結ボルト締め付け板(15)を設けた鉛直突出板に筋違い取付けよう穴を備えた屋内側長辺側(1)の側面板を剛体で結ぶための水平火打ち板(13)を備え上述図7と同等の許容応力を考慮した構造の外部面の該当通し等柱に接合型の平面図図11である。以上前者図7隅通し等柱接合型及び後者図11外部面の該当通し等柱に接合型の二種類の型は両者同一の鉛直の空洞空間を設ける設けるために構成目的機能効果同一であることからどちらも横架材貫通PS材と呼ぶ。
【0012】
直方体に例えて上下底面部には板状物は無く、即ち前記直方体を鉛直に空洞とした空間の周り側面板四面部の内三面の側面板(32)は三者固定一体の上端平面型がコの字状(25)とした側板(32)であるその水平方向に対す鉛直方向を適宜の高さとして、前記三面のコの字形状(25)側面板(32)の上下の底面を合いじゃくり(30)として前記の四面のうちあと一つの一面の方を開閉式側面板点検板蓋(27)として(27)は外部側の表面に周囲外壁仕上げ材と同じ仕上げ材を貼る塗ることのできる素材の板を用い鉛直方向は適宜長さで板下部底面を凹的溝(33)口を狭く溝の中に上方厚めの上下スライド版(34)を雨水横吹きを防ぐために設け、前記(27)板の上部側の上端底面(26)を合いじゃくり的とし形成した当該一面のほうの開閉式側面板点検板蓋(27)を上述のコの字形状(25)の端側の側面板(32)の末端側辺に数個の丁番等(28)を介して取り付け(27)は手動でいつでも自在に開閉できるようにした前記(32)の反対側の(32)の末端側辺に板蓋受け止め具(29)を設け(27)を固定的開可動的可能としたもの(27)を閉め止め状態時内部は鉛直方向に水平方向長方形断面系の筒状である即ち前記空間の周り側面板四面部の形である構造機能の図14図15は壁中PS材と呼ぶ。本発明は以上の構成によりなっている。
【0013】
以下、上記構成の組み立て及び動作を説明する。在来木造及び柱に角形鋼管を用いる軽量的鉄骨造建築物の構造耐力上主要な骨組みを組み立てる建て方施工時期に建物平面状の外周に面する所で屋根の雨水処理のための竪樋露出管をのちに取り付ける位置を或は給排水等各階を鉛直に通す管類をのちに取付ける位置付近に存在する隅通し柱と外部面の該当通し柱とこの柱面に従来から小口の仕口をもって突きつく横架材の当該柱よりの端付近を図7・図11の横架材貫通PS材の取り付け場所位置として前述建て方施工時期に取り付ける、前記図7・図11の取付け方は該当する通し柱に対し接合が前記横架材貫通PS材を介して横架材(38)も緊結接合する即ち当該通し柱面に柱と密着所板(7)を突きつけ本来からの通し柱と横架材当との接合所である通し柱面と横架材(38)等の小口との両者の間に図7又は図11の横架材貫通PS材を挿入とする、前記横架材貫通PS材挿入中に(11)である短辺側側面板外面中央より突出する鉛直板(10)と横架材(38)は一面せん断・二面せん断型密着として両者をボルト締め等とする在来木造構造の場合は横架材(38)の小口の中央をあらかじめ鉛直に適度の溝深さに加工しておきその割溝の中に(10)を差込適宜位置にセットしたら部材側面より両者貫通のボルトを差し入れ座金ナット締め込みにして前記突出する鉛直板(10)と横架材(38)等は緊結接合とする、反対側のあらかじめ適宜個数ボルト穴を開けておいた上述の通し柱その柱の側面に突き付け等とする柱と密着所板(7)の複数個のボルト差込穴(16)よりボルトを柱に各差込座金ボルト締め込みにして短辺(3)と(4)の柱と密着所板(7)の短辺側側面板と通し柱も緊結接合となり当該通し柱と横架材の間は取り付いた横架材貫通PS材の内部によって鉛直方向空洞の空空間部(8)を設け備えての当該建築物構造体と一体緊結接合となる本発明の横架材貫通PS材である。
【0014】
建築物で柱と間柱を骨組みとする壁体では隅通し柱又は外部面の通し柱の側面隣に並立する間柱との間の壁中は常に空間になっていて空間の真上下の横架材直上下の各階の壁中も常に同じく鉛直方向に各階階高内空間洞になっていて前記空間真上下には階ごとに横架材の存在している位置であるのでこの位置の横架材には上述で緊結接合設置してある本発明の横架材貫通PS材図7・図11の内部鉛直方向空洞の空空間部(8)と繋がり合ったことになるので基礎上端から最上階軒桁位置まで鉛直線上に連続空間洞となる、この前記連続空間洞の全鉛直空間の中に上述の本発明の壁中PS材図14・図15を複数個用いて前記横架材貫通PS材とも連結しながら取り付け設置を済ますことにより当該所の基礎適宜所から最上階軒桁まで中どの高さの位置でも外部側一面の開閉式側面板(27)を手動で自在に開閉可能としたダクトスペース長方形断面略筒状の本発明名称在来木造に適すPSと成る。
【0015】
屋根の雨水処理のため及び上階の給排水のため建築物平面状の外周に辺面する所に必要に応じて複数箇所に取り付け設置したそれぞれの在来木造構造体に設置の実施形態を示す平面図図1・図3本発明在来木造に適すPSの内部に屋根の雨水処理のための竪樋及び各階を鉛直に通す管類等を取付け配管施工済み後、前記在来木造に適すPSの一面の開閉式側面板点検板蓋(27)にあらかじめ外部側表面に当該建物の外部仕上げ材を貼ったか塗ったかしておいた前記各開閉式点検板蓋(27)を閉めドア受け板蓋受け止め具(29)に止めたら閉じ込めとなった竪樋及び給排水等管類の姿体は建物の外壁体内に消えて存在が建物外観にも屋内にも見えない。
【0016】
勾配屋根面の雨水を処理するのに屋根軒先の広小舞のそば鼻隠し板面に取り付く横樋ではなく軒先の上端面に存在の横樋式の特許4013212号複数樋屋根板を使用して軒の出部の軒天井を箱型軒天井に施工納めを行う場合の本発明在来木造に適すPSを用いた場合の効果は、前記複数樋屋根板の屋根勾配面の最下の軒屋根面の適宜の位置に寄せますを取付けられることから呼び樋も前記箱型軒天上の裏内を傾斜に配管して本発明の在来木造に適すPSの内部に配管設置する竪樋の最上部又は二股管の上部に連結とする、この場合寄せます及び呼び樋は箱型軒天井裏袋内に存在となるので将来のメンテナンスを見込みその部分の仕上げ軒天井板範囲はいつでも目視で内部の様子の確かめいつでも一時的の剥がし張りの行える軒裏換気にもなる天井裏を覗き見できる有効穴あき化粧板等ビスで張り上げビスならいつでも戻せるなぞを現場施工で施すことを考慮する、前記軒先鼻隠し板面には横樋姿体は無く寄せます・呼び樋の姿は軒天井裏に隠れさらに最上階軒桁等から地盤基礎の適宜とこまでの長い距離の竪樋物体は外壁体内にすでに設置しておく本発明在来木造に適すPSの内部え収納取り付け隠し配管を済ませることにより建築物の外観全立面姿上には一切の樋物姿は無いから上述の従来の建物外観立面上に粗いネットがからみついている纏綿的な建物外観姿は無くなり、純粋な造型建築物の外観姿が現れることとなった。
【0017】
勾配屋根面の雨水処理するために軒先側面に横樋を施工した場合の本発明在来木造に適すPSの効果は、建築物立面外観姿の中の屋根軒先側面全体に行き渡る露出横樋及び付随の寄せます・呼び樋は従来通りの姿で建築物立面外観に現れている、呼び樋下部端を前記在来木造に適すPS内部の竪樋に接続して雨水処理機能となる、よって建物立面外観状全体立面中の全外壁のみ竪樋姿及び給排水等各階を鉛直に通す管類の露出姿の無い建築物立面外観姿の建築物が得られる。
【0018】
本発明在来木造に適すPSの内部に上記において取り付け配管済みの竪樋又は給排水等各階鉛直通し管類の定期的管理及び伴うメンテナンスを行うときは図14・図15の当該一面の開閉式側面板点検板蓋(27)の直上の板蓋(27)のほうの上下スライド板(34)を工具を用い手動で上方に上げておき、当該(27)を手動で板蓋受け止め具(29)から引っ張り抜き出す力を与えると(29)の他方側丁番等(28)が作動でき当該(27)が開ける、各それぞれの(27)を同様の手動操作を行い開閉できる、高いとこは梯子等などを用いるといつでも点検できる、終了したら各前記(27)を閉め強めに押し込み前記(29)に止めこむと建物外観面と前記(27)外部面の分かれ周りに目地溝形を挟んだ形で周囲外壁仕上がり材と同一材を貼る・塗る外部側面に施しておいた点検板蓋(27)は外壁面とほとんど同一姿となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】 本発明の在来木造隅部構造体に設置の実施形態を示す平面図
【図2】 同A−A線断面図
【図3】 本発明の在来木造外部面通り中の構造体に設置の実施形態を示す平面図
【図4】 同B−B線断面図
【図5】 直方体の底面板の無い四方枠側板囲いの過程平面図
【図6】 横架材貫通PS材過程平面図 (C)はPS材片方側物体平面 (D)はPS材他方側物体平面
【図7】 隅通し等接合型の本発明の横架材貫通PS材平面図
【図8】 同隅通し柱用別付け矩帯板平面図
【図9】 隅通し等柱接合型の本発明の横架材貫通PS材斜視図
【図10】 同隅通し柱用別付け矩帯板斜視図
【図11】 外部面の該当通し等柱に接合型の本発明の横架材貫通PS材平面図
【図12】 同外部面通し柱用別付け帯板の平面図
【図13】 横架材貫通PS材一つの物体の方の立面図 (E)は長辺側の立面 (F)は短辺側の柱と密着所立面
【図14】 本発明の壁中PS材平面図
【図15】 同壁中PS材G−G線断面図
【符号の説明】
【0020】
1 長辺側
2 短辺側
3 短辺側
4 他の三箇所側板上端より背丈の高い柱密着所短辺側板
5 同上短辺側板であって他の側板下端より下に長い部分
6 同上及び二行上目の短辺側板の上下部側端凸部
7 柱面と密着所面
8 内部が鉛直に空空間部
9 鉛直力抵抗腰掛凸部木柱用
10 横架材に差し込む或は一面・二面せん断型密着となる突出鉛直板
11 横架材小口が突き付く位置の面
12 屋外側長辺上端合いじゃくり
13 火打ち板
14 筋違い(ブレース)取付け用ボルト穴
15 梁緊結ボルト締め付け板
16 ボルト差込用穴
17 釘打ち用複数穴
18 ア角
19 イ角
20 ウ角
21 エ角
22 後取付けの帯板側端の手折れ形凹溝部
23 後取り付け矩帯板
24 後取り付け平帯板
25 三側板コの字状水平底面
26 開閉点検板蓋上部底面合いじゃくり型
27 一面の開閉式側面板点検板蓋
28 丁番等
29 板蓋受け止め具
30 側板底面は合いじゃくり型
31 空洞鉛直空間
32 コの字平面形の側面側板
33 開閉式蓋板下部底面凹的溝
34 同上スライド板
35 ボルト
36 梁材(矩形又はH型断面もの)
37 通し等柱(正方形等断面である)
38 横架材(桁・梁・胴差し・土台材を言う)
39 間柱
40 外部壁体の中部の空部
41 短辺側板柱密着所側端凸と別付け帯板側端凹

【特許請求の範囲】
【請求項1】
特に在来木造建築物に適し、柱に適度の角形鋼管を選択する軽量的鉄骨造建築物に適応する両建築物専用のパイプシャフトのことであってサイズを通し柱太さ一辺幅或いは横架材上端面厚さ幅一辺と定めた長さを直方体に例えて水平面即ち底面の短辺側の長さと決める、前記直方体の長辺側長さは適宜長さとして上下の底辺は板面物は無くその水平の長方形を囲む枠である側面板の内部鉛直方向背丈高さ間は上下に抜けてまったくの空空間部(8)である、(8)の周り四方辺側面板のうちの屋内側で通し柱(37)に近い内角付近の長辺側(1)側面板の上下に適宜数の筋違(ブレース)い取り付け用ボルト穴(14)を配し、通し等柱面と密着(7)する短辺側(2,3)から成る(4)と(5)の側面板(7)はあえて他三側面の側面板の背丈より上に下に適宜背丈を長く(4,5)して通し柱と緊結するためのボルト穴(16)を複数個備えるとともに木造建築物用にあってはほぼ下部に木造柱に適宜入れ込む目地型出凸(9)をも備えた、反対側の短辺側(2,3)側面板(11)には面中央を直角に突出する鉛直板(10)を備え鉛直板(10)には横架材(38)と緊結するためのボルト穴(14)を適宜個配した、以上形成で成った横架材貫通PS材の一方を片方側物体(C)と呼ぶこととする、この前記(C)と構造形成が対称であるあと片方側をPS材他方側物体(D)と呼ぶこととするこの物体(D)と前者PS材片方側物体(C)と両者合わせてほとんど一対として事を成す建物平面状の隅及び外部面通し中にある両位置のなかから所々で該当となる通し等柱と横架材の存在を利用活用して本発明の効果を発揮する、隅通し等柱の接合型として取り付ける場合は建物平面状の角に建てた通し柱(37)断面の矩辺の二幅辺の各面に片方側物体(C)の短辺側(2)の外面(7)と他方側物体(D)の短辺側(3)の外面(7)を密着させると両者物体平面状ウ角(20)とア角(18)を合致同体しての直角置きL型平面状と成る固定体の内角側の両者の側板外面に火打ち板(13)が水平に固定形成と成る、前期短辺側(2,3)の外面(7)を隅通し柱(37)の短辺二幅面に(2,3)の両外面(7)を密着させて短辺側(2)隅柱(37)及び(3,37)にそれぞれボルト(35)を適宜個差込締め付け緊結接合する、前期短辺側(2,3)の側板(4,5)屋外側上下部側端凸部(6)え後取付け矩帯板(23)を填め込み溶接をするか或は柱え釘打ちで止める、一方両物体(C、D)を挟んだ通し柱の反対側の横架材(38)に差し込む或は一面せん断型密着ボルト締めとするかいずれかの仕口で接合する突出鉛直板(10)は差込む場合はあらかじめ(10)を差し込めるよう加工しておいた横架材(38)え差込合体とした(10,38)の両者えボルト(35)を差込締め付ける緊結接合とする、外部面通し中にある該当通し等柱に接合型として取付ける場合は建てた通し等柱(37)断面の左右両側の柱幅面左側柱面には他方側物体(D)の短辺側(3)の側板の外面(7)を密着して右側柱面には片方側物体(C)の短辺側(2)の側板の外面(7)を密着させて通し柱を両(C、D)物体の中央真ん中に置いた形としてボルト(35)を差込三者を一体に締め込み屋内側の長辺(1)側面板から直角方向に水平火打ち板(13)を介して装着の梁緊結ボルト締め付け板(15)もボルト穴(16)より梁(38)にボルト(35)を通しナットで締め込みとして緊結接合する柱と密着所面(7)の短辺側板(3,2)の(4,5)側端屋外側上下部及び屋内側では上部に装着の側端凸部(6)え柱面等をスライド手動しての後取付け平帯板(24)を填め込み溶接するか或は柱へ釘打ちで止める、一方両物体(C、D)を通し柱と挟んだ形に見える柱の反対側の横架材(38)に差込或は一面せん断密着取り付けとする突出鉛直板(10)は上述の隅通し柱の接合型と同じ取り付けである、以上の如く通し柱と横架材の間に緊結接合した隅通し柱の接合型と外部面通し中にある通し柱の接合型の内部に全く同じ鉛直空洞即ち空空間部(8)を設ける為の構成目的機能効果であることから両者共に横架材貫通PS材と呼ぶ、通し等柱と横架材との本来の接合所(柱の一の面に横架材の小口が仕口を備え付きつく位置)の間にあえて前記横架材貫通PS材を上述の如く挟まる形で入れたことにより両側の通し柱(37)と横架材(38)両者にそれぞれにボルトを介し緊結接合すると当該横架材貫通PS材の内部が鉛直に空空間部(8)であるので直上下が上下側階の外壁体の柱と間柱の間で常に空間所であるので空間スペースが各階通して全階一直線鉛直連続空洞を作り出したことと成るこのスペース内に雨水処理用の竪樋管を軒桁から基礎までの鉛直長さを収納する及び状況によるところの給排水し尿含む各階を鉛直に通る管類も収納して隠すことができ建物姿外観全体から露出竪樋及び他の管類の姿が消えさっぱりした純粋な建物姿を表現できることとした前記横架材貫通PS材を用いたことを特徴とする在来木造に適すPS。
【請求項2】
直方体に例えて上下底面部には板状物が無く、即ち前記直方体を鉛直に空洞とした空間の周り側面板四面部の内三面の側面側板(32)は三者固定一体の上端平面型がコの字状(25)とした側板(32)であるその水平に対す鉛直方向を適宜の長さとしての三面の前記コの字形状側面側板(32)の上端下端の板底面(30)を合いじゃくりとして、前記四面のうちのあと一つの一面の方を手動で開閉式の側面板による点検板蓋(27)として外部側表面に周囲外壁仕上げ面と同じ材を貼る塗ることのできる素材を用いこの(27)の鉛直方向は前記三面の側面側板(32)と適宜長さで板下部底面を凹(33)的で溝口を狭く溝の中に上方厚めの上下スライド版(34)を雨水横吹きを防ぐために設けて当該点検板蓋(27)の上部側の上端底面を合いじゃくり(26)的として形成した当該一面の開閉式側面板点検板蓋(27)を上述のコの字形状(25)の側面側板(32)末側縁端辺に数個の丁番等(28)を介して取付けて反対側の側板(32)末側縁端辺の適宜位置に板蓋受け止め具(29)を取付けここに一面の手動開閉式の点検板蓋(27)を閉め止めした平素形状が上述の空洞空間の周り側面板四面部型に配列した型である一個の壁中PS材である、在来木造建築物及び柱に角形鋼管を用いる軽量的鉄骨造建築物の外部周り全外壁の内必要とする所所の位置にある柱と間柱を骨組みとする柱際壁体の中部でここは常に鉛直方向に空間になっていて個々空間の上部に下部に常に存在の通し柱面と横架材の端小口との間に請求項1において緊結接合により取付けた横架材貫通PS材に前記の壁中PS材を鉛直方向に取り付け連結しながら建物土台位置から最上階軒桁まで一直線上に各階を鉛直に通して壁中PS材複数個を次々に取り付け設置する、同様にして建物外周中屋根の雨水処理のための竪樋及び台所等水廻り用途位置なぞの必要となる所所に位置する外壁体中に取り付け設置する多所で当該壁中PS材の内部の鉛直方向空洞空間(31)のスペース内に勾配屋根の雨水を処理するための竪樋及び給排水し尿含む各階を鉛直に通す縦管類を収納して壁体中に隠すことができいつでも前記一面手動開閉式側面板点検板蓋(27)を手動で開閉して定期的点検と一括的管理など目視で確認及び簡単に(27)を開閉し目視でメンテナンス作業ができることとした壁中PS材を用いたことを特徴とする請求項1記載の在来木造に適すPS。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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