説明

埋設物標示装置

【課題】設置が容易な埋設物標示装置を提供する。
【解決手段】電力ケーブル200が埋設された土部の上部に埋設物標示装置100が埋設される。埋設物標示装置100は、帯状の本体部10の両側面に安定板40および本体部10の底面に下方に突出するように配設された杭30が、夫々本体部10の長手方向に所定間隔をおいて配設されおり、本体部10を地中で動かないように固定できる。本体部10上には長手方向に所定間隔をおいて弾性材料で形成される標示部材20が立設されている。本体部10および標示部材20の下部を砂利を用いて埋設して、標示部材20の上部が地表から突出し、地上から目視可能な状態とする。 また、本体部10上に標示部材20を挟み込むように収容するケースを取り付けることで、埋設物標示装置100を埋設する際に、砂利の重みによって標示部材20の上部が折り曲がり、砂利で埋設されてしまうおそれを軽減することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、埋設物の埋設箇所を標示する埋設物標示装置に関する。
【0002】
詳しくは、この発明は、埋設箇所を標示する複数の標示部材が帯状の本体部上の長手方向に所定間隔おきに複数個立設された構成とすることによって、容易に設置を行うことを可能とした埋設物標示装置に係るものである。
【背景技術】
【0003】
従来、工事等の際に、地中に埋設されているガス管、水道管、電力ケーブル等の埋設物を誤って破損しないように、埋設箇所の地面に杭を打ちつけたり、埋設物の詳細な情報が記された埋設物標示シートを敷いたりして埋設箇所の標示を行っていた。
【0004】
しかし、杭は歩行者や車輌の通行の妨げになり、抜けやすかった上、設置する際も埋設物に沿って所定間隔をおいて一つ一つ杭を打ち付けなければならず、大変面倒であり、時間を要した。また、杭と杭との間隔が広くなると、その間の埋設物の埋設箇所が不明確になり、杭の一つが破損するようなことがあれば、埋設箇所が分からなくなってしまうことがあった。
【0005】
また、埋設物標示シートも、時間とともに印刷部分が劣化したり、物が当たって破損したりして埋設箇所が分からなくなってしまうことがあった。
【0006】
そこで、従来、埋設物の埋設箇所を確実に標示することを可能とした埋設物の標示構造が考案されている。特許文献1には、埋設物の埋設箇所を標示する標示手段が、地面から目視可能な状態で埋設される埋設物の標示構造が記載されている。
【0007】
【特許文献1】特開平9−300878号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1に記載の埋設物の標示構造は、埋設物の埋設箇所を確実に標示することを可能としたものの、依然として標示手段を埋設物の埋設箇所に沿って所定間隔をおいて一つ一つ埋設しなければならず、設置に手間がかかり、容易ではなかった。
【0009】
この発明の目的は、容易に設置を行うことができる埋設物標示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の概念は、
埋設物の埋設箇所を標示するために、上記埋設物の上部に埋設されて設置される埋設物標示装置であって、
帯状の本体部と、
上記本体部上に、長手方向に所定間隔をおいて立設され、弾性材料で形成された複数の標示部材とを備え、
上記本体部および上記標示部材の下部が埋設されて使用される
ことを特徴とする埋設物標示装置にある。
【0011】
この発明において、埋設物とは、例えば、地中に埋設されているガス管、水道管、電力ケーブル等である。帯状の本体部は、例えば、合成樹脂で構成されており、埋設物の上部に、埋設物の埋設方向に対応して埋設される。
【0012】
この本体部上、つまり本体部の上面には、長手方向に所定間隔をおいて、複数の標示部材が立設されている。標示部材は、例えば、棒状の部材であり、折り曲げが可能な、例えば、ポリエチレン等の弾性材料で形成されている。これら標示部材の下部は、本体部とともに地中に埋設され、上部だけが地表に突出して現れ、地上から目視可能な状態となる。
【0013】
このように、標示部材の上部が地表から突出した状態ではあるが、標示部材は弾性材料で形成されているため、歩行者や車輌の通行があっても、容易に折り曲がるので通行を妨げることがない上、本体部に立設されているので、抜けてしまうおそれもない。また、標示部材は予め本体部の長手方向に沿って所定間隔をおいて連続して立設されているので、一つ一つ埋設物の埋設方向に対応してピンポイントに埋め込む必要性がなく、手間をかけることなく容易に設置を行うことができる。
【0014】
上述したように、本体部は帯状の部材であるので、直線状に埋設された埋設物の上部に設置する際は、埋設物に平行に、埋設物の埋設方向に対応して直線状に設置することができる。そこで、埋設物が、直線状に埋設されていない場合、例えば、カーブして埋設されているような場合でも、埋設物の方向に沿って設置を行うことができるように、本体部を折り曲げ可能な構成としてもよい。
【0015】
例えば、本体部に、折り曲げ可能な折り曲げ可能部を形成する。この折り曲げ可能部を、本体部の長手方向に所定間隔をおいて複数箇所形成することで、埋設物が直線状に埋設されていない場合でも、埋設物の方向に対応して折り曲げ可能部を折り曲げれば、埋設物の埋設方向に対応して容易に設置を行うことが可能となる。
【0016】
また、埋設物標示装置は、歩行者や車輌の通行による標示部材への接触や振動等によって、地中でずれたりして、本体部が地表に露呈してしまったり、標示部材が全て地中に埋設されてしまうおそれがある。
【0017】
そこで、本体部の底面に、下方に突出した突出部材を配設してもよい。突出部材は、例えば、本体部の長手方向に沿って、所定間隔をおいて複数個配設される。これらの突出部材はいずれも埋設物に接触することなく地中を突き刺すようにして設置され、本体部が地中で動くことがないように固定する。
【0018】
また、上述した突出部材の代わりに、あるいは、この突出部材とともに、本体部側面に、板状の安定部材を配設してもよい。安定部材は、本体部の両側面に、長手方向にそれぞれ所定間隔をおいて複数個配設される。これら複数個の安定部材が配設されることによって、突出部材と同様に、本体部を安定して設置することが可能となる。
【0019】
このように、本体部に突出部材または安定部材が配設されることで、本体部が歩行者や車輌の通行によって地中で動いたり、標示部材が倒れてしまったりするおそれを軽減することができる。また、本体部に突出部材および安定部材の双方を配設するようにすれば、より一層本体部の安定性を図ることが可能となる。
【0020】
埋設物標示装置を設置する際、ユーザは本体部を埋設物の上部に設置した後、本体部および標示部材の下部を、例えば、砂利を用いて埋設する。標示部材は、上述したように、弾性材料で形成されているため、埋設する際に砂利の重みによって折れ曲がってしまうことが考えられる。標示部材が折れ曲がった状態で地中に埋設されてしまうと、地上から目視ができなくなってしまうおそれがあるため、埋設物標示装置の標示部材が折れ曲がることを防止するために、設置の際に収容部を用いるようにしてもよい。
【0021】
収容部は、本体部に立設された標示部材を収容するものであり、本体部上に取り付けられている。
【0022】
埋設物標示装置を埋設する際に、まず、本体部を埋設物の上部に設置し、本体部に収容部が取り付けられたまま、本体部および標示部材の下部が埋設されるように砂利を敷き、この後収容部を上方向に持ち上げて取り外すようにすれば、砂利が標示部材の本体部、標示部材の最下部から徐々に標示部材の下部を覆うので、標示部材が砂利の重みによって折り曲がることなく、標示部材の上部が地表に突出した状態で埋設物標示装置を容易に設置することが可能となる。
【発明の効果】
【0023】
この発明によれば、埋設箇所を標示する複数の標示部材が帯状の本体部上に立設された構成とするものであり、容易に設置を行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。
【0025】
図1は、この発明の実施の形態としての、埋設物標示装置100の構成を示す図である。なお、図1に示す埋設物標示装置100は、土部および砂利からなる地中に埋設されて設置された状態にある。
【0026】
図1に示すように、土部には埋設物としての、例えば、電力ケーブル200が直線状に埋設されている。電力ケーブル200は、例えば、地表から1200mm(車輌が通行しない場合は600mm)の深さの位置に埋設されている。埋設物標示装置100の本体部10は、例えば、合成樹脂で構成されており、この電力ケーブル200の上部に、電力ケーブル200の埋設方向に対応して埋設されている。
【0027】
また、図1に示すように、帯状の本体部10の上面には、複数の標示部材20が本体部10の長手方向に沿って所定間隔(例えば50cm)をおいて立設された構成となっている。標示部材20は、例えば、棒状の部材であり、下部が砂利で埋設され、上部だけが地表から突出し、地上から目視可能な状態である。これら複数の標示部材20は、地中に埋設された電力ケーブル200の埋設箇所、および電力ケーブル200が埋設された方向を標示している。
【0028】
このように、標示部材20が所定間隔をおいて予め本体部10上に立設されているので、ユーザは一つ一つ標示部材20を埋設する必要はなく、本体部10を電力ケーブル200の埋設方向に対応して設置して複数の標示部材20を同時に埋設できるので、手間がかからない。また、標示部材20の埋設間隔を短くしたい場合(例えば、10cm間隔)であっても、予め本体部10に立設される標示部材20の間隔を縮めるだけでよい。
【0029】
また、標示部材20は、容易に折り曲げることが可能なポリエチレン等の弾性材料で形成されている。したがって、図1に示すように、標示部材20の上部が地表から突出した状態で埋設されていたとしても、歩行者や車輌の通行の邪魔になることがない上、本体部10上に立設されているので、歩行者や車輌に強く接触したとしても抜け落ちてしまうおそれがない。
【0030】
図1に示すように、本体部10の底面には、突出部材としての複数本の杭30が、長手方向に沿って所定間隔(例えば50cm)をおいて配設されており、下方に突出している。また、杭30の先端部は、地中に突き刺しやすいように円錐状に形成されている。
【0031】
さらに、本体部10の長手方向の両側面には、安定部材としての安定板40が取り付けられている。図2は、埋設物標示装置100の上面図である。
【0032】
本体部10の長手方向の両側面には、それぞれ複数の安定板40が、所定間隔をおいて、例えば、図2に示すように、安定板40は、標示部材20の立設間隔に対応して配設されている。図2においては、本体部10上の、標示部材20が配設された位置に対応した側面の位置に、2つの安定板40が本体部10を挟むようにして配設されている。
【0033】
このように、杭30が本体部10の底面に所定間隔をおいて連続して配設されるとともに、安定板40が本体部10の長手方向の両側面に所定間隔をおいて連続して配設されることで、本体部10を地中に安定して固定することができる。したがって、歩行者や車輌の通行による標示部材20への接触や、強い振動等があっても、本体部10が地中を動くことがないので、標示部材20が倒れてしまうおそれがない。
【0034】
また、本体部10には、長手方向に所定間隔をおいて、例えば、図2に示すように、杭30(破線図示)の配設位置に対応して、折り曲げ可能部としてのくびれ部11が形成されている。くびれ部11は、両側面に、互いに向かい合う位置が凹状に切り欠かれて幅狭に形成されている。くびれ部11は、例えば、柔軟な金属で構成されており、容易に折り曲げが可能な構成とされる。
【0035】
図3は、くびれ部11が折り曲げられた埋設物標示装置100の上面図である。このように、電力ケーブル200が直線状に設置されていない場合、例えば、電力ケーブル200が地中の他のケーブルに接触しないよう避けるためにカーブして埋設されているような場合でも、くびれ部11を折り曲げるだけで、本体部10を容易に電力ケーブル200の埋設方向に対応させて設置することができる。
【0036】
標示部材20は、上述したように、弾性材料で形成されているので、後述するが、埋設物標示装置100を埋設する際に、標示部材20が砂利の重みによって折れ曲がり、折れ曲がったまま埋設されてしまうおそれがある。そこで、埋設物標示装置100の設置の際に、標示部材20が折れ曲がることなく埋設し得るように、ケース50をさらに有するようにしてもよい。
【0037】
図4は、本体部10に収容部としてのケース50が取り付けられた埋設物標示装置100を示す図である。この図4において、図1と対応する部分には同一符号を付して示す。ケース50は筒状であり、本体部10に密着に取り付けられて、図4に示すように、標示部材20をケース50内に収容する。また、ケース50の高さは、標示部材20の高さに対応している。
【0038】
さらに、図示しないが、ケース50が取り付けやすいように、本体部10上にケース50に対応した溝が形成されていてもよい。このような溝を形成することで、ケース50が左右方向にずれることを防止することができる。
【0039】
図5は、ケース50が取り付けられた埋設物標示装置100の上面図である。図5に示すように、ケース50の幅は標示部材20の直径に対応して形成されており、標示部材20を挟むようにして収容している。また、ケース50の長手方向の両側面のうち、外部側面の上部には、ユーザが把持しやすいように、溝状の滑り止め51が設けられている。
【0040】
図6は、電力ケーブル200が埋設されてから、ケース50付きの埋設物標示装置100を用いて、この埋設物標示装置100のみが設置されるまでの手順を示した図である。なお、図6のステップ1〜ステップ4に示す図は、埋設物標示装置100および地中の断面図である。
【0041】
まず、ステップ1で電力ケーブル200を土部に埋設した後、ステップ2で、土部上にケース50付きの埋設物標示装置100を取り付ける。また、本体部10の底面に配設された杭30を下方向に突き刺すとともに、安定板40を用いて本体部10を支えて、本体部10が移動しないように固定する。このとき、本体部10上にはケース50が取り付けられ、標示部材20がケース50内に収容された状態となっている。
【0042】
次に、ステップ3で、標示部材20がケース50に収容された状態で砂利が土部上に敷かれる。本体部10およびケース50の下部が砂利部に埋設されるが、図5に示すように、ケース50は標示部材20を収容しているため、ケース50内に砂利が入ることはほとんどない。標示部材20の上部およびケース50の上部は地表から突出した状態となる。
【0043】
ステップ4では、ユーザによってケース50の上部に取り付けられた滑り止め51が把持されて、ケース50が本体部10から取り外され、砂利部から地上へと取り出される。ケース50を取り出すとともに砂利が標示部材20の最下部、つまり、標示部材20と本体部10との境から徐々に標示部材20の下部を覆っていくので、標示部材20の上部を砂利が覆うことがなく、標示部材20が折れ曲がった状態で埋設されることがない。このように、本体部10を標示部材20の上部が地表に突出した状態で埋設することが可能となる。
【0044】
また、収容部として、ケース50の代わりに標示部材収容シート60を用いるようにしてもよい。図7は、標示部材収容シート60の上面図である。また、図8は、標示部材収容シート60が取り付けられた本体部10の上面図である。
【0045】
図7に示すように、標示部材収容シート60は、例えば合成樹脂で構成されたシート60Aおよびシート60Bからなる。シート60Aには所定間隔ごとに凸部60aが設けられており、また、シート60Bにはシート60Aの凸部60aに対応した凹部60bが所定間隔ごとに設けられている。
【0046】
図8に示すように、シート60Aおよびシート60Bが向かい合うように本体部10に取り付ける。この場合も、ケース50と同様に、シート60A,60Bが左右方向にずれないように図示しない溝にそれぞれ取り付けられるようにしてもよい。次に、シート60Aおよびシート60Bで標示部材20を挟んだ後、各凸部60aをそれぞれ対応する各凹部60bに嵌め込むことによって、標示部材20をぴったりと収容する。
【0047】
したがって、図5のステップ3で砂利が敷かれる際に、砂利の重みによって標示部材20が倒れてしまうことがなく、砂利を敷いた後、ケース50と同様にこの標示部材収容シート60を本体部10から取り外して地上に取り出すようにすれば、標示部材20の上部だけが地表に突出した状態で埋設することができる。
【0048】
また、標示部材収容シート60はシート60Aおよびシート60Bからなり、凸部60aを凹部60bに嵌め込むことで互いに接着するようになっている。シート60A,60Bを適当な長さに切断しても、埋設された電力ケーブル200の長さに左右されることなく収容部として使用することが可能である。
【0049】
なお、上述の実施の形態においては、本体部10に安定板40と杭30の双方を配設するようにしたが、本体部10を安定して地中に設置することができるのであれば、いずれか一方のみ配設されていてもよい。
【0050】
また、上述の実施の形態においては、図2に示すように、杭30およびくびれ部11が互いに対応する位置に配設されるようにしたが、くびれ部11と杭30が交互に配設されるようにしてもよい。
【0051】
また、上述の実施の形態においては、標示部材を棒状の部材としたが、地表から突出する先端部が放射状に割れた形状としてもよい。先端部をこのような形状とすることで、作業担当者や通行人によってより目に留まりやすくなる。
【0052】
また、上述の実施の形態においては、埋設物を電力ケーブル200としたが、これに限定されることはなく、通信ケーブル、上下水道管、ガス管等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0053】
この発明は、埋設物の埋設箇所を標示する埋設物標示装置の設置を容易とするものであり、地中に埋設された電力ケーブル等の埋設物の埋設箇所を標示する際に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】埋設物標示装置100の構成を示した図である。
【図2】埋設物標示装置100の上面図である。
【図3】くびれ部11が折り曲げられた埋設物標示装置100の上面図である。
【図4】本体部10上にケース50が取り付けられた埋設物標示装置100を示す図である。
【図5】本体部10上にケース50が取り付けられた埋設物標示装置100の上面図である。
【図6】埋設物標示装置100の設置手順を示した図である。
【図7】標示部材収容シート60の上面図である。
【図8】本体部10上に標示部材収容シート60が取り付けられた埋設物標示装置100の上面図である。
【符号の説明】
【0055】
10・・・本体部、11・・・くびれ部、20・・・標示部材、30・・・杭、40・・・安定板、50・・・ケース、51・・・滑り止め、60・・・標示部材収容シート、60A,60B・・・シート、60a・・・凸部、60b・・・凹部、100・・・埋設物標示装置、200・・・電力ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
埋設物の埋設箇所を標示するために、上記埋設物の上部に埋設されて設置される埋設物標示装置であって、
帯状の本体部と、
上記本体部上に、長手方向に所定間隔をおいて立設され、弾性材料で形成された複数の標示部材とを備え、
上記本体部および上記標示部材の下部が埋設されて使用される
ことを特徴とする埋設物標示装置。
【請求項2】
上記本体部の底面には、長手方向に所定間隔をおいて下方に突出した複数の突出部材がさらに配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の埋設物標示装置。
【請求項3】
上記本体部の両側面には、所定間隔をおいて複数の板状の安定部材がさらに配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の埋設物標示装置。
【請求項4】
上記本体部には、長手方向に所定間隔をおいて複数の折り曲げ可能部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の埋設物標示装置。
【請求項5】
上記本体部上に取り付けられ、上記複数の標示部材を収容する収容部をさらに有しており、
上記収容部は、上記本体部および上記標示部材が埋設された後、取り外し可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の埋設物標示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−270551(P2007−270551A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−98753(P2006−98753)
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【出願人】(596133119)中電プラント株式会社 (101)
【Fターム(参考)】