説明

埋設金属管の塗覆装損傷検知方法

【課題】 本発明の目的、埋設金属管を通過するような迷走電流などの影響を十分に排除し、埋設金属管の塗覆装の損傷を正確に検知することができる技術を提供する点にある。
【解決手段】 地中Gに埋設される金属製の埋設金属管1に電気信号を供給し、埋設金属管1における2地点の電位と電流値との少なくとも一方の値から、2地点間における埋設金属管1の塗覆装2の損傷を検知する埋設金属管1の塗覆装損傷検知方法において、埋設金属管1の電気的な末端側を、インピーダンス素子32を介して接地する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁性の塗覆装が施され地中に埋設される金属製の埋設金属管に電気信号を供給し、前記埋設金属管における2地点の電位と電流値との少なくとも一方の値から、前記2地点間における前記塗覆装の損傷を検知する埋設金属管の塗覆装損傷検知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
都市ガスや上水などを輸送するために地中に埋設される金属製の埋設金属管には、防食等の目的から、合成樹脂等からなる絶縁性の塗覆装が施される。
このような埋設金属管の塗覆装が、重機の衝突などにより損傷すると、その損傷箇所において埋設金属管の腐食が進行し、埋設金属管の破損や内部を流通するガスや水の漏洩等の問題が発生する。よって、このような埋設金属管の塗覆装の損傷は早期に発見し修復することが望まれる。
【0003】
そこで、従来の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法として、埋設金属管に対して交流電気信号を供給し、その埋設金属管の長手方向に沿って互いに異なる位置に設置された2地点で測定した電位や電流値を用いて、例えば2地点の夫々において同一時刻に測定した電流値の差分を求める形態で、埋設金属管を通過するような迷走電流などを排除しつつ、その電流値の差分の大きさから、2地点間における埋設金属管の塗覆装の損傷を検知する方法が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照。)。
【0004】
【特許文献1】国際公開番号WO84/04166号公報
【特許文献2】特開平10−38834号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法では、他の管などに対して絶縁状態で接続される埋設金属管の電気的な末端に近い地点ほど、その地点で測定される電流値が迷走電流などの影響をあまり受けていない小さいものとなって、2地点における電流値の差分を求めても、迷走電流などの影響を十分排除できないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、埋設金属管を通過するような迷走電流などの影響を十分に排除し、埋設金属管の塗覆装の損傷を正確に検知することができる技術を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法は、絶縁性の塗覆装が施され地中に埋設される金属製の埋設金属管に電気信号を供給し、前記埋設金属管における2地点の電位と電流値との少なくとも一方の値から、前記2地点間における前記塗覆装の損傷を検知する埋設金属管の塗覆装損傷検知方法であって、その第1特徴構成は、前記埋設金属管において前記電気信号の供給部に対して前記2地点を挟んで反対側である電気的な末端側を、インピーダンス素子を介して接地する点にある。
【0008】
上記第1特徴構成によれば、他の管などに対して絶縁状態とされる埋設金属管の電気的な末端側に近い地点でも、その埋設金属管の末端側がインピーダンス素子を介して接地されているので、その地点で測定される電流値を迷走電流などの影響を適切に受けた十分に大きいものとすることができる。よって、埋設金属管の末端側と電気信号の供給部との間の2地点において測定された電位や電流値の値を用いて、迷走電流などの影響を十分に排除し、埋設金属管の塗覆装の損傷を正確に検知することができる。
【0009】
本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の第2特徴構成は、前記インピーダンス素子が有するインピーダンス値を、前記埋設金属管の接地インピーダンス値以上とする点にある。
【0010】
上記第2特徴構成によれば、埋設金属管の末端側を接地するためのインピーダンス素子が有するインピーダンス値を、埋設金属管の接地インピーダンス値以上とすることにより、埋設金属管に電気信号を印加するための電流容量を低く抑えることができる。
【0011】
本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の第3特徴構成は、前記埋設金属管の電気的な両端側を、前記インピーダンス素子を介して接地する点にある。
【0012】
上記第3特徴構成によれば、埋設金属管の末端側を、インピーダンス素子を介して接地するにあたり、他の管などに対して絶縁状態で接続される埋設金属管の電気的な両端側を、インピーダンス素子を介して接地しても構わない。
即ち、埋設金属管の両端側を、インピーダンス素子を介して接地すると、電位や電流値を測定する2地点の両方が埋設金属管の両端側に近い場合でも、その両端側がインピーダンス素子を介して接地されているので、夫々の両端側に近い2地点で測定される電流値を十分に大きいものとして、迷走電流などの影響を十分に排除し、埋設金属管の塗覆装の損傷を正確に検知することができる。
【0013】
本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の第4特徴構成は、前記電気信号が交流電気信号であり、前記インピーダンス素子がコンデンサである点にある。
【0014】
上記第4特徴構成によれば、埋設金属管の末端側を接地するためのインピーダンス素子をコンデンサとすることで、埋設金属管に対して防食のための直流電流が印加されている場合に、埋設金属管の末端側において、その直流電流が不要に流出することを抑制することができる。
【0015】
本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の第5特徴構成は、前記電気信号が交流電気信号であり、前記インピーダンス素子が前記交流電気信号に対して共振するLC共振回路である点にある。
【0016】
上記第5特徴構成によれば、埋設金属管の末端側を接地するためのインピーダンス素子を交流電気信号の周波数と一致して共振するLC共振回路とすることで、その埋設金属管の末端側において、埋設金属管の末端側に供給した交流電気信号の周波数以外の電流が不要に流出入することを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
尚、図1は、本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法(以下、本検知方法と呼ぶ。)の実施状態を示す図であり、図2は、その実施状態の等価回路図である。
【0018】
図1に示すように、地中Gに埋設される鉄鋼製などの金属製の埋設金属管1は、合成樹脂等からなる絶縁性の塗覆装2が施されて防食されている。
尚、図示は省略するが、埋設金属管1には、防食のための直流電流が印加されている。
【0019】
このような埋設金属管1は、その塗覆装2が損傷すると、その損傷箇所3において、埋設金属管1の腐食が進行し、埋設金属管1の破損や内部を流通するガスや水の漏洩等の問題が発生する場合がある。
【0020】
そこで、本検知方法では、損傷検知用の電気信号としての交流電気信号を発信する信号発生装置10により、埋設金属管1に電気的に接続された接続端子11と地中Gに電気的に接続された接地電極13との間に例えば周波数が15Hzの交流電気信号を印加する形態で、埋設金属管1に対して交流電気信号を供給する。
【0021】
更に、周囲の地中Gを基準とした埋設金属管1の2地点における電位V1,V2が、例えば地中Gに電気的に接続された接地電極15,18に接続された接続端子16,19の電位として、接続端子16,19と接地電極15,18との間に設けられた電位計17,20により測定される。
【0022】
一方、埋設金属管1を流れる2地点における電流値I1,I2が、その埋設金属管1に交流電気信号が流れることにより発生する磁界を検出するコイルセンサ21,22により測定される。
【0023】
上記のように埋設金属管1に交流電気信号を供給すると、埋設金属管1と地中Gとの間に介在する塗覆装2がコンデンサとして作用して、塗覆装2中に交流電気信号に対する変位電流が流れる。そして、塗覆装2の損傷箇所3においては、地中Gに対する電流の流出入が発生し、損傷箇所3以外における接地インピーダンス値Z2(例えば170Ω)に対して、損傷箇所3の接地インピーダンス値Z1(例えば30Ω)は低下する。
【0024】
よって、損傷箇所3の上流側(信号発生装置10により交流電気信号が供給される側)では、電流値I1が大きくなり、下流側(信号発生装置10により交流電気信号が供給される側に対して反対側)では電流値I2が小さくなる。
また、信号発生装置10と埋設金属管1側の接続端子11との間には、信号発生装置10から発生する交流電気信号の周波数及び電圧の値に応じた適切なインダクタンス値を有するコイル12を直列に接続しているので、電流値I1の増加から、埋設金属管1の電位は低下することとなる。
【0025】
そして、このように測定した2地点における電位と電流値との少なくとも一方の値を用いて、2地点間における埋設金属管1の塗覆装2の損傷箇所3の有無やその程度等を検知することができ、その具体的手法について、上述した特許文献1に記載の内容に基づき、以下に説明を加える。
【0026】
埋設金属管1の電位をV、損傷箇所3の損傷形状を半径rの円形、損傷箇所3の土壌比抵抗をρ、損傷箇所3において埋設金属管1へ流出入する電流値をiとすると、それらは下記の[数1]に示す関係を有する。
【0027】
【数1】

【0028】
尚、ここで、kは比例定数である。
次に、上記[数1]において、周囲の地中Gを基準とした埋設金属管1の2地点における電位V1,V2の平均を電位Vに代入すると共に、埋設金属管1を流れる2地点における電流値I1,I2の差を電流値iに代入すると、下記の[数2]に示す式が得られる。
【0029】
【数2】

【0030】
よって、kρを定数としてr’=r/kρとすれば、下記の[数3]に示す式が得られる。
【0031】
【数3】

【0032】
従って、上記r’の値の大きさが、損傷箇所3の大きさを示すものとなる。
なお、実用的には、地中Gにおける土壌比抵抗の緩やかな変動に比べ、機械的な破損としての現象である塗覆装2の損傷は、短時間に変化するものであるため、上記r’の値の直前30秒間の移動平均値に対する差分により損傷の状態を検知することができる。
【0033】
更に、本検知方法では、埋設金属管1において、交流電気信号が供給される供給部である接続端子11に対して、電位V1,V2及び電流I1,I2を測定する2地点を挟んで反対側(図1において左側)にある電気的な末端側を、インピーダンス素子を介して接地しており、具体的には、埋設金属管1の末端側に電気的に接続された接続端子30と地中Gに電気的に接続された接地電極31とを、インピーダンス素子としてコンデンサ32を介して接続している。尚、上記埋設金属管1の電気的な末端とは、他の管などに対して絶縁状態で接続される埋設金属管1の端部を示す。
【0034】
このように埋設金属管1の末端側がコンデンサ32を介して接地されているので、その末端側で測定される電流値I2が、末端側でない部分で測定される電流値I1と同様に、迷走電流などの影響を適切に受けた十分に大きいものとなる。
よって、2地点において測定された電流値I1,I2の差分が、迷走電流などの影響が十分に排除されたものとなるので、埋設金属管1の塗覆装2の損傷を正確に検知することができる。
【0035】
また、上記コンデンサ32は、そのインピーダンス値が埋設金属管1の損傷箇所3の接地インピーダンス値Z1以上に設定されるように、適切な電気容量(例えば150μF)を有し、このことで、コンデンサ32を通じて電流が不要に流出入することが抑制されて、埋設金属管1に電気信号を印加するための信号発生装置10の電流容量が低く抑えられる。
【0036】
尚、本実施形態では、上記インピーダンス素子としてコンデンサ32を設けたが、別に、インピーダンス素子として、信号発生装置10が供給する交流電気信号の周波数と一致して共振するLC共振回路を設け、埋設金属管1の末端に供給した交流電気信号の周波数以外の電流が、そのLC共振回路を通じて不要に流出入することを防止するように構成するなど、別のインピーダンス素子を用いても構わない。
また、上記実施形態では、埋設金属管1の一方の末端側をインピーダンス素子としてのコンデンサ32を介して接地したが、埋設金属管1の電気的な両端側を、当該インピーダンス素子を介して接地して、その両端に近い2地点で測定される電流値を十分に大きいものとすることができる。
更に、上記実施形態では、埋設金属管1に電気信号としての交流電気信号を供給したが、別に、埋設金属管1に直流電気信号などの別の電気信号を供給しても構わない。尚、上記埋設金属管1の電気的な両端とは、他の管などに対して絶縁状態で接続される埋設金属管1の両端部を示す。
【0037】
〔実験例〕
次に、実施例として、これまで説明してきた本検知方法により、実際の埋設金属管の塗覆装の損傷を検知した実験結果について説明する。
【0038】
一方、上記の実施例による効果を比較するための比較例として、従来の検知方法により、実際の埋設金属管の塗覆装の損傷を検知した実験結果についてもあわせて説明する。
この比較例の検知方法としては、図5の従来の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の実施状態、及び、図6のその実施状態の等価回路に示すように、これまで説明してきた本検知方法から埋設金属管1の末端側に設けられたコンデンサ32を削除した方法を採用している。
【0039】
図3は、実施例の検知方法により測定された電位及び電流値の変化状態を示すグラフ図であり、一方、図7は、比較例の検知方法により測定された電位及び電流値の変化状態を示すグラフ図である。ここで、図3及び図7において、(a)は、損傷箇所3の上流側(信号発生装置10により交流電気信号が供給される側)の測定値、(b)は、損傷箇所3の下流側(信号発生装置10により交流電気信号が供給される側に対して反対側)の測定値である。
図4は、実施例の検知方法において電位及び電流値を用いて得た検知結果を示す図であり、一方、図8は、比較例の検知方法において電位及び電流値を用いて得た検知結果を示す図である。ここで、図4及び図8において、(a)は、損傷箇所3の大きさを示す値として上述した[数3]の式で得たr’の値であり、(b)は、上記r’の値の直前30秒間の移動平均値に対する差分を示している。尚、図3〜図8において、横軸は3:00〜24:00までの時間帯における秒単位の時間である。
尚、本実験例では、上記時間帯において埋設金属管1の塗覆装2の損傷が発生していないものとしている。
【0040】
実施例の検知方法では、図3(a)に示す上流側の地点で測定された電流値、及び、図3(b)に示す下流側の地点で測定された電流値の夫々が、比較的大きい値を示しており、特に、下流側の地点で測定された電流値が、上流側の地点で測定された電流値と同様に、十分に大きい値を示し、迷走電流などの影響によるスパイク状のノイズも確認することができる。
そして、図4(a)に示すように、上記[数3]の式で得たr’の値が安定しており、図4(b)に示すように、そのr’の値の直前30秒間の移動平均値に対する差分についても、ノイズ成分の影響が十分に排除された極めて小さい値(最大値で0.016)となっている。よって、この実施例の検知結果は、塗覆装2の損傷が発生しているか否かの判断指標として好適に利用することができる。
ちなみに、この実験例では、埋設金属管1の塗覆装2の損傷が発生していないものとしたが、例えば、図4(b)に示すr’の値の直前30秒間の移動平均値に対する差分が急激に増加した場合には、埋設金属管1の塗覆装2の損傷が発生したと判断することができる。
【0041】
一方、比較例の検知方法では、埋設金属管1の末端側をインピーダンス素子を介して接地していないために、図7(a)に示す上流側の地点で測定された電流値、及び、図7(b)に示す下流側の地点で測定された電流値の夫々が、比較的小さい値となり、特に、下流側の地点で測定された電流値が、上流側の地点で測定された電流値とは異なって、非常に小さい値となり、迷走電流などの影響についても殆ど確認することができない。
そして、図8(a)に示すように、上記[数3]の式で得たr’の値は不安定な状態となって、図8(b)に示すように、そのr’の値の直前30秒間の移動平均値に対する差分についても、ノイズ成分の影響が十分に排除されないで大きい値(最大値で0.109)となっている。よって、この比較例の検知結果は、塗覆装2の損傷が発生しているか否かの判断指標として利用することは困難となる。
【0042】
上記の実験結果により、実施例の検知方法は、比較例と比較して、ノイズ成分による影響を約7分の1程度に低減することができた。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法は、埋設金属管を通過するような迷走電流などの影響を十分に排除し、埋設金属管の塗覆装の損傷を正確に検知することができる検知方法として好適に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に係る埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の実施状態を示す図
【図2】図1に示す実施状態の等価回路図
【図3】実施例の検知方法により測定された電位及び電流値の変化状態を示すグラフ図
【図4】実施例の検知方法において電位及び電流値を用いて得た検知結果を示す図
【図5】従来の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法の実施状態を示す図
【図6】図2に示す実施状態の等価回路図
【図7】比較例の検知方法により測定された電位及び電流値の変化状態を示すグラフ図
【図8】比較例の検知方法において電位及び電流値を用いて得た検知結果を示す図
【符号の説明】
【0045】
1:埋設金属管
2:塗覆装
3:損傷箇所
10:信号発生装置
32:コンデンサ(インピーダンス素子)
G:地中
V1,V2:電位
I1,I2:電流値

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁性の塗覆装が施され地中に埋設される金属製の埋設金属管に電気信号を供給し、前記埋設金属管における2地点の電位と電流値との少なくとも一方の値から、前記2地点間における前記塗覆装の損傷を検知する埋設金属管の塗覆装損傷検知方法であって、
前記埋設金属管において前記電気信号の供給部に対して前記2地点を挟んで反対側である電気的な末端側を、インピーダンス素子を介して接地することを特徴とする埋設金属管の塗覆装損傷検知方法。
【請求項2】
前記インピーダンス素子が有するインピーダンス値を、前記埋設金属管の接地インピーダンス値以上とすることを特徴とする請求項1に記載の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法。
【請求項3】
前記埋設金属管の電気的な両端側を、前記インピーダンス素子を介して接地することを特徴とする請求項1又は2に記載の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法。
【請求項4】
前記電気信号が交流電気信号であり、前記インピーダンス素子がコンデンサであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法。
【請求項5】
前記電気信号が交流電気信号であり、前記インピーダンス素子が前記交流電気信号に対して共振するLC共振回路であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の埋設金属管の塗覆装損傷検知方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−242712(P2006−242712A)
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−57774(P2005−57774)
【出願日】平成17年3月2日(2005.3.2)
【出願人】(000000284)大阪瓦斯株式会社 (2,453)
【Fターム(参考)】