説明

場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立方法及び分割鉄筋籠組立装置

【課題】適宜数に分割した分割フープ筋と主筋との各交差部に対する結合手段として、その固定作業が比較的簡単かつ安価で鉄筋に対する熱影響の心配もなく、しかも緩みのない結合状態が的確に得られる結束線による結合手段を採用し、それに適した分割鉄筋籠の組立技術を提供する。
【解決手段】適宜数に分割した分割フープ筋4を、その円弧部内側を上方に開放した状態に、複数の板状支持部材2と横部材3とからなる架台の長手方向に沿って間隔をあけて複数配置するとともに、それらの分割フープ筋4に対して直交する方向に複数の主筋5を間隔をあけて並列配置し、それらの分割フープ筋4と主筋5との各交差部に対して、結束線をその両端部が分割フープ筋4の内側に位置するように内側から巻付けて緊締することにより分割鉄筋籠を組立て、この分割鉄筋籠を複数用いて鉄筋継手28により連結して円筒状の鉄筋籠を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立技術に関し、より詳しくは目的の円筒状の鉄筋籠を適宜数に分割した分割鉄筋籠を組立てるための改良技術に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立技術に関しては、円筒状の鉄筋籠を複数に分割した分割鉄筋籠を予め工場などで組立て、その分割鉄筋籠をトラック等により設置現場へ搬送して、現場においてそれらの分割鉄筋籠を円筒状の鉄筋籠に組立てて使用するという施工技術が従来から知られている(特許文献1)。そして、この従来技術によれば、複数に分割してなる分割鉄筋籠の場合にはそれらを積重ねることが可能なことから、積層状態で保管したり現場へ搬送したりできるので、保管や搬送におけるスペースの縮小化に有効であるという利点を得ることができる。
【0003】
また、分割鉄筋籠の組立技術に関し、上方に凸の円弧状に形成した上辺部に主筋が掛合可能な複数の掛合溝を形成してなる一対の側板を両側に離間して設け、それらの側板の間を複数の垂直板により連結するとともに、それぞれの垂直板の高さをフープ筋を分割した円弧状の分割フープ筋に内側から当接して支持し得る高さに設定し、さらにそれらの垂直板の上辺部に前記分割フープ筋に掛合可能な掛合溝を間隔をあけて複数形成した分割鉄筋籠の組立装置が知られている(特許文献2)。そして、この従来の組立装置では、所要数の主筋を両側の側板に形成した掛合溝に掛合させて支持するとともに、各垂直板の上辺部に形成した掛合溝に対してそれぞれ分割フープ筋を掛合させることにより上方に凸の状態で支持し、それらの主筋と分割フープ筋との各交差部を溶接することにより、半円筒状の分割鉄筋籠を組立てることになる。ところで、この従来の組立装置の場合には、複数の分割フープ筋を所定の間隔で上方に凸の状態に支持しながら組立ることから、主筋と分割フープ筋との各交差部に対する溶接作業等の結合作業は、分割フープ筋の内側から実施することはできず、外側から行うことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−177247号公報
【特許文献2】実用新案登録第3001130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、従来の組立装置の場合には、主筋と分割フープ筋との各交差部に対する結合作業は、分割フープ筋の内側から実施することはできず、外側から行うことになる。このため、結合手段として結束線を用いた場合には、その緊締部分が分割フープ筋の外側に突出してしまうため、その分かぶりを大きくとらなければならなくなるといった厄介な問題があった。また、主筋と分割フープ筋との各交差部に適合する専用の固定手段を作成して適用することも可能ではあるが、簡単な作業により緩みのない固定状態が得られ、しかも外側へ突出しない固定手段を実現することは容易ではなく、コスト的にも割高になるといった問題があった。そこで、従来の組立装置の場合の結合手段としては、溶接が比較的無難な結合手段として多用されているが、その交差部に対する溶接時の作業状態等を勘案すると作業性には難点があり、溶接による鉄筋への熱影響の問題もあった。
【0006】
本発明は、前記従来技術の状況に鑑み、主筋と分割フープ筋との各交差部に対する結合手段として、その固定作業が比較的簡単かつ安価で熱影響の問題もなく、しかも緩みのない結合状態が的確に得られる結束線による結合手段を採用し、それに適した分割鉄筋籠の組立方法及び装置を提供することにより結束線による結合の実用化を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、適宜数に分割した分割フープ筋を、その円弧部内側を上方に開放した状態に、架台の長手方向に沿って間隔をあけて複数配置するとともに、それらの分割フープ筋に対して直交する方向に複数の主筋を間隔をあけて並列配置した後、前記分割フープ筋と主筋との各交差部に対して、結束線をその両端部が前記分割フープ筋の内側に位置するように内側から巻付けて緊締することにより分割鉄筋籠を組立て、この分割鉄筋籠を複数用いて鉄筋継手により連結して円筒状の鉄筋籠を形成することを特徴とする。さらに、請求項2の発明では、前記分割フープ筋と主筋との各交差部をそれぞれ1本の結束線で傾斜状に巻付けて緊締するとともに、各主筋が隣合う交差部における結束線の傾斜方向を交互に逆になるように変化させることを特徴とする。また、請求項3の発明では、内側に略円弧状の凹部を上方に開放した状態に形成するとともに、前記凹部の周辺部に主筋が掛合可能な複数の掛合溝を形成した板状支持部材を複数備え、それらの板状支持部材を間隔をあけた状態に設置してなる架台と、前記板状支持部材間に渡される分割フープ筋支持用の複数の横部材とを備えてなり、前記横部材上に、適宜数に分割した分割フープ筋を、その円弧部内側を上方に開放した状態において、前記架台の長手方向に沿って間隔をあけた状態に複数配置するとともに、主筋を前記板状支持部材に形成した掛合溝に掛合して間隔をあけた状態に並列配置し、それらの分割フープ筋と主筋との各交差部を結束線にて内側から巻付けて緊締し得るように構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)適宜数に分割した分割フープ筋を、その円弧部内側を上方に開放した状態に、架台の長手方向に沿って複数配置した状態において、それらの分割フープ筋と主筋との各交差部を結束線により結合するようにしたので、その結束線の緊締作業を分割フープ筋の内側から実施することが可能である。
(2)したがって、分割フープ筋と主筋との各交差部を、結束線により両端部が前記分割フープ筋の内側に位置するように、内側から巻付けて緊締することが可能である。
(3)前記結束線による緊締作業によって、分割フープ筋と主筋との各交差部を結束線の結び目や両端部を鉄筋籠の外側に突出させることなく、しかもガタのない強固な結合状態に的確に実現でき、剛性の高い精度のよい分割鉄筋籠を形成することができる。
(4)以上により、フープ筋の外側への突出部による余計なかぶりの問題が解消され、溶接のように鉄筋に対する熱影響の心配もなく、しかも取扱いが容易な剛性の高い精度のよい鉄筋籠を、簡便かつ安価な結束線による緊締作業によって提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施状態を示した全体説明図である。
【図2】本発明で用いる板状支持部材を拡大して示した部分構成図である。
【図3】図2中のA部を更に拡大して示した部分拡大図である。
【図4】前記板状支持部材の設置状態を拡大して示した部分構成図である。
【図5】その設置機構を示した左側面図である。
【図6】前記板状支持部材間に渡す中央横部材を拡大して示した正面図である。
【図7】同中央横部材を拡大して示した左側面図である。
【図8】両側に配設される両側横部材を拡大して示した正面図である。
【図9】同両側横部材を拡大して示した平面図である。
【図10】同両側横部材を拡大して示した右側面図である。
【図11】主筋と分割フープ筋との交差部を結束線により緊締した結合状態を示した斜視図である。
【図12】組立てられた分割鉄筋籠同士を鉄筋継手により連結した状態を示した部分説明図である。
【図13】図12の連結状態を側方からみた場合を示した左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明では、予め工場等において分割フープ筋と主筋とからなる分割鉄筋籠を組立て、その分割鉄筋籠の状態で設置現場に搬送し、現場にて分割鉄筋籠同士を連結して円筒状の鉄筋籠を形成する組立形態を採用している。その分割鉄筋籠の組立においては、結束線を用いた簡便で安価な結合手段を採用している。すなわち、分割フープ筋をその円弧部内側を上方に開放した状態に架台上に配置し、その上方に開放された状態において、分割フープ筋と主筋との各交差部を結束線によって分割フープ筋の内側から結合することにより、結束線の緊締部や両端部がフープ筋の外側へ突出することなく、しかもガタのない強固な結合状態を簡便に実現できる。これにより、取扱いが容易な剛性の高い精度のよい鉄筋籠を簡便かつより安価に提供することができる。
【実施例】
【0011】
図1は本発明の実施状態を示した全体説明図である。図示のように、本実施例に係るコンクリート杭用鉄筋籠の組立装置1では、4つの板状支持部材2を間隔をあけた状態に設置するとともに、それらの板状支持部材2間に分割フープ筋支持用の複数の横部材3を渡すことにより架台を構成している。図中、4は円形状のフープ筋を2分割した円弧状の分割フープ筋であり、板状支持部材2間に渡された複数の横部材3上にその円弧部内側を上方に開放した状態に間隔をあけて自立した状態に配置される。また、5は主筋であり、板状支持部材2に形成した掛合溝に掛合して間隔をあけた状態に並列配置される。そして、それらの分割フープ筋4と主筋5との各交差部を結束線にて内側から巻付けて緊締することにより、半円筒状の分割鉄筋籠が形成されることになる。
【0012】
図2は前記板状支持部材2を拡大して示した部分構成図であり、図3はその図2中のA部を更に拡大して示した部分拡大図である。図示のように、板状支持部材2には、その内側に略円弧状の凹部6が上方に開放された状態に形成されている。また、その凹部6の周辺部には主筋5が掛合可能な複数の掛合溝7が形成されている。なお、図3に示したように、本実施例の掛合溝7では、主筋5を掛合する際には掛合溝7へ挿入し易く、また分割鉄筋籠の組立てが完了した後に主筋5を掛合溝7から外す際には掛合溝7から抜出し易いように、上方の開口幅を大きくしたテーパ状に形成した場合を例示したが、平行の溝でも可能なことはいうまでもない。さらに、凹部6の下方中央部には、アングル材からなる中央横部材3aを挿通する開口部8が形成され、その開口部8の両側の上方位置には、アングル材からなる両側横部材3b,3cを挿通する開口部9,10が形成されている。すなわち、本実施例では、中央横部材3aと両側横部材3b、3cによって分割フープ筋4の支持用の横部材3を構成した場合を示した。なお、図中、11は設置機構固着用のボルト挿通孔である。
【0013】
図4は前記板状支持部材2の設置状態を拡大して示した部分構成図であり、図5はその設置機構の左側面図である。図示のように、前記板状支持部材2は、その下部に固着される設置機構12を介してレベル調整可能に設置される。設置機構12は、両側のベース材13,14を有しており、それらのベース材13,14を板状支持部材2の下部に形成した前記ボルト挿通孔11を介してボルトナット15によって両側から締付け固定する。また、それらのベース材13,14の下部フランジ部にはナット16,17が溶接されており、そのナット16,17に螺合した調整用ボルト18,19によって板状支持部材2の設置状態を調整し得るように構成されている。
【0014】
図6は前記板状支持部材2間に渡す中央横部材を拡大して示した正面図であり、図7はその中央横部材の左側面図である。円弧状の分割フープ筋4を支持するために板状支持部材2間に渡される複数の横部材3のうち、図2に示した板状支持部材2の下方中央部に配設される中央横部材3aとしては、図7のようにアングル材を開放側を下にした状態で使用され、図6に示したように上部の角部に分割フープ筋4に掛合可能な掛合溝20を間隔をあけて形成したものが用いられる。
【0015】
また、図8は板状支持部材2の両側に配設される両側横部材を拡大して示した正面図であり、図9はその両側横部材の平面図、図10は右側面図である。同様に、前記板状支持部材2間に渡される複数の横部材3のうち、図2に示した中央横部材3aの両側の上方位置に配設される両側横部材3b,3cとしては、図10のようにアングル材の一方の辺部21を下方にして他の辺部22を垂直に立てた状態で使用され、それらの両側の辺部21,22の外縁部に分割フープ筋4に掛合可能な掛合溝23,24を間隔をあけて形成したものが用いられる。なお、両側横部材3bと3cとは同じ構成からなり、二つの辺部21,22のどちらか一方を下方の辺部として選定して他の辺部を垂直に立てることにより、両側横部材3b又は3cとして使用することになる。
【0016】
次に、本発明に係る場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立方法について説明する。先ず、工場等において、図2に示した板状支持部材2を図4及び図5に示したようにボルトナット15を用いて下部に固着した設置機構12を介して図1のように所定の間隔をあけて所要数設置する。しかる後、各板状支持部材2に形成した開口部8に中央横部材3aを挿通するとともに、開口部9,10に両側横部材3b,3cを挿通することにより、それらの中央横部材3aと両側横部材3b,3cとからなる横部材3を各板状支持部材2間に渡す。なお、必要に応じて調整用ボルト18,19により板状支持部材2の設置状態を調整することができる。
【0017】
以上のようにして、所定の間隔をあけて設置された所要数の板状支持部材2からなる架台が形成されたら、先ず円形状のフープ筋を適宜数に分割した分割フープ筋4を、図1に示したように、各板状支持部材2間に渡された中央横部材3aに間隔をあけて形成した掛合溝20と両側横部材3b,3cに同じ間隔をあけて形成した掛合溝23,24とに掛合させ、それらの3個の掛合溝20,23,24との掛合によって、各分割フープ筋4がその円弧部内側を上方に開放した状態で自立するようにセットする。しかる後、各主筋5を分割フープ筋4の上方から各板状支持部材2に形成した掛合溝7内に挿入して掛合させ、分割フープ筋4に対して直交する方向に所要数の主筋5をセットする。
【0018】
次に、各板状支持部材2間に渡された中央横部材3aの掛合溝20と両側横部材3b,3cの掛合溝23,24に掛合し、その円弧部内側を上方に開放した自立状態にセットされた各分割フープ筋4と、各板状支持部材2に形成された掛合溝7に掛合し、分割フープ筋4に対して直交する方向にセットされた各主筋5との、各交差部を結束線により結合して分割鉄筋籠を形成する交差部結合作業に移行する。図11はその分割フープ筋4と主筋5との交差部を結束線により緊締した結合状態を示した斜視図である。図示のように、この交差部結合作業は、結束線25を用いて、その結び目26や両端部27が分割フープ筋4の内側に位置するように、分割フープ筋4と主筋5との各交差部に対して分割フープ筋4の内側から巻付けて緊締することが重要である。これにより、フープ筋4の外側への突出部による余計なかぶりの問題を解消することができる。以上の各分割フープ筋4と各主筋5との各交差部に対する結束線による交差部結合作業が完了すれば、分割鉄筋籠が一応形成されることになるが、その後の分割鉄筋籠の移動時における変形を回避して半円筒状の形状を確実に保持するため、分割鉄筋籠の内側に適宜形状の補強部材を配設して主筋5に結束固定することも有効である。
【0019】
以上のようにして分割鉄筋籠が組立てられたら、その分割鉄筋籠の状態のまま、一時保管したり、設置現場に搬送する。この場合、分割鉄筋籠は円筒を分割した状態にあり、積重ねて保管したり搬送できるので、スペース効率を向上できる。しかして、設置現場に搬送された分割鉄筋籠は、上方側の分割鉄筋籠を吊上げて下方側の分割鉄筋籠上に移動し、図12及び図13に示したように、それらの分割フープ筋4の端部同士を適宜の鉄筋継手28によって連結することにより簡便に目的の円筒状の鉄筋籠を形成することができる。因みに、分割鉄筋籠の形状維持のために設置した前記補強部材は、その鉄筋籠の形成の過程において場合に応じて撤去されることになる。
【符号の説明】
【0020】
1:組立装置、2:板状支持部材、3:横部材、4:分割フープ筋、5:主筋、6:凹部、7:掛合溝、8〜10:開口部、11:ボルト挿通孔、12:設置機構、13,14:ベース材、15:ボルトナット、16,17:ナット、18,19:調整用ボルト、20:掛合溝、21,22:辺部、23,24:掛合溝、25:結束線、26:結び目、27:両端部、28:鉄筋継手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
適宜数に分割した分割フープ筋を、その円弧部内側を上方に開放した状態に、架台の長手方向に沿って間隔をあけて複数配置するとともに、それらの分割フープ筋に対して直交する方向に複数の主筋を間隔をあけて並列配置した後、前記分割フープ筋と主筋との各交差部に対して、結束線をその両端部が前記分割フープ筋の内側に位置するように内側から巻付けて緊締することにより分割鉄筋籠を組立て、この分割鉄筋籠を複数用いて鉄筋継手により連結して円筒状の鉄筋籠を形成することを特徴とする場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立方法。
【請求項2】
前記分割フープ筋と主筋との各交差部をそれぞれ1本の結束線で傾斜状に巻付けて緊締するとともに、各主筋が隣合う交差部における結束線の傾斜方向を交互に逆になるように変化させることを特徴とする請求項1に記載の場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠の組立方法。
【請求項3】
内側に略円弧状の凹部を上方に開放した状態に形成するとともに、前記凹部の周辺部に主筋が掛合可能な複数の掛合溝を形成した板状支持部材を複数備え、それらの板状支持部材を間隔をあけた状態に設置してなる架台と、前記板状支持部材間に渡される分割フープ筋支持用の複数の横部材とを備えてなり、前記横部材上に、適宜数に分割した分割フープ筋を、その円弧部内側を上方に開放した状態において、前記架台の長手方向に沿って間隔をあけた状態に複数配置するとともに、主筋を前記板状支持部材に形成した掛合溝に掛合して間隔をあけた状態に並列配置し、それらの分割フープ筋と主筋との各交差部を結束線にて内側から巻付けて緊締し得るように構成したことを特徴とする場所打ちコンクリート杭用鉄筋籠用の分割鉄筋籠組立装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−281113(P2010−281113A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−135565(P2009−135565)
【出願日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(000000446)岡部株式会社 (277)
【Fターム(参考)】