多数穴に刃のある、おろし板を動かす、おろし器

【課題】多数穴に刃のある、おろし板を動かす、おろし器を提供する。
【解決手段】斜めの半円等に食材１を輪切りにして、片手で押しこみながら器５を固定して、もう一方の手で食材１に直角に設けた多数穴に刃のある、おろし板４を前後にレール溝に従い滑らしながら移動をさせる。こうすることで多数穴に刃や又は突き抜けたおろし板４で下の器に食材１がすりおろされて落ちる。これで無理な力はいらず、かいだるくなることもなく手の危険も無くなる。また、食材１を順次入れることで最後まですりおろされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、すりおろす食材は動かさないで、すりおろされた食材が、おろし板の向こう側に落ちる多数穴に刃のある、おろし板をレール溝に従い手で移動させて、おろしの出来る、おろし器に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
例えば、大根をすりおろす時は大根を手で持って前後に動かし、おろし板は固定のままで器にすりおろすものであったが、これには力がいり手がかいだるくなるものであった。これには手に危険もあり、なお、最後まですりおろすことは出来なかった。
【発明の概要】

【発明が解決しょうとする課題】
【０００３】
大半はおろす食材を手でしっかりと持って、その食材を前後に動かすことで、おろし器にすりおろしていたが、これでは力がいり手も危険でかいだるくなった。食材も最後までおろせず無駄になる。そこで真上から食材を固定させて押えると、おろし板は動かない。また、カバー付きの手で回して、おろし板を回転させるものもあるが、大きくてたまに使う、おろし作業では一般家庭には不向きであった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
片手ですりおろす大根や芋類、野菜、果物などを斜めの半円等に入れ下に押し出しながら器を固定する。もう一方の手で多数穴の刃のある、おろし板をレール溝に添わせて動かす。これには大根や芋類など、すりおろす食材を斜めにすることで、それに直角にすりおろし板をかみ合わせて動かすと、軽くおろすことができる。
以上の構成によりなる多数穴に刃のある、おろし板を動かす、おろし器。
【０００５】
長い食材は適度に輪切りにして、順次に押すことで食材の無駄もなくなり、手の危険もなくなる。これには半円等のテコ穴を利用してもよい。使用後の手入れも簡単に洗える。右利きも左利きも使えるようにした。
以上の構成によりなる多数穴に刃のある、おろし板を動かす、おろし器。
【発明の効果】
【０００６】
これで、大根おろしや、自然薯のおろし、食材をすりおろすことに力がいらずに、手もかいだるくならないし危険性も少なくした。使用後の手入れも簡単で、また、順次に食材を押し出すことで無駄もなくなる。本発明は、すりおろしが楽に出来て家庭の台所の必需品になる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の平面図
【図２】本発明の横断面図
【図３】本発明の縦断面図
【図４】本発明の右側立面図
【図５】本発明の使用状態を示す左側斜視図
【図６】本発明の使用状態を示す右側斜視図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）適当に輪切りにしたおろす食材（１）を斜めの半円等（２）に入れて、これに直角におろし板の向こうに落ちる多数穴の刃のある、すりおろし板（４）を設ける。
（ロ）手では食材（１）を斜め下に押しながら器（５）を固定し、多数穴の刃のある、おろし板（４）をもう一方の手で前後レール溝（３）に従い移動させる。
（ハ）こうすることで、おろす食材（１）はすりおろされて下の器（５）に溜まる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、おろす食材（１）輪切りにして、斜め半円等（２）に、もし入らなければ切って食材（１）を入れる。これを下部に押しながら器（５）を手で固定させて、もう一方の手で多数穴の刃のある、おろし板（４）をレール溝（３）に従い移動させる。こうして多数穴の刃のある、おろし板（４）から下の器（５）におろされた食材（１）が溜まる。更に、半円等のテコ穴（６）に古箸などを入れて利用すれば食材の無駄も手の危険も避けられる。
【符号の説明】
【０００８】
１、おろす食材
２、斜め半円等
３、レール溝
４、多数穴の刃のあるおろし板
５、器
６、半円等テコ穴

【特許請求の範囲】
【請求項１】
斜めに下がる半円等に入れた、おろす食材を片手で下に押しながら器を押えて、もう一方の手で直角に設けた多数穴の刃のある、おろし板、又はすりおろし板で、その板の向こう側に抜ける空間のある刃で、このおろし板を前後レール溝に従い移動させると、下の器にすりおろされた食材が溜まる、おろし板を動かす、おろし器。

【図１】