説明

天▲照▼フローラ水(天▲照▼石フローライト水)

【課題】飲料水ならびに化粧水として有用な安全で美味しい水を提供する。
【解決手段】飲料水として使用可能な水道水、地下水、山林などから取水された水に、良く水洗いした天照石または天降石を含ませ、沸騰または80℃から90℃で熱処理した軟化水に、フローライト石の原石を入れて、冷却して得る。天照石または天降石とフローライト石を使用した磁器・ガラス工芸品・セラミック製品なども本発明に使用できる。本発明品は、飲料水や化粧水として有用である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
本発明は、2つの原石と、飲料用の水を熱処理して作成する事で、そのまま飲料用及び化粧水等に使用できるブレンド水である。
水道水又は飲料水として取水する水(井戸水や原水)1Lに天照石又は天降石の原石約600gを入れ、沸騰又は80℃から90℃で熱処理した軟化水に、フローライト石(蛍石)の原石約200gを入れて、冷却(急冷又は自然冷却)させた飲料水又は化粧水等として、使用出来る無添加の軟化水である事が、他の水と大きく違う所である。
水と石のブレンドは正確でなくても良い(天照石又は天降石3分の2にフローライト石(蛍石)三分の1ぐらいの割合を目安とする。
使用する石は原石で良いが加工品の使用も良い(天照石又は天降石とフローライト石を使用した磁器・ガラス工芸品・セラミック製品などでも可能である。
従来、天照石又は天降石は石のパウダーを肥料と一緒に農作物に混ぜてまくと、収穫率のアップと味の良さで20年前ぐらいから使用されていた。
約4〜5年前にこの石を岩盤浴(低温42℃〜43℃)として使用したところ、遠赤外線マイナスイオンの働きで細胞を活性化させあらゆる病気に効能の成果が出てきている。(岩盤浴体験者の声として出ている)1例を挙げると糖尿病の患者は確実に血糖値が下がり正常になっている。
また、多量の発汗作用により、体内の老廃物を排出することにより、入浴後シャワーを浴びなくてもベトつかず臭いもしない。美肌効果もある。
また、血管の拡張により血液循環が良くなり末梢の毛細血管迄作用することにより育毛効果が出ている。
天照石又は天降石を入れて白湯を作り冷却して飲用すると美味しい水が出来ていた。
このことから、数年前,某生協などで農作物にまく農薬入り肥料に天照石又は天降石のパウダーを混ぜたモノを使用し、土質検査をしたところ、全てのサンプルについて農薬などの有害物が無検出の報告がある、。
九州大学医学部皮膚医学科実験でも天照石(後名の天降石)の働きにより体内のダイオキシンの排出されることが判明し国際医学界でも発表されている。
一方フローライト石(蛍石)の従来の使用方法としては、物事を清める作用と結合する作用があると言われ、精神面で感情を落ち着かせ、寛大さを引き出すパワーを発揮させる宝石である。効能として疲労回復、血行促進、心身リフレッシュなどが上げられている。おふろや、料理飲用、生け花、室内のオブジェとしてなどに利用をされていた。
(フローライト格文献参借)
フローライト水と水道水の効果比較表検査(平聖14年2月久留米及び長崎環境科学試験所)では以下の様な結果が出ている。
水道水200ccにフローライト原石約20g投下5分後に測定。
測定方法として、磁器共鳴分析器MAX−PRO−III(微弱エネルギー測定器)による測定法では、
フローライト水 水道水
免疫 +23 −6 特別効果あり
自立神経 +22 +2 効果あり
血液循環 +23 −8 特別効果あり
下行結腸 +24 −5 特別効果あり
マグネシューム +22 −5 特別校かありであった。
本発明は、この2つの石の効果に着眼し、ブレンドすることにより、この石の持つ性質を結合させた、飲料水にも化粧水にも出来る、他に例のないブレンド水である。
このブレンド水(以下天照フローラ水という)の効果をを説明するために、現在迄使用研究で、以下のような結果が出た事を報告する必要がある。
1、飲料水としての水質検査50項目の中では、健康に関連する項目について水道法の基準を遙かに下回る基準結果(平成16年6月15日長崎県食品環境検査センター調査において)が出ている。
この水は飲料水として水道法基準に適合しているばかりでなく、美味しく、新生児から老人迄など健康人に関係なく、免疫力の弱い病弱な人に関しても、安全に使用できるものである。
2、天照フローラ水を化粧水として使用してみると、肌がしっとりきめ細かくなり、シミやシワに効果があり、美肌効果がある事がわかった。
実際に発明者や、家族友人知人で試してみて、好評である。
水質基準の結果が出る前から、多くの人から、天照フローラ水をわけて(売って欲しい)との声が多く、水質検査をして、現在、長崎県で水工場を建設中(8月15日頃より生産可能予定)である。
販売前から希望者が多いので、家内作業でサンプルとして、希望する人に無料進呈してはいけないか、保健所に確認中である。
3,石鹸を作り試してみると、天照石の成分で汚れをしっかりと落とし、フローライト石との結合により、肌に潤いを与え、2つの天然石のハーモニーが、透明感で張りのある素肌を、呼び戻すような使用感がある。
さらに石鹸作成行程の中で必要なスクワランオイルなどは、何のオイルとも結合し、なめらかな石鹸ガ出来た。
ボデイソープも固形石鹸より、天照フローラ水を多く使用することで、刺激の少ない潤いのあるものにに仕上がった。
4.シャンプーの作成では、天照石の持つ育毛効果とフローライト石の潤い効果で、リンスのいらないトリ、ートメント効果のあるシャンプーが出来た。
5.各種ケーキ類、パン生地、パスタ生地、ホットケーキ生地、クレープ生地などや、天ぷらのメリケン粉などの溶き水に天照フローラ水を使用すると、卵や牛乳を使用しなくても、なめらかな生地が出来た。
このことは、卵アレルギーや牛乳アレルギーなどの人でもなめらかな生地のケーキ類やパン・パスタなどを作り、なめらかな仕上がりの食感をあじあう事が出来る。
6.和菓子などの水ようかん、カステラ・饅頭の生地づくりにも天照フローラ水の使用で、きめ細かい、なめらかな仕上がりになった。プリンやゼリーなどにも応用が出来た。
7,お風呂のお湯を、天照フローラ水にしてみると、しっとりとした柔らかな軟水で、まるで化粧水の湯船に入っているような体感である。
アトピーなど皮膚の弱い体質の人に使用中で、効能がある。
8,各種メリケン粉や、植物エキスなどの抽出液で美顔パックを作り、体験してみると、美肌効果のある、なめらかなパック素地が出来た。
9,天照フローラ水を、加湿器などに入れて、加湿をすると、天照石の消臭効果と消炎効果で喉の炎症などを抑え、フローライト石の潤い感で刺激の少ない加湿効果が期待出来た。エステなどの、美顔用加湿にも効果が出ている。
10.洗濯機のゴミ取りネットの中に天照石の玉石と、フローライト石を入れておくと、洗剤が少なくてすむ。また、柔軟剤を入れなくとも柔らかい仕上がりになった。アトピーなどのアレルギー体質の人の衣類や寝具などの洗濯に使用可能である。また、ゴミ取りネットのゴミが速やかにとれる。
天照石の持つ活水、消臭効果、鮮度の保持、熟成・細胞復活の作用により、効果的なエネルギーを放出し、活性化脂質を抑制する働きがあると言われている。一方フローライト石はストレスの軽減と、新陳代謝を高める作用があると言われている。(文献より参借)
この2つの石の持つハードとソフトのハーモニーによる相乗効果で、安全に食品への応用をすることができ、、動植物を活性化させ、自然治癒力を高める働きがあることが、検証されつつある。
人間の約70%は水である。全ての生活の中で、水は原点である。
この必要不可欠な安全な水を簡単に作れた事で、供給が簡単にできる、その上、作成の方法も簡単で、高い水処理機等を必要としないで、何処ででも作成できる。今後、多くの分野で研究、臨床実験を行う事ができ、新たな活用方法が期待できるものと考る。
次に、日本で一番名水とされる日田天領水と、天照フローラ水との検査結果の比較を見ると、以下の結果が出ている。
ミネラル含有量として
栄養成分(1,000あたり)
日田天領水 天照フローラ水
カルシウム 9.6mg 8.6mg/L
ナトリウム 22mg 9mg/L(ナトリウム及びその化合物)
マグネシウム 1.9mg 8.5mg/L
カリウム 8.4mg 測定していない
ミネラル含有量では、日田天領水に基準がなかったので省略する。
次に、日田天領水が行っている水質検査、18項目について比較して見る。
水質検査 基準値*(mg/L) 結果(mg/L)
日田天領水 天照フローラ水 基準
1.一般細菌 0/mL 1/mL 100以下
2.大腸菌 検出されず 検出されず 検出されないこと
3.カドミウム 0.001未満 0.001未満 0.01以下
4.水銀 0.00005未満 0.00005未満 0.005以下
5.セレン 0.001未満 0.001未満 0.01以下
6.鉛 0.001未満 0.005未満 0.05以下
7.バリウム 0.1未満 測定していない 1以下
8.ヒ素 0.001 0.001未満 0.05以下
9.六価クロム 0.005未満 0.005未満 0.05以下
10.シアン 0.001未満 0.001未満 0.01以下
11.(亜)硝酸性窒素 0.3 3.2 10以下
12.フッ素 0.10 0.08未満 2以下

14.亜鉛 0.05未満 0.06mg 5以下
15.銅 0.05未満 0.006mg 1以下
16.マンガン 0.005未満 0.005未満 2以下
このように、天照フローラ水は、日本でとても良質だとされている、日田天領水によく似ている様に思える。
田天領水の18項目の検査の中で、
17.有機物など(過マンガン酸カ リウム消費量)0.2未満で、基準は12以下となっている。
18.硫化物(硫化水素として)0.01未満で、基準は0.05以下となっている。
一方、天照フローラ水は、有機物,全有機炭素(TOC)の量として、0.5未満で、基準は5以下となっている。
硫化物としての検査項目はありません。
また、上記検査項目の水質鉱物名は、日田天領水を基準に書いているが、天照フローラ水では、カドミウム・水銀・セレン・鉛・ヒ素・六価クロム・フッ素・ホウ酸・・亜鉛・銅・マンガン・は、全て(〜及びその化合物)となっている。
日田天領水の亜(硝酸性窒素)は、天照フローラ水では、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素となっている。
日田天領水のシアンは、天照フローラ水ではシアン化物イオン及び塩化シアンとなっている。
PHについては、日田天領水が8.3で、弱アルカリ性とされている。天照フローラ水は、8.0で弱アルカリ性と言える。
測定場所は、日田天領水が、大分県薬剤師会で、天照フローラ水は長崎県食品衛生協会の食品環境検査センターである。
気温25℃で測定した天照フローラ水に、一般細菌が1出ているが、検査に提出するときに、「容器を良く水洗いして入れてください」と書いてあったので、水道水で洗い、、二人の素手で操作した為だと考える。本当に水の供給をするときは、機械で清潔操作でする必要がある。 このことはクリアできると思える。
2つの水は、処理の方法も測定場所も統一されていないが、飲料水としての基準に適合している。
日田天領水は、既に多数の研究報告がなされているが、天照フローラ水は、研究報告はこれからである。まずは、天照フローラ水を使用している100名ぐらいの人から、使用してみてのアンケートを取り、何らかの形で発表し、その後、学問的な研究報告の必要があると考えている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水と天▲照▼石(パソコンにない文字のため、以後天照石と表示する)又は天降石とフローライト石を熱処理によりブレンドした軟化水で、そのまま飲料水及び化粧水など、万能に使用可能な無添加の水である。

【公開番号】特開2006−7191(P2006−7191A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−215019(P2004−215019)
【出願日】平成16年6月24日(2004.6.24)
【出願人】(504254552)
【Fターム(参考)】