説明

対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体

本発明は対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。この対話型情報システムは、読み取り装置と、第1伝送インタフェースと、処理ユニットと、第2伝送インタフェースと、出力装置と、を備える。この対話型情報システムは、複数の情報ガジェットに合わせて使用されるように構成される。情報ガジェットがこの読み取り装置の読み取り範囲に入ると、この読み取り装置がこの情報ガジェットを読み取り、この情報ガジェットに関連する信号を生成し、そしてこの信号をこの処理ユニットに伝送する。そして、この処理ユニットがこの信号によって示される情報ガジェットを識別し、この情報ガジェットによってファイルを取り込み、そしてこのファイルをこの出力装置に伝送する。最後に、この出力装置が処理ユニットから受信したファイルを出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。具体的には、本発明はコンピュータ読み取り可能な媒体情報ガジェットの識別コードを読み取り、且つこの情報ガジェットに対応するファイルを出力する対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
本出願は、2010年1月25日に出願された米国仮出願番号61/298,034号に基づく優先権を主張するものであり、前記米国仮出願の全内容は本出願において援用されている。
【背景技術】
【0002】
従来の学習システムでは、一般に、一方向伝送の方式で学習材料を提供している。これは、一般に、学習システムからユーザーへ情報が出力されるが、ユーザーが自身の考えを表現することができないという意味である。このような方式では、ユーザーが学習システムから情報を被動的に獲得できるしかない。また、従来の学習システムは教材がいつも非常に単調で、且つユーザーとの交流の機会を提供しないため、ユーザーが教材に飽きやすい。
【0003】
従って、このような技術には、情報交換応用における交流性を向上しそして興味を増すことのできる解決手段を提供することが差し迫った課題である。
【発明の概要】
【0004】
本発明の1つの目的のは、対話型情報システムを提供することである。前記対話型情報システムは、第1伝送インタフェースと、記憶ユニットと、処理ユニットと、第2伝送インタフェースと、を備える。前記処理ユニットは前記第1伝送インタフェース、前記記憶ユニット及び前記第2伝送インタフェースに電気的に接続される。前記記憶ユニットはデータベースを記憶する。前記第1伝送インタフェースは信号を受信するように構成される。前記処理ユニットは前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信し、前記信号によって示される情報ガジェットを識別し、そして前記情報ガジェットによって前記データベースからファイルを取り込むように構成される。前記第2伝送インタフェースは前記処理ユニットに電気的に接続され、前記ファイルを伝送するように構成される。
【0005】
本発明のもう1つの目的は、対話型情報システムに用いられる対話型情報方法を提供することである。前記対話型情報システムは、第1伝送インタフェースと、データベースを記憶する記憶ユニットと、前記第1伝送インタフェース及び前記記憶ユニットに電気的に接続される処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続される第2伝送インタフェースと、を含む。前記対話型情報方法は、前記第1伝送インタフェースが信号を受信するようにさせるステップ(a)と、前記処理ユニットが前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信するようにさせるステップ(b)と、前記処理ユニットが前記信号によって示される情報ガジェットを識別するようにさせるステップ(c)と、前記処理ユニットが前記情報ガジェットによって前記データベースからファイルを取り込むようにさせるステップ(d)と、前記第2伝送インタフェースが前記ファイルを伝送するようにさせるステップ(e)と、を含む。
【0006】
本発明のさらにもう1つの目的は、コンピュータ読み取り可能な媒体を提供することである。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、対話型情報システムに用いられる対話型情報方法に用いられるプログラムを記憶する。前記対話型情報システムは、第1伝送インタフェースと、データベースを記憶する記憶ユニットと、前記第1伝送インタフェース及び前記記憶ユニットに電気的に接続される処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続される第2伝送インタフェースと、前記第2伝送インタフェースに電気的に接続される出力装置と、を含む。前記プログラムは、前記第1伝送インタフェースが信号を受信するようにさせるプログラムコードAと、前記処理ユニットが前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信するようにさせるプログラムコードBと、前記処理ユニットが前記信号によって示される第1情報ガジェットを識別するようにさせるプログラムコードCと、前記処理ユニットが前記信号によって示される第2情報ガジェットを識別するようにさせるプログラムコードDと、前記処理ユニットが前記情報ガジェットの数が1よりも大きいことを決定ようにさせるプログラムコードEと、前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットによって前記データベースからファイルを取り込むようにさせるプログラムコードFと、前記第2伝送インタフェースが前記ファイルを前記出力装置に伝送するようにさせるプログラムコードGと、を含む。
【0007】
以上をまとめると、本発明による対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体はデータベースからこの(これらの)情報ガジェットに対応するファイルを取り込んで出力する。これによって、本発明は従来技術の欠陥(即ち、従来の情報交換システムにおける交流性や興味の欠落)を克服して、情報交換応用における交流性や興味を向上することができる。
【0008】
図面及び後述の実施の形態を参照すると、当業者は本発明の他の目的、本発明の技術手段及び実施の形態を理解できることとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1A】本発明の第1実施例を示す模式図である。
【図1B】立方体情報ガジェットを示す模式図である。
【図1C】立方体情報ガジェットを示す模式図である。
【図1D】情報ガジェットを示す模式図である。
【図1E】情報ガジェットを示す模式図である。
【図1F】情報ガジェットを示す模式図である。
【図1G】本発明の第2実施例を示す模式図である。
【図1H】本発明の第2実施例の実例を示す。
【図2】本発明の第3実施例を示す模式図である。
【図3A】本発明の第4実施例のフローチャートである。
【図3B】本発明の第4実施例のフローチャートである。
【図3C】本発明の第4実施例のフローチャートである。
【図3D】本発明の第4実施例のフローチャートである。
【図3E】本発明の第4実施例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、ユーザーが、異なる分野の知識を学習及び/又は理解することに役立つ、対話型情報システム、対話型情報方法及びそのコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。簡単に言えば、この対話型情報システムは複数の情報ガジェットに合わせて使用され得る。また、この情報ガジェットのそれぞれは特定分野の知識情報を記録している。ユーザーはこれらの情報ガジェットのうちの1つ又は幾つかを選択して、対話型情報システムに選択された情報ガジェットを表示させることができる。そして、この対話型情報システムは選択された情報ガジェットによって動作を行う。対話型情報システムが実行する機能によって、ユーザーは選択された情報ガジェットからこの特定分野の知識を学習できる。このため、この対話型情報システムは学習システムとして利用することができる。例えば、この対話型情報システムは、情報ガジェットに中国語情報が記録されている場合に中国語の学習とし、情報ガジェットに数学情報が記録されている場合に数学の学習とし、情報ガジェットにゲーム情報が記録されている場合にゲーム遊びとして利用されるように構成される。
【0011】
以下、実施例を通じて本発明の内容を説明する。しかしながら、本発明の実施例は、本発明を実施例に記載のような如何なる環境、応用又は方式でしか実施できないように限定するものではない。このため、実施例に関する説明は本発明の目的を説明するためのものだけであり、本発明を直接に限定するものではない。以下の実施例及び図示において、本発明に直接に関しない素子は省略され、図示されておらず、また、図面における各素子間の寸法関係は理解を容易にするためのものであり、実際の寸法を限定するものではないことに留意されたい。
【0012】
本発明の第1実施例は対話型情報システム1であり、その模式図が図1Aに示される。対話型情報システム1は読み取り装置11、第1伝送インタフェース12、処理ユニット13、記憶ユニット14、第2伝送インタフェース15及び出力装置16を備える。処理ユニット13は第1伝送インタフェース12を介して読み取り装置11に電気的に接続され、且つ第2伝送インタフェース15を介して出力装置16に電気的に接続される。処理ユニット13は第1伝送インタフェース12、第2伝送インタフェース15及び記憶ユニット14に電気的に接続される。記憶ユニット14はデータベースを記憶する。図1Aに対話型情報システム1に合わせて使用される複数の情報ガジェット111、112、113、…、114も示す。
【0013】
本実施例では、対話型情報システム1はコンピュータであり、読み取り装置11はネットワークカメラであり、出力装置16は表示ユニット及び/又はスピーカーを備え、しかしながら、他の実施例では、これらの素子は他の装置に代えられてもよい。例えば、読み取り装置11はバーコード読み取り装置又は情報ガジェット111、112、113、…、114の識別子を読み取り可能な他の装置に代えられてもよく、対話型情報システム1は携帯電話、個人用携帯型情報端末(PDA,personal digital assistant)、又はコンピュータ処理機能を有する他の計算装置に代えられてもよく、出力装置16はモニター、LCDディスプレイ、ヘッドフォン又は情報を出力可能な他の装置に代えられてもよい。本実施例において、読み取り装置11及び出力装置16は対話型情報システム1の内蔵装置である。しかしながら、他の実施例では、読み取り装置11又は出力装置16はコンピュータに接続される外部装置であってもよい。ここで、読み取り装置11又は出力装置16のタイプについて、本発明は限定することなく実際の要求に応じて決定し、当業者が他の方式で読み取り装置11又は出力装置16を代えてもよいことに留意すべきである。
【0014】
対話型情報システム1を詳細に説明する前、まず、情報ガジェットを説明する。本発明において、情報ガジェットは如何なる形状であってもよく、言い換えれば、情報ガジェットは立方体でもカード等でもよい。情報ガジェットは対話型情報システムによって識別可能な識別子を有する。これは、識別子が二次元バーコード、無線自動識別タグ等として実施されることを意味する。また、情報ガジェットは特定の知識分野(例えば、中国語、数学、物理、ゲーム等)に関連する内容を記録している。理解さを助けるために、以下、本発明の実例的な情報ガジェットを提供する。
【0015】
図1B及び図1Cは情報ガジェット111の模式図を示し、これらの情報ガジェット111は立方体である。情報ガジェット111の識別子は二次元バーコード111aである。情報ガジェット111は中国語の学習に用いられてもよい。これはその内容が中国語に関連するからである。具体的には、情報ガジェット111が記録した内容は簡体字中国語文字「▲愛▼」111b、繁体字中国語文字「愛」111c、英単語「Love」111d、愛を表す画像111e及び発音記号111fを含む。図1D、図1E及び図1Fに、他の3つの情報ガジェット112、113、114を示す。それらはカードである。情報ガジェット112はその識別子を表す二次元バーコード112a、繁体字中国語文字「吃」112b及び英単語「Eat」112cを記録し、情報ガジェット113はその識別子を表す二次元バーコード113a、繁体字中国語文字「▲飯▼」113b及び英単語「Meal」113cを記録し、情報ガジェット114はその識別子を表す二次元バーコード114a、繁体字中国語フレーズ「發音」114b及び英単語「pronounce」114cを記録している。
【0016】
本発明において、記録している内容によって、情報ガジェットは機能性情報ガジェット又はデータ情報ガジェットに分類される。具体的には、本実施例において、情報ガジェットが記録した内容は情報(例えば、中国語文字)に対応すると、この情報ガジェットがデータ情報ガジェットに分類され、情報ガジェットが記録した内容は指令に対応すると、この情報ガジェットが機能性情報ガジェットに分類される。この分類規則により、情報ガジェット111、112、113がデータ情報ガジェットであり、情報ガジェット114が機能性情報ガジェットである。このデータ情報ガジェットのそれぞれ(即ち、情報ガジェット111、112、113)について、記憶ユニット14に記憶されたデータベースとしていずれも少なくとも1つの対応したファイルが記憶されている。
【0017】
そして、対話型情報システム1が提供する交流(相互作用)を説明する。対話型情報システム1の各交流は、いずれも情報ガジェット111、112、113、…、114のうちの1つ又は幾つかが、読み取り装置11の読み取り範囲に置かれてから始まる。置かれた情報ガジェットの数が1である場合と1よりも大きい場合とで、対話型情報システム1の動作方式が異なっている。
【0018】
以下、1つの単一の情報ガジェットが読み取り装置11の読み取り範囲に置かれる場合を説明する。情報ガジェットが読み取り装置11の読み取り範囲に置かれる場合に、読み取り装置11はこの情報ガジェットの識別子を読み込んでこの識別子に関連する信号を生成する。それとともに、読み取り装置11はこの情報ガジェット及び読み取り装置11の前方のシーンを含む映像をリアルタイムで連続して取り込む。そして、読み取り装置11は第1伝送インタフェース12を介して処理ユニット13にこの信号及び取り込んだ映像を伝送する。第1伝送インタフェース12からこの信号及び取り込んだ映像を受信した後、処理ユニット13はこの信号によって示される情報ガジェットを識別する。具体的には、処理ユニット13はこの情報ガジェットでの識別子を識別することによってこの情報ガジェットを識別し、そしてこの情報ガジェットを表す識別コードを生成する。そして、処理ユニット13は記憶ユニット14が記憶したデータベースがこのIDコードに対応するファイルを記憶したかをチェックする。このデータベースがこのIDコードに対応するファイルを記憶すると、処理ユニット13はこのIDコードによってこのファイルを取り込み、且つ第2伝送インタフェース15を介してこのファイル及び取り込んだ映像を出力装置16に伝送する。その後、出力装置16はユーザーインタフェースに取り込んだ映像及びこのファイルを表示させる。このファイルは、そこに知識分野に関連する情報を記録した映像ファイル、ビデオファイル、オーディオファイル又はその組合せでよい。。
【0019】
例えば、仮に情報ガジェット111が読み取り装置11の読み取り範囲に置かれたとする。読み取り装置11は情報ガジェット111の二次元バーコード111aを読み取んで二次元バーコード111aを表す信号111gを第1伝送インタフェース112に伝送する。読み取り装置11は情報ガジェット111及び読み取り装置11の前方のシーンを含む映像121をリアルタイムで連続して取り込んで第1伝送インタフェース12に伝送する。処理ユニット13は第1伝送インタフェース12を介して信号111g及び取り込んだ映像121を受信する。それとともに、処理ユニット13は読み取り装置11の読み取り範囲に情報ガジェットが1つのみ存在したと判断する。その後、処理ユニット13は信号111gによって示されるIDコード111hを識別し、IDコード111hによって記憶ユニット14に記憶されたデータベースからファイル111i(例えば、ビデオファイル及びオーディオファイルであり、このビデオファイルが繁体字中国語文字「愛」の書き順を示し、このオーディオファイルが繁体字中国語文字「愛」の発音を示す)を取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介して出力装置16にファイル111i及び取り込んだ映像121を伝送する。処理ユニット13からファイル111i及び取り込んだ映像121を受信した後、出力装置16はユーザーインタフェースに取り込んだ映像121及びファイル111i(即ち、出力装置16の表示ユニットが英単語「Love」の映像を表示し、出力装置16のスピーカーが中国語文字「愛」の中国語発音(即ち、「ai」)を放送する)を再生する。出力装置16に表示されたファイル111iによって、ユーザーは繁体字中国語文字「愛」の書き順及び発音を学習することができる。
【0020】
1個よりも多い(複数の)情報ガジェットが一緒に読み取り装置11の読み取り範囲に置かれた場合に、処理ユニット13はこれらの置かれた情報ガジェットに応じて、これらの置かれた情報ガジェットによって形成されたグループの数を決定する必要がある。
【0021】
仮に2つの情報ガジェットが一緒に読み取り装置11の読み取り範囲に置かれると、読み取り装置11は置かれた情報ガジェットの二次元バーコードを読み込んでこれらの二次元バーコードがそれぞれ示す信号を第1伝送インタフェース12に伝送する。それとともに、読み取り装置11はこれらの情報ガジェット及び読み取り装置11の前方のシーンを含む映像をリアルタイムで連続して取り込んで第1伝送インタフェース12に伝送する。処理ユニット13は第1伝送インタフェース12を介してこれらの信号及び取り込んだ映像を受信し、そしてこれらの信号によって示されるIDコードを識別する。処理ユニット13も2つの情報ガジェットが存在し、且つこれらの情報ガジェット間の距離が所定の距離よりも小さくないと判断する。これらの情報ガジェット間の距離が所定の距離よりも小さくないため、処理ユニット13がそれぞれを処理する(即ち、2つのグループとして処理する)。このため、このIDコードのぞれぞれのいずれもについて、処理ユニット13は記憶ユニット14に記憶されたデータベースからファイルを取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介してこれらのファイル及び取り込んだ映像を出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15からこれらのファイル及び取り込んだ映像を受信した後、出力装置16はこれらのファイル及び取り込んだ映像を出力する。
【0022】
これらの置かれた情報ガジェットによって1つのグループ(即ち、情報ガジェット間の距離が所定の距離よりも小さい)が形成された場合に、処理ユニット13はこのグループが有意味なグループであるか無意味なグループであるかどうかを判断する必要がある。更に理解を容易にするために、ここで、複数の具体的な実例を挙げる。情報ガジェット112が情報ガジェット113の左方に置かれると、それによって形成されたグループは有意味なグループであり、それによって形成された中国語フレーズは「ご飯を食べる」という意味を有するからである。逆に、情報ガジェット113が情報ガジェット112の右方に置かれると、それによって形成されたグループは無意味である。情報ガジェット112が情報ガジェット114の左方に置かれると、それは有意味なグループである。1つの機能性情報ガジェットが存在するからである。以下、グループが有意味かどうかを判断する方法を説明する。
【0023】
仮に読み取り装置11の読み取り範囲に2つの情報ガジェットが置かれたとする。処理ユニット13がこれらの情報ガジェット間の距離が所定の距離よりも小さいと判断した場合、処理ユニット13は後にその相対位置によってその順序を判断する。処理ユニット13は読み取り装置11からこれらの情報ガジェットを表す二次元バーコードの信号を受信し、そしてこれらの信号によって示されるIDコードを識別する。その後、処理ユニット13はこれらの情報ガジェットの順序によって、この2つのIDコードをこれらの情報ガジェットの組合せを表すグループ化IDコードにグループ化し、そしてこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードであるかどうかを判断する。このグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードである場合、これらの情報ガジェットによって形成されたグループは有意味であり、そうでない場合は、無意味である。
【0024】
以下、処理ユニット13はこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードであるかどうかをどのように判断するかについて説明する。具体的には、処理ユニット13が2つのIDコードをグループ化IDコードにグループ化した後、処理ユニット13は記憶ユニット14に記憶されたデータベースがこのグループ化IDコードに対応するファイルを記憶したかどうかを更に検出する。あった場合には、処理ユニット13はこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードであると判断する。データベースにこのグループ化IDコードに対応するファイルを記憶していないと、処理ユニット13はこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードではないと判断する。
【0025】
グループ化IDコードが許容可能なものではない場合に、処理ユニット153は記憶ユニット14に記憶されたデータベースからエラーメッセージ100を取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介してエラーメッセージ100を出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15からエラーメッセージ100を受信した後、出力装置16はエラーメッセージ100を出力する。出力装置16に表示されたエラーメッセージ100によって、ユーザーはこれらの情報ガジェットによって形成されたグループが無意味であることが分かる。
【0026】
処理ユニット13がこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードであると判断すると、処理ユニット13は後に記憶ユニット14に記憶されたデータベースからこの許容可能なグループ化IDコードに対応するファイルを取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介してこのファイルを出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15からこの許容可能なグループ化IDコードに対応するファイルを受信した後、出力装置16はこのファイルを出力することによって、ユーザーがこれらのグループ情報ガジェットの意味が分かるようにする。
【0027】
以下、複数の実例を挙げて読み取り装置11の読み取り範囲に1つ以上の情報ガジェットが置かれた場合の対話型情報システム1の詳細な動作を説明する。
【0028】
第1実例は情報ガジェット112、113が一緒に読み取り装置11の読み取り範囲に入るものである。読み取り装置11は二次元バーコード112a、113aを読み取り、二次元バーコード112a、113aにそれぞれ対応する信号112g、113gを第1伝送インタフェース12に伝送する。それとともに、読み取り装置11は情報ガジェット112、113及び読み取り装置11の前方のシーンを含む映像122をリアルタイムで連続して取り込んで第1伝送インタフェース12に伝送する。処理ユニット13は第1伝送インタフェース12を介して信号112g、113g及び取り込んだ映像122を受信する。そして、処理ユニット13は2つの情報ガジェットが存在すると判断し、そして情報ガジェット112、113間の距離が所定の距離よりも小さいかどうかを判断する。情報ガジェット112、113間の距離が所定の距離よりも小さくないと、処理ユニット13はそれぞれを処理する。具体的には、処理ユニット13は信号112gによって示されるIDコード112h(例えば0x330)及び信号113gによって示されるIDコード113h(例えば0x332)を識別する。そして、処理ユニット13はIDコード112h及びIDコード113hによって、記憶ユニット14に記憶されたデータベースから第1ファイル112i(例えば、中国語文字「吃」の書き順を演示する動画)及び第2ファイル113i(例えば、中国語文字「▲飯▼」の書き順を演示する動画)をそれぞれ取り込む。そして、処理ユニット13は第2伝送インタフェース15を介してファイル112i、113i及び取り込んだ映像122を出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15からファイル112i、113i及び取り込んだ映像122を受信した後、出力装置16はユーザーインタフェースに取り込んだ映像122とファイル112i、113iをそれぞれ出力する。即ち、表示ユニットに中国語文字「吃」の書き順を演示する動画及び中国語文字「▲飯▼」の書き順を演示する動画をそれぞれ表示する。
【0029】
処理ユニット13は情報ガジェット112、113間の距離が所定の距離よりも小さいと判断すると、処理ユニット13は後に情報ガジェット112、113の相対位置によって情報ガジェット112、113の順序を判断する。以下説明しようとする第1の場合は、情報ガジェット113が情報ガジェット112の左方に置かれる場合である。この場合に、情報ガジェット113、112の順序について、処理ユニット13は情報ガジェット113が情報ガジェット112の前に位置すると判断し、これはIDコード113hがIDコード112hの前に位置することを意味する。そして、処理ユニット13はIDコード112h、113hの順序(即ち、情報ガジェット112、113の順序)によってグループ化IDコード120h(例えば0x332−0x330)を形成する。グループ化IDコード120hを形成した後、処理ユニット13はグループ化IDコード120hが許容可能なグループ化IDコードであるかどうかを判断する。本実例において、グループ化IDコード120hが許容可能なグループ化IDコードではない(即ち、記憶ユニット14に記憶されたデータベースがこのグループ化IDコードに対応するファイルを記憶しなかった)。このため、処理ユニット13はこの許容不可能なグループ化IDコードによって、記憶ユニット14に記憶されたデータベースからエラーメッセージ100を取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介してエラーメッセージ100及び取り込んだ映像122を出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15からエラーメッセージ100及び取り込んだ映像122を受信した後、出力装置1はがユーザーインタフェースに取り込んだ映像122及びエラーメッセージ100を出力する。出力装置16に表示されるエラーメッセージ100によって、ユーザーは情報ガジェット113が情報ガジェット112左方に置かれることが無効であることが分かる。即ち、中国語フレーズ「▲飯▼吃」は無意味である。
【0030】
情報ガジェット112が情報ガジェット113左方に置かれると、情報ガジェット112、113の順序について、処理ユニット13は情報ガジェット112が情報ガジェット113の前に位置すると判断し、これはIDコード112hがIDコード113hの前に位置することを意味する。そして、処理ユニット13はグループ化IDコード121h(例えば0x330−0x332)を形成し、そしてグループ化IDコード121hは許容可能なグループ化IDコードであると判断する(即ち、記憶ユニット14に記憶されたデータベースにこのグループ化IDコードに対応するファイルを記憶している)。そして、処理ユニット13は許容可能なグループ化IDコード121hによって、記憶ユニット14に記憶されたデータベースからファイル121i(例えば、中国語フレーズ「吃▲飯▼」に対する解釈)を取り込み、そして第2伝送インタフェース15を介してファイル121i及び取り込んだ映像122を出力装置16に伝送する。第2伝送インタフェース15から学習材料121i及び取り込んだ映像122を受信した後、出力装置16はユーザーインタフェースに取り込んだ映像122及びファイル121i(即ち、中国語フレーズ「吃▲飯▼」に対する解釈)を出力する。
【0031】
以下、もう1つの実例を挙げる。仮に情報ガジェット112、114が一緒に読み取り装置11の読み取り範囲に置かれたとする。同様に、読み取り装置11は二次元バーコード112a、114aを読み取り、そして二次元バーコード112a、114aをそれぞれ表す信号112g、114gを第1伝送インタフェース11に伝送する。処理ユニット13は第1伝送インタフェース11を介して信号112g、114gを受信し、且つ信号112g、114gによってそれぞれ示されるIDコード112h、114hを識別する。それとともに、処理ユニット13は情報ガジェット112、114間の距離が所定の距離よりも小さいと判断し、グループ化IDコードを形成する。処理ユニット13は更にこのグループ化IDコードが許容可能なIDコードであると判断し、そして処理ユニット13はこのグループ化IDコードによって、記憶ユニット14に記憶されたデータベースからこのグループ化IDコードに対応するファイル114iを取り込む。情報ガジェット114が発音を表すため、ファイル114iは繁体字中国語文字「吃」の音声である。そして、処理ユニット13はファイル114iを出力装置16に伝送する。出力装置16はスピーカーを備えるため、学習材料114i(即ち、音声)を再生できる。
【0032】
情報ガジェットに対して操作を実行することに加え、対話型情報システム1はさらにネットワークサーバーから学習材料をダウンロードすることができる。このような場合に、対話型情報システム1の処理ユニット13は更にネットワークサーバーに直接、又はネットワーク(図示せず)を介して接続される。処理ユニット13はネットワークサーバーから学習材料を受信し、且つ第2伝送インタフェース15を介してこの学習材料を出力装置16に伝送する。このような方式により、ユーザーは対話型情報システム1からネットワークサーバーによって提供されるより多い情報を取得できる。これらの情報は情報ガジェットに限られない。また、対話型情報システム1の処理ユニット13は更にネットワークサーバーから受信した学習材料に関連する学習結果を記録し、且つ学習結果をネットワークサーバーに伝送してユーザーの学習過程を追跡することができる。
【0033】
以上の説明は、情報ガジェットがどのように対話型情報システム1と交流するかを例示したが、対話型情報システム1を利用する前、認証手続きが必要となる可能性がある。この認証手続きを実行した後、ユーザーは対話型情報システムによって提供する交流を始める権限を与えられる。このような場合に、対話型情報システム1の処理ユニット13は更に認証サーバーに直接、又はネットワーク(図示せず)を介して接続される。この認証手続きは認証情報に関連するIDコードを記録したアクティブガジェットから始まる。以下、対話型情報システム1がこの認証手続きをどのように実行するかを説明する。
【0034】
読み取り装置11はこのアクティブガジェットのIDコードを読み取り、このアクティブガジェットのIDコードに関連するアクティブ信号を生成する。そして、読み取り装置11は第1伝送インタフェース12を介してアクティブ信号を処理ユニット13に伝送する。第1伝送インタフェース12からアクティブ信号を受信した後、処理ユニット13はこのアクティブ信号によって示されるIDコードを識別し、且つ認証サーバーとアクティブプログラムを実行する。このアクティブプログラムを実行した後、認証サーバーは正当であるとのメッセージ(正当メッセージ)を処理ユニット13に伝送し、処理ユニット13は第2伝送インタフェース15を介して正当メッセージを出力装置16に伝送する。出力装置16に表示される正当メッセージによって、ユーザーは対話型情報システム1が既に使用に備えたことが分かる。
【0035】
本発明の第2実施例は対話型情報システム1aであり、その模式図が図1Gに示される。読み取り装置11が入力装置11aに代えらた他、対話型情報システム1aは対話型情報システム1と同一である。このため、対話型情報システム1aの構成及び対話型情報システム1aの各素子間の接続については詳細には述べない。
【0036】
入力装置11aはユーザーによって制御されてよい。ユーザーが入力装置11aを用いて選択を実行した場合、入力装置11aはこの選択に関連する信号を生成する。本実施例では、入力装置11aはマウスである。他の実施例では、それをタッチパネル又は他のユーザーからコードを受信可能な装置に取り代えてもよい。
【0037】
以下、第1実施例と第2実施例との間の相違を説明する。第2実施例では、出力装置16は表示ユニットであり、情報ガジェットはユーザーが入力装置を用いて選択を達成する前の時点からこの表示ユニットに表示されて始まる。図1Hは第2実施例における表示ユニットが表示したフレーム18の実例を示す。フレーム18は、選択された情報ガジェットを表示するための第1サブフレーム181及び選択される複数の情報ガジェットを表示するための第2サブフレーム183を含む。具体的には、表示ユニットは、選択のためのメニューバーとして、複数の情報ガジェット(即ち、情報ガジェット183a、183b、183c、及び183d)を表示する。ユーザーが入力装置11aを用いて少なくとも1つの情報ガジェットを選択した場合、入力装置11aはこの選択に関連する信号を生成する。本実施例では、仮にユーザーがマウス(即ち、入力装置11a)を用いて第1情報ガジェットを選択したこととする。入力装置11aはこの選択に関連する信号を生成する。そして、処理ユニット13aは第1伝送インタフェース12aを介してこの信号を受信する。本実例では、情報ガジェット181aが選択されて第1サブフレーム181に表示される。
【0038】
第1伝送インタフェース12aからこの信号を受信した後、処理ユニット13aはこの信号によって示される第1情報ガジェットを表すIDコードを識別する。そして、処理ユニット13aは記憶ユニット14aからこのIDコードに対応する第1ファイルを取り込む。この実例では、第1ファイルは第1サブフレーム181に表示される映像ファイル181bであり、情報ガジェット181aの意味を示す。
【0039】
次の操作及び機能は第1実施例と同一である。当業者は上記第1実施例に基づいて第2実施例がどのようにこれらの操作及び機能を実行するかを直接了解できるので、さらに詳細には述べない。
【0040】
本発明の第3実施例は対話型情報ネットワーク2であり、その模式図が図2に示される。対話型情報ネットワーク2は通信ネットワーク20、サーバー21及び複数のユーザー端末22、23、24、25を含み、これらの装置が有線又は無線の方式で通信ネットワーク20を介して接続されている。本実施例では、通信ネットワーク20はインターネットであるが、他の実施例において、他のネットワークに取り替えられてもよい。このユーザー端末22、23、24のそれぞれは読み取り装置及び出力装置を含み、例えば第1実施例に記載した読み取り装置11及び出力装置16が挙げられる。サーバー21は、第1実施例における対話型情報システム1として、第1伝送インタフェース、第2伝送インタフェース、処理ユニット及び記憶ユニットを含む。
【0041】
情報ガジェットがユーザー端末22の読み取り装置の読み取り範囲に入る場合に、ユーザー端末22の読み取り装置は情報ガジェットの二次元バーコードを読み取り、この二次元バーコードを表す信号をサーバー21に伝送する。サーバー21の処理ユニットは通信ネットワーク20を介してこの信号を受信する。ユーザー端末22がこの信号を受信した後、サーバー21の処理ユニットはこの信号によって示されるIDコードを識別する。そして、サーバー21の処理ユニットはこのIDコードによって、サーバー21の記憶ユニットからファイルを取り込んで通信ネットワーク20を介してユーザー端末22に伝送する。サーバー21がこのファイルを受信した後、ユーザー端末22の出力装置はこのファイルを出力する。
【0042】
サーバー21とユーザー端末22との間の交流に加え、ユーザー端末22とユーザー端末23との間の交流を構築してもよい。以下、更に詳細に説明する。ユーザー端末22の読み取り装置が情報ガジェットの二次元バーコードを読み取り、且つこの二次元バーコードを表す信号をサーバー21に伝送した後、サーバー21の処理ユニットはこの信号を受信し、且つこの信号によって示されるIDコードを識別する。そして、サーバー21の処理ユニットはサーバー21の記憶ユニットに記憶されるデータベースからこのIDコードに対応するファイルを取り込む。そして、サーバー21の処理ユニットは通信ネットワーク20を介してこのファイルをユーザー端末22及びユーザー端末23に伝送する。サーバー21がこのファイルを受信した後、ユーザー端末22の出力装置及びユーザー端末23の出力装置はこのファイルを出力する。
【0043】
以上をまとめると、当業者は、対話型情報ネットワーク2のいずれか2つの装置の間に交流を発生することができるが、これについての詳細はここで述べない。上記した機能に加え、サーバー21は第1実施例に記載した対話型情報システム1のすべての操作及び機能を実行することができる。当業者は上記第1実施例に基づいて第3実施例のサーバー21がどのようにこれらの操作及び機能を実行するかを直接了解できる。これについての詳細はここでは述べない。
【0044】
図3A〜図3Eは本発明の第4実施例を示し、例えば第1実施例に記載した対話型情報システム1に用いられる対話型情報方法である。更に具体的には、第4実施例の対話型情報方法はコンピュータプログラム製品として実施されて良い。このコンピュータプログラム製品がコンピュータにロードされて、そこに含まれた複数のプログラムコードが実行された場合に、第4実施例の対話型情報方法を達成することができる。このコンピュータプログラム製品は、例えばROM、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、モビールディスク、磁気テープ、ネットワークによってアクセス可能なデータベース又は当業者に知られ且つ同一機能を有するいずれかの他の記憶媒体などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてよい。
【0045】
第4実施例の対話型情報方法は以下のステップを含む。まず、1つ又は複数の情報ガジェットが読み取り装置の読み取り範囲に入る場合に、読み取り装置が情報ガジェット(又は複数の情報ガジェット)を読み取り、且つこの(これらの)情報ガジェットに関連する信号を生成するようにさせるステップ301を実行し、そして、読み取り装置が読み取り装置の前方のシーンの映像をリアルタイムで連続して取り込み、そしてこの信号及び取り込んだ映像を処理ユニットに伝送するようにさせるステップ302を実行する。そして、処理ユニットが第1伝送インタフェースを介して読み取り装置からこの信号及び取り込んだ映像を受信するようにさせるステップ303を実行し、そして、処理ユニットがこの信号によって示されるIDコードを識別するようにさせるステップ304を実行する。ステップ304の後、処理ユニットが情報ガジェットの数が1よりも大きいかどうかを判断するようにさせるステップ305を実行する。
【0046】
ステップ305の判断結果が「NO」であると、実行しようとするステップについて、図3Cを参照する。処理ユニットがIDコードによって記憶ユニットに記憶されたデータベースからファイルを取り込むようにさせるステップ306を実行する。そして、処理ユニットが第2伝送インタフェースを介してこのファイル及び取り込んだ映像を出力装置に伝送するようにさせるステップ307を実行する。最後に、表示ユニットがユーザーインタフェースに読み出したこのシーンの映像及びこのファイルを連続して表示させるようにさせるステップ308を実行する。
【0047】
ステップ305における判断結果が情報ガジェットの数が1よりも大きいと、処理ユニットが更に情報ガジェット間の距離が所定の距離よりも小さいかどうかを判断するようにさせるステップ309を実行する。判断結果が「NO」であると、実行しようする次のステップについて、図3Dを参照する。処理ユニットがこのIDコードのそれぞれによって、記憶ユニットに記憶されたデータベースからファイルを取り込むようにさせるステップS310を実行する。そして、処理ユニットが第2伝送インタフェースを介してこのファイル及び取り込んだ映像を出力装置に伝送するようにさせるステップ311を実行する。最後に、表示ユニットがユーザーインタフェースに取り込んだこのシーンの映像及びこのファイルを連続して表示させるようにさせるステップ312を実行する。
【0048】
ステップ309の判断結果が「YES」であると、次に、処理ユニットが情報ガジェットの相対位置によって情報ガジェットの順序を決定するようにさせるステップ313を実行する。実行しようとするステップについて、図3Bを参照する。そして、処理ユニットがこの順序によってこの情報ガジェットの組合せを表すグループ化IDコードを生成するようにさせるステップ314を実行する。そして、処理ユニットがこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードであるかどうかを判断するようにさせるステップ315を実行する。そうではない場合は、実行しようとする次のステップについて、図3Eを参照する。処理ユニットが記憶ユニットに記憶されたデータベースからエラーメッセージを取り込むようにさせるステップ316を実行する。そして、処理ユニットが第2伝送インタフェースを介してこのエラーメッセージ及び取り込んだ映像を出力装置に伝送するようにさせるステップ317を実行する。最後に、表示ユニットがユーザーインタフェースに読み出したこのシーンの映像及びこのエラーメッセージを連続して表示させるようにさせるステップ318を実行する。
【0049】
ステップ315でこのグループ化IDコードが許容可能なグループ化IDコードと決定されると、処理ユニットがこのグループ化IDコードによって記憶ユニットに記憶されたデータベースからファイルを取り込むようにさせるステップ319を実行する。そして、処理ユニットが第2伝送インタフェースを介してこのファイル及び取り込んだ映像を出力装置に伝送するようにさせるステップ320を実行する。最後に、表示ユニットがユーザーインタフェースに取り込んだこのシーンの映像及びこのファイルを連続して表示させるようにさせるステップ321を実行する。
【0050】
上記ステップに加え、第4実施例は第1実施例、第2実施例及び第3実施例に記載したすべての操作及び機能を実行することができる。当業者は上記第1実施例、第2実施例及び第3実施例に基づいて第4実施例がどのようにこれらの操作及び機能を実行するかを直接了解できるので、ここで詳細は述べない。
【0051】
以上をまとめると、処理ユニットが読み取り装置からIDコード(例えば二次元バーコード)を受信した場合に、処理ユニットは記憶ユニットに記憶されたデータベースから情報ガジェットに対応するファイルを取り込んで出力装置に伝送する。そして、出力装置は処理ユニットが受信したファイルを出力する。これによって、本発明は従来技術の欠陥(即ち、従来の情報交換システムにおける交流性や興味の欠落)を克服する。
【0052】
上記した実施例は、本発明の実施の態様を例示し、且つ本発明の技術的な特徴を説明したもので、本発明の保護範囲を限定するものではない。当業者が容易にできる変更や置換えのいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲を基準とすべきである。
【符号の説明】
【0053】
1:対話型情報システム 1a:対話型情報システム
2:対話型情報ネットワーク 11:読み取り装置
11a:入力装置 12:第1伝送インタフェース
12a:第1伝送インタフェース 13:処理ユニット
13a:処理ユニット 14:記憶ユニット
14a:記憶ユニット 15:第2伝送インタフェース
15a:第2伝送インタフェース 16:出力装置
16a:出力装置 18:フレーム
20:通信ネットワーク 21:サーバー
22、23、24、25:ユーザー端末 100:エラーメッセージ
111:情報ガジェット 111a:二次元バーコード
111b:簡体字中国語文字「▲愛▼」 111c:繁体字中国語文字「愛」
111d:英単語「Love」 111e:愛を表す画像
111f:発音記号 111g:信号
111h:IDコード 111i:ファイル
112:情報ガジェット 112a:二次元バーコード
112b:繁体中国語文字「吃」 112c:英単語「Eat」
112g:信号 112h:IDコード
112i:第1ファイル 113:情報ガジェット
113a:二次元バーコード 113b:繁体字中国語文字「▲飯▼」
113c:英単語「Meal」 113g:信号
113h:IDコード 113i:第2ファイル
114:情報ガジェット 114a:二次元バーコード
114b:繁体字中国語フレーズ「發音」 114c:英単語「pronounce」
114g:信号 114h:IDコード
114i:ファイル 120h:グループ化IDコード
121:映像 121h:グループ化IDコード
121i:ファイル 122:映像
181:第1サブフレーム 181a:情報ガジェット
181b:映像ファイル 183:第2サブフレーム
183a、183b、183c、183d:情報ガジェット




【特許請求の範囲】
【請求項1】
対話型情報システムであって、
信号を受信するための第1伝送インタフェースと、
データベースを記憶するための記憶ユニットと、
前記第1伝送インタフェース及び前記記憶ユニットに電気的に接続され、前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信し、前記信号によって示される第1情報ガジェットを識別し、且つ前記第1情報ガジェットにより前記データベースから第1ファイルを取り込むための処理ユニットと、
前記処理ユニットに電気的に接続され、前記第1ファイルを伝送するための第2伝送インタフェースと、を備えることを特徴とする対話型情報システム。
【請求項2】
前記第1情報ガジェットは識別子を有し、前記処理ユニットは前記識別子によって前記第1情報ガジェットを識別し、前記第1情報ガジェットを表す識別コードを生成し、且つ前記IDコードによって前記第1ファイルを取り込むことを特徴とする請求項1に記載の対話型情報システム。
【請求項3】
前記第2伝送インタフェースに電気的に接続され、前記第2伝送インタフェースから前記第1ファイルを受信して出力するための出力装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の対話型情報システム。
【請求項4】
前記出力装置は表示ユニット及びスピーカーを備え、前記第1ファイルはビデオ部及びオーディオ部を含み、前記表示ユニットが前記第1ファイルの前記ビデオ部及び前記第1情報ガジェットの映像を表示し、且つ前記スピーカーが前記第1ファイルの前記オーディオ部を放送することを特徴とする請求項3に記載の対話型情報システム。
【請求項5】
前記第1伝送インタフェースに電気的に接続され、前記第1情報ガジェットを読み取り、且つ前記第1情報ガジェットに関連する前記信号を生成するための読み取り装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の対話型情報システム。
【請求項6】
前記第1情報ガジェットが前記表示ユニットに表示され、前記対話型情報システムは、
前記第1伝送インタフェースに電気的に接続され、該入力装置が前記表示ユニットに表示される前記第1情報ガジェットを選択する場合に前記信号を生成するための入力装置を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の対話型情報システム。
【請求項7】
前記読み取り装置はネットワークカメラであり、前記読み取り装置はさらに前記読み取り装置の前方のシーンの映像をリアルタイムで連続して取り込み、且つ前記表示ユニットはさらにユーザーインタフェースに取り込まれた前記シーンの映像と前記第1ファイルを連続して表示することを特徴とする請求項5に記載の対話型情報システム。
【請求項8】
前記信号は更に第2情報ガジェットに関連し、且つ前記処理ユニットはさらに前記信号によって示される前記第2情報ガジェットを識別し、そして前記情報ガジェットの数が1よりも大きいことを決定することを特徴とする請求項4に記載の対話型情報システム。
【請求項9】
前記処理ユニットはさらに前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さくないことを決定し、そして前記第2情報ガジェットによって第2ファイルを取り込み、且つ前記表示ユニットはさらに前記処理ユニットから前記第2ファイルを受信して前記第2ファイル及び前記第2情報ガジェットの映像を表示することを特徴とする請求項8に記載の対話型情報システム。
【請求項10】
前記処理ユニットは前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さいことを決定し、そして各前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットの位置によって前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットの順序を決定し、且つ前記順序によって前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの組合せを表すグループ化IDコードを生成し、ここで、前記処理ユニットは前記グループ化IDコードによって前記第1ファイルを取り込むことを特徴とする請求項8に記載の対話型情報システム。
【請求項11】
前記処理ユニットはネットワークサーバーに接続され、さらに前記ネットワークサーバーから学習材料を受信することを特徴とする請求項1に記載の対話型情報システム。
【請求項12】
前記処理ユニットはさらに前記学習材料に関連する学習結果を記録して前記ネットワークサーバーに伝送することを特徴とする請求項11に記載の対話型情報システム。
【請求項13】
前記処理ユニットは認証サーバーに接続され、前記読み取り装置はさらにアクティブガジェットを取り込み、そして前記アクティブガジェットに関連するアクティブ信号を生成し、且つ前記処理ユニットはさらに前記読み取り装置から前記アクティブ信号を受信し、前記アクティブ信号によって示される前記アクティブガジェットを識別して前記認証サーバーとアクティブプログラムを実行することを特徴とする請求項5に記載の対話型情報システム。
【請求項14】
第1伝送インタフェースと、データベースを記憶する記憶ユニットと、前記第1伝送インタフェース及び前記記憶ユニットに電気的に接続される処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続される第2伝送インタフェースとを備える対話型情報システムに用いられる対話型情報方法であって、
前記第1伝送インタフェースが信号を受信するようにさせるステップ(a)と、
前記処理ユニットが前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信するようにさせるステップ(b)と、
前記処理ユニットが前記信号によって示される第1情報ガジェットを識別するようにさせるステップ(c)と、
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットによって前記データベースから第1ファイルを取り込むようにさせるステップ(d)と、
前記第2伝送インタフェースが前記第1ファイルを伝送するようにさせるステップ(e)と、を含むことを特徴とする対話型情報方法。
【請求項15】
前記第1情報ガジェットは識別子を有し、且つ前記ステップ(b)は前記処理ユニットが前記識別子によって前記第1情報ガジェットを識別するようにさせ、前記ステップ(c)は前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットを表すIDコードを生成するようにさせ、前記ステップ(d)は前記処理ユニットが前記IDコードによって前記第1ファイルを取り込むようにさせることを特徴とする請求項14に記載の対話型情報方法。
【請求項16】
前記対話型情報システムは出力装置を更に含み、前記対話型情報方法は、
前記出力装置が前記第2伝送インタフェースから前記第1ファイルを受信するようにさせるステップ(f)と、
前記出力装置が前記第1ファイルを出力するようにさせるステップ(g)と、を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の対話型情報方法。
【請求項17】
前記出力装置は表示ユニット及びスピーカーを更に含み、前記第1ファイルはビデオ部及びオーディオ部を含み、前記ステップ(g)は、
前記表示ユニットが前記第1ファイルの前記ビデオ部及び前記第1情報ガジェットの映像を表示するようにさせるステップ(g1)と、
前記スピーカーが前記第1ファイルの前記オーディオ部を放送するようにさせるステップ(g2)と、を含むことを特徴とする請求項16に記載の対話型情報方法。
【請求項18】
前記対話型情報システムは前記第1伝送インタフェースに電気的に接続される読み取り装置を更に含み、前記対話型情報方法は、
前記読み取り装置が前記第1情報ガジェットを読み取るようにさせるステップ(f)と、
前記読み取り装置が前記ステップ(f)の結果によって前記第1情報ガジェットに関連する前記信号を生成するようにさせるステップ(g)と、を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の対話型情報方法。
【請求項19】
前記対話型情報システムは前記第1伝送インタフェースに電気的に接続される入力装置を更に含み、前記対話型情報方法は、
前記表示ユニットが前記ステップ(a)を実行する前の時点から前記第1情報ガジェットを表示し始めるようにさせるステップ(h)と、
前記入力装置は該入力装置が前記表示ユニットに表示される前記第1情報ガジェットを選択する場合に前記信号を生成するようにさせるステップ(i)と、を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の対話型情報方法。
【請求項20】
前記読み取り装置はネットワークカメラであり、前記対話型情報方法は、
前記読み取り装置が前記読み取り装置の前方のシーンの映像をリアルタイムで連続して取り込むようにさせるステップ(h)と、
前記表示ユニットがユーザーインタフェースに取り込まれた前記シーンの映像と前記第1ファイルを連続して表示するようにさせるステップ(i)と、を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の対話型情報方法。
【請求項21】
前記信号は更に第2情報ガジェットに関連し、前記対話型情報方法は、
前記処理ユニットが前記信号によって示される前記第2情報ガジェットを識別するようにさせるステップ(h)と、
前記処理ユニットが前記情報ガジェットの数が1よりも大きいことを決定するようにさせるステップ(i)と、を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の対話型情報方法。
【請求項22】
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さくないことを決定するようにさせるステップ(j)と、
前記処理ユニットが前記第2情報ガジェットによって第2ファイルを取り込むようにさせるステップ(k)と、
前記表示ユニットが前記処理ユニットから前記第2ファイルを受信して前記第2ファイル及び前記第2情報ガジェットの映像を表示するようにさせるステップ(l)と、を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の対話型情報方法。
【請求項23】
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さいことを決定するようにさせるステップ(j)と、
前記処理ユニットが前記情報ガジェットの相対位置によって前記情報ガジェットの順序を決定するようにさせるステップ(k)と、
前記処理ユニットが前記順序によって前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの組合せを表すグループ化IDコードを生成するようにさせるステップ(l)と、を更に含み、
ここで、前記処理ユニットは前記グループ化IDコードによって前記第1ファイルを取り込むことを特徴とする請求項21に記載の対話型情報方法。
【請求項24】
前記処理ユニットはネットワークサーバーに接続され、前記対話型情報方法は、
前記処理ユニットが前記ネットワークサーバーから学習材料を受信するようにさせるステップ(f)を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の対話型情報方法。
【請求項25】
前記処理ユニットが前記学習材料に関連する学習結果を記録して前記ネットワークサーバーに伝送するようにさせるステップ(g)を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の対話型情報方法。
【請求項26】
前記処理ユニットは認証サーバーに接続され、前記対話型情報方法は、
前記読み取り装置がアクティブガジェットを読み取り、そして前記アクティブガジェットに関連するアクティブ信号を生成するようにさせるステップ(h)と、
前記処理ユニットが前記読み取り装置から前記アクティブ信号を受信し、前記アクティブ信号によって示される前記アクティブガジェットを識別して前記認証サーバーとアクティブプログラムを実行するようにさせるステップ(i)と、を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の対話型情報方法。
【請求項27】
第1伝送インタフェースと、データベースを記憶する記憶ユニットと、前記第1伝送インタフェース及び前記記憶ユニットに電気的に接続される処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続される第2伝送インタフェースと、前記第2伝送インタフェースに電気的に接続される前記出力装置、を備える対話型情報システムに用いられる対話型情報方法に用いられるプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記第1伝送インタフェースが信号を受信するようにさせるためのプログラムコードAと、
前記処理ユニットが前記第1伝送インタフェースから前記信号を受信するようにさせるためのプログラムコードBと、
前記処理ユニットが前記信号によって示される第1情報ガジェットを識別するようにさせるためのプログラムコードCと、
前記処理ユニットが前記信号によって示される第2情報ガジェットを識別するようにさせるためのプログラムコードDと、
前記処理ユニットが前記情報ガジェットの数が1よりも大きいことを決定するようにさせるためのプログラムコードEと、
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットによって前記データベースから第1ファイルを取り込むようにさせるためのプログラムコードFと、
前記第2伝送インタフェースが該第1ファイルを前記出力装置に伝送するようにさせるためのプログラムコードGと、を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項28】
前記プログラムは、
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さくないことを決定するようにさせるためのプログラムコードHと、
前記処理ユニットが前記第2情報ガジェットによって第2ファイルを取り込むようにさせるためのプログラムコードIと、
前記出力装置が前記第2伝送インタフェースを介して前記処理ユニットから前記第1ファイル及び前記第2ファイルを受信するようにさせるためのプログラムコードJと、
前記出力装置が前記第1ファイル、前記第1情報ガジェットの映像、前記第2ファイル及び前記第2情報ガジェットの映像を出力するようにさせるためのプログラムコードKと、を更に含むことを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項29】
前記プログラムは、
前記処理ユニットが前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの間の距離が所定の距離よりも小さいことを決定するようにさせるためのプログラムコードHと、
前記処理ユニットが前記情報ガジェットの相対位置によって前記情報ガジェットの順序を決定するようにさせるためのプログラムコードIと、
前記処理ユニットが前記順序によって前記第1情報ガジェットと前記第2情報ガジェットとの組合せを表すグループ化IDコードを生成するようにさせるためのプログラムコードJと、
前記出力装置が前記第2伝送インタフェースを介して前記処理ユニットから前記第1ファイルを受信するようにさせるためのプログラムコードKと、
前記出力装置が前記第1ファイルを出力するようにさせるためのプログラムコードLとを更に含み、
ここで、前記プログラムコードFは前記処理ユニットが前記グループ化IDコードによって前記第1ファイルを取り込むようにさせることを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。




【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図1E】
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【図1F】
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【図1G】
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【図1H】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【公表番号】特表2013−518292(P2013−518292A)
【公表日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−549229(P2012−549229)
【出願日】平成22年7月16日(2010.7.16)
【国際出願番号】PCT/CN2010/075220
【国際公開番号】WO2011/088670
【国際公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【出願人】(512193481)ローカス パブリッシング カンパニー (1)
【氏名又は名称原語表記】LOCUS PUBLISHING COMPANY
【住所又は居所原語表記】11F, NO. 25, SEC. 4, NAN−KING E. RD., TAIPEI, TAIWAN, CHINA
【Fターム(参考)】