説明

射出成形機

【課題】1つの金型に対して1対の射出ユニットを設けた射出成形機において、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を、良好な樹脂挙動による射出が可能なように、好適設定すること。
【解決手段】1つの金型に対して水平配置された互いに平行な1対の射出ユニットを設けた射出成形機において、型開閉ユニットにおける4本のタイバーのうちで横方向で相対する(横並びする)2本のタイバー間の寸法の60%以下の範囲内に、2つの射出ユニットのノズル軸中心を配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つの金型に対して1対の射出ユニットを設けたツインノズル射出を行う射出成形機に関する。
【背景技術】
【0002】
1つの金型に対して1対の射出ユニットを設け、ツインノズルで射出を行うようにした射出成形機は、金型に設けた2つの樹脂注入口を通して金型内に、2つの射出ユニットのノズルからそれぞれ樹脂(溶融樹脂)を射出することが可能であるので、1つの金型にキャビティを1つだけ設けた場合には、2つの射出ユニットからの射出量を足し合わせた射出量を得ることができて、大型の成形品を得ることができ、また、2つの射出ユニットからの異種の樹脂を射出することも可能であるので、2色成形を容易に行える。さらに、1つの金型に互いに独立した2つのキャビティを設けた場合には、1つの射出ユニットから、樹脂注入口、スプル、ランナーを経由して2つのキャビティに樹脂を射出する場合のように、スプルと2つのキャビティとを連通させるランナーを設ける必要がないので、ランナーの分だけ樹脂の無駄をなくすことができる。
【0003】
上記のような1つの金型に対して1対の射出ユニットを設けた射出成形機は、種々の構成が提案されており、例えば、特許文献1に示されたような技術が挙げられる。
【特許文献1】特開2004−237458号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1つの金型に対して1対の(2つの)射出ユニットを設けた射出成形機では、2つの射出ユニットを上下に2連に並べると、下側の射出ユニットへの原料供給困難であったり、上側の射出ユニットのノズルから滴下した樹脂が下側のそれに付着することから、2つの射出ユニットは水平に2連に並べた構成を採るのが、一般的である。
【0005】
ところで、1つの金型に対して、水平配置された互いに平行な1対の射出ユニットを設けた射出成形機においては、金型の樹脂注入口、スプルを経由してキャビティ内に射出される樹脂の広がり挙動をできるだけ均等なものとするため等の理由から、金型の樹脂注入口は、金型の辺部に近い位置ではなく、ある程度金型の中央に近い位置に形成されるべきである。このように、金型の中央に近い位置に、2つの射出ユニットのノズルがそれぞれ押し付けられる2つの樹脂注入口が形成されることを前提とすると、2つの射出ユニットはできるだけ近接して配置されることが望まれる。しかしながら、1つの金型に対してツインノズル射出を行う従来の射出成形機においては、2つの射出ユニットを接近配置すること、すなわち、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を狭めることに関しては、さほどの考慮が払われていなかった。特に、2つの射出ユニットを互いに独立してノズルタッチ/ノズルバック動作させるようにした射出成形機においては、各射出ユニットにそれぞれ1対のノズルタッチ機構を設ける必要があることから、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を狭めることを難しくしており、このような、2つの射出ユニットが互いに独立してノズルタッチ/ノズルバック動作可能な射出成形機では、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を狭めることへの要求がより切実であった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、1つの金型に対して1対の射出ユニットを設けた射出成形機において、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を、良好な樹脂挙動による射出が可能なように、好適設定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するため、本願による、1つの金型に対して水平配置された互いに平行な1対の射出ユニットを設けた射出成形機の、1つの発明では、
型開閉ユニットにおける4本のタイバーのうちで横方向で相対する2本のタイバー間の寸法の60%以下の範囲内に、2つの射出ユニットのノズル軸中心を配置し、
また、各射出ユニットはそれぞれ対をなすノズルタッチ機構をもち、各射出ユニットにおけるそれぞれ2つのノズルタッチ機構は、射出軸中心に対して対称に、かつ、互いの配置高さを変えて各ノズルタッチ機構の軸中心を結ぶ線分が斜めになるように配置され、各射出ユニットにおいて内側(射出成形機の中心側)に配置された隣り合う前記ノズルタッチ機構同士は、上下関係をとるように、構成される。
【発明の効果】
【0008】
射出成形機においては、金型の形状が例えば正4角形(型開閉方向から見て正4角形)である場合には、金型に形成されるキャビティは、上記の正4角形の横寸法、縦寸法それぞれのおおよそ半分強の寸法以下の範囲内に形成されるのが、一般的である。ここで、固定ダイプレートに取り付けられる固定側金型および可動ダイプレートに取り付けられる可動側金型は、その外形寸法を、固定ダイプレートの4隅とテールストックの4隅との間に掛け渡された4本のタイバーによって規制されるので、つまり、金型の外形寸法は、4本のタイバーのうちで横方向で相対する(横並びする)2本のタイバー間の寸法以内、および、縦方向で相対する(縦並びする)2本のタイバー間の寸法以内に規制されるので、横方向で相対する2本のタイバー間の寸法よりも若干小さい寸法が、金型の横方向寸法の許容最大値となる。本発明では、横方向で相対する2本のタイバー間の寸法の60%以下の範囲内に、2つの射出ユニットのノズル軸中心を配置しているので、金型の横方向寸法が許容最大値程度の値の場合には、2つの射出ユニットのノズル軸中心は、金型の横寸法のおおよそ半分強の寸法以下の範囲内に形成されるキャビティの投影面積内にほぼ収まることになり、良好な樹脂挙動による射出が可能となる。
また、2つの射出ユニットが互いに独立してノズルタッチ/ノズルバック動作可能なように、各射出ユニットにそれぞれ1対のノズルタッチ機構を設けた構成をとっても、各射出ユニットにおける2つのノズルタッチ機構は、射出軸中心に対して対称に、かつ、互いの配置高さを変えて各ノズルタッチ機構の軸中心を結ぶ線分が斜めになるように配置され、各射出ユニットにおいて隣り合うノズルタッチ機構同士は、上下関係をとるように構成しているので、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔を可及的に狭めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1〜図4は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による射出成形機に係り、図1は、本実施形態の射出成形機の全体概要を示す斜視図である。
【0010】
図1において、1は、射出成形機の下部骨格を構成するフレーム、2は、フレーム1の左側上部に設けられた横型の型開閉ユニット、3は、フレーム1の右側上部に設けられた1対の横型の(水平配置された)射出ユニットであり、対をなす射出ユニット3は互いに平行に配設されていて、ここでは、2つの射出ユニット3は同一の能力をもつものとして構成されている。
【0011】
型開閉ユニット2において、4は、フレーム1上に固設され、図示せぬ固定側金型を搭載した固定ダイプレート、5は、固定ダイプレート4と対向するように配置され、図示せぬ型開閉用サーボモータを搭載すると共に、成形運転状態では固定位置をとるテールストック、6は、固定ダイプレート4の4隅とテールストック5の4隅との間に掛け渡らされた4本のタイバーで、ここでは、各タイバー6の軸中心は、正4角形の各頂点にあるように配置されている。7は、各タイバー6に挿通されて各タイバー6をガイドとして前後進可能であると共に、図示せぬ可動側金型を搭載した可動ダイプレート、8は、その回転部を図示せぬ型開閉用サーボモータにより回動駆動され、テールストック5に回転可能に保持された上記の回転部に螺合されると共に、回転部の回転で直線移送される直動部をもつボールネジ機構(図では、ボールネジ機構8の直動部のみが描かれている)、9は、テールストック5と可動ダイプレート7とを連結するように配設され、ボールネジ機構8の直動部により駆動されて、可動ダイプレート7を固定ダイプレート4に対して前進または後退させるトグルリンク機構である。なお、図示せぬ固定側金型と可動側金型とで、1対の射出ユニット3に対して、1つの金型が構成されており、型締め状態では、金型によって成形空間であるキャビティが形づくられるようになっている。
【0012】
上記した図示せぬ型開閉用サーボモータの所定方向の回転は、図示せぬ回転伝達機構(プーリ、ベルトによる回転伝達機構)を介してボールネジ機構8に伝達され、型開閉用サーボモータの回転は、ボールネジ機構8により直線運動に変換されてトグルリンク機構9のクロスヘッドに伝達され、これによりトグルリンク機構9が伸張駆動されることで、可動ダイプレート7が固定ダイプレート4に対して前進駆動されて型閉じが行われる。型閉じによって、図示せぬ可動側金型が図示せぬ固定側金型にタッチした後も、型開閉用サーボモータの所定方向の回転は所定量だけ継続され、これにより、金型(可動側金型と固定側金型)に対して所定の型締め力が付与される。型開き時には、型開閉用サーボモータは先とは逆方向に回転駆動され、この型開閉用サーボモータの回転は、ボールネジ機構8により直線運動に変換されてトグルリンク機構9のクロスヘッドに伝達され、これによりトグルリンク機構9が折り畳み駆動されることで、可動ダイプレート7が固定ダイプレート4に対して後退駆動されて、これにより型閉じが行われる。このような型閉じ・型締め動作、型開き動作は、公知のものと同様である。
【0013】
図2は、2つの射出ユニット3の構成を示す平面図であり、同図では、後述するノズルタッチ機構20についてはその図示を割愛してある。図1、図2に示す各射出ユニット3において、11は、フレーム1上に設けられたヘッドストック、12は、ヘッドストック11と対向するようにフレーム1上に設けられた保持プレート、13は、ヘッドストック11と保持プレート12との間に掛け渡らされた複数本(ここでは、各射出ユニット3につき4本)の連結軸、14は、ヘッドストック11にその基端部を固定され、その先端にノズル15を固定すると共に、その内部に図示せぬスクリューを回転並びに前後進可能であるように内蔵した加熱シリンダ、16は、連結軸13にガイドされ、ヘッドストック11と保持プレート12との間で前後進可能な直動プレート(ロードセルが一体化された直動するプレート部材)、17は、直動プレート16に搭載された計量用サーボモータ、18は、保持プレート12に搭載された射出用サーボモータである。
【0014】
上記の直動プレート16には、図示せぬスクリューの後端を固着した図示せぬ回転体が回転可能に保持されており、この回転体に、図示せぬ計量用サーボモータの所定方向の回転が、図示せぬ回転伝達機構(プーリ、ベルトによる回転伝達機構)を介して伝達されることで、スクリューが所定方向に回転して、これにより、加熱シリンダ14内に供給された原料樹脂が、混練・可塑化されつつスクリューの前方側に送り込まれて、この樹脂の送り込みによりスクリューが後退する。スクリューの後退に際して、上記した図示せぬ射出用サーボモータにより、スクリューの前方の溶融樹脂に付与する背圧が制御され、スクリューの前方側に1ショット分の溶融樹脂が貯えられたタイミングで、計量用サーボモータの回転は停止される。このような計量動作は、公知のものと同様である。また、上記した図示せぬ射出用サーボモータの所定方向の回転は、図示せぬ回転伝達機構(プーリ、ベルトによる回転伝達機構)を介して図示せぬボールネジ機構に伝達され、射出用サーボモータの回転は、図示せぬボールネジ機構により直線運動に変換されて直動プレート16に伝達され、これにより、直動プレート16と共に、図示せぬ回転体、スクリュー等が前進駆動されて、型締めされた金型のキャビティ内に溶融樹脂が射出・充填される。このような射出動作も、公知のものと同様である。
【0015】
本実施形態では、2つの射出ユニット3は、互いに独立してノズルタッチ/ノズルバック動作が可能なように構成されていて、各射出ユニット3は、フレーム1上に敷設された2つのレール部材19上に、それぞれ前後進可能なように配置されている。各射出ユニット3には、それぞれ対をなすノズルタッチ機構20が設けられており、また、各ノズルタッチ機構20には、ノズルタッチ用サーボモータ21がそれぞれ1対1に対応付けられて設けられており、ノズルタッチ用サーボモータ21はヘッドストック11に搭載されている(各ヘッドストック11につき2つのノズルタッチ用サーボモータ21が搭載されている)。ノズルタッチ機構20は主としてボールネジ機構によって構成されており、このノズルタッチ機構20の図示せぬナット体は、ヘッドストック11に回転可能に保持されており、図示せぬナット体に螺合したノズルタッチ機構20のネジ軸20aの一端が、固定ダイプレート4に固着されている。各ノズルタッチ用サーボモータ21の回転は、プーリ、ベルトによる回転伝達機構を介して、対応するノズルタッチ機構20の図示せぬナット体に伝達されて、ナット体が回転駆動され、これにより、ナット体がノズルタッチ機構20のネジ軸20aに沿って前後進することで、ナット体と一体となって射出ユニット3がレール部材19上を前後進して、公知のノズルタッチ動作またはノズルバック動作が行われるようになっている。
【0016】
図3は、ヘッドストック11などを左側面から見た図である。図3において、22は、上記のノズルタッチ用サーボモータ21の出力軸に固着された図示せぬ駆動プーリに巻回されたタイミングベルト、20bは、タイミングベルト22が巻回されてノズルタッチ用サーボモータ21の回転を伝達される被動プーリであり、この被動プーリ20bは、上記のノズルタッチ機構20の図示せぬナット体に固定されていて、ノズルタッチ機構20の一部を構成するようになっている。そして、1つの射出ユニット3に対応する2つのノズルタッチ用サーボモータ21が同期して回転駆動されることで、1つの射出ユニット3に対応する2つの被動プーリ20bが同期回転し、これにより、2つの被動プーリ20bにそれぞれ対応する図示せぬ2つのナット体が回転駆動されることで、ある1つの射出ユニット3がレール部材19上を前後進するようになっている(ある1つの射出ユニット3が、他の1つの射出ユニット3に対して独立して前後進するようになっている。)。
【0017】
図3に示すように、各射出ユニット3における2つのノズルタッチ機構20は、射出軸中心(すなわち、射出軸であるスクリューの軸中心と一致するノズル15の軸中心)に対して対称に、かつ、互いの配置高さを変えて配置されており、これにより、2つのノズルタッチ機構20の軸中心を結ぶ線分は、斜めに(図3では右下がりに)なるように構成されている。また、各射出ユニット3において隣り合うノズルタッチ機構20同士は、上下関係をとるようになっており、これにより、2つの射出ユニット3のノズル軸中心の間隔L2を可及的に狭めることを可能としている。つまり、図3で右側の射出ユニット3における左上のノズルタッチ機構20と、図3で左側の射出ユニット3における右下のノズルタッチ機構20とは、水平方向では可及的に接近配置されるも、互いに干渉しないように上下配置することで、上記の間隔L2を可及的に狭めることを可能としてある。したがって、2つの射出ユニット3が互いに独立してノズルタッチ/ノズルバック動作が可能なように、各射出ユニット3にそれぞれ1対のノズルタッチ機構20を設けて、1対のノズルタッチ機構20を射出軸中心に対して対称に配置した構成をとっても、2つの射出ユニット3のノズル軸中心の間隔L2を可及的に狭めることが可能となっている。さらに、本実施形態では、各射出ユニット3のヘッドストック11には、他方の射出ユニット3のノズルタッチ機構20の一部が、入り込んで配置されることを許容する凹部11aが設けられており、これによっても、上記の間隔L2を可及的に狭めることを可能としている。
【0018】
図4は、上記した2つの射出ユニット3のノズル軸中心の間隔L2と、型開閉ユニット2のタイバー6との関係を示す図である。図4において、L1は、型開閉ユニット2における4本のタイバー6のうちで横方向で相対する(横並びする)2本のタイバー間の寸法(2本のタイバーの内側間の間隔)で、この寸法(間隔)L1の60%以下の範囲内に、2つの射出ユニット3のノズル軸中心が位置するように構成されている。すなわち、上記の間隔L1の中心から見て、左右にL1×30%以内の範囲内に、それぞれ射出ユニット3のノズル軸中心が位置するように構成されており、(L1×60%)≧L2の関係をとるようになっている。したがって、金型の横方向寸法が許容最大値程度の値の場合には、2つの射出ユニット3のノズル軸中心は、金型の横寸法のおおよそ半分強の寸法以下の範囲内に形成されるキャビティの投影面積内にほぼ収まることになり、良好な樹脂挙動による射出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態に係る射出成形機の全体概要を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る射出成形機における、対をなす射出ユニットの概略平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る射出成形機における、ヘッドストックなどを左側面から見た要部側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る射出成形機における、2つの射出ユニットのノズル軸中心の間隔と、型開閉ユニットのタイバーとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
【0020】
1 フレーム
2 型開閉ユニット
3 射出ユニット
4 固定ダイプレート
5 テールストック
6 タイバー
7 可動ダイプレート
8 ボールネジ機構
9 トグルリンク機構
11 ヘッドストック
12 保持プレート
13 連結軸
14 加熱シリンダ
15 ノズル
16 直動プレート
17 計量用サーボモータ
18 射出用サーボモータ
19 レール部材
20 ノズルタッチ機構
20a ネジ軸
20b 被動プーリ
21 ノズルタッチ用サーボモータ
22 タイミングベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つの金型に対して、水平配置された互いに平行な1対の射出ユニットを設けた射出成形機において、
型開閉ユニットにおける4本のタイバーのうちで横方向で相対する2本のタイバー間の寸法の60%以下の範囲内に、2つの前記射出ユニットのノズル軸中心を配置したことを特徴とする射出成形機。
【請求項2】
請求項1に記載の射出成形機において、
前記各射出ユニットはそれぞれ対をなすノズルタッチ機構をもち、前記各射出ユニットにおけるそれぞれ2つのノズルタッチ機構は、射出軸中心に対して対称に、かつ、互いの配置高さを変えて各ノズルタッチ機構の軸中心を結ぶ線分が斜めになるように配置され、前記各射出ユニットにおいて内側(射出成形機の中心側)に配置された隣り合う前記ノズルタッチ機構同士は、上下関係をとることを特徴とする射出成形機。
【請求項3】
請求項2に記載の射出成形機において、
前記各射出ユニットには、他方のノズルタッチ機構の一部の配置を許容する凹部が設けられたことを特徴とする射出成形機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−111897(P2007−111897A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−303205(P2005−303205)
【出願日】平成17年10月18日(2005.10.18)
【出願人】(000222587)東洋機械金属株式会社 (299)
【Fターム(参考)】