説明

少ない収縮力を有する複合材料およびその使用

【課題】歯に使用する複合材料を提供する。
【解決手段】前記複合材料は、全充填材料含量80〜95質量%を有し、
A)充填剤成分中に1〜50nmの粒度を有する凝結しないナノ充填剤0.5〜10質量%、
B)充填剤成分中に粗粒の歯科用ガラス50〜90%および微粒の歯科用ガラス10〜50質量%からなり、粗粒と微粒の平均粒度(d50値)に関する大きさの比>1:4〜1:30を有する充填剤混合物少なくとも60質量%、
C)モノマー成分として
i)ビス−GMAまたはTCD−ジ−HEMAまたはTCD−ジ−HEA60〜80%
ii)UDMA10〜18質量%
iii)残りTEDMAおよび/または多官能性架橋剤
からなるモノマー混合物
D)開始剤1%まで、および
E)場合により充填剤成分中に粗粒および微粒の歯科用ガラスと異なる粒度を有する少なくとも1個の他の歯科用ガラス
を含有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は少ない収縮力を有する複合材料に関する。
【背景技術】
【0002】
アクリレート/メタクリレートベースの光硬化材料はラジカル重合の際に重合により減少する分子距離および同時に生じる密度の増加により体積が収縮する。これを無機充填剤、例えば歯科用ガラスまたは熱分解珪酸の添加により明らかに減少することができ、それというのも単位体積当たりのモノマー割合が減少し、重合の間に充填剤が収縮しないからである。
【0003】
歯に使用する場合に体積の収縮は臨床的意義が大きく、それというのも材料の収縮により応力が嵩洞壁に伝達されるからである。最大力を上まわる場合にこの収縮力が極端な場合に嵩洞壁の剥離を生じる。これにより生じる縁部間隙にバクテリアが侵入し、結果として二次的虫歯を生じる。
【0004】
収縮力の時間的経過を観察する場合に、以下の典型的な結果が示される。
【0005】
重合直後に体積の収縮により収縮力の出発値が得られ、これが引き続き後重合により約24時間以内で最大値に高まる。引き続き水の吸収(実験室で水中に貯蔵する際にまたは口の中で唾液から)により数日から数週間後に複合材料のわずかな体積の膨張を生じる。これにより応力を再び緩和することができ、低い水準に戻る。
【0006】
これから決定的な影響量が約24時間後の最大収縮応力値であることが判明するが、それというのもこの値は複合材料/接着剤/歯の複合体系の最大の力の負荷である。
【0007】
収縮の少ない歯科材料を提供する試みがなかったわけではない。例えば硬化性二環式モノマーの開環変換重合(ROMP)による装入物を勧める(特許文献1参照)。更に重合前にアクリルオキシモルホリン、クマロン樹脂、ステアリン酸ビニル、ポリ酢酸ビニルまたはアルコール界面活性剤の添加により収縮を抑えることができる(特許文献2参照)。カチオン重合可能なオキセタン(トリメチレンオキシド)が少ない程度でのみ収縮し、従って同様に収縮が減少される歯科材料に適している(特許文献3参照)。充填剤としてナノスケールの無機酸化物を含有するエポキシ樹脂をベースとする収縮が減少される充填材料を記載する(特許文献4参照)。200〜500nmの粒度の球状充填剤と20〜80nmの粒度のサブミクロン充填剤との充填剤混合物の使用が重合後に1.8%までの収縮を生じる(特許文献5参照)。
【0008】
本発明の対象はまず収縮力とその減少に関する。前記の例示された材料特性のほかに処理パラメーターが収縮力に影響を及ぼす。
【0009】
光出力
収縮力の問題を解決するためにパルス稼働する光硬化装置が提案された(特許文献6参照)。
【0010】
重合運動力学
同じ複合材料において最初は少ない光出力でより遅い重合および後で光出力を最大値に高めることにより低い収縮力を達成できる(ソフト開始重合)。開始時のより少ない光出力により複合材料がより長く流動性にとどまり、これにより応力をよりよく補償し、分解することができる(非特許文献1参照)。多官能性光開始剤を使用する場合に、材料がなお弾性である限り、より早い段階の収縮が行われることが推測される(特許文献7参照)。最終的に少ない収縮応力を生じるべきである。
【0011】
供給物の形状
供給物を形成する場合に増量技術の使用により収縮力を最小にすることができる(特許文献8参照)。しかし個々に硬化しなければならない層が多いほど、処理する歯科医は多くの時間を必要とする。
【特許文献1】ドイツ特許(DE−A1)第19905093号
【特許文献2】ドイツ特許(DE−A1)第19851038号
【特許文献3】米国特許第5750590号
【特許文献4】米国特許(US−B2)第6855197号
【特許文献5】米国特許(US−B2)第6709271号
【特許文献6】ドイツ特許(DE−A1)第19913890号
【非特許文献1】J.Esthet.Restor.Dent.(2003)15、93〜104頁
【特許文献7】米国特許(US−A1)第20050065227号
【特許文献8】米国特許(US−B2)第6783810号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の課題は、材料特性により嵩洞壁からの供給物の分離の不安が収縮応力の最大力の減少により明らかに減少する、歯に使用する複合材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記課題は本発明により以下の手段により解決される。
(1)充填剤成分として50nm未満の粒度を有する凝結しないナノ充填剤(例えばSiO、ZrO、TiO、Al)により例えばエーロシルのような従来の製品と比べて明らかに高い全充填剤含量(80質量%より多く95質量%まで)を達成することができ、これにより収縮可能なモノマーマトリックスの割合が低下する。
(2)>1:4〜1:30、有利に>1:4〜1:20、特に約1:5〜1:10の大きさの比を有する粗粒歯科用ガラスおよび微粒歯科用ガラスからの充填剤混合物により充填剤粒子の良好な充填および同時に高い充填剤割合を達成できる。高い充填剤割合は収縮可能なモノマーマトリックスの少ない割合(s.o.)を生じる。その際粒子状歯科用ガラスの割合が充填剤混合物の最大40%でなければならない。
(3)歯に使用する際に一般にビス−GMAおよびTEDMAからなるモノマー混合物を使用する。ビス−GMAは60〜80%の割合でおよびTEDMAは20〜40%の割合で使用する。この場合にビス−GMAは収縮の少ない主成分であるが、この成分は高い粘度により収縮の高い増粘剤(TEDMA)と混合しなければならない。明らかに反応性でないUDMA(ウレタンジメタクリレート)による)収縮の高い増粘剤TEDMAの大部分の置換により体積の収縮が減少する。UDMAの反応性の減少および結果として受け入れるべきポリマーネットワークへの結合の減少にもかかわらず溶解性が上昇しないことは意想外である。
(4)ビス−GMAの代りに主成分として、トリシクロデカン誘導体、例えばSR833(サルトマー)、Plex6759−O(Roehm)CD−ジ−HEMA(ビス(メタクリロイルオキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン)またはTCD−ジ−HEA(ビス(アクリロイルオキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン)2−プロペン酸、(オクタヒドロ−4,7−メタン−1H−インデン−5−ジイル)ビス(メチレンイミノカルボニルオキシ−2,1−エタンジイル)エステルまたは同様のHEMA誘導体(TCD−ジ−HEMA)の使用により同様に本発明による収縮および収縮力を減少する歯科材料を製造できる。
(5)この手段に付加的に場合により更に光開始剤の含量を例えば0.3または0.1質量%に減少することができる。これにより反応したモノマーの割合が更に減少し、同時に重合の収縮も減少する。
【0014】
従って本発明は、Dental Materials20、313−321(2004)による光弾性法による重合の24時間後に測定した、4.0MPa未満、有利に3.75MPa未満、特に3.5MPa未満の収縮力を有する複合材料、特に全充填材料80〜95質量%を有する複合材料に関し、前記複合材料は、
A)充填剤成分中に1〜50nmの粒度を有する凝結しないナノ充填剤0.5〜10質量%、
B)充填剤成分中に粗粒の歯科用ガラス50〜90%および微粒の歯科用ガラス10〜50%からなり、平均粒度(d50値)に関する粗粒と微粒の大きさの比>1:4〜1:30を有する充填剤混合物少なくとも60質量%、
C)モノマー成分として
i)ビス−GMAまたはTCD−ジ−HEMAまたはTCD−ジ−HEA60〜80%
ii)UDMA10〜18%
iii)残りTEDMAおよび/または多官能性架橋剤
からなるモノマー混合物
D)開始剤1%まで、および
E)場合により充填剤成分中に粗粒および微粒の歯科用ガラスと異なる粒度を有する少なくとも1種の他の歯科用ガラス
を含有する。
【0015】
凝結しないナノ充填剤は公知であり、例えばWO0130305号またはドイツ特許第19617931号のSiOの例に記載されている。前記充填剤は本発明により有利にSiO、ZrO、TiO、Alおよびこれらの物質の少なくとも2種からなる混合物からなる群に属する。
【0016】
前記充填剤はドイツ特許第19617931号に記載されるように、有機溶剤に分散できるが、水または水を含有する溶剤混合物にも分散できる。
【0017】
歯科用ガラスとして特にバリウムガラス粉末および/またはストロンチウムガラス粉末が特に適している。粗粒の歯科用ガラスの平均粒度は有利に5〜10μm、特に約7μmであり、微粒の歯科用ガラスの平均粒度は0.5〜2μm、特に1μmである。場合により存在する他の歯科用ガラスは例えば平均粒度2〜5μmまたは10〜50μmを有する。
【0018】
従って充填剤成分は全部で3個以上の粒部分を有する歯科用ガラスを有することができる。充填剤成分は他の、従来の、歯科分野で一般的な充填剤、例えば石英、ガラスセラミックまたはその混合物を有することができる。更に複合材料は高いX線不透明性を達成する充填剤を含有することができる。X線不透明性充填剤の平均粒度は有利に100〜300nm、特に180〜300nmの範囲である。X線不透明性充填剤として例えばドイツ特許第3502594号に記載される希土類金属のフッ化物、すなわち57〜71の原子番号の元素の三フッ化物が適している。特に有利に使用される充填剤はフッ化イッテルビウム、特に平均粒度約300nmを有するフッ化イッテルビウムである。X線不透明性充填剤の量は全充填剤含量に対して有利に10〜50質量%、特に20〜30質量%である。
【0019】
更に充填剤として沈殿性混合酸化物、例えばZrO/SiOを使用できる。200〜300nm、特に約200nmの粒度を有する混合酸化物が有利である。混合酸化物粒子は有利に球状であり、均一な大きさを有する。混合酸化物は有利に1.52〜1.55の屈折率を有する。沈殿性混合酸化物は有利に25〜75質量%、特に40〜75質量%の量で使用する。
【0020】
充填剤は充填剤と有機マトリックスの付着を改良するために有利にシラン化される。付着助剤として特にα−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランが適している。使用される付着助剤の量は充填剤の種類およびBET表面積に従う。
【0021】
多官能性架橋剤として、TEDMAおよびUDMAのほかに、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、デカンジオール(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリットテトラ(メタ)アクリレートおよびブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,12−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレートが該当する。
【0022】
複合材料は重合を開始するために、重合開始剤、例えばラジカル重合開始剤を含有する。使用される開始剤の種類に応じて、混合物は冷間で、光によりまたは熱により重合可能であってもよい。
【0023】
熱重合の開始剤として、公知のペルオキシド、例えばジベンゾイルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、t−ブチルペルオクトエートまたはt−ブチルペルベンゾエートを使用できるが、α、α´−アゾビス(イソブチロエチルエステル)、ベンズピナコールおよび2,2´−ジメチルベンズピナコールも適している。
【0024】
光開始剤として、例えばベンゾインアルキルエーテルまたはエステル、ベンジルモノケタール、アシルホスフィンオキシドまたは脂肪族および芳香族1.2−ジケト化合物、例えば2,2−ジエトキシアセトフェノン−9,10−フェナントレンキノン、ジアセチル、フリル、アニシル、4,4´−ジクロロベンジルおよび4,4´−ジアルコキシベンジルまたはショウノウキノンが該当する。光開始剤は有利に還元剤と一緒に使用する。還元剤の例はアミン、例えば脂肪族または芳香族第三級アミン、例えばN.N−ジメチル−p−トルイジンまたはトリエタノールアミン、シアノエチルメチルアニリン、トリエチルアミン、N.N−ジメチルアニリン、N−メチルジフェニルアミン、N,N−ジメチル−sym−キシリジン、N,N−3,5−テトラメチルアニリン、および4−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、または有機ホスファイトである。一般的な光開始剤系は例えばショウノウキノンとエチル−4−(N,N−ジメチルアミノ)ベンゾエート、2−(エチルヘキシル)−4−(N,N−ジメチルアミノ)ベンゾエートまたはN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートである。
【0025】
UV光線により開始される重合の開始剤として特に2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドが適している。UV光開始剤は単独で、または可視光線の開始剤、冷間硬化の開始剤および/または熱硬化の開始剤と組み合わせて使用できる。
【0026】
冷間重合の開始剤として、ラジカル供与系、例えばベンゾイルペルオキシドもしくはラウロイルペルオキシドをアミン、例えばN,N−ジメチル−sym−キシリジンまたはN,N−ジメチル−p−トルイジンと一緒に使用する。
【0027】
二重硬化系、例えばアミンとペルオキシドを有する光開始剤も使用できる。
【0028】
開始剤は有利に混合物の全部の質量に対して0.01〜1質量%の量で使用する。
【0029】
冷間重合の際に、複合材料が2つの成分に分かれて存在し、これらが硬化するために混合により用意される場合が有利である。材料を光によりおよび2つの成分の混合により硬化するように用意することも可能である。
【0030】
本発明の複合材料は有利に2.0体積%未満、特に1.8体積%未満、特に有利に1.6体積%未満の重合収縮を有する(Bonded Disc Methode、Dental Materials(2004)20、88〜95により測定した)。
【0031】
本発明の複合材料は歯科材料として、4.0MPa未満、特に3.75MPa未満、特に有利に3.5MPa未満の収縮力を示す(光弾性法、Dental Materials(2004)20、313〜321により測定した)。
【0032】
従来の典型的な歯科材料は以下の収縮力を有する(重合の24時間後)。
Filtec(登録商標)Supreme(3MEspe) 4.23MPa
Grandio(登録商標)(Voco) 5.68MPa
Venus(登録商標)(Heraeus Kulzer) 5.55MPa
Tetric(登録商標) Ceram
(Ivoclar Vivadent) 4.35MPa
【0033】

以下の成分を緊密に混合することにより複合材料を製造する。
充填剤:凝結しないナノ粒子 6質量部
歯科用ガラス1μm(シラン化された) 24質量部
歯科用ガラス8μm(シラン化された) 53質量部
モノマー:ビス−GMA(Bowen) 11質量部
UDMA 4質量部
TEDMA 2質量部
開始剤:ショウノウキノン 0.1質量部
合計 100.1質量部
【0034】
Trans Lux CLランプ(光出力約200〜400mW/cm)の光の下に60秒重合した後に以下の値が得られる。
重合収縮(Bonded Disc Methode):1.48体積%
【0035】
Trans Lux Energyランプ(光出力約800mW/cmおよび37℃で蒸留水中に重合後1時間貯蔵)の光の下に60秒重合した後に以下の値が得られる。
収縮力(24時間):3.74MPa
【0036】
この材料はこれらの値により上記の典型的な歯科材料より優れている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Dental Materials20,313〜321(2004)による光弾性法により重合の24時間後に測定した、4.0MPa未満の収縮力を有する複合材料。
【請求項2】
3.75MPa未満の収縮力を有する請求項1記載の複合材料。
【請求項3】
3.5MPa未満の収縮力を有する請求項1記載の複合材料。
【請求項4】
全充填材料80〜95質量%を有する複合材料であり、前記複合材料が、
A)充填剤成分中に1〜50nmの粒度を有する凝結しないナノ充填剤0.5〜10質量%、
B)充填剤成分中に粗粒の歯科用ガラス50〜90%および微粒の歯科用ガラス10〜50%からなり、平均粒度(d50値)に関する粗粒と微粒の大きさの比>1:4〜1:30を有する充填剤混合物少なくとも60質量%、
C)モノマー成分として
i)ビス−GMAまたはTCD−ジ−HEMAまたはTCD−ジ−HEA60〜80%
ii)UDMA10〜18%
iii)残りTEDMAおよび/または多官能性架橋剤
からなるモノマー混合物
D)1質量%までの開始剤
を含有する複合材料。
【請求項5】
光で硬化するためのD)1質量%までの光開始剤を含有する請求項4記載の複合材料。
【請求項6】
2つの成分に分かれ、混合して硬化させる冷間硬化または熱硬化のためのD)開始剤を含有する請求項4記載の複合材料。
【請求項7】
冷間硬化または熱硬化のためのD)開始剤および光硬化と組み合わせて混合することにより硬化する付加的な光開始剤を含有する請求項4記載の複合材料。
【請求項8】
粗粒と微粒の大きさの比が>1:4〜1:20である請求項4記載の複合材料。
【請求項9】
粗粒と微粒の大きさの比が1:5〜1:10である請求項4記載の複合材料
【請求項10】
付加的にE)充填剤成分中に粗粒および微粒の歯科用ガラスと異なる粒度を有する少なくとも1種の他の歯科用ガラスを含有する請求項4から9までのいずれか1項記載の複合材料。
【請求項11】
成分Dが0.3質量%まで存在する請求項4記載の複合材料。
【請求項12】
成分Dが0.1質量%まで存在する請求項4記載の複合材料。
【請求項13】
粗粒の歯科用ガラスの平均粒度が7μmであり、微粒の歯科用材料の平均粒度が1μmである請求項4記載の複合材料。
【請求項14】
ナノ充填剤がSiO、ZrO、TiO、Alおよびこれらの物質の少なくとも2種からなる混合物からなる群に属する請求項4記載の複合材料。
【請求項15】
Bonded Disc Methode[Dental Materials20 88〜95(2004)]により測定された2.0体積%未満の重合収縮を有する請求項1から14までのいずれか1項記載の複合材料。
【請求項16】
1.8体積%未満の重合収縮を有する請求項15記載の複合材料。
【請求項17】
1.6体積%未満の重合収縮を有する請求項15記載の複合材料。
【請求項18】
歯科材料としての請求項1から17までのいずれか1項記載の複合材料の使用。

【公開番号】特開2006−312634(P2006−312634A)
【公開日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−128433(P2006−128433)
【出願日】平成18年5月2日(2006.5.2)
【出願人】(399011900)ヘレーウス クルツァー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング  (56)
【氏名又は名称原語表記】Heraeus Kulzer GmbH 
【Fターム(参考)】