説明

少なくとも1つの主シリンダ接続開口を有する自動車液圧ユニットのポンプハウジング

自動車液圧ユニットのポンプハウジングであって、少なくとも1つの側面(18)と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)と、少なくとも1つのポンプ素子開口(28,30)と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)を少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)に接続する接続導管(58;60)とを有し、接続導管(58;60)がポンプハウジング(56)の内部に止まり穴として形成されており、少なくとも1つの側面(18)を起点としてまず少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)を貫通し、次いで少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)の内部にまで延在する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車液圧ユニットのポンプハウジングにおいて、少なくとも1つの側面と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口と、少なくとも1つのポンプ素子開口と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口を少なくとも1つのポンプ素子開口に接続する接続導管とを有し、接続導管が、ポンプハウジングの内部に止まり穴として形成されたポンプハウジングに関する。さらに本発明は、自動車液圧ユニットのポンプハウジングを製造するにおいて、次のステップ、すなわち、少なくとも1つの側面を形成するステップと、少なくとも1つの主シリンダ接続開口を形成するステップと、少なくとも1つのポンプ素子開口を形成するステップと、主シリンダ接続開口を少なくとも1つのポンプ素子開口に接続する接続導管を形成するステップとを有する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
液圧ユニットは、自動車、例えば乗用車または商用車で、ブレーキシステムで制御されるブレーキ圧を提供するために使用される。特にこのような液圧ユニットによってアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)、トラクションコントロール・システム(ASR)および/またはエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)が実施される。ブレーキシステムでは、主シリンダで、特に自動車の運転手によりブレーキペダルを介してブレーキ圧が生成される。このブレーキ圧を供給するために、液圧ユニットは、複数のポンプピストンもしくはポンプ素子、モータおよび多数の弁を有するポンプを備える。弁は、一般に電磁制御され、したがって、個々のブレーキまたはブレーキ回路で異なったブレーキ圧を提供することができる。液圧ユニットと主シリンダとの液圧的な接続のために、液圧ユニットには少なくとも1つの主シリンダ接続開口が形成されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の課題は、自動車液圧ユニットのポンプハウジングにおいて、既知のポンプハウジングに比べて小型に構成されており、できるだけ軽量でもあるポンプハウジングを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は、請求項1に記載のポンプハウジングおよび請求項5に記載のポンプハウジングを製造する方法によって解決される。本発明の有利な改良形態が従属請求項に記載されている。
【0005】
本発明によれば、自動車液圧ユニットのポンプハウジングにおいて、少なくとも1つの側面と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口と、少なくとも1つのポンプ素子開口と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口を少なくとも1つのポンプ素子開口に接続する接続導管とを有し、接続導管が、ポンプハウジングの内部に止まり穴として形成されており、少なくとも1つの側面を起点としてまず少なくとも1つのポンプ素子開口を貫通し、次いで少なくとも1つの主シリンダ接続開口の内部にまで延在するポンプハウジングが提供される。
【0006】
冒頭に挙げたようなポンプハウジングでは、弁、ポンプ素子、および特に主シリンダに接続するために必要な接続部のための多数の開口が設けられる。これらの開口は、ポンプハウジングの内部で接続導管に液圧式に部分的に接続されるが、部分的には厳密に分離される。これにより、ポンプハウジングの不可欠な内部導管構造が生じる。このような導管構造を、特に低重量および小さい構成スペースと同時に極めて高い動作確実性を考慮して安価に実施することは困難な課題である。既知の課題解決方法の一部として、既知のポンプハウジングでは、通常、接続導管が主シリンダ開口と対応したポンプ素子開口との間で、主シリンダ開口に隣接した側面から主シリンダ開口を通ってポンプ素子開口まで案内されている。その理由は、特にポンプ素子開口がポンプハウジングの中央部に位置し、この既知の解決方法では、接続導管のために特に短い孔経路が生じることである。短い孔経路は、低い製造コストを意味するだけでなく、明らかに小さい構成スペースのみを必要とする。
【0007】
本発明による解決方法はこれとは完全に異なり、主シリンダ接続開口とポンプ素子開口との間で、主シリンダ接続開口に向いていない側面もしくはポンプ素子開口に対して向かい合った側面から接続導管を設ける。この場合、個々の接続導管は、この側面を起点として、まずポンプハウジングの中央部まで延在し、対応したポンプ素子開口を貫通し、次いでさらに対応した主シリンダ接続開口まで案内され、そこで止まり穴として終端する。
【0008】
したがって、本発明によるこのような接続導管は、ポンプハウジング内部により大きい構成スペースを必要とするが、これはおおまかに考察した場合にのみ不利である。より詳細に考察すると、このような構成により、ポンプハウジング内部において、全体として改善され、スペースを節約した導管案内が可能となり、これにより、ポンプハウジングは外寸に関して、場合によっては小型化することさえもできる。ポンプハウジング内部には、接続導管が長いことによってより多くの材料が取り出され、これにより、さらにポンプハウジングの総重量は低減される。これは本発明による解決方法によって生じる別の利点である。
【0009】
さらに、本発明は、既知のポンプハウジングで必要ないわゆる張出し部なしに済ませることができるという利点を有している。この張出し部は、通常は立方形のポンプハウジングのいずれか1つの面に設けた隆起部であり、この隆起部には特に2つの主シリンダ接続開口が形成されている。これらの主シリンダ接続開口は、不可欠な組付け空間を確保するために駆動装置偏心部およびモータ・ポールポットのためにポンプハウジング中央部に形成された開口からできるだけ遠く離間されている必要がある。同時に主シリンダ接続開口は残りの接続開口、特にホイールシリンダ接続開口および残りの導管孔部から十分な間隔を有している。この場合、導管孔部には部分的にボールかしめ締結部(Kugelverstemmungen)が設けられており、このボールかしめ部には、不都合な材料変形を防止するために、特に多くの材料を開口間に設ける必要がある。既知のポンプハウジングでは、この保持材料により、主シリンダ接続開口はもはや立方形のポンプハウジングの平面もしくは面に配置することができなくなり、平面もしくは面から「突出している」必要がある。これにより、上記張出し部が、対応した段部を有する第2平面として必要となる。しかしながら、これは製造時の追加コストをもたらし、さらに組付けのための調整時に困難を伴う。組付け時には、ポンプハウジングを2つの平面で保持する必要があり、これらの平面は相対的に寸法許容差を有している。
【0010】
本発明による解決方法では、それぞれの主シリンダ接続開口の他にボールかしめ締結部も不要となる。なぜなら、上述のように、対応した導管孔部が反対側からポンプハウジングの内部に案内されているからである。これにより、ボールかしめ締結部のための材料保持領域が不要となる。したがって、主シリンダ接続開口は、立方形のポンプハウジングに既存の、対応したモータも固定されている平面もしくは面に配置してもよく、平面もしくは面から「突出している」必要はない。
【0011】
本発明によるポンプハウジングの第1の有利な改良形態では、止まり穴は段付き孔として構成されており、段付き孔の段部には、接続導管を液密に閉鎖するボールかしめ締結部が形成されている。
【0012】
上記段付き孔およびボールかしめ締結部によって、接続導管において液圧的に使用される内部容量は小さくなる。小さい内部容量は、できるだけ防止すべきデッドスペースおよび液圧的な緩衝効果を考慮した場合、有利である。
【0013】
本発明によるポンプハウジングの第2の有利な改良形態では、少なくとも1つの側面に少なくとも1つのリザーバ開口が形成されており、ボールかしめ締結部は接続導管の長手方向にリザーバ開口とポンプ素子開口との間に形成されている。
【0014】
これにより、リザーバ開口の底部、またはさらにポンプハウジングの中実材料内に形成されたボールかしめ締結部が、さもなければ可能なポンプハウジングの変形を防止し、動作確実性を高める。
【0015】
本発明によるポンプハウジングの第3の有利な改良形態では、ポンプ素子開口は円筒状に構成されており、接続導管は、ポンプ素子開口を接線方向に貫通するように形成されており、接続導管とポンプ素子開口との交差部にポンプ素子開口内でアンダカットが形成されている。
【0016】
アンダカットは、自動車液圧ユニットの作動に必要な対応ポンプ素子における還流可能性を安価に設けることを可能にする。
【0017】
課題は、さらに本発明によれば、自動車液圧ユニットのポンプハウジングを製造する方法において、次のステップ、すなわち、少なくとも1つの側面を形成するステップと、少なくとも1つの主シリンダ接続開口を形成するステップと、少なくとも1つのポンプ素子開口を形成するステップと、少なくとも1つの主シリンダ接続開口を少なくとも1つのポンプ素子開口に接続する接続導管を形成するステップとを有し、接続導管を、少なくとも1つの側面を起点として、少なくとも1つのポンプ素子開口を貫通させ、少なくとも1つの主シリンダ接続開口の内部に穿孔する方法により解決される。
【0018】
本発明による方法の第1の有利な改良形態では、上記構成に対応して、接続導管は段付き孔として構成されており、段付き孔の段部には、接続導管を液密に閉鎖するボールかしめ締結部が形成されている。
【0019】
本発明による方法の第2の有利な改良形態では、少なくとも1つの側面に適宜に少なくとも1つのリザーバ開口が形成されており、ボールかしめ締結部が接続導管の長手方向に、リザーバ開口とポンプ素子開口との間に形成されている。
【0020】
本発明による方法の第3の有利な改良形態では、ポンプ素子開口が適宜に円筒状に形成されており、接続導管は、ポンプ開口を接線方向に貫通するように形成されており、接続導管とポンプ素子開口との交差部には、ポンプ素子開口内のアンダカットが形成されている。
【0021】
以下に本発明による解決方法の例示的な実施形態を添付の概略図に基づき詳述する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】従来技術による自動車液圧ユニットのポンプハウジングを示す前面斜視図である。
【図2】本発明による自動車液圧ユニットのポンプハウジングを示す前面斜視図である。
【図3】図1に示したポンプハウジングの後面斜視図である。
【図4】図2に示したポンプハウジングの後面斜視図である。
【図5】図2のV−V線に沿った部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1および図3には、従来技術による実質的に立方形のポンプハウジング10が示されている。このポンプハウジング10は前面12、前面に形成された張出し部14、後面16ならびに4つの側面18,20,22および24を備える。
【0024】
前面12の中央には、対応した駆動モータの図示していない偏心部を収容するための偏心開口26が形成されている。側面20および24のそれぞれ中央には、段付けしたポンプ素子開口28もしくは30が形成されており、これらポンプ素子開口はそれぞれ偏心開口26まで延びており、(図1〜図4に図示していない)ポンプ素子またはポンプピストンを収容する役割を果たす。側面22には、図示していないホイールシリンダ接続部を収容するためのホイールシリンダ接続開口32,34,35および38が形成されており、これらホイールシリンダ接続開口からポンプハウジング10の内部に(完全性のためにのみ示す)導管が延在している。側面18には2つのリザーバ開口40および42が形成されており、これらのリザーバ開口からも同様に(完全性のためにのみ示す)導管がポンプハウジング10の内部に延在している。
【0025】
前面12の張出し部14には2つの主シリンダ接続開口44および46が形成されている。これらの主シリンダ接続開口は、それぞれ1つの対応した接続導管48もしくは50を介してそれぞれ1つの対応したポンプ素子開口28もしくは30に流体的に接続されている。この場合、接続導管48および50は、側面22を起点として、すなわち、主シリンダ接続開口44もしくは46に隣接したそれぞれの側面を起点として、ポンプハウジング10内に穿孔されている。すなわち、接続導管48および50は、側面22を起点としてまず主シリンダ接続開口44もしくは46に到達し、次いでポンプ素子開口28もしくは30に到達する。側面22において接続導管48および50が穿孔された箇所には、2つのボールかしめ締結部(Kugelverstemmung)52もしくは54が形成されており、これらボールかしめ締結部により、接続導管48および50はポンプハウジング10の周辺に対してシールされている。
【0026】
図2および図4には、本発明によるポンプハウジング56が示されている。ポンプハウジング56は同様に立方形状であり、前面12、後面16、側面18,20,22および24、前面12の中央の偏心開口26、側面20もしくは24の2つの側部ポンプ素子開口28および30、4つのホイールシリンダ接続開口32,34,36および38、側面18の2つのリザーバ開口40および42、ならびに偏心開口26の上方における前面12に2つの主シリンダ接続開口44もしくは46が形成されている。
【0027】
主シリンダ接続開口44もしくは46と、対応したポンプ素子開口28もしくは30との間の流体接続部として、それぞれ1つの接続導管58もしくは60が形成されており、これら接続導管は、図2および図4に関係して下方からポンプハウジング56の内部に穿孔されている。したがって、接続導管58もしくは60は、側面18を起点としてポンプハウジング56の内部に延在しており、まずポンプ素子開口28もしくは30に到達し、次いでさらに主シリンダ接続開口44もしくは46まで延在し、そこで止まり孔として終端している。このように、特に小型で構成スペースをとらないように液圧素子を構成することが可能となる。さらにポンプハウジング56は従来のポンプハウジングよりも軽量である。
【0028】
接続導管58および60はそれぞれ段付き孔として構成されており、段部62もしくは64は接続導管58および60の長手方向に見てリザーバ開口40もしくは42とポンプ素子開口28もしくは30との間に位置する。段部62および64には、ポンプハウジング56の内部にそれぞれボールかしめ締結部66もしくは68が形成されており、これらボールかしめ締結部によって、接続導管58および60は、ポンプハウジング56の周辺に対して、または外部に対してシールされている。
【0029】
接続導管58および60とポンプ素子開口28もしくは30との交差部で、接続導管58もしくは60はシリンダ状のポンプ素子開口28および30を接線方向に貫通案内されており、この領域には付加的にアンダカット70もしくは72が設けられている。アンダカット70もしくは72は、ポンプ素子開口28もしくは30の内部領域と接続導管58もしくは60との間に流体接続を形成する。接続導管58もしくは60は、スペースに基づき、対応したポンプ素子開口28もしくは30の軸線方向にさらに外側に位置している。したがって、ポンプ素子開口28および30には、対応したポンプ素子75(図5参照)におけるそれぞれ挿入されたカバー73における還流可能性が得られる。代替的に、カバー73は半径方向により大きく形成し、ポンプ素子開口28もしくは30は段付き孔として構成してもよい。
【0030】
ポンプハウジング56の後面16には、ポンプハウジング10の後面16と同様に、全部で8つの弁開口74,76,78,80,82,84,86または88が設けられており、これらの弁開口には、ポンプハウジング10もしくは56の内部で液圧接続経路を選択的に開閉するための(図示しない)電磁弁が挿入される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車液圧ユニットのポンプハウジング(56)であって、少なくとも1つの側面(18)と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)と、少なくとも1つのポンプ素子開口(28,30)と、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)を少なくとも1つのポンプ素子開口(28,30)に接続する接続導管(58;60)とを有し、該接続導管がポンプハウジング(56)の内部に止まり穴として形成されたポンプハウジングにおいて、
接続導管(58;60)の止まり穴が、少なくとも1つの側面(18)を起点としてまず少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)を貫通し、次いで少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)の内部にまで延在する、ポンプハウジング。
【請求項2】
請求項1に記載のポンプハウジングにおいて、
前記止まり穴が段付き孔として構成されており、該段付き孔の段部(62;64)に、接続導管(58;60)を液密に閉鎖するボールかしめ締結部(66;68)が形成される、ポンプハウジング。
【請求項3】
請求項2に記載のポンプハウジングにおいて、
少なくとも1つの側面(18)に、少なくとも1つのリザーバ開口(40;42)が形成されており、前記ボールかしめ締結部(66;68)が、前記接続導管(58;60)の長手方向でリザーバ開口(40;42)とポンプ素子開口(28;30)との間に形成される、ポンプハウジング。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか一項に記載のポンプハウジングにおいて、
前記ポンプ素子開口(28;30)が円筒状に形成されており、前記接続導管(58;60)が、前記ポンプ素子開口(28;30)を接線方向に貫通するように構成されており、前記接続導管(58;60)とポンプ素子開口(28;30)との交差部に、ポンプ素子開口(28;30)でアンダカット(70;72)が形成される、ポンプハウジング。
【請求項5】
自動車液圧ユニットのポンプハウジング(56)を製造する方法において、次のステップ、すなわち、少なくとも1つの側面(18)を形成するステップと、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)を形成するステップと、少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)を形成するステップと、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)を少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)に接続する接続導管(58;60)を形成するステップとを有し、該接続導管(58;60)を、少なくとも1つの側面(18)を起点として、少なくとも1つのポンプ素子開口(28;30)を貫通させ、少なくとも1つの主シリンダ接続開口(44;46)の内部に穿孔する、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法において、
前記接続導管(28;30)を段付き孔として構成し、該段付き孔の段部(62;64)に、前記接続導管(28;30)を液密に閉鎖するボールかしめ締結部(66;68)を形成する、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
少なくとも1つの側面(26)に、少なくとも1つのリザーバ開口(40;42)を形成し、前記接続導管(58;60)の長手方向にリザーバ開口(40;42)とポンプ素子開口(28;30)との間にボールかしめ締結部(66;68)を形成する、方法。
【請求項8】
請求項5から7までのいずれか一項に記載の方法において、
前記ポンプ素子開口(28;30)を円筒状に形成し、前記接続導管(58;60)を、前記ポンプ素子開口(28;30)を接線方向に貫通するように構成し、接続導管(58;60)とポンプ素子開口(28;30)との交差部に、ポンプ素子開口(28;30)でアンダカット(70;72)を形成する、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2012−532794(P2012−532794A)
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−519949(P2012−519949)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【国際出願番号】PCT/EP2010/057208
【国際公開番号】WO2011/009662
【国際公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【出願人】(591245473)ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (591)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【Fターム(参考)】