説明

屋上庭園造形具

【課題】屋上庭園造形具において、屋上の軽量化と施工の手間の削減を図りつつ、より自然に近い起伏を再現する。
【解決手段】屋上に丘陵を再現するための基盤となる嵩上げ材2を備え、嵩上げ材2の上面に土3が敷設され、この土3の表層に植物4が植栽されることにより屋上庭園造形具1が構成される。嵩上げ材2は、頂点2bを含む起伏2aを形成し、起伏2aの頂点2bで直交する稜線2c、2dで4分割された1組の斜面形成片21、22、23、24から構成され、裾野の周縁部2eの高さ寸法が一定値Hとなるように緩やかな斜面で形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋上庭園の基盤として用いられる屋上庭園造形具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、いわゆるヒートアイランド現象の緩和のために、建物の屋上等に軽量な芝生や苔等の草木を植栽し緑化する屋上緑化が実施されている。このような屋上緑化においては、屋上に敷設する土を削減し、建物にかかる荷重を低減したいとの要請から、通常、土が平面状に敷設され、その上に芝生や苔等が植栽されている。一方、公園等においては、丘陵等の自然の地形を活かしつつ、その起伏面上に芝生が植栽されている。こうした自然の地形が活かされた起伏は、景観が良好で利用者に癒しや安らぎを与える効果を有する。
【0003】
そこで、建物の屋上緑化においても自然の地形が活かされた起伏を再現すべく、種々の検討がなされている。例えば、特許文献1には、起伏部分に敷設する土を削減するために、起伏の内部に発泡樹脂製の箱体を埋め込んで嵩上げする技術が示されている。また、特許文献2には、非幾何学的な起伏面を有する嵩上げ材によって自然の起伏を再現する技術が示されている。
【特許文献1】特開2002−360057号公報
【特許文献2】特開2004−129567号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に示された技術においては、矩形の箱体を積み上げることにより起伏の基盤を形成するため、階段状に積み上げられた個々の箱体の周辺部に相当量の土を敷設する必要が生ずる。そのため、土の敷設作業に手間がかかると共に、土の削減による軽量化の効果も限定的なものとなる。また、箱体を積み上げる際に完成した起伏をイメージし難く作業を効率的に行えない。一方、上記特許文献2に示された技術においては、大型建物の広大な屋上スペースに単一の嵩上げ材を敷設するのは困難であり、複数の嵩上げ材を並べて敷き詰めることによって広大な屋上スペースに対応させる場合にあっても、嵩上げ材の表面に非幾何学的な起伏面が形成されていることから、隣り合う嵩上げ材によって連続的な起伏を形成することが困難となる。また、発泡スチロール等によって成る嵩上げ材を安価に量産するためには、金型を用いて嵩上げ材を成形する必要があるところ、かかる金型によって非幾何学的な起伏面は共通なものとなることから、再現可能な起伏は単調なものとなる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、屋上の軽量化と施工の手間の削減を図りつつ、より自然に近いバラエティに富んだ起伏を再現できる屋上庭園造形具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、床面上に配列される発泡樹脂によって形成された嵩上げ材を備え、この嵩上げ材の上面に土が敷設され、この土の表層に植物が植栽されることにより構成される屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材は、少なくとも1つの頂点を含む起伏を形成すると共に、周縁部が一定高さの裾野を形成し、かつ前記起伏の稜線で複数に分割された斜面形成片から構成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材は、平面視で矩形に区画され、前記起伏の頂点で直交する2以上の稜線で偶数分割されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材は、前記起伏の頂点を中心として点対称に形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材の互いに隣り合う斜面形成片の間に介挿されるスペーサをさらに備え、このスペーサによって前記起伏の稜線が形成されることを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材の下面には、肉盗みが形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具において、前記嵩上げ材を傾斜させるための傾斜面を形成する傾斜床材を、該嵩上げ材の下部にさらに備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、起伏の稜線で複数に分割された斜面形成片によって嵩上げ材が構成されているので、床面上に起伏を容易に造形できる。これにより、起伏の上に敷設する土を削減することができ、屋上にかかる荷重を低減し屋上緑化の促進を図ることができる。また、斜面形成片の位置合わせも稜線を基準とすれば容易に行え、敷設作業の効率化を図ることができる。また、嵩上げ材の周縁部が一定高さの裾野に形成されているので、嵩上げ材を複数個並べることにより、連続的に複数の起伏を造形でき、自然の地形に近いバラエティに富んだ起伏を容易に再現できるようになる。
【0013】
請求項2の発明によれば、嵩上げ材が平面視で矩形に区画されているので、床面上に容易に配列することができ、施工作業のさらなる効率化を図ることができる。特に、矩形に設計されることが多い建物の屋上に隙間なく嵩上げ材を敷設できる。また、嵩上げ材を構成する斜面形成片が起伏の頂点で直交する2以上の稜線で偶数分割されているので、斜面形成片の配列を感覚的に容易に把握することができ、敷設の作業性が向上する。
【0014】
請求項3の発明によれば、嵩上げ材が起伏の頂点を中心として点対称に形成されているので、起伏の頂点を挟んで互いに反対側に位置される斜面形成片が同一の形状となる。これにより、斜面形成片を製造する際に使用する金型の共用化を図り、斜面形成片のコストを低減できる。例えば、嵩上げ材を4分割する構成においては、2種類の斜面形成片によって1つの起伏を形成できるので、2つの金型で4つの斜面形成片から成る嵩上げ材を製造することができる。
【0015】
請求項4の発明によれば、互いに隣り合う斜面形成片の間に介挿されるスペーサによって起伏の形状を変更できるので、より一層自然の地形に近いバラエティに富んだ起伏を容易に再現できるようになる。
【0016】
請求項5の発明によれば、嵩上げ材の下面には肉盗みが形成されているので、屋上庭園造形具の軽量化を図ることができ、屋上緑化の促進を促すことができる。
【0017】
請求項6の発明によれば、傾斜床材によって嵩上げ材を傾斜させることができるので、より一層自然の地形に近い起伏を容易に再現できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
(第1実施形態)
本発明の一実施形態による屋上庭園造形具について図面を参照して説明する。図1、図2及び図3は、屋上緑化を行う建物の屋上等に適用される屋上庭園造形具を示している。屋上庭園造形具1は、屋上に丘陵を再現するための基盤となる嵩上げ材2を備え、嵩上げ材2の上面に土3が敷設され、この土3の表層に植物4が植栽されることにより構成される。嵩上げ材2は、頂点2bを含む起伏2aを有し、平面視で矩形に形成され、屋上の床面上に設置される。嵩上げ材2は、発泡樹脂によって形成され、起伏2aの頂点2bで直交する2つの稜線2c、2dで4分割された1組の斜面形成片21、22、23、24から構成されている。嵩上げ材2によって土3の敷設面が嵩上げされ、土3の使用量が削減され建物にかかる荷重が低減される。また、嵩上げ材2によって起伏2aが造形され、屋上に自然の地形に近い屋上庭園を形成する。土3は、植物4の生育に十分な高さに敷設される。植物4の例としては、芝生や苔類が挙げられる。土3の表層に苔類を植生する場合には、庭園管理者が庭園内に立ち入りできるように、踏石が土3の表層に適宜配列される。
【0019】
斜面形成片21、22、23、24は、スペーサ51、52、53、54、55によって間隔を隔てて配置される。各斜面形成片21、22、23、24は、嵩上げ材2の周縁部2eが裾野状となるように緩やかな斜面で形成され、周縁部2eの高さ寸法は、一定値Hとなるように形成されている。起伏の高さ寸法が異なる斜面形成片の組を予め準備しておくことにより、バラエティに富んだ起伏を造形できる。この場合においても、周縁部2eの高さ寸法を一定値Hに形成すると、起伏の連続性が維持される。複数個の嵩上げ材2を連続して配列すると、起伏2aが連続して形成され不自然な造形となる場合には、嵩上げ材2に変えて、発泡樹脂から成り高さ寸法がHとなる板状スペーサを適宜配列すればよい。
【0020】
また、嵩上げ材2は、起伏2aの頂点2bを中心として点対称に形成されている。すなわち、頂点2bを挟んで互いに反対側に位置される斜面形成片21と斜面形成片23とが同一の形状となる。同様に斜面形成片22と斜面形成片24とが同一の形状となる。各斜面形成片21、22、23、24の下面には、肉盗み2fとリブ2gが形成されている。肉盗み2fは、斜面形成片21、22、23、24の軽量化を図ると共に、発泡樹脂の成形時間を短縮する。リブ2gは、斜面形成片21、22、23、24の内天面から起立され、屋上庭園造形具1が崩落しないように、屋上庭園造形具1にかかる荷重を支持する。
【0021】
スペーサ51、52、53、54、55は、発泡樹脂によって形成される。スペーサ51は、互いに隣り合う斜面形成片21と斜面形成片22の間に介挿される。同様に、スペーサ52は斜面形成片22と斜面形成片23の間に、スペーサ53は斜面形成片23と斜面形成片24の間に、スペーサ54は斜面形成片24と斜面形成片21の間にそれぞれ介挿される。スペーサ55は、起伏2aの中央部に介挿される。
【0022】
また、スペーサ51、52、53、54、55は、嵩上げ材2と同様に、起伏2aの頂点2bを中心として点対称に形成されている。すなわち、頂点2bを挟んで互いに反対側に位置されるスペーサ51とスペーサ53とが、及びスペーサ52とスペーサ54とがそれぞれ同一の形状となる。スペーサ51、52、53、54、55の上面は、平面であっても曲面であってもよい。例えば、嵩上げ材2の長手方向に挿入されるスペーサ51及びスペーサ53は、稜線2cに対応させて上面が平面状に形成されている。一方、嵩上げ材2の短手方向に挿入されるスペーサ52及びスペーサ54は、稜線2dに対応させて上面が曲面状に形成されている。幅寸法の異なるスペーサを準備し、適宜変更することにより起伏2a全体の大きさを変更することができる。
【0023】
図4は、スペーサ51、52、53、54、55を介挿させずに斜面形成片21、22、23、24を集約させて配置した実施例を示している。この場合においては、稜線2c、2dが強調された起伏2aを造形することができる。また、スペーサ51、53、55を介挿、又はスペーサ52、54、55を介挿することにより、起伏2aの形状を変更することも可能である。異なる幅寸法のスペーサを介在させたり、スペーサを介挿させずに斜面形成片21、22、23、24を配置させた場合にあっては、高さ寸法がHとなる板状スペーサを嵩上げ材2の周辺に適宜配列して嵩上げ材2間の隙間を埋めてもよい。なお、スペーサ51、52、53、54、55の下面にも、必要に応じて肉盗み2fとリブ2gが形成される。
【0024】
以上のような構成を有する第1実施形態の屋上庭園造形具1によれば、起伏2aの稜線2c、2dで複数に分割された斜面形成片21、22、23、24によって嵩上げ材2が構成されているので、床面上に起伏2aを容易に造形でき、起伏2aの上に敷設する土3を削減できる。また、斜面形成片21、22、23、24の位置合わせも稜線2c、2dを基準とすれば容易に行え、敷設作業の効率化を図ることができる。また、嵩上げ材2の周縁部2eが一定高さHの裾野に形成されているので、嵩上げ材2を複数個並べることにより、連続的に複数の起伏2aを造形でき、自然の地形に近いバラエティに富んだ起伏2aを容易に再現できるようになる。
【0025】
また、嵩上げ材2が平面視で矩形に区画されているので、床面上に容易に配列することができ、施工作業のさらなる効率化を図ることができる。特に、矩形に設計されることが多い建物の屋上に隙間なく嵩上げ材2を敷設できる。また、嵩上げ材2を構成する斜面形成片21、22、23、24が起伏2aの頂点2bで直交する稜線2c、2dで4分割されているので、斜面形成片21、22、23、24の配列を感覚的に容易に把握することができ、敷設の作業性が向上する。また、嵩上げ材2が起伏2aの頂点2bを中心として点対称に形成されているので、頂点2bを挟んで互いに反対側に位置される斜面形成片21と斜面形成片23が同一の形状となる。同様に斜面形成片22と斜面形成片24が同一の形状となる。これにより、2つの金型で4つの斜面形成片21、22、23、24を製造することが可能となり、金型の共用化によるコストダウンを図ることができる。
【0026】
また、互いに隣り合う斜面形成片21、22、23、24の間に介挿されるスペーサ51、52、53、54、55によって起伏の形状を変更できるので、より一層自然の地形に近いバラエティに富んだ起伏を容易に再現できるようになる。また、嵩上げ材2の下面には肉盗みが形成されているので、屋上庭園造形具1の軽量化を図ることができ、屋上緑化の普及を促すことができる。
【0027】
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態による屋上庭園造形具10の一部を示している。屋上庭園造形具10は、嵩上げ材2の下部に傾斜床材11を備える点で、第1実施形態の屋上庭園造形具1と相違する。傾斜床材11は、例えば、発泡樹脂によって形成され、嵩上げ材2を傾斜させるための傾斜面を構成する。傾斜床材11は、隣接する個々の嵩上げ材2を異なる角度で傾斜させるように分割して構成されている。複数の嵩上げ材2を同じ角度で傾斜させるように構成されていてもよい。傾斜床材11によって嵩上げ材2を傾斜させることによって、起伏のバラエティを大幅に増大させることができる。
【0028】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、種々の変形が可能であり、例えば、図6に示すように、嵩上げ材6の起伏6aの頂点は、嵩上げ材6内に複数個存在してもよい。この場合にあっては、稜線6dと2つの頂点6b、6cで直交する稜線6e、6fで6分割される。このように、長手方向の稜線6dに対して対称に、偶数個に分割されて斜面形成片61...を構成する態様においては、各斜面形成片61...の配列を感覚的に容易に把握することができ、敷設の作業性が向上する。また、各斜面形成片61...の間に図3に示すスペーサ51...を介挿させれば、さらにバラエティに富んだ起伏を造形できる。また、嵩上げ材2、6の平面視形状は矩形に限られることなく、3角形や6角形若しくは円形等であってもよく、特に限定されない。
【0029】
また、図7に示すように、斜面形成片21等のリブ2gの上方から植栽孔2hを開口し、土3と共に比較的低くて軽量な植物41を植え込んでもよい。この構成によれば、植栽孔2hに植え込まれた植物41により、屋上庭園のデザイン性を高めることができる。また、斜面形成片21等の天面の強度が十分に確保されていれば、リブ2が形成されていない部分に植栽孔2hを設けても構わない。
【0030】
また、図8に示すように、傾斜床材は、床面全体に敷き詰める板状の形態に限られず、各斜面形成片21、22、23、24及び各スペーサ51、52、53、54、55を支持可能な複数の傾斜ブロック(傾斜床材)12、13、14で構成される形態であってもよい。下部に傾斜ブロック12、13、14が配設された部分には、庭園管理者が立ち入ることができる。また、屋上庭園造形具1、10は、屋上庭園に限られることなく、例えば、軟弱地盤上に人工庭園を造園する際等にも広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態による屋上庭園造形具の構成を示す一部破断の斜視図。
【図2】同屋上庭園造形具に用いられる嵩上げ材及びスペーサの構成を示す斜視図。
【図3】同嵩上げ材及びスペーサの構成を示す分解斜視図。
【図4】スペーサを用いない場合の嵩上げ材の配列を示す斜視図。
【図5】本発明の別の実施形態による屋上庭園造形具の構成を示す一部破断の斜視図。
【図6】同嵩上げ材の変形例を示す平面図。
【図7】同嵩上げ材の別の変形例を示す断面図。
【図8】同屋上庭園造形具の変形例を示す一部破断の斜視図。
【符号の説明】
【0032】
1、10 屋上庭園造形具
11 傾斜床材
12、13、14 傾斜ブロック(傾斜床材)
2 嵩上げ材
21、22、23、24 斜面形成片
2a 起伏
2b 頂点
2c、2d 稜線
2e 周縁部
2f 肉盗み
3 土
4 植物
51、52、53、54、55 スペーサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面上に配列される発泡樹脂によって形成された嵩上げ材を備え、この嵩上げ材の上面に土が敷設され、この土の表層に植物が植栽されることにより構成される屋上庭園造形具において、
前記嵩上げ材は、少なくとも1つの頂点を含む起伏を形成すると共に、周縁部が一定高さの裾野を形成し、かつ前記起伏の稜線で複数に分割された斜面形成片から構成されていることを特徴とする屋上庭園造形具。
【請求項2】
前記嵩上げ材は、平面視で矩形に区画され、前記起伏の頂点で直交する2以上の稜線で偶数分割されていることを特徴とする請求項1に記載の屋上庭園造形具。
【請求項3】
前記嵩上げ材は、前記起伏の頂点を中心として点対称に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の屋上庭園造形具。
【請求項4】
前記嵩上げ材の互いに隣り合う斜面形成片の間に介挿されるスペーサをさらに備え、このスペーサによって前記起伏の稜線が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具。
【請求項5】
前記嵩上げ材の下面には、肉盗みが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具。
【請求項6】
前記嵩上げ材を傾斜させるための傾斜面を形成する傾斜床材を、該嵩上げ材の下部にさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の屋上庭園造形具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−119341(P2010−119341A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−296044(P2008−296044)
【出願日】平成20年11月19日(2008.11.19)
【出願人】(593025619)トーホー工業株式会社 (19)
【Fターム(参考)】