説明

屋内設置型燃焼装置

【課題】燃焼筐2内の燃焼排ガスを排気筒6を介して屋外に排出する屋内設置型燃焼装置であって、燃焼排ガス中のCO濃度を検出するCOセンサ16を備え、COセンサによる検出CO濃度が所定の判定濃度以上になったときに、バーナ3の燃焼停止を含む安全制御を行うものにおいて、判定濃度未満の低濃度のCOが排気筒外れで部屋内に長時間放出されても、健康に影響が及ばないようにする。
【解決手段】バーナ3の燃焼継続時間が所定の設定時間以上になったときには、COセンサ16による検出CO濃度が判定濃度未満であっても、燃焼ファン5による空気供給量とバーナ3の燃焼量との比である空燃比を増加する空燃比アップ制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンとを有し、燃焼筐内の燃焼排ガスを排気筒を介して屋外に排出する屋内設置型燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の屋内設置型燃焼装置では、バーナの燃焼不良でCOが発生しても、排気筒を介して屋外に排気されるため、健康被害は生じない。然し、万一、排気筒が外れていると、COが部屋内に放出されてしまう。
【0003】
そこで、従来、屋内設置型燃焼装置として、燃焼排ガス中のCO濃度を検出するCOセンサを備え、COセンサによる検出CO濃度が所定の判定濃度以上になったときに、燃焼停止を含む安全制御を実行するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の安全制御では、検出CO濃度が判定濃度以上になったときに、燃焼ファンの回転数アップで空気供給量を一段階増加させる制御を行い、この制御を所定回数繰り返しても検出CO濃度が判定濃度を下回らない場合に、燃焼を停止している。
【0004】
尚、COセンサは、酸化触媒を担持する検知素子を備え、検知素子上でのCOの酸化反応熱による抵抗変化でCO濃度を検出するように構成されており、CO濃度が低いと酸化反応熱による抵抗変化が微小になって、CO濃度を正確に検出できなくなる。COセンサで正確に検出できるCO濃度の下限は一般的に300ppm程度であり、安全制御を開始する判定濃度はこの下限濃度以上に設定されている。
【0005】
上記の如く、COセンサによる検出CO濃度が判定濃度以上になったときに安全制御を行えば、排気筒が外れていても、高濃度のCOが部屋内に放出されることはない。然し、バーナを長時間継続して燃焼させると、燃焼排ガス中のCO濃度がCOセンサでは正確に検出できない低濃度であっても、排気筒外れで燃焼排ガスが放出される部屋内にCOが蓄積されて、健康に影響が及ぶ可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−337060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み、低濃度のCOが部屋内に長時間放出されても、健康に影響が及ぶことを防止できるようにした屋内設置型燃焼装置を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンとを有し、燃焼筐内の燃焼排ガスを排気筒を介して屋外に排出する屋内設置型燃焼装置であって、燃焼排ガス中のCO濃度を検出するCOセンサと、COセンサによる検出CO濃度が所定の判定濃度以上になったときに、燃焼停止を含む安全制御を実行する制御手段とを備えるものにおいて、制御手段は、バーナの燃焼継続時間が所定の設定時間以上になったときには、COセンサによる検出CO濃度が判定濃度未満であっても、燃焼ファンによる空気供給量とバーナの燃焼量との比である空燃比を増加する空燃比アップ制御を行うように構成されることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、バーナの燃焼継続時間が設定時間以上になると、CO濃度が低くても空燃比アップ制御が行われるため、燃焼排ガス中の空気濃度(酸素濃度)が高くなる。従って、排気筒外れで部屋内に低濃度のCOが長時間放出されても、部屋内にはCOと共に酸素が蓄積されることになり、健康に影響が及ぶことを防止できる。
【0010】
また、本発明においては、前記設定時間として、第1設定時間と第1設定時間よりも長い第2設定時間とが設定され、制御手段は、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上で第2設定時間未満のとき、燃焼ファンによる空気供給量を増加させる第1段階の空燃比アップ制御を行い、燃焼継続時間が第2設定時間以上になったとき、バーナの燃焼量を減少させる第2段階の空燃比アップ制御を行うように構成されることが望ましい。第1段階の空燃比アップ制御では、空気供給量の増加により、バーナの燃焼量を減少させず空燃比を増加させるため、燃焼装置の加熱能力の低下で使用者に不便をかけることを回避できる。バーナの燃焼継続時間が第2設定時間以上になった場合は、第2段階の空燃比アップ制御による燃焼量の減少でCOの発生量が減少して、部屋内のCO濃度の増加が効果的に抑制される。
【0011】
また、本発明において、制御手段は、バーナの燃焼停止後も燃焼ファンを作動させてポストパージを行うように構成され、バーナの燃焼継続時間が設定時間以上になった状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が設定時間以上になる前にバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くすることが望ましい。これによれば、バーナの燃焼継続時間が設定時間以上になった後にバーナの燃焼を停止したとき、部屋内にポストパージでより多量の空気が供給され、部屋内の環境が素早く改善される。
【0012】
尚、設定時間として、上記の如く第1設定時間と第2設定時間とを設定する場合には、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上で第2設定時間未満の状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上になる前にバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くし、バーナの燃焼継続時間が第2設定時間以上になった状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上で第2設定時間未満の状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くすることが望ましい。これによれば、燃焼継続時間が長く、より多くのCOが蓄積されている可能性の有る部屋内の環境を確実に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態の燃焼装置である屋内設置型の給湯用熱源機を示す説明図。
【図2】図1の熱源機のコントローラが行う制御内容を示すフロー図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図1に示す屋内設置型の給湯用熱源機に本発明を適用した実施形態について説明する。この熱源機は、ハウジング1内に収納した燃焼筐2を備えている。燃焼筐2内には、下部にバーナ3が配置されると共に、上部にバーナ3で加熱される熱交換器4が配置されている。燃焼筐2の下端には、燃焼筐2内に燃焼用空気を供給する燃焼ファン5が接続されている。また、燃焼筐2の上端には、燃焼筐2内の燃焼排ガスを屋外に排出する排気筒6が接続されている。
【0015】
バーナ3に燃料ガスを供給するガス供給路7には、開閉弁8と比例弁9とが介設されている。また、熱交換器4には、上流側の給水路10と、下流側の出湯路11とが接続されている。給水路10には、水量センサ12と水温センサ13とが設けられ、出湯路11には、湯温センサ14が設けられている。また、出湯路11から分岐する風呂用の注湯路11aが設けられており、この注湯路11aに注湯弁15を介設している。
【0016】
燃焼筐2の上端には、燃焼排ガス中のCO濃度を検出するCOセンサ16が収納されている。COセンサ16は、酸化触媒を担持する検知素子上でのCOの酸化反応熱による抵抗変化でCO濃度を検出する公知のものである。COセンサ16で正確に検出できるCO濃度の下限は300ppm程度である。
【0017】
また、ハウジング1内には、燃焼ファン5、開閉弁8、比例弁9及び注湯弁15等を制御する制御手段たるコントローラ17が設けられている。そして、コントローラ17に、水量センサ12、水温センサ13、湯温センサ14及びCOセンサ16の検出信号を入力している。
【0018】
出湯路11の下流端の出湯栓(図示せず)を開いて熱交換器4に通水すると、水量センサ12の検出水量が所定の最低作動水量以上になったところで、コントローラ17は、開閉弁8を開弁させると共に図外のイグナイタを作動させて、バーナ3に点火する。その後、水量センサ12の検出水量と水温センサ13の検出水温とから設定温度の湯を得るのに必要な目標燃焼量を演算し、バーナ3の燃焼量が目標燃焼量になるように比例弁9の開度を制御すると共に、燃焼ファン5による空気供給量とバーナ3の燃焼量との比である空燃比が所定の基準空燃比になるように燃焼ファン5の回転数を制御する。更に、湯温センサ14の検出湯温が設定温度からずれているときには、この検出湯温と設定温度との偏差に応じて比例弁9の開度をフィードバック補正する。また、図外のリモコンで風呂への湯張りが指示されたときには、注湯弁15を開弁させ、上記と同様の制御で設定温度に加熱した湯を浴槽に注湯する。尚、浴槽内の湯レベルが所定の設定レベルに達すると図外のレベルセンサからの信号で注湯弁15が閉弁され、湯張りが停止される。
【0019】
また、コントローラ17は、COセンサ16の検出CO濃度に基づいて安全制御を実行する。安全制御では、検出CO濃度が所定の判定濃度以上になったときに、検出CO濃度と時間との積を積算し、この積算値が所定の判定値以上になったときにバーナ3の燃焼を停止する。尚、検出CO濃度が判定濃度以上になったときに、空気供給量を増加又は燃焼量を減少させて、空燃比を基準空燃比より一段階増加させる制御を行い、この制御を所定回数繰り返しても検出CO濃度が判定濃度を下回らない場合に、燃焼を停止するようにしてもよい。判定濃度は、COセンサ16で正確に検出できるCO濃度の下限に合わせて例えば300ppmに設定される。
【0020】
ところで、浴槽の排水口を閉栓しないまま注湯する等してバーナ3が長時間継続して燃焼する事態になると、燃焼排ガス中のCO濃度がCOセンサ16では正確に検出できない低濃度であっても、排気筒6が外れて燃焼排ガスが放出される部屋内にCOが蓄積され、健康に影響が及ぶ可能性がある。
【0021】
そこで、本実施形態では、バーナ3の燃焼継続時間が所定の設定時間以上になったときには、COセンサ16による検出CO濃度が安全制御を開始する判定濃度未満であっても、空燃比を増加する空燃比アップ制御を行うようにしている。以下、空燃比アップ制御について、図2を参照して説明する。
【0022】
コントローラ17は、先ず、STEP1において、燃焼開始指示が出されたか否か、即ち、水量センサ12の検出水量が最低作動水量以上になったか否かを判別し、燃焼開始指示が出されたとき、STEP2に進み、バーナ3への点火を含む上述した通常の燃焼制御を行う。この通常燃焼制御には、COセンサ16の検出CO濃度が判定濃度以上になったときに開始する上述した安全制御も含まれる。
【0023】
次に、STEP3で燃焼継続時間Tが第1設定時間YT1(例えば、30分)以上になったか否かを判別する。T<YT1であれば、STEP4に進み、燃焼停止指示が出されたか否か、即ち、水量センサ12の検出水量が最低作動水量未満になったか否かを判別する。燃焼停止指示が出されていなければ、STEP3に戻る。燃焼停止指示が出されたときは、STEP5で開閉弁8を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止する。次に、STEP6に進み、燃焼停止後も燃焼ファン5を作動させて所定時間のポストパージを行う。その後、燃焼ファン5を停止してSTEP1に戻る。
【0024】
STEP3でT≧YT1と判別されたときは、STEP7に進み、燃焼ファン5の回転数を所定割合(例えば、7%)アップさせて空気供給量を増加させ、空燃比を基準空燃比よりも増加させる第1段階の空燃比アップ制御を行う。これによれば、燃焼排ガス中の空気濃度(酸素濃度)が高くなる。そのため、COセンサ16の検出CO濃度が低く、上記安全制御が実行されないまま、排気筒外れで部屋内に低濃度のCOが長時間放出されても、部屋内にはCOと共に酸素が蓄積されることになり、健康に影響が及ぶことを防止できる。また、空気供給量の増加により、バーナ3の燃焼量を減少させず空燃比を増加できるため、給湯温度が低下して使用者に不便をかけることを回避できる。
【0025】
STEP7での上述した第1段階の空燃比アップ制御を行うとSTEP8に進み、燃焼継続時間Tが第1設定時間YT1よりも長く設定する第2設定時間YT2(例えば、60分)以上になったか否かを判別する。T<YT2であれば、STEP9に進み、燃焼停止指示が出されたか否かを判別する。燃焼停止指示が出されていなければ、STEP8に戻る。燃焼停止指示が出されたときは、STEP10で開閉弁8を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させる。次に、STEP11で燃焼ファン5の回転数をアップさせると共に、上記所定時間よりも3分間延長したポストパージを行った後、燃焼ファン5を停止してSTEP1に戻る。かくして、STEP11でのポストパージ中の総空気供給量は、STEP6でのポストパージ中の総空気供給量よりも多くなる。そのため、排気筒外れで燃焼排ガスが放出される部屋内にポストパージでより多量の空気が供給され、部屋内の環境が素早く改善される。
【0026】
STEP8でT≧YT2と判別されたときは、STEP12に進み、比例弁9の開度を減少させてバーナ3の燃焼量を目標燃焼量よりも所定割合(例えば、7%)減少させて、空燃比を第1段階の空燃比アップ制御よりも更に増加させる第2段階の空燃比アップ制御を行う。これによれば、燃焼量の減少でCOの発生量が減少すると共に燃焼排気ガス中の酸素濃度が増加し、排気筒外れで燃焼排ガスが放出される部屋内のCO濃度の増加が効果的に抑制される。
【0027】
STEP12での上述した第2段階の空燃比アップ制御を行うとSTEP13に進み、燃焼停止指示が出されたか否かを判別する。そして、燃焼停止指示が出されたとき、STEP14で開閉弁8を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させる。次に、STEP15で燃焼ファン5の回転数をアップさせると共に、上記所定時間よりも10分間延長したポストパージを行った後、燃焼ファン5を停止してSTEP1に戻る。かくして、STEP15でのポストパージ中の総空気供給量は、STEP11でのポストパージ中の総空気供給量よりも多くなり、COがより多く蓄積されている可能性の有る部屋内の環境が確実に改善される。
【0028】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、燃焼継続時間Tが第1設定時間YT1以上になったときに、燃焼ファン5の回転数アップと燃焼量減少との何れか少なくとも一方による空燃比アップ制御を行い、燃焼継続時間Tが第2設定時間YT2に達したときに、バーナ3の燃焼を強制的に停止することも可能である。また、上記実施形態では、STEP11,15でのポストパージに際し、燃焼ファン5の回転数をアップすると共にパージ時間を延長するようにしたが、燃焼ファン5の回転数アップと時間延長との一方を行って、ポストパージ中の総空気供給量を増加するようにしてもよい。
【0029】
また、上記実施形態は、屋内設置型の給湯用熱源機に本発明を適用したものであるが、暖房端末に温水を循環させる暖房用熱源機や、給湯兼暖房用や給湯兼風呂追い焚き用の複合熱源機や、更には、燃焼筐内の燃焼排ガスを室内空気を加熱する熱交換器を介して排気筒に導く温風暖房機等の他の屋内設置型燃焼装置にも同様に本発明を適用できる。
【符号の説明】
【0030】
2…燃焼筐、3…バーナ、5…燃焼ファン、6…排気筒、16…COセンサ、17…コントローラ(制御手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンとを有し、燃焼筐内の燃焼排ガスを排気筒を介して屋外に排出する屋内設置型燃焼装置であって、燃焼排ガス中のCO濃度を検出するCOセンサと、COセンサによる検出CO濃度が所定の判定濃度以上になったときに、燃焼停止を含む安全制御を実行する制御手段とを備えるものにおいて、
制御手段は、バーナの燃焼継続時間が所定の設定時間以上になったときには、COセンサによる検出CO濃度が判定濃度未満であっても、燃焼ファンによる空気供給量とバーナの燃焼量との比である空燃比を増加する空燃比アップ制御を行うように構成されることを特徴とする屋内設置型燃焼装置。
【請求項2】
前記設定時間として、第1設定時間と第1設定時間よりも長い第2設定時間とが設定され、前記制御手段は、前記バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上で第2設定時間未満のとき、前記燃焼ファンによる空気供給量を増加させる第1段階の空燃比アップ制御を行い、燃焼継続時間が第2設定時間以上になったとき、バーナの燃焼量を減少させる第2段階の空燃比アップ制御を行うように構成されることを特徴とする請求項1記載の屋内設置型燃焼装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記バーナの燃焼停止後も前記燃焼ファンを作動させてポストパージを行うように構成され、バーナの燃焼継続時間が前記設定時間以上になった状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が設定時間以上になる前にバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くすることを特徴とする請求項1記載の屋内設置型燃焼装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記バーナの燃焼停止後も前記燃焼ファンを作動させてポストパージを行うように構成され、バーナの燃焼継続時間が前記第1設定時間以上で前記第2設定時間未満の状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上になる前にバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くし、バーナの燃焼継続時間が第2設定時間以上になった状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量を、バーナの燃焼継続時間が第1設定時間以上で第2設定時間未満の状態でバーナの燃焼を停止した後に行うポストパージ中の総空気供給量よりも多くすることを特徴とする請求項2記載の屋内設置型燃焼装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate