説明

廃棄物処理設備

【課題】シュレッダーからの排出ガス中のダスト、ミストとともにオイルヒュームを捕集することができる廃棄物処理設備を提供する。
【解決手段】廃棄物を破砕するシュレッダーおよびシュレッダーの下流側に配置されたサイクロンを備えた廃棄物処理設備において、サイクロンの下流側に集塵装置10が配置されており、集塵装置10がスクラバー30と、スクラバー30の出口に接続された湿式電気集塵装置50と、スクラバー30の排水からダストおよび油を分離、回収する沈殿・分離装置65とからなっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は廃棄物処理設備、特に廃棄自動車、廃棄家電品などを破砕するシュレッダーを備えた廃棄物処理設備の集塵装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、廃棄自動車、廃棄家電製品などはシュレッダーで破砕したのち、プラスチック、紙、木材などの屑などの比較的大きな破片はサイクロンで分離し、サイクロンで分離できなかった空気中の粉末状廃棄物(ダスト)は湿式のベンチュリ・スクラバーで分離している(例えば特許文献1参照)。ベンチュリ・スクラバーはダクトの断面を絞って風速数十m/secにし、そこに注水してダストと水を激しく接触させて、ダストを捕集する。スクラバーには上記ベンチュリ・スクラバーのほかに、衝突接触式スクラバーがある。このスクラバーは、スクラバー内の水面にサイクロンからの排出ガスを高速で衝突させてダストを捕集する。
【0003】
廃棄物中に油分を含むものがあれば、油はシュレッダー内で加熱されて気化し、ガス状となる。ガス状の油は冷却されて微粒のオイルヒュームとなり、スクラバーに送られる。オイルヒュームの粒子はほとんどが1μm以下であるため、上記いずれの形式のスクラバーもオイルヒュームを捕集できないという問題があった。オイルヒュームをフィルターで捕集することが考えられるが、オイルヒュームはシュレッダーで生じたダストを伴っており、フィルターがダストで目詰りし、また目詰りしたフィルターをクリーニングする有効な方法がない。したがって、フィルターはオイルヒュームの捕集に用いられてはいない。
【特許文献1】特開2001−191062号公報(段落[0065]、[0066]および図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、シュレッダーからの排出ガス中のダスト、ミストとともにオイルヒュームを捕集することができる廃棄物処理設備を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明の廃棄物処理設備は、廃棄物を破砕するシュレッダーおよびシュレッダーの下流側に配置されたサイクロンを備えた廃棄物処理設備において、前記サイクロンの下流側に集塵装置が配置されており、前記集塵装置がスクラバーと、スクラバーの出口に接続された湿式電気集塵装置と、前記スクラバーの排水からダストおよび油を分離、回収する沈殿・分離装置からなることを特徴としている。
【0006】
上記廃棄物処理設備において、前記サイクロンから排出された排出ガスに水を霧状に噴出する加湿装置を前記スクラバーの入口に設けることが好ましい。
【0007】
上記廃棄物処理設備において、前記スクラバーが衝突接触式スクラバーまたはベンチュリ式スクラバーであることが好ましい。
【0008】
また、上記廃棄物処理設備において、前記スクラバーと湿式電気集塵装置との間に衝突式ミスト・セパレーターまたは充填層を設けることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
この発明の廃棄物処理設備は、スクラバーおよびこのスクラバーの出口に接続された湿式電気集塵装置からなる集塵装置を備えていることにより、次のような効果を奏する。
(1)捕集性能が優れている(粒子径0.01μmまでのダスト、ミストおよびヒュームの捕集可能である)ので、廃棄物処理設備からの排出ガスは無色透明であり、排出ガスによる環境汚染はまったくない。
(2)ダストなどの捕集用フィルターを用いていないので、メンテナンスフリーである。
(3)従来のベンチュリ・スクラバーなどの湿式集塵機を備えた集塵装置よりも圧力損失が高くなるが、上記高い捕集性能にもかかわらず圧力損失の増加はきわめてわずか(例えば、300Pa)である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1はこの発明の最良の一形態を示すもので、集塵装置の概略縦断面図である。
【0011】
集塵装置10はサイクロン(図2の94、95参照)の下流側に配置されており、主として加湿装置20、スクラバー30、湿式電気集塵装置50、沈殿・分離装置65および給水装置80とからなっている。
【0012】
集塵装置10はハウジング11を備えており、ハウジング11はスクラバー室12および湿式電気集塵室15とからなっている。スクラバー室12に排出ガス導入管17が、また湿式電気集塵室15に清浄ガス排出管18がそれぞれ接続されている。排出ガス導入管17の先端部はスクラバー室12の内部で下方に向かって折れ曲がっている。
【0013】
加湿装置20は、加湿スプレー21の複数のノズル22が前記排出ガス導入管17の内部に配列されており、ノズル22は下流側に向かって開口している。ノズル22は、加湿水供給管25を介して加湿水ポンプ24から給水される。加湿水ポンプ24の吸込み側は、加湿水吸込み管26を介して後述の沈殿・分離槽66に接続されている。
【0014】
スクラバー30は、スクラバー室12の漏斗状底部13に水が満たされており、その水面近くに前記排出ガス導入管17の先端が開口している。案内板31が、排出ガス導入管17の折れ曲がった部分から排出ガス導入管出口の先まで延びている。排水管33がスクラバー室12の底部13から下方に延び、下端部は沈澱・分離槽内の水面の下方まで入り込んでいる。排水管33の途中に、電動止め弁34が取り付けられている。スクラバー室12の底部寄りと沈殿・分離槽66とは、オーバーフロー管36で連結されている。
【0015】
スクラバー室12の出口寄りに、衝突式ミスト・セパレーター38が配置されている。衝突式ミスト・セパレーター38は、複数の山形材39がスクラバー室12を横切るようにして2段・千鳥形に配置されている。
【0016】
衝突式ミスト・セパレーター38の直上に充填層42が設けられている。充填層42は、格子44上に積層されたポールリング、ラシヒリングまたはサドルなどの多数の成形充填材43からなっている。充填層42は整流作用をもっており、この整流作用により排出ガスが湿式電気集塵室15内を一様に流れるので、集塵効率を高めることができる。
【0017】
湿式電気集塵装置50は、極板51、高圧電源53および極板洗浄スプレー60とからなっている。極板51には、碍子室54の碍子55から延びるケーブル56を介して高圧電源53に接続されており、直流高電圧が印加される。碍子保護装置57は、ファン58で清浄な空気を吸入してヒーター59で加熱し、碍子室54に供給する。清浄な加熱空気は、碍子室内を乾燥状態に保持し、高圧電流の漏電を防ぐ。極板洗浄スプレー60は、複数のノズル61が極板51の直上に配置されている。ノズル61には後述の給水装置80から洗浄水が供給される。
【0018】
沈殿・分離装置65は、沈殿・分離槽66、掻上げ装置67および回転式スクレーパー72を備えている。沈殿・分離槽66は、前記スクラバー室12の下方に配置されている。沈殿・分離槽66には、前述のようにスクラバー30の排水管33の下端部が、水面の下方まで入り込んでいる。また、オーバーフロー管36が、沈殿・分離槽66の前端(図1で右端)の水面近くに接続されている。したがって、表面層の水は後方(図1で左方)に向かって流れる。
【0019】
掻上げ装置67は、槽外に駆動ロール69および第1ガイドロール70aが、槽底部に第2ガイドロール70bおよび第3ガイドロール70cがそれぞれ設けられている。駆動ロール69は、沈殿・分離槽66の出側上方(図1において左斜め上)に位置している。これら駆動ロール69およびガイドロール70に掻上げベルト68が巻き掛けられている。掻上げベルト68は、駆動ロール69と第3ガイドロール70cとの間で40度傾斜している。駆動ロール69は第1チェーン伝動機構75aを介してモーター76で駆動され、掻上げベルト68は図1で時計方向に回転する。
【0020】
回転式スクレーパー72は複数の掻寄せ板73が風車状に設けられており、沈殿・分離槽66内の水面WLと掻上げベルト68との交点近くに位置している。掻寄せ板73の先端部が水中に漬っている。回転式スクレーパー72は、第2チェーン伝動機構75bを介して上記モーター76により駆動され、時計方向に回転する。
【0021】
入口が上記駆動ロール69に向かって開口し、出口が下方に向かって開口するシュート78が、沈殿・分離槽66の後端近くに設けられている。シュート78の下方にダスト・油回収槽79が配置されている。
【0022】
給水装置80は、沈殿・分離槽66に給水管82を介して濾過槽81が接続されている。濾過槽81は、フィルター83でダストを捕集する。濾過槽81の出側に洗浄水吸込み管86を介して極板洗浄水ポンプが接続されている。極板洗浄水ポンプ85は、洗浄水供給管87を介して極板洗浄スプレー60に洗浄水を供給する。沈殿・分離槽66には補給水管89から水道水が補給される。
【0023】
上記のように構成された廃棄物処理設備において、シュレッダーからサイクロン(いずれも図示しない)を経て集塵装置10に流入した排出ガスは、サイクロンで捕集されなかったダスト、ミスト、ヒュームおよび比較的大きく(例えば1〜10cm程度)、比重が小さい軽量屑を含んでいる。ダストとして、樹脂、繊維、木材、ゴムその他の屑および鋼、アルミニウム、銅などの金属粉などがある。ミストとして水ミスト、オイルミストがあり、ヒュームとしてオイルヒュームがある。特に、微粒ダストおよびオイルヒュームは、白煙となってサイクロンから大気中に排出される。また、軽量屑として、塊状または端切れ状のウレタンフォーム、布、紙類などがある。
【0024】
サイクロンからの排出ガスは、排出ガス導入管17内で加湿スプレー21から霧状に噴出した水で加湿される。排出ガスは水分飽和されて湿潤ガスとなり、スプレーの微粒水滴(水ミスト)がダスト粒子に付着する。この結果、樹脂、繊維、木材、ゴムなどの微粒で比重の小さいダストは、次のスクラバー30および湿式電気集塵装置50で捕集されやすくなる。加湿スプレー21から噴出した水は排出ガス導入管17を通ってスクラバー室12の底部13に流入し、スクラバー30の補給水となる。
【0025】
排出ガスは排出ガス導入管17からスクラバー30の水面に噴出され、ここで粗いダスト、ミスト(水およびオイルミスト)、オイルヒューム、および軽量屑の一部が捕集される。捕集された比重が水より大きいダストはスクラバー室12の底部13に沈殿し、比重が水より小さいダスト、ミスト、オイルヒューム中の油および軽量屑は水面に浮かぶ。
【0026】
ダスト、ミスト、オイルヒュームおよび軽量屑の一部が捕集された排出ガスは、スクラバー室12内を上昇し、衝突式ミスト・セパレーター38を通過する。排出ガス中のミストは、衝突式ミスト・セパレーター38の山形材39に衝突、付着し、捕集される。また、排出ガス中の軽量屑は山形材39に衝突し、落下してスクラバー室12の底部水面に浮遊する。
【0027】
ミストの一部および軽量屑が捕集された排出ガスは、上昇して充填層42を通過する。排出ガス中のミストは充填層42で成形充填材43に接触、付着する。衝突式ミスト・セパレーター38および充填層42を通過した排出ガス中のミストは大部分が捕集され、捕集されたミストは凝集して水滴または油滴となってスクラバー室12の底部13に流れ落ちる。
【0028】
大部分のダストおよびミストが捕集された排出ガスは上昇し、湿式電気集塵装置50を通過する。ここで微細なダスト、ミストおよびオイルヒュームが極板51で捕集される。捕集された多くの水ミストどうしが凝集して大きな水滴となり、ダストおよびオイルヒューム中の油を吸着して極板51を流下し、更に充填槽42および衝突式ミスト・セパレーター38を経てスクラバー室12の底部に流れ落ちる。排出ガスはダスト、ミストおよびオイルヒュームが捕集されて無色透明な清浄ガスとなり、清浄ガス排出管18から大気中に放出される。なお、湿式電気集塵室15に流入した排出ガスには軽量屑は含まれていないので、電極板51に軽量屑が付着して電極板が短絡することはない。
【0029】
極板51は定期的に極板洗浄スプレー60から洗浄水が吹き付けられ、極板51に付着、残存したダスト、ミストおよびオイルヒュームが洗い落とされる。沈殿・分離槽66内の水を濾過槽81でフィルター83により濾過した清浄水を、極板清浄水ポンプ85から洗浄水供給管87を介して極板洗浄スプレー60に供給する。ダスト、ミストおよびオイルヒュームを洗い落とした洗浄水は、充填層42および衝突式ミスト・セパレーター38を経てスクラバー室12の底部に流れ落ちる。
【0030】
スクラバー室内の水は、定期的に電動止め弁34を開いて排水管33から沈殿・分離槽66に排出される。このとき、底部13に沈殿したダストも水とともに沈殿・分離槽66に排出される。スクラバー室内の水面に浮遊するダスト、油および軽量屑は、オーバーフロー管36から沈殿・分離槽66に排出される。沈殿・分離槽66に排出されたダストのうち比重の大きいダストは、沈殿・分離槽66の底に沈殿する。比重の小さいダスト、油および軽量屑は、沈殿・分離槽66の水面に浮遊する。
【0031】
掻上げ装置67は、沈殿・分離槽66の底に沈殿したダストの量に応じて適宜運転される。掻上げ装置67の運転により、掻上げベルト68は駆動ロール69、第1〜第3ガイドロール70a〜70cに沿って回転する。沈殿・分離槽66の底に沈殿したダストは、第2ガイドロール70bと第3ガイドロール70bとの間で掻上げベルト68により掻き上げられ、駆動ロール69まで運ばれ、ここでシュート78からダスト・油回収槽79に排出される。
【0032】
掻上げ装置67とともに回転式スクレーパー72も駆動される。沈殿・分離槽66の表面層の水は前述のように沈殿・分離槽66前端から後端に向かって流れている。回転式スクレーパー72近くまで流れてきた水面に浮遊するダスト、油および軽量屑は、回転する掻寄せ板73で掻上げベルト68に掻き寄せられる。ついで、掻き寄せられたダスト、油および軽量屑は、掻上げベルト68により駆動ロール69まで運ばれ、ここでシュート78からダスト・油回収槽79に排出される。ダスト・油回収槽79でダスト、油および軽量屑は分離され、それぞれ再利用または廃棄処理される。
【0033】
この発明は、上記形態に限られるものではない。例えば、加湿装置を省略してもよい。衝突接触式スクラバーに代えて、ベンチュリ式スクラバーであってもよい。また、衝突式ミスト・セパレーターおよび充填層のいずれか一方または両方を省略してもよい。
【実施例】
【0034】
図2は、この発明の集塵装置10が廃車廃棄処理設備90に設けられた例を示すものである。廃車廃棄処理設備90は、プレシュレッダー91およびシュレッダー92を備えている。プレシュレッダー91は廃車を大きく破砕し、シュレッダー92はプレシュレッダー91で破砕されたものを更に細かく破砕する。シュレッダー92からのダスト、ミスト、ヒュームなどを含む排出ガスは、第1サイクロン94に送られる。シュレッダー92で捕集されたダストは風力選別機97に送られ、軽いダストは空気流とともに第2サイクロン95に送られる。風力選別機97で選別された重いダストは、磁力選別機99で鉄とアルミニウム、ステンレス鋼、銅、ゴムなどのグループとに選別され、原料として再利用される。
【0035】
第1サイクロン94および第2サイクロン95で捕集されたシュレッダーダストは、燃料または原料として再利用または廃棄処理される。第1サイクロン94および第2サイクロン95の排出ガスは、集塵装置10に送られる。集塵装置10ではサイクロン94、95の排出ガスからダスト、ミスト、オイルヒュームおよび軽量屑が捕集され、集塵装置10から無色透明な清浄ガスが大気中に放出される。
【0036】
従来の廃車廃棄処理設備では、サイクロンから湿式集塵機を経て排出されたガス中には、粒径3μm以下のダストおよびヒュームが含まれていた。また、排出ガスは白色煙であった。これに対し、この発明の廃車廃棄処理設備では、サイクロンから集塵装置を経て排出されたガス中には、粒径0.01μm以上のダストおよびヒュームは含まれておらず、排出ガスは無色透明であった。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】この発明の集塵装置の概略縦断面図である。
【図2】この発明の集塵装置が廃車廃棄処理設備に設けられた例を示す廃棄処理設備構成図である。
【符号の説明】
【0038】
10 集塵装置 11 ハウジング
12 スクラバー室 15 湿式電気集塵室
17 排出ガス導入管 18 清浄ガス排出管
20 加湿装置 21 加湿スプレー
24 加湿水ポンプ 30 スクラバー
31 案内板 33 排水管
34 電動止め弁 36 オーバーフロー管
38 衝突式ミスト・セパレーター 42 充填層
50 湿式電気集塵装置 51 極板
53 高圧電源 56 ケーブル
60 極板洗浄スプレー 65 沈殿・分離装置
66 沈殿・分離槽 67 掻上げ装置
68 掻上げベルト 69 駆動ロール
70 ガイドロール 72 回転スクレーパー
73 掻寄せ板 75 チェーン伝動機構
76 モーター 78 シュート
79 ダスト・油回収槽 80 給水装置
81 濾過槽 83 フィルター
85 極板洗浄水ポンプ 90 廃車廃棄処理設備
91、92 シュレッダー 94、95 サイクロン
97 風力選別機 99 磁力選別機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄物を破砕するシュレッダーおよびシュレッダーの下流側に配置されたサイクロンを備えた廃棄物処理設備において、前記サイクロンの下流側に集塵装置が配置されており、前記集塵装置がスクラバーと、スクラバーの出口に接続された湿式電気集塵装置と、前記スクラバーの排水からダストおよび油を分離、回収する沈殿・分離装置からなることを特徴とする廃棄物処理設備。
【請求項2】
前記サイクロンから排出された排出ガスに水を霧状に噴出する加湿装置を前記スクラバーの入口に設けた請求項1記載の廃棄物処理設備。
【請求項3】
前記スクラバーが衝突接触式スクラバーまたはベンチュリ式スクラバーである請求項1または請求項2記載の廃棄物処理設備。
【請求項4】
前記スクラバーと湿式電気集塵装置との間に衝突式ミスト・セパレーターを設けた請求項1、2または3記載の廃棄物処理設備。
【請求項5】
前記スクラバーと湿式電気集塵装置との間に充填層を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の廃棄物処理設備。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2006−122868(P2006−122868A)
【公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−317778(P2004−317778)
【出願日】平成16年11月1日(2004.11.1)
【出願人】(000106380)サンテクノ株式会社 (1)
【Fターム(参考)】