情報処理装置、情報処理システム、制御方法、情報処理方法およびそのプログラム
【課題】マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報を編集管理する仕組みを提供する。
【解決するための手段】マップビュー形式で表示されているアルバム編集画面で、画像の選択を受け付け、ユーザからの操作指示に従い、画像をドラッグ&ドロップする。ドロップ処理した画像のGPS座標を編集させるべく、編集画面を表示してユーザによる入力操作を受け付けることにより、前記画像のGPS座標を更新する。更新したGPS座標をウェブサイトサーバに送信し、画像のメタデータを更新する。
【解決するための手段】マップビュー形式で表示されているアルバム編集画面で、画像の選択を受け付け、ユーザからの操作指示に従い、画像をドラッグ&ドロップする。ドロップ処理した画像のGPS座標を編集させるべく、編集画面を表示してユーザによる入力操作を受け付けることにより、前記画像のGPS座標を更新する。更新したGPS座標をウェブサイトサーバに送信し、画像のメタデータを更新する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツの位置情報データ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置を用いて撮影した画像を、インターネット上で公開するオンラインアルバムサイトにアップロード(掲載)して不特定多数のユーザで画像の閲覧を楽しむサービスが普及している。例えば、オンラインアルバムサイトとして、CANON iMAGE GATEWAY(登録商標)や、ソーシャルネットワークサービスとしてFacebook(登録商標)などが挙げられる。
【0003】
これら不特定多数のユーザと画像を共有して楽しむオンラインアルバムサイトでは、ユーザ間のコミュニケーションの一環として、例えば画像に対してコメントキャプションを付加する機能が一般的となっている。コメントやキャプションなどを画像に付加することができるようになると、1つの画像に対して大量のコメントやキャプションなどが付加されることもあるため、画像をスライドショーで表示する際にユーザにとって見易い表示時間で各画像をスライドショー表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、最近では画像の撮影時に撮影位置情報(GPS座標)を取得することができる撮影装置も多数あり、これらの撮影装置で撮影された画像のメタデータ(例えばExif形式のデータ)には、「GPS座標」が付加される。この「GPS座標」の情報を用いることにより、ウェブで提供される地図上の撮影された場所に画像をマッピング(プロット)して表示する技術が開示されている(例えば特許文献2の図12)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−154398号公報
【特許文献2】特開2011−71736号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、撮影装置で撮影された複数枚の画像を一つのオンラインアルバムサイトにまとめて掲載するときに、GPS座標を取得する機能が搭載されていない撮影装置で撮影された画像を掲載する場合、地図上の所望の位置に画像がプロットされないという問題がある。
【0007】
また、もしくは、GPS座標を取得することができる撮影装置で画像を撮影したが、GPS座標の精度が悪く、実際に撮影した場所から大きく外れたGPS情報がメタデータに記憶されてしまっている画像には、地図上の所望の位置に画像がプロットされないという問題がある。これらの場合、メタデータを修正するアプリケーション等を利用してGPS座標を修正して対応することが可能であるが、メタデータに付加されているGPS座標が、正確な撮影位置の範囲内であるかどうかは、実際にウェブに画像をアップロードして、地図上にプロットしてみて初めて確認できるものであり、もし、正確なGPS座標ではなかった場合には、その画像を特定して修正アプリケーションでGPS座標を修正しなければならず、ユーザにとっては非常に煩雑な作業であった。
【0008】
そこで本発明は、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報の編集を可能とする仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
即ち、本発明は、オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報の編集が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態にかかる情報処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態にかかる情報処理システムを構成する各装置のハードウエア構成を示す図である。
【図3】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図4】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図5】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図6】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図7】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図8】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図9】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図10】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図11】本実施形態にかかる情報処理システムの処理概要を示すフローチャート図である。
【図12】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図13】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図14】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図15】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図16】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図17】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図18】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図19】本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【図20】本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を用いて本実施形態について説明をする。図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成例を示した図である。図1の情報処理システムでは、クライアント端末100とウェブサイトサーバ200とが、ネットワーク1を介して接続可能な状態にある。
【0013】
本実施形態においてクライアント端末100は、インターネットにアクセスするためのインターネットブラウザを備えている。また、本実施形態においてウェブサイトサーバ200は、クライアント端末100から選択を受け付けてアップロードされる画像を記憶部(例えばHDD)の所定の記憶領域に記憶し、ユーザによって作成されるアルバムのデータテーブルを記憶している。ウェブサイトサーバ200に記憶されるアルバムのデータテーブルは、後述の図13で説明する。
【0014】
次に、図2を用いて図1に示したクライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、クライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0015】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BaSic Input / Output SyStem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0016】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0017】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0018】
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0019】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続、通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0020】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0021】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
【0022】
次に、図3を用いて本実施の形態におけるウェブサイトサーバ200で提供するウェブサイトについて説明する。図3は、ウェブサイトサーバ200にアクセスしたクライアント端末100の表示部に表示されるウェブサイトのトップ画面の構成例である。トップ画面300は、ウェブサイトサーバ200で提供されるオンラインアルバムの紹介画面であり、アルバム新規作成ボタン301の押下を受け付けると、図4の画像データのアップロード画面が表示される。また、302と303は、本ウェブサイトで提供するオンラインアルバムサービスによって作成されたアルバムを紹介する表示領域である。302、303には、例えば、ウェブサイトで特集を組んでいるトピックに関するアルバムがピックアップされたり、各トピックの業界に精通した人物である“モデレーター”と呼ばれるユーザが作成したアルバムが表示される。302、303のアルバム表示領域には、各アルバムの表紙のサムネイル画像と、アルバムタイトルと、アルバムの作成者(ウェブサイトの会員ユーザ名)が表示される。
【0023】
次に、図11と図12を用いて本実施の形態において、ウェブサイトサーバ200にアクセスをしてアルバムの作成および編集処理について説明する。まず、クライアント端末100では、ウェブサイトサーバ200から提供されるインターネットサイトにアクセスをし、ユーザログインを実行する。ユーザログインでは、ユーザID(例えば、一意の文字列や、メールアドレスなども含む。)とパスワードの入力を受け付け、当該ユーザIDとパスワードをウェブサイトサーバ200に送信すると、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶しているユーザデータテーブル(不図示)は、送信されたユーザIDがデータテーブルに登録されているか、また当該ユーザIDに紐付いて記憶されているパスワードが、送信されたパスワードと一致するか否かを確認し、ユーザIDとパスワードが、ユーザデータテーブルに登録されている値と一致すれば、会員トップページ(図3)をクライアント端末100に送信する。なお、ここでウェブサイトサーバ200はユーザデータテーブルを必ずしも記憶する必要はなく、別途ユーザ認証用のサーバを用意しても構わない。
【0024】
S101において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたトップページ(図3)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0025】
尚、ここでは、ブラウザの機能を用いて表示部に画面情報を表示するようにしているが、例えば、クライアント端末100に画面表示機能を有するアプリケーションを記憶しておき、当該アプリケーションを起動することにより、画面情報を表示部に表示するようにしてもよい。この場合、各図のフローチャートに示すクライアント端末100における処理、及び、図20における外部サーバにおける処理(ステップS2014〜S2016)の処理をクライアント端末100にて行う。
【0026】
S102において、クライアント端末100はトップページのアルバムを新規作成ボタン(図3の301)の押下を受け付けると、アルバム新規作成をするための画面を取得すべく、ウェブサイトサーバ200に画面取得要求を含むアルバム作成指示を送信する。
【0027】
S103において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100より送信されたアルバム新規作成指示を受信すると、S104においてアルバム作成画面(図4)の画面情報をクライアント端末100に返す。
【0028】
S105において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム作成画面(図4)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0029】
図4のアルバム作成画面400では、オンラインアルバムに掲載するための画像の選択およびアップロードを実行する。401の「ストレージから選択」ボタンの押下を受け付けると、現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロード済みであって、所定の記憶部に保存されている画像の一覧がクライアント端末100の表示部に表示され、不図示の画像一覧画面よりアルバム作成のための画像選択を実行する(アルバム掲載画像選択受付)。画像一覧画面では、画像を一枚ずつ選択することも可能であり、また、複数枚選択することも可能である。
【0030】
なお、ウェブサイトサーバ200にアップロードされた画像は図15に示すように、画像名と、掲載される(画像が使用されている)アルバム名が紐づいた形式でデータテーブルに記憶される。
【0031】
1501の画像名と、1502−1、1502−2と、画像が使用されているアルバム名が紐づいて記憶されていることが確認できる。例えば、「IMG_00001」は、「京都旅行記」のアルバムのみに使用されており、「IMG_00002」は、「京都旅行記」と「日本の桜」という複数種類のアルバムに使用されていることがわかる。
【0032】
引き続き図11に戻りS106において、クライアント端末100はアルバムに掲載する画像の取得元の選択を受け付ける。具体的には、先述の図4で説明したように、既にウェブサイトサーバ200にアップロードをして、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部で記憶している画像からアルバムを作成するために選択をするのか、もしくはクライアント端末100の所定の記憶部またはクライアント端末100に接続をしている外部記憶装置(例えば、USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどを言う。)で記憶している画像を選択して、ウェブサイトサーバ200にアップロードを指示をするのか、という選択を受け付ける。
【0033】
S106において「ストレージから選択」ボタン(図4の401)の押下を受け付けた場合は、S108でウェブサイトサーバ200がストレージ画像一覧画面に進み、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロードして、記憶されている画像の画像一覧画面をクライアント端末100に返す。
【0034】
S109において、クライアント端末100はウェブサイトサーバ200より送信されたストレージの画像一覧画面(不図示)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。そして、画像一覧画面から、オンラインアルバムに掲載する画像の選択を受け付ける。
【0035】
S110において、クライアント端末100は、S107またはS109のステップで、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像をオンラインアルバムに掲載する画像として、アルバム作成指示をウェブサイトサーバ200に送信する。本処理は、図4の「アルバム作成」ボタン404の押下を受け付けることにより実行される。このときにクライアント端末100からウェブサイトサーバ200に送信されるデータ構成は、図14に示すアルバム作成情報である。
【0036】
図14のアルバム作成情報は、アルバムタイトル1401と、S107またはS109から選択された画像名1402、S107またはS109で、どちらから選択されたかを示す選択元情報1403、および選択された画像のメタデータ1404の情報を備えているものとする。
【0037】
S111において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100よりアルバム作成指示を受信すると、クライアント端末100で選択された画像に、ローカルからアップロードされた画像があるか否かの判断を実行する。これは、S108、S109の処理を経て選択された画像であれば、既にウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶されている画像であるため、改めて保存をする必要がないが、今回初めてクライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択され、アルバムに掲載する画像として送信された画像は、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶をする必要があるためである。
【0038】
このとき、S111でクライアント端末100より受信したアルバム作成指示に含まれるアルバム作成情報(図14)のうち、選択元情報1403を用いることで、どのデータがローカル(クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された)の画像なのか、ストレージに元々記憶されている画像なのかを判断することができ、ローカルの値が入っている画像を、今回新たにウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に保存する。
【0039】
S112において、クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された画像がある場合には、S113に進み、該当する画像をウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶する。
【0040】
S114において、クライアント端末100より送信されるアルバム作成指示にもとづいて送信された画像のウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への記憶、またアップロードが成功した場合には、図5のアルバム編集画面の画面情報をクライアント端末100に送信する。またアップロードが正常に行われなかった場合(例えば、セッションタイムアウトや、画像1枚あたりのデータ容量が大きすぎる場合等が考えられる。)は、S116においてエラー画面(不図示)を表示して本処理を終了する。
【0041】
なお、図4の「パソコンからアップロード」ボタン402の押下を受け付けると、S107で不図示の画像選択画面が起動し、クライアント端末100からアップロードする画像の選択を受け付ける。もしくは図4の403の「画像をドラッグ&ドロップ」と記載された領域内に、クライアント端末100もしくはクライアント端末100と接続している外部記憶装置に記憶されている画像のサムネイルをドラッグ&ドロップで移動させると、選択を受け付けた画像のアップロードを開始させることも可能である。403の領域にドラッグ&ドロップで画像を移動させた場合は、画像の1データごとにアップロード処理が開始し、ユーザに対して405のアップロードメーターで処理状況を確認させることができる。アップロード処理が完了した画像は、サムネイルが生成されて406のアップロード画像表示領域に、サムネイルが表示される。この場合、ドラッグ&ドロップで移動させた画像を1枚ずつアップロードさせていくことになるため、図11の各ステップ(S110〜S114)の処理方法とは異なり、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への画像記憶はその都度行われることになる。
【0042】
次に、図12を用いて、本実施形態においてアルバム編集画面における画像のメタデータの管理・編集の処理について説明する。
【0043】
S201において、クライアント端末100は、図11のS115でウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム編集画面(図5)の画面情報(HTML情報)を、インターネットブラウザでを読込み、表示部に表示する。S202において、今回作成するオンラインアルバムの表示方法の選択を受け付ける。
【0044】
本実施形態においては、アルバムに掲載する画像のメタデータ(例えば、Exif形式のメタデータがある。)のうち、撮影日時の情報を用いてアルバムに掲載する画像を時系列順に並べる「タイムラインビュー」の表示方法と、同じくメタデータのうち、GPS情報を用いてアルバムに掲載する画像を、マップ上にプロットする「マップビュー」の二種類の表示方法がある。本出願ではそのうちの、「マップビュー」で画像を表示する際のメタデータ管理・編集方法について述べる。
【0045】
図5は、「マップビュー」の形式で表示をしているアルバム編集画面の一例である。アルバム編集画面500は、画面左上にアルバムタイトル501と、アルバムの表紙画像のサムネイル502を備えている。アルバムタイトルは、例えば、501の領域でダブルクリックによる指示、もしくはマウスの右クリックからコマンドダイアログ(不図示)を表示して、「タイトルの編集」のコマンドを選択すると、編集が可能になる。または、図4のアルバム作成画面に、アルバムタイトルを入力するテキストボックス407を設け、画像の選択を受け付けてアルバム作成指示をS111で送信する際に、同時にアルバムタイトルを送信する方法でもよい。
【0046】
表紙画像502のサムネイルは、デフォルトでは空欄もしくは、アルバム掲載画像として選択された画像のうち、一番撮影日時が古い画像を初期設定として表示する。そこから変更を行う場合には、503の「表紙画像の設定」の押下を受け付けることによって、表紙画像の選択ダイアログが表示され、502の表紙画像のサムネイルを変更することができる。
【0047】
504の「画像追加」ボタンは、押下を受け付けることによって、アルバムに既に掲載されている画像に追加をする形で画像の選択、アップロードを実行する。この場合、アルバム作成画面(図4)が再度表示されるが、404の「アルバム作成」ボタンが、「アルバムに画像を追加」ボタンに変更される。
【0048】
506は、メタデータのGPS座標の項目にパラメータが設定されていない画像が表示される領域である。例えば、画像を撮影する撮影装置にそもそも位置情報を取得する機能がついていないものや、機能が搭載されているが、位置情報の取得を行わずに撮影した画像のGPS座標のパラメータは設定されない状態となる。これらの画像がGPS座標未設定の画像として506の表示領域に表示される。
【0049】
507はマップ内の検索用テキストボックスであり、508の画像検索ボタンを押下すると、マップ内にプロットされている画像を検索する。例えば、テキストボックスに「京都」と入力をして508の検索ボタンで検索をすると、アルバムに掲載している画像の中で、京都に関連する土地や建物のGPS座標がメタデータに設定されている画像や、画像名に“京都”という文字が使われている画像を検索してマップビューで表示することができる。
【0050】
509、510はアルバム編集画面下部のマップ表示領域に、画像のメタデータのうちGPS座標に基づいてプロットされている画像である。509は、画像1枚がプロットされていることを示しており、510は、複数枚の画像のGPS座標が近く、重なって表示されてしまう場合の表示方法である。この場合は、10枚の画像のGPS座標が近いため、画像のサムネイルに「10」と示している。マップの縮尺が広域である場合には、画像が重なる枚数分の数字がサムネイルに表示され、マップの縮尺がより詳細な範囲(狭い範囲)になるにつれ、サムネイルの重なりが解消されていく。
【0051】
つまり、例えば、マップ表示領域上の一定の範囲内に画像が密集している場合、全ての画像をユーザに認識可能に、マップ表示領域上に表示できなくなるため、クライアント端末100のCPU201は、当該密集した画像群をグループ化し、当該グループ内の代表のサムネイル画像を最前面に1枚表示して、当該代表のサムネイル画像、又はその配置場所の近傍、乃至、上面に当該グループに含まれる画像の枚数を表示(枚数表示)するものである。代表のサムネイルとは、例えば、グループの中で直近に撮影された画像を日付情報に基づいて抽出し、表示する。
【0052】
511はマップビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「マップビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0053】
512はタイムラインビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「タイムラインビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0054】
513は保存ボタンであり、後述する撮影日時の編集ツールダイアログによって、各画像の撮影日時を編集した際、編集した情報を反映させるために押下を受け付けるボタンである。
【0055】
514は確認ボタンであり、特定の画像を選択したうえで本ボタンの押下を受け付けると、スライドショー形式でプレビューすることができる。
【0056】
515は完了ボタンであり、編集画面で編集しているオンラインアルバムの編集をすべて保存して終了する際に押下を受け付けるボタンである。
【0057】
引き続き図12に戻り、S201においてアルバム編集画面が表示された段階での表示方法は、ユーザが本ウェブサイトを利用する際に行う設定で、「タイムラインビュー」、「マップビュー」のうち、どちらがデフォルト(初期設定)の表示方法にするかを設定しておくことで決定する。
【0058】
S202において、クライアント端末100では表示方法の選択を受け付け、「マップビュー」の表示が選択された場合にはS203に進む。「タイムラインビュー」の表示が選択された場合には、S212に進む。なお、本実施形態において「タイムラインビュー」の表示方法におけるメタデータの編集、管理については言及しない。
【0059】
S204において、クライアント端末100は画像のメタデータのうち、GPS座標の情報を編集するサムネイル画像の選択を受け付ける(選択受付)。ここでいう選択とは、特定の画像にマウスオーバーしてカーソルを運び、クリックをする指示を指している。例えば、図6では、506のGPS座標のパラメータが設定されていない画像が表示された領域から特定の画像の選択を受け付けている。また、このときクライアント端末100は、同時に複数の画像の選択を受け付けて、GPS座標の編集(更新)を行うことが可能である(複数選択受付)。当該複数の画像の選択は、例えば、キーボード上の特定のキー(例えばshiftキー)の押下を押下しながら、画像を順番にクリックする操作を受け付けることで実行される。また、マウスを用いた範囲選択の操作を受け付けることで、当該範囲選択の選択範囲に含まれる複数の画像を、選択された画像として扱うようにしてもよい。
【0060】
また、例えば、2つ目以降に選択されたサムネイル画像を、1つ目に選択された画像に重ねて表示し、グループ化して、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドラッグを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドロップを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の移動先の位置の指定を受け付けるものとする。グループ化とは、例えば、ウェブサイトサーバ200のCPU201によって、当該グループに含まれる画像を特定するための不図示のデータテーブル(グループ画像テーブル)が一時生成されることにより管理、実行される。当該グループ化(グループ画像テーブルの生成)は、2つ目のサムネイル画像が選択されることにより開始され、グループ化されたサムネイル画像のドロップ操作を受け付けることにより終了するものとする。
【0061】
また、例えば、複数の画像の選択を受け付け、選択された複数の画像のうち、1ずれかの画像のドラッグ&ドロップの操作を以て、当該選択された複数の画像全てのドラッグ&ドロップの操作を受け付けるものとする。
【0062】
次にS205において、選択した画像をマップ上の別の座標にドラッグ&ドロップする(移動位置の指定受付)。図6では601の「IMAGE G」のサムネイルを選択し、マップの所定の領域にドラッグ&ドロップをしている。また、図7ではマップに既にプロットされている701の「IMAGE G」を、マップの別の座標にドラッグ&ドロップしている。またこのとき、同時に複数枚のサムネイル画像を選択していた場合には、同時に選択されていたサムネイル画像をマップ内の同じ座標にプロットする。
【0063】
こうすることでユーザは、例えば、複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像のおおまかな位置(例えば撮影位置)を指定することが出来る。また、前述したように、マップの縮尺がより詳細な範囲(狭い範囲)になるにつれ、サムネイルの重なりが解消されるようにすることで、前記おおまかな位置の指定を行った後、マップを拡大して重なりを解消したサムネイルを個々に選択し、詳細な位置の指定を行うことが出来る。
【0064】
ここでは、サムネイル画像の移動手段としてドラッグ&ドロップ処理の方法を用いているが、画像の移動方法はこれに限るものではない。例えば、画像の選択指示後、当該画像を移動する先の指定指示、選択指示を受け付けることで、当該画像を、前記指定指示により指定された先に移動させるようにしてもよい。また、例えば、ロングタッチ操作による選択操作、フリック操作、スワイプ操作を受け付けることで、フリック、スワイプ方向に向かって画像を、画面上を滑るように移動させるようにしてもよい。この場合、例えばフリック、スワイプ操作の強さによって、移動させる距離の長短を調整可能である。つまり、受け付けたフリック、スワイプ操作の強さ(指が画面に接している時間の長さ、画面に対して指が設置した際の圧力等)を基準として、移動距離の長さが定義されており、当該フリック、スワイプ操作の強さにより移動距離が変動する。移動先となった位置がユーザより指定を受け付けた移動先の位置(移動位置/配置位置)である。
【0065】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされ、マップ表示領域上でドロップされた場合、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像を、それぞれ識別可能にすべく、ドロップ先の座標をずらして、マップ表示領域上に配置するようにしてもよい。例えば、それぞれサムネイル画像を、移動位置を中心として、所定の距離離して配置することで実現することができる。この距離は、マップの縮尺に応じて適時定義できるものとしてもよい。この場合、前記複数のサムネイル画像は、同じ座標にプロットされないため、例えばマップを拡大することによって、それぞれのサムネイル画像が個別に認識可能にマップ表示領域上に表示されるようになり、ユーザは、それらのサムネイル画像を個別に選択して、移動して位置を変更することが出来る。
【0066】
また、例えば、1つのサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の示す時間から、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応するサムネイル画像であって、前記マップ表示領域上に配置された別のサムネイル画像が存在するかを判定し、存在すると判定した場合には、前記サムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の選択を行い、前記サムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の配置を行うようにしてもよい。例えば、複数のサムネイル画像をグループ化した1つのオブジェクトとして同じ位置に配置してもよいし、それぞれのサムネイル画像を同じ位置に重ねて配置してもよい。重ねて配置した場合、ポップアップ表示により各サムネイル画像を選択可能なリストを表示する方法等により、それぞれのサムネイル画像を選択できるようにすることで、ユーザはその後、それぞれのサムネイル画像の移動操作をすることができる。尚、当該別の画像の配置位置は、ドロップされた画像の配置位置と必ずしも同じでなくともよく、ずらして配置してもよい。ずらし方は上述した方法により実現可能である。ここでいう時間情報とは、例えば、図10に示すメタデータ中の撮影日時の情報である。
【0067】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の内、最初の時間と最後の時間のそれぞれから、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応する別のサムネイル画像が存在する場合、前記複数のサムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドラッグ操作を行い、前記複数のサムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドロップ操作を行うようにしてもよい。
【0068】
つまり、近い時間情報に対応する複数の画像を、その内の一部の画像を移動させることにより、連帯して移動させることが出来るものである。このようにすることで、配置したいすべての画像を選ぶことなく画像の配置、情報の更新を行うことができる。また、複数の画像を選択する場合の、ユーザの選択漏れの画像を少なくすることができる。
【0069】
S206において、ドラッグ&ドロップの指示を受けた画像がマップ表示領域にドロップされたか否かの判断をする。具体的には、ブラウザ上の座標位置の情報をもって、ドロップされた位置がマップ表示領域であるか、もしくはそれ以外の領域であるかを判断している。ドロップされた位置のブラウザ上での座標が、マップ表示領域であればS207に進み、それ以外の領域であれば、S211でエラーとして、再度画像の選択を受け付ける。S207において、クライアント端末100は、図8の編集ツールダイアログが表示される。
【0070】
図8は、マップビューのアルバム編集画面において、特定の画像を選択したときに表示される撮影情報の編集ツールダイアログの表示例を示すユーザインターフェース図である。801は、編集ツールダイアログであり、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示される。本実施形態で説明するマップビューの編集ツールダイアログは、画像のメタデータのうち、GPS座標の情報、もしくは画像に付与するタグを編集するダイアログ(入力画面)である。本図では一例として画像に付与するタグ編集ダイアログが表示(入力画面表示)されている。GPS座標の情報は、例えば、ユーザの操作により、前記編集ダイアログに対する地名の情報の入力を受け付けることで特定される。
【0071】
802は、選択中の(ドラッグ&ドロップで移動させた)画像に対して各種コマンドを送るためのツールボックスである。例えば、「移動確定」の押下を受け付けることで、ドロップされた時間帯への移動が確定する。「表紙に設定」の押下を受け付けると、502のアルバム表紙サムネイルとして設定される。「詳細」の押下を受け付けると、画像の詳細情報(例えば、メタデータに記憶されている撮影情報)を表示する。「回転」の押下を受け付けると、選択中の画像を右もしくは左に90度回転させる。「ラインから除く」の押下を受け付けると、選択中の画像をドロップした時間帯から除いて、506の領域に戻す、もしくは元あったマップ表示領域のGPS座標に画像を戻す。
【0072】
引き続き図12に戻り、S207において、クライアント端末100で画像のメタデータのうち、GPS座標の編集をし、編集終了の指示(例えば、Enterキーの押下)を受け付けると、S208でクライアント端末100はGPS座標の編集が終了したと判断し、図8の801の編集ツールダイアログを閉じる。このとき、同時に複数のサムネイル画像をマップ内の同じ座標にプロットしていた場合には、図8の編集画面で編集する値は、選択していた複数の画像全てに反映される。
【0073】
S209において、アルバム編集画面(図5)で次にGPS座標を編集する画像の選択を受け付ける場合には、フローチャートのS204に戻る。GPS座標の編集を終了させる場合(NO)には、図5の513の保存ボタンの押下を受け付ける(情報更新の確定指示を受け付ける)ことによって、画像のメタデータのうち、編集したGPS座標の情報をストレージの画像データテーブルに反映(更新処理制御)させる(S210)。
【0074】
図10は画像のメタデータのデータテーブル構成の一例を示す図である。画像のメタデータには、例えば、「撮影機種」、「撮影日時」、「GPS座標」、「撮影モード」、「画像シリアルナンバー」の情報をもっている。S207でGPS座標を編集された画像については、本図の「GPS座標」のパラメータが、編集されたときに、設定されたパラメータになり、S209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、パラメータが書き換えられる。
【0075】
尚、ここでは、S207で撮影日時情報を編集された画像について(S207、S208)、図5の513のS209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、ウェブサイトサーバに記憶される画像のメタデータのうち、GPS座標のパラメータを書き換える(S210)ものとしたが、書き換える情報は必ずしもメタデータでなくともよい。
【0076】
つまり、例えば、ウェブサイトサーバの記憶領域に、図19に示すような、画像と位置情報(GPS座標)との対応付けテーブルを設け、当該対応付けテーブル内の位置情報を書き換えるようにしてもよい。
【0077】
また、ここでは、編集ツールダイアログ801を、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示し、GPS座標の情報、もしくは画像に付与するタグを編集するものとしたが、例えば、サムネイル画像をドロップ処理したマップ表示領域における座標位値を、撮影位置情報として自動で更新するようにしてもよい。
【0078】
以下、図19を参照して、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例について説明する。図19は、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【0079】
図19に示す通り、位置情報対応付けテーブル1900は、ユーザID1901、画像名1902、位置情報1903等から構成されている。位置情報対応付けテーブル1900は、ウェブサイトサーバの外部メモリ211等の記憶領域に記憶されているものとする。
【0080】
ユーザID1901は、当該画像名1902の示す画像がいずれのユーザのものかを識別するための識別情報である。ここでは、ユーザID1901は、ウェブサイトサーバへのログインに用いられるユーザIDと同一であるものとする。
【0081】
画像名1902は画像の名称である。位置情報1903は、画像に対応付けられた撮影位置情報である。以上が図19の、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例についての説明である。
【0082】
つまり、例えば、クライアント端末100のCPU201は、図12のステップS204で選択されたサムネイル画像がマップ表示領域に移動(ドロップ)された場合(ステップS206でYES)、当該サムネイル画像の移動先の位置の位置情報を、例えば、マップ表示領域における座標位値を用いて特定し、当該座標位値から特定した、サムネイル画像の移動先の位置情報を、サムネイル画像に対応するオリジナル画像の新たな位置情報(図19の1903)として更新する。つまり、画像名1902の示す画像に対応付けられた位置情報1903を書き換える。
【0083】
マップ表示領域における座標位値を用いた位置情報(GPS情報)の特定、更新は、例えば、マップの情報を外部のサーバから取得してブラウザ上に表示している場合、当該外部サーバに対し、ユーザが指定した(ここでいうサムネイル画像が移動した先)の座標位置を含む位置情報の問い合わせ要求を送信し、当該外部サーバからの返答に含まれる位置情報を取得することで行われる。当該外部サーバからの返答に含まれる位置情報を、サムネイル画像の移動先の位置情報として特定し、更新するものである。
【0084】
以下、図20を参照して、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理について説明する。図20は、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【0085】
図20におけるステップS2001〜S2002の処理は、それぞれ、図12におけるステップS201〜202の処理の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。
【0086】
クライアント端末100のCPU201は、表示画面にマップを表示すべく、マップの情報を提供している不図示の外部サーバに対し、例えばマップの画像等のマップの情報の取得要求を送信する(ステップS2019)。外部サーバは当該取得要求を受信し(ステップS2020)、当該取得要求の送信元のクライアント端末100に対し、当該取得要求に応じたマップの情報を送信する(ステップS2021)。
【0087】
クライアント端末100のCPU201は、当該外部サーバからマップの情報を受信し、当該マップの情報を用いて、図5〜図9に示すような、マップビューの画面を表示する(ステップS2003)。ステップS2004〜S2006、ステップS2011、ステップS2012の処理については、それぞれ、図12におけるステップS204〜S206の処理、ステップS211、ステップS212の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。
【0088】
クライアント端末100のCPU201は、画像がドロップされたマップ表示領域における座標位置(移動先)の情報を取得し(ステップS2007)、当該座標位置の情報を含む、位置情報(GPS情報)の問い合わせ要求を、マップの情報を提供している不図示の外部サーバに対して送信する。
【0089】
外部サーバは、クライアント端末100からの位置情報の問い合わせ要求を受信し(ステップS2014)、当該問い合わせ要求に含まれるマップ表示領域上の座標位置の情報に基づいて、位置情報の検索、算出を行う(ステップS2015)。
【0090】
外部サーバは、ステップS2015で検索、算出した位置情報をクライアント端末100に送信し(ステップS2016)、クライアント端末100のCPU201は、当該位置情報を受信する(ステップS2008)。また、当該位置情報の示す場所の住所の情報(地名)を外部サーバより受信し、当該住所の情報を表示画面に表示するようにしてもよい(地名情報表示)。
【0091】
尚、ここでは、マップ表示領域上座標から特定される位置情報(GPS座標)を外部サーバに問い合わせているが、例えば、マップ表示領域のデータをブラウザに表示すべく外部サーバからマップの情報を受信する際に、当該マップ表示領域に表示される区域の位置情報(GPS座標)、住所の情報等を共に受信することで、サムネイル画像が移動された場合に、当該マップの情報と共に受信した位置情報(GPS座標)を用いて、クライアント装置100のCPU201が移動先の位置情報を算出するようにしてもよい。こうすることで、外部サーバとの通回数を減じることが出来る。
【0092】
クライアント端末100のCPU201は、アルバム編集画面(図5)で次にGPS座標を編集する画像の選択を受け付ける場合には(S2009でYES)、処理をフローチャートのS2004に戻す。画像の選択を受け付けない場合には(S2009でNO)、処理をステップS2010に移行する。
【0093】
クライアント端末100のCPU201は、図5の保存ボタン513が押下されたか否かを判定し(ステップS2010)、保存ボタン513が押下されていないと判定した場合(ステップS2010でNO)、例えば、ブラウザ画面の不図示の「戻る」ボタンが押下された場合、処理を終了する。
【0094】
保存ボタン513が押下されたと判定した場合(ステップS2010でYES)、ステップS2005でドラッグ&ドロップ処理によりサムネイル画像が移動した先の位置情報(GPS座標)の情報をストレージ(ここでいうウェブサイトサーバ200)の画像データテーブルに反映させるべく送信する(S2017)。
【0095】
ここでいう、サムネイル画像が移動した先とは、移動したサムネイル画像の移動先の点を示す情報である。例えば、サムネイル画像が、吹き出しの形をしたマークの中に配置され、マップ表示領域上にプロットされている場合、吹き出しの形をしたマークの吹き出しの基点(吹き出しのマーク上の点)を移動先の点とする。尚、当該移動先は、サムネイル画像の移動先の点の情報であればよいため、例えば、サムネイル画像の中心点や、サムネイル画像の端点を以て当該移動先の点としてもよい。つまり、サムネイル画像、マーク、又はサムネイル画像とマークを重ねた画像を1つオブジェクトとした場合、前記移動位置は当該オブジェクト上の点であればよい。
【0096】
また、当該マークと、サムネイル画像又はオリジナル画像が表示画面上に別々に表示され、当該マークを動かすことによって、前記表示画面に別に表示されたサムネイル画像に対応するオリジナル画像位置情報、又は前記表示画面に表示されたオリジナル画像の位置情報を、当該マークの移動先の点の位置を示す位置情報に書き換えるようにしてもよい。
【0097】
ステップS2017において、クライアント端末100のCPU201は、ステップS2008で受信した位置情報の他に、例えばステップS2006でマップ上にドロップ(移動)された画像のオリジナルの画像を特定する情報(例えばサムネイル画像の画像名(サムネイル画像1303))と、ユーザIDとをウェブサイトサーバ200に送信する。
【0098】
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、ステップS2017で送信された位置情報(GPS座標)、サムネイル画像の画像名、ユーザIDを受信し、当該サムネイル画像名の示すサムネイル画像に対応するオリジナル画像(オリジナル画像1302)を特定して、当該オリジナル画像に対応する位置情報(例えばGPS座標1903)を、受信した位置情報に更新する(ステップS2018)。
【0099】
図20のフローチャートの構成においては、サムネイル画像の移動が完了した後、保存ボタン513が押下されない限り、オリジナル画像の位置情報は更新されないものであり、例えば、ウェブサイトサーバ200上の複数のオリジナル画像の位置情報を変更する場合、複数のサムネイル画像の移動を行い、その後、保存ボタン513の押下を受け付けることで、移動した複数のサムネイル画像に対応する、ウェブサイトサーバ200上の複数のオリジナル画像の位置情報を変更するような、位置情報の変更方法が示されている。
【0100】
しかし、位置情報の変更方法はこれに限るものではない。例えば、サムネイル画像がマップ表示領域上に移動されるごとに、都度、移動されたサムネイル画像に対応する、ウェブサイトサーバ200上のオリジナル画像の位置情報を変更するようにしてもよい。以上が図20の、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理についての説明である。
【0101】
次に図13を参照して、本発明の実施形態における、ウェブサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例について説明する。図13は、本実施形態においてウェブサイトサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例を示すデータテーブルである。図13のデータテーブルでは、アルバムタイトル1301に、オリジナル画像1302と、オリジナル画像のサムネイル画像1303と、画像のメタデータ1304がそれぞれ紐づいて記憶されている。なお、サムネイル画像1303はオリジナル画像1302を識別可能なアイコンであれば、サムネイル画像以外のアイコンでも問題ない。
【0102】
次に、図16を用いて本実施形態においてウェブサイトサーバ200で掲載されるオンラインアルバムをスライドショー表示する際の表示方法について説明する。S301において、クライアント端末100はアルバムスライドショーの開始指示を受け付けると、図17のスライドショー開始確認画面が表示される。S301では、例えば図5の514の確認ボタン押下を受け付けることにより、スライドショー開始確認画面を表示する。
【0103】
図17のスライドショー開始確認画面は、1701の閲覧開始ボタンと、1702のアルバム表紙画像が表示されている。1702は、図5の表紙画像502として設定された画像の拡大表示である。また、アルバムタイトルは図5の501で設定したアルバムタイトルである。1701の閲覧開始ボタンの押下を受け付けることにより、アルバムのスライドショーが開始する。S302において、クライアント端末100はマップビュー形式でのスライドショー画面を表示する。
【0104】
図18はスライドショー画面(マップビュー形式)である。1801は、スライドショーで表示されているオリジナル画像である。1802は、スライドショー表示されているオリジナル画像を、次のオリジナル画像に切り替えるときに押下を受け付けるボタンである。1803は、通報ボタンであり、現在スライドショーで表示されているオリジナル画像が、公に公開されるのにふさわしくないと閲覧者が感じたときに、ウェブサイトサーバ200の管理者に本画像について通報することが可能である。1804は表示切替ボタンであり、本ボタンを押下すると、スライドショーをマップビュー形式から本実施形態におけるもう一つの表示方法であるタイムラインビュー形式に切り替える。1805は、サムネイル画像がマップ上にプロットされた状態で表示されるマップ表示領域である。1806は、アルバムのスライドショー表示を終了させるためのボタンである。スライドショーでオリジナル画像を表示している最中に本ボタンの押下を受け付けると、図18のスライドショー画面の表示を終了させ、アルバムのトップ画面、もしくは図17のスライドショー開始確認画面を表示させる。
【0105】
S302でマップビュー形式のスライドショー画面(図18)を表示すると、クライアント端末100は、スライドショーで表示する画像のGPS座標を取得して、マップの表示縮尺を決定するためのコマンドをウェブサイトサーバ200に送信する。ウェブサイトサーバ200は、スライドショーで表示するオリジナル画像のGPS座標を取得すると、夫々のGPS座標をもとに、全ての画像がマップ表示領域に表示されるようマップの縮尺を決定する。このときに画像互いに画像が重ならないように表示できる縮尺に決定する。
【0106】
S303において、クライアント端末100は、アルバムに掲載されている画像のスライドショーを開始する。画像の表示順序としては、例えば、画像のメタデータのうち「撮影日時」の情報を用いることにより、撮影日時が古い画像順に表示させる。このとき、スライドショー画面(図18)の1801に表示されている画像のGPS座標に対応して、1805のマップ表示領域の中央に表示される位置が遷移する。
【0107】
具体的には、図18の1801に表示されている「IMG_00001」の画像のGPS座標が図10に示すとおり「N: 34.985691, E:135.757835」という値(京都駅のGPS座標値)だとすると、この値のGPS座標をマップ表示領域の中央に表示させるためのリクエストをウェブサイトサーバ200に対して送信する。ウェブサイトサーバ200は、“「N:34.985691, E:135.757835」を中央に表示させる”というリクエストをクライアント端末100から受け取ると、「N:34.985691, E:135.757835」の座標をマップ表示領域の中央に表示させる。このときに、GPS座標に基づいてマップ表示領域の中央位置に表示された位置の地名を表示させて、ユーザに撮影場所の情報をより明確に示すことが可能である(地名情報表示)。例えば、前記地名を別ウインドウに表示する。
【0108】
結果的にクライアント端末100のマップ表示領域では、「IMG_00001」がマップ中央に表示される。図18の1807は、「IMG_00001」のGPS座標のコマンドを送った後にマップ表示領域の中央位置が決定したときの表示例である。先程の「N:34.985691, E:135.757835」というGPS座標がマップ表示領域の中央に表示されているため、そのGPS座標をメタデータとしてもつ「IMG_00001」がマップ表示領域の中央に表示されていることを示す。さらに、1807のメタデータにタグが付されている場合には、タグに表示されている文字列を表示する。例えば、本図で、「IMG_00001」には「京都駅」というタグが付されているので、1807にも「京都駅」という表示がされる。
【0109】
S304において、クライアント端末100は現在1801に表示している画像をスライドショー表示してから所定時間経過したか、もしくは1802の押下を受け付けて次の画像の表示指示を受け付けたを判定する。クライアント端末100は、スライドショー表示の設定として予め画像一枚あたりの表示時間を決めることができる。例えば、「10秒経過したら自動で次の画像を表示」という設定にしておくと、画像を表示してから10秒を経過したら自動的に画像を切り替えることができる。このときに、クライアント端末100は画像を表示してからの表示時間を内部的に取得して(例えば、表示時間管理部のようなモジュールによる)、表示時間の管理をする。
【0110】
S304で予め設定された表示時間を経過した場合、もしくは1802の押下を受け付けた場合には(YES)、S303に戻って次の画像を表示する。それとともに、次に表示する画像のGPS座標に対応して、1805のマップ表示領域の中央位置を遷移させる。例えば、次に表示する画像が「IMG_00002」であり、GPS座標が「N: 34.994769, E:135.785047」(清水寺のGPS座標値)という値だとすると、GPS座標をマップ表示領域の中央に表示させるためのリクエストをウェブサイトサーバ200に対して送信する。ウェブサイトサーバ200は、“「N: 34.994769, E:135.785047」を中央に表示させる”というリクエストをクライアント端末100から受け取ると、マップ表示領域の中央に上記座標値が遷移して、「IMG_00002」がマップ表示領域の中央に表示される。(図18の1808)このとき、「IMG_00002」のメタデータにタグが付されている場合には、タグに表示されている文字列を表示する。例えば、本図で、「IMG_00002」には「清水寺」というタグが付されているので、1808にも「清水寺」という表示がされる。
【0111】
S305において、スライドショー表示されている画像が、アルバムに掲載されている画像の最後の画像である場合か、もしくは1806の終了ボタン押下により、スライドショー表示を終了する指示を受け付けたか否かを判定する。上記のうちいずれかの場合に該当すると(YES)、クライアント端末100は、スライドショー表示を終了させ、アルバムのトップ画面を再び表示させる。また、上記のうちいずれの場合にも該当しなければ(NO)、S304に戻って次の画像に切り替えるための指示の待機状態となる。
【0112】
以上、本発明によれば、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【0113】
即ち、本発明は撮影位置情報を含むメタデータを備えるオリジナル画像と、当該オリジナル画像に紐付くオブジェクト画像とを記憶するウェブサイトサーバと通信可能な情報処理装置において、前記ウェブサイトサーバより取得した前記オブジェクト画像に紐付く撮影位置情報が識別可能なマップ表示領域を含む表示形式で、ブラウザ上に前記オブジェクト画像を表示する表示手段と、前記表示手段でブラウザ上に表示されている複数の前記オブジェクト画像の選択を受け付ける選択受付手段と、ユーザの操作指示に従い、前記選択受付手段で受け付けた前記複数のオブジェクト画像に対してドラッグ処理を行うドラッグ手段と、前記ドラッグ手段によりドラッグ処理された前記複数のオブジェクト画像に対して、前記ブラウザ上に表示されているマップ表示領域にドロップ処理するドロップ手段と、前記ドロップ手段により前記複数のオブジェクト画像をドロップ処理したマップ表示領域における座標位値を、前記撮影位置情報として更新する撮影位置情報更新手段と前記撮影位置情報更新手段で更新した前記複数のオブジェクト画像の撮影位置情報に基づいて、前記複数のオブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像のそれぞれのメタデータを書き換えるべく、前記ウェブサイトサーバに更新指示を送信する更新情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0114】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0115】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0116】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0117】
また、各装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0118】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0119】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、上述した実施形態の説明において、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているとした情報(図10、図13、図14、図15、図19にそれぞれ示す画像データのデータテーブル等)、不図示の外部サーバで記憶管理されているとしたマップの情報、位置情報、住所情報をクライアント端末100にて記憶管理し、表示画面を、ブラウザ機能を用いることなくクライアント端末100のアプリケーション機能を用いて表示部に表示することで、前記ウェブサイトサーバや前記外部サーバとの通信を行うことなく、各図のフローチャートに示す処理を、例えば、スマートフォンなどの携帯端末としてのクライアント端末100にて行わせるようにしてもよい。
【0120】
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0121】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【0122】
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウエア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウエアやハードウェア構成による実現も含むものである。
【符号の説明】
【0123】
1 ネットワーク
100 クライアント端末
200 ウェブサイトサーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(KB)
210 表示装置(CRT)
211 外部メモリ
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツの位置情報データ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置を用いて撮影した画像を、インターネット上で公開するオンラインアルバムサイトにアップロード(掲載)して不特定多数のユーザで画像の閲覧を楽しむサービスが普及している。例えば、オンラインアルバムサイトとして、CANON iMAGE GATEWAY(登録商標)や、ソーシャルネットワークサービスとしてFacebook(登録商標)などが挙げられる。
【0003】
これら不特定多数のユーザと画像を共有して楽しむオンラインアルバムサイトでは、ユーザ間のコミュニケーションの一環として、例えば画像に対してコメントキャプションを付加する機能が一般的となっている。コメントやキャプションなどを画像に付加することができるようになると、1つの画像に対して大量のコメントやキャプションなどが付加されることもあるため、画像をスライドショーで表示する際にユーザにとって見易い表示時間で各画像をスライドショー表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、最近では画像の撮影時に撮影位置情報(GPS座標)を取得することができる撮影装置も多数あり、これらの撮影装置で撮影された画像のメタデータ(例えばExif形式のデータ)には、「GPS座標」が付加される。この「GPS座標」の情報を用いることにより、ウェブで提供される地図上の撮影された場所に画像をマッピング(プロット)して表示する技術が開示されている(例えば特許文献2の図12)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−154398号公報
【特許文献2】特開2011−71736号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、撮影装置で撮影された複数枚の画像を一つのオンラインアルバムサイトにまとめて掲載するときに、GPS座標を取得する機能が搭載されていない撮影装置で撮影された画像を掲載する場合、地図上の所望の位置に画像がプロットされないという問題がある。
【0007】
また、もしくは、GPS座標を取得することができる撮影装置で画像を撮影したが、GPS座標の精度が悪く、実際に撮影した場所から大きく外れたGPS情報がメタデータに記憶されてしまっている画像には、地図上の所望の位置に画像がプロットされないという問題がある。これらの場合、メタデータを修正するアプリケーション等を利用してGPS座標を修正して対応することが可能であるが、メタデータに付加されているGPS座標が、正確な撮影位置の範囲内であるかどうかは、実際にウェブに画像をアップロードして、地図上にプロットしてみて初めて確認できるものであり、もし、正確なGPS座標ではなかった場合には、その画像を特定して修正アプリケーションでGPS座標を修正しなければならず、ユーザにとっては非常に煩雑な作業であった。
【0008】
そこで本発明は、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報の編集を可能とする仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
即ち、本発明は、オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報の編集が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態にかかる情報処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態にかかる情報処理システムを構成する各装置のハードウエア構成を示す図である。
【図3】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図4】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図5】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図6】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図7】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図8】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図9】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図10】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図11】本実施形態にかかる情報処理システムの処理概要を示すフローチャート図である。
【図12】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図13】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図14】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図15】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図16】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図17】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図18】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図19】本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【図20】本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を用いて本実施形態について説明をする。図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成例を示した図である。図1の情報処理システムでは、クライアント端末100とウェブサイトサーバ200とが、ネットワーク1を介して接続可能な状態にある。
【0013】
本実施形態においてクライアント端末100は、インターネットにアクセスするためのインターネットブラウザを備えている。また、本実施形態においてウェブサイトサーバ200は、クライアント端末100から選択を受け付けてアップロードされる画像を記憶部(例えばHDD)の所定の記憶領域に記憶し、ユーザによって作成されるアルバムのデータテーブルを記憶している。ウェブサイトサーバ200に記憶されるアルバムのデータテーブルは、後述の図13で説明する。
【0014】
次に、図2を用いて図1に示したクライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、クライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0015】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BaSic Input / Output SyStem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0016】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0017】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0018】
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0019】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続、通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0020】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0021】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
【0022】
次に、図3を用いて本実施の形態におけるウェブサイトサーバ200で提供するウェブサイトについて説明する。図3は、ウェブサイトサーバ200にアクセスしたクライアント端末100の表示部に表示されるウェブサイトのトップ画面の構成例である。トップ画面300は、ウェブサイトサーバ200で提供されるオンラインアルバムの紹介画面であり、アルバム新規作成ボタン301の押下を受け付けると、図4の画像データのアップロード画面が表示される。また、302と303は、本ウェブサイトで提供するオンラインアルバムサービスによって作成されたアルバムを紹介する表示領域である。302、303には、例えば、ウェブサイトで特集を組んでいるトピックに関するアルバムがピックアップされたり、各トピックの業界に精通した人物である“モデレーター”と呼ばれるユーザが作成したアルバムが表示される。302、303のアルバム表示領域には、各アルバムの表紙のサムネイル画像と、アルバムタイトルと、アルバムの作成者(ウェブサイトの会員ユーザ名)が表示される。
【0023】
次に、図11と図12を用いて本実施の形態において、ウェブサイトサーバ200にアクセスをしてアルバムの作成および編集処理について説明する。まず、クライアント端末100では、ウェブサイトサーバ200から提供されるインターネットサイトにアクセスをし、ユーザログインを実行する。ユーザログインでは、ユーザID(例えば、一意の文字列や、メールアドレスなども含む。)とパスワードの入力を受け付け、当該ユーザIDとパスワードをウェブサイトサーバ200に送信すると、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶しているユーザデータテーブル(不図示)は、送信されたユーザIDがデータテーブルに登録されているか、また当該ユーザIDに紐付いて記憶されているパスワードが、送信されたパスワードと一致するか否かを確認し、ユーザIDとパスワードが、ユーザデータテーブルに登録されている値と一致すれば、会員トップページ(図3)をクライアント端末100に送信する。なお、ここでウェブサイトサーバ200はユーザデータテーブルを必ずしも記憶する必要はなく、別途ユーザ認証用のサーバを用意しても構わない。
【0024】
S101において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたトップページ(図3)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0025】
尚、ここでは、ブラウザの機能を用いて表示部に画面情報を表示するようにしているが、例えば、クライアント端末100に画面表示機能を有するアプリケーションを記憶しておき、当該アプリケーションを起動することにより、画面情報を表示部に表示するようにしてもよい。この場合、各図のフローチャートに示すクライアント端末100における処理、及び、図20における外部サーバにおける処理(ステップS2014〜S2016)の処理をクライアント端末100にて行う。
【0026】
S102において、クライアント端末100はトップページのアルバムを新規作成ボタン(図3の301)の押下を受け付けると、アルバム新規作成をするための画面を取得すべく、ウェブサイトサーバ200に画面取得要求を含むアルバム作成指示を送信する。
【0027】
S103において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100より送信されたアルバム新規作成指示を受信すると、S104においてアルバム作成画面(図4)の画面情報をクライアント端末100に返す。
【0028】
S105において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム作成画面(図4)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0029】
図4のアルバム作成画面400では、オンラインアルバムに掲載するための画像の選択およびアップロードを実行する。401の「ストレージから選択」ボタンの押下を受け付けると、現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロード済みであって、所定の記憶部に保存されている画像の一覧がクライアント端末100の表示部に表示され、不図示の画像一覧画面よりアルバム作成のための画像選択を実行する(アルバム掲載画像選択受付)。画像一覧画面では、画像を一枚ずつ選択することも可能であり、また、複数枚選択することも可能である。
【0030】
なお、ウェブサイトサーバ200にアップロードされた画像は図15に示すように、画像名と、掲載される(画像が使用されている)アルバム名が紐づいた形式でデータテーブルに記憶される。
【0031】
1501の画像名と、1502−1、1502−2と、画像が使用されているアルバム名が紐づいて記憶されていることが確認できる。例えば、「IMG_00001」は、「京都旅行記」のアルバムのみに使用されており、「IMG_00002」は、「京都旅行記」と「日本の桜」という複数種類のアルバムに使用されていることがわかる。
【0032】
引き続き図11に戻りS106において、クライアント端末100はアルバムに掲載する画像の取得元の選択を受け付ける。具体的には、先述の図4で説明したように、既にウェブサイトサーバ200にアップロードをして、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部で記憶している画像からアルバムを作成するために選択をするのか、もしくはクライアント端末100の所定の記憶部またはクライアント端末100に接続をしている外部記憶装置(例えば、USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどを言う。)で記憶している画像を選択して、ウェブサイトサーバ200にアップロードを指示をするのか、という選択を受け付ける。
【0033】
S106において「ストレージから選択」ボタン(図4の401)の押下を受け付けた場合は、S108でウェブサイトサーバ200がストレージ画像一覧画面に進み、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロードして、記憶されている画像の画像一覧画面をクライアント端末100に返す。
【0034】
S109において、クライアント端末100はウェブサイトサーバ200より送信されたストレージの画像一覧画面(不図示)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。そして、画像一覧画面から、オンラインアルバムに掲載する画像の選択を受け付ける。
【0035】
S110において、クライアント端末100は、S107またはS109のステップで、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像をオンラインアルバムに掲載する画像として、アルバム作成指示をウェブサイトサーバ200に送信する。本処理は、図4の「アルバム作成」ボタン404の押下を受け付けることにより実行される。このときにクライアント端末100からウェブサイトサーバ200に送信されるデータ構成は、図14に示すアルバム作成情報である。
【0036】
図14のアルバム作成情報は、アルバムタイトル1401と、S107またはS109から選択された画像名1402、S107またはS109で、どちらから選択されたかを示す選択元情報1403、および選択された画像のメタデータ1404の情報を備えているものとする。
【0037】
S111において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100よりアルバム作成指示を受信すると、クライアント端末100で選択された画像に、ローカルからアップロードされた画像があるか否かの判断を実行する。これは、S108、S109の処理を経て選択された画像であれば、既にウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶されている画像であるため、改めて保存をする必要がないが、今回初めてクライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択され、アルバムに掲載する画像として送信された画像は、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶をする必要があるためである。
【0038】
このとき、S111でクライアント端末100より受信したアルバム作成指示に含まれるアルバム作成情報(図14)のうち、選択元情報1403を用いることで、どのデータがローカル(クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された)の画像なのか、ストレージに元々記憶されている画像なのかを判断することができ、ローカルの値が入っている画像を、今回新たにウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に保存する。
【0039】
S112において、クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された画像がある場合には、S113に進み、該当する画像をウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶する。
【0040】
S114において、クライアント端末100より送信されるアルバム作成指示にもとづいて送信された画像のウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への記憶、またアップロードが成功した場合には、図5のアルバム編集画面の画面情報をクライアント端末100に送信する。またアップロードが正常に行われなかった場合(例えば、セッションタイムアウトや、画像1枚あたりのデータ容量が大きすぎる場合等が考えられる。)は、S116においてエラー画面(不図示)を表示して本処理を終了する。
【0041】
なお、図4の「パソコンからアップロード」ボタン402の押下を受け付けると、S107で不図示の画像選択画面が起動し、クライアント端末100からアップロードする画像の選択を受け付ける。もしくは図4の403の「画像をドラッグ&ドロップ」と記載された領域内に、クライアント端末100もしくはクライアント端末100と接続している外部記憶装置に記憶されている画像のサムネイルをドラッグ&ドロップで移動させると、選択を受け付けた画像のアップロードを開始させることも可能である。403の領域にドラッグ&ドロップで画像を移動させた場合は、画像の1データごとにアップロード処理が開始し、ユーザに対して405のアップロードメーターで処理状況を確認させることができる。アップロード処理が完了した画像は、サムネイルが生成されて406のアップロード画像表示領域に、サムネイルが表示される。この場合、ドラッグ&ドロップで移動させた画像を1枚ずつアップロードさせていくことになるため、図11の各ステップ(S110〜S114)の処理方法とは異なり、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への画像記憶はその都度行われることになる。
【0042】
次に、図12を用いて、本実施形態においてアルバム編集画面における画像のメタデータの管理・編集の処理について説明する。
【0043】
S201において、クライアント端末100は、図11のS115でウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム編集画面(図5)の画面情報(HTML情報)を、インターネットブラウザでを読込み、表示部に表示する。S202において、今回作成するオンラインアルバムの表示方法の選択を受け付ける。
【0044】
本実施形態においては、アルバムに掲載する画像のメタデータ(例えば、Exif形式のメタデータがある。)のうち、撮影日時の情報を用いてアルバムに掲載する画像を時系列順に並べる「タイムラインビュー」の表示方法と、同じくメタデータのうち、GPS情報を用いてアルバムに掲載する画像を、マップ上にプロットする「マップビュー」の二種類の表示方法がある。本出願ではそのうちの、「マップビュー」で画像を表示する際のメタデータ管理・編集方法について述べる。
【0045】
図5は、「マップビュー」の形式で表示をしているアルバム編集画面の一例である。アルバム編集画面500は、画面左上にアルバムタイトル501と、アルバムの表紙画像のサムネイル502を備えている。アルバムタイトルは、例えば、501の領域でダブルクリックによる指示、もしくはマウスの右クリックからコマンドダイアログ(不図示)を表示して、「タイトルの編集」のコマンドを選択すると、編集が可能になる。または、図4のアルバム作成画面に、アルバムタイトルを入力するテキストボックス407を設け、画像の選択を受け付けてアルバム作成指示をS111で送信する際に、同時にアルバムタイトルを送信する方法でもよい。
【0046】
表紙画像502のサムネイルは、デフォルトでは空欄もしくは、アルバム掲載画像として選択された画像のうち、一番撮影日時が古い画像を初期設定として表示する。そこから変更を行う場合には、503の「表紙画像の設定」の押下を受け付けることによって、表紙画像の選択ダイアログが表示され、502の表紙画像のサムネイルを変更することができる。
【0047】
504の「画像追加」ボタンは、押下を受け付けることによって、アルバムに既に掲載されている画像に追加をする形で画像の選択、アップロードを実行する。この場合、アルバム作成画面(図4)が再度表示されるが、404の「アルバム作成」ボタンが、「アルバムに画像を追加」ボタンに変更される。
【0048】
506は、メタデータのGPS座標の項目にパラメータが設定されていない画像が表示される領域である。例えば、画像を撮影する撮影装置にそもそも位置情報を取得する機能がついていないものや、機能が搭載されているが、位置情報の取得を行わずに撮影した画像のGPS座標のパラメータは設定されない状態となる。これらの画像がGPS座標未設定の画像として506の表示領域に表示される。
【0049】
507はマップ内の検索用テキストボックスであり、508の画像検索ボタンを押下すると、マップ内にプロットされている画像を検索する。例えば、テキストボックスに「京都」と入力をして508の検索ボタンで検索をすると、アルバムに掲載している画像の中で、京都に関連する土地や建物のGPS座標がメタデータに設定されている画像や、画像名に“京都”という文字が使われている画像を検索してマップビューで表示することができる。
【0050】
509、510はアルバム編集画面下部のマップ表示領域に、画像のメタデータのうちGPS座標に基づいてプロットされている画像である。509は、画像1枚がプロットされていることを示しており、510は、複数枚の画像のGPS座標が近く、重なって表示されてしまう場合の表示方法である。この場合は、10枚の画像のGPS座標が近いため、画像のサムネイルに「10」と示している。マップの縮尺が広域である場合には、画像が重なる枚数分の数字がサムネイルに表示され、マップの縮尺がより詳細な範囲(狭い範囲)になるにつれ、サムネイルの重なりが解消されていく。
【0051】
つまり、例えば、マップ表示領域上の一定の範囲内に画像が密集している場合、全ての画像をユーザに認識可能に、マップ表示領域上に表示できなくなるため、クライアント端末100のCPU201は、当該密集した画像群をグループ化し、当該グループ内の代表のサムネイル画像を最前面に1枚表示して、当該代表のサムネイル画像、又はその配置場所の近傍、乃至、上面に当該グループに含まれる画像の枚数を表示(枚数表示)するものである。代表のサムネイルとは、例えば、グループの中で直近に撮影された画像を日付情報に基づいて抽出し、表示する。
【0052】
511はマップビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「マップビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0053】
512はタイムラインビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「タイムラインビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0054】
513は保存ボタンであり、後述する撮影日時の編集ツールダイアログによって、各画像の撮影日時を編集した際、編集した情報を反映させるために押下を受け付けるボタンである。
【0055】
514は確認ボタンであり、特定の画像を選択したうえで本ボタンの押下を受け付けると、スライドショー形式でプレビューすることができる。
【0056】
515は完了ボタンであり、編集画面で編集しているオンラインアルバムの編集をすべて保存して終了する際に押下を受け付けるボタンである。
【0057】
引き続き図12に戻り、S201においてアルバム編集画面が表示された段階での表示方法は、ユーザが本ウェブサイトを利用する際に行う設定で、「タイムラインビュー」、「マップビュー」のうち、どちらがデフォルト(初期設定)の表示方法にするかを設定しておくことで決定する。
【0058】
S202において、クライアント端末100では表示方法の選択を受け付け、「マップビュー」の表示が選択された場合にはS203に進む。「タイムラインビュー」の表示が選択された場合には、S212に進む。なお、本実施形態において「タイムラインビュー」の表示方法におけるメタデータの編集、管理については言及しない。
【0059】
S204において、クライアント端末100は画像のメタデータのうち、GPS座標の情報を編集するサムネイル画像の選択を受け付ける(選択受付)。ここでいう選択とは、特定の画像にマウスオーバーしてカーソルを運び、クリックをする指示を指している。例えば、図6では、506のGPS座標のパラメータが設定されていない画像が表示された領域から特定の画像の選択を受け付けている。また、このときクライアント端末100は、同時に複数の画像の選択を受け付けて、GPS座標の編集(更新)を行うことが可能である(複数選択受付)。当該複数の画像の選択は、例えば、キーボード上の特定のキー(例えばshiftキー)の押下を押下しながら、画像を順番にクリックする操作を受け付けることで実行される。また、マウスを用いた範囲選択の操作を受け付けることで、当該範囲選択の選択範囲に含まれる複数の画像を、選択された画像として扱うようにしてもよい。
【0060】
また、例えば、2つ目以降に選択されたサムネイル画像を、1つ目に選択された画像に重ねて表示し、グループ化して、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドラッグを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドロップを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の移動先の位置の指定を受け付けるものとする。グループ化とは、例えば、ウェブサイトサーバ200のCPU201によって、当該グループに含まれる画像を特定するための不図示のデータテーブル(グループ画像テーブル)が一時生成されることにより管理、実行される。当該グループ化(グループ画像テーブルの生成)は、2つ目のサムネイル画像が選択されることにより開始され、グループ化されたサムネイル画像のドロップ操作を受け付けることにより終了するものとする。
【0061】
また、例えば、複数の画像の選択を受け付け、選択された複数の画像のうち、1ずれかの画像のドラッグ&ドロップの操作を以て、当該選択された複数の画像全てのドラッグ&ドロップの操作を受け付けるものとする。
【0062】
次にS205において、選択した画像をマップ上の別の座標にドラッグ&ドロップする(移動位置の指定受付)。図6では601の「IMAGE G」のサムネイルを選択し、マップの所定の領域にドラッグ&ドロップをしている。また、図7ではマップに既にプロットされている701の「IMAGE G」を、マップの別の座標にドラッグ&ドロップしている。またこのとき、同時に複数枚のサムネイル画像を選択していた場合には、同時に選択されていたサムネイル画像をマップ内の同じ座標にプロットする。
【0063】
こうすることでユーザは、例えば、複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像のおおまかな位置(例えば撮影位置)を指定することが出来る。また、前述したように、マップの縮尺がより詳細な範囲(狭い範囲)になるにつれ、サムネイルの重なりが解消されるようにすることで、前記おおまかな位置の指定を行った後、マップを拡大して重なりを解消したサムネイルを個々に選択し、詳細な位置の指定を行うことが出来る。
【0064】
ここでは、サムネイル画像の移動手段としてドラッグ&ドロップ処理の方法を用いているが、画像の移動方法はこれに限るものではない。例えば、画像の選択指示後、当該画像を移動する先の指定指示、選択指示を受け付けることで、当該画像を、前記指定指示により指定された先に移動させるようにしてもよい。また、例えば、ロングタッチ操作による選択操作、フリック操作、スワイプ操作を受け付けることで、フリック、スワイプ方向に向かって画像を、画面上を滑るように移動させるようにしてもよい。この場合、例えばフリック、スワイプ操作の強さによって、移動させる距離の長短を調整可能である。つまり、受け付けたフリック、スワイプ操作の強さ(指が画面に接している時間の長さ、画面に対して指が設置した際の圧力等)を基準として、移動距離の長さが定義されており、当該フリック、スワイプ操作の強さにより移動距離が変動する。移動先となった位置がユーザより指定を受け付けた移動先の位置(移動位置/配置位置)である。
【0065】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされ、マップ表示領域上でドロップされた場合、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像を、それぞれ識別可能にすべく、ドロップ先の座標をずらして、マップ表示領域上に配置するようにしてもよい。例えば、それぞれサムネイル画像を、移動位置を中心として、所定の距離離して配置することで実現することができる。この距離は、マップの縮尺に応じて適時定義できるものとしてもよい。この場合、前記複数のサムネイル画像は、同じ座標にプロットされないため、例えばマップを拡大することによって、それぞれのサムネイル画像が個別に認識可能にマップ表示領域上に表示されるようになり、ユーザは、それらのサムネイル画像を個別に選択して、移動して位置を変更することが出来る。
【0066】
また、例えば、1つのサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の示す時間から、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応するサムネイル画像であって、前記マップ表示領域上に配置された別のサムネイル画像が存在するかを判定し、存在すると判定した場合には、前記サムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の選択を行い、前記サムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の配置を行うようにしてもよい。例えば、複数のサムネイル画像をグループ化した1つのオブジェクトとして同じ位置に配置してもよいし、それぞれのサムネイル画像を同じ位置に重ねて配置してもよい。重ねて配置した場合、ポップアップ表示により各サムネイル画像を選択可能なリストを表示する方法等により、それぞれのサムネイル画像を選択できるようにすることで、ユーザはその後、それぞれのサムネイル画像の移動操作をすることができる。尚、当該別の画像の配置位置は、ドロップされた画像の配置位置と必ずしも同じでなくともよく、ずらして配置してもよい。ずらし方は上述した方法により実現可能である。ここでいう時間情報とは、例えば、図10に示すメタデータ中の撮影日時の情報である。
【0067】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の内、最初の時間と最後の時間のそれぞれから、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応する別のサムネイル画像が存在する場合、前記複数のサムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドラッグ操作を行い、前記複数のサムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドロップ操作を行うようにしてもよい。
【0068】
つまり、近い時間情報に対応する複数の画像を、その内の一部の画像を移動させることにより、連帯して移動させることが出来るものである。このようにすることで、配置したいすべての画像を選ぶことなく画像の配置、情報の更新を行うことができる。また、複数の画像を選択する場合の、ユーザの選択漏れの画像を少なくすることができる。
【0069】
S206において、ドラッグ&ドロップの指示を受けた画像がマップ表示領域にドロップされたか否かの判断をする。具体的には、ブラウザ上の座標位置の情報をもって、ドロップされた位置がマップ表示領域であるか、もしくはそれ以外の領域であるかを判断している。ドロップされた位置のブラウザ上での座標が、マップ表示領域であればS207に進み、それ以外の領域であれば、S211でエラーとして、再度画像の選択を受け付ける。S207において、クライアント端末100は、図8の編集ツールダイアログが表示される。
【0070】
図8は、マップビューのアルバム編集画面において、特定の画像を選択したときに表示される撮影情報の編集ツールダイアログの表示例を示すユーザインターフェース図である。801は、編集ツールダイアログであり、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示される。本実施形態で説明するマップビューの編集ツールダイアログは、画像のメタデータのうち、GPS座標の情報、もしくは画像に付与するタグを編集するダイアログ(入力画面)である。本図では一例として画像に付与するタグ編集ダイアログが表示(入力画面表示)されている。GPS座標の情報は、例えば、ユーザの操作により、前記編集ダイアログに対する地名の情報の入力を受け付けることで特定される。
【0071】
802は、選択中の(ドラッグ&ドロップで移動させた)画像に対して各種コマンドを送るためのツールボックスである。例えば、「移動確定」の押下を受け付けることで、ドロップされた時間帯への移動が確定する。「表紙に設定」の押下を受け付けると、502のアルバム表紙サムネイルとして設定される。「詳細」の押下を受け付けると、画像の詳細情報(例えば、メタデータに記憶されている撮影情報)を表示する。「回転」の押下を受け付けると、選択中の画像を右もしくは左に90度回転させる。「ラインから除く」の押下を受け付けると、選択中の画像をドロップした時間帯から除いて、506の領域に戻す、もしくは元あったマップ表示領域のGPS座標に画像を戻す。
【0072】
引き続き図12に戻り、S207において、クライアント端末100で画像のメタデータのうち、GPS座標の編集をし、編集終了の指示(例えば、Enterキーの押下)を受け付けると、S208でクライアント端末100はGPS座標の編集が終了したと判断し、図8の801の編集ツールダイアログを閉じる。このとき、同時に複数のサムネイル画像をマップ内の同じ座標にプロットしていた場合には、図8の編集画面で編集する値は、選択していた複数の画像全てに反映される。
【0073】
S209において、アルバム編集画面(図5)で次にGPS座標を編集する画像の選択を受け付ける場合には、フローチャートのS204に戻る。GPS座標の編集を終了させる場合(NO)には、図5の513の保存ボタンの押下を受け付ける(情報更新の確定指示を受け付ける)ことによって、画像のメタデータのうち、編集したGPS座標の情報をストレージの画像データテーブルに反映(更新処理制御)させる(S210)。
【0074】
図10は画像のメタデータのデータテーブル構成の一例を示す図である。画像のメタデータには、例えば、「撮影機種」、「撮影日時」、「GPS座標」、「撮影モード」、「画像シリアルナンバー」の情報をもっている。S207でGPS座標を編集された画像については、本図の「GPS座標」のパラメータが、編集されたときに、設定されたパラメータになり、S209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、パラメータが書き換えられる。
【0075】
尚、ここでは、S207で撮影日時情報を編集された画像について(S207、S208)、図5の513のS209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、ウェブサイトサーバに記憶される画像のメタデータのうち、GPS座標のパラメータを書き換える(S210)ものとしたが、書き換える情報は必ずしもメタデータでなくともよい。
【0076】
つまり、例えば、ウェブサイトサーバの記憶領域に、図19に示すような、画像と位置情報(GPS座標)との対応付けテーブルを設け、当該対応付けテーブル内の位置情報を書き換えるようにしてもよい。
【0077】
また、ここでは、編集ツールダイアログ801を、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示し、GPS座標の情報、もしくは画像に付与するタグを編集するものとしたが、例えば、サムネイル画像をドロップ処理したマップ表示領域における座標位値を、撮影位置情報として自動で更新するようにしてもよい。
【0078】
以下、図19を参照して、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例について説明する。図19は、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【0079】
図19に示す通り、位置情報対応付けテーブル1900は、ユーザID1901、画像名1902、位置情報1903等から構成されている。位置情報対応付けテーブル1900は、ウェブサイトサーバの外部メモリ211等の記憶領域に記憶されているものとする。
【0080】
ユーザID1901は、当該画像名1902の示す画像がいずれのユーザのものかを識別するための識別情報である。ここでは、ユーザID1901は、ウェブサイトサーバへのログインに用いられるユーザIDと同一であるものとする。
【0081】
画像名1902は画像の名称である。位置情報1903は、画像に対応付けられた撮影位置情報である。以上が図19の、本発明の実施形態における、位置情報対応付けテーブルの構成の一例についての説明である。
【0082】
つまり、例えば、クライアント端末100のCPU201は、図12のステップS204で選択されたサムネイル画像がマップ表示領域に移動(ドロップ)された場合(ステップS206でYES)、当該サムネイル画像の移動先の位置の位置情報を、例えば、マップ表示領域における座標位値を用いて特定し、当該座標位値から特定した、サムネイル画像の移動先の位置情報を、サムネイル画像に対応するオリジナル画像の新たな位置情報(図19の1903)として更新する。つまり、画像名1902の示す画像に対応付けられた位置情報1903を書き換える。
【0083】
マップ表示領域における座標位値を用いた位置情報(GPS情報)の特定、更新は、例えば、マップの情報を外部のサーバから取得してブラウザ上に表示している場合、当該外部サーバに対し、ユーザが指定した(ここでいうサムネイル画像が移動した先)の座標位置を含む位置情報の問い合わせ要求を送信し、当該外部サーバからの返答に含まれる位置情報を取得することで行われる。当該外部サーバからの返答に含まれる位置情報を、サムネイル画像の移動先の位置情報として特定し、更新するものである。
【0084】
以下、図20を参照して、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理について説明する。図20は、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【0085】
図20におけるステップS2001〜S2002の処理は、それぞれ、図12におけるステップS201〜202の処理の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。
【0086】
クライアント端末100のCPU201は、表示画面にマップを表示すべく、マップの情報を提供している不図示の外部サーバに対し、例えばマップの画像等のマップの情報の取得要求を送信する(ステップS2019)。外部サーバは当該取得要求を受信し(ステップS2020)、当該取得要求の送信元のクライアント端末100に対し、当該取得要求に応じたマップの情報を送信する(ステップS2021)。
【0087】
クライアント端末100のCPU201は、当該外部サーバからマップの情報を受信し、当該マップの情報を用いて、図5〜図9に示すような、マップビューの画面を表示する(ステップS2003)。ステップS2004〜S2006、ステップS2011、ステップS2012の処理については、それぞれ、図12におけるステップS204〜S206の処理、ステップS211、ステップS212の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。
【0088】
クライアント端末100のCPU201は、画像がドロップされたマップ表示領域における座標位置(移動先)の情報を取得し(ステップS2007)、当該座標位置の情報を含む、位置情報(GPS情報)の問い合わせ要求を、マップの情報を提供している不図示の外部サーバに対して送信する。
【0089】
外部サーバは、クライアント端末100からの位置情報の問い合わせ要求を受信し(ステップS2014)、当該問い合わせ要求に含まれるマップ表示領域上の座標位置の情報に基づいて、位置情報の検索、算出を行う(ステップS2015)。
【0090】
外部サーバは、ステップS2015で検索、算出した位置情報をクライアント端末100に送信し(ステップS2016)、クライアント端末100のCPU201は、当該位置情報を受信する(ステップS2008)。また、当該位置情報の示す場所の住所の情報(地名)を外部サーバより受信し、当該住所の情報を表示画面に表示するようにしてもよい(地名情報表示)。
【0091】
尚、ここでは、マップ表示領域上座標から特定される位置情報(GPS座標)を外部サーバに問い合わせているが、例えば、マップ表示領域のデータをブラウザに表示すべく外部サーバからマップの情報を受信する際に、当該マップ表示領域に表示される区域の位置情報(GPS座標)、住所の情報等を共に受信することで、サムネイル画像が移動された場合に、当該マップの情報と共に受信した位置情報(GPS座標)を用いて、クライアント装置100のCPU201が移動先の位置情報を算出するようにしてもよい。こうすることで、外部サーバとの通回数を減じることが出来る。
【0092】
クライアント端末100のCPU201は、アルバム編集画面(図5)で次にGPS座標を編集する画像の選択を受け付ける場合には(S2009でYES)、処理をフローチャートのS2004に戻す。画像の選択を受け付けない場合には(S2009でNO)、処理をステップS2010に移行する。
【0093】
クライアント端末100のCPU201は、図5の保存ボタン513が押下されたか否かを判定し(ステップS2010)、保存ボタン513が押下されていないと判定した場合(ステップS2010でNO)、例えば、ブラウザ画面の不図示の「戻る」ボタンが押下された場合、処理を終了する。
【0094】
保存ボタン513が押下されたと判定した場合(ステップS2010でYES)、ステップS2005でドラッグ&ドロップ処理によりサムネイル画像が移動した先の位置情報(GPS座標)の情報をストレージ(ここでいうウェブサイトサーバ200)の画像データテーブルに反映させるべく送信する(S2017)。
【0095】
ここでいう、サムネイル画像が移動した先とは、移動したサムネイル画像の移動先の点を示す情報である。例えば、サムネイル画像が、吹き出しの形をしたマークの中に配置され、マップ表示領域上にプロットされている場合、吹き出しの形をしたマークの吹き出しの基点(吹き出しのマーク上の点)を移動先の点とする。尚、当該移動先は、サムネイル画像の移動先の点の情報であればよいため、例えば、サムネイル画像の中心点や、サムネイル画像の端点を以て当該移動先の点としてもよい。つまり、サムネイル画像、マーク、又はサムネイル画像とマークを重ねた画像を1つオブジェクトとした場合、前記移動位置は当該オブジェクト上の点であればよい。
【0096】
また、当該マークと、サムネイル画像又はオリジナル画像が表示画面上に別々に表示され、当該マークを動かすことによって、前記表示画面に別に表示されたサムネイル画像に対応するオリジナル画像位置情報、又は前記表示画面に表示されたオリジナル画像の位置情報を、当該マークの移動先の点の位置を示す位置情報に書き換えるようにしてもよい。
【0097】
ステップS2017において、クライアント端末100のCPU201は、ステップS2008で受信した位置情報の他に、例えばステップS2006でマップ上にドロップ(移動)された画像のオリジナルの画像を特定する情報(例えばサムネイル画像の画像名(サムネイル画像1303))と、ユーザIDとをウェブサイトサーバ200に送信する。
【0098】
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、ステップS2017で送信された位置情報(GPS座標)、サムネイル画像の画像名、ユーザIDを受信し、当該サムネイル画像名の示すサムネイル画像に対応するオリジナル画像(オリジナル画像1302)を特定して、当該オリジナル画像に対応する位置情報(例えばGPS座標1903)を、受信した位置情報に更新する(ステップS2018)。
【0099】
図20のフローチャートの構成においては、サムネイル画像の移動が完了した後、保存ボタン513が押下されない限り、オリジナル画像の位置情報は更新されないものであり、例えば、ウェブサイトサーバ200上の複数のオリジナル画像の位置情報を変更する場合、複数のサムネイル画像の移動を行い、その後、保存ボタン513の押下を受け付けることで、移動した複数のサムネイル画像に対応する、ウェブサイトサーバ200上の複数のオリジナル画像の位置情報を変更するような、位置情報の変更方法が示されている。
【0100】
しかし、位置情報の変更方法はこれに限るものではない。例えば、サムネイル画像がマップ表示領域上に移動されるごとに、都度、移動されたサムネイル画像に対応する、ウェブサイトサーバ200上のオリジナル画像の位置情報を変更するようにしてもよい。以上が図20の、本発明の実施形態における、マップ表示領域における座標位値の情報を用いた撮影位置情報の更新処理についての説明である。
【0101】
次に図13を参照して、本発明の実施形態における、ウェブサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例について説明する。図13は、本実施形態においてウェブサイトサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例を示すデータテーブルである。図13のデータテーブルでは、アルバムタイトル1301に、オリジナル画像1302と、オリジナル画像のサムネイル画像1303と、画像のメタデータ1304がそれぞれ紐づいて記憶されている。なお、サムネイル画像1303はオリジナル画像1302を識別可能なアイコンであれば、サムネイル画像以外のアイコンでも問題ない。
【0102】
次に、図16を用いて本実施形態においてウェブサイトサーバ200で掲載されるオンラインアルバムをスライドショー表示する際の表示方法について説明する。S301において、クライアント端末100はアルバムスライドショーの開始指示を受け付けると、図17のスライドショー開始確認画面が表示される。S301では、例えば図5の514の確認ボタン押下を受け付けることにより、スライドショー開始確認画面を表示する。
【0103】
図17のスライドショー開始確認画面は、1701の閲覧開始ボタンと、1702のアルバム表紙画像が表示されている。1702は、図5の表紙画像502として設定された画像の拡大表示である。また、アルバムタイトルは図5の501で設定したアルバムタイトルである。1701の閲覧開始ボタンの押下を受け付けることにより、アルバムのスライドショーが開始する。S302において、クライアント端末100はマップビュー形式でのスライドショー画面を表示する。
【0104】
図18はスライドショー画面(マップビュー形式)である。1801は、スライドショーで表示されているオリジナル画像である。1802は、スライドショー表示されているオリジナル画像を、次のオリジナル画像に切り替えるときに押下を受け付けるボタンである。1803は、通報ボタンであり、現在スライドショーで表示されているオリジナル画像が、公に公開されるのにふさわしくないと閲覧者が感じたときに、ウェブサイトサーバ200の管理者に本画像について通報することが可能である。1804は表示切替ボタンであり、本ボタンを押下すると、スライドショーをマップビュー形式から本実施形態におけるもう一つの表示方法であるタイムラインビュー形式に切り替える。1805は、サムネイル画像がマップ上にプロットされた状態で表示されるマップ表示領域である。1806は、アルバムのスライドショー表示を終了させるためのボタンである。スライドショーでオリジナル画像を表示している最中に本ボタンの押下を受け付けると、図18のスライドショー画面の表示を終了させ、アルバムのトップ画面、もしくは図17のスライドショー開始確認画面を表示させる。
【0105】
S302でマップビュー形式のスライドショー画面(図18)を表示すると、クライアント端末100は、スライドショーで表示する画像のGPS座標を取得して、マップの表示縮尺を決定するためのコマンドをウェブサイトサーバ200に送信する。ウェブサイトサーバ200は、スライドショーで表示するオリジナル画像のGPS座標を取得すると、夫々のGPS座標をもとに、全ての画像がマップ表示領域に表示されるようマップの縮尺を決定する。このときに画像互いに画像が重ならないように表示できる縮尺に決定する。
【0106】
S303において、クライアント端末100は、アルバムに掲載されている画像のスライドショーを開始する。画像の表示順序としては、例えば、画像のメタデータのうち「撮影日時」の情報を用いることにより、撮影日時が古い画像順に表示させる。このとき、スライドショー画面(図18)の1801に表示されている画像のGPS座標に対応して、1805のマップ表示領域の中央に表示される位置が遷移する。
【0107】
具体的には、図18の1801に表示されている「IMG_00001」の画像のGPS座標が図10に示すとおり「N: 34.985691, E:135.757835」という値(京都駅のGPS座標値)だとすると、この値のGPS座標をマップ表示領域の中央に表示させるためのリクエストをウェブサイトサーバ200に対して送信する。ウェブサイトサーバ200は、“「N:34.985691, E:135.757835」を中央に表示させる”というリクエストをクライアント端末100から受け取ると、「N:34.985691, E:135.757835」の座標をマップ表示領域の中央に表示させる。このときに、GPS座標に基づいてマップ表示領域の中央位置に表示された位置の地名を表示させて、ユーザに撮影場所の情報をより明確に示すことが可能である(地名情報表示)。例えば、前記地名を別ウインドウに表示する。
【0108】
結果的にクライアント端末100のマップ表示領域では、「IMG_00001」がマップ中央に表示される。図18の1807は、「IMG_00001」のGPS座標のコマンドを送った後にマップ表示領域の中央位置が決定したときの表示例である。先程の「N:34.985691, E:135.757835」というGPS座標がマップ表示領域の中央に表示されているため、そのGPS座標をメタデータとしてもつ「IMG_00001」がマップ表示領域の中央に表示されていることを示す。さらに、1807のメタデータにタグが付されている場合には、タグに表示されている文字列を表示する。例えば、本図で、「IMG_00001」には「京都駅」というタグが付されているので、1807にも「京都駅」という表示がされる。
【0109】
S304において、クライアント端末100は現在1801に表示している画像をスライドショー表示してから所定時間経過したか、もしくは1802の押下を受け付けて次の画像の表示指示を受け付けたを判定する。クライアント端末100は、スライドショー表示の設定として予め画像一枚あたりの表示時間を決めることができる。例えば、「10秒経過したら自動で次の画像を表示」という設定にしておくと、画像を表示してから10秒を経過したら自動的に画像を切り替えることができる。このときに、クライアント端末100は画像を表示してからの表示時間を内部的に取得して(例えば、表示時間管理部のようなモジュールによる)、表示時間の管理をする。
【0110】
S304で予め設定された表示時間を経過した場合、もしくは1802の押下を受け付けた場合には(YES)、S303に戻って次の画像を表示する。それとともに、次に表示する画像のGPS座標に対応して、1805のマップ表示領域の中央位置を遷移させる。例えば、次に表示する画像が「IMG_00002」であり、GPS座標が「N: 34.994769, E:135.785047」(清水寺のGPS座標値)という値だとすると、GPS座標をマップ表示領域の中央に表示させるためのリクエストをウェブサイトサーバ200に対して送信する。ウェブサイトサーバ200は、“「N: 34.994769, E:135.785047」を中央に表示させる”というリクエストをクライアント端末100から受け取ると、マップ表示領域の中央に上記座標値が遷移して、「IMG_00002」がマップ表示領域の中央に表示される。(図18の1808)このとき、「IMG_00002」のメタデータにタグが付されている場合には、タグに表示されている文字列を表示する。例えば、本図で、「IMG_00002」には「清水寺」というタグが付されているので、1808にも「清水寺」という表示がされる。
【0111】
S305において、スライドショー表示されている画像が、アルバムに掲載されている画像の最後の画像である場合か、もしくは1806の終了ボタン押下により、スライドショー表示を終了する指示を受け付けたか否かを判定する。上記のうちいずれかの場合に該当すると(YES)、クライアント端末100は、スライドショー表示を終了させ、アルバムのトップ画面を再び表示させる。また、上記のうちいずれの場合にも該当しなければ(NO)、S304に戻って次の画像に切り替えるための指示の待機状態となる。
【0112】
以上、本発明によれば、マップ上に配置可能なオブジェクトを用いて、ユーザが直感的な指示でオリジナル画像の位置情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【0113】
即ち、本発明は撮影位置情報を含むメタデータを備えるオリジナル画像と、当該オリジナル画像に紐付くオブジェクト画像とを記憶するウェブサイトサーバと通信可能な情報処理装置において、前記ウェブサイトサーバより取得した前記オブジェクト画像に紐付く撮影位置情報が識別可能なマップ表示領域を含む表示形式で、ブラウザ上に前記オブジェクト画像を表示する表示手段と、前記表示手段でブラウザ上に表示されている複数の前記オブジェクト画像の選択を受け付ける選択受付手段と、ユーザの操作指示に従い、前記選択受付手段で受け付けた前記複数のオブジェクト画像に対してドラッグ処理を行うドラッグ手段と、前記ドラッグ手段によりドラッグ処理された前記複数のオブジェクト画像に対して、前記ブラウザ上に表示されているマップ表示領域にドロップ処理するドロップ手段と、前記ドロップ手段により前記複数のオブジェクト画像をドロップ処理したマップ表示領域における座標位値を、前記撮影位置情報として更新する撮影位置情報更新手段と前記撮影位置情報更新手段で更新した前記複数のオブジェクト画像の撮影位置情報に基づいて、前記複数のオブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像のそれぞれのメタデータを書き換えるべく、前記ウェブサイトサーバに更新指示を送信する更新情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0114】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0115】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0116】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0117】
また、各装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0118】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0119】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、上述した実施形態の説明において、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているとした情報(図10、図13、図14、図15、図19にそれぞれ示す画像データのデータテーブル等)、不図示の外部サーバで記憶管理されているとしたマップの情報、位置情報、住所情報をクライアント端末100にて記憶管理し、表示画面を、ブラウザ機能を用いることなくクライアント端末100のアプリケーション機能を用いて表示部に表示することで、前記ウェブサイトサーバや前記外部サーバとの通信を行うことなく、各図のフローチャートに示す処理を、例えば、スマートフォンなどの携帯端末としてのクライアント端末100にて行わせるようにしてもよい。
【0120】
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0121】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【0122】
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウエア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウエアやハードウェア構成による実現も含むものである。
【符号の説明】
【0123】
1 ネットワーク
100 クライアント端末
200 ウェブサイトサーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(KB)
210 表示装置(CRT)
211 外部メモリ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記オブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記オブジェクトの近傍に、前記移動位置を入力するため画面であるの入力画面を表示する入力画面表示手段
を備え、
前記指定受付手段は、前記入力画面表示手段で表示された入力画面において、前記移動位置の入力を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記入力画面表示手段で表示された入力画面において入力を受け付ける前記移動位置は、前記移動位置の地名であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記オブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オリジナル画像と、前記オリジナル画像と対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、前記情報処理装置の有するブラウザ機能により表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置を、前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトであって、前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応するオリジナル画像の位置情報として更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記オリジナル画像の位置情報を更新させるための指示を送信することで、前記オリジナル画像の位置情報を更新することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記位置情報を前記移動位置に更新するための処理により更新された前記オリジナル画像の位置情報に基づいて、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動して配置する移動手段
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示手段は、複数のオブジェクトを1つにまとめた前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置して表示し、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択を受け付けることで、前記オブジェクトにまとめられた複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置の指定を受け付けることで、前記複数のオブジェクトの前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記オブジェクトの配置された位置の上面、又は近傍に、前記オブジェクトにまとめられた前記複数のオブジェクトの枚数を表示する枚数表示手段
を備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記位置情報は、前記オリジナル画像の撮影された位置である撮影位置を示す位置情報であって、
前記位置情報は、前記オリジナル画像のメタデータに含まれるGPS座標の示す位置の情報であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記位置情報は、前記オリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記オリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の位置情報の示す位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であって、
前記位置情報は、前記オブジェクト上の位置であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記移動手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数の前記オブジェクトを、それぞれ認識可能にすべく、前記マップ表示領域上の位置であって、前記移動位置の示す位置に移動して配置することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトであって、前記マップ表示領域に配置された他のオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した前記他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記オブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記位置情報の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第1の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記移動位置の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第2の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項18】
複数の前記オリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして、前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項6乃至17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項19】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記オリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記オリジナル画像に対応する前記オブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
【請求項20】
複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項21】
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数のオブジェクトを1つにまとめた前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置。
【請求項22】
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記複数のオブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20又は21に記載の情報処理装置。
【請求項23】
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記複数のオブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項24】
前記複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像と対応する複数のオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、ブラウザにより表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置を、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数のオブジェクトであって、前記移動位置に移動させる複数のオブジェクトに対応する複数のオリジナル画像の位置情報として、それぞれ更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記複数のオリジナル画像の位置情報をそれぞれ更新させるための指示を送信することで、前記複数のオリジナル画像の位置情報を更新することを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項25】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記位置情報を前記移動位置に更新するための処理により更新された前記複数のオリジナル画像の位置情報に基づいて、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項20乃至24のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項26】
前記1つの画像の配置された位置の上面、又は近傍に、前記1つの画像にまとめられた前記複数のオブジェクトの枚数を表示する枚数表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至25のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項27】
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像の撮影された位置である撮影位置を示す位置情報であって、
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像のメタデータに含まれるGPS座標の示す位置の情報であることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項28】
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記複数のオリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項20乃至27のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項29】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の位置情報の示す位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であって、
前記位置情報は、前記オブジェクト上の位置であることを特徴とする請求項20乃至28のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項30】
前記位置情報は、前記複数のオブジェクト上の位置であって前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置の情報であることを特徴とする請求項20乃至29のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項31】
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを、それぞれ認識可能にすべく、前記マップ表示領域上の位置であって、前記移動位置の示す位置に配置して表示することを特徴とする請求項20乃至30のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項32】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記複数のオブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20乃至31のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項33】
前記位置情報の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第1の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至32のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項34】
前記移動位置の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第2の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至33のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項35】
前記複数のオリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項24乃至34のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項36】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記複数のオリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記複数のオリジナル画像に対応する前記複数のオブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項35に記載の情報処理装置。
【請求項37】
情報処理装置の表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示工程と、
情報処理装置の選択受付手段が、前記表示工程により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
情報処理装置の指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項38】
情報処理装置を、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項39】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項40】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
前記表示手段が、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示工程と、
前記選択受付手段が、前記表示工程により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
前記指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
前記更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項41】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムあって、
前記情報処理システムを、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【請求項42】
情報処理装置表示手段が、の複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
情報処理装置の複数選択受付手段が、前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の複数選択受付手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項43】
情報処理装置を、
複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項44】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項45】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
表示手段が、前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
複数選択受付手段が、前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付工程と、
指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項46】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムであって、
前記情報処理システムを、
前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【請求項1】
オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記オブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記オブジェクトの近傍に、前記移動位置を入力するため画面であるの入力画面を表示する入力画面表示手段
を備え、
前記指定受付手段は、前記入力画面表示手段で表示された入力画面において、前記移動位置の入力を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記入力画面表示手段で表示された入力画面において入力を受け付ける前記移動位置は、前記移動位置の地名であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記オブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オリジナル画像と、前記オリジナル画像と対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、前記情報処理装置の有するブラウザ機能により表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置を、前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトであって、前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応するオリジナル画像の位置情報として更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記オリジナル画像の位置情報を更新させるための指示を送信することで、前記オリジナル画像の位置情報を更新することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記位置情報を前記移動位置に更新するための処理により更新された前記オリジナル画像の位置情報に基づいて、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動して配置する移動手段
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示手段は、複数のオブジェクトを1つにまとめた前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置して表示し、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択を受け付けることで、前記オブジェクトにまとめられた複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置の指定を受け付けることで、前記複数のオブジェクトの前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記オブジェクトの配置された位置の上面、又は近傍に、前記オブジェクトにまとめられた前記複数のオブジェクトの枚数を表示する枚数表示手段
を備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記位置情報は、前記オリジナル画像の撮影された位置である撮影位置を示す位置情報であって、
前記位置情報は、前記オリジナル画像のメタデータに含まれるGPS座標の示す位置の情報であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記位置情報は、前記オリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記オリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の位置情報の示す位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であって、
前記位置情報は、前記オブジェクト上の位置であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記移動手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数の前記オブジェクトを、それぞれ認識可能にすべく、前記マップ表示領域上の位置であって、前記移動位置の示す位置に移動して配置することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトであって、前記マップ表示領域に配置された他のオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した前記他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記オブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記位置情報の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第1の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記移動位置の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第2の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項18】
複数の前記オリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして、前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項6乃至17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項19】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記オリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記オリジナル画像に対応する前記オブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
【請求項20】
複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項21】
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数のオブジェクトを1つにまとめた前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置。
【請求項22】
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記複数のオブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20又は21に記載の情報処理装置。
【請求項23】
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記複数のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記複数のオブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項24】
前記複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像と対応する複数のオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、ブラウザにより表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置を、前記選択受付手段で選択を受け付けた複数のオブジェクトであって、前記移動位置に移動させる複数のオブジェクトに対応する複数のオリジナル画像の位置情報として、それぞれ更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記複数のオリジナル画像の位置情報をそれぞれ更新させるための指示を送信することで、前記複数のオリジナル画像の位置情報を更新することを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項25】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記位置情報を前記移動位置に更新するための処理により更新された前記複数のオリジナル画像の位置情報に基づいて、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項20乃至24のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項26】
前記1つの画像の配置された位置の上面、又は近傍に、前記1つの画像にまとめられた前記複数のオブジェクトの枚数を表示する枚数表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至25のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項27】
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像の撮影された位置である撮影位置を示す位置情報であって、
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像のメタデータに含まれるGPS座標の示す位置の情報であることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項28】
前記位置情報は、前記複数のオリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記複数のオリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項20乃至27のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項29】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の位置情報の示す位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であって、
前記位置情報は、前記オブジェクト上の位置であることを特徴とする請求項20乃至28のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項30】
前記位置情報は、前記複数のオブジェクト上の位置であって前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置の情報であることを特徴とする請求項20乃至29のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項31】
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを、それぞれ認識可能にすべく、前記マップ表示領域上の位置であって、前記移動位置の示す位置に配置して表示することを特徴とする請求項20乃至30のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項32】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記複数のオブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記複数のオブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項20乃至31のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項33】
前記位置情報の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第1の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至32のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項34】
前記移動位置の示す位置の地名の情報を、前記表示画面に表示する第2の地名情報表示手段
を備えることを特徴とする請求項20乃至33のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項35】
前記複数のオリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項24乃至34のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項36】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記複数のオリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記複数のオリジナル画像に対応する前記複数のオブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項35に記載の情報処理装置。
【請求項37】
情報処理装置の表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示工程と、
情報処理装置の選択受付手段が、前記表示工程により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
情報処理装置の指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項38】
情報処理装置を、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項39】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項40】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
前記表示手段が、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示工程と、
前記選択受付手段が、前記表示工程により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
前記指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
前記更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項41】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムあって、
前記情報処理システムを、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示する表示手段と、
前記表示手段により、前記マップ表示領域上に配置して表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記マップ表示領域上における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の位置情報であって、前記オブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報に更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【請求項42】
情報処理装置表示手段が、の複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
情報処理装置の複数選択受付手段が、前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の複数選択受付手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項43】
情報処理装置を、
複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項44】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項45】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
表示手段が、前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
複数選択受付手段が、前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付工程と、
指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項46】
複数のオリジナル画像と、前記複数のオリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記複数のオリジナル画像の位置情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置と、が通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムであって、
前記情報処理システムを、
前記複数のオリジナル画像に対応する複数のオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記複数のオブジェクトの選択を受け付ける複数選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記複数のオブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面に含まれるマップ表示領域における位置である移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させる、前記複数のオブジェクトに対応する前記複数のオリジナル画像の位置情報であって、前記複数のオブジェクトを前記マップ表示領域上に配置するための位置情報を、前記移動位置の情報にそれぞれ更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2013−33465(P2013−33465A)
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−146034(P2012−146034)
【出願日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(511160055)ウイズフォト株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(511160055)ウイズフォト株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
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