説明

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

【課題】録画済みの番組について、番組内の所定の位置からより簡単に再生指示することができるようにする。
【解決手段】番組の各コーナーおよびCMの内容が表示されるコーナー説明欄251は、コーナー先頭位置指定領域251aとコーナー任意位置指定領域251bに分割されている。ユーザが操作ツマミ131を移動させると、それに応じてツマミ基準線132および再生ボタン133が連動して移動し、ツマミ基準線132がコーナー先頭位置指定領域251a上に位置する場合、そのコーナーの先頭位置から再生が開始され、ツマミ基準線132がコーナー任意位置指定領域251b上に位置する場合には、ツマミ基準線132の位置に対応する再生位置から番組の再生が開始される。本発明は、例えば、画像表示装置に適用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、録画済みの番組について、番組内の所定の位置からより簡単に再生指示することができるようにする情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
EPG(Electronic Program Guide)データを受信して、表示する技術が一般に普及しつつある。EPGは、放送波に含まれた状態で所定の時間間隔で配信され、テレビジョン受像機や録画再生機などで受信されて、番組とは別に、電子番組表として表示されるものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
近年、録画再生機の番組の録画予約やユーザの嗜好に合致する番組を自動で録画する自動録画などでは、EPGのデータを利用して行われるのが一般的である。
【0004】
【特許文献1】特開2004-23345号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、録画再生機では、録画された番組のリストを表示し、ユーザが簡単に録画済みの番組を再生指示できるようにした機能もあるが、近年では、録画済みの番組のリストのみならず、番組内の詳細な構成を表示することができるものもあり、そのような場合において、操作性向上として、ユーザが所望の位置から、いかに簡単に再生指示できるかが重要となってきている。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、録画済みの番組について、番組内の所定の位置からより簡単に再生指示することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面の情報処理装置は、複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理装置において、時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面を表示する表示制御手段と、配列された各コーナーは配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定する判定手段と、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合に、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始する再生制御手段とを備える。
【0008】
前記再生制御手段には、前記操作ツマミが前記第2の領域であると判定された場合、前記コーナー内の前記操作ツマミの位置に対応するコーナーの再生位置から、前記コーナーの再生を開始させることができる。
【0009】
前記表示制御手段には、前記操作ツマミの移動が終了し、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合には、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置に前記操作ツマミを配置させ、前記コーナー内の前記操作ツマミの位置に対応する前記コーナーの再生開始時刻を表示させることができる。
【0010】
前記表示制御手段には、前記判定手段により前記操作ツマミが前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミの位置があるコーナーをハイライトさせることができる。
【0011】
本発明の一側面の情報処理方法は、複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理方法において、時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定し、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始するように制御するステップを含む。
【0012】
本発明の一側面のプログラムは、複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定し、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始するように制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
【0013】
本発明の一側面においては、時系列に配列された複数のコーナーと、複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された操作ツマミの位置が第1の領域であると判定された場合に、操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から番組の再生が開始される。
【発明の効果】
【0014】
本発明の一側面によれば、録画済みの番組について、番組内の所定の位置からより簡単に再生指示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
【0016】
本発明の一側面の情報処理装置は、複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理装置(例えば、図1の画像表示装置1)において、時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面を表示する表示制御手段(例えば、図1のコンテンツメタデータ再生部62)と、配列された各コーナーは配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定する判定手段(例えば、図1の指示ポイント検出部28)と、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合に、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始する再生制御手段(例えば、図1のコンテンツデータ再生部61)とを備える。
【0017】
本発明の一側面の情報処理方法は、複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理方法において、時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定し(例えば、図15のステップS91)、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始するように制御する(例えば、図15のステップS92)ステップを含む。
【0018】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、本発明を適用した画像表示装置の一実施の形態の構成例を示している。
【0020】
画像表示装置1は、例えば、テレビジョン受像機である。画像表示装置1は、リモートコントローラ2により操作され、図示せぬ放送局より放送波により配信されるコンテンツ(番組)をアンテナ4より受信し表示するとともに、コンテンツを録画または再生する。また、画像表示装置1は、インターネットに代表されるネットワーク6を介して番組配信サーバ5より配信されるコンテンツを取得して表示するとともに、コンテンツを録画または再生する。
【0021】
EPG取得部21は、アンテナ4より図示せぬ放送局より放送波に含まれて配信されるEPGデータ50を取得し、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などからなるコンテンツデータ記憶部25に記憶させる。また、EPG取得部21は、モデムなどからなる通信部23を制御して、ネットワーク6を介してEPGデータ配信サーバ3にアクセスして、EPGデータ50を取得して、コンテンツデータ記憶部25に記憶させる。
【0022】
コンテンツ録画部24は、リモートコントローラ2により制御され、チューナ22を所定のチャンネルに調整して、図示せぬ放送局より放送波として配信されるコンテンツをアンテナ4を介して受信し、コンテンツデータ51としてコンテンツデータ記憶部25に記憶させる。また、コンテンツ録画部24は、通信部23を制御して、番組配信サーバ5よりネットワーク6を介して配信されるコンテンツをコンテンツデータ51としてコンテンツデータ記憶部25に記憶させる。なお、コンテンツ録画部24は、コンテンツデータ51をコンテンツデータ記憶部25に記憶させるときに、そのコンテンツデータ51の録画日時、放送時間、およびチャンネルをファイルタイムスタンプ52としてコンテンツデータ記憶部25に記憶させる。このコンテンツデータ51は、1ファイルとして記憶される。
【0023】
さらに、コンテンツ録画部24は、コンテンツデータ記憶部25に記憶されたコンテンツデータ51の詳細情報を、通信部23を制御して詳細情報提供サーバ8から、ネットワーク6を介して取得し、コンテンツメタデータ53として記憶させる。
【0024】
したがって、コンテンツデータ記憶部25には、EPG取得部21から供給されるEPGデータ50と、コンテンツ録画部24から供給されるコンテンツデータ51、ファイルタイムスタンプ52、およびコンテンツメタデータ53が記憶される。コンテンツデータ51−1乃至51−nは、それぞれ異なる番組のコンテンツデータ51を表し、ファイルタイムスタンプ52−1乃至52−nは、コンテンツデータ51−1乃至51−nのファイルタイムスタンプ52を、コンテンツメタデータ53−1乃至53−nは、コンテンツデータ51−1乃至51−nのコンテンツメタデータ53を表す。
【0025】
なお、EPGデータ50は、これから放送または配信される番組のタイトル、録画日時、放送時間、チャンネル(チャンネルは放送波の場合、放送局であり、ネット配信の場合、配信元の会社などである)、ジャンル、および出演者などの情報であるのに対し、コンテンツメタデータ53は、コンテンツ録画部24により録画された番組のタイトル、録画日時、放送時間、チャンネル、ジャンル、および出演者などの情報と、番組のコーナーおよびCM(コマーシャルメッセージ)ごとの内容を説明した情報(詳細情報)である。
【0026】
コンテンツ再生部26のコンテンツデータ再生部61は、指示ポイント検出部28を介してリモートコントローラ2から、所定のコンテンツデータ51が再生指示されたことが供給されると、該当するコンテンツデータ51をコンテンツデータ記憶部25より読み出して再生し、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部27に表示させる。
【0027】
コンテンツメタデータ再生部62は、コンテンツメタデータ53をコンテンツデータ記憶部25より読み出し、コンテンツデータ記憶部25に蓄積されている録画コンテンツについての詳細情報を表示部27に表示させる。例えば、コンテンツメタデータ再生部62は、コンテンツデータ記憶部25に蓄積されている録画コンテンツの一覧を示す録画コンテンツ一覧画面を表示部27に表示させる。
【0028】
指示ポイント検出部28は、受光部30から供給される操作信号に基づいて、ユーザが指示している画面上の位置を検出し、コンテンツデータ再生部61、コンテンツメタデータ再生部62、およびブラウザ制御部29に供給する。
【0029】
ブラウザ制御部29は、コンテンツメタデータ再生部62により表示された詳細情報のうち、ブラウザとリンク設定されている項目がクリックされたことを、指示ポイント検出部28を介して取得すると、ブラウザの検索ダイアログを表示部27に表示させる。換言すれば、リンク設定されている項目とは、ウェブ(WEB)検索可能な項目を意味する。表示された検索ダイアログにおいて、検索の開始が指示されると、ブラウザ制御部29は、通信部23を制御して、ネットワーク6を介して検索エンジンサーバ7にアクセスし、キーワードによる検索処理を実行させて検索結果を表示部27に表示させる。また、ブラウザ制御部29は、必要に応じて通信部23を制御して、ネットワーク6を介してURLで特定される図示せぬサーバや、所定の物販サイトなどにアクセスし、そのHPを表示部27に表示させる。
【0030】
受光部30は、リモートコントローラ2の操作部2bが操作されて発光部2aから発信された赤外線信号を受光し、操作信号に変換してコンテンツ録画部24および指示ポイント検出部28に供給する。
【0031】
次に、図2のフローチャートを参照して、コンテンツ録画部24によるコンテンツ録画処理について説明する。
【0032】
ステップS1において、コンテンツ録画部24は、受光部30より得られる操作信号から録画が指示されたか否かを判定し、録画が指示されるまで、その処理を繰り返す。ステップS1において、例えば、ユーザによってコンテンツ録画を指示するために操作部2bが操作されると、発光部2aは、操作部2bの操作に対応する赤外線信号を発する。このとき、受光部30は、リモートコントローラ2の発光部2aの赤外線信号を受光し、赤外線信号に対応する録画の開始を指示する操作信号をコンテンツ録画部24に供給する。これに応じて、コンテンツ録画部24は、コンテンツの録画が指示されたと判定し、処理をステップS2に進める。
【0033】
ステップS2において、コンテンツ録画部24は、録画が指示されたコンテンツのコンテンツデータ51を取得する。すなわち、コンテンツ録画部24は、チューナ22を制御してチャンネルを設定し、所定のチャンネルでアンテナ4により受信されるコンテンツデータ51を取得する。なお、録画が指示可能なコンテンツは放送波により配信されるものに限られず、例えば、番組配信サーバ5から、いわゆるネット配信されるコンテンツの録画が指示された場合には、コンテンツ録画部24は、通信部23を制御して、ネットワーク6を介して番組配信サーバ5にアクセスし、コンテンツデータ51を取得する。
【0034】
ステップS3において、コンテンツ録画部24は、取得したコンテンツデータ51をコンテンツデータ記憶部25に供給し記憶させる。
【0035】
ステップS4において、コンテンツ録画部24は、録画の終了が指示されたかを判定する。ステップS4で、録画の終了が指示されていないと判定された場合、処理はステップS2に戻り、コンテンツデータ51の録画が継続される。一方、ステップS4で、録画の終了が指示されたと判定された場合、処理はステップS5に進み、コンテンツ録画部24は、いま録画したコンテンツのファイルタイムスタンプ52を生成し、コンテンツデータ記憶部25に記憶させ、コンテンツ録画処理は終了する。
【0036】
なお、コンテンツ録画部24がネット配信されているコンテンツデータ51を録画している場合には、ステップS4において、録画の終了が指示されたか、または、コンテンツの配信が終了したかが判定される。そして、終了の指示もなく、コンテンツデータ51の配信が継続されている場合、処理はステップS2に戻る。一方、録画の終了が指示されたか、または、コンテンツデータ51の配信が終了した場合、ステップS5において、コンテンツ録画部24が、いま録画したコンテンツのファイルタイムスタンプ52を生成し、コンテンツデータ記憶部25に記憶させて、コンテンツ録画処理が終了する。
【0037】
次に、図3を参照して、録画されたコンテンツデータ51に対応するコンテンツメタデータ53を取得するコンテンツメタデータ取得処理について説明する。この処理は、例えば、1日に1回などの所定の時間間隔により開始される。
【0038】
初めに、ステップS21において、コンテンツ録画部24は、コンテンツデータ記憶部25に新たに録画されたコンテンツがあるかを判定する。ステップS21で、新たに録画されたコンテンツがないと判定された場合、コンテンツメタデータ取得処理は終了する。
【0039】
一方、ステップS21で、新たに録画されたコンテンツがあると判定された場合、すなわち、前回のコンテンツメタデータ取得処理以降に録画され、コンテンツメタデータ53をまだ有していないコンテンツデータ51がコンテンツデータ記憶部25にある場合、処理はステップS22に進み、コンテンツ録画部24は、コンテンツメタデータ53をまだ有していないコンテンツデータ51(以下、適宜、該当コンテンツデータ51という)を解析することにより、該当コンテンツデータ51について番組部分とCM部分を区別する。例えば、該当コンテンツデータ51のCM部分を検出することにより、番組部分とCM部分を区別することができる。
【0040】
ステップS23において、コンテンツ録画部24は、通信部23を制御して、該当コンテンツデータ51のファイルタイムスタンプ52を、ネットワーク6を介して詳細情報提供サーバ8に送信する。
【0041】
ステップS24において、コンテンツ録画部24は、ファイルタイムスタンプ52に応じて詳細情報提供サーバ8から送信されてくる、該当コンテンツデータ51の番組に関する情報である番組情報と番組のコーナーに関する情報であるコーナー情報を、通信部23を介して受信することにより取得する。ここで取得されるコーナー情報は、番組部分をコーナーごとに分解し、各コーナーについて、コーナーの開始時間、終了時間、タイトル等のコーナーの内容を表す情報がコーナーIDと対応付けられている情報である。番組情報およびコーナー情報については、図4を参照して後述する。
【0042】
ステップS25において、コンテンツ録画部24は、コーナー情報に店舗情報または商品情報があるかを判定する。コーナー情報には、番組のコーナー内で紹介される店舗や商品についての情報(紹介情報)である店舗情報または商品情報のありなしを示すフラグが含まれており、コンテンツ録画部24は、そのフラグを参照し、コーナー情報に店舗情報または商品情報があるかを判定する。
【0043】
ステップS25で、コーナー情報に店舗情報および商品情報のいずれもないと判定された場合、処理はステップS28に進む。一方、ステップS25で、コーナー情報に店舗情報または商品情報があると判定された場合、処理はステップS26に進み、コンテンツ録画部24は、通信部23を制御して、ネットワーク6を介して詳細情報提供サーバ8にアクセスし、店舗情報または商品情報を取得する。店舗情報および商品情報の詳細は図5を参照して後述するが、店舗情報および商品情報には、少なくとも、その店舗または商品が紹介される時間の情報が含まれている。
【0044】
ステップS27において、コンテンツ録画部24は、店舗情報または商品情報に含まれる店舗または商品が紹介される時間の情報と番組の各コーナーの時間帯を比較することにより、その店舗または商品が紹介されるコーナーを特定し、特定されたコーナーのコーナーIDと、店舗情報または商品情報を紐付ける。
【0045】
ステップS28において、コンテンツ録画部24は、ステップS22で特定されたCM部分について、各CMの画像特徴量を抽出し、その抽出された画像特徴量を、ステップS29で通信部23を制御して詳細情報提供サーバ8に送信する。
【0046】
ステップS30において、コンテンツ録画部24は、通信部23を制御して、画像特徴量に応じて詳細情報提供サーバ8から送信されてくるCMの詳細情報を受信することにより取得する。このCMの詳細情報については、図4を参照して後述するが、CMの詳細情報としては、例えば、商品名、タイトル、企業名、企業URLなどがある。
【0047】
ステップS31において、コンテンツ録画部24は、上述したステップで取得された番組情報、コーナー情報、店舗情報、商品情報、およびCMの詳細情報を、コンテンツメタデータ53としてコンテンツデータ記憶部25に記憶させ、コンテンツメタデータ取得処理は終了する。
【0048】
以上のように、コンテンツメタデータ取得処理では、ユーザにより録画されたコンテンツの番組部分に関する情報がファイルタイムスタンプ52に基づいて取得されるとともに、CM部分に関する情報がCMの画像特徴量に基づいて取得され、1つのコンテンツメタデータ53として、コンテンツデータ記憶部25に記憶される。
【0049】
なお、番組部分とCM部分のいずれも、ファイルタイムスタンプ52かまたは画像特徴量のいずれか一方のみで取得することも可能である。また、番組情報、コーナー情報等とCMの詳細情報とを一度に取得するようにしてもよい。
【0050】
なお、番組のコーナー情報とCMの詳細情報を提供する詳細情報提供サーバ8は異なるサーバであってもよい。例えば、番組のコーナー情報を提供するメタデータ提供会社と、CMの詳細情報を提供するメタデータ提供会社が異なる場合には、番組のコーナー情報とCMの詳細情報を取得する詳細情報提供サーバ8は異なるサーバとなる。
【0051】
上述したコンテンツメタデータ取得処理によりコンテンツデータ記憶部25に記憶されるコンテンツメタデータ53の例を図4および図5に示す。
【0052】
図4は、コンテンツメタデータ53のうちの、図3のステップS24で取得される番組情報とコーナー情報、および、ステップS30で取得されるCMの詳細情報(CMに関する情報)の例を示している。
【0053】
図5は、コンテンツメタデータ53のうちの、図3のステップS26で取得される店舗情報および商品情報の例を示している。
【0054】
番組情報には、図4に示されるように、メタデータ提供会社によって番組に対して一意に付与された識別記号である“番組ID”、番組の開始時刻である“番組開始時刻”、番組の終了時刻である“番組終了時刻”、番組を放送した放送局の名前である“放送局名”、メタデータ提供会社が番組に対して付与したジャンルを表す情報である“ジャンル”、映像上に表示された番組名を表す“番組名”、メタデータ提供会社が番組情報を更新した日時を表す“最終更新日時”、番組に対して店舗情報または商品情報があるか否かを示すフラグである“店舗・商品情報ありなし”、並びに、番組とコーナー情報のメタデータ作成状況を示すフラグである“メタデータの状況フラグ”が、項目として含まれる。
【0055】
コーナー情報には、メタデータ提供会社によってコーナーに対して一意に付与された識別記号である“コーナーID”、番組の先頭からの時刻でコーナー開始時刻を表す“コーナー開始時刻”、番組の先頭からの時刻でコーナー終了時刻を表す“コーナー終了時刻”、メタデータ提供会社がコーナーに対して付与したジャンルを表す情報である“ジャンル”、コーナーのタイトルを表す“ヘッドライン”、コーナーに関するメモを表す情報である“メモ”、メタデータ提供会社がコーナー情報を更新した日時を表す“最終更新日時”、コーナーで紹介された店舗の簡単な情報である“店舗情報”、並びに、コーナーで紹介された商品の簡単な情報である“商品情報”が、項目として含まれる。
【0056】
CMの詳細情報(CMに関する情報)には、メタデータ提供会社によってCMに対して一意に付与された識別記号である“CM ID”、番組の先頭からの時刻でCMの開始時刻を表す“CM開始時刻”、番組の先頭からの時刻でCMの終了時刻を表す“CM終了時刻”、商品の名前である“商品名”、商品のURLである“商品URL”、CMのタイトルである“タイトル”、商品の発売元の企業名である“企業名”、商品の発売元の企業のURLである“企業URL”、CM放送が開始された日時である“放送開始時期”、商品のキャッチコピーである“キャッチコピー”、商品のジャンルである“ジャンル”、商品のサブジャンルである“サブジャンル”、CMで使用されている楽曲の名前である“楽曲”、CMで使用されている楽曲のアーティストである“アーティスト”、CMで使用されている楽曲のCDのタイトルである“CDタイトル”、CMで使用されている楽曲のCDの品番である“CD品番”、CMで使用されている楽曲のCDの発売日である“CD発売日”、並びに、CMの出演者である“出演者”が、項目として含まれる。
【0057】
なお、CM情報の詳細表示欄に“有”の記載がある情報は、図6を参照して後述する店舗商品表示欄127に表示される情報であることを示し、CM情報のリンク欄に“リンク”の記載がある情報は、詳細表示“有”の情報のうち、さらにブラウザとリンク設定されている情報であることを示している。
【0058】
一方、店舗情報としては、図5に示されるように、メタデータ提供会社によって店舗に対して一意に付与された識別記号である“店舗ID”、店舗が紹介されたコーナーの開始時刻を表す“店舗情報開始時刻”、店舗が紹介されたコーナーの終了時刻を表す“店舗情報終了時刻”、店舗の名前である“店舗名”、店舗名のフリガナである“フリガナ”、店舗であることを表す情報である“ジャンル1”、店舗のジャンルを表す情報である“ジャンル2”、店舗のサブジャンルを表す情報である“ジャンル3”、店舗のサブサブジャンルを表す情報である“ジャンル4”、店舗のエリアを表す“エリア”、店舗の郵便番号を表す“郵便番号”、店舗の住所を表す“住所”、店舗の電話番号を表す“電話番号”、店舗のFAX番号を表す“店舗FAX”、店舗のURLを表す“店舗URL”、店舗の位置を示す情報であって世界測地系の緯度情報である“位置情報(緯度)”、店舗の位置を表す情報であって世界測地系の経度情報である“位置情報(経度)”、店舗の営業時間である“営業時間”、店舗の定休日である“定休日”、番組で紹介された項目の1つを表す情報である“紹介メニュー・値段1”、番組で紹介された項目の1つを表す情報である“紹介メニュー・値段2”、番組で紹介された項目の1つを表す情報である“紹介メニュー・値段3”、番組で紹介された項目の1つを表す情報である“紹介メニュー・値段4”、番組で紹介された項目の1つを表す情報である“紹介メニュー・値段5”、店舗の関するメモ情報である“メモ”、店舗に関する概要の情報である“概要”、店舗の駐車場があるかないかを表す情報である“駐車場”、駐車場の台数を表す“駐車場台数”、店舗の座席数を表す“座席”、予約可能かどうかを表す情報である“予約”、禁煙席があるかどうかを表す情報である“禁煙席”、カードが使用できるかどうかを表す情報である“カード使用”、利用できるカード会社を表す情報である“カード情報”、店舗情報を参照する番組の番組IDを表す“参照する番組ID”、並びに、メタデータ提供会社が店舗情報を更新した日時を表す“最終更新日時”が、項目として含まれる。
【0059】
商品情報としては、メタデータ提供会社によって商品に対して一意に付与された識別記号である“商品ID”、商品が紹介されたコーナーの開始時刻を表す“商品情報開始時刻”、商品が紹介されたコーナーの終了時刻を表す“商品情報終了時刻”、商品の販売店名を表す“販売店名”、販売店の電話番号を表す“電話番号”、販売店のFAX番号を表す“販売店FAX”、商品の発売元のURLを表す“発売元URL”、商品に関するメモを表す情報である“メモ(商品詳細)”、商品に関する概要を表す情報である“概要”、商品の名前を表す“商品名”、商品の値段を表す“値段”、書籍を特定する番号を表す“ISBN”、CDまたはDVDの品番を表す“CD/DVDの品番”、商品であることを表す情報である“ジャンル1”、商品のジャンルを表す情報である“ジャンル2”、商品のサブジャンルを表す情報である“ジャンル3”、商品のサブサブジャンルを表す情報である“ジャンル4”、商品情報を参照する番組の番組IDを表す“参照する番組ID”、並びに、メタデータ提供会社が商品情報を更新した日時を表す“最終更新日時”が、項目として含まれる。
【0060】
図5においても、店舗情報および商品情報の詳細表示欄に“有”の記載がある情報は、図6を参照して後述する店舗商品表示欄127に表示される情報であることを示し、店舗情報および商品情報のリンク欄に“リンク”の記載がある情報は、詳細表示“有”の情報のうち、さらにブラウザとリンク設定されている情報であることを示している。
【0061】
なお、発売元URLがないなど、表示する元の情報がない場合には、必要に応じて表示が省略される。また、上述した情報の項目のすべてが必ず入力されている必要はない。
【0062】
次に、コンテンツデータ記憶部25に記憶されたコンテンツメタデータ53を用いて、コンテンツメタデータ再生部62が表示部27に表示させる画面例について説明する。
【0063】
例えば、ユーザがコンテンツデータ記憶部25に記憶されている多数のコンテンツから1つのコンテンツを選択して再生する場合に、ユーザは、その番組にどのような内容が含まれているかを確認してから、興味のある内容が含まれている番組を再生指示することがある。ユーザが、図示せぬ録画コンテンツ一覧画面において表示されている、コンテンツデータ記憶部25に記憶されているコンテンツの一覧のなかから、所定のコンテンツを選択し、その番組の詳細情報を表示させる番組詳細情報ボタン(図示せず)を操作すると、図6に示す詳細表示画面101が、コンテンツメタデータ再生部62により表示される。
【0064】
詳細表示画面101は、番組をコーナーまたはCMごとに表示し、番組内の所定の位置からの再生指示が可能な再生指示画面であり、録画再生指示画面111、項目分類画面112、および番組詳細表示画面113により構成されている。録画再生指示画面111と項目分類画面112に表示される情報は、録画コンテンツ一覧画面と共通の情報となっており、番組詳細情報ボタンが操作されることにより、番組の詳細情報を表示する番組詳細表示画面113が、録画コンテンツの一覧を表示していた画面に代えて表示される。図6の番組詳細表示画面113は、録画コンテンツ一覧画面において番組「○×△△」(○×△△は番組名)が選択されたときの例を示している。
【0065】
録画再生指示画面111には、所定の番組の再生を指示する“再生”ボタン、コンテンツデータ記憶部25から他の記憶媒体へのコンテンツデータ51の書き出しを指示する“書き出し”ボタン、所定の番組の削除を指示する“削除”ボタン、好みのキーワード等から自動録画する場合のキーワード等を設定する“おまかせ・まる録”ボタン、所定の番組を録画予約する“録画予約”ボタンが表示される。
【0066】
項目分類画面112には、コンテンツデータ記憶部25に記憶されている多数のコンテンツのうち所定の項目に合致したコンテンツのみを表示する場合に選択される項目のリストが表示される。
【0067】
図7を参照して、項目分類画面112で表示される項目について説明する。
【0068】
項目分類画面112で表示される項目は、まず、大項目「番組」、「CM」、「店舗情報」、および「商品情報」に分類される。
【0069】
大項目「番組」は、さらに中項目「チャンネル」、「ジャンル」、および「自動変換済みの番組」に分類され、中項目「チャンネル」には、「MHK総合」、「大日本テレビ」、「フジ山テレビ」など、録画された番組内で存在する放送局(チャンネル)が表示される。また、中項目「ジャンル」には、「スポーツ」、「ドラマ」、「バラエティ」など、録画された番組内で存在するジャンルが表示される。
【0070】
大項目「CM」は、さらに中項目「ジャンル」、「企業名」、および「出演者」に分類され、中項目「ジャンル」には、「飲み物」、「家電」、「自動車」など、録画された番組内のCMで存在するジャンルが表示される。また、中項目「企業名」には、「サ行」、「タ行」、「ヤ行」など、録画された番組内のCMで存在する企業名が表示される。さらに、中項目「出演者」には、「ア行」、「カ行」、「サ行」など、録画された番組内のCMで存在する出演者が表示される。
【0071】
大項目「店舗情報」は、さらに中項目「地域」および「ジャンル」に分類され、中項目「地域」には、「宮城」、「東京」、「京都」など、録画された番組内に存在する店舗情報で存在する都道府県が表示される。また、中項目「ジャンル」には、「アミューズメント」、「デパート・スーパー」、「ファッション」、「レジャー」、「飲食店」、「宿泊施設」、「生活・インテリア」、「美容・健康」、「その他」など、録画された番組内に存在する店舗情報で存在するジャンルが表示される。
【0072】
大項目「商品情報」は、さらに中項目「DVD・ビデオ」、「おもちゃ・ホビー」、「ファッション」、「フード・ドリンク」、「ペット・ペット用品」、「レジャー・アウトドア用品」、「音楽・CD」など、録画された番組内に存在する商品情報で存在するジャンルが表示される。
【0073】
図6に戻り、番組詳細表示画面113の最上部には、録画コンテンツ一覧画面に表示を戻すときに操作されるボタンである“一覧に戻る”ボタン121とともに、番組「○×△△」の詳細情報であることを表す“○×△△”と番組「○×△△」の録画時間(1時間30分)を表す“(1時間30分)”が表示されている。また、番組「○×△△」の録画日時およびチャンネルも表示されている。
【0074】
番組詳細表示画面113の番組名の下には、番組のコーナーごとの内容を表示するカタログレビュー画面に切り替える“カタログビュー”ボタン122、番組に関する情報(図4の番組情報)を表示する番組情報画面に切り替える“詳細情報”ボタン123、番組「○×△△」を保存したファイルのビットレートや容量などのファイル情報を表示するファイル詳細画面に切り替える“ファイル詳細”ボタン124、番組「○×△△」のなかのおすすめ動画を表示するおすすめ動画画面に切り替える“おすすめ動画”ボタン125が配置されている。
【0075】
図6の番組詳細表示画面113は、“カタログビュー”ボタン122が操作されたときの表示例であり、“カタログビュー”ボタン122、“詳細情報”ボタン123、“ファイル詳細”ボタン124、および“おすすめ動画”ボタン125の下に、コーナー情報表示欄126と店舗商品表示欄127が表示されている。
【0076】
コーナー情報表示欄126には、コンテンツメタデータ53のコーナー情報およびCM情報(図4)に対応して、番組を構成するコーナーとCMが時系列に配置される。店舗商品表示欄127には、コンテンツメタデータ53の店舗情報および商品情報が配置される。
【0077】
なお、図6のコーナー情報表示欄126において、“AAAA”,“BBBB”,“CCCC”、および“DDDD”は、いずれもコーナーに出演する出演者名(名詞)を表している。
【0078】
コーナー情報表示欄126には操作ツマミ131が設けられており、ユーザは、その操作ツマミ131を所定のコーナーまたはCMに配置させることで、任意のコーナーまたはCMを指定することができる。すなわち、ユーザが、操作ツマミ131を、コーナーとCMが時系列に配列された方向に移動させると、操作ツマミ131の垂直方向中央に配置されるツマミ基準線132と再生ボタン133が連動して移動する。また、ツマミ基準線132の位置(連動する操作ツマミ131の位置でもある)に応じて該当するコーナーがハイライトされる。この操作ツマミ131の移動に応じた処理については、図14および図15を参照して後述する。
【0079】
コーナー情報表示欄126において、番組の各コーナーに店舗情報または商品情報がある場合には、店舗情報マーク134または商品情報マーク135が表示される。そして、店舗情報マーク134または商品情報マーク135が表示されているコーナーが操作ツマミ131により選択されたとき、該当する店舗情報または商品情報が店舗商品表示欄127に表示される。
【0080】
図6の店舗商品表示欄127では、コーナー情報表示欄126のハイライトされているコーナー“<街の達人>平塚”で紹介されている店舗情報または商品情報が表示されている。例えば、ジャンルを飲食店とする店舗であることを表す“店舗[飲食店]”、店舗名“割烹ABC”、店舗住所“神奈川県平塚市平塚1-X-Y”、店舗電話番号“046331XXXX”、店舗URL“http://www.ABC.co.jp”からなる店舗情報や、ジャンルをDVD・ビデオとする商品であることを表す“商品[DVD・ビデオ]”、商品名“おもしろい話・初回限定版”、販売店名“LMミュージック社”、ISBN“YRBN-90ZZZ”からなる商品情報が表示されている。
【0081】
なお、店舗商品表示欄127において、店舗情報または商品情報として表示される情報は、図5に示した店舗情報および商品情報のうちの、詳細情報“有”とされている情報である。また、店舗商品表示欄127において、下線が付されている情報は、その情報がリンク設定されていることを表しており、リンク設定されている情報は、図5の店舗情報および商品情報において“リンク”と示された情報に対応している。
【0082】
店舗商品表示欄127においてリンク設定されている情報(項目)がユーザにより選択(クリック)されると、ブラウザ制御部29は、選択された旨の情報を指示ポイント検出部28を介して取得し、選択された情報の種類に応じたブラウザの検索ダイアログを表示部27に表示させる。
【0083】
図8乃至図10のフローチャートを参照して、ブラウザ制御部29による検索ダイアログ表示制御処理について説明する。
【0084】
初めに、ステップS51において、ブラウザ制御部29は、指示ポイント検出部28からの情報に基づいて、リンク設定されている情報がクリックされたかを判定し、リンク設定されている情報がクリックされたと判定されるまで待機する。
【0085】
ステップS51で、リンク設定されている情報がクリックされたと判定された場合、処理はステップS52に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の種類が何かを判定する。
【0086】
ステップS52で、クリックされた情報の種類がコーナーで紹介された商品情報であると判定された場合には、処理はステップS53に進み、クリックされた情報の種類がコーナーで紹介された店舗情報であると判定された場合には、処理は図9のステップS56に進み、クリックされた情報の種類がCMの詳細情報であると判定された場合には、処理は図10のステップS67に進む。
【0087】
まずステップS52で、クリックされた情報の種類がコーナーで紹介された商品情報であると判定された場合、ステップS53において、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報が商品名、ISBN、またはCD/DVDの品番のいずれかであるかを判定する。
【0088】
ステップS53で、クリックされた情報が商品名、ISBN、およびCD/DVDの品番のいずれでもないと判定された場合、処理はステップS54に進む。クリックされた情報が商品名、ISBN、およびCD/DVDの品番のいずれでもない場合は、発売元URLがクリックされたことを意味するので、ステップS54で、ブラウザ制御部29は、発売元URLをブラウザで起動させ、処理を終了する。
【0089】
一方、ステップS53で、クリックされた情報が商品名、ISBN、またはCD/DVDの品番のいずれかであると判定された場合、処理はステップS55に進み、ブラウザ制御部29は、検索範囲を特定の範囲に限定しない一般検索サイト、検索範囲を物販に特化した検索サイト(以下、第1の物販特化検索サイトという)、検索範囲をオークション販売に特化した検索サイト(以下、オークション特化検索サイトという)、および検索範囲を物販に特化した第2の検索サイト(以下、第2の物販特化検索サイトという)のなかから検索サイトを選択して検索指示できる検索ダイアログを表示させ、処理を終了する。
【0090】
図11は、ステップS55で表示される検索ダイアログの例を示している。図11の検索ダイアログ211では、“Zahoo!”という名前の一般検索サイト、“Zahoo!ショッピング”という名前の第1の物販特化検索サイト、“Zahoo!オークション”という名前のオークション特化検索サイト、および“amezon.co.jp”という名前の第2の物販特化検索サイトが検索サイトの候補として提示され、選択可能となっている。
【0091】
また、検索ダイアログ211では、検索文字列が入力されるテキストボックス212に、クリックされた情報の項目が予め入力された状態で表示される。図11では、情報の項目としてISBNがクリックされた表示例が示されている。これにより、ユーザは、所望の検索サイトを選択して、即座にISBNを検索することができる。
【0092】
図8のステップS52で、クリックされた情報の種類がコーナーで紹介された店舗情報であると判定された場合、処理は図9のステップS56に進み、クリックされた店舗情報のジャンルが飲食店であるかを判定する。
【0093】
ステップS56で、クリックされた店舗情報のジャンルが飲食店であると判定された場合、処理はステップS57に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の項目が店舗URL、店舗名、または住所のいずれであるかを判定する。
【0094】
ステップS57で、クリックされた情報の項目が店舗URLであると判定された場合、処理はステップS58に進み、ブラウザ制御部29は、店舗URLをブラウザで起動させ、処理を終了する。
【0095】
また、ステップS57で、クリックされた情報の項目が店舗名であると判定された場合、処理はステップS59に進み、ブラウザ制御部29は、一般検索サイトと、検索範囲を飲食店に特化した飲食店特化検索サイトのいずれかから検索サイトを指定(選択)して検索指示することができる検索ダイアログを表示させ、処理を終了する。
【0096】
図12は、ステップS59で表示される検索ダイアログの例を示している。図12の検索ダイアログ221では、“Zahoo!”という名前の一般検索サイトとともに、“Zahoo!グルメ”という名前の飲食店特化検索サイトがラジオボタンで選択可能に表示されている。また、検索ダイアログ221のテキストボックス222には、図11における場合と同様に、クリックされた店舗名“割烹ABC”が予め入力された状態で表示されている。
【0097】
ステップS57で、クリックされた情報の項目が住所であると判定された場合、処理はステップS60に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた店舗情報に位置情報(緯度経度情報)があるかを判定する。
【0098】
ステップS60で、クリックされた店舗情報に位置情報がないと判定された場合、処理は上述したステップS59に進む。
【0099】
一方、ステップS60で、クリックされた店舗情報に位置情報があると判定された場合、処理はステップS61に進み、ブラウザ制御部29は、ブラウザを起動させ、例えば“Zahoo!Map”という名のマップ専門検索サイトで該当場所の地図を表示させ、処理を終了する。
【0100】
一方、ステップS56で、クリックされた店舗情報のジャンルが飲食店ではないと判定された場合、処理はステップS62に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の項目が店舗URL、店舗名、または住所のいずれであるかを判定する。
【0101】
ステップS62で、クリックされた情報の項目が店舗URLであると判定された場合、処理はステップS63に進み、ブラウザ制御部29は、店舗URLをブラウザで起動させ、処理を終了する。
【0102】
また、ステップS62で、クリックされた情報の項目が店舗名であると判定された場合、処理はステップS64に進み、ブラウザ制御部29は、図13に示すような、一般検索サイトによる検索を行うための検索ダイアログ231を表示させ、処理を終了する。図13の検索ダイアログ231においても、テキストボックス232には、クリックされた店舗名としての、ジャンルが宿泊施設である店舗の店舗名である“オーベルジュDEF”が予め入力されている。
【0103】
一方、ステップS62で、クリックされた情報の項目が住所であると判定された場合、処理はステップS65に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた店舗情報に位置情報(緯度経度情報)があるかを判定する。
【0104】
ステップS65で、クリックされた店舗情報に位置情報がないと判定された場合、処理は上述したステップS64に進む。
【0105】
一方、ステップS65で、クリックされた店舗情報に位置情報があると判定された場合、処理はステップS66に進み、ブラウザ制御部29は、ブラウザを起動させ、例えば“Zahoo!Map”という名のマップ専門検索サイトで該当場所の地図を表示させ、処理を終了する。
【0106】
さらに、図8のステップS52で、クリックされた情報の種類がCMの詳細情報であると判定された場合、処理は図10のステップS67に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の項目が商品名であるかを判定する。
【0107】
ステップS67で、クリックされた情報の項目が商品名であると判定された場合、処理はステップS68に進み、ブラウザ制御部29は、商品URLの情報があるかを判定する。
【0108】
ステップS68で、商品URLの情報がないと判定された場合、処理は後述するステップS71に進む。
【0109】
一方、ステップS68で、商品URLの情報があると判定された場合、処理はステップS69に進み、ブラウザ制御部29は、商品URLをブラウザで起動させ、処理を終了する。
【0110】
また、ステップS67で、クリックされた情報の項目が商品名ではないと判定された場合、処理はステップS70に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の項目が楽曲、アーティスト、CDタイトル、CD品番、または出演者のいずれかであるかを判定する。
【0111】
ステップS70で、クリックされた情報の項目が楽曲、アーティスト、CDタイトル、CD品番、または出演者のいずれかであると判定された場合、処理はステップS71に進み、ブラウザ制御部29は、図11に示した一般検索サイト、第1の物販特化検索サイト、オークション特化検索サイト、または第2の物販特化検索サイトのいずれかを指定して検索指示できる検索ダイアログ211を表示させ、処理を終了する。
【0112】
一方、ステップS70で、クリックされた情報の項目が楽曲、アーティスト、CDタイトル、CD品番、および出演者のいずれでもないと判定された場合、処理はステップS72に進み、ブラウザ制御部29は、クリックされた情報の項目が企業URLであるかを判定する。
【0113】
ステップS72で、クリックされた情報の項目が企業URLではないと判定された場合、すなわち、クリックされた情報の項目が企業名である場合、処理はステップS71に進み、ブラウザ制御部29は、企業名をテキストボックス212に入力させた検索ダイアログ211(図11)を表示させ、処理を終了する。
【0114】
一方、ステップS72で、クリックされた情報の項目が企業URLであると判定された場合、処理はステップS73に進み、ブラウザ制御部29は、企業URLをブラウザで起動させ、処理を終了する。
【0115】
以上のように、図6の詳細表示画面101の店舗商品表示欄127に表示され、リンク設定されている情報の項目がユーザによってクリック(選択)された場合、そのクリックされた情報の文字(テキスト)が予め入力された検索ダイアログボックスを表示したり、クリックされた情報が住所である場合には該当場所の地図をブラウザ上で表示することができるので、ユーザが必要と思われる情報の迅速な検索を促進することができる。
【0116】
また、検索ダイアログボックスを表示する場合、クリックされた情報の種類(ジャンル)に応じて、一般検索サイトや検索範囲を特定の範囲に特化した特化検索サイトなどの複数の検索サイトを選択することができるようにしたので、ユーザが複数の検索サイトから所望の検索サイトを使用することができる。これにより、ユーザの希望する情報と異なる情報が表示される確率を抑制することができる。換言すれば、クリックされた情報の種類に応じて、選択することができる検索サイトの種類も変化するので、的確な情報を検索可能な検索サイトを提案し、所望の情報の迅速な取得を促進することができる。
【0117】
次に、図14を参照して、コーナー情報表示欄126のユーザインタフェースについて説明する。
【0118】
図6に示した詳細表示画面101においてカタログビュー表示が選択されたときの画面であるカタログビュー画面では、ユーザは、表示されている番組「○×△△」の各コーナーおよびCMの内容を確認したうえで、興味のある所定のコーナー(再生位置)から番組の再生を開始させることが可能である。
【0119】
図14は、コーナー情報表示欄126の操作ツマミ131付近の拡大図を示しており、各コーナーおよびCMの内容が表示されるコーナー説明欄251の幅は、各コーナーおよびCMの実際の時間にかかわらず等間隔となっている。これにより、規則的に文字(説明)が配列するので、ユーザにとって見易い表示となり、また、各コーナーおよびCMの配列が不定間隔に間延びしないので、垂直方向のスクロール量が短くなり、操作性が向上する。
【0120】
コーナー説明欄251の最左端で、ツマミ基準線132と重なる部分は、垂直方向に4:6(上側:下側)の割合で、コーナー先頭位置指定領域251aとコーナー任意位置指定領域251bに分割されている。なお、このコーナー先頭位置指定領域251aとコーナー任意位置指定領域251bの比(4:6)は、デフォルト値であり、設定により必要に応じて変更することが可能である。
【0121】
ユーザが操作ツマミ131を移動させると、それに応じてツマミ基準線132および再生ボタン133が連動して移動するが、ツマミ基準線132がコーナー先頭位置指定領域251a上に位置する場合、コンテンツメタデータ再生部62は、該当するコーナー説明欄251をハイライトさせる。図14は、“CM”のコーナー説明欄251がハイライトされている例を示している。
【0122】
また、ユーザが再生ボタン133を操作することにより番組「○×△△」の再生を指示した場合、ツマミ基準線132がコーナー先頭位置指定領域251a上に位置する場合には、コンテンツデータ再生部61は、ツマミ基準線132が位置するコーナー(以下、適宜、該当コーナーという)の先頭位置から再生を開始する。したがって、上述したコーナー説明欄251のハイライトは、該当コーナーをコーナー先頭位置から再生開始することを表しているということもできる。
【0123】
一方、ツマミ基準線132がコーナー任意位置指定領域251b上に位置する場合には、コンテンツデータ再生部61は、該当コーナーの垂直方向の位置に対応して該当コーナーの再生開始位置を割り当て、再生を開始する。例えば、該当コーナーの再生時間が10分であり、ツマミ基準線132位置が、該当コーナーのコーナー説明欄251の上端(該当コーナーの時間的に前のコーナーとの境界線)から8分目の位置にある場合、コンテンツデータ再生部61は、該当コーナーの再生開始時刻の8分後から再生を開始する。したがって、該当コーナーのコーナー先頭位置指定領域251aに対応する前半部については、任意の位置からは再生できず、常に先頭位置からの再生となる。
【0124】
図15は、コンテンツメタデータ再生部62による操作ツマミ制御処理のフローチャートである。この処理は、ユーザが操作ツマミ131のドラックを開始した時点で開始される。
【0125】
初めに、ステップS91において、コンテンツメタデータ再生部62は、操作ツマミ131が該当コーナーの前半部にあるか、すなわち、操作ツマミ131が該当コーナーのコーナー先頭位置指定領域251a上にあるかを、指示ポイント検出部28を介して判定する。
【0126】
ステップS91で、操作ツマミ131が該当コーナーの前半部にあると判定された場合、処理はステップS92に進み、コンテンツメタデータ再生部62は、操作ツマミ131とそれに連動するツマミ基準線132および再生ボタン133を該当コーナーの先頭位置に配置し、ステップS93において、該当コーナーをハイライトさせる。
【0127】
一方、ステップS91で、操作ツマミ131が該当コーナーの前半部にはないと判定された場合、すなわち、操作ツマミ131が該当コーナーのコーナー任意位置指定領域251b上にある場合、処理はステップS94に進み、コンテンツメタデータ再生部62は、該当コーナーのハイライトをやめ、ステップS95において、操作ツマミ131と連動した位置にツマミ基準線132および再生ボタン133をそのまま配置する。
【0128】
ステップS93とS95の処理後、ステップS96において、コンテンツメタデータ再生部62は、ユーザが操作ツマミ131を離したか、すなわち、操作ツマミ131のドラック操作が終了したかを判定する。ステップS96で、操作ツマミ131を離していないと判定された場合、処理はステップS91に戻り、コンテンツメタデータ再生部62は、上述した処理を繰り返し実行する。
【0129】
一方、ステップS96で、ユーザが操作ツマミ131を離したと判定された場合、すなわち、操作ツマミ131のドラック操作が終了した場合、ステップS97において、コンテンツメタデータ再生部62は、ツマミ基準線132の位置に対応する、番組の先頭位置からの再生時刻をツマミ基準線132の上方(図6参照)に表示させる。これにより、再生ボタン133が操作されると、コンテンツデータ再生部61は、表示された再生時刻の位置から番組の再生を開始する。
【0130】
以上のように、操作ツマミ制御処理によれば、該当コーナーのコーナー先頭位置指定領域251aにツマミ基準線132が位置している場合には、該当コーナーの先頭位置から再生するようにしたので、ユーザは番組の各コーナーの先頭位置からの再生を簡単に指示することができる。また、コーナー先頭位置指定領域251aにツマミ基準線132が位置している場合には、該当コーナーがハイライトされるので、コーナーの先頭位置からの再生となることをユーザは容易に理解することができる。
【0131】
また、ツマミ基準線132をコーナー任意位置指定領域251b上にドラックするだけで、該当コーナーの任意の位置から再生を開始することもできる。各コーナーの先頭位置から再生を開始する場合も、各コーナーの任意位置から再生を開始する場合も同様の操作で指定することができるので、ユーザにとって操作が簡単である。
【0132】
以上のように、画像表示装置1では、録画済みの番組について、番組内の所定の位置から簡単に再生指示することができる。
【0133】
なお、上述した例では、ツマミ基準線132がコーナー任意位置指定領域251b上に位置する場合、該当コーナーの再生を開始する位置を、1コーナーの垂直方向の幅をコーナーの全再生時間に対応させたときのツマミ基準線132の位置に応じて決定したが、この場合、上述したように、コーナー先頭位置指定領域251aに対応する前半部については任意の位置からは再生できないので、1コーナーのコーナー任意位置指定領域251bの幅をコーナーの全再生時間に対応させ、ツマミ基準線132の位置に応じた再生位置から再生するようにさせることも可能である。この場合には、ユーザは、コーナーの全再生時間について所望の位置での再生を指定することができる。
【0134】
例えば、該当コーナーの再生時間が10分であり、ツマミ基準線132位置が、コーナー任意位置指定領域251bの上端(コーナー先頭位置指定領域251aとコーナー任意位置指定領域251bとの境界線)から3分目の位置にある場合、コンテンツデータ再生部61は、該当コーナーの再生開始時刻の3分後から再生を開始する。
【0135】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
【0136】
図16は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
【0137】
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)301,ROM(Read Only Memory)302,RAM(Random Access Memory)303は、バス304により相互に接続されている。
【0138】
バス304には、さらに、入出力インタフェース305が接続されている。入出力インタフェース305には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部306、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部307、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部308、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部309、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア311を駆動するドライブ310が接続されている。
【0139】
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU301が、例えば、記憶部308に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース305及びバス304を介して、RAM303にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
【0140】
コンピュータ(CPU301)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア311に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
【0141】
そして、プログラムは、リムーバブルメディア311をドライブ310に装着することにより、入出力インタフェース305を介して、記憶部308にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部309で受信し、記憶部308にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM302や記憶部308に、あらかじめインストールしておくことができる。
【0142】
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
【0143】
また、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0144】
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0145】
【図1】本発明を適用した画像表示装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】コンテンツ録画処理について説明するフローチャートである。
【図3】コンテンツメタデータ取得処理について説明するフローチャートである。
【図4】CMの詳細情報等の例を示す図である。
【図5】店舗情報および商品情報の例を示す図である。
【図6】詳細表示画面の例を示す図である。
【図7】項目分類画面で表示される項目について説明する図である。
【図8】検索ダイアログ表示制御処理について説明するフローチャートである。
【図9】検索ダイアログ表示制御処理について説明するフローチャートである。
【図10】検索ダイアログ表示制御処理について説明するフローチャートである。
【図11】検索ダイアログの例を示す図である。
【図12】検索ダイアログの例を示す図である。
【図13】検索ダイアログの例を示す図である。
【図14】コーナー情報表示欄のユーザインタフェースについて説明する図である。
【図15】操作ツマミ制御処理のフローチャートである。
【図16】本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0146】
1 画像表示装置, 26 コンテンツ再生部, 27 表示部, 28 指示ポイント検出部, 29 ブラウザ制御部, 61 コンテンツデータ再生部, 62 コンテンツメタデータ再生部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理装置において、
時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面を表示する表示制御手段と、
配列された各コーナーは配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定する判定手段と、
前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合に、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始する再生制御手段と
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記再生制御手段は、前記操作ツマミが前記第2の領域であると判定された場合、前記コーナー内の前記操作ツマミの位置に対応するコーナーの再生位置から、前記コーナーの再生を開始する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記操作ツマミの移動が終了し、前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合には、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置に前記操作ツマミを配置させ、前記コーナー内の前記操作ツマミの位置に対応する前記コーナーの再生開始時刻を表示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記判定手段により前記操作ツマミが前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミの位置があるコーナーをハイライトさせる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
時系列に配列された各コーナーの配列方向の幅は同一である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を行う情報処理方法において、
時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定し、
前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始するように制御する
ステップを含む情報処理方法。
【請求項7】
複数のコーナーを有する番組の再生を指示する再生指示画面の処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
時系列に配列された前記複数のコーナーと、前記複数のコーナーの配列方向に移動可能で所定のコーナーに配置させることで前記複数のコーナーのいずれかを指定する操作ツマミを含む再生指示画面の各コーナーが、配列方向に対して第1の領域と第2の領域に分割されており、ユーザの指示によって移動された前記操作ツマミの位置が、前記第1の領域であるかまたは前記第2の領域であるかを判定し、
前記操作ツマミの位置が前記第1の領域であると判定された場合、前記操作ツマミが位置するコーナーの最初の位置から前記番組の再生を開始するように制御する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2009−44212(P2009−44212A)
【公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−203853(P2007−203853)
【出願日】平成19年8月6日(2007.8.6)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】