説明

情報処理装置、操作手段制御プログラム、及び、操作手段制御方法

【課題】ユーザーの位置に応じて、操作手段を自動的に切り替えることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザーの位置を検出するセンサーと、センサーとユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、情報処理装置は、距離情報が閾値以上であると判定された場合に、ユーザーの操作可能な操作手段を、第2の操作手段から第1の操作手段に切り替えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の、マウスやリモコン等の操作手段の自動切り替え方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置は、ユーザーが、テレビ番組やDVD(Digital Versatile Disc)等の視聴をすることができる機能を有しているものが多い。
【0003】
一般的に、テレビ番組やDVD視聴機能を有する情報処理装置のユーザーは、テレビ番組やDVDの視聴をする際には、情報処理装置のディスプレイから離れて操作することが多い。
【0004】
一方で、電子メールの送受信、文書作成、ネットサーフィン等で情報処理装置の操作をする際には、ユーザーは、当該情報処理装置の近くで操作する。
【0005】
このように、ユーザーが、テレビ番組やDVDを視聴するときと、電子メールの送受信や文書作成、ネットサーフィン等を行うときとで、ユーザーと情報処理装置との間の距離は異なる。
【0006】
そこで、ディスプレイ画面の表示を、ユーザーに見やすくするために、キーボード又はリモコンと、ディスプレイモニタとの間の距離が離れるほど、ディスプレイモニタの表示領域のサイズを大きくするものがある。
【0007】
なお、特許文献1には、キーボード又はリモコンと、ディスプレイモニタとの間の距離を検出する距離センサーによって、距離が大きくなるほど、ディスプレイモニタの表示領域のサイズを大きくする情報処理装置について開示されている。
【0008】
【特許文献1】特開2005−309930号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、ユーザーは、遠距離から情報処理装置を操作する場合には、リモコンを使用し、近距離から情報処理装置を操作する場合には、キーボードやマウスを使用することが多い。
【0010】
また、上述のように、複数の異なる操作手段が存在する場合に、同時に複数の操作手段によって操作可能な状態になると、例えばユーザーがマウスの操作をしている時に、別のユーザーが誤ってリモコンのボタンを操作してしまった場合のように、ユーザーの意図しない処理が実行されるおそれがある。
【0011】
このため、ユーザーは、ユーザーが情報処理装置を操作する位置によって、使用する操作手段を切り替えなければならないが、ユーザーにとって、操作手段を切り替える作業は煩わしいものである。
【0012】
そこで、本発明は、ユーザーの位置に応じて、操作手段を自動的に切り替えることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の第1の情報処理装置は、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えることを特徴とする。
【0014】
本発明の第2の情報処理装置は、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替え、操作手段を切り替えた後に、前記センサーが、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出し、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えることを特徴とする。
【0015】
本発明の第3の情報処理装置は、センサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出するユーザー位置検出手段と、前記ユーザー位置検出手段によって検出されたユーザーの位置を示す情報から、前記距離情報を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段が検出した前記距離情報が閾値以上であるかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えること第1の切替手段とを有することを特徴とする。
【0016】
本発明の第4の情報処理装置は、操作手段を切り替えた後に、所定時間間隔で、ユーザーの位置を検出するユーザー位置再検出手段と、前記ユーザー位置再検出手段が検出した前記ユーザーの位置を示す情報から、センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出する距離再検出手段と、前記距離再検出手段が、前記新たな距離情報が閾値未満あるかを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段が、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定した場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替える第2の切替手段とをさらに有することを特徴とするを有することを特徴とする。
【0017】
本発明の第1の操作手段制御プログラムは、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御プログラムであって、前記操作手段制御プログラムは、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせることを特徴とする。
【0018】
本発明の第2の操作手段制御プログラムは、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御プログラムであって、前記操作手段制御プログラムは、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせ、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出させ、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えさせることを特徴とする。
【0019】
本発明の第3の操作手段制御プログラムは、ユーザーの位置を検出するセンサーと複数の異なる操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御プログラムであって、前記情報処理装置は、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を検出させる距離検出ステップと、前記距離検出ステップで検出された距離を示す情報が閾値以上の場合に、所定の操作手段に切り替えさせる第1の切替ステップとを有することを特徴とする。
【0020】
本発明の第4の操作手段制御プログラムは、第1の切替ステップで、操作手段を切り替えさせた後に、所定時間間隔で、ユーザーの位置を検出させるユーザー位置再検出ステップと、前記ユーザー位置検出ステップで検出された、前記ユーザーの位置を示す情報から、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出させる距離再検出ステップと、前記距離再検出ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であるかを判定させる第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替させる第2の切替ステップとをさらに有することを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の操作手段制御方法は、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御方法であって、前記操作手段制御方法は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせることを特徴とする。
【0022】
本発明の第2の操作手段制御方法は、ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御方法であって、前記操作手段制御方法は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせ、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出させ、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えさせることを特徴とする。
【0023】
本発明の第3の操作手段制御方法は、センサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御方法であって、前記操作手段制御方法は、前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置検出ステップと、前記ユーザー位置検出ステップで検出されたユーザーの位置を示す情報から、前記距離情報を検出させる距離検出ステップと、前記距離検出ステップで検出された前記距離情報が閾値以上であるかを判定させる第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップで、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせる第1の切替ステップとを有することを特徴とする。
【0024】
本発明の第4の操作制御方法は、前記第1の切替ステップで、操作手段を切り替えさせた後に、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置再検出ステップと、前記ユーザー位置再検出ステップで検出された、前記ユーザーの位置を示す情報から、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出させる距離再検出ステップと、前記距離再検出ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であるかを判定させる第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替させる第2の切替ステップとをさらに有することを特徴とするを特徴とする。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、ユーザー位置に応じて、操作手段を自動的に切り替えることができる情報処理装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態の携帯端末を説明する説明するためのブロック図である。
【0027】
図1を参照すると、情報処理装置10は、制御部20と、記憶部30と、測距センサー40と、操作部50と、操作部60とを有する。
【0028】
まず、本実施の形態の情報処理装置10の概略を説明すると、この情報処理装置は、ユーザーの位置情報を検出する測距センサー40を有しており、検出された当該位置情報に基づいて、情報処理装置10が、測拒センサー40との間の距離が予め設定された閾値以上の場合には、操作モードを切り替えるものである。以下、詳細に説明する
制御部20は、記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより、判定手段21と、切替手段22と、タイマー制御手段23とを、論理的に備える。なお、各手段の動作については後述する。ここで、判定手段21と、切替手段22と、機器制御手段23とは、それぞれ専用のハードウェアで構成されても良い。
【0029】
測距センサー40は、レンズを有しており、当該レンズを介して、ユーザーの位置情報を自動検出することができる。なお、測居センサー40は、情報処理装置10に内蔵されていても良い。
【0030】
操作部50は、ユーザーが、文書作成、メールの送受信、ネットサーフィンといった、情報処理装置10に近づいて操作するのに適している操作手段である。例えば、パーソナルコンピュータ用のマウスが挙げられる。なお、操作部50は、情報処理装置10に接続されていない状態で操作可能な、ワイヤレスマウスであっても良い。
【0031】
操作部60は、ユーザーは、テレビ番組やDVDの視聴といった、情報処理装置10を離れて操作する際の操作手段である。例えば、パーソナルコンピュータ用のリモートコントローラーが挙げられる。
【0032】
次に、図2を参照して、本実施の形態の動作について説明する。図2は、本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0033】
図2を参照すると、情報処理装置10を起動すると、測距センサー40が作動する(ステップS1)。
【0034】
ステップS1で、測距センサー40が作動すると、測距センサー40は、ユーザーを検出し、位置情報を取得する(ステップS2)。
【0035】
ステップS2で、ユーザーの位置情報の取得に成功すると、判定手段21は、操作モードの確認をする(ステップS3)。
【0036】
ここで、操作モードには、2つの操作モードがある。第1の操作モードは、ユーザーが操作部50を利用して、情報処理装置10を操作できる近距離モードである。一方、第2の操作モードは、ユーザーが操作部60を利用して、情報処理装置10を操作できる遠距離モードである。
【0037】
なお、本実施の形態では、操作モードは2つであるが、複数であれば2つでなくても良い。
【0038】
ステップS3で、操作モードの確認をした結果、操作モードが近距離モードであった場合、判定手段21は、ユーザーと測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値以上かどうか判定する(ステップS4b)。
【0039】
なお、閾値は、予め記憶部30に記憶されている。ここで、閾値以上であると判定されると、図3に示すように、ユーザーと測距センサー40との間の距離は大きい(遠距離)と判断される。
【0040】
また、閾値以上であると判定されると、ユーザーと測距センサー40との間の距離は小さい(近距離)と判断するようにしても良い。
【0041】
ステップS4aで、ユーザーと測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値以上であった場合、切替手段22は、操作モードを、近距離モードから遠距離モードに切り替える(ステップS5a)。
【0042】
操作モードが遠距離モードに切り替えられると、例えば、操作部50が、別のユーザーに操作されても、情報処理装置10は、当該操作に対応する処理を実行せず、操作部50は、事実上ロック状態となる。
【0043】
なお、ステップS4aで、ユーザーと測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値以上でなかった場合には、後述するステップS6の処理に進む。
【0044】
ステップ5aで、操作モードが切り替えられた場合、タイマー制御手段23は、所定の時間待機する(ステップS6)。
【0045】
ステップS6で、所定の時間待機すると、ステップS2の処理に戻る。
【0046】
ステップS2の処理に戻ることにより、所定時間間隔で、測距センサー40が、ユーザー位置情報を取得して、閾値の判定を繰り返すことになる。
【0047】
一方、ステップS3で、操作モードの確認をした結果、操作モードが遠距離モードであった場合、判定手段21は、ユーザーと測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値未満かどうか判定する(ステップS4a)。
【0048】
なお、上述のとおり、閾値は、予め記憶部30に記憶されている。ここで、閾値未満であると判定されると、ユーザーと測距センサー40との間の距離は小さい(近距離)と判断される。
【0049】
また、閾値未満であると判定されると、ユーザーと測距センサー40との間の距離は大きい(遠距離)と判断するようにしても良い。
【0050】
ステップS4bで、ユーザーと測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値未満であった場合、切替手段22は、操作モードを、近距離モードから遠距離モードに切り替える(ステップS5b)。
【0051】
操作モードが近距離モードに切り替えられると、例えば、別のユーザーが操作部60を操作しても、情報処理装置10は、当該操作に対応する処理を実行せず、操作部60は、事実上ロック状態となる。
【0052】
なお、ステップS4bで、ユーザーと、測距センサー40との間の距離を示す情報が、閾値未満でなかった場合には、ステップS6の処理に進む。
【0053】
ステップS5bで、操作モードが切り替えられた場合、タイマー制御手段23は、所定の時間待機する(ステップS6)。
【0054】
ステップS6で、所定の時間待機すると、ステップS2の処理に戻る。
【0055】
ステップS2の処理に戻ることにより、所定時間間隔で、測距センサー40が、ユーザー位置情報を取得して、閾値の判定を繰り返すことになる。
【0056】
なお、ユーザーが、稼動状態にある情報処理装置10を終了させた場合には、上述の処理を中断して終了する。
【0057】
ところで、本実施の形態では、閾値は、予め設定されているものとなっているが、ユーザーによって、閾値の変更ができるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施の形態の情報処理装置を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の情報処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態の、測距センサー40とユーザーとの関係を示す図である。
【符号の説明】
【0059】
10 情報処理装置
20 制御部
21 判定手段
22 切替手段
23 タイマー制御手段
30 記憶部
40 測距センサー
50 操作部
60 操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記情報処理装置は、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出し、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
センサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、
前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出するユーザー位置検出手段と、
前記ユーザー位置検出手段によって検出されたユーザーの位置を示す情報から、前記距離情報を検出する距離検出手段と、
前記距離検出手段が検出した前記距離情報が閾値以上であるかを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えること第1の切替手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
前記第1の切替手段が、操作手段を切り替えた後に、
所定時間間隔で、前記ユーザーを介して、前記ユーザーの位置を検出するユーザー位置再検出手段と、
前記ユーザー位置再検出手段が検出した、前記ユーザーの位置を示す情報から、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出する距離再検出手段と、
前記距離再検出手段が、前記新たな距離情報が閾値未満あるかを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段が、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定した場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替える第2の切替手段とをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御プログラムであって、
前記操作手段制御プログラムは、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせることを特徴とする操作手段制御プログラム。
【請求項6】
前記操作手段制御プログラムは、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出させ、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えさせることを特徴とする請求項5に記載の操作手段制御プログラム。
【請求項7】
センサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御プログラムであって、
前記操作手段制御プログラムは、
前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置検出ステップと、
前記ユーザー位置検出ステップで検出されたユーザーの位置を示す情報から、前記距離情報を検出させる距離検出ステップと、
前記距離検出ステップで検出された前記距離情報が閾値以上であるかを判定させる第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップで、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせる第1の切替ステップとを有することを特徴とする操作手段制御プログラム。
【請求項8】
前記操作手段制御プログラムは、
前記第1の切替ステップで、操作手段を切り替えさせた後に、
所定時間間隔で、前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置再検出ステップと、
前記ユーザー位置検出ステップで検出された、前記ユーザーの位置を示す情報から、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出させる距離再検出ステップと、
前記距離再検出ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であるかを判定させる第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替させる第2の切替ステップとをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の操作手段制御プログラム。
【請求項9】
ユーザーの位置を検出するセンサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御方法であって、
前記操作手段制御方法は、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせることを特徴とする操作手段制御方法。
【請求項10】
前記操作手段制御方法は、所定時間間隔で、前記ユーザーの位置を検出させ、前記距離情報が閾値未満となった場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に、切り替えさせることを特徴とする請求項9に記載の操作手段制御方法。
【請求項11】
センサーと、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す距離情報が閾値以上の場合に操作可能となる第1の操作手段と、前記距離情報が閾値未満の場合に操作可能となる第2の操作手段とを有する情報処理装置の操作手段制御方法であって、
前記操作手段制御方法は、
前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置検出ステップと、
前記ユーザー位置検出ステップで検出されたユーザーの位置を示す情報から、前記距離情報を検出させる距離検出ステップと、
前記距離検出ステップで検出された前記距離情報が閾値以上であるかを判定させる第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップで、前記距離情報が閾値以上であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第2の操作手段から前記第1の操作手段に切り替えさせる第1の切替ステップとを有することを特徴とする操作手段制御方法。
【請求項12】
前記操作手段制御方法は、
前記第1の切替ステップで、操作手段を切り替えさせた後に、
所定時間間隔で、前記センサーを介して、前記ユーザーの位置を検出させるユーザー位置再検出ステップと、
前記ユーザー位置再検出ステップで検出された、前記ユーザーの位置を示す情報から、前記センサーと前記ユーザーとの間の距離を示す新たな距離情報を検出させる距離再検出ステップと、
前記距離再検出ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であるかを判定させる第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップで、前記新たな距離情報が閾値未満であると判定された場合に、前記ユーザーの操作可能な操作手段を、前記第1の操作手段から、前記第2の操作手段に切り替させる第2の切替ステップとをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の操作手段制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate