説明

情報出力制御装置、情報入出力装置、情報出力制御システム及びプログラム

【課題】表示する画面の表示態様を適切にする情報出力制御装置、情報入出力装置、情報出力制御システム及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】情報表示装置10は、表示画面に表示される質問情報を受信した場合には、質問情報の種別に応じて、質問情報が表示される表示先画面を判別し、表示先画面を示す表示先情報を質問情報に付加する。そして、情報表示装置10は、表示先判別部14により付加された表示先情報に応じて、自装置で表示する共通画面と、情報入出力装置20でそれぞれ表示される個別画面とを生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報出力制御装置、情報入出力装置、情報出力制御システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プレゼンテーションに使用した資料などを表示する資料表示領域とは別に、質問などの表示情報を表示する表示領域を設けて、資料と質問を合わせて表示する技術が知られている。例えば、質問者が予め質問対象のページを指定し、資料に質問内容を結び付けてサーバ等に保存しておく。質疑応答時には、資料表示領域とは別に質問表示領域を設けて、資料と質問を合わせて表示する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、質問の内容を選別しないで、そのまま表示するだけでは、画面が冗長になり理解しにくい、また質問者それぞれが見たい内容がプロジェクタで表示されている内容と限らない。このため、資料と質問とを合わせて表示する画面の表示態様が適切でないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画面の表示態様を適切にする情報出力制御装置、情報入出力装置、情報出力制御システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表示する表示情報の種別に応じて、該表示情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する判別部と、前記判別部によって前記表示先画面が前記共通画面であると判別された表示情報を用いて、前記共通画面を生成し、前記判別部により前記表示先画面が前記個別画面であると判別された表示情報を用いて、各個別画面を生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記共通画面を表示する表示部と、前記生成部によって生成された前記各個別画面を前記利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する送信部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、画面の表示態様を適切にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は、情報出力制御システムの概略構成例を示す図である。
【図2】図2は、情報出力制御システムのハードウェア構成例を示す図である。
【図3】図3は、情報表示装置および情報入出力装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、質問入力時の画面の一例を示す図である。
【図5】図5は、質問に表示情報を設定する画面の一例を示す図である。
【図6】図6は、情報入出力装置が保持する情報を示す図である。
【図7】図7は、情報表示装置が保持する情報を示す図である。
【図8】図8は、情報表示装置の記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。
【図9】図9は、質問情報のデータ構造を示す図である。
【図10】図10は、情報表示装置の記憶部に記憶された質問情報の一例を示す図である。
【図11】図11は、共通画面の画面表示例を示す図である。
【図12】図12は、個別画面の画面表示例を示す図である。
【図13】図13は、個別画面のページ操作について説明する図である。
【図14】図14は、個別画面の質問表示部分を頁別に表示する例を示す図である。
【図15】図15は、複数の情報入出力装置とユーザとの関係を説明する図である。
【図16】図16は、複数の情報入出力装置とユーザとの関係を説明する図である。
【図17】図17は、ユーザを切り替える例を説明する図である。
【図18】図18は、情報入出力装置および情報表示装置による質問情報登録処理を示すシーケンス図である。
【図19】図19は、情報表示装置による共通画面生成処理を示すシーケンス図である。
【図20】図20は、情報入出力装置および情報表示装置による共通画面生成処理を示すシーケンス図である。
【図21】図21は、情報表示装置による共通画面生成処理を説明するためのフローチャートである。
【図22】図22は、情報表示装置による個別画面生成処理を説明するためのフローチャートである。
【図23】図23は、情報表示装置による質問情報表示判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図24】図24は、情報入出力装置および情報表示装置による画面表示処理を示すシーケンス図である。
【図25】図25は、情報表示装置および情報入出力装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、情報出力制御装置、情報入出力装置、情報出力制御システム及びプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
最初に、実施形態の情報出力制御システムの概略構成について説明する。図1は、実施形態の情報出力制御システムの概略構成例を示す図である。実施の形態1の画像形成システム100は、情報表示装置10、複数の情報入出力装置20A、20B、20Cを備える。
【0010】
図1に示すように、情報表示装置10は、各情報入出力装置20A、20B、20Cとそれぞれ接続されている。情報表示装置10は、各情報入出力装置20A、20B、20Cから受け付けた質問に関する情報を用いて、共通画面および個別画面を生成する。ここで、情報表示装置10とは、プロジェクタ等のプロジェクタ、タブレット、プリンタ、PC(Personal Computer)、サーバ等の出力装置である。
【0011】
各情報入出力装置20A、20B、20Cは、利用者が入力した質問に関する情報を情報表示装置10に送信する。また、各情報入出力装置20A、20B、20Cは、情報表示装置10により個別に生成された個別画面を表示する。
【0012】
ここで、図2を用いて、情報出力制御システムのハードウェア構成例を説明する。図2は、実施形態の情報出力制御システムのハードウェア構成例を示す図である。例えば、画像形成システム100は、情報表示装置10に接続された情報入出力装置として、ホワイトボード20a、プロジェクタ20b、タブレット20c、プリンタ20d、およびPC20eを有する。また、情報表示装置10は、上記した各装置20a〜20eを識別するIDを保持しているものとする。なお、情報入出力装置は、ホワイトボード、プロジェクタ、タブレット、プリンタ、PCに限らず、携帯電話などであってもよい。
【0013】
次に、図3を用いて、情報表示装置および情報入出力装置の構成を説明する。図3は、情報表示装置および情報入出力装置の構成を示すブロック図である。
【0014】
まず、図3を用いて、情報入出力装置20の構成について説明する。図3に示すように、情報入出力装置20は、通信部21、入力部22、情報作成部23、表示管理部24、表示部25を有する。
【0015】
通信部21は、通信表示装置10との情報の送受信を制御する。例えば、通信部21は、後述する質問情報を情報表示装置10に送信する処理や、個別画面表示のための情報を情報表示装置10から受信する処理を行う。
【0016】
入力部22は、ユーザからの情報の入力を受け付ける。具体的には、入力部22は、ユーザによる質問に関する情報の入力を受け付ける。ここで、図4を用いて、質問入力時の画面について説明する。図4は、質問入力時の画面の一例を示す図である。図4に示すように、情報入出力装置20は、質問入力時の画面として、画面上部分に、共通画面の内容を表示する。また、情報入出力装置20は、画面下半分で、質問の内容の入力を受け付ける。また、入力した質問には、各種情報を設定することができる。
【0017】
ここで、図5を用いて、質問に設定情報を設定する例について説明する。図5に示すように、設定画面で質問の表示範囲を決める事ができる。例えば、公表範囲を、「特定のグループ(G)内のみ」、「全体」、「個人のみ」のいずれかを選択できる。また、質問が重複した時の個人領域への表示を「する」か「しない」かを選択できる。また、公開可能なグループ名を指定することができる。なお、このような情報は、情報入出力装置20内の記憶部(図示せず)に記憶される。
【0018】
ここで、図6を用いて、情報入出力装置が保持する情報の例について説明する。図6は、情報入出力装置が保持する情報を示す図である。情報入出力装置20の記憶部は、図6に示すように、情報入出力装置20の使用者を識別する「使用者ID」と、情報入出力装置20を識別する「情報入出力装置ID」とを記憶する。
【0019】
情報作成部23は、入力部22に入力された質問に関する情報から、質問情報を作成する。具体的には、情報作成部23は、質問情報として、質問の内容を示す「質問内容」、質問が行われた会議を示す「会議ID」、質問が発表資料のどのページに該当するかを示す「質問対象ページ」、質問者を識別する「質問者ID」、質問が他の内容と重複した際に個人画面に表示するか否かを示す「重複時表示可否」、質問が重複していなかった際に共通画面に表示するか個人画面に表示するか特定のグループの個人画面に表示するかを示す「公開範囲」を含む質問情報を作成する。質問内容、会議ID、質問対象ページ、質問者ID、重複時表示可否、公開範囲は、質問者によりそれぞれ入力される情報である。なお、質問情報のデータ構造については、後に図9を用いて詳述する。
【0020】
表示管理部24は、表示のための情報を通信部21から受信し、表示部25に個別画面を表示させるように制御する。表示部25は、個別画面表示のための情報を用いて、個別画面を表示する。なお、個別画面の表示例については、後に図12を用いて詳述する。
【0021】
まず、図3を用いて、情報表示装置10の構成について説明する。情報表示装置10は、通信部11、記憶部12、情報管理部13、表示先判別部14、操作部15、表示画像生成部16、表示管理部17、表示部18を有する。
【0022】
通信部11は、通信入出力装置20との情報の送受信を制御する。例えば、通信部11は、後述する質問情報を通信入出力装置20から受信する処理や、受信した個別画面表示のための情報を情報表示装置10から受信する処理を行う。
【0023】
記憶部12は、各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。具体的には、記憶部12は、個別画面を作成するために必要な、個別画面特有の個別画面情報を保持する。図7に示すように、個別画面情報とは、個別画面と所属するグループを対応付けた「所属G」、個別画面に表示する画面の要素の情報(例えば、FAQ(Frequently Asked Questions)や用語辞典など)である「表示要素」、個別画面情報に対応付けられた情報入出力装置20を識別する「情報入出力装置ID」、個別画面を識別する「個別画面ID」を含む情報である。
【0024】
例えば、記憶部12は、図8に示すように、個別画面IDと、所属Gと、表示要素と、情報入出力装置IDとが対応付けられたテーブルを記憶する。図8の例では、例えば、記憶部12は、個別画面ID「1」と、所属G「グループA」と、表示要素「FAQ・用語辞典」と、情報入出力装置ID「PC01」とを対応付けて記憶する。
【0025】
情報管理部13は、通信部11から質問情報を受信し、受信した質問情報を管理する。具体的には、情報管理部13は、質問情報を識別する質問IDを質問情報に付加し、記憶部12に記憶させる。
【0026】
表示先判別部14は、表示する質問情報の種別に応じて、該質問情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置20でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する。具体的には、表示先判別部14は、表示画面に表示される質問情報を受信した場合には、質問情報の種別に応じて、質問情報が表示される表示先画面を判別し、表示先画面を示す表示先情報を質問情報に付加する。ここで、質問情報の種別とは、ユーザによって設定された質問情報の公開範囲のことをいう。
【0027】
つまり、表示先判別部14は、質問情報の公開範囲が「全体」である場合には、表示先情報「共通画面」を質問情報に付加する。また、表示先判別部14は、質問情報の公開範囲が「特定グループ内のみ」である場合には、表示先情報として「個別画面」とグループに属する「対象者名」とを質問情報に付加する。また、表示先判別部14は、質問情報の公開範囲が「個人」である場合には、表示先情報として「個別画面」と「対象者名」とを質問情報に付加する。なお、ユーザに設定された質問情報の公開範囲から質問情報の表示先画面を判別する場合に限定されず、例えば、表示先判別部14が、質問情報の内容から表示先画面を判別するようにしてもよい。一例を挙げると、質問情報の質問内容に含まれる単語から、共通画面に表示するか個別画面に表示するか判別してもよい。
【0028】
また、表示先判別部14は、質問情報が他の質問情報と内容が重複しているか判定し、質問情報が他の質問情報と内容が重複していない場合には、該質問情報の種別に応じて表示先画面が、共通画面であるか個別画面であるかを判別し、質問情報が他の質問情報と内容が重複している場合には、共通画面に表示されることを禁止する。具体的には、表示先判別部14は、受信した質問情報の内容が、他の質問と重複しているか否かを判別し、他の質問と重複しているか否かを示す質問重複情報を質問情報に付加する。ここで、他の質問と重複していると判定された質問については、一番時系列の早いものを除いては、共通画面には表示しない。なお、時系列以外にも、質問の重要度や、質問者IDなどを判定基準としてもよい。なお、表示先を判別する詳しい処理については、後に図23を用いて詳述する。
【0029】
ここで、図9を用いて、質問情報のデータ構造について説明する。図9は、質問情報のデータ構造を示す図である。図9に示すように、質問情報は、質問が行われた会議を示す「会議ID」、質問の内容を示す「質問内容」、質問が発表資料のどのページに該当するかを示す「質問対象ページ」、質問者を識別する「質問者ID」、質問が他の内容と重複した際に個別画面に表示するか否かを示す「重複時表示可否」、質問が重複していなかった際に共通画面に表示するか個別画面に表示するか特定のグループの個別画面に表示するかを示す「公開範囲」が情報入出力装置20によって設定されている。
【0030】
また、質問情報は、質問情報を識別する「質問ID」が情報管理部13によって付加されている。また、質問情報は、表示先画面を示す「表示先情報」と、他の質問と重複しているか否かを示す「質問重複情報」とが表示先判別部14によって付加されている。
【0031】
ここで、図10の例を用いて、具体的な質問情報の例について説明する。図10は、情報表示装置の記憶部に記憶された質問情報の一例を示す図である。図10に示すように、記憶部12は、「会議ID」と、「質問ID」と、「質問者ID」と、「質問対象ページ」と、「質問内容」と、「質問重複情報」と、「重複時表示可否」と、「公開範囲」と、「表示先情報」とを対応付けて記憶する。
【0032】
例えば、記憶部12は、会議ID「1」と、質問ID「1」と、質問者ID「ichiro」と、質問対象ページ「1」と、質問内容「cccの意味とは?」と、質問重複情報「重複していない」と、重複時表示可否「表示する」と、公開範囲「共通」と、表示先情報「共通画面」とを対応付けて記憶する。
【0033】
操作部15は、外部から情報表示装置10に対する操作要求を受け付ける。具体的には、操作部15は、ユーザによる共通画面または個別画面の生成要求を受け付ける。そして、操作部15は、表示画像生成部16に共通画面または個別画面の生成要求を出力する。
【0034】
表示画像生成部16は、表示先判別部14により付加された表示先情報に応じて、自装置で表示する共通画面と、情報入出力装置20でそれぞれ表示される個別画面とを生成する。例えば、表示画像生成部16は、表示先情報が「共通画面」である質問情報の「質問内容」を、「質問対象ページ」の発表資料の右横に配置して、共通画面を生成する。
【0035】
ここで、図11の例を用いて、共通画面の例について説明する。図11は、共通画面の画面表示例を示す図である。図11に例示するように、発表資料の右横に選別された質問内容を表示する質問画面が配置されている。なお、共通画面の表示態様は、図11の例に限定されるものではなく、表示する位置や大きさなどを変更してもよい。このように、情報表示装置10では、共通画面に表示する事柄を選別して表示するので、画面を洗練し、理解しやすい画面を表示することができる。
【0036】
また、表示画像生成部16は、表示先情報が「個別画面」である質問情報の「質問内容」を、個別画面に共通で表示させる共通の画面の下に追加した個別画面を「質問者ID」ごとに生成する。ここで、図12の例を用いて、個別画面の例について説明する。図12は、個別画面の画面表示例を示す図である。図12に例示するように、個別画面ごとに、下に表示される「質問(個人)」が異なる。例えば、質問者ID「ichiro」の個別画面の2ページ目には、質問(個人)として「2010と2015の関連は?」が表示されている。一方、質問ID「satoh」の個別画面の2ページ目には、質問(個人)として「△△△とは?」が表示されている。このように、各人に個別に用意された個人画面を表示することで、個別に画面を提供することができる。
【0037】
また、個別画面は、図12の例に限定されるものではなく、どのような表示態様であってもよい。例えば、個別画面の共通部分のみページ操作を行えるようにしてもよい。図13の例を用いて説明すると、個別画面の共通部分(図13における、太枠で囲った部分)のみページ操作を行うことができる。これにより、個別画面の共通部分を1ページ目にし、個別画面の個別表示部分を2ページ目にするなど、自由な表示態様で画面を表示させることができる。
【0038】
また、質問や指摘が多い場合には、表示部分の一部のみページ送りが出来るようにしてもよい。図14の例を用いて説明すると、個別画面の共通部分における右側の「質問」について、ページ操作を行うための「前頁」および「次頁」が表示される。「前頁」および「次頁」を操作することで、質問のページのみを操作することができる。
【0039】
表示管理部17は、表示画像生成部16によって生成された画像のうち、共通画面用の画像を表示部18に表示するように制御する。表示部18は、表示画像生成部16によって生成された共通画面を表示する。
【0040】
ここで、一人のユーザが複数の情報入出力装置を所有し、複数の情報入出力装置を併用する場合における処理ついて説明する。情報表示装置10の記憶部12は、図15に例示するように、情報入出力装置20を管理するために、情報入出力装置20の装置名と情報入出装置20を使用する使用者IDとを対応付けて記憶する。図15の例では、使用者「ichiro」が「PC01」および「プリンタ01」を併用している。
【0041】
このような場合には、一人のユーザが複数の個別画面を持つこととなる。例えば、図16に示すように、ユーザ「ichiro」が、装置名「PC01」で個別画面ID「1」の個別画面01を表示させると共に、装置名「プリンタ01」で個別画面ID「2」の個別画面02を表示させる。
【0042】
また、図17に示すように、情報入出力装置を使用するユーザが切り替わった場合には、情報入出力装置20に対応付けられた使用者IDを変更することで、ユーザの切り替えを行うことができる。
【0043】
[情報表示装置および情報入出力装置による処理]
次に、図18〜図24を用いて、実施例1に係る情報表示装置10および情報入出力装置20による処理を説明する。図18は、情報入出力装置および情報表示装置による質問情報登録処理を示すシーケンス図である。図19は、情報表示装置による共通画面生成処理を示すシーケンス図である。図20は、情報入出力装置および情報表示装置による共通画面生成処理を示すシーケンス図である。図21は、情報表示装置による共通画面生成処理を説明するためのフローチャートである。図22は、情報表示装置による個別画面生成処理を説明するためのフローチャートである。図23は、情報表示装置による質問情報表示判定処理を説明するためのフローチャートである。図24は、情報入出力装置および情報表示装置による画面表示処理を示すシーケンス図である。
【0044】
まず、情報入出力装置20および情報表示装置10による質問情報登録処理について説明する。図18に示すように、情報出力装置20の入力部22は、ユーザからの情報の入力を受け付ける(ステップS101)。そして、情報作成部23は、入力部22に入力された質問に関する情報から、質問情報を作成し(ステップS102)、質問情報を通信部21に送信する(ステップS103)。
【0045】
そして、情報入出力装置20の通信部21は、質問情報を情報表示装置10の通信部11に送信する(ステップS104)。続いて、通信部11は、質問情報を情報管理部13に登録する(ステップS105)。そして、情報管理部13は、質問情報を識別する質問IDを質問情報に付加し(ステップS106)、記憶部12に登録する(ステップS107)。なお、情報表示装置10が、全ての質問を受けた上で、後述する共通画面および個別画面の生成処理を行う。
【0046】
次に、図19を用いて、情報表示装置による共通画面生成処理について説明する。図19に示すように、情報表示装置10の操作部15からの共通画面生成要求に基づき、操作部15は、ユーザによる共通画面または個別画面の生成要求を受け付けると、表示画像生成部16に共通画面または個別画面の生成要求を出力する(ステップS201)。そして、表示画像生成部16は、記憶部12から表示に必要な情報(質問情報)を呼び出す(ステップS202)。続いて、表示画像生成部16は、表示に必要な情報を取得し(ステップS203)、取得した情報を用いて、共通画面を生成する(ステップS204)。
【0047】
その後、表示画像生成部16は、生成した共通画面を表示管理部17に出力する(ステップS205)。そして、表示管理部17は、表示部18に共通画面を表示させる(ステップS206)。
【0048】
次に、図20を用いて、情報入出力装置20および情報表示装置10による共通画面生成処理を説明する。図20に示すように、情報入出力装置20の入力部22は、ユーザからの個別画面表示の要求を受け付けると、個別画面生成の要求を通信部21に出力する(ステップS301)。そして、通信部21は、個別画面表示の要求を情報表示装置10の通信部11に送信する(ステップS302)。
【0049】
そして、通信部11は、個別画面表示の要求を表示画像生成部16に出力する(ステップS303)。続いて、表示画像生成部16は、表示に必要な情報の取得要求を記憶部12に送信し(ステップS304)、表示に必要な情報を記憶部12から取得する(ステップS305)。そして、表示画像生成部16は、個別の質問情報を共通画面の該当するページに追加し(ステップS306)、個別画面の画像を生成する。
【0050】
そして、表示画像生成部16は、個別画面の画像を通信部11に出力する(ステップS307)。その後、通信部11は、個別画面の画像を情報入出力装置20の通信部21に送信する(ステップS308)。その後、通信部21が表示部25に個別画面の画像を出力し、表示部25に個別画面を表示させる(ステップS309)。
【0051】
次に、図21を用いて、情報表示装置10による共通画面生成処理を説明する。情報表示装置10は、上述したように、ユーザによる共通画面生成要求を受け付けると、記憶部12から共通画面に表示される質問情報を取得する(ステップS401)。そして、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の共通画面のページに該当する質問であるか判定する(ステップS402)。
【0052】
この結果、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の共通画面のページに該当する質問であると判定した場合には(ステップS402肯定)、質問の内容を共通画面の該当するページに割り当てる(ステップS403)。また、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の共通画面のページに該当する質問でないと判定した場合には(ステップS402否定)、ステップS404の処理に移る。
【0053】
そして、情報表示装置10は、現在生成中の共通画面のページについて、全ての質問を割り当てたか判定する(ステップS404)。この結果、情報表示装置10は、現在生成中の共通画面のページについて、全ての質問を割り当てていない場合には(ステップS404否定)、ステップS401に戻り、現在生成中の共通画面のページについて、全ての質問を割り当てるまで、ステップS401〜ステップS404の処理を繰り返す。
【0054】
そして、情報表示装置10は、現在生成中の共通画面のページについて、全ての質問を割り当てた場合には(ステップS404肯定)、全てのページを作成したかを判定する(ステップS405)。この結果、情報表示装置10は、全てのページを作成していないと判定した場合には(ステップS405否定)、ステップS401に戻り、全てのページに質問を割り当てるまで、ステップS401〜ステップS405の処理を繰り返す。また、情報表示装置10は、全てのページを作成したと判定した場合には(ステップS405肯定)、処理を終了する。
【0055】
次に、図22を用いて、情報表示装置10による個別画面生成処理を説明する。図22に示すように、情報入出力装置20から個別画面の生成要求を受け付けると、記憶部12から個別画面に表示される質問情報を取得する(ステップS501)。そして、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の個別画面のページに該当する質問であるか判定する(ステップS502)。
【0056】
この結果、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の個別画面のページに該当する質問であると判定した場合には(ステップS502肯定)、質問の内容を共通画面の該当するページに割り当てる(ステップS503)。また、情報表示装置10は、取得した質問情報が、現在生成中の個別画面のページに該当する質問でないと判定した場合には(ステップS502否定)、ステップS504の処理に移る。
【0057】
そして、情報表示装置10は、現在生成中の個別画面のページについて、全ての質問を割り当てたか判定する(ステップS504)。この結果、情報表示装置10は、現在生成中の個別画面のページについて、全ての質問を割り当てていない場合には(ステップS504否定)、ステップS501に戻り、現在生成中の共通画面のページについて、全ての質問を割り当てるまで、ステップS501〜ステップS504の処理を繰り返す。
【0058】
また、情報表示装置10は、現在生成中の個別画面のページについて、全ての質問を割り当てた場合には(ステップS504肯定)、個別画面の表示設定に特定の表示が設定されている場合であるか判定する(ステップS505)。この結果、個別画面の表示設定に特定の表示が設定されている場合には(ステップS505肯定)、特定の情報を表示する(ステップS506)。また、個別画面の表示設定に特定の表示が設定されていない場合には(ステップS505否定)、ステップS507に移る。
【0059】
そして、情報表示装置10は、全てのページを作成したかを判定する(ステップS507)。この結果、情報表示装置10は、全てのページを作成していないと判定した場合には(ステップS507否定)、ステップS501に戻り、全てのページに質問を割り当てるまで、ステップS501〜ステップS507の処理を繰り返す。また、情報表示装置10は、全てのページを作成したと判定した場合には(ステップS507肯定)、処理を終了する。
【0060】
次に、図23を用いて、情報表示装置10による質問情報表示判定処理を説明する。つまり、情報表示装置10が、各質問情報の内容を共通画面に表示するか、個別画面に表示するかを判定する処理である。図23に示すように、情報表示装置10は、質問情報の公開範囲が「共通」であるか判定する(ステップS601)。この結果、情報表示装置10は、公開範囲が「共通」である場合には(ステップS601肯定)、公開範囲が「共通」の質問と質問が重複しているか判定する(ステップS602)。
【0061】
この結果、情報表示装置10は、公開範囲が「共通」の質問と質問が重複していないと判定した場合には(ステップS602否定)、質問の内容を共通画面に表示し(ステップS603)、ステップS612に移る。
【0062】
また、情報表示装置10は、公開範囲が「共通」でないと判定した場合には(ステップS601否定)、公開範囲が「グループ」であるか判定する(ステップS604)。この結果、情報表示装置10は、公開範囲が「グループ」である場合には(ステップS604肯定)、公開範囲が「共通」の質問と質問が重複しているか判定する(ステップS605)。
【0063】
この結果、情報表示装置10は、公開範囲が「共通」の質問と質問が重複していない場合には(ステップS605否定)、公開範囲が同グループ質問と質問が重複している判定する(ステップS606)。この結果、情報表示装置10は、公開範囲が同グループ質問と質問が重複していないと判定した場合には(ステップS606否定)、公開範囲のグループの個別画面に表示して(ステップS607)、ステップS612に移る。
【0064】
一方、情報表示装置10は、公開範囲が「共通」の質問と質問が重複している場合には(ステップS605肯定)、または、公開範囲が同グループ質問と質問が重複している場合には(ステップS606肯定)、ステップS610に移る。
【0065】
ステップS604の説明に戻って、情報表示装置10は、公開範囲が「グループ」でない場合には(ステップS604否定)、質問全体で質問が重複しているか判定する(ステップS608)。この結果、情報表示装置10は、質問全体で質問が重複していない場合には(ステップS608否定)、質問者の個別画面に表示し(ステップS609)、ステップS612に移る。
【0066】
また、情報表示装置10は、質問全体で質問が重複している場合には(ステップS608肯定)、重複時表示可否情報が「表示する」であるか判定する(ステップS610)。この結果、情報表示装置10は、重複時表示可否情報が「表示する」である場合には、ステップS609に移る。また、情報表示装置10は、重複時表示可否情報が「表示する」でない場合には(ステップS610否定)、質問情報を表示せずに(ステップS611)、ステップS612に移る。
【0067】
ステップS612では、情報表示装置10は、質問数だけ表示判定処理を行ったか判定し(ステップS612)、質問数だけ表示判定処理を行っていない場合には(ステップS612否定)、S601に戻り、全ての質問について表示判定処理を行うまで、ステップS601〜ステップS612の処理を繰り返す。また、質問数だけ表示判定処理を行っている場合には(ステップS612肯定)、処理を終了する。
【0068】
このように、上述したように、第1の実施形態における情報表示装置10によれば、表示する質問情報の種別に応じて、質問情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する。そして、情報表示装置10は、表示先画面が共通画面であると判別された質問情報を用いて、共通画面を生成し、表示先画面が個別画面であると判別された質問情報を用いて、各個別画面を生成する。そして、情報表示装置10は、生成された共通画面を表示する。また、情報表示装置10は、生成された各個別画面を利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する。このため、質問者それぞれが見たい内容を表示することができ、資料と質問とを合わせて表示する画面の表示態様を適切にすることが可能である。
【0069】
また、第1の実施形態における情報表示装置10によれば、質問情報が他の質問情報と内容が重複しているか判定し、当該質問情報が他の質問情報と内容が重複していない場合には、該質問情報の種別に応じて表示先画面が、共通画面であるか前記個別画面であるかを判別し、質問情報が他の質問情報と内容が重複している場合には、共通画面に表示されることを禁止する。このため、重複する質問を共通画面に表示させないので、画面を洗練し表示し易くすることが可能である。
【0070】
また、上述したように、第1の実施形態における情報表示装置10によれば、共通画面のページが変更された場合には、変更後のページに対応する共通画面を生成するとともに、該変更後のページに対応する個別画面を生成する。このため、共通画面と個別画面を適切に同期させることが可能である。
【0071】
(第2の実施形態)
さて、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、その他の実施形態にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施形態を示す。
【0072】
例えば、上述した実施形態では、共通画面の表示と個別画面とを別々に生成して、表示する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、共通画面の表示と個別画面とを同期させて生成し、表示させるようにしてもよい。
【0073】
ここで、図24を用いて、共通画面の表示と個別画面とを同期させて生成し、表示させる処理について説明する。図24に示すように、情報表示装置10の操作部15からページの変更要求を受け付けると(ステップS701)、表示管理部17は、ページ変更画像作成依頼を表示画像生成部16に出力する(ステップS702)。そして、表示画像生成部16は、画面生成に必要な情報を記憶部12に要求し(ステップS703)、画像生成に必要な情報を取得する(ステップS704)。
【0074】
そして、表示画像生成部16は、ページ変更後の共通画面を作成し(ステップS705)、ページ変更後の共通画面を表示管理部17に出力する(ステップS706)。そして、表示管理部17は、表示部18にページ変更後の共通画面を出力する(ステップS707)。そして、表示部18は、ページ変更後の共通画面を表示する(ステップS708)。
【0075】
続いて、表示画像生成部16は、ページ変更後の個別画像を作成し(ステップS709)、ページ変更後の個別画像を通信部11に出力する(ステップS710)。そして、通信部11は、情報入出力装置20の通信部21にページ変更個別画像を送信する(ステップS711)。そして、通信部21は、ページ変更後の個別画面を表示する旨の依頼を表示管理部24に出力する(ステップS712)。その後、表示管理部24は、ページ変更後の個別画面を表示する旨の依頼を表示部25に出力する(ステップS713)。そして、表示部25は、ページ変更後の個別画面を表示する(ステップS714)。
【0076】
このように、共通画面のページが変更された場合には、変更後のページに対応する共通画面を生成するとともに、該変更後のページに対応する個別画面を生成するので、画面の表示操作を快適にすることができる。
【0077】
また、上記の実施例では、一つの情報表示装置が画面を生成し、画面を表示する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、画面を生成する機能を外部に移管してもよい。ここで、図25の例を用いて、画面を生成する機能を外部サーバ40に移管した場合について説明する。
【0078】
外部サーバ40は、情報表示装置30および情報入出力装置20と通信を行う通信部41、質問情報などの画像生成に必要な情報を記憶する記憶部42、表示を管理する表示管理部43、質問情報の表示先を判別する表示先判別部44、表示画像を生成する表示画像生成部45を有する。
【0079】
なお、情報表示装置30としては、操作部32や表示部34を異なる機器が有するようにしてもよい。例えば、入力のみの端末としてホワイトボードを用いてもよいし、出力のみの端末としてプリンタ、プロジェクタを用いてもよい。
【0080】
[システム構成]
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は1部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は1部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0081】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は1部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
【0082】
[その他]
なお、本実施の形態の情報表示装置10および情報入出力装置20で実行されるプログラムは、ROMなどに予め組み込まれて提供される。また、本実施の形態の情報表示装置10および情報入出力装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
【0083】
更に、本実施の形態の情報表示装置10および情報入出力装置20で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の情報表示装置10および情報入出力装置20で実行される画像表時プログラムをインターネットなどのネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
【0084】
本実施の形態の情報表示装置10で実行されるプログラムは、上述した各部(例えば、通信部11、記憶部12、情報管理部13、表示先判別部14、操作部15、表示画像生成部16、表示管理部17、表示部18)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像処理プログラムを読み出して実行することで、上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信部11、記憶部12、情報管理部13、表示先判別部14、操作部15、表示画像生成部16、表示管理部17、表示部18が主記憶装置上に生成される。
【0085】
本実施の形態の情報入出力装置20で実行されるプログラムは、上述した各部(例えば、通信部21、入力部22、情報作成部23、表示管理部24、表示部25)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像処理プログラムを読み出して実行することで、上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信部21、入力部22、情報作成部23、表示管理部24、表示部25が主記憶装置上に生成される。
【符号の説明】
【0086】
10 情報表示装置
11 通信部
12 記憶部
13 情報管理部
14 表示先判別部
15 操作部
16 表示画像生成部
17 表示管理部
18 表示部
20 情報入出力装置
21 通信部
22 入力部
23 情報作成部
24 表示管理部
25 表示部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0087】
【特許文献1】特開2010−146116号公報
【特許文献2】特開2010−134681号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示する表示情報の種別に応じて、該表示情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する判別部と、
前記判別部によって前記表示先画面が前記共通画面であると判別された表示情報を用いて、前記共通画面を生成し、前記判別部により前記表示先画面が前記個別画面であると判別された表示情報を用いて、各個別画面を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記共通画面を表示する表示部と、
前記生成部によって生成された前記各個別画面を前記利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する送信部と
を備えることを特徴とする情報出力制御装置。
【請求項2】
前記判別部は、前記表示情報が他の表示情報と内容が重複しているか判定し、当該表示情報が他の表示情報と内容が重複していない場合には、該表示情報の種別に応じて前記表示先画面が、前記共通画面であるか前記個別画面であるかを判別し、前記表示情報が他の表示情報と内容が重複している場合には、前記共通画面に表示されることを禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報出力制御装置。
【請求項3】
前記生成部は、共通画面のページが変更された場合には、変更後のページに対応する共通画面を生成するとともに、該変更後のページに対応する個別画面を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報出力制御装置。
【請求項4】
表示する表示情報の入力と、当該表示情報の種別の入力とを受け付ける入力部と、
前記入力部によって入力された前記表示情報と当該表示情報の種別とを、前記表示情報を表示する表示画面を生成する情報出力制御装置に送信する送信部と、
自装置で表示する前記表示画面を表す個別画面を前記情報出力制御装置から受信する受信部と、
前記受信部によって受信した個別画面を表示する表示部と
を備えることを特徴とする情報入出力装置。
【請求項5】
表示する表示情報から表示画面を生成する情報出力制御装置と、前記表示情報の入力を受け付け、該表示情報を前記情報出力制御装置に送信する情報入出力装置とからなる情報出力制御システムであって、
情報出力制御装置は、
前記表示情報の種別に応じて、該表示情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する判別部と、
前記判別部によって前記表示先画面が前記共通画面であると判別された表示情報を用いて、前記共通画面を生成し、前記判別部により前記表示先画面が前記個別画面であると判別された表示情報を用いて、各個別画面を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記共通画面を表示する表示部と、
前記生成部によって生成された前記各個別画面を前記利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する送信部と
を備え、
前記情報入出力装置は、
前記表示情報の入力と、当該表示情報の種別の入力とを受け付ける入力部と、
前記入力部によって入力された前記表示情報と当該表示情報の種別とを、前記表示画面を生成する情報出力制御装置に送信する送信部と、
前記情報出力制御装置から自装置で表示する個別画面を受信する受信部と、
前記受信部によって受信した個別画面を表示する表示部と
を備えることを特徴とする情報出力制御システム。
【請求項6】
表示する表示情報から表示画面を生成する情報出力制御装置と、前記表示情報の入力を受け付け、該表示情報を前記情報出力制御装置に送信するコンピュータにより実行可能なプログラムとからなる情報出力制御システムであって、
情報出力制御装置は、
前記表示情報の種別に応じて、該表示情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する判別部と、
前記判別部によって前記表示先画面が前記共通画面であると判別された表示情報を用いて、前記共通画面を生成し、前記判別部により前記表示先画面が前記個別画面であると判別された表示情報を用いて、各個別画面を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記共通画面を表示する表示部と、
前記生成部によって生成された前記各個別画面を前記利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する送信部と
を備え、
前記プログラムは、
前記表示情報の入力と、当該表示情報の種別の入力とを受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップによって入力された前記表示情報と当該表示情報の種別とを、前記表示画面を生成する情報出力制御装置に送信する送信ステップと、
前記情報出力制御装置から自装置で表示する個別画面を受信する受信ステップと、
前記受信部によって受信した個別画面を表示する表示ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報出力制御システム。
【請求項7】
表示する表示情報の種別に応じて、該表示情報が表示される表示先画面が、自装置で表示する共通画面であるか、各利用者が所有する情報入出力装置でそれぞれ表示される個別画面であるかを判別する判別ステップと、
前記判別ステップによって前記表示先画面が前記共通画面であると判別された表示情報を用いて、前記共通画面を生成し、前記判別ステップにより前記表示先画面が前記個別画面であると判別された表示情報を用いて、各個別画面を生成する生成ステップと、
前記生成ステップによって生成された前記共通画面を表示する表示ステップと、
前記生成ステップによって生成された前記各個別画面を前記利用者の情報入出力装置にそれぞれ送信する送信ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項8】
表示する表示情報の入力と、当該表示情報の種別の入力とを受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップによって入力された前記表示情報と当該表示情報の種別とを、前記表示画面を生成する情報出力制御装置に送信する送信ステップと、
前記情報出力制御装置から自装置で表示する個別画面を受信する受信ステップと、
前記受信ステップによって受信した個別画面を表示する表示ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公開番号】特開2013−65098(P2013−65098A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−202295(P2011−202295)
【出願日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】