説明

情報検索システム

【課題】検索しやすさを向上させることができることができる情報検索システムを提供する。
【解決手段】情報検索システムは、予め定義されたデータ項目と、予め定義された形式に沿って記述されたデータの内容とが対応付けて記憶されるようにする記憶手段と、前記データ項目と、前記データの内容の例とを対応付けて提示する提示手段とを有し、前記提示手段は、前記データ項目の説明をさらに対応付けることができる情報検索システムである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報検索システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、各種様式の記入例及び記入例の説明を含む書類をナビゲーションするソフトウエアが開示されている。
特許文献2には、コンテンツ分類情報を作成する際、分類項目テンプレート及び分類データサンプルを表示する装置が開示されている。
特許文献3には、カテゴリを選択する際、カテゴリに対応するサンプル文書を表示する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−357043号公報
【特許文献2】特開2002−073642号公報
【特許文献3】特開2002−297631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、検索しやすさを向上させることができる情報検索システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る本発明は、予め定義されたデータ項目と、予め定義された形式に沿って記述されたデータの内容とが対応付けて記憶されるようにする記憶手段と、前記データ項目と、前記データの内容の例とを対応付けて提示する提示手段とを有する情報検索システムである。
【0006】
請求項2に係る本発明は、前記提示手段は、前記データ項目と、前記データの内容の例と、前記データ項目の説明とを対応付けて提示する請求項1に記載の情報検索システムである。
【0007】
請求項3に係る本発明は、前記データ項目と、前記データの内容の記述形式とは、汎用プロトコルで定義され、前記データ項目及び前記データの内容は、汎用プロトコルのディレクトリ情報として記憶される請求項1又は2に記載の情報検索システムである。
【0008】
請求項4に係る本発明は、前記提示手段は、検索の用途に応じて、前記データ項目と前記データの内容の例とを対応付けて提示する請求項1乃至3のいずれかに記載の情報検索システムである。
【0009】
請求項5に係る本発明は、前記提示手段によって提示される前記データの内容の例は、前記記憶手段によって記憶された前記データの内容である請求項1乃至4のいずれかに記載の情報検索システムである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、検索しやすさを向上させることができる情報検索システムを提供することができる。
【0011】
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明による効果に加えて、本構成を有していない場合に比較して、検索しやすさをさらに向上させることができる情報検索システムを提供することができる。
【0012】
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明による効果に加えて、汎用プロトコルのディレクトリ情報に適用することができる情報検索システムを提供することができる。
【0013】
請求項4に係る本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、検索の用途ごとに、検索しやすさを向上させることができる情報検索システムを提供することができる。
【0014】
請求項5に係る本発明によれば、請求項1乃至4のいずれかに係る本発明による効果に加えて、本構成を有していない場合に比較して、データ内容の例を新規作成する手間を省くことができる情報検索システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】エントリの例である。
【図2】LDAPブラウザの画面例である。
【図3】本発明の実施形態の情報検索システムの構成を示すブロック図である。
【図4A】タッチパネルに表示される画面例である。
【図4B】タッチパネルに表示される画面例である。
【図4C】タッチパネルに表示される画面例である。
【図4D】タッチパネルに表示される画面例である。
【図4E】タッチパネルに表示される画面例である。
【図4F】タッチパネルに表示される画面例である。
【図5A】タッチパネルに表示される画面例である。
【図5B】タッチパネルに表示される画面例である。
【図5C】タッチパネルに表示される画面例である。
【図5D】タッチパネルに表示される画面例である。
【図5E】タッチパネルに表示される画面例である。
【図6】タッチパネルに表示される画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[背景]
まず、本発明の理解を助けるために、その背景を説明する。
検索条件を指定して情報を取り出す仕組みであるディレクトリサービスを利用するための規約の一つとして、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)がある。LDAPで実装された情報検索システムでは、予め定義されたデータ形式であるスキーマに沿って、現実世界にあるオブジェクト(例えば、ユーザ及びデバイス)が表現されていることが多い。スキーマに沿って表現されたオブジェクト(以下、エントリ)には複数の属性があり、各属性は、属性値がとり得る値を定める属性型と、属性が持つ情報である属性値とにより構成されている。
【0017】
図1は、エントリの例である。図1に示すように、複数のオブジェクトクラス(ここでは、'top','person'及び'organizationalPerson')を継承したオブジェクトクラス'inetOrgPerson'の属性に基づいて、属性型及び属性値が記述される。このエントリと同様に、複数のエントリを記述することによって、アドレス帳を作成することができる。
【0018】
図2は、図1のエントリと同様に記述された複数のエントリを含むアドレス帳から、所望の属性値を参照するLDAPブラウザの画面例である。
図2に示すように、LDAPブラウザは、エントリを表示するエントリ表示部と、エントリ表示部で選択されたエントリの属性型及び属性値を表示する属性表示部を有する。
LDAPブラウザを使用するユーザは、メールを送信するためのメールアドレスを取得したい場合には、エントリ表示部において、メール送信先のユーザ名を選択し、属性表示部において、メールアドレスを示す属性値を参照すればよい。
【0019】
しかしながら、このようなLDAPブラウザは、一般的なコンピュータにインストールすることは難しくないが、複合機などの比較的メモリリソースが乏しい装置にインストールすることは難しい。
また、このようなLDAPブラウザを使用しない場合、LDAPサーバを設定し、ディレクトリサービスのデータ構造を理解しているシステム管理者(以下、単に「管理者」)以外の一般ユーザが、特に、RFC(Request for Comments)で規定されているスキーマではなく、拡張スキーマやシステム管理者が独自に規定したスキーマに沿ってエントリが記述されているとき、どのようなスキーマに沿ってエントリが記述されているかを理解することは難しい。そのため、一般ユーザが、あるエントリの属性型及び属性値を検索条件として、同じエントリの別の属性値を参照することは難しい。
【0020】
以下において説明する本発明の実施形態では、LDAPで実装された情報検索システムについて説明する。
なお、以下の説明は、本発明を実施するのにあたっての一例に過ぎず、本発明が以下に説明される事項に限定されるわけではなく必要に応じて適宜変更可能である。例えば、以下の説明は、LDAP準拠のディレクトリサービスに限定されているが、他のプロトコルに準拠するディレクトリサービスや、データ構造の理解が困難なRDBMS(Relational DataBase Management System;リレーショナルデータベース管理システム)などにも適用可能である。また、コピー、プリント、ファクシミリ送信、メール送信及びネットワーク転送などの機能を有するいわゆる複合機に限定されているが、他の比較的メモリリソースが乏しい装置(例えば、ファクシミリ)にも適用可能である。
【0021】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図3は、本発明の実施形態の情報検索システム1の構成を示すブロック図である。
本実施形態の情報検索システム1は、図3に示されるように、複合機10と、ネットワーク20を介して複合機と相互に接続されるLDAPサーバ30とにより構成される。なお、複合機10及びLDAPサーバ30は、直接接続されていてもよい。
複合機10は、ユーザによる検索条件の入力を受け付け、LDAPサーバ30に対して、検索条件に該当する属性値を要求する。
LDAPサーバ30は、ディレクトリサービスを構成する。具体的には、LDAPサーバ30は、複合機10からの検索条件に該当する属性値をディレクトリ情報から取得し、複合機10への応答として返す。
【0023】
複合機10は、タッチパネルなどのUI装置12から、ユーザによる検索条件の入力を受け付ける。複合機10は、特に、検索条件を入力するユーザが一般ユーザである場合、検索条件の入力を補助する補助情報が利用可能となるよう、プログラムを実行してUI装置12を制御する。また、複合機は、管理者によって補助情報が作成可能となるよう、プログラムを実行してUI装置12を制御する。
【0024】
以下、図4を参照して、アドレス帳に対する検索条件の入力を補助する補助情報の作成を説明する。図4の各画面は、図3の複合機のUI装置12であるタッチパネルに表示される画面例であって、管理者によって操作されるものとする。
【0025】
図4Aは、アドレス帳を検索する場合、タッチパネルに表示される初期画面の例である。
図4Aに示すように、検索初期画面は、属性型の入力を受け付ける属性型入力部120と、属性値の入力を受け付ける属性値入力部122と、検索方式の選択を受け付ける検索方式選択部124と、検索を開始する検索実行ボタン126と、画面を閉じるボタン128を有する。管理者は、補助情報に含める属性の属性型及び属性値の少なくともいずれかを検索条件として指定する。ここでは、属性'メールアドレス'を補助情報に含め、この属性の属性型'mail'を属性型入力部120に入力する。ここで、検索実行ボタン126を押下することにより、属性型'mail'の属性を備えるエントリが検索される。
なお、属性型を入力する場合、属性型入力部120をタッチして、図4Bに示す入力画面から属性型を入力することができる(以下、他の入力についても同様)。
【0026】
図4Cは、図4Aの画面例において、検索実行ボタン126が押下された後に表示される検索結果画面の例である。
図4Cに示すように、検索結果画面は、検索結果を表示する検索結果表示部130と、検索結果の詳細を表示する詳細表示ボタン132と、閉じるボタン128とを有する。ここでは、属性型'mail'に対応する属性値のうち、属性値'Taro.Fuji@fujixerox.com'を選択し、詳細表示ボタン132を押下するものとする。
【0027】
図4Dは、図4Cの画面例において、詳細表示ボタン132が押下された後に表示される詳細画面の例である。
図4Dに示すように、詳細画面は、前画面で選択された属性値を含むエントリの詳細(エントリに含まれる属性の属性型及び属性値)を表示する詳細表示部と、詳細表示部の情報に基づいて補助情報を作成する補助情報補助情報作成ボタン136と、閉じるボタン128を有する。ここでは、属性値'Taro.Fuji@fujixerox.com'を含むエントリの詳細を補助情報として使用するよう、補助情報作成ボタン136を押下するものとする。
【0028】
図4Eは、図4Dの画面例において、補助情報作成ボタン136が押下された後に表示される補助情報作成画面の例である。
図4Eに示すように、属性型を表示する属性型表示部138と、属性型の説明の入力を受け付ける属性型説明入力部140と、属性値を表示する属性値表示部142と、左記の属性型及び属性値を補助情報として使用するか否かを示すチェックボックス144と、次のページを表示する'次のページ'ボタン146と、入力内容をクリアする取消ボタン148と、入力内容を補助情報として使用することを決定する決定ボタン150と、閉じるボタン128とを有する。属性型表示部138に表示される属性型は、前画面で表示される属性型に対応し、属性値表示部142に表示される属性値は、前画面で表示される属性値に対応するが、個人情報の保護という観点から、表示される属性値が編集可能となっていてもよい。
このように、一般ユーザが検索条件として使いやすい属性(例えば、ユーザ名)に基づいて、補助情報を作成することができる。
また、エントリに含まれるすべての属性ではなく、一部の属性に基づいて補助情報を作成することにより、複合機のメモリスペックに応じて補助情報を作成することができ、個人情報が流出しないように補助情報を作成することができる。
以上、図4Aの検索画面などで取得した属性型及び属性値に基づいて、補助情報を作成することを説明したが、図4Aの検索画面などを経ず、管理者が適切と考える属性型及び属性値が図4Eの画面で直接入力されてもよい。
【0029】
図4Fは、図4Eの画面例において、属性型説明入力部140の一部に入力がなされ、チェックボックス144の一部が選択された場合の画面例である。
図4Fに示すように、属性型'cn'の説明として'ユーザ名'が入力され、属性型'givenName'の説明として'名前'が入力され、チェックボックス144それぞれが選択されている。
ここでは、属性型'cn'、属性型の説明'ユーザ名'及び属性値'Taro Fuji'の組み合わせと、属性型'givenName'、属性型の説明'名前'及び属性値'Taro'の組合せと、属性型'telephineNumber'、属性型の説明'電話番号'及び属性値'01-2345-6789'の組合せと、属性型'mail'、属性型の説明'メールアドレス'及び属性値'Taro.Fuji@fujixerox.com'の組合せとを補助情報として表示するよう、決定ボタン150を押下するものとする。
【0030】
以下、図5を参照して、図4で説明した方法によって補助情報が作成されたアドレス帳の検索を説明する。
図5の各画面は、図3の複合機のUI装置12であるタッチパネルに表示される画面例であって、一般ユーザによって操作されるものとする。
【0031】
図5Aは、補助情報が作成された後、アドレス帳を検索する場合、タッチパネルに表示される検索画面の例である。
図5Aに示すように、検索画面は、図4Aの画面例における属性型入力部120、属性値入力部122、検索方式選択部124及び検索実行ボタン126に加えて、補助情報を表示する補助情報表示ボタン152を有する。補助情報表示ボタン152を押下することにより、作成された補助情報を表示することができる。
【0032】
図5Bは、図5Aの画面例において、補助情報表示ボタン152が押下された後に表示される検索画面の例である。
図5Bに示すように、検索画面は、図5Aの画面例における補助情報表示ボタン152に代えて、補助情報を表示しない補助情報非表示ボタン154を有する。属性型表示部138には、属性型とともに、補助情報のうち、属性型の説明が表示される。属性値入力部122には、補助情報のうち、属性値が表示される。
このような構成により、一般ユーザであっても、表記に沿って属性値を入力し、この属性値を含むエントリの詳細を参照することができる。例えば、ユーザ「山田太郎」のメールアドレスを取得する場合、表記'Taro Fuji'に沿って、'Taro Yamada'と入力することにより、ユーザ「山田太郎」に関するエントリの詳細を参照し、属性値'Taro.Yamada@fujixerox.com'を取得することができる。
なお、属性値入力部122をタッチして表示される、図5Cに示す入力画面においても、表記に沿って属性値を入力することができる。
【0033】
図5Dは、図5Aの画面例において、補助情報表示ボタン152が押下された後に表示される検索画面の別の例である。
図5Dに示すように、検索画面は、図5Bの画面例が有する属性型表示部138、属性値入力部122、検索方式選択部124、検索実行ボタン126、補助情報非表示ボタン154に加えて、属性値表示部156を有する。図5Dの画面例では、補助情報の属性値は、属性値入力部122にデフォルト表示されるのではなく、属性値表示部156に属性値の例として表示される。
【0034】
図5Eは、図5Aの画面例において、補助情報表示ボタン152が押下された後に表示される検索画面の別の例である。
図5Eに示すように、検索画面は、図5Bの画面例と同様、属性型表示部138、属性値入力部122、検索方式選択部124、検索実行ボタン126、補助情報非表示ボタン154を有する。属性型表示部138はプルダウンメニューであり、一般ユーザにとって分かりやすい形式で補助情報をプルダウン表示する。
【0035】
以上、ユーザをオブジェクトとして表現し、アドレス帳及びこれに対する検索条件の入力を補助する補助情報を作成することを説明したが、同様にして、デバイスをオブジェクトとして表現し、ファクシミリ送信表及びこれに対する検索条件の入力を補助する補助情報を作成することができる。
図6は、ファクシミリ送信表に対する補助情報が作成された後、ファクシミリ送信表を検索する場合、図3の複合機のUI装置12であるタッチパネルに表示される検索画面の例である。
図6に示すように、検索画面は、図5Bの画面例と同様、属性型表示部138、属性値入力部122、検索方式選択部124、検索実行ボタン126、補助情報非表示ボタン154を有する。属性型表示部138に表示される属性型及び属性値入力部122のデフォルト表示は、ユーザに関する情報ではなく、デバイスに関する情報に対応する。
このように、ユーザが利用するサービス(ここでは、メール送信及びファクシミリ送信)ごとに、補助情報を作成することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 情報検索システム
10 複合機
12 UI装置
120 属性型入力部
122 属性値入力部
124 検索方式選択部
126 検索実行ボタン
128 閉じるボタン
130 検索結果表示部
132 詳細表示ボタン
134 詳細表示部
136 補助情報作成ボタン
138 属性型表示部
140 属性型説明入力部
142 属性値表示部
144 チェックボックス
146 次のページボタン
148 取消ボタン
150 決定ボタン
152 補助情報表示ボタン
154 補助情報非表示ボタン
156 属性値表示部
20 ネットワーク
30 LDAPサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定義されたデータ項目と、予め定義された形式に沿って記述されたデータの内容とが対応付けて記憶される記憶手段と、
前記データ項目と、前記データの内容の例とを対応付けて提示する提示手段と
を有する情報検索システム。
【請求項2】
前記提示手段は、
前記データ項目と、前記データの内容の例と、前記データ項目の説明とを対応付けて提示する
請求項1に記載の情報検索システム。
【請求項3】
前記データ項目と、前記データの内容の記述形式とは、汎用プロトコルで定義され、
前記データ項目及び前記データの内容は、汎用プロトコルのディレクトリ情報として記憶される
請求項1又は2に記載の情報検索システム。
【請求項4】
前記提示手段は、検索の用途に応じて、前記データ項目と前記データの内容の例とを対応付けて提示する
請求項1乃至3のいずれかに記載の情報検索システム。
【請求項5】
前記提示手段によって提示される前記データの内容の例は、前記記憶手段によって記憶された前記データの内容である
請求項1乃至4のいずれかに記載の情報検索システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4A】
image rotate

【図4B】
image rotate

【図4C】
image rotate

【図4D】
image rotate

【図4E】
image rotate

【図4F】
image rotate

【図5A】
image rotate

【図5B】
image rotate

【図5C】
image rotate

【図5D】
image rotate

【図5E】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−225083(P2010−225083A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−74262(P2009−74262)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】