説明

手すり

【課題】 蓄光面の残光輝度が大きく、視認性が良好な手すりを提供する。
【解決手段】手すり1は、湾曲部を有する一対のエンドブラケット5と、これらの一対のエンドブラケット5にわたって配設される手すり本体6と、からなり、エンドブラケット5が、湾曲部の外面側に開口部51aを形成した中空のブラケット本体51および該ブラケット本体51の開口部51aに着脱自在に装着されたカバー52から形成されている。そして、カバー52が透明または半透明樹脂から形成される一方、ブラケット本体51の内部に蓄光材9を搭載した反射板8が収容されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、高齢者などの歩行者が身体を支えるために使用される手すりに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、階段や廊下などには手摺りが設けられており、高齢者などの歩行者を介助するようにしている。このような手すりは、一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体とから構成されている。ここで、エンドブラケットは、壁面に固定することができるように、開口部が形成された中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されるカバーからなり、ブラケット本体をビスを介して壁面に固定した後、カバーをブラケット本体の開口部に装着するようにしている。また、支持金具を壁面に固定した後、支持金具に手すり本体を固定して手すりを構成することも提案されている。
【0003】
このような手すりにおいて、エンドブラケットの外側に蓄光顔料によって着色された蓄光面を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−336878号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前述した蓄光顔料を樹脂材料に混練してエンドブラケットを成形する場合において、エンドブラケットを手すり本体の色彩に合わせて濃色に形成すると、蓄光顔料からの発光は、成形品そのものに吸収され、残光輝度が大幅に減殺される。一方、エンドブラケットを透過色に形成すると、蓄光顔料からの発光は、エンドブラケット内部にも散乱し、同様に、残光輝度が減殺される。いずれにしても、残光が小さく、視認性が低いという問題があった。また、蓄光顔料は無機材であり、樹脂材料に混練して成形した場合、表面に凹凸が生じ、汚れ易いという欠点もある。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、残光輝度が大きく、視認性が良好な手すりを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが、透明または半透明樹脂の内面側に順に蓄光顔料層および白色反射層が積層された積層体であることを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、カバーの蓄光顔料層に透明または半透明な樹脂を通して昼光(太陽光)あるいは蛍光灯などの人工光のエネルギーが吸収蓄積される一方、蓄光顔料層に蓄積された光エネルギーは、暗闇において、放光という形で放出される。この際、蓄光顔料層の発光は、白色反射層に反射するとともに、透明または半透明な樹脂を通過することから、発光エネルギーが内部で散乱して吸収されることがなく、初期輝度および残光輝度とも十分に大きく、また、残光時間も確保することができる。しかも、エンドブラケットの湾曲部の外面側に蓄光面を設けたことにより、壁面に沿って歩行する歩行者および壁面に向かって歩行する歩行者は、蓄光面と相対することになることから、容易に目視でき、良好な
視認性を確保することができる。
【0008】
本発明は、湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが透明または半透明樹脂から形成される一方、ブラケット本体の内部に蓄光材を設けた反射板が収容されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、蓄光材に透明または半透明なカバーを通して昼光(太陽光)あるいは蛍光灯などの人工光のエネルギーが吸収蓄積される一方、蓄光材に蓄積された光エネルギーは、暗闇において、放光される。この際、蓄光材の発光は、白色に塗装された反射板に反射するとともに、透明または半透明なカバーを通過することから、発光エネルギーが内部で散乱して吸収されることがなく、初期輝度および残光輝度とも十分に大きく、また、残光時間も確保することができる。しかも、エンドブラケットの湾曲部の外面側に蓄光面を設けたことにより、壁面に沿って歩行する歩行者および壁面に向かって歩行する歩行者は、蓄光面と相対することになることから、容易に目視でき、良好な視認性を確保することができる。
【0010】
本発明は、湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが透明または半透明樹脂から形成される一方、ブラケット本体の内面が白色に塗装されて反射面に形成されるとともに、その内部に蓄光材が収容されていることを特徴とするものである。
【0011】
本発明によれば、蓄光材に透明または半透明なカバーを通して昼光(太陽光)あるいは蛍光灯などの人工光のエネルギーが吸収蓄積される一方、蓄光材に蓄積された光エネルギーは、暗闇において、放光される。この際、蓄光材の発光は、白色に塗装されたブラケット本体の内面に反射するとともに、透明または半透明なカバーを通過することから、発光エネルギーが内部で散乱して吸収されることがなく、初期輝度および残光輝度とも十分に大きく、また、残光時間も確保することができる。しかも、エンドブラケットの湾曲部の外面側に蓄光面を設けたことにより、壁面に沿って歩行する歩行者および壁面に向かって歩行する歩行者は、蓄光面と相対することになることから、容易に目視でき、良好な視認性を確保することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、残光輝度が大きく、視認性が良好となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1には、本発明の手すり1の一実施形態が示されている。
【0015】
この手すり1は、壁面に固定可能な一対のエンドブラケット2と、一対のエンドブラケット2,2間に配設された手すり本体3と、から構成されている。
【0016】
エンドブラケット2は、図2および図3に示すように、湾曲部を有して略L字状に形成された金属製の円管体であって、湾曲部の外面側に開口部21aが形成されるとともに、基端部および先端部近傍にそれぞれ蓋体211が設けられた中空のブラケット本体21と
、ブラケット本体21の開口部21aに着脱自在に装着され、湾曲部の外面に対応する曲面形状に形成されたカバー22とからなり、ブラケット本体21の蓋体211には、それぞれ複数個のビス穴211aが形成されるとともに、その先端部には、手すり本体3の外径に対応する内径の筒状の嵌挿部212が形成されている。
【0017】
ここで、エンドブラケット2のブラケット本体21は、木製の手すり本体3に対応して、ブロンズまたはゴールドに塗装された金属製部品によって形成されている。
【0018】
また、カバー22は、図4に模式的に示すように、透明樹脂221と、該透明樹脂221の内面側に積層された蓄光顔料層222と、該蓄光顔料層222の内面側に積層された白色反射層223と、からなる積層体であって、詳細には図示しないが、ブラケット本体21の開口部21aの周縁に設けた係止爪と係合可能な係止爪を設けており、ブラケット本体21の係止爪にカバー22の係止爪を係合させることにより、開口部21aを覆ってブラケット本体21にカバー22を装着することができる。また、カバー22の係止爪をブラケット本体21の係止爪から離脱させることにより、カバー22を取り外してブラケット本体21の開口部21aを開口させることができる。
【0019】
ここで、蓄光顔料としては、残光輝度、残光時間などに優れたストロンチウムアルミネートやカルシウムアルミネートなどを好適に用いることができる。
【0020】
次に、このように構成された手すり1の取付要領について説明する。
【0021】
まず、一方のブラケット本体2を壁面Kに位置決めして押し当て、開口部21aから挿入したビスを蓋体211のビス穴211aを通して壁面Kに打ち込み、一方のブラケット本体21をビス止めする。次いで、先に固定した一方のブラケット本体21の嵌挿部212に手すり本体3の一端部を嵌合させる。次いで、手すり本体3の他端部に他方のブラケット本体21の嵌挿部212を嵌合させるとともに、その基端部を壁面に押し当て、同様に、開口部21aから蓋体211のビス穴211aを通してビスを壁面kに打ち込み、他方のブラケット本体21をビス止めする。この後、各ブラケット本体21の開口部21aからその先端部近傍の蓋体211のビス穴211aを通してビスを手すり本体3に打ち込み、手すり本体3の両端をそれぞれ各ブラケット本体21に対して固定する。
【0022】
手すり本体3が固定されたならば、各ブラケット本体21の開口部21aにそれぞれカバー22を嵌め込んで装着すればよい。
【0023】
このような手すり1において、カバー22の蓄光顔料層222には、その内部に透明樹脂221を通して昼光(太陽光)あるいは蛍光灯などの人工光のエネルギーが吸収蓄積される。一方、蓄光顔料層222に蓄積された光エネルギーは、暗闇において、放光という形で放出される。この際、蓄光顔料層222の発光は、白色反射層223に反射するとともに、透明樹脂221を通過することから、発光エネルギーが内部で散乱して吸収されることがなく、初期輝度および残光輝度とも十分に大きく、また、残光時間も確保することができる。一方、エンドブラケット2の湾曲部の外面側に蓄光面を設けたことにより、蓄光面は、壁面に沿って歩行する歩行者および壁面に向かって歩行する歩行者と相対することになることから、容易に目視でき、良好な視認性を確保することができる。
【0024】
なお、カバー22において、透明樹脂221に代えて半透明樹脂であってもよいが、蓄光顔料層222の発光は、カバー22を通過する際、一部吸収される。そのため、残光輝度は、透明の場合に比較して若干小さくなる。
【0025】
図5には、本発明の手すり1の他の実施形態が記載されている。
【0026】
この実施形態の手すり1は、ベース材4と、ベース材4に一端が固定された一対のエンドブラケット5と、一対のエンドブラケット5,5間に配設された手すり本体6と、ベース材4に一端が固定されて手すり本体6を支持する一対の支持ブラケット7と、から構成され、ベース材4が壁面に固定されるようになっている。
【0027】
エンドブラケット5は、金属製の中空円環体であって、その外面側に開口部51aが形成されるとともに、基端部および先端部にそれぞれ蓋体511が設けられた中空のブラケット本体51と、ブラケット本体51の開口部51aに着脱自在に装着され、湾曲部の外面側に対応する曲面形状に形成された透明樹脂製のカバー52と、ブラケット本体51の先端部に回動自在に連結された中空のエルボー状棒受け部53と、からなり、ブラケット本体51の蓋体511には、それぞれ複数個のビス穴511aが形成され、また、棒受け部53は、手すり本体6が嵌挿可能な内径を有する筒状に形成されている。
【0028】
そして、ブラケット本体51の内部には、該ブラケット本体51をベース材4に固定するビスを利用して固定可能であって、白色塗装された反射板8が配設されるようになっており、該反射板8には、蓄光顔料が練り込まれた樹脂材料からなる棒状や板状の蓄光材9が固定されている。
【0029】
なお、この場合も、エンドブラケット5のブラケット本体51および棒受け部53は、木製の手すり本体6に対応してブロンズまたはゴールドに塗装された金属製部品によって形成されている。
【0030】
また、カバー52は、図8および図9に示すように、ブラケット本体51の先端側周縁に設けた係止爪51b(図7参照)と係合可能な係止爪52aを先端部に設けている他、ブラケット本体51の蓋体511に形成されたガイド穴511b(図7参照)と嵌合可能なガイド52bを基端部に設けている。このため、ブラケット本体51のガイド穴511bにガイド52bを嵌合させた状態で、その係止爪51bにカバー52の係止爪52aを係合させることにより、開口部51aを覆ってブラケット本体51にカバー52を装着することができる。また、カバー52の係止爪52aをブラケット本体51の係止爪51bから離脱させることにより、カバー52を取り外してブラケット本体51の開口部51aを開口させることができる。
【0031】
次に、このように構成された手すり1の取付要領について説明する。
【0032】
まず、一対の支持ブラケット7を手すり本体6にそれぞれビス止めした後、各支持ブラケット7をベース材4にビス止めする。次いで、手すり本体6の一端部に一方のエンドブラケット5の棒受け部53を嵌合させるとともに、ブラケット本体51を棒受け部53に対して回転させ、ベース材4に位置決めする。さらに、ブラケット本体51の蓋体511のビス穴511aを通してビスをベース材4に打ち込んで固定した後、エンドブラケット5のブラケット本体51の内部に開口部51aを通して蓄光材9を設けた反射板8を収容し、反射板8のビス穴およびブラケット本体51の蓋体511の残りのビス穴511aを通してビスをベース材4に打ち込み、合わせて蓄光材9を設けた反射板8をビス止めする。
【0033】
同様に、手すり本体6の他端部に他方のエンドブラケット5の棒受け部53を嵌合させた後、ブラケット本体51を位置決めするとともに、ブラケット本体51を蓄光材9を設けた反射板8とともにビスを介してベース材4に打ち込み、他方のエンドブラケット5を、蓄光材9を設けた反射板8とともにビス止めする。この後、各ブラケット本体51の先端部側蓋体511のビス穴511aを通してビスを手すり本体6に打ち込み、手すり本体
6の両端をそれぞれ各ブラケット本体51に固定する。
【0034】
手すり本体6が固定されたならば、各ブラケット本体51の開口部51aにそれぞれカバー52を嵌め込んで装着する。その後、手すり1を階段や廊下などの必要な位置に固定する。
【0035】
このような手すり1においても、蓄光材9には、透明なカバー52を通して昼光(太陽光)あるいは蛍光灯などの人工光のエネルギーが吸収蓄積される。一方、蓄光材9に蓄積された光エネルギーは、暗闇において、放光される。この際、蓄光材9の発光は、白色に塗装された反射板8に反射するとともに、透明なカバー52を通過することから、発光エネルギーが内部で散乱して吸収されることがなく、初期輝度および残光輝度とも十分に大きく、また、残光時間も確保することができる。一方、エンドブラケット5の湾曲部の外面側に蓄光面を設けたことにより、蓄光面は、壁面に沿って歩行する歩行者および壁面に向かって歩行する歩行者と相対することになることから、容易に目視でき、良好な視認性を確保することができる。
【0036】
なお、カバー52は、半透明樹脂であってもよいが、蓄光材9の発光は、カバー52を通過する際、一部吸収されるため、残光輝度は、透明の場合に比較して若干小さくなる。
【0037】
ところで、図5に示した実施形態においては、エンドブラケット5のブラケット本体51の内部に、蓄光材9を設けた反射板8を収容して固定する場合を説明したが、ブラケット本体51の内面を白色に塗装して反射面に形成し、蓄光材9をブラケット本体51の内部に収容して固定するようにしてもよい。この場合は、蓄光材9に合わせてブラケット本体51に台座を形成し、台座に蓄光材9を接着し、あるいはビス止めして固定すればよい。
【0038】
また、前述した実施形態においては、エンドブラケット5を壁面Kやベース材4に固定する場合を説明したが、手すり本体3,6の支持ブラケット7を設ける場合は、エンドブラケット2,5を壁面Kやベース材4に必ずしも固定する必要はない。
【産業上の利用可能性】
【0039】
以上のように本発明によれば、蓄光面の残光輝度が大きく、視認性が良好となることから、夜間において、高齢者などが容易に手すりを確認することができ、歩行時の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の手すりの一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の手すりを構成するエンドブラケットの正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のX部を模式的に示す拡大断面図である。
【図5】本発明の手すりの他の実施形態を一部省略して示す斜視図である。
【図6】図5の手すりを構成するエンドブラケットの側面図である。
【図7】図6のエンドブラケットのカバーを取り外した状態の縦断面図である。
【図8】図6エンドブラケットの背面図である。
【図9】図7のB−B線断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 手すり
2,5 エンドブラケット
21,51 ブラケット本体
21a,51a 開口部
22 カバー
221 透明または半透明樹脂
222 蓄光顔料層
223 白色反射層
52 透明または半透明樹脂製カバー
3,6 手すり本体
7 支持ブラケット
8 反射板
9 蓄光材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが、透明または半透明樹脂の内面側に順に蓄光顔料層および白色反射層が積層された積層体であることを特徴とする手すり。
【請求項2】
湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが透明または半透明樹脂から形成される一方、ブラケット本体の内部に蓄光材を設けた反射板が収容されていることを特徴とする手すり。
【請求項3】
湾曲部を有する一対のエンドブラケットと、これらの一対のエンドブラケットにわたって配設される手すり本体と、から構成され、エンドブラケットが、湾曲部の外面側に開口部を形成した中空のブラケット本体および該ブラケット本体の開口部に着脱自在に装着されたカバーからなる手すりにおいて、カバーが透明または半透明樹脂から形成される一方、ブラケット本体の内面が白色に塗装されて反射面に形成されるとともに、その内部に蓄光材が収容されていることを特徴とする手すり。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−89955(P2006−89955A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−274270(P2004−274270)
【出願日】平成16年9月21日(2004.9.21)
【出願人】(501185475)積水ライフテック株式会社 (9)
【Fターム(参考)】