説明

手押し運搬台車

【課題】運搬板の台面に、支持棒の太さが多少幅を持つような場合であっても、いずれの太さにおいてもしっかりと支持棒を支持でき、かつ取り外す際には抜きやすい挿入穴を有する多目的用途に適した手押し運搬台車を提供すること。
【解決手段】運搬板の台面に設けた挿入孔200が、水平方向に伸びる運搬板が所定位置214において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる二本以上のリブ212を有し、リブ212の上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、円形底面部には、リブ212の円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴222を具備することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物の運搬に用いる手押し運搬台車に関し、詳細には運搬板の台面に設けられた、支持棒を差し込むための挿入孔の形状に関する。
【背景技術】
【0002】
汎用の手押し運搬台車は、重量物を運ぶために広く用いられている。手押し運搬台車は、重量物の移動が主目的ではあるが、当該重量物である被運搬物を移動先でそのままの状態で収納や保管も行う動収納庫のような使われ方も実際よく行われている。
【0003】
一方、用途を特化した運搬台車も様々なタイプが存在する。例えば、特許文献1では、クリーニング工場で特化して用いられるハンガー台車の技術が開示されている。
【特許文献1】実開平7−4411号公報
【0004】
特許文献1によれば、台座に下端を固定された2本の支持支柱に支えられたハンガーラックを備えている。洋服などを運搬するには、このようなハンガーラック付き運搬台車を用いることが望ましい。そこで、汎用の手押し運搬台車にもかかるハンガーラックを搭載した台車にすることができれば、運搬台車としての汎用性(多目的使用性)は更に向上する。
【0005】
しかし、特許文献1記載のハンガー台車においては、2本の支持支柱が台座に固定されているため、特許文献1の技術を汎用の手押し運搬台車に応用することができない。支持支柱を固定してしまえば、他の一般的な重量物の運搬の場面に支障をきたし、多目的用途に使用できるという汎用性を失うからである。
そこで、運搬台車の台面に孔を空け、必要なときだけ、その孔に前記の支持支柱を差し込む方法が考えられる。運搬台車の台面に孔を開けることは、様々な目的のために広く行われている。例えば特許文献2では、台面の全体に複数の水抜き穴を設けた鮮魚運搬台車が示されている。また特許文献3では、運搬台車をクロス積みする際の利便のために台車本体にリブにより形成された透孔が多数設けられた台車が示されている。
【特許文献2】特開平9−39799公報
【特許文献3】特開平10−95342公報
【0006】
なかでも特許文献4では、商品陳列用台車において、商品転倒防止用の枠を取り付けるため、台面に枠取付用縦穴を設け、また特許文献5では、台車の隅部に、飾り具としてののぼりを取り付ける手段(のぼり立て穴)を設けた技術が開示されている。これら技術を応用し、取付用或いはのぼり立て用の穴を上記支持支柱のための穴に変更すれば、必要時に支持支柱をその穴に差し込むだけで、例えば上記のようにハンガー台車に早変わりする汎用の手押し運搬台車とすることができるとも考えられる。
【特許文献4】実用新案登録第3068218号公報
【特許文献5】特開2005−323792号公報
【0007】
しかしながら、そのように単純に支持支柱を台面に設けた穴に差し込んだだけでは、ハンガーラックに洋服を掛けると、支持支柱にはかなりの重量がかかるため、支持支柱は穴から外れて倒れてしまうおそれが大きくなる。特に上述のように、汎用の運搬台者を移動先で被運搬物を収納や保管を行う用途で使用する場合、収納・保管している間は、支持支柱は、台面外れることなく重量物を支えねばならないので、このような構成では心もとない。
【0008】
また汎用の運搬台車において台面に穴を設ける場合、例えばハンガーラックを支持する専用の穴では汎用性の面で満足できるものではなく、ハンガーラックに限らず様々な用途において必要とされる様々な支持棒を支持できる挿入孔とする必要がある。このためには、ある程度太さの異なる支持棒を用いても、支持棒太さに関係なくしっかり支持できるような挿入孔とすることが望まれる。
【0009】
決まった太さの支持棒のみ挿入孔に差し込むのであれば、当該挿入孔の太さを厳密に前記支持棒の太さに調整することで、しっかりとした支持棒の支持も可能である。しかしそのような挿入孔に、支持棒を差し込むと、今度は支持棒を取り外そうとしても抜けにくくなってしまう。加えて前記支持棒よりも若干でも細い支持棒を挿入した場合、その支持力は、とたんに減少する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、上記現状に鑑みて、本発明では、運搬板の台面に、支持棒の太さが多少幅を持つような場合であっても、いずれの太さにおいてもしっかりと支持棒を支持でき、かつ支持棒を取り外すに際しても比較的抜きやすい挿入穴を有する、多目的用途に適した手押し運搬台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明の手押し運搬用台車では、運搬板の台面に設けた挿入孔が、
水平方向に伸びる前記運搬板が所定位置において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、
前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる2本以上のリブを有し、
前記リブの上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、
前記円形底面部には、前記リブの円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴を具備することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の手押し運搬用台車は、支持棒が任意装着や取外しができるため、多目的用途に用いることができ、汎用の手押し運搬台車として好適に使用できる。
また、運搬板の台面に設けた挿入孔が上記のとおりなので、挿入孔に挿入する支持棒の円周が一定でなく、ある程度幅のある範囲のものであっても使用でき、挿入された支持棒をしっかりと保持し、かつ支持棒の取り外しが必要な際には、比較的容易に支持棒を抜くことが可能である。このため、重量のある被運搬物などを移動させるとともに、その移動先で、該被運搬物の収納・保管も行う用途には特に好適に用いることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を用いて本発明の手押し運搬台車を詳述する。ただし、本発明の手押し運搬台車は、図面に示された様態に限られるものではない。
【0014】
本発明の運搬台車では、一般的な手押し運搬台車と同じく、荷物を搭載する運搬板100(一般的に長方形形状である。)と、前記運搬板100の底面104に設けられたキャスター(図示せず)とを少なくとも具備している。運搬板100は、本発明の効果を奏することができるように、可撓性を有する合成樹脂製とする。なかでも、可撓性を有しつつ耐圧性に優れ、かつ安価な材料であるポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂が好ましい。
【0015】
前記運搬板100の台面102には一または二以上の挿入孔200を設ける。図1(A)は、本発明の運搬台車の台面102を表す概略平面図であり、かかる挿入孔200を40個設けた様態を示している。図1(B)は、図1(A)におけるA−A’垂直断面図である。
なお、図1(A),(B)では、挿入孔200が等間隔に並べられている様態を示したが、複数の挿入孔を設ける場合において、挿入孔を等間隔に並べる必要はなく、用途例で示したような主要目的に適応した間隔で適宜設けることができる。
【0016】
前記挿入孔200は、水平方向に伸びる前記運搬板100が、所定位置において下方に伸び、側面部210と円形底面部220を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成されたものである。すなわち、側面部210と円形底面部220の厚みは、水平に延びる運搬板100の厚みとほぼ等しくなる。この点、幅厚の運搬板の所定位置に孔を掘って形成した場合であると、孔と孔の間は、運搬板の素材が続くことになるため、側面部の厚みという概念も存在せず、運搬板100が、所定位置において下方に伸びて挿入孔200を形成するという本発明とは構成が異なる。
また所定位置とは、台面102における、設けるべき挿入孔200の円周の縁に相当する位置であり、言い換えれば、挿入孔200側面部210の、台面102との接合縁214である。挿入孔200の位置、大きさは適宜定めることができるので、これに応じて、上記所定位置も適宜定めることができる。
【0017】
挿入孔200の大きさ、深さに特段の制限はないが、支持棒300を挿入し、しっかり支えるという挿入孔200の目的から、挿入する支持棒300の太さや長さに応じて、直径15〜35mm、深さ30〜100mm程度が適当である。
【0018】
図2(A)は、挿入孔200を拡大した平面図であり、図2(B)は、図2(A)におけるB−B’垂直断面図である。また図2(C)および図2(D)は、挿入孔200のバリエーションであって、図2(A)におけるB−B’垂直断面図である。
図2に示したように、本発明で設ける挿入孔200は、側面部210と円形底面部220とを有する略円筒状である。前記側面部210は、前記台面102との接合縁214から、下方に向かって円周が狭まるテーパー面が具備されていることが好ましい。支持棒300は、テーパー面の存在によって、挿入孔200内に挿入しやすくなる。
【0019】
挿入孔200の側面部210には、円形底面部220まで垂直方向に伸びる二本以上のリブ212を有している。図2では、リブ212を四本設けた状態を示している。当該リブ212によって、支持棒300をしっかりと保持する。このため、リブ212は二本以上必要であり、四本以上とすることが、より好ましい。
前記リブ212の上方の縁は、図2(B)や図2(C)に示したようなテーパーとするか、或いは図2(D)に示したように曲率を有する様態とする。リブ212の上方の縁テーパーも曲率も持たない場合は、支持棒300挿入に際し、前記リブ212の上方の縁と支持棒300が勢いを持ってぶつかりやすくなるため、リブ212の上方の縁の磨耗を促進し、またリブ欠けの要因ともなりうるからである。
【0020】
前記円形底面部220には、リブ212の円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、円形底面部220の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴222を具備している。このような貫通穴222が存在することにより、直径の異なる複数の支持棒300であっても、その差があまり大きすぎない限りにおいて、いずれの支持棒300もしっかりと支えられる。
かかる本発明の効果を奏するためには、貫通穴222は、円形底面部220の中心部分のみが開口しているものでは足りず、円周位置、すなわち円形底面部220の端まで開口部が伸びていることを要する。
【0021】
図3には、直径の異なる支持棒300を挿入孔200に挿入した様態を示した。図3の(A)は支持棒の直径が、挿入孔200のリブ212位置までの直径とほぼ等しい場合、(B)は、は支持棒の直径が、挿入孔200のリブ212位置までの直径よりも長い場合、すなわち(A)よりも太い支持棒300を挿入した場合を示した。
図3の(A)のような場合のみならず、図3(B)の場合においても、支持棒300が挿入孔200に挿入可能なのは、運搬板100の材質が、可撓性のある合成樹脂製であって、挿入孔200が、水平方向に伸びる前記運搬板100が、所定位置において下方に伸びることによって構成されており、また円形底面部220の一のリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、円形底面部220の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴222が存在することによって、図3(B)に示したように、挿入孔200の側面部210が外側に向かって開くことができるからである。
このように外側に開いた挿入孔200の側面部210は、復元力によって支持棒300を強く保持することができる。したがって、本発明に用いた挿入孔200では、上述のとおり直径が多少異なる支持棒300であってもしっかり保持できる点に特徴があるが、特に、支持棒300に荷重がかかる用途においては、リブ位置までの円周よりも若干太さの太い支持棒300を用いることがより好ましい。
【0022】
かかる貫通穴222は一つでも二つ以上でも良いが、リブ212の数の半数であることが好ましい。支持棒300をしっかり保持するには、円形底面部220における、ある一つのリブ端から隣接するリブ端までの間に、円周の位置まで伸びている切れ目がそれぞれ一箇所に存在していることが、最もバランスが良いからである。更に貫通穴222の端部である円周位置は、一のリブ端から隣接するリブ端までの円周における中点を含むことがより好ましい。図2(A)においては、リブ212が四つに対して、このような貫通穴222が二つ存在している様態を示している。なお、図2(A)からも分かるように、複数の貫通穴222が存在する場合、円形底面部220の中心で各貫通穴222が交差することになる。
【0023】
また前記円形底面部220は、中心に向かって上方に傾斜していることが好ましい。挿入孔200に挿入し、円形底面部220まで到達した支持棒300をしっかりと支えるためである。図2(B)には、当該傾斜角をθで示した。傾斜角θとしては、45°以下が好ましく、更に好ましくは1〜30°である。
【0024】
なお、挿入孔200に支持棒300を挿入しないで、通常の台車として使用する場合は、台面102上の滑り止めを兼ねた、孔の大きさに応じたゴムまたはエラストマー製のキャップを被せることもできる。
【0025】
(キャスター)
本発明の手押し運搬台車には、一般的な台車同様、設けられたキャスター(図示せず)を設ける。キャスターは、通常運搬板100の底部に、回転自在に四つ設けられることが多いが、回転自在でなくても良いし、またキャスター数も適宜定めることができる。またキャスターのストッパーなど、一般的にキャスターに取り付けられる種々の機能を付与することもできる。特に移動先で被運搬物を収納・保管する用途で好適に用いることのできる本発明の手押し運搬台車において、ストッパーは付与することが好ましい機能である。
【0026】
(手押し用ハンドル)
前記運搬板100のいずれかの側縁近傍に、一般的な手押し運搬台車同様、手押し用ハンドル(図示せず)を設けることが好ましい。手押し用ハンドルとしては、運搬板100に固定されたものだけでなく、公知の方法で収納のために取外しや折り畳みなどが可能なものであっても良い。また、運搬板100の側縁の近傍とは、運搬板100の側縁自体ではなく、側縁からは若干離れるが、台面102の端近くの位置に手押し用ハンドルを設ける公知の様態もあることを含めたものである。
【0027】
(用途)
上記挿入孔200を有する本発明の手押し用台車であれば、挿入孔200を運搬板100の台面102の適当な位置に適宜設け、当該挿入孔200に適当な支持棒300を差し込むことで、様々な用途に用いることができるので、主要に用いる用途に応じて最も適当である位置、大きさ、数にて挿入孔200を設ければよい。具体的には、下記のような用途として好適に使用できる。なお、各用途説明に用いた各図の(A)は平面図、(B)は正面図である。
【0028】
〔回転寿司店の皿の移動、収納〕
図4は回転寿司店の皿400の移動、収納に便利な様態を示した。回転寿司店で使用される皿のサイズはφ150mmで統一されている。これを本発明の手押し運搬台車に収納することで一度に大量の皿400を移動させることが可能になる。
【0029】
〔洋服ハンガーの移動、収納〕
図5は洋服店などにおける洋服ハンガー500の移動、収納に便利な様態を示した。洋服店などで使用されるハンガーはその用途を終えて収納しようとすると意外に場所をとる。またその特殊な形状から、まとめて収納することが困難である。本発明の手押し運搬台車を利用すれば、大量なハンガー500をコンパクトに収納でき且つ必要な場所まで容易に移動させることが可能になる。
【0030】
〔自動車用などのタイヤの移動、収納〕
図6は自動車用などのタイヤ600の移動、収納に便利な様態を示した。自動車等のタイヤのようにそのもの自体が自立することが困難で、持ち運びにも困難である。しかし、本発明の手押し運搬台車を利用すれば、必要な場所までタイヤ600を容易に移動させることが可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明の手押し運搬台車は、汎用の手押し運搬台車として用いることができるので、産業上有用なものであるが、なかでも、運搬先において被運搬物をそのまま保管する用途に特に適した台車として、産業上利用価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1(A)】本発明の運搬台車の概略平面図
【図1(B)】図1(A)におけるA−A’垂直断面図
【図2(A)】挿入孔を拡大した平面図
【図2(B)】図2(A)におけるB−B’垂直断面図
【図2(C)】図2(A)におけるB−B’垂直断面図(他の様態)
【図2(D)】図2(A)におけるB−B’垂直断面図(他の様態)
【図3】挿入孔に支持棒を挿入した様子を示す垂直断面図 (A)支持棒の直径が、挿入孔のリブ212位置までの直径とほぼ等しい場合の様態 (B)支持棒の直径が、挿入孔のリブ212位置までの直径よりも長い場合の様態
【図4】回転寿司店の皿の用途に適した手押し運搬台車の様態 (A)平面図、(B)正面図
【図5】洋服ハンガーの用途に適した手押し運搬台車の様態 (A)平面図、(B)正面図
【図6】自動車用タイヤの用途に適した手押し運搬台車の様態 (A)平面図、(B)正面図
【符号の説明】
【0033】
100 運搬板
102 運搬板の台面
104 運搬板の底面
200 挿入孔
210 挿入孔の側面部
212 挿入孔の側面部のリブ
214 挿入孔の側面部の、運搬板台面との接合縁
220 挿入孔の円形底面部
222 挿入孔の円形底面部の貫通穴
300 支持棒
400 回転寿司用皿
500 ハンガー
600 自動車用タイヤ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物を搭載する合成樹脂製の運搬板と、前記運搬板の底部に設けられたキャスターとを少なくとも具備し、前記運搬板の台面には1または2以上の挿入孔を有する手押し運搬台車であって、
前記挿入孔は、水平方向に伸びる前記運搬板が、所定位置において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、
前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる2本以上のリブを有し、
前記リブの上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、
前記円形底面部には、前記リブの円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴を具備することを特徴とする手押し運搬台車。
【請求項2】
前記側面部は、前記台面との接合縁から、下方に向かって円周が狭まるテーパー面が具備されている請求項1記載の手押し運搬台車。
【請求項3】
前記円形底面部は、中心に向かって上方に傾斜している請求項1記載の手押し運搬台車。
【請求項4】
前記挿入孔のうち、少なくとも1の挿入孔に、支持棒が挿入された請求項1〜3いずれかの項記載の手押し運搬台車。
【請求項5】
前記運搬板のいずれかの側縁の近傍に、手押し用ハンドルを設けた請求項1〜4いずれかの項記載の手押し運搬台車。

【図1(A)】
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【図1(B)】
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【図2(B)】
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【図2(C)】
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【図2(D)】
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【図3】
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【図2(A)】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−149861(P2008−149861A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−339020(P2006−339020)
【出願日】平成18年12月15日(2006.12.15)
【出願人】(398075851)株式会社ホシプラ (10)
【出願人】(591215281)トラスコ中山株式会社 (3)
【Fターム(参考)】