抗原結合タンパク質
本発明は、眼の疾患を治療するのに用いるためのTNFαアンタゴニストとVEGFアンタゴニストの組合せに関し、TNFαまたはTNFα受容体および/またはVEGFまたはVEGF受容体と結合する抗原結合タンパク質を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼の疾患を防止するかまたは治療するのに用いるためのTNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストを含む組成物。
【請求項2】
前記TNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストが抗原結合タンパク質である請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記TNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストが二重標的化タンパク質の形態で存在する請求項1または請求項2記載の組成物。
【請求項4】
前記二重標的化タンパク質が、TNFαまたはTNFα受容体を結合する少なくとも1つの対合VH/VLドメイン、ならびにVEGFまたはVEGF受容体を結合する少なくとも1つの対合VH/VLドメインを含む請求項3記載の組成物。
【請求項5】
前記二重標的化分子がDVD−Igである請求項4記載の組成物。
【請求項6】
前記二重標的化タンパク質が二重特異性抗体である請求項3または4記載の組成物。
【請求項7】
前記二重標的化タンパク質がdAb−dAbインライン融合体である請求項3記載の組成物。
【請求項8】
前記二重標的化タンパク質が、1つまたは複数のエピトープ結合ドメインと連結される受容体−Fc融合体である請求項3記載の組成物。
【請求項9】
前記TNFαアンタゴニストが抗TNFα抗体である請求項2記載の組成物。
【請求項10】
前記VEGFアンタゴニストが抗VEGF抗体である請求項2記載の組成物。
【請求項11】
前記二重標的化タンパク質の前記TNFαアンタゴニスト部分が抗TNF抗体であり、前記二重標的化タンパク質の前記VEGFアンタゴニスト部分が抗VEGFエピトープ結合ドメインである請求項3記載の組成物。
【請求項12】
前記二重標的化タンパク質の前記VEGFアンタゴニスト部分が抗VEGF抗体であり、前記二重標的化タンパク質の前記TNFアルファアンタゴニスト部分が抗TNFエピトープ結合ドメインである請求項3記載の組成物。
【請求項13】
前記エピトープ結合ドメインがdAbである請求項8、11または12記載の組成物。
【請求項14】
前記dAbがヒトdAbである請求項13記載の組成物。
【請求項15】
前記エピトープ結合ドメインが非Ig足場に由来する請求項8、11または12記載の組成物。
【請求項16】
前記エピトープ結合ドメインが、CTLA−4(エビボディ);リポカリン;プロテインA由来分子、例えばプロテインAのZ−ドメイン(アフィボディ、SpA)、A−ドメイン(アビマー/マキシボディ);熱ショックタンパク質、例えばGroEIおよびGroES;トランスフェリン(トランスボディ);アンキリン反復タンパク質(DARPin);ペプチドアプタマー;C型レクチンドメイン(テトラネクチン);ヒトγ−クリスタリンおよびヒトユビキチン(アフィリン);PDZドメイン;ヒトプロテアーゼ阻害剤のサソリ・トキシンクニッツ型ドメイン;およびフィブロネクチン(アドネクチン)から選択される請求項15記載の組成物。
【請求項17】
前記エピトープ結合ドメインが、1〜30アミノ酸からなるリンカーを介して抗原結合タンパク質と直接的に結合される請求項8または請求項11〜16のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項18】
前記リンカーが配列番号3〜8および25で記述されるもの、あるいはその任意の組合せまたは倍数である請求項17記載の組成物。
【請求項19】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質重鎖のN末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項20】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質軽鎖のN末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項21】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質重鎖のC末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項22】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質軽鎖のC末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項23】
前記抗原結合タンパク質が、配列番号10で記述される重鎖中に含有されるCDRH1、CDRH2およびCDRH3、ならびに配列番号12で記述される軽鎖中に含有されるCDRL1、CDRL2およびCDRL3を含む請求項2〜7または8〜22のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項24】
配列番号14、15、47、69、70、71または72の重鎖配列、ならびに配列番号12の軽鎖配列を含む請求項23記載の組成物。
【請求項25】
4〜6週毎に硝子体内投与されるべきものである請求項3〜8または11〜24のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項26】
さらなる活性作用物質、任意に抗炎症剤を含む請求項1〜25のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項27】
眼の疾患を予防するかまたは治療するのに用いるための医薬剤の製造のための請求項1〜26のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項28】
眼疾患を予防するかまたは治療するのに用いるための、アダリムマブ、インフリキシマブ、エタネルセプト、ESBA105、PEP−1−5−19、PEP1−5−490、PEP1−5−493、配列番号2のアドネクチン、ゴリムマブ、セルトリズマブ、ALK−6931、ならびに配列番号30の重鎖および配列番号31の軽鎖を含む抗体からなる群から選択されるTNFαアンタゴニストであって、ベバシズマブ、ラニビズマブ、r84、アフリベルセプト、CT01、DOM15−10−11、DOM15−26−593、PRS−050、PRS−051、MP0012、CT−322、ESBA903、EPI−0030、EPI−0010およびDMS1571からなる群から選択されるVEGFアンタゴニストと組合せて投与されるべきものであるTNFαアンタゴニスト。
【請求項29】
眼疾患を防止するかまたは治療するのに用いるための、ベバシズマブ、ラニビズマブ、r84、アフリベルセプト、CT01、DOM15−10−11、DOM15−26−593、PRS−050、PRS−051、MP0012、CT−322、ESBA903、EPI−0030、EPI−0010およびDMS1571からなる群から選択されるVEGFアンタゴニストであって、アダリムマブ、インフリキシマブ、エタネルセプト、ESBA105、PEP1−5−19、PEP1−5−490、PEP1−5−493、配列番号2のアドネクチン、ゴリムマブ、セルトリズマブ、ALK−6931、ならびに配列番号30の重鎖および配列番号31の軽鎖を含む抗体からなる群から選択されるTNFαアンタゴニストと組合せて投与されるべきものであるVEGFアンタゴニスト。
【請求項30】
TNFαアンタゴニストがアダリムマブであり、VEGFアンタゴニストがラニビズマブである請求項28で主張されたようなTNFαアンタゴニストまたは請求項29で主張されたようなVEGFアンタゴニスト。
【請求項31】
請求項1〜24のいずれか一項で主張された組成物および製薬上許容可能な担体を含む薬学的組成物。
【請求項32】
前記組成物がさらなる活性作用物質を、任意に抗炎症剤を含む請求項31で主張されたような薬学的組成物。
【請求項33】
請求項2〜24のいずれか一項で主張されたような抗原結合タンパク質をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項34】
請求項5、6または9〜24のいずれか一項に記載の組成物の重鎖または軽鎖をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項35】
前記配列が配列番号11、13または46で記述されるものである請求項34で主張されたようなポリヌクレオチド配列。
【請求項36】
請求項33〜35のいずれか一項で主張されたような1つまたは複数のポリヌクレオチド配列を含む組換え形質転換またはトランスフェクト化宿主細胞。
【請求項37】
請求項2〜24のいずれか一項に記載の組成物の製造方法であって、請求項36記載の宿主細胞を培養し、前記抗原結合タンパク質を単離するステップを包含する方法。
【請求項38】
硝子体内経路による送達のためである請求項1〜24のいずれか一項で主張されたような組成物。
【請求項39】
眼球周囲経路による送達のためである請求項1〜24のいずれか一項で主張されたような組成物。
【請求項40】
経強膜、結膜下、腱下、眼球周囲、局所、眼球後経路による送達のためであるか、あるいは下、上または外側直筋への送達のためである請求項39記載の組成物。
【請求項41】
前記眼の疾患が糖尿病性黄斑浮腫、類嚢胞黄斑浮腫、ブドウ膜炎、AMD(加齢性黄斑変性)、脈絡膜血管新生性AMD、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症ならびにその他の黄斑症および眼性血管障害である請求項1〜24のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項42】
眼疾患に悩まされる患者を防止するかまたは治療する方法であって、予防的または治療的有効量の請求項1〜24のいずれか一項に記載の組成物または二重標的化タンパク質を全身的または局所的に患者の眼に投与することを包含する方法。
【請求項43】
前記患者が、以下の疾患または障害:糖尿病性黄斑浮腫、類嚢胞黄斑浮腫、ブドウ膜炎、AMD(加齢性黄斑変性)、脈絡膜血管新生性AMD、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症ならびにその他の黄斑症および眼性血管障害のうちの少なくとも1つに罹患している請求項42記載の方法。
【請求項44】
TNFαアンタゴニスト部分、VEGFアンタゴニスト部分ならびに前記TNFαアンタゴニスト部分を前記VEGFアンタゴニスト部分と連結するリンカーを含む二重標的化抗原結合分子であって、
前記TNFαアンタゴニスト部分が表1に列挙されたTNFαアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記VEGFアンタゴニスト部分が表2に列挙されたVEGFアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記リンカーが1〜150アミノ酸長のアミノ酸配列であり;そして
前記二重標的化分子がDMS4000またはDMS4031でない
二重標的化抗原結合分子。
【請求項45】
TNFαアンタゴニスト部分、VEGFアンタゴニスト部分ならびに前記TNFαアンタゴニスト部分を前記VEGFアンタゴニスト部分と連結するリンカーを含む二重標的化抗原結合分子であって、
前記TNFαアンタゴニスト部分が表1に列挙されたTNFαアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記VEGFアンタゴニスト部分が表2に列挙されたVEGFアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記リンカーが1〜150アミノ酸長のアミノ酸配列である
二重標的化抗原結合分子であって、前記眼の疾患を防止するかまたは治療するのに用いるためのものであり、4〜6週毎に硝子体内に投与されるべきものである二重標的化抗原結合分子。
【請求項46】
前記リンカーが、配列番号3〜8、25、66〜68および145〜162で記述されるもの、あるいはその任意の組合せまたは倍数である請求項44または45で主張されたような二重標的化分子。
【請求項47】
配列番号62または配列番号64のアミノ酸配列からなる請求項44〜46のいずれか一項で主張されたような二重標的化抗原結合分子。
【請求項48】
配列番号69、70、71または72の重鎖配列および配列番号12の軽鎖配列を含む抗原結合タンパク質。
【請求項49】
請求項48で主張されたような抗原結合タンパク質、およびさらなる活性作用物質、任意に抗炎症剤を含む薬学的組成物。
【請求項50】
請求項48の前記抗原結合タンパク質をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項51】
前記ポリヌクレオチドが配列番号141、142、143または144、および配列番号11を含む請求項50で主張されたようなポリヌクレオチド配列。
【請求項1】
眼の疾患を防止するかまたは治療するのに用いるためのTNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストを含む組成物。
【請求項2】
前記TNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストが抗原結合タンパク質である請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記TNFαアンタゴニストおよびVEGFアンタゴニストが二重標的化タンパク質の形態で存在する請求項1または請求項2記載の組成物。
【請求項4】
前記二重標的化タンパク質が、TNFαまたはTNFα受容体を結合する少なくとも1つの対合VH/VLドメイン、ならびにVEGFまたはVEGF受容体を結合する少なくとも1つの対合VH/VLドメインを含む請求項3記載の組成物。
【請求項5】
前記二重標的化分子がDVD−Igである請求項4記載の組成物。
【請求項6】
前記二重標的化タンパク質が二重特異性抗体である請求項3または4記載の組成物。
【請求項7】
前記二重標的化タンパク質がdAb−dAbインライン融合体である請求項3記載の組成物。
【請求項8】
前記二重標的化タンパク質が、1つまたは複数のエピトープ結合ドメインと連結される受容体−Fc融合体である請求項3記載の組成物。
【請求項9】
前記TNFαアンタゴニストが抗TNFα抗体である請求項2記載の組成物。
【請求項10】
前記VEGFアンタゴニストが抗VEGF抗体である請求項2記載の組成物。
【請求項11】
前記二重標的化タンパク質の前記TNFαアンタゴニスト部分が抗TNF抗体であり、前記二重標的化タンパク質の前記VEGFアンタゴニスト部分が抗VEGFエピトープ結合ドメインである請求項3記載の組成物。
【請求項12】
前記二重標的化タンパク質の前記VEGFアンタゴニスト部分が抗VEGF抗体であり、前記二重標的化タンパク質の前記TNFアルファアンタゴニスト部分が抗TNFエピトープ結合ドメインである請求項3記載の組成物。
【請求項13】
前記エピトープ結合ドメインがdAbである請求項8、11または12記載の組成物。
【請求項14】
前記dAbがヒトdAbである請求項13記載の組成物。
【請求項15】
前記エピトープ結合ドメインが非Ig足場に由来する請求項8、11または12記載の組成物。
【請求項16】
前記エピトープ結合ドメインが、CTLA−4(エビボディ);リポカリン;プロテインA由来分子、例えばプロテインAのZ−ドメイン(アフィボディ、SpA)、A−ドメイン(アビマー/マキシボディ);熱ショックタンパク質、例えばGroEIおよびGroES;トランスフェリン(トランスボディ);アンキリン反復タンパク質(DARPin);ペプチドアプタマー;C型レクチンドメイン(テトラネクチン);ヒトγ−クリスタリンおよびヒトユビキチン(アフィリン);PDZドメイン;ヒトプロテアーゼ阻害剤のサソリ・トキシンクニッツ型ドメイン;およびフィブロネクチン(アドネクチン)から選択される請求項15記載の組成物。
【請求項17】
前記エピトープ結合ドメインが、1〜30アミノ酸からなるリンカーを介して抗原結合タンパク質と直接的に結合される請求項8または請求項11〜16のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項18】
前記リンカーが配列番号3〜8および25で記述されるもの、あるいはその任意の組合せまたは倍数である請求項17記載の組成物。
【請求項19】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質重鎖のN末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項20】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質軽鎖のN末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項21】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質重鎖のC末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項22】
前記エピトープ結合ドメインが、抗原結合タンパク質軽鎖のC末端と連結される請求項11〜18のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項23】
前記抗原結合タンパク質が、配列番号10で記述される重鎖中に含有されるCDRH1、CDRH2およびCDRH3、ならびに配列番号12で記述される軽鎖中に含有されるCDRL1、CDRL2およびCDRL3を含む請求項2〜7または8〜22のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項24】
配列番号14、15、47、69、70、71または72の重鎖配列、ならびに配列番号12の軽鎖配列を含む請求項23記載の組成物。
【請求項25】
4〜6週毎に硝子体内投与されるべきものである請求項3〜8または11〜24のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項26】
さらなる活性作用物質、任意に抗炎症剤を含む請求項1〜25のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項27】
眼の疾患を予防するかまたは治療するのに用いるための医薬剤の製造のための請求項1〜26のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項28】
眼疾患を予防するかまたは治療するのに用いるための、アダリムマブ、インフリキシマブ、エタネルセプト、ESBA105、PEP−1−5−19、PEP1−5−490、PEP1−5−493、配列番号2のアドネクチン、ゴリムマブ、セルトリズマブ、ALK−6931、ならびに配列番号30の重鎖および配列番号31の軽鎖を含む抗体からなる群から選択されるTNFαアンタゴニストであって、ベバシズマブ、ラニビズマブ、r84、アフリベルセプト、CT01、DOM15−10−11、DOM15−26−593、PRS−050、PRS−051、MP0012、CT−322、ESBA903、EPI−0030、EPI−0010およびDMS1571からなる群から選択されるVEGFアンタゴニストと組合せて投与されるべきものであるTNFαアンタゴニスト。
【請求項29】
眼疾患を防止するかまたは治療するのに用いるための、ベバシズマブ、ラニビズマブ、r84、アフリベルセプト、CT01、DOM15−10−11、DOM15−26−593、PRS−050、PRS−051、MP0012、CT−322、ESBA903、EPI−0030、EPI−0010およびDMS1571からなる群から選択されるVEGFアンタゴニストであって、アダリムマブ、インフリキシマブ、エタネルセプト、ESBA105、PEP1−5−19、PEP1−5−490、PEP1−5−493、配列番号2のアドネクチン、ゴリムマブ、セルトリズマブ、ALK−6931、ならびに配列番号30の重鎖および配列番号31の軽鎖を含む抗体からなる群から選択されるTNFαアンタゴニストと組合せて投与されるべきものであるVEGFアンタゴニスト。
【請求項30】
TNFαアンタゴニストがアダリムマブであり、VEGFアンタゴニストがラニビズマブである請求項28で主張されたようなTNFαアンタゴニストまたは請求項29で主張されたようなVEGFアンタゴニスト。
【請求項31】
請求項1〜24のいずれか一項で主張された組成物および製薬上許容可能な担体を含む薬学的組成物。
【請求項32】
前記組成物がさらなる活性作用物質を、任意に抗炎症剤を含む請求項31で主張されたような薬学的組成物。
【請求項33】
請求項2〜24のいずれか一項で主張されたような抗原結合タンパク質をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項34】
請求項5、6または9〜24のいずれか一項に記載の組成物の重鎖または軽鎖をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項35】
前記配列が配列番号11、13または46で記述されるものである請求項34で主張されたようなポリヌクレオチド配列。
【請求項36】
請求項33〜35のいずれか一項で主張されたような1つまたは複数のポリヌクレオチド配列を含む組換え形質転換またはトランスフェクト化宿主細胞。
【請求項37】
請求項2〜24のいずれか一項に記載の組成物の製造方法であって、請求項36記載の宿主細胞を培養し、前記抗原結合タンパク質を単離するステップを包含する方法。
【請求項38】
硝子体内経路による送達のためである請求項1〜24のいずれか一項で主張されたような組成物。
【請求項39】
眼球周囲経路による送達のためである請求項1〜24のいずれか一項で主張されたような組成物。
【請求項40】
経強膜、結膜下、腱下、眼球周囲、局所、眼球後経路による送達のためであるか、あるいは下、上または外側直筋への送達のためである請求項39記載の組成物。
【請求項41】
前記眼の疾患が糖尿病性黄斑浮腫、類嚢胞黄斑浮腫、ブドウ膜炎、AMD(加齢性黄斑変性)、脈絡膜血管新生性AMD、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症ならびにその他の黄斑症および眼性血管障害である請求項1〜24のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項42】
眼疾患に悩まされる患者を防止するかまたは治療する方法であって、予防的または治療的有効量の請求項1〜24のいずれか一項に記載の組成物または二重標的化タンパク質を全身的または局所的に患者の眼に投与することを包含する方法。
【請求項43】
前記患者が、以下の疾患または障害:糖尿病性黄斑浮腫、類嚢胞黄斑浮腫、ブドウ膜炎、AMD(加齢性黄斑変性)、脈絡膜血管新生性AMD、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症ならびにその他の黄斑症および眼性血管障害のうちの少なくとも1つに罹患している請求項42記載の方法。
【請求項44】
TNFαアンタゴニスト部分、VEGFアンタゴニスト部分ならびに前記TNFαアンタゴニスト部分を前記VEGFアンタゴニスト部分と連結するリンカーを含む二重標的化抗原結合分子であって、
前記TNFαアンタゴニスト部分が表1に列挙されたTNFαアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記VEGFアンタゴニスト部分が表2に列挙されたVEGFアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記リンカーが1〜150アミノ酸長のアミノ酸配列であり;そして
前記二重標的化分子がDMS4000またはDMS4031でない
二重標的化抗原結合分子。
【請求項45】
TNFαアンタゴニスト部分、VEGFアンタゴニスト部分ならびに前記TNFαアンタゴニスト部分を前記VEGFアンタゴニスト部分と連結するリンカーを含む二重標的化抗原結合分子であって、
前記TNFαアンタゴニスト部分が表1に列挙されたTNFαアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記VEGFアンタゴニスト部分が表2に列挙されたVEGFアンタゴニストのうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含み;
前記リンカーが1〜150アミノ酸長のアミノ酸配列である
二重標的化抗原結合分子であって、前記眼の疾患を防止するかまたは治療するのに用いるためのものであり、4〜6週毎に硝子体内に投与されるべきものである二重標的化抗原結合分子。
【請求項46】
前記リンカーが、配列番号3〜8、25、66〜68および145〜162で記述されるもの、あるいはその任意の組合せまたは倍数である請求項44または45で主張されたような二重標的化分子。
【請求項47】
配列番号62または配列番号64のアミノ酸配列からなる請求項44〜46のいずれか一項で主張されたような二重標的化抗原結合分子。
【請求項48】
配列番号69、70、71または72の重鎖配列および配列番号12の軽鎖配列を含む抗原結合タンパク質。
【請求項49】
請求項48で主張されたような抗原結合タンパク質、およびさらなる活性作用物質、任意に抗炎症剤を含む薬学的組成物。
【請求項50】
請求項48の前記抗原結合タンパク質をコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項51】
前記ポリヌクレオチドが配列番号141、142、143または144、および配列番号11を含む請求項50で主張されたようなポリヌクレオチド配列。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8a】
【図8b】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8a】
【図8b】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公表番号】特表2012−528112(P2012−528112A)
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−512358(P2012−512358)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【国際出願番号】PCT/EP2010/057246
【国際公開番号】WO2010/136492
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【国際出願番号】PCT/EP2010/057246
【国際公開番号】WO2010/136492
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】
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