説明

抗真菌剤

本発明は、式Iの新規エンフマフンギン誘導体および薬学的に許容できるその塩、その合成、ならびに(1,3)−β−D−グルカン合成酵素の阻害剤としてのその使用に関する。本発明の化合物および薬学的に許容できるその塩、ならびに本発明の化合物および薬学的に許容できるその塩を含む医薬組成物は、抗真菌感染症ならびに関連する疾患および病状の治療または予防に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物:
【化1】

または薬学的に許容できるその塩[式中、
Xは、OまたはH、Hであり、
は、
a)OH、
b)未置換であるか、またはOR、N(R、およびCOから選択された1個または2個の置換基で置換された、OC(O)C〜C12−アルキル、
c)OC(O)C〜C−ハロアルキル、
d)OC(O)C〜C−シクロアルキル、
e)未置換であるか、またはORおよびN(Rから選択された1個または2個の置換基で置換された、O−C〜C−アルキル、
f)未置換であるか、またはフェニルで置換された、OC(O)NHC〜C−アルキル、
g)OC(O)OC〜C−アルキル、
h)未置換であるか、またはフェニルで置換された、NHC(O)C〜C−アルキル、または
i)(O)CHC(O)C〜C−アルキルであり、
nは、0または1であり、
は、
a)CH
b)CHCHR(CHNR
c)CHC(R)(R)(CHNR
d)CHC(R10)(R11)R12
e)CHCH(OR)CHOR
f)CHR13CHR(CHNR
g)(CHC(R)(R)NR、または
h)CHCHRC(R)(R)NRであり、
mは、0、1または2であり、
pは、2〜6であり、
およびRは、一緒になって、未置換であるか、またはC〜C−アルキルおよびC〜C−アルコキシから選択された1個または2個の置換基で置換された、メチレンジオキシまたはエチレンジオキシを形成していてもよく、
は、
a)C(O)R14
b)CHOH、または
c)CHOC(O)C〜C−アルキルであり、
14は、OH、OR15、H、N(R、またはC〜C−アルキルであり、
15は、未置換であるか、またはフェニル、OC(O)C〜C−アルキル、C(O)OR、OR、C(O)N(R、およびC(O)NH(CH2〜4NHから選択された1個または2個の置換基で置換された、C〜C−アルキルであり、ここで前記フェニルは1〜3個のハロ基で置換されていてもよく、
は、
a)H、
b)(CH1〜6−R16
c)OC〜C−アルキル、
d)フェニルまたはナフチルであるアリールであって、未置換であるか、またはハロ、N(R、OR、C〜C−アルキル、CF、OCF、CO、およびC(O)N(Rから選択された1〜3個の置換基で置換されたアリール、
e)ヘテロシクリル、ここでヘテロシクリルは、環上の炭素または窒素によって結合したN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する3員または6員の飽和または不飽和の非芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、オキソ、N(R、OR、CO、CON(R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜C−アルキルおよびCOから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよい、または
f)ヘテロアリール、ここでヘテロアリールはN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の芳香環であり、環炭素または環窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、CO、CON(R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜CアルキルおよびCOから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキルから選択された1個または2個の置換基で置換されていてもよく、
16は、
a)H、
b)OH、
c)NH
d)NHC(O)R17
e)NHSO17
f)NHC(O)NHR
g)NHC(O)CHR18NH
h)ヘテロシクリル、ここでヘテロシクリルは、N、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の飽和または不飽和の非芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、イミノ、オキソ、OR、CO、CON(R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜C−アルキル、OR、およびCOから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよい、
i)NH−N(C〜C−アルキル)
j)NHC(=NH)NHC(=NH)NH
k)NR(CHNHR
l)NR
m)N(R
n)NHC(=NR)NH
o)NHC(=NR)NH−C〜C−アルキル、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはフェニル、CFまたはNHC(O)C〜C−アルキルで置換される、
p)NHC(=NR)NH−C〜C−シクロアルキル、
q)NHC(=NR)NH−フェニル、ここで前記フェニルは、未置換であるか、またはハロおよびCFから選択された1個または2個の置換基で置換される、
r)CO〜C−アルキル、
s)OCOC〜Cアルキル、
t)ヘテロアリール、ここでヘテロアリールは、N、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、CO、CON(R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜Cアルキル、OR、およびCOから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキルから選択された1個または2個の置換基で置換されていてもよい、または
u)CNであり、
pは、1、2、3または4であり、
は、HまたはC(=NH)NHであり、
は、未置換であるか、またはN(RおよびORから選択された1個または2個の置換基で置換された、C〜Cアルキルであり、
は、HまたはCNであり、
は、HまたはC〜C−シクロアルキルであり、
は、
a)未置換であるか、またはN(RおよびORから選択された1個または2個の置換基で置換された、C〜C−アルキル、
b)OH、
c)未置換であるか、またはフェニルで置換された、OC〜C−アルキル、
d)OC(O)C〜C−アルキル、
e)C〜C−シクロアルキル、
f)フェニルまたはナフチルであるアリールであって、未置換であるか、またはハロ、OCF、CF、N(RおよびORから選択された1〜3個の置換基で置換されたアリール、
g)ヘテロアリール、ここでヘテロアリールはN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、およびC〜C−アルキルから選択された1個または2個の置換基で置換されていてもよい、または
h)ヘテロシクリル、ここでヘテロシクリルはN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の飽和または不飽和の非芳香環であり、環炭素または環窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、およびC〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよく、
は、HまたはC〜C−アルキルであり、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和、不飽和または芳香環(環炭素または環窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、CO、CON(Rならびに未置換であるか、またはOR、N(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜C−アルキル、CO、C(O)N(R、およびNHC(O)Rから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよい)で置換されており、
は、
a)H、
b)未置換であるか、またはN(R、OR、CO、OC(O)C〜C−アルキル、NHC(O)R、C(O)N(R、フェニル、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択された1個または2個の置換基で置換された、C〜C−アルキルであり、ここでヘテロアリールは以下の(j)に定義したとおりであり、ヘテロシクリルは以下の(k)に定義したとおりである、
c)C(O)H、
d)C(O)C〜C−ハロアルキル、
e)未置換であるか、またはCO、OR、OCHCO、N(R、C(O)C〜C−アルキル、O(CHOC〜C−アルキル、C(O)N(R、OC(O)C〜Cアルキル、およびNHC(O)Rから選択された1個または2個の置換基で置換された、C(O)C〜C−アルキル、
f)C(O)OC〜C−アルキル、
g)C(O)NH−C〜C−アルキル、
h)SO〜C−アルキル、
i)C〜C−シクロアルキル、
j)フェニルまたはナフチルであるアリールであって、未置換であるか、またはハロ、N(R、OR、C〜C−アルキル、CF、OCF、CO、およびC(O)N(Rから選択された1〜3個の置換基で置換されたアリール、
k)ヘテロアリール、ここでヘテロアリールはN、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、OR、CO、OC(O)C〜C−アルキル、CON(R、NHC(O)R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜Cアルキル、OR、CO、C(O)N(RおよびNHC(O)Rから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜C−アルキルから選択された1個または2個の置換基で置換されていてもよい、
l)ヘテロシクリル、ここでヘテロシクリルは、N、OまたはSから選択された1、2または3個のヘテロ原子を有する5員または6員の飽和または不飽和の非芳香環であり、環上の炭素または窒素によって結合し、そして結合点ではない環炭素または環窒素上で、N(R、イミノ、オキソ、OR、CO、OC(O)C〜C−アルキル、CON(R、NHC(O)R、ならびに未置換であるか、またはN(R、NHC(=NH)NH、OC(O)C〜C−アルキル、OR、CO、C(O)N(RおよびNHC(O)Rから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよい、
m)C(=NH)C〜C−アルキル、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはハロ、CF、N(R、OR、およびNHC(O)C〜C−アルキルから選択された1個または2個の置換基で置換される、
n)C(=NR)NH
o)C(=NH)NH−C〜C−アルキル、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはハロ、CF、N(R、OR、およびNHC(O)C〜C−アルキルから選択された1〜3個の置換基で置換される、
p)C(=NH)NH−C〜C−シクロアルキル、
q)C(=NH)NH−フェニル、ここでフェニルは、未置換であるか、またはハロおよびCFから選択された1〜3個の置換基で置換される、または
r)C(=NH)NHC(=NH)NHであり、
およびRは、結合している窒素原子と一緒になって、N、OおよびSから選択された0〜2個のさらなるヘテロ原子を有する3〜6員の飽和、不飽和または芳香環を形成していてもよく、ここで前記環は、結合点ではない環炭素または環窒素上で、ハロ、N(R、OR、CO、CON(R、ならびに未置換であるか、またはORおよびN(Rから選択された1個または2個の置換基で置換されたC〜Cアルキルから選択された1〜2個の置換基で置換されていてもよく、そしてここで前記環の2つの隣接する置換基は、一緒になって、N、OおよびSから選択された0〜2個のヘテロ原子を有する縮合した5員または6員の飽和、不飽和、または芳香環を形成していてもよいか、またはRおよびRは、Rが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジニル環を形成していてもよく、
は、
a)水素、
b)未置換であるか、またはORまたはSOで置換された、C〜C−アルキル、
c)C〜C−シクロアルキル、および
d)フェニルまたはナフチルであるアリールであって、未置換であるか、またはハロ、OCF、CF、N(RおよびORから選択された1〜3個の置換基で置換されたアリール、からなる群から選択され、
は、未置換であるか、またはORまたはSOで置換された、C〜C−アルキルであり、
およびRは、一緒になって、N、OまたはSから選択された0〜1個のヘテロ原子を有する3〜6員の飽和環を形成していてもよく、
10は、独立して、
a)未置換であるか、またはOR、N(R、OC(O)C〜CアルキルまたはCOで置換された、C〜C−アルキル、および
b)COからなる群から選択され、
11は、未置換であるか、またはOR、OC(O)C〜Cアルキル、OC(O)−フェニル、CO、またはN(Rで置換された、C〜Cアルキルであり、
12は、OHまたはC〜Cアルキルであり、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはOC(O)C〜CアルキルまたはORで置換されており、
13は、C〜C−アルキルであり、
17は、
a)未置換であるか、またはCO、OR、N(R、およびOC(O)C〜C−アルキルから選択された1〜2個の置換基で置換された、C〜C−アルキル、
b)フェニルまたはナフチルであるアリールであって、未置換であるか、またはハロ、ORおよびN(Rから選択された1〜2個の置換基で置換されたアリール、または
c)C〜C−ハロアルキルであり、
18は、HまたはC〜C−アルキルであり、ここで前記アルキルは、未置換であるか、またはOR、N(R、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、CON(R、およびCOから選択された1〜2個の置換基で置換されており、ここでヘテロアリールはR16の(t)に定義したとおりであり、ヘテロシクリルはR16の(h)に定義したとおりである]。
【請求項2】
がC(O)R14である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
14がOHまたはOR15である、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
式IIの化合物である、請求項2に記載の化合物。
【化2】

【請求項5】
XがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
XがHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
が、未置換であるか、またはOR、N(R、およびCOから選択された1個または2個の置換基で置換された、OC(O)C〜C12アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
が、未置換であるか、またはフェニルで置換された、OC(O)NHC〜Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
が、CHCHR(CHNR、CHCR(CHNR、またはCHR13CHR(CHNRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
式III−1、III−2、III−3またはIII−4の化合物である、請求項9に記載の化合物。
【化3】

【請求項11】
式IV−1、IV−2、IV−3またはIV−4の化合物である、請求項9に記載の化合物。
【化4】

【請求項12】
式V−1または式V−3の化合物である、請求項9に記載の化合物。
【化5】

【請求項13】
13が、−CHであり、
mが、0であり、
が、−CH、CHCH、CHOCH(CH、およびCH(CHからなる群から選択され、
が、CH、CHCH、CHCHCH、CH(CH、CH(CH)(CHCH)、CHCHCHCH、CHOCH、CHCHOCH、CHCHOCHCH、シクロヘキシル、(R)CH(CH、および(S)CH(CHからなる群から選択され、
が、H、−CH、CHCH、CHCF、CHCHCH、CHCHOCH、シクロブチル、CH−シクロプロピル、CH(CH、CHCHCHCH、CH(CH)(CHCH)、シクロペンチル、およびシクロヘキシルであり、
が、H、−CH、CHCH、CH(CH、およびCHCHCHである、請求項11に記載の式IV−1を有する化合物。
【請求項14】
13が−CHであり、mが0であり、Rが−CHであり、Rが−CH(CHである、請求項11に記載の式IV−1を有する化合物。
【請求項15】
がHまたは−CHであり、RがHまたは−CHである、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
式IV−1aの化合物である、請求項15に記載の化合物
【化6】

[式中、RはHまたは−CHであり、RはHまたは−CHである]。
【請求項17】
がHまたは−CHであり、Rが−CHである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
が−CHであり、Rが−CHである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
式IV−1bの化合物である、請求項15に記載の化合物
【化7】

[式中、RはHまたは−CHであり、RはHまたは−CHである]。
【請求項20】
がHまたは−CHであり、Rが−CHである、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
が−CHであり、Rが−CHである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
mが0である、請求項10に記載の化合物。
【請求項23】
mが0である、請求項11に記載の化合物。
【請求項24】
13がメチルである、請求項10から12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
およびRがどちらもC〜Cアルキルであるか、またはRおよびRが一緒になってN、OまたはSから選択された0〜1個のヘテロ原子を有する3〜6員の飽和環を形成する、請求項23に記載の化合物。
【請求項26】
がメチルであり、Rがメチル、エチルまたはプロピルであるか、またはRおよびRが一緒になってシクロブチルを形成する、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
およびRがどちらもHである、請求項23または25に記載の化合物。
【請求項28】
およびRが独立して未置換のC〜C−アルキルである、請求項23または25に記載の化合物。
【請求項29】
およびRが独立してメチルまたはエチルであるか、またはRがHであり、Rがプロピルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
mが1である、請求項10または12に記載の化合物。
【請求項31】
mが1である、請求項11に記載の化合物。
【請求項32】
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−(アセチルオキシ)−2−[(2S)−2−アミノ−2,3−ジメチルブチルオキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−(アセチルオキシ)−2−[(2S)−2−メチルアミノ−2,3−ジメチルブチルオキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−(アセチルオキシ)−2−[(2S)−2−ジメチルアミノ−2,3−ジメチルブチルオキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−アセトキシ−2−[[(2R)−2−アミノ−2,3−ジメチルブチル]オキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−アセトキシ−2−[[(2R)−2−メチルアミノ−2,3−ジメチルブチル]オキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、および
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−アセトキシ−2−[[(2R)−2−ジメチルアミノ−2,3−ジメチルブチル]オキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸、
および薬学的に許容できるその塩
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
(1S,2R,3R,4aR,6aS,7R,8R,10aR,10bR,12aR)−3−(アセチルオキシ)−2−[(2S)−2−ジメチルアミノ−2,3−ジメチルブチルオキシ]−8−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−1,6a,8,10a−テトラメチル−6−オキソ−1,3,4,6,6a,7,8,9,10,10a,10b,11,12,12a−テトラデカヒドロ−2H−1,4a−(メタノオキシメタノ)クリセン−7−カルボン酸である、請求項32に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩。
【請求項34】
化合物が、以下に定義される表A〜HおよびJ〜Mならびに3aから選択される、請求項1に記載の化合物。
【表1】

【表2】

【表3−1】

【表3−2】

【表4−1】

【表4−2】

【表5】

【表6】

【表7】

【表8】

【表9−1】

【表9−2】

【表10−1】

【表10−2】

【表10−3】

【表11】

【表12】

【表13】

【請求項35】
請求項1に記載の化合物および担体、アジュバント、またはビヒクルを含む組成物。
【請求項36】
有効量の請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与することを含む、前記哺乳動物において真菌感染症を治療する方法。
【請求項37】
前記真菌感染症がクリプトコッカス属種、カンジダ属種またはアスペルギルス属種の真菌によって引き起こされる、請求項36に記載の方法。

【公表番号】特表2009−532465(P2009−532465A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504212(P2009−504212)
【出願日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際出願番号】PCT/US2007/007856
【国際公開番号】WO2007/127012
【国際公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(506385830)メルク アンド カンパニー インク. (4)
【出願人】(508296370)サイネクシス,インコーポレーテッド (9)
【Fターム(参考)】