説明

折板式コンベアーとこれに接続する搬送設備

【課題】搬送設備を通常のコンベアーの制限速度で運転し、これに乗客を載せた後、長いコンベアーに自動的に移乗させることにより、長いコンベアーの運行速度を上げることを可能にする。
【解決手段】往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28の先端が差し込まれるよう、等ピッチの多数の角溝4をその上面に設けた横向長尺踏板3を並列して多数本並べて、その下に数本の鋼製板チェイン6を直交するように配置して、その横向長尺踏板3の裏面の突出部の孔5と鋼製板チェイン6のリンク板の孔7を長尺串棒8により串差しして取付けて鋼製板チェイン6と多数の横向長尺踏板3がすだれ状に組合わされて出来た屈曲可能な折板式コンベアーの構造とする。上記折板式コンベアー上の乗客を第一踏棒27及び第二踏棒28の上に自動的に移乗させることを可能にする往復動型搬送設備の構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
乗客又は積載物を搬送するベルトコンベアーとこのコンベアーに接続する附帯設備である。
【背景技術】
【0002】
従来の乗客を搬送するコンベアーは昇降用エスカレーターの部品を使用してその上面の多数の溝に床面の踏板の櫛歯を噛み合わせることにより靴先のつまずきを防いでいる。このためエスカレーターの複雑な部品を使用するため製作費は高価になっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は従来の構造より簡単な構造により同じように床に取付けた櫛歯型踏板に乗降できるようにする。
【0004】
コンベアーの乗り移り、又、床に降りるとき、この安全を保つために一定以上のコンベアーの速度を上げることが出来ない。そのため本発明の搬送設備をコンベアーの両端に接続し、これに乗客を載せた後、長いコンベアーに自動的に移乗させることにより、長いコンベアーの運行速度を上げることが可能になり、大幅な輸送能力の向上が期待できる。又コンベアーより降りるときも、同じ構造の搬送装置に移乗し、それから床面に降りることにより安全を保つことが出来る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
建物床用櫛型踏板37の先端又は往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28の先端が差し込まれるよう、等ピッチの多数の角溝4をその上面に設けた横向長尺踏板3を並列して多数本並べて、その下に数本の鋼製板チェイン6を直交するように配置して、その横向長尺踏板3の裏面の突出部の孔5と鋼製板チェイン6のリンク板の孔7を長尺串棒8により串差しして取付けて鋼製板チェイン6と多数の横向長尺踏板3がすだれ状に組合わされて出来た屈曲可能な折板式コンベアーの構造とする。
【0006】
上記の折板式コンベアーに接続する搬送設備として物差状鋼板の第一踏棒27を横向きに立て、同じ形状の第二踏棒28をそれに添わして重ねて立て、次にその踏棒の厚さと略同寸の空間をあけて、再び第一踏棒27、第二踏棒28、及び空間を繰り返して簀子状に配置した後、第一踏棒27は第一往復移動台31に取付けられた2本の第一踏棒支持梁29に立てた状態で固定して、第一昇降台35上を第一踏棒27の表手方向に滑動しうるようにして第一踏棒27の先端を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3上面の多数の角溝4又は建物床用櫛型踏板37の切込み部内に差し込んで往復運動させる構造とする。
【0007】
上記の第一踏棒27の差し込み前進のときは第一踏棒27の上面を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3の上面より僅かに低くして前進させて横向長尺踏板3の角溝4内に差し込んだ後、直ちにその上面を横向長尺踏板3の上面より僅かに高く押し上げて、そのまま水平に後方まで引き戻し、この位置で僅かに低く下げ、再び前進させる周遊運動させ、又、第二踏棒28は同様に第二往復移動台32に取付けられた2本の第二踏棒支持梁30に固定し、第二昇降台36上を第二踏棒28の長手方向に滑動しうるようにすることにより第二踏棒28も第一踏棒27と同じ回路を半周期遅れて周遊運動することにより折板式コンベアー1上の乗客又は積載物をこの往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28上、引きずり込んで乗り移らせることが可能になる。
【0008】
又、この往復型搬送設備12の上より建物床用櫛型踏板37又は折板式コンベアー1上に送り出すことを可能にするため、一台の減速機付モーター14の前後の駆動軸に取付けた各々1個のウォーム歯車16を中心とした6個の歯車群、2組の機構で第一踏棒27及び第二踏棒28の周遊運動を支持するように、即ちウォーム歯車16により両側の二個の往復動用歯車17及び18を同時に回転し、更にこれに噛み合っている同歯数の四個の円筒カム付歯車19、20、21及び22も同時に回転させる構造とし、第一踏棒27を折板式コンベアー1又は建物床用櫛型踏板37に向かい前進させるときは第一往復動用歯車17の回転により第一往復移動用リンク34を介して第一往復移動台31を左へ押し進め、第一踏棒27の先端が最左位置に達すると第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20はそれぞれこれらに噛み合うカム用小車輪25を押し上げ、従って第一昇降台35は押し上げられ第一往復移動台31、従って第一踏棒27は僅かに押し上げられ、そのまま回転する第一往復動用歯車17により、第一往復移動用リンク33を介して水平に後方まで引き戻され、同時に回転する第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20により僅かに引き下げられ、次にそのまま第一往復動用歯車17の回転により前方に押し出される運動を繰り返す、同時にウォーム歯車16に噛み合って駆動されている同形状の第二往復動用歯車18及び第二左円筒カム付歯車21及び第二右円筒カム付歯車22の作動により第二踏棒28も同じ回路を半周期遅れて周遊運動しうるようにする。
【0009】
本発明により乗客等を搬送するコンベアーの構造が簡単になると共にこれに接続する搬送設備を併用することにより、その搬送速度を引き上げ、長距離の搬送を効率よく行うことが可能になる。
【発明の実施をするための最良の形態】
【0010】
図1及び図2が示すように建物床用櫛型踏板37の先端又は往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28の先端が差し込まれるよう、等ピッチの多数の角溝4をその上面に設けた横向長尺踏板3を並列して多数本並べて、その下に数本の鋼製板チェイン6を直交するように配置して、その横向長尺踏板3の裏面の突出部の孔5と鋼製板チェイン6のリンク板の孔7を長尺串棒8により串差しして取付けて鋼製板チェイン6と多数の横向長尺踏板3がすだれ状に組合わせて長尺のエンドレスの折板式コンベアー1を形成し、その縦方向の鋼製板チェイン6をチェインホイール9により駆動する。そして鋼製板チェイン6の連結部のローラーはその下のチェインガイドレール11により支えられているため、横向長尺踏板3上の荷重は円滑に搬送することが可能である。又このローラーと連結ピンの間には転動する針を介在させることにより、より円滑に走行させることが可能となる。
【0011】
図3、図4、図5、図6及び図7は往復動型搬送設備の一例を示すものであって物差状鋼板の第一踏棒27を横向きに立て、同じ形状の第二踏棒28をそれに添わして重ねて立て、次にその踏捧の厚さと略同寸の空間をあけて、再び第一踏棒27、第二踏棒28、及び空間を繰り返して簀子状に配置した後、第一踏棒27は第一往復移動台31に取付けられた2本の第一踏棒支持梁29に立てた状態で固定して、第一昇降台35上を第一踏棒27の表手方向に滑動しうるようにして第一踏棒27の先端を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3上面の多数の角溝4又は建物床用櫛型踏板37の切込み部内に差し込んで往復運動させる構造とする。
【0012】
上記の第一踏棒27の差し込み前進のときは第一踏棒27の上面を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3の上面より僅かに低くして前進させ横向長尺踏板3の角溝4内に差し込んだ後、直ちにその上面を横向長尺踏板3の上面より僅かに高く押し上げることにより乗客又は積載物は持ち上げられ、そのまま水平に後方まで移送される。そして最後端に達すると、この位置で僅かに低く下げ、再び前進させる周遊運動をさせる。第二踏棒28は同様に第二往復移動台32に取付けられた2本の第二踏棒支持梁30に固定し、第二昇降台36上を第二踏棒28の長手方向に滑動しうるようにしているので第一踏棒27が低く下げられるときは、半周期遅れて周遊している第二踏棒28が上昇して、乗客又は積載物を支えて引き続き後方へ移送されるようになる。
【0013】
第一踏棒27及び第二踏棒28の後端は建物床用櫛型踏板37の先端の隙間にも差し込まれ往復運動するため、この上の乗客・積載物はつまずくことなく、その上に乗り移ることが出来る。
【0014】
上記の乗り移りの作動を行うために、一台の減速機付モーター14により駆動されるウォーム歯車16により両側の二個の往復動用歯車17及び18を同時に回転し、更にこれに噛み合っている同歯数の四個の円筒カム付歯車19、20、21及び22も同時に回転させる構造としている。この機構は減速機付モーター14の反対側の駆動軸15に取付けたウォーム歯車16においても同様に4個の円筒カム付歯車19、20、21及び22の噛合わせは行われている。
【0015】
第一踏棒27を折板式コンベアー1又は建物床用櫛型踏板37に向かい前進させるときは第一往復動用歯車17の回転により第一往復移動用リンク34を介して、第一往復移動台31を左へ押し進め、第一踏棒27の先端が最左位置に達すると、第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20はそれぞれこれらに噛み合うカム用小車輪25を押し上げ、従って第一昇降台35は押し上げられ第一往復移動台31従って第一踏棒27は僅かに押し上げられる。
図3、図4、図5及び図6はこの時の状態を示すものである。
【0016】
次に、そのまま回転する第一往復動用歯車17により、第一往復移動用リンク33を介して、第一踏棒27は水平に後方へ移動する。このとき第一左円筒カム付歯車19及び第一右円筒カム付歯車20のカム溝23は高い位置の範囲で半円周回転するので第一踏棒27は高い位置のまま、上の乗客等を載せて後方へ移送させる。第一踏棒27は後方に達すると、第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20のカム溝23は低位置に落ち込むので第一踏棒27は僅かに引き下げられる。そして引き下げられたまま第一往復動用歯車17の回転により前方へ押し出される。前方に達すると、図に示した最初の状態に戻り、第一踏棒27は僅かに押し上げられる。以降は同じ周遊運動を繰り返す。
【0017】
上記の通り第一踏棒27が右後方に達して僅かに引き下げられたときウォーム歯車16に噛み合っている同形状の第二往復動用歯車18及び第二左円筒カム付歯車21及び第二右円筒カム付歯車22により第二踏棒28の先端は反対に最左端に押し出されており、僅かに高い位置に上がっている。
【0018】
第一踏棒27が図に示した状態の通り、その先端が最左位置にあるとき、第二踏棒28の先端は図に示した通り最右位置にあり、第二左円筒カム付歯車と第二左円筒カム付歯車のカム溝23は低位置にあるため、第二踏棒28は僅かに低い位置にある。そして第二往復動用歯車18が回転し、第二往復リンク34に引っ張られて第二往復台32に載せられた第二踏棒28は左〜進むときも低位置のまま進み、最左端に達するとカム溝23は高位置に変わるため、第二踏棒28は浮き上がり、第一踏棒27と同じ回路を半周期遅れて周遊運転し、乗客等を右後方へ移送するようになる。
【0019】
以上の通り、第一踏棒27、第二踏棒28を前後進運動に同期して上下運動を連動させ、しかも半同期遅れて周遊運転させるためには一台の減速機付モーター14により同円周の六枚の歯車17、18、19、20、21及び22の連携同時駆動により初めて可能になり、時間差のない確実な作動を達成できる。
【0020】
折板式コンベアー1の両端に往復動型搬送設備12を接続し、更にその外側、両端に建物床用櫛型踏板37を配置し、乗客は中速運転の往復動型搬送設備12に乗り込み、次に高速運転の折板式コンベアー1に乗り移ることにより折板式コンベアー1の運行速度を引上げ、又折板式コンベアー1より中速の往復動型搬送設備12に乗り移った後、建物床に安全に降りうるようにした高低速複合搬送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の折板式コンベアーの実施形態の実施例を示す縦断面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本発明の往復動型搬送設備の実施形態の実施例を示す平面図
【図4】図3のB−B断面図
【図5】図3のC−C断面図
【図6】図3のD−D断面図
【図7】図3のE−E断面図
【符号の説明】
【0022】
1・・・折板式コンベアー 2・・・コンベアー架台
3・・・横向長尺踏板 4・・・踏板の角溝
5・・・踏板裏面の突出部の孔 6・・・鋼製板チェイン
7・・・チェインリンク板の孔 8・・・長尺串棒
9・・・チェインホイール 10・・・チェインホイール駆動軸
11・・・チェインガイドレール 12・・・往復型搬送設備
13・・・搬送設備架台 14・・・搬送設備駆動用減速機付モーター
15・・・搬送設備用駆動軸 16・・・ウォーム歯車
17・・・第一往復動用歯車 18・・・第二往復動用歯車
19・・・第一左円筒カム付歯車 20・・・第一右円筒カム付歯車
21・・・第二左円筒カム付歯車 22・・・第二右円筒カム付歯車
23・・・第一円筒カム付歯車のカム溝 24・・・第二円筒カム付歯車のカム溝
25・・・第一円筒カム用小車輪 26・・・第二円筒カム用小車輪
27・・・第一踏棒 28・・・第二踏棒
29・・・第一踏棒支持梁 30・・・第二踏棒支持梁
31・・・第一往復移動台 32・・・第二往復移動台
33・・・第一往復移動用リンク 34・・・第二往復移動用リンク
35・・・第一昇降台 36・・・第二昇降台
37・・・建物床用櫛型踏板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物床用櫛型踏板37の先端又は往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28の先端が差し込まれるよう、等ピッチの多数の角溝4をその上面に設けた横向長尺踏板3を並列して多数本並べて、その下に数本の鋼製板チェイン6を直交するように配置して、その横向長尺踏板3の裏面の突出部の孔5と鋼製板チェイン6のリンク板の孔7を長尺串棒8により串差しして取付けて鋼製板チェイン6と多数の横向長尺踏板3がすだれ状に組合わされて出来た屈曲可能な折板式コンベアーの構造
【請求項2】
請求項1に記載された折板式コンベアーに接続する搬送設備に於いて物差状鋼板の第一踏棒27を横向きに立て、同じ形状の第二踏棒28をそれに添わして重ねて立て、次にその踏棒の厚さと略同寸の空間をあけて、再び第一踏棒27、第二踏棒28、及び空間を繰り返して簀子状に配置した後、第一踏棒27は第一往復移動台31に取付けられた2本の第一踏棒支持梁29に立てた状態で固定して、第一昇降台35上を第一踏棒27の表手方向に滑動しうるようにして第一踏棒27の先端を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3上面の多数の角溝4又は建物床用櫛型踏板37の切込み部内に差し込んで往復運動させる構造とし、この差し込み前進のときは第一踏棒27の上面を折板式コンベアー1の横向長尺踏板3の上面より僅かに低くして前進させて横向長尺踏板3の角溝4内に差し込んだ後、直ちにその上面を横向長尺踏板3の上面より僅かに高く押し上げて、そのまま水平に後方まで引き戻し、この位置で僅かに低く下げ、再び前進させる周遊運動させ、又、第二踏棒28は同様に第二往復移動台32に取付けられた2本の第二踏棒支持梁30に固定し、第二昇降台36上を第二踏棒28の長手方向に滑動しうるようにすることにより、第二踏棒28も第一踏棒27と同じ回路を半周期遅れて周遊運動することにより折板式コンベアー1上の乗客又は積載物をこの往復型搬送設備12の第一踏棒27及び第二踏棒28上、引きずり込んで乗り移らせることが可能になり、又、この往復型搬送設備12の上より建物床用櫛型踏板37又は折板式コンベアー1上に送り出すことを可能にするため、一台の減速機付モーター14の前後の駆動軸に取付けた各々1個のウォーム歯車16を中心とした6個の歯車群、2組の機構で第一踏棒27及び第二踏棒28の周遊運動を支持するように、即ちウォーム歯車16により両側の二個の往復動用歯車17及び18を同時に回転し、更にこれに噛み合っている同歯数の四個の円筒カム付歯車19、20、21及び22も同時に回転させる構造とし、第一踏棒27を折板式コンベアー1又は建物床用櫛型踏板37に向かい前進させるときは第一往復動用歯車17の回転により第一往復移動用リンク34を介して第一往復移動台31を左へ押し進め、第一踏棒27の先端が最左位置に達すると第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20はそれぞれこれらに噛み合うカム用小車輪25を押し上げ、従って第一昇降台35は押し上げられ第一往復移動台31従って第一踏棒27は僅かに押し上げられ、そのまま回転する第一往復動用歯車17により、第一往復移動用リンク33を介して水平に後方まで引き戻され、同時に回転する第一左円筒カム付歯車19と第一右円筒カム付歯車20により僅かに引き下げられ、次にそのまま第一往復動用歯車17の回転により前方に押し出される運動を繰り返す、同時にウォーム歯車16に噛み合って駆動されている同形状の第二往復動用歯車18及び第二左円筒カム付歯車21及び第二右円筒カム付歯車22の作動により第二踏棒28も同じ回路を半周期遅れて周遊運動しうるようにした往復動型搬送設備の構造。
【請求項3】
請求項1に記載した折板式コンベアー1の両端に請求項2に記載した往復動型搬送設備12を接続して、更に該搬送設備12の外側、両端に建物床用櫛型踏板37を配置することにより、乗客は中速運転の往復動型搬送設備12に乗り込み、次に高速運転の折板式コンベアー1に乗り移ることにより折板式コンベアー1の運行速度を引上げ、又折板式コンベアー1より中速の往復動型搬送設備12に乗り移った後、建物床に安全に降りうるようにした高低速複合搬送設備の構造

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−42930(P2010−42930A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−234005(P2008−234005)
【出願日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【出願人】(000203896)
【Fターム(参考)】