説明

拒絶反応抑制剤

【課題】患者の免疫力を低下させることなく、臓器移植時の拒絶反応を抑制する拒絶反応抑制剤を提供する。
【解決手段】拒絶反応抑制剤は、2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドを、点滴液に混合したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、生体内に棲息する超微生物であるソマチッドを利用した拒絶反応抑制剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ソマチッドは、例えば非特許文献1に記載されるように、人体内、主として血液内のソマチッドは、図10に参照されるように、原始相ソマチッド1から、胞子2、二重胞子3、バクテリア形態4、二重バクテリア形態5、棒状形態6、二重胞子を持つバクテリア形態7、粒状の二重胞子を持つバクテリア形態8、球状の細菌形態9、10、破裂状態11、酵母形態12、子のう胞子形態13、子のう形態14、菌糸体形態15、菌糸体破裂状態16を経て、最初の原始相ソマチッド1に戻るいわゆるソマチッドサイクルを繰り返すとされている。
【0003】
前記子のう形態13からは、環境が良好でない場合、符号17A、17Bで示される耐性菌糸体形態になる。又、菌糸体形態15からは、環境が良好でない場合、符号18で示される繊維状の葉状体となる。
【0004】
健康状態も良く、特に免疫力の高い人の血液中で、ソマチッドは殆んど原始相である。このような状態から、例えば、人が、強い薬剤を飲んだり、アルコール類を飲用した場合には、原始相ソマチッド1は血小板や赤血球の内部に入り込む。即ち、ソマチッドにとって環境が不利に働いた結果、一時的に、血小板や赤血球内に避難していると考えられている。更には、バクテリア形態4以降の状態となる。
【0005】
上記原始相ソマチッド1は、血液中にあるとき、生体内のあらゆるところに自在に侵入することが可能であり、具体的には、細胞膜を通って、内部のミトコンドリアまで到達し、このミトコンドリアに電子を供給して、クエン酸サイクルのトリガとしていると考えられている。
【0006】
一般的に、原始相ソマチッドが血液中に多量に存在したとき、その原始相ソマチッドの上記のようなミトコンドリアとの関係から、生体の免疫力はかなり向上する。
【0007】
しかしながら、上記のように、血液の僅かな変化によって、ソマチッドは、退避行動を示したり、場合によっては、自ら殻を形成して、その内部に多量に避難してしまうので、例えば、自然界から抽出した原始相ソマチッドを多量に摂取した場合でも、環境の僅かな変化によってソマチッド本来の機能を充足することができない状態となってしまう。
【0008】
一方、腎臓や肝臓等の臓器移植が普及してきているが、臓器移植の場合、患者側の免疫系が、ドナーから移植された臓器を攻撃する拒絶反応が問題となっている。
【0009】
通常、この拒絶反応を抑制する薬剤は、患者の免疫系の機能を低下させるものであり、細菌やウィルスの感染を抑制するためには、患者を隔離状態としたりする必要がある。
【0010】
【非特許文献1】ガストンネサン著、完全なる治癒(発行所:徳間書店)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明者は、2000〜2500万年前の貝化石に古代ソマチッドが存在することを見出し、その研究の結果、古代のソマチッドが、生体内の環境変化に強く、人が日常生活において受ける血液の環境変化、例えば飲酒、薬剤の摂取等によっても、退避行動を示さないことを見出した。
【0012】
又、本発明者等は、拒絶反応には、人体内に棲息する超微生物であるソマチッドが深く関与していることを見出した。
【0013】
本発明者等は、鋭意研究の結果、貝化石から取出した古代ソマチッドを用いて、拒絶反応を抑制できることを見出した。又、ドナーの血液から採取したソマチッドを患者のための拒絶反応抑制剤とできることを見出した。
【課題を解決するための手段】
【0014】
即ち、以下のような拒絶反応抑制剤により上記目的を達成することができる。
【0015】
(1)2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドを、点滴液に混合してなる拒絶反応抑制剤。
【0016】
(2)2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドを、臓器移植予定者から採取したリンパ液及び血漿の少なくとも一方と混合してなる拒絶反応抑制剤。
【0017】
(3)点滴液に、ドナーの血液から採取したソマチッドを混合してなる拒絶反応抑制剤。
【0018】
(4)前記ソマチッドは、前記血液から分離された血漿からソマチッドを含む抽出液を抽出し、この抽出液を乾燥して結晶状粉末とし、更に、この結晶状粉末を蒸留水に入れ、ブドウ糖と石灰酸を入れて濾過して形成した結晶形状であることを特徴とする(3)に記載の絶反応抑制剤。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、拒絶反応抑制剤中の古代ソマチッドが、患者の、機能低下あるいは減少してしまったソマチッドを補強して、拒絶反応を抑制することができる。又、ドナーの血液から採取したソマチッドを臓器移植前に、拒絶反応抑制剤として患者に注入しておくと、臓器移植の際に拒絶反応を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
最良の実施の形態に係る拒絶反応抑制剤は、点滴液に、貝化石から取り出したソマチッド含有水を混合して拒絶反応抑制剤を形成し、上記目的を達成するものである。
【実施例1】
【0021】
次に、本発明の実施例1に係る拒絶反応抑制剤について説明する。
【0022】
この拒絶反応抑制剤は、2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドと、点滴液とを混合して形成されたものである。
【0023】
まず、上記実施例1の拒絶反応抑制剤に用いる古代ソマチッドの採取方法を、図1(フローチャート)を参照して説明する。
【0024】
ステップ101において、約2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石(以下貝化石)を、0.1〜5μmの粒径の微粒子に加工する。
【0025】
次にステップ102において、前記微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で、水と混合する。
【0026】
ステップ103では、前記微粒子と水の混合液を、例えばガラス容器内に、少なくとも4時間保持する。
【0027】
次のステップ104では、前記少なくとも4時間を経過した混合液から、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物と上澄液とを、例えばフィルタにより分離して、ステップ105において容器に入れて、上澄液を古代ソマチッド含有水とする。
【0028】
この古代ソマチッド含有水には原始相の古代ソマチッドが含まれていて、例えば加熱や放置により、水分を蒸発させることができるが、この場合、古代ソマチッドは、環境の変化によって、その形態を原始相ソマチッド以外の他の形態に変化する恐れがある。従って、古代ソマチッドは、古代ソマチッド含有水のままで保持するのが良い。
【0029】
前記カミオニシキ貝は、現代の帆立貝に似た2枚貝であり、貝化石の中では、貝殻の基質を利用して殻を作って、その中で休眠状態となっていることが、本発明者によって見出された。
【0030】
この古代ソマチッドは、化石となる前には、カミオニシキ貝の肉質部で活動していたものであり、共生していたカミオニシキ貝の細胞死に際して、その避難し休眠する場所を貝殻部分に求めたものと推定される。
【0031】
上記のように、貝化石を、0.1〜5μmの粒径の微粒子とする意味は、粒径が5μmを超えた場合は、複数のソマチッドがその内部にいる殻の表面を暴露することが困難であり、当然、6μmあるいはそれ以上であってもいくらかの殻の表面が微粒子の表面に現われているが、その場合は、殻の中から古代ソマチッドを回収する歩留まりが大幅に低下してしまう。微粒子の粒径が5μmの場合は、ほぼ確実に、ソマチッドが休眠している殻を微粒子の表面に露出させることができるので、回収率が高い。
【0032】
又、貝化石を0.1μm以上の粒径の微粒子とする理由は、このような炭酸カルシュウムを主成分とする貝化石等を0.1μ以下とする粉砕微粒子化作業は非常に高コストとなり、且つ、特殊な装置を用いなければ粒径を小さくすることができないからである。
【0033】
又、微粒子と水の混合液を少なくとも4次間以上保持する工程は、理想的には24時間であるが、4時間保持すれば、かなりの歩留まりで殻の中から原始相の古代ソマチッドが現われるからである。
【0034】
ここで、理想的には、前記微粒子と混合する水は、マイナスイオン水とするのが良い。このマイナスイオン水は、1cc中のマイナスイオン数が80000〜150000程度とされているのが良い。
【0035】
マイナスイオン水とすると、このマイナスイオン水中に多量に含まれる電子が、古代ソマチッドの餌となるので、古代ソマチッドにとっては、マイナスイオン水は良好な環境となる。このため、古代ソマチッドは殻を破って容易にマイナスイオン水中に飛び出してくる。
【0036】
又、このマイナスイオン水は、具体的には、ブラックシリカと称されるケイ素を主成分とする化石を、粒径が5〜10μmの粒子として、この粒子に少なくとも2時間水を接触させることによって形成すると良い。このブラックシリカの微粒子は、多量の電子を放出するので、これに接触する水は、迅速にマイナスイオン水となる。
【0037】
なお、上記マイナスイオン水は、例えば、市販のアルカリイオン整水器等を利用して形成しても良いが、本発明者の実験によれば、ブラックシリカの粒子によって形成したマイナスイオン水が最も良い結果をもたらした。
【0038】
又、前記貝化石の微粒子と混合する水に、酢酸、希塩酸、クエン酸、リンゴ酸を含む、人体に無害な弱酸のいずれか少なくとも一種類を溶かしておくと良い。
【0039】
本発明者の実験によれば、これらの弱酸を溶かした水と貝化石の微粒子とを混合すると、ブラックシリカによるマイナスイオン水ほどではないが、効率良く、原始相の古代ソマチッドを採取することができた。
【0040】
上記のように、原始相の古代ソマチッドを含むソマチッド含有水を点滴液に混合して、これを拒絶反応抑制剤とする。
【0041】
この拒絶反応抑制剤は、患者に、臓器移植手術前に点滴液と同様に点滴しておくと、血液中に多くの古代ソマチッドが入り込んで、患者の免疫力が向上する。
【0042】
一般的に、臓器移植が必要となるような患者は、免疫力が低下していて、その患者固有のソマチッドの原始相を維持することが困難であり、且つその数も減少している。
【0043】
又、拒絶反応抑制剤中の古代ソマチッドが血液中に分散していくと、当該患者の免疫系は、この古代ソマチッドを自己本来のソマチッドとは異なるソマチッドであることは認識するが、これを異物としては認識しない。
【0044】
更に、患者本来のソマチッドはもともと活性が低く、且つ数も減少しているので、古代ソマチッドが、患者本来のソマチッドの一部と入れ替わり、且つ、数を補充する。
【0045】
この状態で、臓器移植をすると、移植された臓器中に古代ソマチッドが侵入し、あたかも、その臓器固有のソマチッドのように振舞う。
【0046】
従って、患者の免疫系は、移植された臓器を異物と認識することがなく、拒絶反応が発生しないか、あるいは古代ソマチッドの侵入が十分でない部分のみに弱い拒絶反応を示すこととなる。
【実施例2】
【0047】
次に、本発明の実施例2に係る拒絶反応抑制剤について説明する。
【0048】
この実施例2に係る拒絶反応抑制剤は、臓器移植予定者(患者)から採取したリンパ液及び血漿の少なくとも一方と、前記のように採取した古代ソマチッドとを混合して形成されたものである。
【0049】
この場合、前記リンパ液あるいは血漿は、古代ソマチッドを混合することによって、その活性が大幅に増大されることになる。
【0050】
このような拒絶反応抑制剤を、臓器移植手術前に、例えば注射により患者に注入しておくと、リンパ液あるいは血漿は迅速に拡散して、含まれる古代ソマチッドも、人体各部に侵入する。
【0051】
この状態で、臓器移植をすると、移植された臓器中にも前記注入された古代ソマチッドがリンパ液あるいは血漿と共に入り込んで拡散し、患者本来のソマチッドを補強したり、入れ替わることになる。
【0052】
このため、移植された臓器を異物として、免疫系がこれを攻撃することがなく、あるいは攻撃しても僅かであり、拒絶反応は大幅に抑制されることになる。
【実施例3】
【0053】
次に、本発明の実施例3に係る拒絶反応抑制剤について説明する。
【0054】
この拒絶反応抑制剤は、点滴液に、ドナーの血液から予め採取したソマチッドを混合したものである。
【0055】
ここで、前記ドナーの血液から採取したソマチッドは、図2に示されるような過程を経て粉末状とされたものである。
【0056】
即ち、ステップ201において、ドナーの血液から血漿を分離し、ステップ202において、この血漿からソマチッドを含む抽出液を抽出し、ステップ203において、前記抽出液を乾燥して結晶状粉末とし、ステップ204において、前記結晶状粉末に蒸留水を入れ、ステップ205において、更にブドウ糖と石炭酸を入れて、ステップ206において、上記ブドウ糖と石炭酸及び結晶状粉末を入れた蒸留水を濾過して残った成分が粉末状のソマチッドとなる。
【0057】
更に詳細には、患者の静脈から採取した血液を、遠心沈殿法によって血球と血漿とに分離する。次に、分離した血漿を5%ポリタミン(培養液)の中で培養すると、10〜20日で点状から球菌状、桿菌状の細胞が発育してくる。
【0058】
次に、前記桿菌をダンク培養液、活性炭、メタノール等によって殺菌吸着等を繰り返して、有効物質を抽出し、その抽出液を乾燥すると結晶状の粉末ができる。
【0059】
これを1%の割合で蒸留水に入れて、更にブドウ糖及び石炭酸を少し加えて十分に濾過して、残った細菌を取り除くと、白色針状の結晶を含む、結晶状粉末となり、ここには、多量のソマチッドが含まれている。
【0060】
これを点滴液と混合して、臓器移植前に患者に注入すると、ドナーのソマチッドは患者の体内で血液と共に流れ、拡散し、患者の減少したソマチッドを補充し、且つ活性の低下したソマチッドの代替となる。
【0061】
この状態で、ドナーから臓器を移植すると、この移植臓器に含まれるソマチッドは前記のドナーの血液から採取したソマチッドと同一であるので、患者の免疫系は臓器を異物と認識することがなく、従って拒絶反応は抑制される。
【0062】
上記のような、血漿から結晶状粉末を製造する方法としては、例えば特許第235510号の発明がある。この発明において、発明者は、結晶状粉末を抗生物質として定義付けているが、本発明者の実験によれば、これは、ソマチッドの粉末であることが分かった。
【0063】
なお、上記実施例1及び2において、用いた古代ソマチッドは、古代ソマチッド含有水であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、上記実施例3の場合と同様に、古代ソマチッド含有水から生成した結晶状粉末を用いていてもよい。
【0064】
即ち、図3に示されるように、ステップ301において、古代ソマチッド含有水を乾燥して結晶状粉末とし、ステップ302において、この結晶状粉末を蒸留水に入れ、ステップ303において、ブドウ糖と石炭酸を入れ、ステップ304において、濾過して、細菌を除去した結晶形状のものが、粉末状の古代ソマチッドとなる。
【0065】
[例]
本発明者は、貝化石の微粒子と、マイナスイオン水とを接触させて、その上澄液から古代ソマチッド含有水を形成し、それを、位相差顕微鏡によって観察した。
【0066】
その観察結果は、図4〜9に示される。
【0067】
これらの図に示されるように、古代ソマチッド30は原始相であって、その大きさは約150nmであり、図4の状態から図5の状態、図5から図6の状態のいずれの場合でも、約2秒の間隔で撮影したものであり、原始相の古代ソマチッドが活発に移動していることが分かる。この場合、本発明者の観測によれば、移動速度は図4から図5で秒速10μm、図5から図6では秒速1μm程度である。なお、古代ソマチッド30の周囲は粒子状炭酸カルシウムの集合体である。
【0068】
又、本発明者が、原始相であることを確認した古代ソマチッドを含む水に、前記炭酸カルシュウム等の沈殿物を加え、且つここにアルコールを水1ccに対して100%エチルアルコール5ccを注入しても、原始相の古代ソマチッドは、その移動を停止することがなかった。これに対して現代人の血液から採取したソマチッドに同様の試験を行なうと、現代ソマチッドは、その動きを全く停止してしまった。
【0069】
図7〜9は、直径2μmの殻を被ったままの原始相の古代ソマチッド32を2秒間隔で位相差顕微鏡で、撮影したものであるが、これらから、古代ソマチッドが、5μm/秒で移動していることが分る。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の実施例1に係る拒絶反応抑制剤に用いる古代ソマチッドの採取方法を示すフローチャート
【図2】実施例3に係る拒絶反応抑制剤に用いる結晶状のソマチッドを形成する過程を示すフローチャート
【図3】古代ソマチッド含有水から粉末状の古代ソマチッドを生成する過程を示すフローチャート
【図4】原始相古代ソマチッドの、位相差顕微鏡による観察結果を示す写真
【図5】同写真から2秒後のソマチッドを撮影した写真
【図6】更に2秒後のソマチッドを撮影した写真
【図7】殻付原始相古代ソマチッドの、位相差顕微鏡による観察結果を示す写真
【図8】同写真から2秒後のソマチッドを撮影した写真
【図9】更に2秒後のソマチッドを撮影した写真
【図10】ソマチッドサイクルを模式的に示す平面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドを、点滴液に混合してなる拒絶反応抑制剤。
【請求項2】
2000〜2500万年前に棲息したカミオニシキ貝の化石である貝化石を0.1〜5μmの粒径の微粒子とし、この微粒子の貝化石1gに対して少なくとも5ccの割合で水と混合し、前記微粒子と水の混合液を少なくとも4時間保持してから、炭酸カルシュウムを主成分とする沈殿物から分離された上澄液からなる古代ソマチッド含有水、又は、これから抽出した粉末状のソマチッドを、臓器移植予定者から採取したリンパ液及び血漿の少なくとも一方と混合してなる拒絶反応抑制剤。
【請求項3】
点滴液に、ドナーの血液から採取したソマチッドを混合してなる拒絶反応抑制剤。
【請求項4】
請求項3において、
前記ソマチッドは、前記血液から分離された血漿からソマチッドを含む抽出液を抽出し、この抽出液を乾燥して結晶状粉末とし、更に、この結晶状粉末を蒸留水に入れ、ブドウ糖と石灰酸を入れて濾過して形成した結晶形状であることを特徴とする拒絶反応抑制剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図10】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−321774(P2006−321774A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−148797(P2005−148797)
【出願日】平成17年5月20日(2005.5.20)
【出願人】(505096977)株式会社恒常 (3)
【出願人】(505188054)
【Fターム(参考)】