指保護レバー

【課題】運転中の転倒や，衝突事故を起こしたときに，運転者の指を保護する構造を持ったブレーキレバーを有する自転車やバイクを提供する。
【解決手段】自転車やバイクのブレーキレバー４に前方又は下方に金属製の指のガード部１を設け，手袋をしていても楽に指が入る空間部２を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【００１】
この発明は，自転車やバイクの運転中に転倒等による指の切断や，損傷することを防止する構造を有する自転車及びバイクのブレーキレバーと，クラッチレバーに関するものである。
【背景技術】
【００２】
従来，自転車及びバイクのブレーキレバーと，クラッチレバーはシンプルな構造のものがあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【００３】
これは次のような欠点があった。
（イ）ブレーキレバーを握った状態で転倒したとき，路面とブレーキレバーに指に挟まれ，指の切断や損傷することがあった。
（ロ）手袋をして運転しているとブレーキレバー等を握った指が滑り抜けることがあった。
本発明は，これらの欠点を除くためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【００４】
ブレーキレバーとクラッチレバーの構造を握り手の部分を取り囲む指のガード部（１）を設け，指が入る空間部（２）を設けることで転倒や接触事故のときに路面や車等に指が挟まれないようにする。指を囲っている外側の部分が先に接触し衝撃を吸収することで指を保護する。
本発明は，以上のような構成からなる自転車及びバイクである。
【発明の効果】
【００５】
発明は以上のような構造で，老人や子供のように咄嗟の行動がとれない人の転倒事故等による，指の切断や損傷防止には効果があり，低価格で生産できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００６】
以下，本案の実施の形態について説明する。
（イ）自転車のハンドル部分の下部にブレーキレバーのある一般的な自転車の場合は，ブレーキレバーの指のガード部（１）と指が入る空間部（２）は路面に面した側に設ける。
（ロ）自転車やバイクでブレーキレバー等が前方に向いている場合は，指のガード部（１）と指が入る空間部（２）は前方側に設ける。
【図面の簡単な説明】
【００７】
【図１】本発明の一部を切り欠いた側面図である。
【図２】本発明の一部を切り欠いた斜視図である。
【図３】本発明の（００６）の（ロ）のバイクの場合の本発明の一部を切り欠いた平面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
【００８】
１指のガード部２指が入る空間部３ハンドル４ブレーキレバー

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ブレーキレバー及びクラッチレバーの握り手部分に指のガード部（１）と，指が入る空間（２）を設けた自転車及びバイク。

【図１】