説明

掃除機捕虫器

【課題】清潔な空間を必要とする部屋でこの装置を使って翅をもった虫を捕獲し、清潔な環境を維持するために掃除機を利用した掃除機捕虫器を提供する。
【解決手段】小型電動掃除機(7)を利用する。多種のサイズの掃除機吸い込み口に対応するため特製の伸縮性があるゴムの材料で接続する掃除機取り付け用具(8)を造った。虫を外に逃がさない為の弁を付けた掃除機取り付け用具(8)に掃除機(7)を固定する。又その前面に電灯(5)、センサ(6)、時限タイマ(4)を付けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電灯に集まった虫を市販の小型電動掃除機を利用して掃除機取り付け用具に固定した、センサと時限タイマを使った掃除機捕虫器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の翅をもった虫の捕獲は、虫の動きに殆んど依存した捕獲であった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の捕獲器の多くが虫の動きを利用する捕獲で効果が充分でなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
屋内等に侵入した虫を集めるために電灯(5)を点ける。集まった虫は小型電動掃除機(7)で吸い取る。小型電動掃除機(7)は外に出られなくする弁を付けた掃除機取り付け用具(8)に固定する。また小型電動掃除機(7)は効率よく作動させるためにセンサ(6)と時限タイマ(4)を利用する。本発明は、以上の構成よりなる掃除機捕虫器である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)掃除機の起動にセンサや時限タイマを使ったことで虫を効率よく捕獲することが出来る。
(ロ)掃除機取り付け用具を作成したことで多種の掃除機吸い込み口の口径ににあうようになる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の各器具の配置図である。
【図2】 本発明の電気配線図である。
【図3】 本発明の掃除機取り付け用具である。
【図4】 本発明の掃除機取り付け用具である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
小型電動掃除機(7)の吸入口を特製の掃除機取り付け用具(8)に固定する。又その前面に電灯(5)とセンサ(6)、時限タイマ(4)を設置する。
電灯(5)はケミカルランプで市販の小型のものである。整流器(1)、センサ(6)、タイマ(4)は市販のものである。
以上ものを図1のように配置する。
本装置を天井近くに設置して電源を入れる。捕獲された虫は随時処分する。
【符号の説明】
【0009】
1 整流器 時限タイマ.センサの電源用
(6V.24V)
2 コンセント AC100V配線用
3 電源スイッチ AC100Vのスイッチ
4 時限タイマ スタートスイッチでリレーON、一定時間(1〜1000秒)後にOFFとなる。
5 電灯 虫が集まる光を出すケミカルランプ(FL4BL)
6 センサ ハエや蛾等の虫がセンサの光を横切ることに反応をすることを利用して掃除機の電源を自動で入れる為に使用する。比較的に安価で高性能であるファイバセンサを使用する。
7 小型電動掃除機 市販の低騒音で小型の電動掃除機
8 掃除機取り付け用具
多種のサイズの掃除機吸い込み口に対応するため伸縮性があるゴム等の材料で接続する道具を造った。捕獲した虫を外に逃がさない為の弁を付けた掃除機取り付け用具である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
小型電動掃除機の吸入口を特製の掃除機取り付け用具(8)に固定する。
又その前面に電灯(5)とセンサ(6)、時限タイマ(4)を設置する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−94164(P2013−94164A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254389(P2011−254389)
【出願日】平成23年11月2日(2011.11.2)
【出願人】(511283505)
【Fターム(参考)】