説明

接合構造体

【課題】構造体内に高圧水素ガスが供給される接合構造体において、溶接による接合部に水素ガスが接触しないようにして水素脆化の発生を防止することができる接合構造体を提供する。
【解決手段】センサチューブ2の直管部2aに筒状の接合管3を嵌着し、マニホールド4の上面側から取付孔7に挿入する。センサチューブ2と接合管3とを、ロウ付による接合部21a〜21dによって接合する。接合管3とマニホールド4とを、溶接による接合部22a、22bによって接合する。センサチューブ2に嵌合したシール部材23を、マニホールド4の取付孔の側面とセンサチューブ2の外側面によって支持されるように配設する。これにより、水素ガスが流される流路と隔絶された空隙25を形成することができ、溶接部22a、22bへの水素ガスの接触を防ぐことができる。空隙25には水素ガス以外の流体を、水素ガスの圧力値よりも高い圧力値になるように充填する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2以上の部材が接合された接合構造体であって、その構造体内に流体が供給される接合構造体に関する。特に、流体が供給された管路を振動させて流体の物理量を測定する振動式測定装置に用いるのに適した接合構造体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
接合構造体の一形態である振動式測定装置としては、例えば、コリオリ式質量流量計と振動式密度計がある。コリオリ式質量流量計は、被測定流体が通過する一対のセンサチューブを加振器により振動させ、流量に比例したコリオリ力によるセンサチューブの変位をピックアップ(振動センサ)により検出する構成となっている。振動式密度計は、コリオリ式質量流量計と同様の構成で、センサチューブが被測定流体の密度に応じた周波数で振動することを利用して、被測定流体の密度を検出するようになっている。
【0003】
下記に示す特許文献1には、配管とこの配管に嵌合された接続部材とをロウ付によりすみ肉接合し、接続部材の嵌合された配管を継手部材の取付孔に差込んで接続部材と継手部材とを溶接によりすみ肉接合した配管構造体について開示されている。具体的には、コリオリ式質量流量計として構成された振動式測定装置が挙げられ、一対のセンサチューブ、筒状の接続部材、マニホールドが、それぞれ配管、接続部材、継手部材に相当している。そして、このように構成されたコリオリ式質量流量計のセンサチューブ内に被測定流体としての高圧水素が流される。
【0004】
【特許文献1】特開2007−93445号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された振動式測定装置の構造では、流される水素の圧力が高い為、マニホールドの取付孔と取付孔に差込んだ接続部材との間から水素ガスが漏れ出し、漏れ出した水素ガスが接続部材とマニホールドとの溶接部に接触して、溶接部が水素脆化を起こす虞があった。この不具合を防止する為に、特許文献1の発明では接続部材とマニホールドとの間にシール部材を配設しているが、このようにシール部材を設けた場合であっても、シール部材と接続部材あるいはマニホールドとの隙間に水素ガスが流れ込み、溶接部の水素脆化を防ぐことはできなかった。
【0006】
自動車の新燃料として、水素を燃料とする燃料電池が注目されている。水素は、高圧ガスの形で自動車に搭載することが一般的であるが、高圧の水素ガスは、金属材料に対して水素環境脆化と呼ばれる損傷を引き起こすことが知られている。特に、溶接ビート部分については、素材部分に比べてその程度がより顕著であることが懸念されている。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、2以上の部材を溶接により接合した接合構造体で、その構造体内に流体(水素ガス)が供給される接合構造体において、溶接部に水素ガスが接触しないようにして水素脆化の発生を防止することができる接合構造体の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に係る接合構造体の発明は、本体部に形成された取付孔に締結部材が挿入され、接合部材を介して溶接またはロウ接により前記本体部と前記締結部材とが接合され、前記本体部の取付孔内に水素ガスが流されるように構成されている接合構造体において、前記取付孔に挿入された締結部材に嵌合してシール部材を前記取付孔と前記締結部材によって支持されるように設け、前記本体部と前記接合部材との溶接部と、前記シール部材との間に空隙を形成し、該空隙に、前記水素以外の流体を充填したことを特徴とするものである。
【0009】
このように構成した接合構造体においては、取付孔に挿入された締結部材を本体部に接合したことにより、取付孔を通過して本体部の外へ漏れ出す水素ガスをなくすことができ、また、締結部材に嵌合したシール部材を設けたことにより、取付孔に挿入した締結部材の挿入方向に対して挿入先側の空隙(第1の空隙)と挿入後側の空隙(第2の空隙)とに取付孔内を分離することができる。シール部材は、その外側を取付孔の側面により、また、その内側を締結部材の側面により支持されるように配設されているので、第1の空隙から第2の空隙への水素ガスの流入を抑えることができる。第2の空隙は、本体部と接合部材との溶接部と、シール部材との間に形成されており、その空隙内には水素ガス以外の流体が充填されるため、充填された流体の圧力によりシール部材は第1の空隙の方向に付勢されるので、第1の空隙から第2の空隙への水素ガスの流入をより確実に抑えることができる。ここで、本体部の取付孔に挿入される締結部材は、取付孔をふさぐことができる部材であれば良く、例えば、取付孔に嵌入されるボルトのような部材であっても、また、水素ガスの流路となる配管のような部材(振動式測定装置に用いられるセンサチューブ等)であってもよい。また、溶接により接合される本体部と接合部材の材料には、接合強度の大きさによる溶接不具合(溶接部分の割れ)を生じる虞のない同種の材料を使用することが望ましい。
【0010】
また、請求項2に係る接合構造体の発明は、請求項1に記載の発明において、前記充填された流体による空隙の圧力値は、前記水素ガスが流れる取付孔内の圧力値よりも高い値に設定されていることを特徴とするものである。このような圧力値の設定により、空隙内への水素ガスの流入をより確実に防ぐことができる。
【0011】
また、請求項3に係る接合構造体の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記シール部材は、ピストンによって構成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る接合構造体によれば、本体部と接合部材との溶接部と、締結部材に嵌合したシール部材との間に、上記溶接部に接触している空隙を形成し、その空隙に水素以外の流体を充填したことにより、構造体内に流される水素ガスの上記空隙内への流入を防ぐことができ、水素ガス接触による溶接部の水素脆化を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係る接合構造体の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明に係る接合構造体を備えた振動式測定装置を示したものである。図1は、振動式測定装置の概略斜視図であり、図2は、図1の接合構造部を示す一部断面図である。この形態の振動式測定装置は、コリオリ式質量流量計として用いる場合を示している。
【0014】
コリオリ式質量流量計Sは、振動する一対の配管(締結部材)1、2をセンサチューブとして使用しており、このセンサチューブ1、2がマニホールド(本体部)4に接合される構成を有している。センサチューブ1、2内には、被側流体として84MPa以上に圧縮された水素ガスが流されるが、正確な質量流量を測定するためにはチューブの肉厚を極力薄くすることが求められる。しかし、薄肉としたセンサチューブ1、2をマニホールド4と接合する場合、直接、溶接により接合する接合方法では、薄肉部分の材質の変化および変形により、耐圧を維持することが困難になる。このため、センサチューブ1、2は、接合管(接合部材)3と称する継手材を介してマニホールド4に接合されている。
【0015】
センサチューブ1、2は、それぞれの両端側の直管部を1a,1b、2a,2bとすれば、1aと1b間、2aと2b間にそれぞれ3つのU字曲げを組合せた異形の曲げ部1c、2cを有している。また、センサチューブ1、2の各直管部1a,1b、2a,2bは、マニホールド4に近接する位置で相互に固定板9により拘束され、さらに、センサチューブ1、2の曲げ部1c、2cは相互に補強板10により補強されている。
【0016】
センサチューブ1、2の上部には、被側流体の流入側直管部1a、2aと、流出側直管部1b、2bとの間に介在して、各センサチューブ1、2をそれぞれ振動させる一対の加振器11、12が配設されている。各加振器11、12は、円筒形状のコイルとこのコイルに挿入された棒状のマグネットとから構成されており、それらの配置は、一対のセンサチューブ1、2間で逆向きとなっている。また、センサチューブ1、2の流入側直管部1aと2aとの間、および流出側直管部1bと2bとの間に介在して、センサチューブ1、2の振動を検出する一対のピックアップ(振動センサ)13、14が配設されている。ピックアップ13、14は、板状をなすコイルとこのコイルを受入れる凹部を有するコ字形のマグネットとから構成されている。
【0017】
各加振器11、12のコイルには、センサチューブ1、2の固有振動数にほぼ等しい振動数の交番的な電流が供給され、この電流供給によりマグネットに対して吸引力および反発力が作用し、両者の電磁的な相互作用によって一対のセンサチューブ1、2が固定板9を支点に振動する。一方、各ピックアップ13、14は、コイルとマグネットとの間に相対変位が生じると、コイルに電磁誘導電流が流れ、一対のセンサチューブ1、2の振幅に応じた大きさの検出信号を出力する。
【0018】
センサチューブ1、2には、上述したように84MPa以上の圧縮された水素ガスが流される為、その材料としては、少なくともニッケル24〜27重量部、クロム13〜16重量部、モリブデン1.0〜1.5重量部、チタン1.9〜2.4重量部、炭素含有量0.08重量部以下であって、オーステナイト組織を持つ鉄基合金の継目無し管を使用する。この組成を有する材料としては、例えば、SUH660相当のA−286材等が挙げられる。また、接合管3の材料としては、オーストナイト系のステンレス材であって、特に、モリブデンを含有し、炭素含有量の低いものを使用する。例えば、SUS316L材等を挙げることができる。また、マニホールド4の材料としては、上記接合管3の材料と同様に、オーストナイト系のステンレス材であって、特に、モリブデンを含有し、炭素含有量の低いものを使用する。例えば、SUS316L材等を挙げることができる。
【0019】
マニホールド4には、図1の破線で示されるように、その上面側から下面側まで貫通する孔が形成されており、その孔の上面側部がセンサチューブ取付孔7、8(以下、単に“取付孔”という)となっている。取付孔は、挿入されて接合されるセンサチューブの数と同じ数だけ形成されており、センサチューブ1の両端部が挿入される取付孔2個とセンサチューブ2の両端部が挿入される取付孔2個の合計4個が形成されている。センサチューブ1、2は、それぞれの直管部1a,1b、2a,2bに筒状の接合管3が嵌着され、マニホールド4の上面側から取付孔7、8に挿入されて、接合管3を介して取付孔の上面口付近でマニホールド4に接合されている。この接合によって取付孔7、8の上面口側はふさがれ、取付孔は、挿入されたセンサチューブと連通される。
【0020】
取付孔7、8の下面口は、被側流体である水素ガスの流入口5、流出口6として設けられており、流入口5から注入された水素ガスは、取付孔を流れ、さらに連通するセンサチューブへと流れる。このように、センサチューブが接合された後の取付孔(挿入されたセンサチューブの端部から流入口(または流出口)までの間の取付孔部分)は、水素ガスの流路として使用される。また、取付孔(以下、流路ともいう)は、概略、Y字状を有しており、分岐した2つの流路は、センサチューブ1、2それぞれの一端部に連通する。
【0021】
取付孔7、8に挿入された一対のセンサチューブ1、2は、接合管3を介して流入口5側の取付孔7と流出口6側の取付孔8とに差込んだ状態で対称的にマニホールド4に支持されている。図2は、図1に示された流入口5からの流路に連通する取付孔7であって、センサチューブ2の直管部2aが接合された状態を表わす一部断面図である。尚、センサチューブ1、2の他の接合部も同様の構造となっている。
図2に示されるように、センサチューブ2と接合管3とは、センサチューブの外周面と、センサチューブに嵌着された筒状の接合管3の内周面側の上下端面との間を、すみ肉接合してなる接合部21a〜21dによって一体化されている。また、接合管3とマニホールド4とは、接合管3の外周面と、マニホールド4の取付孔7の上面口部分との間を、すみ肉接合してなる接合部22a、22bによって一体化されている。
【0022】
ここで、センサチューブ2と接合管3とのすみ肉接合にはロウ付が、接続部材3とマニホールド4とのすみ肉接合には溶接(アーク溶接)がそれぞれ採用されている。ロウ付を採用することにより異種材料からなるセンサチューブ2と接合管3との相互間に材料の溶込みが起こらず、したがって薄肉のセンサチューブ2の材質は維持され、接合部21a〜21dに割れが生じることはない。また、ロウ付に伴う入熱も小さいので、薄肉のセンサチューブ2に変形が生じることもない。一方、溶接の採用により接合管3とマニホールド4との相互間には材料の溶込みが起こるが、両者は同一材料から形成されているので、材質変化を起こすことはなく、接合部22a、22bに割れ(溶接割れ)が生じることもない。また、溶接に伴う入熱はロウ付の熱に比べてかなり大きくなるが、接合管3とマニホールド4は厚肉構造となっているので、変形を生じることもない。これらの接合によって取付孔7の上面口はふさがれる。
【0023】
挿入・接合されたセンサチューブ2の先端部近傍には、上記接合部と、流路に流される水素ガスとを隔絶する為のシール部材23が設けられている。注入される高圧の水素ガスは、金属材料に対して水素脆化による損傷を引き起こす。特に、溶接部分に対してはその程度が顕著である。このため、特に接合管3とマニホールド4との溶接部22a、22bを水素ガスに接触させないことが必要となる。シール部材23は、略円筒形状を有しており、センサチューブ2に嵌合され、その外側面と内側面とをマニホールド4の取付孔の側面とセンサチューブ2の外側面によって支持されるように配設されている。具体的には、例えば、ピストンから成るシール部材を挙げることができる。また、シール部材23とマニホールド4及びセンサチューブ2との隙間をなくす為、シール部材23の外側面と内側面には封止手段24a、24bが設けられている。封止手段としては、例えば、ゴム製Oリング、リテーナ(バックアップリング)等を挙げることができる。
【0024】
このようにマニホールドの取付孔の上面口を接合によりふさぎ、また接合部と水素ガスの流路とを隔絶するシール部材を設けることによって、挿入されたセンサチューブ2とマニホールド4と接合管3とシール部材23と接合部とにより囲まれる空隙25が形成される。空隙25は、流入口5から通じる水素ガスの流路(これを第1の空隙とする)と隔絶された第2の空隙として形成される。マニホールド4の孔は、水素ガスの流路としての第1の空隙と、第1の空隙から隔絶された第2の空隙とに分離される。シール部材23の図2において下側、すなわち、第1の空隙側には、シール部材23の移動、つまり嵌合されているセンサチューブ2からの脱落を防止するためのストッパ26が設けられている。ストッパ26は、例えば、ネジ締結等によってマニホールド4に固定されている。
【0025】
第2の空隙25内には、水素以外の流体が充填される。充填された流体の圧力によってシール部材23が図2において下側方向、すなわち第1の空隙方向に付勢される。このときシール部材23の下側はストッパ26によって支持されるため、シール部材23の上下方向への移動は確実に規制される。第2の空隙25には、流体を充填する為の流体導入孔27が設けられている。流体は、例えば、図に示すようにマニホールド4の上面に導入口を設けて充填するようにしてもよい。尚、図1では、マニホールド4内の取付孔7、8を見易くするために流体導入孔の表示は省略している。
【0026】
流体導入孔27の導入口は、バルブ等の流体封止手段に接続され、流体導入孔27を介して第2の空隙25内に流体を導入することができる。流体封止手段としては、この他、図に示すようにボルトからなる流体封止手段28であってもよい。また、コンプレッサに接続して流体を充填するようにしてもよい。非常に長い期間、コリオリ式質量流量計を使用した場合には、シール部材や金属素材を透過する気体分子の相互拡散により、第2の空隙25内への水素ガスの混入が生じる。このため、一定基間の使用の後に第2の空隙25内の流体は、適宜、必要に応じて交換可能とし、その効果を持続することができるようにした。充填される流体は、気体もしくは液体であって良いが、好ましくは、気体であって、さらに乾燥したヘリウム、アルゴン、窒素等のいわゆる不活性気体であることがより好ましい。
【0027】
第2の空隙25に充填された流体による空隙内の圧力値は、第2の空隙に流される高圧水素ガスによる圧力値よりも高い値に設定される。このような圧力値の設定により、水素ガスの圧力によってシールド部材23が上側に押し上げられる力よりも、第2の空隙25に充填された流体の圧力によってシールド部材23が下側に押し下げられる力の方が大きい為、シールド部材23は、その下側をストッパ26に支持された状態の位置に保持され、上方に移動することもない。また、シール部材23とセンサチューブ2あるいはマニホールド4との間に僅かな隙間が生じたとしても、第2の空隙25内の流体の圧力の方が第1の空隙内の水素ガスの圧力よりも高い為、その隙間から水素ガスが第2の空隙25側に流れ込むことはなく、水素ガスが第2の空隙25内の接合部(特に溶接部)に接触することはないので、溶接部の水素脆化による損傷の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明に係る接合構造体を適用したコリオリ式質量流量計の全体構造を示す斜視図である。
【図2】図1の、センサチューブの直管部がマニホールドに接合された状態を表わす一部断面図である
【符号の説明】
【0029】
1、2 センサチューブ(締結部材)
1a,1b、2a,2b 直管部
3 接合管(接合部材)
4 マニホールド(本体部)
7、8 取付孔
21a〜21d 接合部(ロウ付)
22a、22b 接合部(溶接部)
23 シール部材(ピストン)
25 空隙



【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部に形成された取付孔に締結部材が挿入され、接合部材を介して溶接またはロウ接により前記本体部と前記締結部材とが接合され、前記本体部の取付孔内に水素ガスが流されるように構成されている接合構造体において、
前記取付孔に挿入された締結部材に嵌合してシール部材を前記取付孔と前記締結部材によって支持されるように設け、前記本体部と前記接合部材との溶接部と、前記シール部材との間に空隙を形成し、
該空隙に、前記水素以外の流体を充填したことを特徴とする接合構造体。
【請求項2】
前記充填された流体による空隙の圧力値は、前記水素ガスが流れる取付孔内の圧力値よりも高い値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の接合構造体。
【請求項3】
前記シール部材は、ピストンによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の接合構造体。


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−115592(P2009−115592A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−288493(P2007−288493)
【出願日】平成19年11月6日(2007.11.6)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)国等の委託研究の成果に係る特許出願(水素安全利用等基盤技術開発 水素インフラに関する研究開発 水素充てん機の実用化技術の開発、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)
【出願人】(000110099)トキコテクノ株式会社 (264)
【Fターム(参考)】