説明

接着プレート付き殻つき卵

【課題】 従来の方法では、硬質なもの等に卵の殻をぶつけ、殻に裂け目をつけた時、殻が細かく砕け飛び散り、生卵および温泉卵にいたっては、卵の中身が外に飛び出てしまうことは多く、周囲が汚れてしまっていた。
【解決手段】 本発明は、卵1の殻2に、一箇所または数箇所、プレート3を接着剤等で接着。当該プレート3を剥がすと、当該プレート3の殻に接着している部分4の垂下の殻5が一緒に剥がれ、テーブル等硬質な物にぶつけずとも、裂け目11がつき、そこから、殻が飛び散ることも、卵の中身が飛び出ることも無く、卵1の殻2を剥くことができ、上記課題を解決するものである。
また、卵1の形状は楕円・球状体であり、当該プレート3の接着度を強化する為、当該プレート3の殻の接着部分4は、縦・横アーチを設けるものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生卵、ゆで卵および温泉卵等,殻つき卵に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、殻つき卵(生卵、ゆで卵および温泉卵)の中身を取り出す際は、機械・器具を使用する場合を除き、卵をテーブル等硬質なものにぶつけ、裂け目をつけ、殻を剥くのがほとんどであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2004−131187
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の方法では、硬質なもの等に卵の殻をぶつけ、殻に裂け目をつけた時、殻が細かく砕け飛び散り、生卵および温泉卵にいたっては、卵の中身が外に飛び出てしまうことは多く、周囲が汚れてしまっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、卵の殻に、一箇所または数箇所、プレートを接着剤等で接着。当該プレートを剥がすと、当該プレートの殻に接着している部分の垂下の殻が一緒に剥がれ、テーブル等硬質な物にぶつけずとも、裂け目がつき、そこから、殻が飛び散ることも、卵の中身が飛び出ることも無く、卵の殻を剥くことができ、上記課題を解決するものである。
また、卵の形状は楕円・球状体であり、当該プレートの接着度を強化する為、当該プレートの殻の接着部分は、縦・横アーチを設けるものとする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、当該プレートを剥がすと、当該プレートの垂下の殻の一緒に剥がれ、そこから剥くことによって、殻が飛び散ること及び卵の中身が外に飛び出すことを防止し、周囲を汚さず、卵の殻を剥くことを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】(a)と(b)の2つに分けて表した、殻付き卵の斜面図。
【図2】本発明が適用するプレートの斜面図および平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実態の形態を図1に基づいて説明する。
【0009】
(a)は、本発明が適用するプレート3が、卵1の殻2に接着されている状態を表した殻付き卵1の斜面図である。
【0010】
卵1の形状は楕円・球状体であり、プレート3の接着度を強化する為、プレート3の殻に接着する部分4は、縦・横アーチを設けるものとする。
【0011】
(b)は、当該プレート3が剥がされた跡11の状態を表した殻付き卵の斜面図である。
【0012】
当該プレート3が剥がされるのと、当該プレート3の殻に接着している部分4の垂下の殻5が一緒に剥がされ、卵1の殻に裂け目11ができている状態を表しているものである。
【0013】
1 接着プレート付き殻付き卵の(全体・斜面図)
2 卵の殻
3 プレートの全体・斜面図
4 プレート(背面・卵殻に接着している部分)
5 プレート4垂下の殻
6 プレート(上面)
7 プレート(左側面)
8 プレート(正面)
9 プレート(底面)
10 プレート(右側面)
11 殻の裂け目(プレートが剥がれた跡の殻の裂け目)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
テーブル等硬質な物にぶつけずに、卵の殻に裂け目を入れる為、卵の殻に、一箇所または数箇所、プレートを接着させていることをを特徴とする接着プレート付き殻つき卵。
【請求項2】
上記プレートの接着度を強化する為、当該プレートの殻の接着部分に、縦・横アーチを設けていることを特徴とする上記請求項1記載の接着プレート付き殻つき卵。


【図1】
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【図2】
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