説明

携帯型の医療機器を作動させるためのハンドピースの指スイッチ

医療用器具装置のためのハンドピースは、外側スリーブ上に手動で変形可能なリブを備えて形成される。リブは、力がリブに加えられると装置を起動するために内部のフレキシブル電子回路と接触する、ハンドピース内部の導電性材料と合わせられる。力を取り除くことで装置の動作を停止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
この出願は、「HANDPIECES FINGER SWITCH FOR LASER ACTUATION」と題された、2010年1月6日に出願された米国仮特許出願第61/292,697号(Att.DocketBI8348PR)の利益を主張するものであり、この内容はすべて引用によって本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
1.発明の分野
本発明は一般的に、携帯型の医療機器、より具体的には、携帯型の医療機器の作動を容易にするための装置に関する。
【0003】
2.関連技術の詳細
医療用の工具および/またはレーザーハンドピースを作動させる典型的な方法は、器具の効果的な操作と最適な利用を妨害するか、または、少なくとも邪魔をする。歯科用レーザー治療の文脈、例えば、特に複雑になりかねない口腔内での操作のなどのようないくつかの状況下での医療用装置(例えば、カッター)の作動は、例えば、ユーザーが、装置を作動させる能力を失うことなく、装置の握りおよび/または装置の再配置を変える必要がある際に、問題を引き起こすことがある。
【0004】
医療用装置を作動させる既知の1つの方法は、医療用装置(例えば、レーザーハンドピース)の側部に指スイッチを配置する工程を含む。しかしながら、指スイッチの使用は、使用している最中にユーザが装置の握りおよび/またはそのような装置の回転を容易に変えるのを妨げ、それによって、装置(例えば、レーザー)の有用性または使用性を低下させる。
【0005】
足踏みスイッチ(foot switch)の組み立て体などでの遠隔作動のために構成されたスイッチは、いくつかの環境ではこの問題に対処するが、関連する出願または他の出願に関してすでに適所にある複数の構成要素(例えば、スイッチ)にさらなるハードウェア(例えば、フットペタル)を加えなければならないということを犠牲にする。ほとんどの外科/臨床の手術室で大変な努力が不動産(real estate)(例えば、床および/またはカウンタースペース)を維持するために、多大な努力が費やされ、そのような解決策は当該産業のユーザーからさほど肯定的には迎えられないことがある。
【0006】
足踏みスイッチによって必要とされるような高価な手術室スペースを犠牲にする必要なく、使用中に、例えば、携帯型の医療機器の最適なおよび/または効率的な再配置を可能にする医療機器の作動の方法について、こうした必要性が先行技術に存在する。複雑な臨床的環境下で、器具の最適なおよび/または効率的な操作を可能にする作動方法のさらなる必要性が存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、医療機器に、円周方向の幾何学的形状を示すハンドピースを供給することによってこれらの必要性に対処する。1つの実施形態によれば、本明細書に開示される発明は、内側スリーブ、内側スリーブの外側に配された作動性の外側スリーブ、内側スリーブとの接触が外側スリーブの少なくとも一部に加えられる外部の力によって制御可能な内部回路とを含み、内部回路は内側スリーブの内部に配される。
【0008】
別の実施形態によれば、外側スリーブは、触角感覚を有する複数のリブを含んでもよく、リブはハンドピースの軸方向に配され、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、内側スリーブの一部に力を加えるように構成されている。
【0009】
例として、医療機器は、医療用レーザーを含んでもよく、内部回路は、レーザーのヒートシンクのコアに永久的に取り付けられるフレキシブル電子回路であってもよい。さらに、内側スリーブは、導電性インクで塗られた複数の内部パッドを有する弾性膜を含んでもよく、内部パッドは通常、内部回路と接触していない。内部パッドはリブに対応してもよく、内部パッドは、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、内部回路と接触するように配されてもよい。
【0010】
装置と方法が、機能的な説明を備えた文法的な流動性のために記載されたか、記載される一方で、特許請求の範囲は、他に明記されない限りは、「手段」または「工程」の限定の構造によって、いかなるようにも限定されるものとみなされるものではなく、均等物の司法の教義の下で特許請求の範囲によって提供される定義の意味と均等物の完全な範囲にふさわしいものであるということがはっきりと分かるはずである。
【0011】
本明細書で記載または参照された特徴または特徴の組み合わせは、そのような組み合わせに含まれる特徴が、文脈、本明細書、および、当業者の知識から明らかなように相互に矛盾したものではなければ、本発明の範囲内に含まれる。さらに、記載または参照される任意の特徴または特徴の組み合わせは、本発明の任意の実施形態から特別に除外されてもよい。本発明を要約する目的のために、本発明の特定の態様、利点および新規な特徴が記載および参照される。もちろん、そのような態様、利点または特徴のすべてが必ずしも本発明の任意の特定の実施において具体化される必要がないということがわかる。本発明の追加の利点および態様は、以下に続く詳細な記載および特許請求の範囲で明白である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態の構成要素を示す、医療用レーザーハンドピースの一部を切り取った図である。
【図2】図1の医療用レーザーハンドピースの2−2’に沿って得られた断面図である。
【図3】図1の医療用レーザーハンドピースの分解図である。
【図4】医療機器を制御するために本発明の実施形態を操作する方法の実施を例証するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態は添付の図面に記載され、示されるが、この図面の例は、実施によっては一定の縮尺で拡大縮小されるべきと解釈され、一方で、他の実施においては、例えば、一定の縮尺で拡大縮小される必要はないと解釈される。特定の態様では、図面および記載中の類似の参照番号または同じ参照番号を使用することは、同じ、よく似た、または、類似の構成要素および/または要素のことを指しているが、他の実施によれば、同じ参照番号を使用しても、同じ構成要素および/または要素を指してはならないことがある。特定の実施によって、上部、底部、左、右、上へ、下へ、上方に(over、above)、下方に(below、behind)、後方に、および、前方に、などといった方向を示す用語は、文字通り解釈されるが、他の実施においては、同様の使用が文字通り解釈されてはならないことがある。本発明は、当該技術で従来使用される様々な装置と技術とともに実行され、一般的に実施される工程段階の限られたものだけが本発明についての理解を提供するのに必要であるように、本明細書内に含まれる。本発明は一般的に医療用の装置と工程の分野で適用可能性を有する。しかしながら、説明の目的のために、以下の記載は歯科用レーザー装置に関する。
【0014】
さらに具体的に図面を参照すると、図1は、描かれる具現化に関連して、本発明の典型的な構築物/組み立て体による構成要素を説明する歯科用レーザーハンドピース(100)として具体化される、手動のカッターまたは処置装置といった医療用装置または機器の断面図である。ハンドピース(100)は、一般的に、幾分テーパー状をした、および/または、ユーザーの手(例えば、片手)によって握られ制御されるような大きさと形状をした、軸方向に対称的な(例えば、名目上は円筒状の)形状を有する。例証される実施形態は、触角感覚を有する、および/または、外側スリーブ(110)とハンドピース(100)の1以上で、軸方向に、すなわち、長手方向に、または、縦方向に配された複数のリブ(115)を含むおよび/または収容する。1つの典型的な実施形態によれば、複数のリブ(115)は、ハンドピース(100)のまわりで約60度で間隔をおいて配置された6つのリブを含み、そのリブ(115)は、人差し指の長さの約3分の1または2分の1伸張する構造、および/または、約1インチから約2インチまでの長さの構造を含むことができる。例証された実施形態は、外側スリーブ(110)に囲まれる内側スリーブ(125)をさらに含む。内側スリーブ(125)は、外側スリーブの複数のリブ(115)の1つ以上の位置の一部またはすべてに対応する位置にある複数の内部パッド(130)で形成されてもよく、パッド(130)は、内側スリーブ(125)の残りから内部に伸張する。内部パッド(130)の内表面(135)は、導電性材料、例えば、導電性インクでコーティングされてもよい。フレキシブル電子回路(140)は内側スリーブ(125)の内部に配されてもよく、複数の内部パッド(130)および複数のリブ(115)と合わせられてもよい。複数のリブ(115)の各々は、リブ(115)の1つに力が加えられると、その内表面に、内側スリーブ(125)に力を加えるために配されたアクチュエータプランジャー(actuator plunger)(120)を形成したかもしれない。このように、リブ(115)の1つ以上に加えられる力が、内部パッド(130)の少なくとも1つの内表面(135)をフレキシブル電子回路(140)と接触させてもよく、その接触は、ハンドピース(100)がその一部である医療機器を作動させるために使用されてもよい。すなわち、リブ(115)の1つ以上に外部の力を加えることで、医療機器装置、例えば、医療用レーザーを作動させてもよい。外部の力を取り除くことでリブ(115)を停止状態として(assume)、それによって、内側スリーブ(130)の電子回路(140)と内表面(135)の間の接触を断ち、医療機器装置を停止させることが可能であってもよい。
【0015】
図2は、図1のハンドピース(100)の線2−2’に沿って得られた断面図であり、ハンドピース(100)は医療機器、例えば、医療用レーザー(図示せず)の一部である。図2は内部に形成された複数のリブ(115)で作動性の外側スリーブ(110)を例証する。フレキシブル電子回路(140)は、ハンドピース(100)の内部に配され、医療用レーザーのヒートシンクのコアを囲み、1つの実施形態によると、該コアにわたって永久的に取り付けられ、内側スリーブ(125)はリブと電子回路(140)の間に配される。内側スリーブ(125)の一部として形成される複数の内部パッド(130)は、リブ(115)とフレキシブル電子回路(140)の間に位置付けられる。触角感覚を有するリブ(115)は、対応する複数のアクチュエータープランジャー(120)の外部に位置し、アクチュエータープランジャー(120)は、同じく複数の内部パッド(130)の外部に位置してもよい。内部パッド(130)の内表面(135)は導電性インクでコーティングされてもよい。複数のリブ(115)の1つ以上に外部の力を加えることで、リブ(115)は変形し(外部の力が加えられる間、変形したままである)、それによって、アクチュエータープランジャー(120)を内側スリーブ(125)に押しつけてもよい。とりわけ、内部パッド(130)とのリブ(115)の並びにより、外部の力が加えられると、内部パッド(130)の内表面(135)はフレキシブル電子回路(140)と接触させられてもよい。この接触は医療機器の作動(例えば、起動)を開始してもよく、外部の力を取り除くことで医療用装置の動作が停止してもよい。
【0016】
実質的にリブ(115)になんの力も加えられない際には、リブ(115)は通常、停止状態(または、条件)にあることは明らかである。リブ(115)はリブ(115)に加えられた力に反応して変形するように構成されてもよく、この力は例えば、指で、ハンドピース(100)をただ押すことによって生じるものでもよい。外部の(例えば、押す)力が、例えば、ハンドピース(100)の握りを緩めることで取り除かれると、リブ(115)は停止状態に戻り、それによって、内側スリーブの導電性表面(135)とフレキシブル電子回路(140)の間の接触が断たれてもよい。この押す/取り除く動作は、医療用レーザーの例示されたハンドピースなどの手動の医療用装置または機器に、瞬間的なスイッチ機能を提供してもよい。
【0017】
図3は、図1と図2のハンドピース(100)の実施形態の分解図である。触角感覚と作動の容易さのためにリブ(示されず)を含む外側スリーブ(110)は、図3において取り外し可能であると実証され、内側スリーブ(125)を晒している。図3に示されていないが、導電性表面(135)を有する内部パッド(130)は、内側スリーブ(125)の内表面に形成される。取り外し可能な外側スリーブ(110)は外膜(145)を含んでもよく、外膜はシリコーン材料から作られてもよい。そのため、取り外し可能な外側スリーブ(110)は、例えば、オートクレーブで取り外され、かつ、滅菌され、さらに置き換えられることが可能な外殻を構成してもよい。外側スリーブ(110)のオス形部分(145)とハンドピースのメス型部分(150)によって形成された連動設計は、外側スリーブ(110)上のリブ(115)を、内部パッド(130)と適切に合わせるように作用してもよい。
【0018】
図4は、医療用装置を制御するために、本発明の実施形態を操作する方法の実施を例証するフローチャートである。実施は、ハンドピースの外表面に軸方向に配された複数のリブを有する医療用レーザーハンドピースを提供することによって、工程(200)で始まる。例えば、図1、2および3は、工程(200)で提供される医療用レーザーハンドピース(100)を表現した3つを示している。レーザーはリブの少なくとも1つに力を加えることにより、工程(205)で起動されてもよい。典型的には、ハンドピースはユーザーの手に握られ、それによって、ハンドピースをただ押すだけで、自然にかつ都合よく力を加えることができ、ハンドピースの形状とリブの位置は、多くの方向に手の中で自然と収まる。レーザーがアクティブな間、ハンドピースの握りを変える必要はなく、任意の適切な医療または歯科手順に従って、レーザーを容易に動かしたり、操作したり(例えば、等しく操作する)することができる。レーザーの動作を停止するために、ハンドピースを押す力を緩めることで、工程(210)で力を取り除いてもよい。再度レーザーの起動または動作停止のいずれかを遂行するために、ハンドピースの基本的な握りを変える必要はない。
【0019】
本発明の1つの特徴によれば、出力先端部(例えば図3)は、出力部の幅、組成、断面形状および/または出力密度の変化といった機能性の変化のために、および/または、洗浄/オートクレーブ処理のために、異なる出力先端部でのスイッチの切り替えを可能にするように交換可能である。ハンドピースによって放射される電磁エネルギーは、レーザーエネルギーおよび/または可視光線を含み、切断、除去、遊休物質の活用(desterilization)、細菌の減少、生物刺激(例えば、低レベルの光線療法)、凝固、リモデリング、カリエス検知または処置、および、(例えば、可視光線による)照明の1以上を提供または促進するように動作する。特定の実施において、電磁エネルギーは、切除の電磁エネルギー源、および/または、照明の電磁エネルギー源、および/または、組織破壊の電磁エネルギー源、および/または、生物刺激の電磁エネルギー源の1以上を含むことができる。標的表面は、例えば、歯組織、硬骨、軟骨、および、皮膚または鼻腔組織のような軟組織の1つ以上を含んでもよい。
【0020】
本発明の特定の態様によれば、エネルギー出力は、硬組織切除電磁エネルギー、低レベル光線療法(LLLT)電磁エネルギー、組織バイオ刺激電磁エネルギー、可視電磁エネルギー、可干渉光、約2.69乃至約2.80ミクロンの範囲内の波長と約2.94ミクロンの波長の1以上、および、Er:YAGレーザー、Er:YSGGレーザー、Er、Cr:YSGGレーザー、ならびに、CTE:YAGレーザーの1以上によって生成される電磁エネルギーの1つ以上を含むことができる。
【0021】
1つの実施では、構造(例えば、カニューレまたはオリフィス)は、出力先端部の遠位端の方向に液体を配向するように構成されることができる。例えば、出力先端部の外表面(例えば、外表面全体、または、外表面のほぼ全体、遠位端部の近く)に沿って遠位に流体を送ることができる。別の実施では、流体は、電磁エネルギー導波管(例えば、光ファイバー)の外表面と、カニューレの内表面との間に配された1つ以上の間隙を通して供給されてもよい。流体は液体であるか、または、液体とガスの組み合わせを含んでもよい。特定の実施において、液体は水であるか、または、水を含み、他の実施では、液体は空気と水の両方であるか、空気と水の両方を含み、例えば、空気と水は、間隙の前または間隙の内部で一緒に混合可能である。例えば、流体は、加圧された空気と水の混合物から形成されるか、または、流体出力部から出るために間隙を通って送達される、霧状の流体粒子を含むことができる。
【0022】
他の実施によれば、装置は、装置の遠位端の近接で流体を放出するように構成される流体出力部を含むことができ、ここで、流体出力部は、ある体積にした霧状の流体粒子を標的表面上に配するように構成されたアトマイザーを含む。さらに、電磁エネルギー導波管は、比較的大量のエネルギーを標的表面上の該体積の霧状流体粒子に加え、それによって、霧状の流体粒子を拡張し、かつ、標的表面に破壊的な力を与えるように構成される。
【0023】
本発明の別の態様によれば、医療用ハンドピースは、ハンドピース筐体と、ハンドピース筐体内に配されるとともにハンドピース筐体の遠位端から電磁エネルギーを放出するのに適した電磁エネルギー源とを含む。照明源は、ハンドピース筐体の遠位端から標的表面上に光を投影するために、ハンドピース筐体内に配置される。照明源は光ファイバーの束を含んでもよい。薬物線(medication line)も、薬物をハンドピース筐体の遠位端を通って標的表面上に出力するために、ハンドピース筐体内に配されてもよい。
【0024】
言及された出力および機能のいずれか1つ以上(例えば、すべて)のような出力および/または機能のいずれか1つ以上は、対応する1以上のリブによって独立して作動させることができてもよい。例えば、異なるリブは異なる機能を提供してもよい。ハンドピースに軸方向に配されるリブに加えて、および/または、このリブの代わりに、リブのいずれか1つ以上がハンドピースに放射状に配されてもよい。リブの1以上のいずれかは、他のリブとは異なる形状、(例えば、軸の、放射状の、または、その組み合わせの)整列、および/または、テクスチャを含んでもよく、および/または、異なる形状または組織のいずれか1つ以上は、出力または機能のいずれか1つ以上に対応してもよい。
【0025】
特定の実施により、トランク繊維からのレーザーエネルギーは、電源または処理ファイバー(treatment fiber)から出力されるとともに、例えば、標的表面(例えば、歯、骨、軟骨、および、軟組織の1つ以上)上のハンドピースの流体出力部から放出される流体(例えば、ハンドピースの出力端近くの水道および/または噴霧接続部からの、気体噴霧および/または水噴霧、または、流体粒子の霧状分布)へと向けられる。流体出力部は、例えば、米国特許出願第11/042,824号と米国仮出願第60/601,415号に記載されているように、出力ファイバーの周りに同心状に配された複数の流体出力部を含んでもよい。出力または処理ファイバーは、約2.69から約2.80ミクロンまでの範囲内の波長、および、約2.94ミクロンの波長の1つ以上を含む電磁エネルギー源につながれてもよい。特定の実施では、出力ファイバーは、Er:YAGレーザー、Er:YSGGレーザー、Er、Cr:YSGGレーザー、および、CTE:YAGレーザーの1つ以上に結合されてもよく、特定の例では、約2.789ミクロンの波長を有するEr,Cr:YSGG固体レーザー、および、約2.940ミクロンの波長を有するEr:YAG固体レーザーの1つに結合されてもよい。標的表面上の流体粒子の霧状分布へと電磁エネルギーを方向づけるために対応する構造を含む装置は、以下に参考文献として載せられた特許出願第5,574,247号で開示され、この文献は、レーザーエネルギーを流体粒子に与えることによって、標的表面に破壊的な力を加えることについて記載している。
【0026】
本明細書の開示によって、標的表面を診断し、モニタし、および/または、標的表面に影響を与えるのに有用な電磁放射を出力できるレーザー組み立て体が記載されてきた。光ファイバーの先端の放射線を用いる手順の場合、プローブは、管内などの歯の構造を処置(例えば、切除)するために、処置用放射線を標的表面に送るための1以上の出力または処理ファイバーを含むことができる。本明細書に記載の実施形態のいずれかにおいて、照明および/または診断のための光は、処置用の放射線の送達および/または流体出力部からの流体の送達と同時に、または、断続的に、または、別々に送信される。
【0027】
バイオレイズテクノロジー,インクに譲渡された以下の特許に記載されている、対応するまたは関連する構造および方法は、それら全体を引用することによって本明細書に組み込まれ、このような組み込みは、この開示による本発明の任意の部分、特許または以下の出願の任意の部分、および、当業者の知識と判断とともに、または、これらと組み合わせて、全体的にまたは部分的に、(i)使用可能であり、(ii)使用可能となるように当業者によって修正され、および/または、(iii)実施され/使用される。
【0028】
そのような特許は、以下のものを含むが、これらに限定されない。「Contra−angle rotating handpiece having tactile−feedback tip ferrule」と題された特許第7,578,622号;「Fiber tip detector apparatus and related methods」と題された特許第7,575,381号;「Handpieces having illumination and laser outputs」と題された特許第7,563,226号;「Electromagnetic radiation emitting toothbrush and dentifrice system」と題された特許第7,467,946号;「Contra−angle rotating handpiece having tactile−feedback tip ferrule」と題された特許第7,461,982号;「Methods for treating eye conditions」と題された特許第7,461,658号;「Methods for treating eye conditions」と題された特許第7,458,380号;「Fiber tip fluid output device」と題された特許第7,424,199号;「Modified−output fiber optic tips」と題された特許第7,421,186号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許第7,415,050号;「Tapered fused waveguide for delivering treatment electromagnetic radiation toward a target surface」と題された特許第7,384,419号;「Fiber detector apparatus and related methods」と題された特許第7,356,208号;「Fluid and laser system」と題された特許第7,320,594号;「Caries detection using timing differentials between excitation and return pulses」と題された特許第7,303,397号;「Contra−angle rotating handpiece having tactile−feedback tip ferrule」と題された特許第7,292,759号;「Fiber tip detector apparatus and related methods」と題された特許第7,290,940号;「High−efficiency, side−pumped diode laser system」と題された特許第7,288,086号;「Radiation emitting apparatus with spatially controllable output energy distributions」と題された特許第7,270,657号;「Electromagnetic radiation emitting toothbrush and dentifrice system」と題された特許第7,261,558号;「Fiber detector apparatus and related methods」と題された特許第7,194,180号;「Fiber tip fluid output device」と題された特許第7,187,822号;「Device for dental care and whitening」と題された特許第7,144,249号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許第7,108,693号;「Fiber detector apparatus and related methods」と題された特許第7,068,912号;「Radiation emitting apparatus with spatially controllable output energy distributions」と題された特許第6,942,658号;「Fiber detector apparatus and related methods」と題された特許第6,829,427号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced cutting」と題された特許第6,821,272号;「Device for reduction of thermal lensing」と題された特許第6,744,790号;「Tissue remover and method」と題された特許第6,669,685号;「Electromagnetic radiation emitting toothbrush and dentifrice system」と題された特許第6,616,451号;「Device for dental care and whitening」と題された特許第6,616,447号;「Methods of using atomized particles for electromagnetically induced cutting」と題された特許第6,610,053号;「Fiber tip fluid output device」と題された特許第6,567,582号;「Fluid conditioning system」と題された特許第6,561,803号;「Electromagnetically induced cutting with atomized fluid particles for dermatological applications」と題された特許第6,544,256号;「Light−activated hair treatment and removal device」と題された特許第6,533,775号;「Rotating handpiece」と題された特許第6,389,193号;「Fluid conditioning system」と題された特許第6,350,123号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許第6,288,499号;「Tissue remover and method」と題された特許第6,254,597;「Material remover and method」と題された特許第6,231,567号;「Dental and medical procedures employing laser radiation」と題された特許第6,086,367;「User programmable combination of atomized particles for electromagnetically induced cutting」と題された特許第5,968,037号;「Fluid conditioning system」と題された特許第5,785,521号;および、「Atomized fluid particles for electromagnetically induced cutting」と題された特許第5,741,247号。
【0029】
さらに、上記開示と参照された事項と、および、引用されたページに書かれた記載は、以下で公開された出願およびそのなかで引用された事項で全体的にまたは部分的に記載された、対応するまたは関連する構造と方法によって全体的または部分的に動作可能な、または、動作可能なように修正可能であることを意図している。該出願は以下のごとく列挙される。「Wrist−mounted laser with animated, page−based graphical user−interface」と題された特許公開公報第20090225060号;「Medical laser having controlled−temperature and sterilized fluid output」と題された特許公開公報第20090143775号;「Dual pulse−width medical laser with presets」と題された特許公開公報第20090141752号;「Drill and flavored fluid particles combination」と題された特許公開公報第20090105707号;「Fluid and pulsed energy output system」と題された特許公開公報第20090104580号;「Fiber tip fluid output device」と題された特許公開公報第20090076490号;「Probes and biofluids for treating and removing deposits from tissue surfaces」と題された特許公開公報第20090075229号;「Contra−angle rotating handpiece having tactile−feedback tip ferrule」と題された特許公開公報第20090067189号;「Methods for treating eye conditions with low−level light therapy」と題された特許公開公報第20090062779号;「Electromagnetic radiation emitting toothbrush and dentifrice system」と題された特許公開公報第20090056044号;「Electromagnetic energy distributions for Electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許公開公報第20090043364号;「Fluid controllable laser endodontic cleaning and disinfecting system」と題された特許公開公報第20090042171号;「Electromagnetic radiation emitting toothbrush and transparent dentifrice system」と題された特許公開公報第20090035717号;「Transparent dentifrice for use with electromagnetic radiation emitting toothbrush system」と題された特許公開公報第20090031515号;「Modified−output fiber optic tips」と題された特許公開公報第20080317429号;「Method and apparatus for controlling an electromagnetic energy output system」と題された特許公開公報第20080276192号;「Radiation emitting apparatus with spatially controllable output energy distributions」と題された特許公開公報第20080240172号;「Multiple fiber−type tissue treatment device and related method」と題された特許公開公報第20080221558号;「Modified−output fiber optic tips」と題された特許公開公報第20080219629号;「Dual pulse−width medical laser」と題された特許公開公報第20080212624号;「Target−close electromagnetic energy emitting device」と題された特許公開公報第20080203280号;「Electromagnetic energy output system」と題された特許公開公報第20080181278号;「Electromagnetic energy output system」と題された特許公開公報第20080181261号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許公開公報第20080157690号;「Electromagnet energy distributions for electromagnetically induced mechanical cutting」と題された特許公開公報第20080151953号;「Fluid and laser system」と題された特許公開公報第20080138764号;「Methods for treating hyperopia and presbyopia via laser tunneling」と題された特許公開公報第20080125677号;「Methods for treating hyperopia and presbyopia via laser tunneling」と題された特許公開公報第20080125676号;「Methods for treating eye conditions」と題された特許公開公報第20080097418号;「Methods for treating eye conditions」と題された特許公開公報第20080097417号;「Methods for treating eye conditions」と題された特許公開公報第20080097416号;「Caries detection using timing differentials between excitation and return pulses」と題された特許公開公報第20080070185号;「Electromagnetic energy distributions for electromagnetically induced mechanical 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【0030】
前記公開された出願の全ての内容は、全体として引用することによって本明細書に組みこまれる。本明細書の開示は、特定の図示された実施形態を参照するが、当然のことながら、これらの実施形態は限定するものではなく一例として示されている。例えば、任意の放射線出力部(例えば、レーザー)、任意の流体出力部(例えば、水出力部)、および、任意の品質改良剤、粒子、薬剤など、および、それらの詳細または特徴、あるいは、方法、工程および技術を含む他の特徴は、全体的にまたは部分的に、任意の組み合わせまたは置き換えで、本発明の任意の非均等な別々の取り替えできない態様として、本明細書に記載または引用された任意の他の構造または工程とともに用いられる。全体的にまたは部分的に、本開示によって本発明の任意の部分(i)によって動作可能であり、および/または、構築され、(ii)該任意の部分によって動作可能となるようにおよび/または構築されるように当業者により修正され、ならびに/または、(iii)該部分によってまたは該部分と組み合わせて実施/製造/使用される、文脈、この明細書、および、当業者の知識(それらの修正形態を含む)から明白なように相互には矛盾しない程度まで本発明の一部として特異的に熟慮され、開示され、および、主張された対応するまたは関連する構造および方法は、任意の順序および/または組み合わせで、(I)上記に開示された、または、示された構造と方法の任意の1以上、および/または、(II)以下の特許請求の範囲とその一部の1以上の主題を含む。この開示を添付する意図は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される本発明の精神および範囲内にあるように、相互に排他的ではない程度まで、実施形態の全ての変更、変形、組み合わせ、順序、省略、置換、代替、および、均等物を含めるために、当業者の知識に従って構築されたこのような実施形態を有することである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円周方向の幾何学的形状を示すハンドピースを作動させるための医療機器であって、
前記医療機器は、
内側スリーブと、
内側スリーブの外側に配された作動性の外側スリーブと、
内側スリーブとの接触が外側スリーブの少なくとも一部に加えられる外部の力によって制御可能な内部回路とを含み、内部回路は内側スリーブの内部に配されることを特徴とする医療機器。
【請求項2】
外側スリーブは、触角感覚を有する複数のリブを含み、リブはハンドピースの軸方向に配され、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、内側スリーブの一部に力を加えるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
医療機器は医療用レーザーを含み、
内部回路は、レーザーのヒートシンクのコアに永久的に取り付けられるフレキシブル電子回路であり、
内側スリーブは、導電性インクで塗られた複数の内部パッドを有する弾性膜を含み、内部パッドは内部回路と接触しておらず、
内部パッドはリブに対応し、
内部パッドは、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、内部回路と接触するように配されることを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
【請求項4】
リブは通常、リブにほとんどなんの力も加えられない際に内部パッドが内部回路と接触しない停止状態にあって、
リブは、リブに外部の力が加えられると、内部パッドを変形させて内部回路に接触するように置くように構成され、
リブは、外部の力が取り除かれると停止状態に戻るように構成され、それによって瞬間的なスイッチ機能を提供することを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
【請求項5】
外側スリーブは取り外し可能な覆いに取り付けられた外膜を含み、覆いは取り外され、別々に滅菌されることができることを特徴とする請求項4に記載の医療機器。
【請求項6】
外膜はシリコンを含むことを特徴とする請求項5に記載の医療機器。
【請求項7】
複数のリブは約60度で間隔をおいて配置された6つのリブを含み、リブは約1インチから約2インチに及ぶ長さを有することを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
【請求項8】
名目上は円筒形状を有し、円周方向の幾何学的形状を示すハンドピースの形状の器具類のための医療機器であって、
前記医療機器は、
指の検知と器具類の作動に適した触覚感覚を有する、ハンドピースの外側スリーブ内に配された複数のリブ、
ハンドピース内部に配される電子回路、
リブと電子回路の間に配される内側スリーブを含み、内側スリーブは、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、電子回路に接触するように構成されていることを特徴とする医療機器。
【請求項9】
電子回路はフレキシブル電子回路を含み、
リブはハンドピースの円周の周りに間隔をおいて配されることを特徴とする請求項8に記載の医療機器。
【請求項10】
リブはハンドピースの円周の周りにほぼ等しく間隔をおいて配され、
内側スリーブは、導電性材料でコーティングされた複数の内部パッドを有する弾性膜を含み、
内部パッドは、外部の力がリブの少なくとも1つに加えられると、リブと合わせられ、電子回路と接触するように配されることを特徴とする請求項9に記載の医療機器。
【請求項11】
導電性材料は導電性インクであることを特徴とする請求項10に記載の医療機器。
【請求項12】
複数のリブは、ハンドピースの円周の周りにほぼ等しく間隔をおいて配された約6つのリブを含むことを特徴とする請求項10に記載の医療機器。
【請求項13】
リブは約1インチから約2インチに及ぶ長さを有することを特徴とする請求項12に記載の医療機器。
【請求項14】
名目上は円筒形状を有するとともに円周方向の幾何学的形状を示すハンドピースを医療用レーザーに提供する工程であって、ハンドピースがハンドピース上で軸方向に配された複数のリブをさらに有する工程と、
複数のリブの少なくとも1つに力を加えることによってレーザーを起動させる工程とを含むことを特徴とする方法。
【請求項15】
力を取り除くことによってレーザーの動作を停止する工程をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−516286(P2013−516286A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548123(P2012−548123)
【出願日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際出願番号】PCT/US2011/020394
【国際公開番号】WO2011/085111
【国際公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【出願人】(511092251)バイオレイズ,インク. (5)
【Fターム(参考)】