説明

携帯用の折りたたみ式紙箱

【課題】不使用時に出来る限りコンパクトに折りたたんで携帯でき、使用時に容易且つ瞬時に組み立てて菓子などの収容物を容易に出し入れでき、一連の動作をスマートに行うことができる携帯用の折りたたみ式紙箱を提供する。
【解決手段】ほぼ同サイズの長方形又は正方形の板紙が4面連接して形成され、順に後面1、底面2、前面3、上面4を構成し、更にこの4面のそれぞれの両側に板紙が連接して形成され、側壁面6,7,8,9,10,11,12,13を構成する。後面1を底面2に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ後面1と底面2の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う後面1と底面2の側壁面を重なる状態で接着し、更に、上面4を前面3に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ上面4と前面3の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う上面4と前面3の側壁面を重なる状態で接着して半組立状態に組立てる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯用の折りたたみ式紙箱、特にケーキ等の菓子を収容させるのに好適な携帯用の折りたたみ式紙箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
茶会や会合等に参加した際、出されたケーキ等の菓子を食べきれず残してしまうことがある。この残った菓子を持ち帰る際、茶会にあっては懐紙に包んで懐や袂にしまうことから、菓子によっては懐紙にくっ付いて取れ難くなったり、形が崩れたり、最悪潰れてしまうこともあった。また、懐紙からはみ出た菓子が衣類を汚してしまうということもあった。
【0003】
一方、菓子の形を崩したり、潰さないように運ぶものとしては、組立て式の紙箱がある。しかし、従来の一般的な紙箱は、輸送用の梱包やお店での包装用としての使用が主である。このような一般的な紙箱は、生産者は組み立て方や組み立てた時の強度や持ち運びに配慮し消費者に渡るまでの利便性を重視しており、また、消費者は品物を取り出してしまえば目的を達するので処分するか他の入れ物に利用している。したがって、従来の一般的な紙箱は、携帯性や組立て易さに課題があった。このような課題を解決するものとして、組立てを簡単にした折りたたみ式の紙箱が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006-76574号公報
【特許文献2】特開2006-89085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2のような紙箱にあっては、折りたたんだ状態から、菓子を収容する状態(ロック状態)にするまでには、各側壁板を起こして起立させ、内側に折り込んだコーナーフラップをコーナーフラップ抑え板で側壁板との間に挟み込んで起立状態をロックさせるといった多数のステップを必要するものである。また、底板、側壁板等のサイズが同一ではないため、コンパクトに折りたためないと共にすっきりと折りたためないものであった。店舗内や工場内での組立て、包装の作業であれば、このような紙箱であっても良いかもしれないが、茶会や会合等のように他人の目を気にしながら、菓子の収容を行わなければならない場所にあっては、紙箱を携帯しているところ、紙箱を取り出し組立てるところ、菓子を収容しているところ、収容後しまうところが長く見えてしまったのでは、みっともなくスマートさに欠ける問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、不使用時に出来る限りコンパクトに折りたたんで携帯でき、使用時に容易且つ瞬時に組み立てて菓子などの収容物を容易に出し入れでき、一連の動作をスマートに行うことができる携帯用の折りたたみ式紙箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため本発明の携帯用の折りたたみ式紙箱にあっては、1枚の板紙により形成された携帯用の折りたたみ式紙箱において、ほぼ同サイズの長方形又は正方形の板紙が4面連接して形成され、順に後面、底面、前面、上面を構成すると共に各面の接している箇所に折り目が設けられ、後面、底面、前面、上面の4面のそれぞれの両側に板紙が連接して形成され、側壁面を構成すると共に4面と側壁面の接している箇所に折り目が設けられ、後面を底面に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ後面と底面の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う後面と底面の側壁面を重なる状態で接着し、更に、上面を前面に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ上面と前面の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う上面と前面の側壁面を重なる状態で接着して半組立状態に組立てる。
【0008】
携帯時に、半組立状態から、後面と底面の接着された両側壁面と、上面と前面の接着された両側壁面とをそれぞれ内側45度に折り込むことで、後面と底面、上面と前面に両側壁面が挟み込まれてそれぞれ重なり、更に底面と前面の接している折り目を山側に折り込むことで、4面は蛇腹状に折り重なり、4面の1面のサイズにまで小さく折りたたんで携帯状態を形成し、収容時に、蛇腹状に折り重なっていた4面を連接している方向に広げ、更に折り込まれている後面と底面の接着された両側壁面又は上面と前面の接着された両側壁面のいずれかを直角になるように広げて、上方と1側方を開口した収容空間を形成し、箱体の完成時に、上面と前面の接着された両側壁面又は前記後面と前記底面の接着された両側壁面の内、収容時に直角に折り曲げて開口した両側壁面とは異なる両側壁面を直角になるように広げて開口し、収容空間に覆い被せることで、後面、底面、前面、上面の4面と全両側壁面により6面体の箱体を形成することを特徴とする。
【0009】
また、後面に連接して先端に差し込み用の突起を形成した蓋体を設ける共に上面に差し込み用の突起の差し込み口を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
ほぼ同サイズの長方形又は正方形の板紙が4面連接して形成され、順に後面、底面、前面、上面を構成すると共に各面の接している箇所に折り目が設けられ、携帯時にこの1つの面のサイズにまで、折り重ねてたたむことができることから、不使用時に出来る限りコンパクトに折りたたんで携帯することができる。懐、袂、ポケット、鞄などに入れてもコンパクトであることから、嵩張らず邪魔にならない。
【0011】
収容時に、蛇腹状に折り重なっていた4面を連接している方向に広げ、更に折り込まれている後面と底面の接着された両側壁面又は上面と前面の接着された両側壁面のいずれかを直角になるように広げて、上方と1側方を開口した収容空間を形成し、箱体の完成時に、上面と前面の接着された両側壁面又は後面と底面の接着された両側壁面の内、収容時に直角に折り曲げて開口した両側壁面とは異なる両側壁面を直角になるように広げて開口し、収容空間に覆い被せることで、後面、底面、前面、上面の4面と全両側壁面により6面体の箱体を形成するようにしたことで、使用時に容易且つ瞬時に組み立てて菓子を収容でき、収容後も容易且つ瞬時に箱体(6面体)を組立てることができる。
【0012】
このような構成の折りたたみ式紙箱により、コンパクトに折りたたんである状態から、上方と1側方を開口した収容空間の形成、箱体完成までの一連の動作をスマートに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】展開図である。
【図2】組立て及び折りたたみ状態を示す説明図である。
【図3】収容状態を示す説明図である。
【図4】箱体の完成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る携帯用の折りたたみ式紙箱を説明する。
【0015】
図1は、本発明による紙箱の展開図である。本発明の紙箱は、1枚の板紙により形成され折りたたみ式に構成されている。具体的には、ほぼ同サイズの長方形又は正方形の板紙が4面連接して形成され、順に後面1、底面2、前面3、上面4を構成すると共に各面の接している箇所にはそれぞれ折り目21,22,23が設けられる。また、後面1の底面2の反対側には、連接して先端に差し込み用の突起14を形成した蓋体5が設けられる共に上面4には差し込み用の突起14の差し込み口15が設けられる。
【0016】
後面1、底面2、前面3、上面4の4面のそれぞれの両側には各面を挟んで板紙が連接して形成され側壁面6〜13を構成すると共に4面1〜4と側壁面6〜13の接している箇所には折り目25〜32が設けられる。
【0017】
後面1の両側に形成される側壁面6,7は、長方形に形成されていると共に後面1と底面2の接している箇所の端部から45度の角度で折り目33,34が設けられる。また、側壁面6,7の折り目33,34の底面2側には三角形の接着部6a,7aが設けられる。
【0018】
底面2の両側に形成される側壁面8,9は、台形に形成されていると共に後面1と底面2の接している箇所の端部から45度の角度に形成されている。また、側壁面8,9の後面1側には三角形の接着部8a,9aが設けられる。
【0019】
前面3の両側に形成される側壁面10,11は、ほぼ直角二等辺三角形に形成されており、したがって前面3と上面4の接している箇所の端部から45度の角度に形成されている。また、側壁面10,11の上面4側には三角形の接着部10a,11aが設けられる。
【0020】
上面4の両側に形成される側壁面12,13は、長方形に形成されていると共に前面3と上面4との接している箇所の端部から45度の角度で折り目35,36が設けられる。また、側壁面12,13の折り目35,36の前面3側には三角形の接着部12a,13aが設けられる。
【0021】
図2は、組立て及び折りたたみ状態を示す説明図である。本発明の紙箱を使用できるようにするためには、予め以下のような組立て作業により半組立状態に組立てておく必要がある。
【0022】
後面1を底面2に対し折り目21に沿って直角に折り曲げ起立させ、更に、後面1と底面2の全側壁面6〜9を折り目25〜28に沿って直角に折り曲げる。この状態で、隣合う後面1と底面2の側壁面6と8、7と9を重なる状態で接着する。具体的には、側壁面6の接着面6aと隣合う側壁面8の接着面8aを重なる状態にして接着し、側壁面7の接着面7aと隣合う側壁面9の接着面9aを重なる状態にして接着する。
【0023】
次に、上面4を前面3に対し折り目23に沿って直角に折り曲げ起立させ、更に、前面3と上面4の全側壁面10〜13を折り目29〜32に沿って直角に折り曲げる。この状態で、隣合う前面3と上面4の側壁面10と12、11と13を重なる状態で接着する。具体的には、側壁面10の接着面10aと隣合う側壁面12の接着面12aを重なる状態にして接着し、側壁面11の接着面11aと隣合う側壁面13の接着面13aを重なる状態にして接着する。この接着により半組立状態が組立てられたことになる。
【0024】
このように隣合う側壁面の接着箇所(8箇所)を重なる状態して4箇所で接着し固定することで、図2(1)に示すような、後面1と上面4が直角に起立し、更に隣合う側壁面が接着された状態の全側壁面が直角に折り曲げられた状態で保持されることになる。このように接着保持された紙箱は、底面2と前面3が底側に位置すると共に起立した後面1と上面4が対向し、結果、上方が開放した半組立状態となる。
【0025】
次に、図2(1)に示すような半組立状態から携帯時の折りたたみ状態にするための方法を説明する。
【0026】
折りたたむ際には、図2(2)に示すように後面1と底面2の接着された両側壁面6〜9を、折り目33,34に沿って内側45度の方向に折り込む。折り込むことで、両側壁面6〜9は後面1と底面2の間に挟み込まれるため、結果、後面1と底面2が重なり平面状態となる。同様に、上面4と前面3の接着された両側壁面10〜13を、折り目35,36に沿って内側45度の方向に折り込む。折り込むことで、両側壁面10〜13は上面4と前面3の間に挟み込まれるため、結果、上面4と前面3が重なり平面状態となる。
【0027】
更に、図2(3)に示すように底面2と前面3の接する折り目22を山側に折り込む。折り込むことで、後面1、底面2、前面3、上面4の4面は蛇腹状に折り重なり、結果、図2(4)に示すようにこの4面はほぼ同サイズであることから1面のサイズにまで小さく折りたたむことができることになる。更に、4面を折り重ねた状態で、蓋体5を折り目24に沿って折り曲げ、先端の差し込み用の突起14を上面4に設けられた差し込み口15が差し込むことで、4面の折り重ねた状態が保持することができ、携帯し易くできる。
【0028】
このように1つの面のサイズにまで、折り重ねてたたむことができることから、不使用時に出来る限りコンパクトに折りたたんで携帯することができる。したがって、懐、袂、ポケット、鞄などに入れてもコンパクトであることから、嵩張らず邪魔にならない。
【0029】
後面1の側壁面6,7の折り目33,34の底面2側に設けた三角形の接着部6a,7aに、底面2の側壁面8,9の後面1側に設けた三角形の接着部8a,9aを重ねて接着することで、折り目33,34に底面2の側壁面8,9が重ならないため、折り曲げ易いと共に折り重ねた際の厚みを抑えることができる。同様に、上面4の側壁面12,13の折り目35,36の前面3側に設けた三角形の接着部12a,13aに、前面3の側壁面10,11の上面4側に設けた三角形の接着部10a,11aを重ねて接着することで、折り目35,36に前面3の側壁面10,11が重ならないため、折り曲げ易いと共に折り重ねた際の厚みを抑えることができる。
【0030】
図3は、菓子などの収容物の収容状態を示す説明図である。菓子などの収容物の収容時には、先ず図3(1)に示すような携帯状態から蓋体5の先端に設けられた突起14を、上面4に設けられた差し込み口15から抜く。次に蛇腹状に折り重なっていた後面1、底面2、前面3、上面4の4面を連接している方向に広げることで、再び後面1と上面4が起立し、上方が開放された図3(2)に示すような半組立状態になる。
【0031】
次に、この半組立状態で、上面4と前面3の接着された両側壁面10〜13を、折り目35,36に沿って内側45度の方向に折り込む。折り込むことで、両側壁面10〜13は上面4と前面3の間に挟み込まれ、上面4と前面3が重なり平面状態となる。更に、後面1を後ろ方向に引っ張る又は、後面1と底面2の接着した両側壁面6〜9を外方向に広げることで、後面1は底面2に対し直角に起立し、更に後面1と底面2の接着した両側壁面6〜9も後面1及び底面2に対し直角になるように広がることから、図3(3)に示すような、上方と1側面方向が開口した収容空間が形成される。収容空間は、上方と1側面方向が開口していることから、菓子などの収容物を側壁面などに当てることなく容易に出し入れすることができる。
【0032】
菓子などの収容物を収容した後、箱体を完成させるためには、図3(4)に示すように
上面4を折りたたんである状態から引き起こし、前面3に対し上面4を直角に起立させると共に、前面3と上面4の接着した両側壁面10〜13も前面3と上面4に対し直角になるように起立させ、折り目22に沿って底面2側に折り曲げる。
【0033】
図4は、箱体の完成を示す説明図である。図4(1)に示すように底面2と前面3が接する折り目22から前面3を90度立ち上げると、それまで底側に位置していた前面3は上面4の位置に、上面4は上側の位置に移ることになるため、後面1は前面3と上面4は底面2と向かい合う状態になる。更にこの動きに連動し前面3と上面4を直角に支える両側壁面が、後面1と底面2を直角に支える両側壁面と重ね合うことになり、隙間のないしっかりとした側壁面を形成することになる。このことで後面1、底面2、前面3、上面4の4面と全両側壁面6〜13により6面体の箱体ができることになる。
【0034】
更に、この箱体ができた状態で、蓋体5を折り目24に沿って折り曲げ、先端の差し込み用の突起14を上面4に設けられた差し込み口15が差し込むことで箱体の組立ては完成であり、箱体の組立状態が保持されることになる。このように、少ないステップで容易に、携帯状態から収容状態、更には箱体完成までの形態変換を行うことができる。また、図4、図3の動作を逆に行うことで、箱体の組立状態から折りたたんである携帯状態に素早く形態変換が可能である。
【0035】
なお、後面1、底面2、前面3、上面4の4面の配置関係を逆にして、前面3と上面4で収容空間を形成し、広げた後面1と底面2で収容空間を覆い被せるようにして箱体を組み立てるようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の携帯用の折りたたみ式紙箱は、ケーキ等の洋菓子の他、和菓子、薬、小物などの固形物を収容させる容器としても適用可能なものである。
【符号の説明】
【0037】
1 後面
2 底面
3 前面
4 上面
5 蓋体
6〜13 側壁面
6a〜13a 接着部
14 突起
15 差し込み口
21〜36 折り目

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1枚の板紙により形成された携帯用の折りたたみ式紙箱において、
ほぼ同サイズの長方形又は正方形の板紙が4面連接して形成され、順に後面、底面、前面、上面を構成すると共に各面の接している箇所に折り目が設けられ、
前記後面、底面、前面、上面の4面のそれぞれの両側に板紙が連接して形成され、側壁面を構成すると共に前記4面と前記側壁面の接している箇所に折り目が設けられ、
前記後面を前記底面に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ前記後面と前記底面の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う前記後面と前記底面の側壁面を重なる状態で接着し、更に、前記上面を前記前面に対し直角に折り曲げ起立した状態で且つ前記上面と前記前面の全側壁面を直角に折り曲げた状態で、隣合う前記上面と前記前面の側壁面を重なる状態で接着して半組立状態に組立て、
携帯時に、前記半組立状態から、前記後面と前記底面の接着された両側壁面と、前記上面と前記前面の接着された両側壁面とをそれぞれ内側45度に折り込むことで、前記後面と前記底面、前記上面と前記前面に両側壁面が挟み込まれてそれぞれ重なり、更に前記底面と前記前面の接している折り目を山側に折り込むことで、前記4面は蛇腹状に折り重なり、前記4面の1面のサイズにまで小さく折りたたんで携帯状態を形成し、
収容時に、蛇腹状に折り重なっていた前記4面を連接している方向に広げ、更に折り込まれている前記後面と前記底面の接着された両側壁面又は前記上面と前記前面の接着された両側壁面のいずれかを直角になるように広げて、上方と1側方を開口した収容空間を形成し、
箱体の完成時に、前記上面と前記前面の接着された両側壁面又は前記後面と前記底面の接着された両側壁面の内、収容時に直角に折り曲げて開口した両側壁面とは異なる両側壁面を直角になるように広げて開口し、前記収容空間に覆い被せることで、前記上面、前面、底面、後面の4面と前記全両側壁面により6面体の箱体を形成することを特徴とする携帯用の折りたたみ式紙箱。
【請求項2】
前記後面に連接して先端に差し込み用の突起を形成した蓋体を設ける共に前記上面に前記差し込み用の突起の差し込み口を設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯用の折りたたみ式紙箱。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−76814(P2012−76814A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−225550(P2010−225550)
【出願日】平成22年10月5日(2010.10.5)
【出願人】(710010755)
【Fターム(参考)】