説明

携帯端末および評価用データ取得方法

【課題】携帯電話機の使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかを解析することが可能な評価用データを取得することを図る。
【解決手段】携帯電話機1(CPU11)は、キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末および評価用データ取得方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話機のキー操作試験の効率化のため、操作ログデータ(キー操作ログ)を記録し、キー操作を再現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、近年、操作ログデータは、携帯電話機の使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかを解析し、携帯電話システムを評価(例えば、品質評価)する際に活用されている。ところが、携帯電話機は、キーの数が一般的に少なく、一のキーに対して携帯電話機の動作状態に応じた複数の機能が割り当てられている。従って、キー操作を単に記録したとしても、キー操作時の動作状態が特定できなければ、使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかが解析できないため、携帯電話システムを評価できない。
【0003】
上記問題に直面し、操作ログデータに対応付けてキー操作時の画面データを記録する、という方針に辿り着いた。キー操作時の画面データからキー操作時の動作状態が特定できるため、使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかが解析することができるようになると考えたからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−17418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、操作ログデータに対応付けて操作時の画面データを記録する方法を採用する場合、キー操作の都度、画面データを取得、記憶するので、携帯電話機の動作が遅くなることが懸念される。携帯電話機の動作が遅くなる場合、携帯電話システムの評価において、例えば、操作が快適でないという状況、実際の動作速度による評価ができないという状況を生じ得る。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、携帯電話機の動作速度の低下を抑えつつ、使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかを解析する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するために、本発明の一態様である携帯端末は、使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面に画面データを出力する携帯端末において、キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である携帯端末は、使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末において、カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成する記録用画面データ生成手段と、キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、キー操作時のカラー画面データから生成された記録用画面データを操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である携帯端末は、使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末において、カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成する記録用画面データ生成手段と、キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、キー操作時のカラー画面データから生成された記録用画面データを操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段とを備え、画面データ記録手段は、所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時のカラー画面データから生成された記録用画面データを記録することを特徴とする。
【0010】
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である評価用データ取得方法は、使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面に画面データを出力する携帯端末に係る評価用データの取得方法であって、キー操作の記録である操作ログデータを記録するステップと、 所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを操作ログデータに対応付けて評価用データとして記録するステップを有することを特徴とする。
【0011】
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である評価用データ取得方法は、使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末に係る評価用データの取得方法であって、カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成するステップと、キー操作の記録である操作ログデータを記録するステップと、キー操作時のカラー画面データから生成された記録用画面データを操作ログデータに対応付けて評価用データとして記録するステップを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、携帯電話機の動作速度の低下を抑えつつ、使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかを解析することができるようになる。よって、携帯電話システムの評価において、携帯電話機を快適に操作し、実際の動作速度に準ずる動作速度による評価が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図である。
【図2】CPU11による評価用データの記録動作を示すフローチャートである。
【図3】評価用データの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本発明に係る携帯端末の一例である携帯電話機1は、図1に示すように、CPU(中央演算処理装置)11、記憶部12、無線部13、操作部14、表示部15、マイク16およびスピーカ17を備える。
【0015】
CPU11は、携帯電話機1の各部を制御する。CPU11は、記憶部12に記憶されるプログラムを実行することにより、種々の機能(例えば、通話機能、インターネットアクセス機能、電子メール機能、操作ログデータ記録機能、画面データ記録機能)を実現する。なお、操作ログデータ記録機能および画面データ記録機能については後述する。CPU11は、携帯電話機1の動作に応じた画面データを表示部15に出力する。
【0016】
記憶部12は、CPU11で実行されるプログラムおよび各種データ(例えば、後述する評価用データ)を記憶する。無線部13は、アンテナ(非図示)を介して携帯電話システムの基地局との間で無線信号を送受信し、音声通話又はデータ通信を行う。操作部14は、電話番号等の入力用のテンキー、各種ファンクションキーなどを有する。操作部14は、キーが押下されると、押下されたキー(以下、「押下キー」という)に係るデータ(以下、「押下キーデータ」という)をCPU11へ出力する。
【0017】
表示部15は、表示画面(例えば、液晶表示パネル)と表示制御回路を有する。表示部15には、CPU11から画面データが入力される。表示部15は、CPU11から入力された画面データを表示画面上に表示(出力)する。マイク16は、通話時等の音声を入力する。スピーカ17は通話時等の音声を出力する。
【0018】
続いて、CPU11による操作ログデータ記録機能および画面データ記録機能について説明する。操作ログデータ記録機能は、キー操作の記録である操作ログデータを記録する機能である。即ち、CPU11は、操作ログデータ記録機能として、操作ログデータを記録する。具体的には、CPU11は、操作ログデータを取得し記憶部12に記憶する。
【0019】
画面データ記録機能は、所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを操作ログデータに対応付けて記録する機能である。即ち、CPU11は、画面データ記録機能として、所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを操作ログデータに対応付けて記録する。具体的には、CPU11は、上記画面データを取得し操作ログデータに対応付けて記憶部12に記憶する。
【0020】
なお、CPU11は、操作ログデータ記録機能、画面データ記録機能に加えて、記録用画面データ生成機能を実現してもよい。記録用画面データ生成機能は、表示画面上に表示されたカラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データ(例えば、モノクロ画像データ)を生成する機能である。即ち、CPU11は、記録用画面データ生成機能として、表示画面上に表示されたカラー画面データから記録用画面データを生成する。
【0021】
CPU11は、記録用画面データを生成した場合、カラー画面データに代えて記録用画面データを操作ログデータに対応付けて記録する。また、CPU11は、記録用画面データを生成した場合、所定キー操作以降の所定回数内のキー操作時に限定せずに、各キー操作時のカラー画面データから生成した記録用画面データを記録してもよいが、所定キー操作以降の所定回数内のキー操作時に限定し、記録用画面データを記録することが好ましい。
【0022】
以下、図2を参照して本実施形態に係る評価用データの記録動作を説明する。図2に示すフローチャートは、評価用データの取得処理の実行により開始する。CPU11は、例えば、操作部14から評価用データ取得処理を開始すべき旨の通知を取得した場合、評価用データ取得処理を実行する。なお、携帯電話機1は、基準キーの押下後、各押下キーに対応付けて連続して画面データを記録する回数に係る設定値(以下、「回数設定値」という)を記憶部12に記憶しているものとする。また、携帯電話機1は、表示画面にカラー画面を表示するものとする。なお、評価用データ取得処理の実行開始および実行終了は、コマンド入力によって行われる。コマンド入力は、上述の如く操作部14から行ってもよいが、通信によって行ってもよい。
【0023】
図2において、CPU11は、カウンタiに初期値「0」を設定する(ステップS1)。CPU11は、操作部14から押下キーデータが入力されたか否かを判断する(ステップS2)。即ち、CPU11は、キーの操作があったか否かを判断する。CPU11は、押下キーデータが入力されていないと判断した場合(ステップS2:No)、押下キーデータが入力されたと判断する迄、ステップS2を繰り返し実行する。
【0024】
CPU11は、押下キーデータが入力されたと判断した場合(ステップS2:Yes)、所定のキー(以下、「基準キー」という)に係る押下キーデータであるか否かを判断する(ステップS3)。即ち、CPU11は、基準キーの操作があったか否かを判断する。なお、基準キーは、操作部14が備える全キーのうち予め定めたキーである。基準キーは、単数でもよいし複数でもよい。
【0025】
CPU11は、基準キーに係る押下キーデータであると判断した場合(ステップS3:Yes)、カウンタiに回数設定値jを入力する(ステップS4)。一方、CPU11は、基準キーに係る押下キーデータでないと判断した場合(ステップS3:No)、ステップS4を飛ばしてステップS5に進む。
【0026】
ステップS4またはステップS3(No)に続いて、CPU11は、カウンタiが0であるか否かを判断する(ステップS5)。CPU11は、カウンタiが0であると判断した場合(ステップS5:Yes)、ステップS2に戻る。
【0027】
一方、CPU11は、カウンタiが0でないと判断した場合(ステップS5:No)、当該キー押下時の画面データ(カラー画面データ)を取得する(ステップS6)。なお、キー押下時の表示画面の画面データの取得方法には種々の方法がある。例えば、CPU11は、画面データ取得が完了するまで、表示画面の画面データを変更しないようにしてもよい。また、画面データ取得用のバッファメモリを設け、キー押下時に画面データをバッファメモリに一旦格納し、バッファメモリから画面データを取得してもよい。
【0028】
ステップS6に続いて、CPU11は、ステップS6にて取得した画面データ(カラー画面データ)から情報量が少ない記録用画面データ(モノクロ画像データ)を生成する(ステップS7)。記録用画面データ(モノクロ画像データ)を生成したCPU11は、評価用データとして、押下キーデータおよび記録用画面データを対応付けて記録する(ステップS8)。より詳細には、CPU11は、携帯電話機1が有する時計(非図示)の時刻を取得し、操作時刻、押下キーデータおよび記録用画面データを対応付けて記憶部12に記憶する。図3は、記憶部12に記憶された評価用データの一例である。図3の例においては、押下キーデータとしてキー名称を利用している。操作時刻は、キー名称で特定されるキーが押下された時の時刻である。画面データは、キー名称で特定されるキーが押下された時に、表示画面に表示されていた画面データである。
【0029】
ステップS8に続いて、CPU11は、カウンタiから1を減算する(ステップS9)。続いて、CPU11は、評価用データ取得処理の実行を終了するか否かを判断する(ステップS10)。例えば、CPU11は、操作部14から評価用データ取得処理の実行を終了すべき旨の通知を取得した場合に、評価用データ取得処理の実行を終了すると判断する。CPU11は、実行を終了しないと判断した場合(ステップS10:No)、ステップS2に戻る。一方、CPU11は、実行を終了すると判断した場合(ステップS10:Yes)、本フローチャートは終了する。
【0030】
図2に示すフローチャートによれば、基準キーの押下以降、回数設定値jによる設定回数分(カウンタiが0になる迄)、記録用画面データを含む評価用画像データが連続して記憶部12に記録されるようになる(ステップS8)。また、回数設定値jによる設定回数分の評価用画像が連続して記憶部12に記録される前に、基準キーが押下された場合、改めて設定回数分、評価用画像データが連続して記憶部12に記録されるようになる。
【0031】
以上、本実施形態によれば、評価用データとして、操作ログデータとともにキー操作が行われた時の表示画面の画面データが対応付けて記録される。これにより、キー操作が行われた時に表示画面上に表示されていた画面データを知ることができる。そして、その画面データに基づいて、キー操作が行われた時の携帯電話機1の動作状態を認識することが可能である。例えば、評価用データの時系列に従って、キー操作内容とキー操作時点の画面データとから、使用者が行った携帯電話機1に対する操作内容とその操作時点の携帯電話機1の動作状態を把握することができる。これにより、携帯電話機の使用者がどのような使用状況でどのような操作を行ったのかを解析することが可能となる。例えば、使用者が、携帯電話機1でインターネットアクセスを行っていたとする。ここで、使用者が同じキー操作を繰り返した場合、通信状態が悪くアクセスがうまくいかないために同じキー操作を繰り返したのか、或いは、誤って同じキー操作を繰り返したのかを、画面データに基づいて判別することが可能となる。本実施形態に係る評価用データは、携帯電話システムのネットワーク品質のユーザ主観評価や、ウェブサイトの設計における品質基準の策定などに利用可能である。又、携帯電話システムのユーザからのクレーム対応における解析などにも利用可能である。
【0032】
更に、本実施形態によれば、基準キーの操作を起点として画面データを記録する回数を所定回数(回数設定値による設定値)に制限する。また、本実施形態によれば、実際に表示する画面データに比べて情報量が少ない記録用画面データを記憶する。従って、所望の評価用データを取得しつつ、評価用データ取得にかかるCPU負荷を軽減することができる。よって、携帯電話システムの評価において、携帯電話機を快適に操作し、実際の動作速度に準ずる動作速度による評価が可能になる。換言すれば、携帯電話機1の使用時に使用者が体感する動作速度に対して極力影響を与えないようにすることができるので、評価用データの取得時においても、非取得時と同様の使用環境で評価用データを取得することが可能となり、評価用データの精度が向上する。
【0033】
なお、本実施形態の携帯電話機1は、移動体通信に用いられる移動局の一例であって、何れの無線通信方式(例えば、PHS、PDC、GMS、CDMA)を採用した移動局であってもよい。また、携帯電話機1は、上述の如く、本発明に係る携帯端末の一例であるが、本発明に係る携帯端末は、通信機能を備えた携帯可能な端末であればよく、例えば、小型のPC(Personal Computer)、音楽再生装置、ゲーム機、電子辞書などであってもよい。携帯電話機1と同様、一般的にキーの数が少なく、携帯電話機1と同種の評価がなされる可能性が高いからである。
【0034】
なお、本発明の実施形態による携帯電話機1の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の実施形態による携帯電話機1に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0035】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0036】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【符号の説明】
【0037】
1 携帯電話機 11 CPU 12 記憶部 13 無線部 14 操作部 15 表示部 16 マイク 17 スピーカ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面に画面データを出力する携帯端末において、
キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、
所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを前記操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段と
を備えることを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末において、
カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成する記録用画面データ生成手段と、
キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、
キー操作時のカラー画面データから生成された前記記録用画面データを前記操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段と
を備えることを特徴とする携帯端末。
【請求項3】
使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末において、
カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成する記録用画面データ生成手段と、
キー操作の記録である操作ログデータを記録する操作ログデータ記録手段と、
キー操作時のカラー画面データから生成された前記記録用画面データを前記操作ログデータに対応付けて記録する画面データ記録手段と
を備え、
前記画面データ記録手段は、
所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時のカラー画面データから生成された前記記録用画面データを記録することを特徴とする携帯端末。
【請求項4】
使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面に画面データを出力する携帯端末に係る評価用データの取得方法であって、
キー操作の記録である操作ログデータを記録するステップと、
所定キー操作以降の所定回数内の各キー操作時の画面データを前記操作ログデータに対応付けて前記評価用データとして記録するステップ
を有することを特徴とする評価用データ取得方法。
【請求項5】
使用者のキー操作に応じて動作し、表示画面にカラー画面データを出力する携帯端末に係る評価用データの取得方法であって、
カラー画面データからカラー画面データよりも情報量が少ない記録用画面データを生成するステップと、
キー操作の記録である操作ログデータを記録するステップと、
キー操作時のカラー画面データから生成された前記記録用画面データを前記操作ログデータに対応付けて前記評価用データとして記録するステップ
を有することを特徴とする評価用データ取得方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−232882(P2010−232882A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−77354(P2009−77354)
【出願日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【出願人】(000208891)KDDI株式会社 (2,700)
【出願人】(508023743)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・アウラ (4)
【Fターム(参考)】