説明

携帯端末装置

【課題】電気音響変換部付近に電子部品を配置可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、互いに重ねられる背面側ケース9及び正面側ケース8を備えた送話筐体3と、背面側ケース9及び正面側ケース8の間に配置された基板26と、基板26の主面26sに配置された音源IC35と、背面側ケース9における音源IC35に対向する位置にて、スピーカ42に被せられてスピーカ42を背面側ケース9に対して固定する保持部材43とを備える。保持部材43には、背面側ケース9のケースリブ54とにより音源ICを囲む保持部材リブ65が設けられ、背面側ケース9及び保持部材43は、ケースリブ54及び保持部材リブ65により囲まれる領域において導電性を有し、基板26のグランドに電気的に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機やノートパソコン等の携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
受話用のスピーカ、報知用のスピーカ、送話用のマイクロフォン等の電気音響変換部を備えた携帯端末装置が知られている(例えば特許文献1)。電気音響変換部は、筐体外部への放音又は筐体外部から集音を効率的に行うために、筐体内側面に近づけて配置される。一方、携帯端末装置は薄型化が進められており、筐体内側面と、高周波回路等の電子部品が配置された基板との距離も短くなっている。従って、電気音響変換部は、基板に対して比較的近い位置に配置されている。
【特許文献1】特開2004−254026号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、電気音響変換部はシールドされておらず、電気音響変換部の周囲においては、基板に電子部品を配置することができない。このため、部品の配置の自由度や電気音響変換部付近のコンパクト化が制限される。また、電気音響変換部をシールドして電子部品を配置することとすれば、シールド部材を設けなければならないことから、部品点数の増加を招き、電気音響変換部付近のコンパクト化も妨げられる。
【0004】
本発明の目的は、電気音響変換部付近に電子部品を配置可能な携帯端末装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の携帯端末装置は、互いに重ねられる第1ケース部材及び第2ケース部材を備えた筐体と、前記第1ケース部材及び第2ケース部材の間に、前記第1ケース部材に主面を対向させて配置された基板と、前記基板の前記主面に配置された電子部品と、前記第1ケース部材の前記基板側において前記電子部品に対向する位置に配置され、電気信号と音響信号とを変換する電気音響変換部と、前記電気音響変換部に被せられて前記音響変換部を前記第1ケース部材に対して固定する保持部材と、を備え、前記第1ケース部材には、前記基板側に突出するケースリブが設けられ、前記保持部材には、前記ケースリブとにより前記電子部品を囲む保持部材リブが設けられ、前記第1ケース部材及び前記保持部材は、前記電子部品を囲む領域において導電性を有し、前記基板のグランドに電気的に接続されている。
【0006】
好適には、前記電気音響変換手段はスピーカであり、前記電子部品は、前記スピーカにより音響信号に変換される電気信号を生成する音源部、及び前記スピーカに接続されて前記音源部からの前記電気信号を前記スピーカに供給する端子のうち一方であり、前記音源部及び前記端子のうち他方は、前記電子部品を囲む領域外に配置されている。
【0007】
好適には、通信網との無線信号を送受信するアンテナをさらに備え、前記アンテナは、前記ケースリブと前記保持部材リブとに囲まれる領域外に設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の携帯端末装置によれば、電気音響変換部付近に電子部品を配置できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図1は開状態を、図2(a)及び図2(b)は閉状態をそれぞれ示している。
【0010】
携帯電話機1は、受話筐体2と、送話筐体3とを備えている。受話筐体2及び送話筐体3は、それぞれの端部が連結部4により連結されており、携帯電話機1は、連結部4側を回動の中心として開閉可能である。受話筐体2及び送話筐体3は、それぞれ概ね薄型直方体に形成されており、閉状態では互いに重ね合わされ、一方の筐体側から他方の筐体側を見たときに互いの輪郭が略一致するようになっている。
【0011】
受話筐体2は、閉状態で送話筐体3に対向する面側の正面側ケース6と、その背面側の背面側ケース7とを備えている。正面側ケース6及び背面側ケース7は、例えば樹脂によりそれぞれ成形されている。受話筐体2の正面側ケース6には、通話用のスピーカの放音口13が開口している。
【0012】
受話筐体2には、正面に画像を表示するメイン表示部11と、背面に画像を表示するサブ表示部12とが設けられている。メイン表示部11及びサブ表示部12は、例えば液晶表示ディスプレイによって構成されている。
【0013】
送話筐体3は、閉状態で受話筐体2に対向する面側の正面側ケース(第2ケース部材)8と、その背面側の背面側ケース(第1ケース部材)9と、背面側ケース9の背面側に被せられる蓋体10とを備えている。正面側ケース8、背面側ケース9及び蓋体10は、例えば樹脂によりそれぞれ成形されている。送話筐体3の正面側ケース8には通話用のマイクの集音口18が開口し、蓋体10には報知用スピーカの放音口19が開口している。
【0014】
送話筐体3には、ユーザの操作を受け付ける操作部17が設けられている。操作部17には、例えばテンキー17a、カーソルキー17b、ファンクションキー17c等の各種ボタンが配置されており、正面側ケース8より露出するようになっている。
【0015】
図3は、送話筐体3内部の概略構成を示す分解斜視図である。送話筐体3においては、正面側ケース8、キーアセンブリ21、基板アセンブリ22、背面側ケース9、蓋体10の順に積層される。キーアセンブリ21及び基板アセンブリ22は、正面側ケース8と背面側ケース9とをねじ等により互いに固定することにより、正面側ケース8及び背面側ケース9に挟まれて固定される。なお、正面側ケース8や背面側ケース9には、キーアセンブリ21や基板アセンブリ22を位置決めするための不図示のボス等が設けられている。
【0016】
キーアセンブリ21は、シリコン等により形成されたキーシート24上に、テンキー17a、カーソルキー17b、ファンクションキー17c等が接合されて構成されている。
【0017】
基板アセンブリ22は、基板26と、基板26のキーアセンブリ21側に被せられるシールドケース27と、シールドケース27上に配置されるフレキシブルプリント配線板(FPC)28とを備えている。シールドケース27は、基板26に設けられた高周波回路等をシールドしている。FPC28は、キーアセンブリ21側に複数の押圧スイッチ31を備えている。押圧スイッチ31は、各種キー17a〜17cへの押圧操作によりオンオフされる。
【0018】
図4は、基板26の背面側ケース9側の主面26sを示す斜視図である。基板26は、例えばパターン層、絶縁層、グランド層、電源層を積層した多層式のプリント基板として構成されており、基板26の主面26sは、絶縁層26a上にグランドライン26bが配置されて形成されている。グランドライン26bは、金属等の導電性材料からなり、グランド層に接続され、また、縦横に延びて主面26sを複数の区画に区切っている。
【0019】
グランドライン26bにより区切られた各区画には、種々の電子部品が配置されている。種々の電子部品には、例えば、後述するスピーカ42(図5)により音響信号に変換される電気信号を生成する音源IC(音源部)35、スピーカ42に接続される端子36、受話筐体2から延びる信号線を基板26に接続するためのコネクタ37、記録媒体が挿脱されるスロット部38、通信網との間で無線信号を送受するアンテナ39が含まれる。なお、同一の区画に配置される複数の電子部品は、基本的には一つのモジュールを形成している。
【0020】
音源IC35は、例えば、CPU、RAM、ROM等を含んで構成され、ユーザに着信を知らせるための着信音や楽曲等の音源データを保持している。音源IC35は、不図示の制御部から着信音や楽曲の出力を指示する制御信号が入力されると、制御信号により指定された音源データを選択して読み出し、その音源データを音の強弱や高低に対応したパターンの電気信号に変換して出力する。
【0021】
また、アンテナ39はグランドライン26bで区切られた区画よりも外側に配されており、音源IC35、端子36とは同じ区画には配置されないようにしている。
【0022】
端子36は、音源IC35が配置された区画26eに隣接する区画26fに配置されている。端子36は、絶縁層26aよりも下層(紙面奥手側)のパターン層を介して音源IC35と電気的に接続されており、音源IC35からの電気信号は端子36へ出力される。
【0023】
図5は、背面側ケース9の基板26側(内側)を示す分解斜視図である。図6は、背面側ケース9を蓋体10側(外側)から示す図である。なお、図5では、スロット部38(図4参照)の挿入口を塞ぐ部材41等を背面側ケース9に取り付けた状態で示している。
【0024】
背面側ケース9は、全体として内側を凹とする箱体状に形成されている。図6に示すように、背面側ケース9の外側には、比較的広い範囲に亘ってバッテリーを収納するための凹部51が形成されており、図5に示すように、背面側ケース9の内側は、内側面の大部分を占め、凹部51の底部により形成される平面52と、平面52に対して凹となる凹部53とが形成されている。
【0025】
平面52及びその周囲には、基板26側に突出するケースリブ54が設けられている。ケースリブ54は、基板26のグランドライン26bのパターンに略一致するように延びており、背面側ケース9を複数の区画に区切っている。ケースリブ54は、基板26と背面側ケース9とが積層されたときに、基板26の主面26sに当接する高さを有している。換言すれば、基板26の主面26sに配置される電子部品の高さと同等以上の高さに設定されている。
【0026】
平面52には、ケースリブ54も含め、メッキ処理が施され、導電膜F1が形成されている。ケースリブ54には、複数の切り欠き部55が形成されている。図4に示すように、基板26には、切り欠き部55に対向する位置に、グランドライン26bに接続されたばね接点71が形成されている。基板26と背面側ケース9とを積層すると、ばね接点71は切り欠き部55に当接し、平面52の導電膜F1は基板26のグランドに接続される。
【0027】
図5に示すように、凹部53は、受話筐体2と送話筐体3とが連結される側の端部に位置している。凹部53には、着信音や楽曲を出力するスピーカ(電気音響変換部)42が取り付けられる。具体的には以下のとおりである。
【0028】
背面側ケース9には、背面側ケース9の外側を凹とする導音凹部56(図6)が形成されている。導音凹部56は、背面側ケース9の内側(凹部53)においては、突出部56′(図5)を形成している。突出部56′には、スピーカ42が挿入される凹部57が形成されている。なお、凹部57は、導音凹部56においては突出部57′(図6)を形成している。凹部57は、スピーカ42が嵌合する形状に形成されており、底部にはスピーカ42の径よりも小径の開口部58が形成されている。
【0029】
スピーカ42は、例えば略円盤状に形成されており、円盤の一方の面に放音部42aを、他方の面に電極部42bを備えている。放音部42aは、不図示の振動板を備えており、電極部42bは不図示の接点を備えている。スピーカ42は、放音部42a側を開口部58に向けて凹部57に挿入される。凹部57には、保持部材43が被せられ、スピーカ42は凹部57の底部と保持部材43とに挟まれて固定される。
【0030】
保持部材43は、例えば、凹部53に嵌め込み可能な大きさを有する樹脂部材であり、全体としては概ね板状に形成されている。保持部材43には、貫通孔43aが設けられており、貫通孔43aに挿通された不図示のボルトが背面側ケース9に設けられたネジボス59に螺合されることにより、保持部材43は背面側ケース9に対して固定される。保持部材43には、スピーカ42の電極部42bと、端子36とを接続するための開口部43cが設けられている。
【0031】
なお、スピーカ42から出力された音は、導音凹部57及び蓋体10により形成される同音空間を介して、放音口19(図1参照)及び放音口60(図6参照)から筐体外部へ放音される。
【0032】
携帯電話機1では、保持部材43に、スピーカ42への静電気の遮断、基板26の実装部品のシールド、キー17a〜17cへの押圧操作の際の基板変形の防止等の機能を持たせている。具体的には以下のとおりである。
【0033】
保持部材43の基板26側の面43bには、基板26側に突出する保持部材リブ65が設けられている。保持部材リブ65(65a、65b、65c)は、基板26のグランドライン26bのパターンの一部に略一致するように延びている。従って、保持部材リブ65(65a、65b、65c)は、グランドライン26bに区切られた複数の区画のうち、保持部材43と少なくとも一部が重なる区画を、背面側ケース9の平面52のケースリブ54(54a、54b、54c、54e、54f)とによってそれぞれ連続した壁をなし、囲むことになる。具体的には、図4に示す、区画26e及び区画26fが、保持部材リブ65及びケースリブ54によって囲まれる。
【0034】
図7は、背面側ケース9及び保持部材43に、区画26eと区画26fとが重なる様子を示している。図中、ハッチングして示す領域が区画26e及び区画26fであり、区画26eは、ケースリブ54の縦部54a、横部54b、縦部54c、保持部材リブ65の縦部65a、横部65bの紙面右半分、縦部65cにより囲まれている。区画26fは、ケースリブ54の縦部54e、横部54f、保持部材リブ65の横部65bの紙面左半分、縦部65cにより囲まれている。
【0035】
なお、区画26eは、スピーカ42(図7では保持部材43により隠れて不図示)と重なっている。また、スピーカ42と端子36とを接続するための開口部43cは、区画26eと区画26fとを仕切る縦部65cよりも区画26f側に形成されている。また、区画26gは、シールドされない領域であり、ここにアンテナ39が配され、音源IC35との干渉をなくしている。
【0036】
保持部材リブ65は、基板26と背面側ケース9とが積層されたときに、基板26の主面26sに当接する高さを有している。換言すれば、背面側ケース9の平面52を基準として、ケースリブ54と同等の高さになるように設定されている。なお、保持部材43の面43bは、背面側ケース9の平面52と略同じ高さになるように設定されている。
【0037】
保持部材43の基板26側の面43bには、保持部材リブ65も含め、メッキ処理が施され、導電膜F2が形成されている。保持部材リブ65には、複数の切り欠き部66が形成されている。図4に示すように、基板26には、切り欠き部66に対向する位置に、グランドライン26bに接続されたばね接点72が形成されている。基板26と背面側ケース9とを積層すると、ばね接点72は切り欠き部66に当接し、面43bの導電膜F2は基板26のグランドに接続される。
【0038】
以上の実施形態によれば、ケースリブ54と保持部材リブ65とにより、音源ICを囲み、その囲まれた区画26eにおいては、背面側ケース9及び保持部材43は導電性を有し、基板26のグランドライン26bに電気的に接続されているから、音源ICとスピーカ43との間のノイズの遮断はもとより、音源ICと他の電子部品、例えば、端子36との間のノイズの遮断もなされる。また、保持部材リブ65によりキー押下時の基板26の変形も防止され、さらには、スピーカ43へ静電気が流れることも防止される。
【0039】
また、ケースリブ54及び保持部材リブ65に囲まれる電子部品が音源ICであることから、音源ICからスピーカ43までの距離が短かくなり、モジュールをコンパクトにすることができるとともに、音源ICからスピーカ43までの間におけるノイズの混入も低減される。
【0040】
さらに、アンテナ39が、区画26e、26fのシールド領域外に配されるため、近傍に配しているにもかかわらず、互いにノイズの影響を受けない。
【0041】
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
【0042】
電気音響変換部は、電気信号を音響信号に、又は、音響信号を電気信号に変換することができればよく、スピーカに限定されない。例えば、マイクロフォンであってもよい。ケースリブと、保持部材リブとによって囲まれる領域に設けられる電子部品は、どのような電子部品であってもよく、音源ICに限定されない。
【0043】
第1ケース部材及び保持部材は種々の方法で導電性を有するようにしてよく、メッキ処理により導電膜を形成するものに限定されない。例えば、金属粉を混入させた塗料等の導電性塗料を塗布することにより形成してもよいし、金属板を配置することにより形成してもよい。金属板を配置する場合には、金属板を折り曲げ加工して電子部品を囲むリブを形成してもよい。また、保持部材全体を金属により形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施形態の携帯電話機を開状態で示す外観斜視図。
【図2】図1の携帯電話機を閉状態で示す外観斜視図。
【図3】図1の携帯電話機の送話筐体内部の概略構成を示す分解斜視図。
【図4】図3の送話筐体内部の基板を示す斜視図。
【図5】図3の送話筐体の背面側ケースを筐体内部側から見た斜視図。
【図6】図3の送話筐体の背面側ケースを筐体外部側から見た斜視図。
【図7】図3の送話筐体の背面側ケースを筐体内部側から見た正面図。
【符号の説明】
【0045】
1…携帯電話機(携帯端末装置)、3…送話筐体、8…正面側ケース(第2ケース部材)、9…背面側ケース(第1ケース部材)、26…基板、26s…主面、35…音源IC(電子部品)、42…スピーカ(電気音響変換部)、43…保持部材、54…ケースリブ、65…保持部材リブ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに重ねられる第1ケース部材及び第2ケース部材を備えた筐体と、
前記第1ケース部材及び第2ケース部材の間に、前記第1ケース部材に主面を対向させて配置された基板と、
前記基板の前記主面に配置された電子部品と、
前記第1ケース部材の前記基板側において前記電子部品に対向する位置に配置され、電気信号と音響信号とを変換する電気音響変換部と、
前記電気音響変換部に被せられて前記音響変換部を前記第1ケース部材に対して固定する保持部材と、を備え、
前記第1ケース部材には、前記基板側に突出するケースリブが設けられ、
前記保持部材には、前記ケースリブとにより前記電子部品を囲む保持部材リブが設けられ、
前記第1ケース部材及び前記保持部材は、前記電子部品を囲む領域において導電性を有し、前記基板のグランドに電気的に接続されている携帯端末装置。
【請求項2】
前記電気音響変換手段はスピーカであり、
前記電子部品は、前記スピーカにより音響信号に変換される電気信号を生成する音源部、及び前記スピーカに接続されて前記音源部からの前記電気信号を前記スピーカに供給する端子のうち一方であり、
前記音源部及び前記端子のうち他方は、前記電子部品を囲む領域外に配置されている請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
通信網との無線信号を送受信するアンテナをさらに備え、
前記アンテナは、前記ケースリブと前記保持部材リブとに囲まれる領域外に設けられている請求項1または2に記載の携帯端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−96648(P2007−96648A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−282167(P2005−282167)
【出願日】平成17年9月28日(2005.9.28)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】