説明

撮像装置、画像表示装置、および画像表示プログラム

【課題】画像ファイルを生成すること。
【解決手段】制御装置104は、撮影処理において画像ファイルを生成するに当たっては、本画像データは事前の設定内容に基づく画像処理は施さずに生成し、表示用画像データは事前の設定内容に基づく画像処理を施して生成する。そして、制御装置104は、事前の設定内容に基づく画像処理パラメータを画像ファイルのヘッダ情報に記録する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、画像表示装置、および画像表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
次のような撮像装置が知られている。この撮像装置は、カラー画像に対して色調整を行う際に、原色信号の彩度を調整した後に、色ごとに非線形演算を行うことで、自由度の高い色調整を実現している(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2007−266955号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の撮像装置では、色調整を行った後は、色調整を行う前の元画像が残っていないため、元画像に別の色調整を行うことができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による撮像装置は、被写体像を撮像してRAWデータを取得する撮像手段と、撮像手段が取得したRAWデータからカラー画像を生成するカラー画像生成手段と、カラー画像に対して画像処理を施す画像処理手段と、画像処理手段によって画像処理が施された後のカラー画像に基づいて、表示用画像を生成する表示用画像生成手段と、表示用画像生成手段が生成した表示用画像を表示装置に表示する画像表示手段と、カラー画像を本画像として含み、画像処理手段による画像処理に関する情報をヘッダ情報に記録した画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段とを備えることを特徴とする。
このとき、カラー画像生成手段は、RAWデータに対してデータ量を減少させるための処理を施してカラー画像を生成することが好ましい。
本発明による画像表示装置および画像表示プログラムは、カラー画像とヘッダ情報とを含み、ヘッダ情報に画像処理パラメータが記録されている画像ファイル内から、カラー画像と画像処理パラメータとを読み出す読み出し手段と、読み出し手段が読み出したカラー画像に対して、画像処理パラメータを適用して画像処理を施して表示用画像を生成する表示用画像生成手段と、表示用画像生成手段が生成した表示用画像を表示装置に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明による画像表示プログラムは、表示装置に表示した表示用画像に対する使用者からの画像処理指示を受け付けた場合には、ヘッダ情報の画像処理パラメータを受け付けた画像処理指示に応じた画像処理パラメータで更新するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、元画像に別の画像処理を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、本実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の操作ボタンを含んでいる。例えば、操作部材101には、電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字ボタン、決定ボタン、再生ボタン、および削除ボタンなどを含んでいる。
【0008】
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。また、レンズ102を構成するレンズには、AF(Auto Focus/自動焦点調整)のためのAFレンズが含まれる。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102からの光束を受光して受光信号を生成する。そして、生成した受光信号(画像信号)を制御装置104へ出力する。
【0009】
制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて、所定の画像形式を生成する。例えば、撮像素子103から入力されたRAWデータに対して、データ量を減少させるための圧縮処理を施したカラー画像、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。制御装置104は、生成した本画像データにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。本実施の形態では、制御装置による画像ファイルの生成処理、および生成した画像ファイルのメモリカードへの記録処理を撮影処理と呼ぶこととする。
【0010】
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
【0011】
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、制御装置104は、使用者によって操作部材101が操作されてライブビューの開始が指示されると、撮像素子103から時系列で取得したRAWデータから生成した本画像データ(カラー画像)に基づいてモニタ表示用の表示用画像データ生成する。そして、制御装置104は、生成した表示用画像データをモニタ106に出力することにより、モニタ106にスルー画を表示する。
【0012】
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
【0013】
本実施の形態では、制御装置104は、撮影処理において画像ファイルを生成するに当たっては、本画像データは、事前の設定内容に基づく画像処理は施さずに生成し、表示用画像データは、事前の設定内容に基づく画像処理を施して生成する。そして、制御装置104は、事前の設定内容に基づく画像処理パラメータを画像ファイルのヘッダ情報に記録する。
【0014】
これによって、モニタ106に表示するスルー画は、画像処理が施された画像が表示する一方で、画像ファイル内には、画像処理を施していないオリジナル画像の画像データを残しておくことができる。また、このように画像ファイル内にオリジナル画像の画像データを残しておくことにより、使用者は、後でオリジナル画像に基づいて色調整や彩度調整等を行うことができるため、より使用者の好みに合った画像をつくることができる。
【0015】
なお、事前の設定内容に基づく画像処理としては、色調整処理、ガンマ補正処理、輪郭強調処理、ノイズリダクション処理、赤目補正処理等がある。制御装置104は、本画像データを生成する際には、事前の設定内容にかかわらずこれらの画像処理を全てオフにする。また、制御装置104は、表示用画像データを生成する際におけるこれらの画像処理のオン・オフは、事前の設定内容に従う。
【0016】
また、制御装置104は、使用者によって操作部材101に含まれる再生ボタンが操作された場合には、メモリカードに記録されている画像ファイルを読み出して、画像ファイル内からヘッダ情報と本画像データとを取得する。そして、制御装置104は、取得した本画像データ、すなわち画像処理が施されていないオリジナル画像の画像データに対して、ヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを適用して画像処理を実行した後、得られた画像をモニタ106に表示する。これによって、画像の再生時には、画像処理が施された後の画像を表示することができる。
【0017】
さらに、本実施の形態におけるカメラ100は、画像編集機能を備えており、使用者は、モニタ106に表示されている画像の彩度を調整したり、カラー画像をセピア画像やモノクロ画像に変更したりすることができる。制御装置104は、使用者からの画像処理指示に基づいて画像処理を施した後の画像をモニタ106に表示する。この場合、制御装置104は、画像ファイル内に記録されている本画像データは更新しないでオリジナル画像の画像データのままとし、ヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを、使用者からの画像処理指示を反映させた画像処理パラメータで更新する。
【0018】
これによって、使用者から画像処理の指示があった場合でも、画像ファイル内にオリジナル画像の画像データを残したまま、画像処理の内容をヘッダ情報に反映させることができ、使用者は、後に、改めてオリジナル画像に基づいた画像処理を行うことができる。なお、画像処理パラメータとしては、彩度を変更する場合の彩度補正量を示すパラメータや、カラー画像をセピア画像やモノクロ画像に変更するためのパラメータが記録される。例えば、カラー画像をセピア画像に変更するためのパラメータとしては、CbCrのオフセット量が記録される。
【0019】
図2は、本実施の形態における画像ファイル作成処理の流れを示すフローチャートである。図2に示す処理は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが押下されることにより撮影が指示された場合に制御装置104により実行される。
【0020】
ステップS10において、制御装置104は、上述したように、撮像素子103から入力される画像信号に基づいて、事前の設定内容に基づく画像処理を施さないオリジナル画像を生成して、ステップS20へ進む。ステップS20では、制御装置104は、上述したように、撮像素子103から入力される画像信号に基づいて、事前の設定内容に基づく画像処理を施した表示用画像を生成して、ステップS30へ進む。
【0021】
ステップS30では、制御装置104は、ステップS20で生成した表示用画像をモニタ106に表示してステップS40へ進む。ステップS40では、制御装置104は、事前の設定内容に基づく画像処理の内容を示す画像処理パラメータをヘッダ情報として記録し、本画像データとしてステップS10で生成したオリジナル画像の画像データを記録した画像ファイルを生成して、ステップS50へ進む。ステップS50では、制御装置104は、ステップS40で生成した画像ファイルをメモリカードに記録して、処理を終了する。
【0022】
図3は、本実施の形態における画像表示処理の流れを示すフローチャートである。図3に示す処理は、使用者によって操作部材101に含まれる再生ボタンが押下されることにより画像の再生が指示された場合に制御装置104により実行される。
【0023】
ステップS110において、制御装置104は、メモリカード内から画像ファイルを読み込んで、ステップS120へ進む。ステップS120では、制御装置104は、ステップS110で読み込んだ画像ファイル内からオリジナル画像の画像データを読み出して、ステップS130へ進む。ステップS130では、制御装置104は、ステップS110で読み込んだ画像ファイルのヘッダ情報から画像処理パラメータを読み出して、ステップS140へ進む。
【0024】
ステップS140では、制御装置104は、ステップS120で読み出したオリジナル画像の画像ファイルに対して、ステップS130で読み出した画像処理パラメータを用いた画像処理を施し、さらに画像処理後の画像データをモニタ106の表示サイズに合わせて縮小することによって、表示用画像データを生成して、ステップS150へ進む。ステップS150では、制御装置104は、ステップS140で生成した表示用画像データをモニタ106へ出力することにより、モニタ106上に表示用画像を表示して、処理を終了する。
【0025】
図4は、本実施の形態における画像編集処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、編集対象画像の表示用画像がモニタ106に表示されている状態で、使用者によって操作部材101が操作されて、画像の編集が指示された場合に制御装置104により実行される。
【0026】
ステップS210において、制御装置104は、使用者による画像編集指示に基づいて、オリジナル画像から表示用画像を生成する。例えば、使用者が画像の彩度を上げるように指示した場合には、制御装置104は、オリジナル画像に基づいて、彩度をアップさせた表示用画像を生成する。その後、ステップS220へ進み、制御装置104は、モニタ106に表示中の表示用画像を、ステップS210で生成した表示用画像で更新して、ステップS230へ進む。
【0027】
ステップS230では、制御装置104は、編集対象画像の画像ファイルのヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを、使用者の指示に基づく画像処理内容を反映させた画像処理パラメータで更新して、処理を終了する。
【0028】
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、撮影処理において画像ファイルを生成するに当たっては、本画像データは事前の設定内容に基づく画像処理は施さずに生成し、表示用画像データは事前の設定内容に基づく画像処理を施して生成する。そして、制御装置104は、事前の設定内容に基づく画像処理パラメータを画像ファイルのヘッダ情報に記録するようにした。これによって、モニタ106に表示するスルー画は、画像処理が施された画像が表示する一方で、画像ファイル内には、画像処理を施していないオリジナル画像の画像データを残しておくことができる。また、このように画像ファイル内にオリジナル画像の画像データを残しておくことにより、使用者は、後でオリジナル画像に基づいて色調整や彩度調整等を行うことができ、より使用者の好みに合った画像をつくることができる。
【0029】
(2)制御装置104は、画像の再生時には、メモリカードに記録されている画像ファイルを読み出して、画像ファイル内からヘッダ情報とオリジナル画像の画像データとを取得する。そして、制御装置104は、取得したオリジナル画像の画像データに対して、ヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを適用して画像処理を実行した後、得られた画像をモニタ106に表示するようにした。これによって、画像の再生時には、画像処理が施された後の画像を表示することができる。
【0030】
(3)制御装置104は、使用者から画像処理指示があった場合には、画像ファイル内に記録されている本画像データは更新せずに、ヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを、使用者からの画像処理指示を反映させた画像処理パラメータで更新するようにした。これによって、使用者から画像処理の指示があった場合でも、画像ファイル内にオリジナル画像の画像データを残したまま、画像処理の内容をヘッダ情報に反映させることができ、使用者は、後に、改めてオリジナル画像に基づいた画像処理を行うことができる。
【0031】
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、図2に示す処理をカメラ100上で実行する例について説明したが、これに限定されず、画像を撮影することができる他の機器、例えば携帯電話等で実行してもよい。この場合には、図2に示す処理を実行するためのプログラムを携帯電話が備えるメモリ等の記録装置に記録しておき、携帯電話のCPUがこのプログラムを実行すればよい。
【0032】
(2)上述した実施の形態では、図3および4に示す処理をカメラ100上で実行する例について説明したが、これに限定されず、画像を表示するための表示装置を備えた他の機器、例えばパソコン等で実行してもよい。この場合には、図3および4に示す処理を実行するためのプログラムをパソコンが備えるハードディスクドライブ等の記録装置に記録しておき、パソコンのCPUがこのプログラムを実行すればよい。
【0033】
(3)上述した実施の形態では、制御装置104は、撮影処理によってJPEG形式の画像データを生成し、これをオリジナル画像の画像データ(または本画像データ)とする例について説明した。しかしながら、制御装置104は、JPEGXRなどの他の一般的な画像形式の画像データを生成して、これをオリジナル画像の画像データ(または本画像データ)とするようにしてもよい。
【0034】
(4)上述した実施の形態では、制御装置104は、使用者から画像処理指示があった場合には、画像ファイル内に記録されている本画像データは更新せずに、ヘッダ情報に記録されている画像処理パラメータを、使用者からの画像処理指示を反映させた画像処理パラメータで更新する例について説明した。この場合、制御装置104は、更新前の画像処理パラメータを画像編集履歴として残しておくようにしてもよい。例えば、ヘッダ情報内に画像編集履歴を記録するための領域を設けてもよいし、画像編集履歴を管理するためのファイルを別途作成するようにしてもよい。
【0035】
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】画像ファイル作成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図3】画像表示処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】画像編集処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
【0037】
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体像を撮像してRAWデータを取得する撮像手段と、
前記撮像手段が取得した前記RAWデータからカラー画像を生成するカラー画像生成手段と、
前記カラー画像に対して画像処理を施す画像処理手段と、
前記画像処理手段によって画像処理が施された後の前記カラー画像に基づいて、表示用画像を生成する表示用画像生成手段と、
前記表示用画像生成手段が生成した表示用画像を表示装置に表示する画像表示手段と、
前記カラー画像を本画像として含み、前記画像処理手段による画像処理に関する情報をヘッダ情報に記録した画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置において、
前記カラー画像生成手段は、前記RAWデータに対してデータ量を減少させるための処理を施して前記カラー画像を生成することを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
カラー画像とヘッダ情報とを含み、前記ヘッダ情報に画像処理パラメータが記録されている画像ファイル内から、前記カラー画像と前記画像処理パラメータとを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段が読み出した前記カラー画像に対して、前記画像処理パラメータを適用して画像処理を施して表示用画像を生成する表示用画像生成手段と、
前記表示用画像生成手段が生成した前記表示用画像を表示装置に表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項4】
コンピュータに、
カラー画像とヘッダ情報とを含み、前記ヘッダ情報に画像処理パラメータが記録されている画像ファイル内から、前記カラー画像と前記画像処理パラメータとを読み出す読み出し手順と、
前記読み出し手段で読み出した前記カラー画像に対して、前記画像処理パラメータを適用して画像処理を施して表示用画像を生成する表示用画像生成手順と、
前記表示用画像生成手順で生成した前記表示用画像を表示装置に表示する表示手順とを実行させるための画像表示プログラム。
【請求項5】
請求項4に記載の画像表示プログラムにおいて、
前記表示装置に表示した前記表示用画像に対する使用者からの画像処理指示を受け付ける受付手順と、
前記受付手順が使用者からの画像処理指示を受け付けた場合には、前記ヘッダ情報の画像処理パラメータを前記受付手順が受け付けた画像処理指示に応じた画像処理パラメータで更新する更新手順とをさらに有することを特徴とする画像表示プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−141482(P2010−141482A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−314314(P2008−314314)
【出願日】平成20年12月10日(2008.12.10)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】